【テニスの王子様】赤澤吉朗の実力は全国区？菊丸英二戦での強さやアニメ声優も紹介

こちらの記事では、人気テニス漫画『テニスの王子様（テニプリ）』に登場する聖ルドルフ学院のキャラクター、赤澤吉朗の情報を紹介していきます。赤澤吉朗のプロフィールや実力、青学メンバーの菊丸英二との戦いなどについても紹介しているので、赤澤吉朗がどのような人物なのか気になっている人は参考にしてみてください。

他にも、アニメのテニスの王子様（テニプリ）で赤澤吉朗の声優を務めた、岩崎征実さんのプロフィールや過去作品について紹介しています。まずは、下記の項目で赤澤吉朗が登場するテニスの王子様（テニプリ）の作品概要と物語のあらすじを紹介しているので、作品情報をおさらいしたい人は目を通してみてください。

赤澤吉朗が登場する漫画・テニスの王子様は、「テニプリ」の愛称で親しまれている人気テニス漫画です。1999年から2008年にかけて漫画雑誌・週刊少年ジャンプにて連載されていた作品で、単行本は全42巻となっています。2009年からは新シリーズとして『新テニスの王子様』として開始し、集英社が発行する月刊漫画雑誌・ジャンプスクエアにて連載されています。

テニスの王子様（テニプリ）および、新テニスの王子様の作者は許斐剛先生です。2023年3月現在までに、累計発行部数が6000万部を突破しており、週刊少年ジャンプの看板作品として注目を集めていました。その人気から、アニメ化やゲーム化、舞台化などもされており、豊富なファン層を獲得しています。

また、テニスの王子様（テニプリ）は公式ファンブックも多数発行しています。42巻で完結するまでには、「10.5巻」「20.5巻」「40.5巻」のタイトルでファンブックが制作され、赤澤吉朗などの青学以外の他校の生徒のプロフィールなども公開されています。

テニスの王子様（テニプリ）は、アメリカのテニスジュニア大会で4連覇制覇を遂げた天才テニス少年・越前リョーマが、青春学園中等部（青学）に入学してくるところから始まります。テニス部に入部した越前リョーマは、これまでに戦ってきた相手たちにも劣らないプレイヤーたちと出会います。そして、青学の仲間たちと共に、全国区のテニス大会での優勝を目指します。

• 誕生日：8月3日
• 身長：178センチ
• 体重：66キロ
• 血液型：O型
• 学校：聖ルドルフ学院中学校 3年4組1番
• 得意技：ブレ球
• 趣味：スキューバダイビング
• 好きな食べ物：焼きも、カレーライス
• 家族構成：祖父、父、母、兄
• 座右の銘：海はいかなる川をも拒まず

テニスの王子様（テニプリ）に登場する赤澤吉朗は、青学のライバル校の1つである、聖ルドルフ学院中学校のテニス部部長です。小麦色の肌と長髪がトレードマークで、軟派そうに見られがちですが、実際は熱い気持ちを秘めたスポーツマンな性格をしています。部員からは厚い信頼を得ており、部内に亀裂が走った際には、芋掘りを提案してその場を納めたというエピソードを持っています。

元々はシングルスで全国区に出場していましたが、テニスの王子様（テニプリ）の作中で描かれた都大会では、金田一郎とペアを組み、ダブルスとして出場しました。全国区の実力を持っている赤澤吉朗は、巧みなラケットさばきで、ボールを僅かにブレさせる技術を披露しています。

赤澤吉朗が所属する聖ルドルフ学院は、テニスの王子様（テニプリ）の物語の比較的序盤から登場している、青学のライバル校の1つです。その聖ルドルフ学院のテニス部部長を務めているのが、赤澤吉朗です。テニスの王子様（テニプリ）の作中で、菊丸・大石ペアの対戦相手として登場した赤澤吉朗は、全国区の強さを持つというキャラクター設定があります。

こちらの項目では、赤澤吉朗が本当に全国区の強さを持つキャラクターなのか、また、菊丸・大石ペアとの戦いでどのような活躍を見せたのかを紹介します。下記では『赤澤の実力や強さは全国区？』『赤澤が菊丸英二戦で見せた強さ』『赤澤の必殺技は「ブレ球」』の3項目に分けて紹介しているので、チェックしてみてください。

赤澤吉朗は、物語の比較的序盤から登場しており、都大会で金田一郎と共に、菊丸・大石ペアと戦っています。菊丸・大石が強敵だったということもあり、都大会戦では、飛び抜けて強いといった印象はなかったのではないでしょうか？しかし、赤澤吉朗は元々はシングルスのプレイヤーで、シングルスの戦いでは、全国区の強さを持つ選手という設定があります。

