【ブルーロック】凪誠士郎と御影玲王の関係は？二人の出会いと別れ・仲直りまで解説

「ブルーロック」といえば、御影玲王と凪誠士郎の関係も外せません。ファンからは「れおなぎ」「なぎれお」の愛称で親しまれる2人。ブルーロックへの挑戦は玲王と凪にも影響を与え、2人の関係も変えていきました。以下では、御影玲王と凪誠士郎の関係や2人の出会いをネタバレ解説します。その他、ブルーロックの玲王・凪の今後はどうなるか、あらすじネタバレ考察しました。

史上もっともイカれたサッカー漫画と評された「ブルーロック」。金城宗幸原作・ノ村優介作画による漫画作品で、2018年から「週刊少年マガジン」で連載されています。単行本は、2023年3月時点で計23巻が刊行、累計発行部数は2400万部を突破しました。また、2022年10月からテレビアニメが放送されています。

「ブルーロック」は、高校生FW選手による日本代表の座をかけた戦いを描いた、異色のサッカー漫画で知られています。また、己の個性やエゴの追及をテーマとし、デスゲームさながらの作風も特徴です。

日本をW杯優勝に導く、未来のストライカーの育成を目的とした青の監獄（ブルーロック）。全国から高校生FW選手・300名が招集され、過酷な選考に挑戦していきます。全国クラスの選手すら脱落を余儀なくされ、過酷な戦いが選手たちを翻弄します。そして、プロジェクトは最終選考に突入し、U20日本代表に向けた選考が本格化します。選手たちは己のサッカー人生をかけて、熾烈な競争に身を投じていきます。

青の監獄（ブルーロック）の参加者の1人で、白宝高校の2年生、身長は185cmです。能力は、全ての能力を高いレベルで出せるオールラウンダーです。一方、突出した能力がないため、器用貧乏とも呼ばれています。サッカーを始めたのは高校1年生からと、他の選手に比べて遅い方です。しかし、サッカー歴半年でブルーロックから招集を受けており、天才選手と呼べるでしょう。

玲王と同じ高校の出身で、身長は190cm、マイペースで面倒くさがりな性格です。玲王に誘われてサッカーをはじめ、わずか半年でブルーロックの招集を受けました。参加後も元来の性格は改善されず、玲王に世話を焼かせていました。しかし、一次選考で試合をした潔世一との出会いをきっかけに、好奇心を刺激されます。サッカーに対するやる気も出始め、玲王との関係も変化していきます。

「EPISODE 凪」は、2022年6月から「別冊少年マガジン」で連載されている作品で、作画は三宮宏太先生が担当しています。凪誠士郎を主人公に迎えた、ブルーロックの公式スピンオフです。物語は、凪と玲王との出会いからブルーロックへの挑戦を描いています。潔世一とは別の視点で捉えたブルーロックの世界が楽しめる作品です。

玲王にとって凪は宝物であり、彼に執着心を持っていました。しかし、ある人物との出会いをきっかけに、2人の関係に試練が訪れます。一時は険悪ムードになってしまった2人の関係はどうなるのか、緊迫した展開が繰り広げられました。以下では、ブルーロックの御影玲王と凪誠士郎の関係について、ネタバレ解説しました。

サッカー部員が集まらず、頭を悩ませる玲王。階段の踊り場で凪とぶつかり、彼のスマホが落ちてしまいます。その時、凪は驚異的な身体能力でスマホをキャッチします。凪の才能を見抜いた玲王は、彼をサッカー部に入部させます。面倒くさがりな凪の世話を焼きながらも、2人はW杯優勝という夢に向かって奮闘します。やがて2人の才能はブルーロックからも注目されます。

サッカー歴半年とは思えない実力を見込まれ、ブルーロックへの招集がかかりました。ここでも、凪は面倒くさいとの理由から参加を渋ります。しかし、玲王の「世界一にする」という言葉を受けて考えを改めます。そして、一緒にいることを約束し、2人はブルーロックへ挑戦します。

ブルーロック入り後も、凪の態度は変わらず、玲王が彼の世話を焼いていました。一方、試合ではお互いの強みを生かした連携プレーで勝利を収めていきます。凪を「俺の宝物」と豪語するほど、凪を大事に思う玲王。しかし、Zチームとの対戦を機に、凪の心境に変化が訪れます。敗北と悔しいという感情が芽生えた凪。その表情は玲王も見たことがない、清々しいものでした。

