テニスの王子様の登場人物一覧!身体能力や技などを画像付きで紹介

漫画家・許斐剛が描く大人気漫画「テニスの王子様」その人気さの理由は、主要キャラに限らずイケメンが多いことと、連載途中から描写されるようになった奇抜で現実では再現不可能な人間離れした技の描写から繰り広げられる現実離れした試合と、そんな技を使用する主人公を中心とした登場人物たちの強い個性なども大人気の理由のひとつ。今回は、そんなテニスの王子様・略してテニプリの登場人物をたくさんのランキングの中からランクに入る主要キャラを抜粋してプロフィールや身体能力、技などを画像つきで紹介していきます!

テニスの王子様の登場人物一覧!身体能力や技などを画像付きで紹介のイメージ

目次

  1. テニスの王子様とは?
  2. テニスの王子様・テニプリのあらすじ
  3. はじめに紹介しておきたい!テニスの王子様の物語と登場人物の成長の鍵となる「技」
  4. テニスの王子様の登場人物を紹介!主役校の青春学園中等部
  5. テニスの王子様の登場人物を紹介!不動峰中学校
  6. テニスの王子様の登場人物を紹介!聖ルドルフ学院中学校
  7. テニスの王子様の登場人物を紹介!山吹中学校
  8. テニスの王子様の登場人物を紹介!氷帝学園中等部
  9. テニスの王子様の登場人物を紹介!六角中学校
  10. テニスの王子様の登場人物を紹介!立海大附属中学校
  11. テニスの王子様の登場人物を紹介!四天宝寺中学校
  12. テニスの王子様の登場人物を紹介!比嘉中学校
  13. まだまだ登場人物は沢山!魅力的な登場人物が多いテニスの王子様

テニスの王子様とは?

テニスの王子様とは漫画家・許斐剛が描く中学校の部活動テニスを題材にした漫画作品のことで、通称「テニプリ」と呼ばれています。テニスの王子様はこれまでにアニメやゲーム、ミュージカル化などのさまざまなメディアミックスが行われるほど絶大な人気を誇っています。今回は、そんなテニスの王子様・テニプリの登場人物と主要キャラの技なども画像を添えて紹介していきます。

ジャンプSQ.│『新テニスの王子様』許斐 剛

テニスの王子様・テニプリのあらすじ

「テニスの王子様」通称テニプリの主人公越前リョーマは、アメリカ各州のテニスJr大会で4連続優勝という経歴を持つ天才少年。アメリカから帰国した越前リョーマはテニスの名門校「青春学園中等部」(以下青学)に入学します。全国制覇を目指す青学テニス部に入部し、その才能と身体能力から1年生にしてレギュラーを獲得した越前が、様々な対戦校や登場人物と戦い、ときには仲間との試合を経て成長していく物語です。

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はじめに紹介しておきたい!テニスの王子様の物語と登場人物の成長の鍵となる「技」

無我の境地

テニスの王子様・テニプリでは、「無我の境地」「百錬自得の極み」「才気煥発の極み」「天衣無縫の極み」と呼ばれる「技」が存在します。これは、テニスの王子様に登場するキャラクターたちが使用する固有の技とは別のもので、テニスの王子様の中盤から物語の鍵となります。考えて動くのではなく、身体が体験した記憶から無意識に反応し、今までに対戦した相手の技やプレイスタイルを繰り出せます。

ですが、限界を超えた先でプレイをするため、副作用として、体力を激しく消耗し反動が一気に身体に襲い掛かります。これが発動するとオーラが発生するのですが、それはイメージではなく画像のように実際に目視できるものとされています。更に、無我の境地の奥には三つの扉が存在します。

百錬自得の極み

三つの扉のうちのひとつ。無我の境地の爆発的な力を片手に集中することで、技・回転・球種の威力を倍返しにできるうえ、無我の境地の副作用の疲労を最小限に抑えることができます。ですが、デメリットとして力を集中させた部位以外がおろそかになってしまうという欠点があります。