聖ルドルフ学院は創立5年という、まだ日の浅い学校で、スポーツ特待生に力を入れています。そのような背景の中で、さらに聖ルドルフ学院には校外のテニススクールに通う「補強組」と、部活でのみテニスをする「生え抜き組」の選手がいます。赤澤吉朗は校外では活動をしていない生え抜き組の選手にもかかわらず、スポーツ特待生も受け入れている聖ルドルフ学院のテニス部部長を務めています。

その実態から、赤澤吉朗が全国区で活躍する能力がある選手だということは、納得がいくのではないでしょうか？また、赤澤吉朗は、過去に青学の上級生との戦いで勝利していることが判明しています。青学もテニスの名門校として知られているため、そのうちの1人を倒したということは、全国区の強さを持つということは事実のようです。

テニスの王子様（テニプリ）の都大会編で、赤澤吉朗は金田一郎とペアを組んみ、青学の"黄金ペア"と呼ばれている菊丸・大石ペアと試合をしています。赤澤吉朗は全国区の強さを持つ選手ですが、それはシングルスの試合でのことです。慣れないダブルスの試合で、赤澤吉朗は思った動きができず、パートナーの金田一郎から「バカ澤」と叱られてしまいます。

それでも赤澤吉朗は最後まで試合を諦めず、持ち前のブレ球を駆使して、菊丸・大石ペアに挑みます。赤澤吉朗が、得意のシングルスからダブルスに変更されたのは、高い動体視力を持つ菊丸への対策でした。ボールの僅かな動きも見逃さない菊丸は、通常とは違う動きをする赤澤吉朗のブレ球に苦戦します。そして、赤澤吉朗をダブルスに配置した、観月はじめの思惑通り、菊丸・大石ペアは赤澤吉朗のブレ球に敗れたのでした。

こちらの項目では、都大会の試合で菊丸を苦戦させた、赤澤吉朗の「ブレ球」について紹介します。このブレ球とは、その名の通り通常の軌道ではなく、若干のブレを交えたボールを打ち返す技術のことです。通常、ラケットでボールを打ち返す際には、狙った場所に真っ直ぐ返しやすいように、ラケットの中央にボールを当てます。

しかし、赤澤吉朗はバックハンドでボールを打ち返す際に、ラケットの先端で返してしまうという癖をもっていました。本来であれば、思わぬ場所に打ち返してしまう原因にもなるこの癖は、直したほうが良い悪癖と判断されます。しかし、赤澤吉朗は高いコントロール技術を持っていたため、この癖が有利に動きました。

僅かなブレを纏いながら相手のコースに打ち返すことで、動体視力の高い選手には必要以上の疲れを与えることができる技となったのです。聖ルドルフの司令塔として、戦略を練るポジションにいる観月はじめは、このブレ球と青学の菊丸との相性を見抜きます。そして、赤澤吉朗をシングルスからダブルスに入れ替えたのでした。

テニスの王子様（テニプリ）で赤澤吉朗の口から発せられたこのセリフは、彼の性格や観月はじめとの関係を物語っています。シングルスで全国区の強さを持っているのであれば、わざわざダブルスに出場するのは悪手といえるでしょう。しかし、ダブルスに変更されても文句を言わず、「この俺をあえて」と発言しています。

このセリフから、赤澤吉朗が自分の能力の高さを自負していることや、感情で動くタイプではなく、物事を俯瞰して見ることができる人物であることが分かります。また、「なぜ？」と理由を聞かないことから、観月はじめの考えに大きな信頼を寄せていることもうかがえます。

赤澤吉朗は、聖ルドルフ学院のメンバーと共に芋掘りをしたりと、良い関係を築いていることがうかがえます。しかし、テニスの王子様（テニプリ）の作中では、後輩の金田一郎に「ばか澤」と呼ばれていました。この「ばか澤」というあだ名は、菊丸・大石ペアの攻略で視界が狭くなっていた赤澤吉朗に、金田一郎が怒って発したものです。

ペアとして共に戦っている金田一郎の「考えがある」という言葉をはね除け、1人で戦略を練ろうとした赤澤吉朗に、「今はシングルスじゃないんだ」と激怒し、思わず口から出てしまったのでした。赤澤吉朗は、後輩からの蔑称にその場では怒りを見せたものの、金田一郎の言葉にハッとした赤澤吉朗は、彼の話を聞くことにしたのでした。

