【遊戯王】城之内vsマリク戦をネタバレ!伝説の次回予告「城之内死す」も紹介

ここでは『遊戯王』で描かれたバトルの中でも特に盛り上がった戦いの1つ、城之内VSマリク戦を紹介していきます。城之内VSマリク戦が多くの人の記憶に残っている理由は、戦いの熾烈さだけではありません。ファンの記憶に最も強く刻み込まれたのは、アニメ『遊戯王デュエルモンスターズ』で描かれた次回予告「城之内死す」でしょう。ここでは城之内VSマリク戦のネタバレだけでなく、ファンのみならずファン以外の心にも残った伝説の次回予告についても紹介していきます。

【遊戯王】城之内vsマリク戦をネタバレ!伝説の次回予告「城之内死す」も紹介のイメージ

目次

  1. 城之内とマリクとは?
  2. 城之内vsマリク戦をネタバレ!伝説の次回予告とは?
  3. 城之内とマリクのアニメ声優
  4. 城之内vsマリク戦に関する感想や評価
  5. 城之内vsマリク戦まとめ

城之内とマリクとは?

『遊戯王』で描かれた長編エピソードの中でも特に人気が高い「バトルシティ編」。このストーリーでは、遊戯たちが暮らす童実野町を舞台に繰り広げられた大規模デュエル大会「バトルシティ」の様子が描かれました。バトルシティ準決勝の対戦相手を決定するバトルロイヤルで激突したのが、城之内克也とマリク・イシュタールです。

ここでは、原作漫画でもアニメでも盛り上がった城之内VSマリク戦について、ネタバレを含めて紹介していきます。城之内VSマリク戦の内容、そして作品が完結した現在でも度々ネット上でネタにされている伝説の次回予告「城之内死す」について、詳しくチェックしていきましょう。城之内VSマリク戦と次回予告「城之内死す」について見ていく前に、まずは『遊戯王』の基本情報を見ていきます。

遊戯王の作品情報

遊戯王の概要

『遊戯王』は、1996年から2004年にかけて『週刊少年ジャンプ』で連載された漫画作品。作者は高橋和希です。全343話、コミックス全38巻で完結しました。後に文庫版が発売され、文庫版は全22巻となっています。元々は主人公の少年が闇のアイテムを手に入れたことをきっかけに別人格を宿すようになり、闇の人格が様々な悪人をゲームによって成敗するという内容でした。

しかし途中からカードバトルを中心とした物語にシフトしていきます。物語に登場したカードは商品化され、大ヒットを記録。世界中で愛されるカードゲームとなり「世界一販売枚数の多いトレーディング・カードゲーム」としてギネスにも認定されました。1998年には初期のストーリーをアニメ化した東映版『遊戯王』が、2000年にはカードバトルをメインとしたアニメ『遊戯王デュエルモンスターズ』が制作されています。

遊戯王のあらすじ

主人公の武藤遊戯は、ゲームが大好きな少年。ある日、彼は古代エジプトに関係するものだと伝わる闇のアイテム「千年パズル」を組み上げることに成功しました。その出来事をきっかけに、遊戯の中に好戦的な別人格「闇遊戯」が宿るようになります。闇遊戯は様々な悪人とゲームで戦って相手を打ち負かし、罰ゲームを与えていきます。

城之内のプロフィール

城之内克也は、武藤遊戯と同じ童実野高校に通う男子高校生です。誕生日は1月25日で、血液型はB型。身長は178センチで、体重は62キロです。彼は遊戯のクラスメイトで、元々は遊戯をいじめていた不良でした。しかし、遊戯の優しさと勇気を知ったことで改心し、以降は遊戯の一番の親友になります。遊戯をいじめてはいましたが、根本的には優しく男気に溢れ、友のためなら自らをも犠牲にできる勇敢な人物です。

デュエリストとしては遊戯と比べると未熟でしたが、物語が進むごとに成長し、様々な強敵と戦って勝利を掴み取るまでになりました。デュエリストとして遊戯を尊敬しており、真のデュエリストとなって遊戯と正々堂々戦うことを目標としています。

マリクのプロフィール

マリク・イシュタールは、レアカード窃盗集団「GHOULS」のトップに君臨する16歳の少年です。12月23日生まれで、血液型はB型。身長は180センチで、体重は55キロです。遊戯が持つ「千年パズル」と同じ千年アイテム「千年ロッド」を持っており、その力を使って他人の肉体と精神を操ることができます。千年アイテムを護り続けてきた一族の末裔で、エジプト考古局局長を務めるイシズ・イシュタールという姉がいます。

遊戯王OCG デュエルモンスターズ

城之内vsマリク戦をネタバレ!伝説の次回予告とは?

城之内vsマリク戦の内容

バトルシティ準決勝の対戦相手を決定するバトルロイヤルで最初に激突したのが、城之内とマリクでした。城之内は、決勝トーナメント第3戦でマリクと戦い、闇のゲームの効果で昏睡状態になってしまった舞を救うため、何としても勝つつもりです。デュエルが始まり、城之内は舞と同じようにマリクによって闇のゲームへと引きずり込まれてしまいました。

闇のゲームでは、デュエル中にモンスターが受けたダメージをデュエリストが体感します。実際に苦痛をともなう危険なゲームなのです。城之内は攻撃される度に感じる苦痛に耐えながら、マリクと一進一退の攻防を繰り広げます。善戦する城之内に希望を見出す遊戯たちでしたが、マリクが神のカード「ラーの翼神竜」を「死者蘇生」のカードを使って召喚したことで、状況は一変しました。

城之内の前で、ラーは最終形態「ゴッドフェニックス」となります。生贄を使った召喚ではないためラーの攻撃力は0でしたが、ラーにはライフポイント1000と引き換えにフィールド上のモンスターを焼き払うことができるという能力がありました。ラーの攻撃を城之内のモンスターが受ければ、モンスターと繋がっている城之内にもダメージが入り、精神が焼き切れてしまう可能性があります。

城之内はラーの凄まじい攻撃を受けますが、彼は強い精神力でその場に立ち続けました。ラーが活動できたのは1ターンであったため、ラーはその場から消えます。あとは城之内がモンスターカードを引き当て、無防備になったマリクへの攻撃を決めれば、勝利できるはずでした。しかしモンスターに攻撃を命じることなく、城之内は倒れてしまいます。試合続行不可能になったため、城之内は敗北。瀕死状態になってしまいました。

伝説の次回予告「城之内死す」とは?