才気煥発の極み

三つの扉のうちのひとつ。頭脳活性化型の無我の境地で、一球ごとの戦略パターンを瞬時にシュミレートし、最短何球目でポイントが決まるかを見極めることができます。そのシュミレートの正確性から「絶対予告」と呼ばれていますが、対戦相手が自分の実力以上の場合は予告が外れることもあります。

天衣無縫の極み

三つの扉のうちのひとつ。無我の奥にある最後の開かずの扉。数十年前、主人公・越前の父で伝説のプレイヤーの越前南次郎のみが開いています。解釈は難しく、無我の力を体内に溜め込み何らかの形で身体の必要な箇所に放出し、増幅させる技。百錬自得の極みを適材適所に移動させた進化版と乾は推測しました。

しかし、南次郎は「天衣無縫の極みなんて最初からない。テニスが楽しくてしょうがない時期は誰もが持っていた」と言う。天衣無縫の言葉のまま、天真爛漫に楽しみ純粋にプレーすることを言っているようです。

テニスの王子様の登場人物を紹介!主役校の青春学園中等部

テニスの王子様の主人公・越前リョーマ(えちぜんりょーま)

青春学園中等部に入学した一年生でテニスの王子様の主人公。口癖は「まだまだだね」で、あらすじでもご紹介したとおりの実力を持っていて、目付きが鋭く、物事をはっきり言ってしまうタイプなので生意気に見られがちです。印象は生意気、もしくはクールと言ったところですが内面にはプレイヤーとしての熱い部分も持っています。

越前の得意技

片足で着地することで一歩半速く飛び込める一本足スプリットステップ、打った手と同じ方向に急角度でバウンドするツイストサーブ、ツイストサーブの応用のツイストスマッシュ、至近距離から顔面を狙ったボレーのドライブA、などがあり、対戦した相手のなどの技を模倣など高い身体能力を持つ越前は様々な技を使います。

さらに、父の模倣であるサムライゾーン、超回転を掛けたボールをネットのワイヤーで真っ二つにするサムライドライブ、「技」の項目で紹介した、「無我の境地」「百錬自得の極み」「才気煥発の極み」「天衣無縫の極み」を使うことが出来ます。また、中学時代を描いたテニスの王子様の主要キャラの中でも「天衣無縫の極み」を使えるのは越前のみです。

手塚国光(てづかくにみつ)

青学テニス部の部長。中学テニス界でその名を知らぬものはいない程の全国区の実力者で、テニスの王子様の主要キャラの中でもトップレベルの強さを誇ります。口癖は「油断せずに行こう」努力を惜しまず妥協を許さない真面目な部長であり、部の規律を乱した物にはグラウンドを走らせる厳格さを見せます。冷静な性格で普段は笑顔を見せないのですが、テニプリ原作では、全国大会優勝決定の瞬間の1度きりその表情を綻ばせました。

手塚の得意技

全くバウンドせず、着弾後にバックスピンで戻ってくる零式ドロップショット、零式ドロップショットのサーブ版零式サーブ、特殊な回転を掛けることで相手が打ち返した球が自分のところへ戻ってくる手塚ゾーン。真田いわく、「無我の境地」で唯一使えない技。

手塚ゾーンの応用で、相手の打球を全て外側に追い出しアウトにする手塚ファントム。そして「百錬自得の極み」と「才気煥発の極み」が使えます。身体能力だけでなく頭脳プレイを得意とする手塚だからこその技の数々と言えます。

不二周助(ふじしゅうすけ)

都内では部長の手塚に次ぐ準エースで、全国区レベルの実力者。通称「天才」。テニプリの主要キャラの中でもルックスも整っていてランキングには常にランクインしています。一人称は基本的に「僕」ですが、「俺」を使用することもあるそう。

シングルスとダブルスの両方をでのプレイが可能な、青学にとって大変な貴重な人材です。小柄で色白、栗色の少し長めの髪の中性的な美少年。穏やかな性格の持ち主で家族思いで友達思い。が、弟に対しては周囲から引かれるレベルで溺愛しています。