二次選考は、3人1組でチームを組んで戦う内容で、玲王は当然のように凪と組もうと考えます。しかし、凪の関心は潔世一に向いていました。そして、玲王を見捨てる形で潔・蜂楽とチームを組み、玲王は千切・國神と組みます。その後、両チームで対戦が行われ、勝利した凪のチームは、千切を仲間に引き抜きます。自分が選ばれなかったことにショックを受ける玲王。

同時に、2人で世界一になる約束を反故にされたと思い込み、凪を恨みます。一方、凪は玲王との約束は大事にしていました。同時に、自分たちの夢を見失っているのは玲王の方だと見抜き、あえて彼を突き放します。凪から面倒くさいといわれた玲王は、彼へ嫉妬と憎悪を向けます。すれ違う2人の関係は、どうなるでしょうか。

二次選考をきっかけに、すれ違ってしまった玲王と凪。ブルーロック入り後、成長を見せる凪に対して、玲王は自信を失っていました。凪が自分の手の届かない存在になったように思え、1人苦悩します。それでも、適正試験は凪・雪宮チームを選びます。凪の楽しそうな表情に複雑な気持ちを抱くも、凪は自分だけの存在ではないことを自覚します。

そして、今度は自分が凪に選ばれる選手になるべく、サッカーにのめり込みます。器用さを生かした複写変化（カメレオン）を編み出し、玲王も己の実力を高めていきます。

U20日本代表戦では、凪はスタメン出場、玲王はベンチスタートとなりました。Ｕ20の鉄壁DF陣に苦戦を強いられながらも、凪が先制点を取ります。そして、後半10分に差し掛かった時、二子の負傷を受けて玲王が交代出場します。U20代表選手の技をコピーして味方の窮地を救い、凪へのパスにつなげていきます。

そして、玲王や凪の奮闘もあって、U20代表戦はブルーロックが勝利する異例の結果となりました。同時に、玲王・凪の関係にも変化の兆しが見え始めます。

最終選考・新英雄大戦は、U20日本代表メンバー入りがかかった戦いです。今回は、選手の年俸をランキングに反映させ、上位23名を代表に選出するものでした。最終選考からは、サッカーの強豪・ヨーロッパのチームも参戦します。玲王と凪は、パワーとスピードを重視したイングランドを選び、同じチームに入ります。

これまでは凪に依存していた玲王でしたが、今度は自分の力で勝つことを目指します。トレーニングもこれまで以上に精を出し、複写変化や身体能力の向上を図ります。玲王の成長は凪も感じ取っており、彼から力を貸してほしいといわれます。一度は頼みを断った玲王でしたが、今度は凪から必要とされていることを感じ取ります。

そして、今の玲王と組めば潔世一を倒せるといわれ、玲王が折れる形で凪と協力関係を結びます。一時は険悪な関係となってしまった玲王と凪。しかし、それは2人の夢をかなえるために、凪があえて玲王に恨まれる行動に出たためでした。ブルーロックで2人の関係が試された玲王と凪。試練を乗り越えた2人は、より強固な絆で結ばれたでしょう。

ブルーロックで異色の存在である御影玲王と凪誠士郎。サッカー歴は浅いものの、天才的な能力で最終選考まで勝ち残りました。一方、作中では意味深なセリフも見られ、玲王・凪の今後がどうなるのか注目されています。以下では、「ブルーロック」の御影玲王と凪誠士郎の今後がどうなるか、ネタバレを交えながら考察しました。

御影玲王・凪誠士郎のブルーロックでの今後はどうなるのか、2人は日本代表でも活躍できると予想されます。その理由は、ブルーロックでの2人の成長があげられます。玲王には突出した武器こそありませんが、どんな技を高レベルで再現できる器用さが強みです。凪は、高度なトラップ技術を駆使した超絶プレーが持ち味で、ブルーロック入り後は技に磨きをかけています。

また、U20代表戦では2人揃って選抜メンバーに選ばれ、チームの勝利に貢献しています。唯一無二と呼べる強みを持つ玲王と凪。まだまだ伸びしろが期待できる2人ならば、日本代表に選出される可能性は十分あるでしょう。

サッカーを始めて半年でブルーロックに招集された玲王と凪は、天才を絵に描いたような選手でしょう。ブルーロック入り後も、己の能力を開花させ、さらなる成長を見せています。しかし、日本代表に選ばれるには、才能だけでなく、結果を残すことも重要です。果たして、玲王と凪がブルーロックで脱落することがあるでしょうか。