金田一郎は、赤澤吉朗の手インス部の後輩で、ダブルスのパートナーです。聖ルドルフ学院のテニス部は、元から聖ルドルフ学院に通っていた「生え抜き組」と、名選手として学園にスカウトされた「補強組」に分かれています。金田一郎は赤澤吉朗と同じく前者です。しかし、テニスへの想いは熱く、次期副部長候補として期待されています。アニメでは川原慶久さんが声優を務めています。

観月はじめは、赤澤吉朗と同じ3年生の部員で、聖ルドルフ学院テニス部の司令塔兼マネージャーとして活躍しています。赤澤吉朗をシングルスからダブルスのメンバーに変更したのは、観月はじめの作戦でした。テニスの王子様に登場する、頭脳派くせ者キャラクターの1人です。テニスの王子様（テニプリ）のアニメでは、石田彰さんが声優を務めています。

テニスの王子様（テニプリ）のメインとなる学校、青学のダブルス選手である大石とは、都大会で対決した間柄です。赤澤吉朗のブレ球で、素早い菊丸の動きは封じることができたものの、大石のムーンボレーによって、赤澤吉朗たちも苦戦させられました。アニメのテニスの王子様（テニプリ）で大石の声を演じているのは、声優の近藤孝行さんです。

テニスの王子様（テニプリ）のアニメで赤澤吉朗の声を演じた声優は、『僕のヒーローアカデミア』の目良善見の声優や、『ジョジョの奇妙な冒険 スターダストクルセイダース』のズィー・ズィーの声優なども務めている岩崎征実さんです。岩崎征実さんは、尾木プロ THE NEXTに所属している声優で、出身地は東京都です。

公開されているプロフィールでは、1971年10月25日生まれ、身長は173センチのO型であることが判明しています。声優活動を始められたのは1990年代で、近年でも『魔入りました！入間くん』のMr.ハット役の声優などとして活躍されています。

• 目良善見（僕のヒーローアカデミア）
• ズィー・ズィー（ジョジョの奇妙な冒険 スターダストクルセイダース）
• Mr.ハット（魔入りました！入間くん）
• バーディ（ボンバーマンジェッターズ）
• 黒木浩二（アイシールド21）
• ノルウェー（Axis Powers ヘタリア）
• サケカース（メダロット）
• 沢田家光（家庭教師ヒットマンREBORN！）
• 糸鋸圭介（逆転裁判 〜その「真実」、異議あり！〜）
• プロトジコチュー（ドキドキ！プリキュア）

聖ルドルフ学院は、テニスの王子様（テニプリ）の初期の頃に登場したこともあり、敵役の雰囲気がある学校としてファンに認識されることも少なくありません。しかし、赤澤吉朗はまっすぐにテニスに向き合うその姿勢から、「敵ながら悪役キャラっぽくなかった」という感想が見られています。

こちらの方は、「テニスの王子様（テニプリ）の作中に登場したキャラクターの中では、赤澤吉朗が好き」とコメントされています。聖ルドルフ学院のキャラクターは、不二周助の弟である不二裕太と、聖ルドルフ学院の要でもある観月はじめが話題にあがることが多い傾向にあります。しかし、聖ルドルフ学院の部長である赤澤吉朗の頼もしさに惹かれる人も珍しくないようです。

こちらの方も、「テニスの王子様（テニプリ）の中で彼氏にするなら、赤澤吉朗が良い」とコメントされています。小麦肌に長髪といった軟派な見た目ながら、性格は正統派のスポーツマンというギャップに惹かれる人の姿が度々見かけられています。

以上、テニスの王子様（テニプリ）に登場する赤澤吉朗について紹介してきました。赤澤吉朗は聖ルドルフ学院のテニス部部長で、過去のシングルスの大会では、得意技の「ブレ球」を武器に全国区までいった選手です。作中の都大会編では、青学の菊丸対策としてダブルスメンバーとして登場しました。

アニメのテニスの王子様（テニプリ）では、『僕のヒーローアカデミア』の目良善見や、『ジョジョの奇妙な冒険 スターダストクルセイダース』のズィー・ズィーの声を務めた、岩崎征実さんが声優に抜擢されています。テニスの王子様（テニプリ）は現在、新シリーズが月刊漫画雑誌・ジャンプスクエアにて連載されています。テニスの王子様（テニプリ）の続きが気になる人は、そちらもチェックしてみてはいかがでしょうか？