【テニスの王子様】田仁志慧は動けるデブキャラ？強さ・必殺技や痩せた姿を調査

「テニスの王子様（テニプリ）」の田仁志慧は、高身長で体格の良い巨体で、本作では珍しいデブキャラとして登場します。しかし、身軽に動けて、テニスの実力は高いほうです。本記事では、彼の必殺技やどのような活躍をしたかなど、くわしく解説していきます。また、彼の魅力が前面に出た、「焼肉の王子様」の内容についても紹介します。

テニスの王子様（テニプリ）は、1999～2008年まで週刊少年ジャンプにて連載された人気漫画です。さらに2009年からは、第2シリーズとして「新テニスの王子様」というタイトルで、ジャンプスクエアにて連載が再開されました。作者は許斐剛先生で、中学校の部活動テニスをテーマにした物語となっています。

本作が連載された影響で、凄まじいテニスブームを巻き起こしたといわれています。1999年に連載開始された際は、日本のテニス競技人口は780万人でした。ところが、2001年に本作のアニメ放送が開始されたときには、920万人まで増えていたそうです。また、2020年12月時点では、累計発行部数が6000万部突破の記録を達成しています。

天才テニスプレーヤーの越前リョーマは、テニスが強い名門校の青春学園中等部に入学しました。リョーマはアメリカ各州のジュニア大会で、4連続優勝の経歴を持っており、1年生でレギュラーを獲得します。その後、部長の手塚との非公式戦で惨敗し、その悔しさをバネに「青学の柱になれ」と言われました。リョーマは闘志を燃やしながら、さまざまなライバルと戦い成長します。そして、仲間たちと全国大会優勝を目指すのでした。

• 名前：田仁志慧（たにしけい）
• 所属：比嘉中学校3年5組15番
• 誕生日：10月23日(天秤座)
• 身長：193cm
• 体重：106kg
• 必殺技・能力：ビッグバン
• 決めセリフ：「お・か・わ・り」
• 座右の銘：大は小を兼ねる
• 好きな食べ物：アイスクリーム、コーラ、ラフテー

テニスの王子様（テニプリ）に登場する田仁志慧は、沖縄比嘉中テニス部の3年生です。本作では珍しくおデブ系のキャラクターですが、体脂肪率は18％で実力のある強い選手です。全国大会で青学の越前リョーマと対戦し、ツイストサーブを軽々と返すなど、巨体からは想像がつかない機敏な動きを見せました。リョーマのことを、「このチビ」「俺のビッグバンを返せるわけがない」などの発言をしており、傲慢な一面も見られます。

新テニスの王子様では試合で知念に負けた際、激しく悔し泣きをするなど、素直に感情を表現するタイプのようです。プロフィールによると、田仁志慧は10人兄弟の6人目で、大家族の家庭に生まれています。また、番外編の「焼肉の王子様」では、「トング食い」をして豪快な食欲を披露しました。

田仁志慧は身長193cm、体重106kgの巨体で、テニプリの中ではデブキャラとなっています。デブだと運動が苦手というイメージが強いですが、彼の場合は反射神経が良く機敏に動ける選手です。ただ、持久力が不足しており、試合中盤以降になるとスタミナ切れを起こすという弱点もあります。

田仁志慧はハードな訓練を受けたあと、痩せた姿で登場をして、読者を驚かせたこともありました。しかし、せっかく痩せたのですが、その後リバウンドをして元のデブキャラに戻ります。

田仁志慧は巨体ならではの強い力まかせのパワーテニスではなく、フットワークと俊敏さを使った「動くテニス」を得意としていました。また、いくつかの必殺技も持っており、試合で発揮しています。

比嘉中学校のテニス部員は、「縮地法」を用いるのが戦い方の特徴です。縮地法とは移動する際に用いる必殺技で、沖縄武術の一つとなっています。頭の位置が変わらないように動くことから、対戦相手は一瞬で移動したように見えるのです。比嘉中テニス部のレギュラーは、全員が必殺技の縮地法を使えるように訓練しています。

上半身と下半身をツイストさせながら、上半身だけを動かさないようにするステップの必殺技です。この必殺技は体勢が崩れにくくなるため、そのまま前に踏み込むことができ、攻めに転じやすくなります。全国大会の2回戦で青学と対戦した際、リョーマの必殺技であるツイストサーブを、キャリオカステップで返しました。