最終選考までの2人の活躍を元に考察すると、脱落の可能性は低いでしょう。また、凪と玲王は、スピンオフ作品の主人公とその相棒という、もう1つの顔があります。スピンオフとの関係からも、2人の脱落はほぼないと考えられます。

凪と玲王は脱落しないという見方が強いですが、一部では凪誠士郎の脱落を予想する意見も見られます。その理由は、凪には燃え上がるようなエゴがないことです。新英雄大戦にて、ドイツ戦に出場した凪。玲王のパスから超絶プレーを繰り出します。しかし、試合を見ていた絵心甚八からは、再現性のなさを指摘されてしまいます。

同時に、ここから「本当の意味でエゴが試される」と意味深なセリフを発します。潔世一に勝つために努力を重ねてきた凪。そして、最終決戦のドイツ戦でその目標を達成することができました。つまり、今の凪にはエゴがありません。世界一のストライカーとエゴイストの育成を目指すブルーロック。エゴのない選手は、たとえ才能があっても容赦なく脱落を余儀なくされてきました。

それは、凪も例外ではなく、やる気を引き出すエゴを見いだせなければ、脱落の可能性は高まるでしょう。しかし、凪であれば新たなエゴを見つけることは可能です。一時は脱落の危機に瀕しながらも、そこから這い上がっていく展開も予想されます。

以下では、「ブルーロック」のアニメでも2人の関係に注目が集まった、御影玲王と凪誠士郎のアニメ声優を紹介します。

御影玲王のアニメ声優・内田雄馬さんは、1992年生まれ、東京都出身の声優・歌手です。2012年にデビューし、実姉で声優の内田真礼さんと共に人気を博しています。内田雄馬さんの主な出演作品は、アニメ「マクロスΔ」ハヤテ・インメルマン役、「アイドルマスター SideM」桜庭薫役、「あひるの空」花園百春役、「呪術廻戦」伏黒恵役等です。

凪誠士郎の声優・島﨑信長さんは、1988年生まれ、宮城県出身の声優です。声優養成所を経て、2009年に「戦場のヴァルキュリア」ヘルバート・ニールセン役で声優デビューしました。島﨑さんの主な出演作品は、アニメ「バキ」範馬刃牙役、「彼方のアストラ」シャルス・ラクロワ役、「ヒロインたるもの!」柴崎愛蔵役、「後宮の烏」温螢役等です。

新英雄大戦で新たな関係を築いた御影玲王と凪誠士郎。ブルーロックで戦う2人の結末はどうなるのか、多くの注目が集まっています。以下では、ブルーロックの玲王と凪に関する感想や評価を、ネタバレを交えながら紹介します。

「ブルーロック」の注目コンビである玲王と凪。あらすじネタバレのように、2人の関係は初期は玲王の凪への執着が強かったでしょう。しかし、二次選考での別れをきっかけに2人の関係にも変化が訪れ、最終選考では潔を倒す協力関係に発展しました。作中では玲王と凪のやり取りも多く描かれており、2人の絡みが尊いなど、2人の関係が良いとの感想も見られます。

御影玲王といえば、何かと凪の世話を焼いてくれる面倒の良い人物であり、ファンからは凪の女房役などと称されています。また、作中でも凪しか見ていないような素振りも目立ち、玲王のそのような一面がかわいいとの声も見られます。登場初期は特にそのような描写が多く、お互いに依存しあう関係だったといえます。一方、ネタバレのように2人の関係は同じ夢を追う友とも呼べ、玲王・凪の今後の行方も気になるでしょう。

二次選考のネタバレで紹介したように、一度は玲王に対して非情な態度を見せた凪誠士郎。しかし、胸の内では玲王のことを大切に思っており、試合でも玲王のために本気を出しています。サッカー以外に面倒くささを感じていた凪の、誰かのために戦う姿がかっこいいとも評されています。最終選考はまだまだ続き、玲王と凪の今後もどうなるか、ファンの期待が高まっています。

ブルーロックの御影玲王と凪誠士郎の関係や2人の今後はどうなるか等、ネタバレ解説しました。潔世一との試合を機に一度は別れてしまった2人。しかし、精神的に成長を遂げたことで仲直りを果たしました。2人の関係は、お互いになくてはならないパートナーと呼べるでしょう。玲王は凪の隣に立って戦えるプレーヤーを、凪は2人の夢の実現を目指して奮闘します。