2019年12月21日公開
2019年12月21日更新
【テニスの王子様】最終回の歌を考察!アニメ版と原作漫画は結末が違う?
週刊少年ジャンプにて人気連載を果たし、多くのファンを作り上げたテニス漫画・テニスの王子様は、最終回を迎えた現在も人気の高い作品となっています。そんな大人気作品ですが、漫画とアニメでは最終回の結末が異なっているという噂があります。ここでは本当にテニスの王子様の最終回が原作と異なっているのかをまとめていきます。また、テニスの王子様最終回で作られた歌についても考察していきます。
テニスの王子様とは?
現在でも漫画、アニメ、舞台と数々の作品にて人気を博しているテニスの王子様ですが、実は最終回の結末が原作漫画とアニメでは若干異なっているという声がテニスの王子様ファンの間では大きくささやかれています。ここではその真偽を確かめるために、テニスの王子様の原作漫画とアニメの結末の違いをまとめていきます。
テニスの王子様の概要
テニスの王子様は週刊少年ジャンプにて1998年に連載が開始されたテニス漫画になります。通常のテニス漫画とは異なり、試合中の効果音などから異色のテニス漫画ともいわれています。テニスの王子様の人気は連載中からとても高く、キャラの誕生日やバレンタインなどの祝いには多くのプレゼントが集英社に届くほどです。そんなテニスの王子様は漫画だけに留まらず、アニメやゲーム、果てには舞台化まで果たしました。
また、実写映画化もされており、その際には現在有名な俳優の若かりし日の姿を見る事ができるため、一部のテニスの王子様ファンの間では注目度が高い映画となっています。そんなテニスの王子様ですが、現在週刊少年ジャンプにて最終回を迎えたその後を描いた作品「新テニスの王子様」が連載されています。そちらでもジャンプで連載され、当時からいるキャラはもちろん、さらに個性的な新キャラも登場してファンを楽しませています。
テニスの王子様のあらすじ
アメリカにて天才テニスプレイヤーといわれた少年・越前リョーマは、日本に帰国してからテニスでも名門といわれている青春学園に入学します。そこには中学生でありながらプロ顔負けのプレイをするトップクラスのテニスプレイヤーが数多く存在します。リョーマはそこで様々なライバルと戦う事で共に戦う仲間と成長を遂げていくのです。
テニスの王子様の最終回の歌を考察
テニスの王子様は最終回でオリジナルの歌が登場します。この歌について賛否が分かれますが、なぜそういわれているのかをここでまとめていきます。また、テニスの王子様最終回に作られた歌はアニメでは声優によってとても素敵な歌となって収録されていましたのでそれも合わせて紹介します。
最終回の歌は「Dear Prince~テニスの王子様達へ~」
テニスの王子様の最終回にて掲載されていた歌のタイトル「Dear Prince~テニスの王子様達へ~」は、実は最終回のタイトルになっているのです。決勝戦である最後の戦いが描かれている回でのこの演出は多くの読者を感動させたものになります。そして全国大会の優勝を飾ったのは主人公であるリョーマが所属する青春学園でした。これまでのリョーマ達の頑張りを描くように書かれた最終回の歌はとても素晴らしいものとなっています。
アニメの最終回では主人公・リョーマを始めとして、手塚・跡部・幸村・木手・真田・白石といった作品でも重要となる人物達を担当した声優が歌を歌っていた事から最終回のこの曲が流れたシーンで涙が止まらなかったというテニスの王子様ファンも数多くいます。また、テニスの王子様に登場した声優達の音楽イベントではこの曲の替え歌バージョンでファンに感謝する場面もありました。
最終回の歌は作者の許斐剛が作詞担当
テニスの王子様最終回にて収録されている「Dear Prince~テニスの王子様達へ~」は、アニメでも作曲が付くほど人気の高い歌となっています。実はこの歌の作詞担当を行ったのはテニスの王子様作者である許斐剛本人である事はテニスの王子様ファンの間では周知の事実となっています。また、この歌は人気が高い事もあり、過去にはテニスの王子様のアニメにて声を担当した声優が一堂に介したイベントで許斐剛が歌う姿も見られました。
テニスの王子様の最終回はアニメ版と原作漫画で結末が違う?