ビッグバンは名前からして、非常に強いイメージを持つ必殺技です。大きくジャンプをして全身を使ってボールを打つことで、相手が打ち返すことができないほど早くて重いサーブになります。ビッグバンの必殺技を使えば、サービスゲームをキープしたまま試合ができるほどです。

田仁志慧が使っているビッグバンは、沖縄比嘉中部長の木手永四郎が編み出しました。木手永四郎から田仁志慧に伝授された技であることが判明しています。彼の体力が衰えるまで、リョーマさえ一度も打ち返すことができなかったサーブです。まさに巨体を活かした魅力の必殺技です。

テニスの王子様の番外編にあたる「焼肉の王子様」は、田仁志慧の魅力が詰まったストーリーとなっています。全国大会の準決勝後、偶然にも同じ焼肉屋に5校が集まり、焼肉大食いバトルが始まってしまいました。田仁志慧は明らかに他の部員とは違い、トングで肉を焼きながら一気に数枚口に入れる「トング食い」を披露します。

食べるスピードも驚異的で、次から次へと肉が田仁志慧の口へと運ばれました。彼の食べっぷりを見た樺地崇弘が、ドング食いを真似てみるものの、足元にも及ばない勢いで食べ続けていました。比嘉中学校が楽勝するかと思った矢先、焼いた熱々の肉が全員の頭上へ落ちて、大やけどをする結末となります。

テニプリの田仁志慧が参加したテニスの試合では、リョーマとの対戦が最も印象的です。ビッグバンという必殺技が自慢の彼は、序盤から優位に立っていました。しかし、後半から彼の弱点であるスタミナ不足が、露呈してしまいます。

それからは、リョーマのペースに追いこまれ、タイブレークまでもつれ込んだものの、結果的には試合に負けました。しかし、強いリョーマを相手にタイブレークまでもつれ込んだのは、田仁志慧と跡部景吾の2人だけです。そのことからも、田仁志慧はかなり実力のある選手といえるでしょう。

新テニスの王子様で田仁志慧は、U-17日本代表合宿に参加しました。ペアを組んだもの同士が対戦し、負けたほうが合宿所を去るというルールの「脱落タイブレークマッチ」が行われます。田仁志慧は知念と対戦することになり、試合の描写はありませんでしたが、15-17で負けました。負けた田仁志慧は、人目もはばからず試合後に大泣きをします。脱落タイブレークマッチで負けたため、合宿所を去ることになったのです。

それから、三船コーチの指導で過酷な特訓を受けることになりました。この地獄のような特訓で、田仁志慧は別人のように痩せた姿になります。痩せた彼はイケメンに変身し、「黒ジャージ帰ってきちゃった組」として合宿所に帰還しました。しかし、痩せたのは一時的で、合宿復帰後にはリバウンドしてしまいます。痩せた彼も良いですが、やはりおデブな田仁志慧が好きというファンの声も多かったようです。

テニプリの木手永四郎は、田仁志慧が所属する比嘉中学校テニス部の部長です。「ゴーヤ食わすよ」が口癖で、リーゼントヘアと四角のハーフフレームの眼鏡姿が特徴になります。また、縮地法を使うことのできる有能な選手を集めて、テニス部を作った張本人でもあります。

必殺技のビッグバンを、田仁志慧に伝授したのも彼です。木手永四郎は田仁志慧よりも、さらに強い威力でビッグバンを用いてサーブを打てます。新テニスの王子様の脱落タイブレークマッチで、試合に負けた田仁志慧が号泣する姿を見て「汚いですね」と言っていました。ストレートにものを言う一面もあるようです。

比嘉中学校テニス部の3年生で、全国大会1回戦六角戦では木更津亮に6-0で勝利しています。彼の必殺技は「飯匙倩（ハブ）」「大飯匙倩（オオバブ）」です。金色の長髪で沖縄弁を話し、自由奔放な性格をしています。全国大会青学戦では、不二・河村ペアと対戦しました。序盤は青学顧問の竜崎に、わざとボールをぶつけようとして、素行の悪さが目立ちます。

しかし、終盤に差し掛かる頃は、試合を純粋に楽しんでいました。また、初戦で田仁志慧がリョーマに負けた際は、「だからあんなデブ使うなと言っただろう」と言い放ちます。すると部長の木手は「ゴーヤ食わすよ」と、彼の暴言を注意しました。