「城之内死す」は、アニメ『遊戯王デュエルモンスターズ』第128話のサブタイトルです。1つ前のエピソードである第127話の最後に、アニメ『遊戯王デュエルモンスターズ』ではお約束となっている真崎杏子による次回予告が放送されたのですが、この次回予告のインパクトが凄まじかったことが原因で、第128話「城之内死す」は伝説的な回となりました。-

アニメ視聴者に与えたインパクトとは、タイトルがネタバレになってしまっているという点です。次回予告では杏子が「追い詰められた城之内はどうなってしまうのか」という旨のセリフを口にしていました。どうなるかわからないハラハラした気持ちを唱えながら、次の回で城之内がどうなるのかをタイトルではっきり言ってしまっているところが、多くのアニメ視聴者の心に残ったようです。

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城之内とマリクのアニメ声優

ここからは、アニメ『遊戯王デュエルモンスターズ』で城之内克也とマリク・イシュタールの声を担当した声優を紹介していきます。声優たちが『遊戯王』の他にどのような作品で活躍しているのか、チェックしてみましょう。

城之内の声優

城之内の声優①森川智之

東映版のアニメ『遊戯王』で城之内克也の声を担当したのは、声優・歌手・タレントの森川智之です。森川智之は1967年1月26日生まれで、神奈川県出身。声優事務所アクセルワンの代表取締役を務めています。

主な出演作品に『機動新世紀ガンダムX』(シャギア・フロスト)、『クレヨンしんちゃん』(野原ひろし〈2代目〉)、『金田一少年の事件簿』(明智健悟)、『犬夜叉』(奈落)、『キングダム』(李牧)などがあります。また彼はキアヌ・リーブスやトム・クルーズ、ユアン・マクレガーの本人公認の吹き替え声優としても知られています。

城之内の声優②高橋広樹

アニメ『遊戯王デュエルモンスターズ』で城之内克也の声を担当したのは、声優・俳優・歌手の高橋広樹です。高橋広樹は1974年9月7日生まれで、東京都出身。所属事務所はマック・ミックです。

主な出演作品に『HUNTER×HUNTER(第1作)』(ヒソカ)、『テニスの王子様』(菊丸英二)、『金色のガッシュベル!!』(パルコ・フォルゴレ)、『PAPUWA』(リキッド)、『スクールランブル』(播磨拳児)、『少年陰陽師』(六合)、『ネオアンジェリーク』(レイン)、『抱かれたい男1位に脅されています。』(西條高人)、『あんさんぶるスターズ!』(斎宮宗)などがあります。

マリク役/岩永哲哉

アニメ『遊戯王デュエルモンスターズ』でマリク・イシュタールの声を担当したのは、声優の岩永哲哉です。岩永哲哉は1970年6月24日生まれで、東京都出身。様々な事務所を転々とした後、現在はフリーで活動しています。

主な出演作品に『ゲンジ通信あげだま』(鈴木)、『獣戦士ガルキーバ』(神城桃矢)、『新世紀エヴァンゲリオン』(相田ケンスケ)、『神秘の世界エルハザード』(水原誠)、『H2』(佐川テツ)、『ジャングルはいつもハレのちグゥ』(ウイグル)、『スクライド』(橘あすか)、『激闘!クラッシュギアTURBO』(シェーン・ファイアスティン)などがあります。

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城之内vsマリク戦に関する感想や評価

城之内VSマリク戦の次回予告「城之内死す」に関するコメントです。結局、城之内は死んでいないので「城之内死す」という言葉自体はネタバレではなく、視聴者をハラハラさせるためのミスリードです。城之内は『遊戯王』の主要キャラクターなので、本当に死んでしまうと考えていた視聴者は少なかったようでした。問題は「城之内死す」と言われたことで「城之内が負ける」というネタバレになってしまったことであるようです。

『遊戯王』のライバルといえば、闇遊戯と海馬瀬人です。特に海馬は遊戯へのライバル意識が強く、同じデュエリストである城之内のことはデュエリストとして認めずに見下していました。その海馬が、城之内VSマリク戦を見て、心の中で密かに城之内を認めるシーンは必見です。

放送当時『遊戯王デュエルモンスターズ』を見ていたけれど、今思い返すと「城之内死す」のシーンしか覚えていない、という人は少なくありません。それだけ「城之内死す」の次回予告は衝撃的なものでした。時が経ち城之内VSマリク戦をきちんと見直してみて、試合内容がしっかりしていて感動的だったことを思い出し、驚いたファンは多かったようです。

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城之内vsマリク戦まとめ

『遊戯王』で描かれた城之内VSマリク戦の内容をネタバレで紹介し、また伝説の次回予告といわれる「城之内死す」についても紹介してきました。城之内VSマリク戦は、作品が終わった現在でも未だ人気の高いバトルの1つです。興味を持った人は漫画やアニメで、2人の熾烈な戦いをチェックしてみましょう。アニメを見れば「城之内死す」の予告も確認することができます。

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