テニスの王子様は原作である漫画もアニメも無事最終回を迎えました。しかし、漫画版テニスの王子様とアニメ版テニスの王子様で最終回の結末に違いがあります。どういった点が違うのかなどをここではまとめていきます。
テニスの王子様の最終回結末①アニメ版
アニメ版のテニスの王子様は2種類の最終回が存在します。それはTVアニメ版とOVA版になります。TVアニメ版のテニスの王子様は主人公・リョーマがアメリカに渡米し、全米大会に出場するシーンで終わります。しかしOVA版テニスの王子様では全米大会が終了した後の話が描かれています。また、アニメ版テニスの王子様では3年である手塚や不二達が引退し、海堂が新部長として選ばれるシーンが描かれています。
この時のテニスの王子様最終回で一番大きな違いとしていわれているのが「手塚VSリョーマ」の戦いになります。漫画版テニスの王子様ではこの2人の決着はまだついていませんが、アニメでは手塚の負けという結果に終わり、リョーマはアメリカに渡米する形になります。この点は賛否が分かれるシーンとなりますが、とても納得できる試合としています。
テニスの王子様の最終回結末②原作漫画
テニスの王子様の原作漫画では最終回は強豪ともいえる立海大付属中との最終試合になります。主人公・リョーマVS部長・幸村との壮絶なバトルシーンはテニスの王子様ならでわともいえます。そんな激戦を見せた試合はリョーマが勝利を納め、青春学園が全国大会優勝という結果を残します。その後、3年が引退した青学テニス部は海堂が新部長としてスタートを切ります。また、2年生になった桜乃の姿も描かれています。
漫画版テニスの王子様の最終回もリョーマは全米大会に出場するために渡米しています。しかし、この時アニメと違うのが「手塚VSリョーマ」の試合が行われておらず、決着もついていないという点になります。ですが、原作漫画版もアニメ版も最終回はこれまでの戦いの最後には持って来いの豪華さを含めている作品となっています。
テニスの王子様の最終回に関する感想や評価
テニスの王子様は長く連載していた事、多くの個性的なキャラが登場した事によって最終回を迎えた今もテニスの王子様ファンは数多くいます。また、それはSNSでのつぶやきなどでも確認する事ができます。
さらば、テニスの王子様 テニスの王子様の最終回。 「Dear Prince~テニスの王子様達へ~」という泣ける歌で、伝説の幕を閉じた・・・ pic.twitter.com/vKDeSeekex
— テニプリワロタww吹いたら負け (@tenipuri_warota) February 2, 2014
歌詞だけでもとても感動できる歌ですが、実はこの歌詞には隠された秘密がありました。この秘密とは、最終回の歌詞のある部分から頭文字をつなぎ合わせると「ありがとテニプリ」という言葉ができあがるというものです。些細な演出かもしれませんが、長年続いていた作品への敬意が込められている部分からテニスの王子様ファンはとても感動したシーンとなります。
銀魂好きな人に知ってもらいたいんだけど
— 💙りょー💙 (@E_Ryoma627) September 15, 2018
許斐先生は本当に凄い方で
テニプリの最終回で流れている
『Dear Prince~テニスの王子様達へ~』
の頭文字を読んでいくと
『ありがとテニプリ』
って読めるようになってるんだよ!
許斐先生本当に素敵!
最終回でテニプリをネタにした空知先生も素敵! pic.twitter.com/cbKoXnoxGD
テニスの王子様の最終回で登場したこの「Dear Prince~テニスの王子様達へ~」も歌詞に込められたテニスの王子様への想いがファンの間ではもはや伝説といわれる回となっているのも有名です。しかしそれ以上に有名なのがテニスの王子様最終回を迎えた際の作者である許斐剛のテニスの王子様ファンへの好意です。
許斐剛先生がテニスの王子様連載当初から最終回まで毎週ずっと感想のファンレターを送り続けていたファンの子をサプライズで連載終了記念パーティーに招待した話何度聞いても感動するし許斐剛先生は本当に神
— しょうこ (@shokooka) March 17, 2016
連載された当初は本当に人気の高い漫画家でない限りは最初から追っかけているというファンはとても少ないです。そんな中でもテニスの王子様には連載当初からのテニスの王子様ファンがおり、そのファンへの感謝も込めて連載終了記念パーティーへサプライズ招待をした話は今でも有名なものとなっています。
テニスの王子様の最終回の歌まとめ
テニスの王子様の最終回についてまとめてみましたがいかがだったでしょうか?原作漫画とアニメでは最終回に多少の違いがありますが、最終回で登場した許斐剛の作詞した歌は今でもテニスの王子様ファンの間では伝説といえるほど人気のあるものとなっています。また、アニメ版では許斐剛命名のチーム・イケメン侍と呼ばれる各校代表キャラの声優がユニットとして歌を歌っています。
感動的なシーンで今まで数多くの試合を見せてくれたメンバーが許斐剛の想いを歌っていると考えるととても素晴らしい作品である事がわかります。また、許斐剛本人が歌っているバージョンもあるため、テニスの王子様はファンだけでなく製作陣からも愛されている曲だという事です。テニスの王子様は最終回を迎えたのちに「新テニスの王子様」として帰ってきましたが、この記事を読んだ後に読んでみると面白味も増えるはずです。