比嘉中学校テニス部3年生で、全国大会1回戦六角戦では葵剣太郎を6-0で破りました。身長が193cmと長身で頬がこけており、前髪の一部にメッシュを入れているのが特徴です。六角中の試合では「小さすぎて見えなかった」と発言するなど、葵剣太郎を挑発していました。

また、新テニスの王子様では、脱落タイブレークマッチで田仁志慧と対戦し、17-15で勝利します。この試合に負けたことで、田仁志慧は過酷な特訓を受けることになり、痩せた姿に変身しました。知念寛は勝利したため、U-17日本代表合宿に残ることができましたが、その後の試合での登場シーンはありません。

比嘉中学校3年で、テニス部の副部長をしています。褐色の肌とモサモサの髪の毛がトイプードル系を彷彿とさせるため、犬としていじられることが多くあります。全国大会1回戦六角戦では、六角顧問のオジイへ故意にボールをぶつけるなど、素行はよくない様子です。ただ、佐伯に圧勝しているため、実力のある強い選手だといえます。

彼の必殺技は「海賊の角笛（バイキングホーン）」で、ラケットの持ち方が裏手の左利き（レフティ）であるのも特徴的です。番外編の焼肉の王子様では、田仁志慧の活躍のおかげで、比嘉中は焼肉大食い対決で優勝目前でした。しかし、甲斐裕次郎が網の上に肉が残っている状態で、バイキングホーンを用いて網を替えたのです。すると、熱々の肉が頭の上に乗ってしまい火傷を負い、比嘉中全員が脱落してしまいました。

• 本名：上田陽司（うえだようじ）
• 出身地：兵庫県神戸市
• 生年月日：1971年8月7日
• 所属事務所：アミュレート

テニスの王子様の田仁志慧役を演じたアニメ声優は、上田燿司さんです。東京アナウンスアカデミーを卒業後、文学座付属演劇研究所を経て江崎プロダクション養成所に入所しました。その後は、マウスプロモーション、ミディアルタに籍を置いています。

2013年1月には「JOJOraDIO」で、自身初のラジオパーソナリティーに抜擢されました。納谷六朗さんの死去に伴い、アニメ「スポンジ・ボブ」の劇場版二作目からイカルド役を引き継ぎ、テレビシリーズもシーズン9より担当しています。

• 2004年：アズサ、お手伝いします!（中里あきら役）
• 2006年：すもももももも 地上最強のヨメ（中慈馬ヒカル役）
• 2007年：鋼鉄神ジーグ（司馬遷次郎役）
• 2009年：リストランテ・パラディーゾ（テオ役）
• 2012年：ジョジョの奇妙な冒険（ロバート・E・O・スピードワゴン役）
• 2014年：いなり、こんこん、恋いろは。（伏見燈日役）
• 2018年：千銃士（ローガン役）
• 2020年：異常生物見聞録（アングス役）
• 2022年：BLEACH 千年血戦篇（二枚屋王悦役）

テニプリの 田仁志慧がかわいいという声が多く上がっています。泣いたり喚いたり、駄々こねる姿まで、彼の言動は母性本能をくすぐるという感想もありました。強い沖縄方言訛りで、たまに何を言っているのか分からないところが本当にかわいいと絶賛するファンもいます。

テニプリの痩せた田仁志慧が、イケメンだったという声も上がっています。彼が痩せたのは意外だったため、驚く読者も多かったようです。また、太っていたときも体脂肪率が18%だったため、痩せたときは何％になったのだろうと興味を持つ人もいました。

テニプリの田仁志慧が、巨体にも関わらず身軽なのは、相当の努力をしたのだろうと考察する声もありました。リョーマを追い詰めたり、焼肉回でイキイキしたりなど、比嘉中では最も好きなキャラだという感想も上がっています。力士体型だけれど、インナーマッスルをしっかり鍛えているのだろうという声もありました。

テニスの王子様（テニプリ）の田仁志慧は、沖縄比嘉中3年生でテニス部に所属しています。作中では数少ないデブキャラですが、身軽に動ける実力のある選手です。必殺技は「キャリオカステップ」「ビッグバン」で、強いリョーマを相手に追い詰めていました。本作の物語を盛り上げる愛されキャラの田仁志慧にも、ぜひ注目してみてください。