不二の得意技

不二は返し球を得意としていて、多種の返し球を繰り出すことが出来ます。一つ目は相手のトップスピンに対して超スライスで打ち返し、跳ねないボールを実現して返すつばめ返し。二つ目はスマッシュを遠心力で無効化し上空に打ち上げ、相手のベースライン際に落とす羆落とし。三つ目は逆風が吹いている条件下のもとで発動できる白鯨。またそれぞれの進化版の鳳凰返し、麒麟落とし、白龍があります。

テニスの王子様の登場人物を紹介!不動峰中学校

橘桔平(たちばなきっぺい)

部長兼監督、ベンチコートも務める後輩からの信頼も厚い人物。過去に「九州二翼」と呼ばれるほどの強い全国区選手だったのですが、練習中にラフプレーを行ったために「九州二翼」の片翼・千歳の右目を負傷させた責任を取り、金髪の長髪を丸めテニス部を退部。不動峰に転校した頃に千歳がテニスを再開したことを知った橘は、当時神尾たちに横柄な態度を取る顧問に反発し、新たなテニス部を設立しました。

転校後にプレイスタイルを変えたことや部内にライバルがいないことから真の力を発揮することが出来ず、関東大会では切原に惨敗し千歳にも「弱くなった」と言われた橘は、全国大会前に、金髪に戻し以前の野性味を取り戻します。本気になると熊本弁を喋り、「猛獣のオーラ」を放ち「あばれ獅子」と呼ばれる攻撃型のテニススタイルを解放します。得意技はフレームに当てた打球が微妙なブレにより分裂する「あばれ球」。

神尾アキラ(かみおあきら)

不動峰テニス部副部長で不動峰二大エースの一人。「スピードのエース」の異名をもっていて、自転車と並走ができるほどの俊足。50m走のタイムは5秒9。口癖は「リズムにのるぜ!」。部長の橘桔平の妹・橘杏に淡い恋心を抱いています。

スピードを売りとする神尾の得意技は、トスが上がりきる前に早いタイミングでサーブを放つクイックサーブと、超高速でボールに追いつきアンダースピンを掛ける超スライスの滑るショットの音速弾(ソニックブリット)です。

伊武深司(いぶしんじ)

不動峰二大エースのもう一人で、青学のテニス部顧問・竜崎スミレに「才能だけなら不二と同レベル」と言わせるほどの天才ですが、やや気分にムラがでるいわゆるムラッ気のある性格。ボソボソとした口調が特徴で、気に入らないことがあるとボヤき出す自覚のない毒舌家です。

得意技は、ツイストサーブに似たキックサーブと、トップスピンとスライスを交互に打つことにより相手の筋肉を一瞬麻痺させることが可能なスポットです。

テニスの王子様の登場人物を紹介!聖ルドルフ学院中学校

赤澤吉朗(あかざわよしろう)

聖ルドルフ学院テニス部に所属する三年生で部長を務めています。「生え抜き組」の選手の一人で、全国区のオールラウンダーでもあります。観月に対しては司令塔として信頼していて部の全権を任せている一方で、観月の執念深さを恐れてもいます。

バックハンドストロークの際にボールをラケットの先端に当てるブレ球を打つ癖があり、都大会ではこのブレ球を使い動体視力がいい菊丸の体力を奪いタイブレークの末に勝利しました。

観月はじめ(みづきはじめ)

聖ルドルフ学院のテニス部に所属する三年生。選手兼マネージャーなのですが兼任監督に近い立ち位置で、聖ルドルフ学院の司令塔として動いています。普段は敬語口調で、口癖の「んふっ」という笑い方が特徴。テニプリのデータテニスを行うプレイヤーの中でも趣の違ったデータマンで、情報の分析や処理にかけては、青学の乾とも引けをとりませんがデータを過信しすぎていて、勝利への執着心が強く部員を駒にすることも厭いません。

不二裕太(ふじゆうた)

聖ルドルフ学院のテニス部に所属する二年生のエースで、青学の不二周助の弟。元は青学に在学していたのですが、入学当初から兄の不二周助の弟としか見られないことに耐えられず、スカウトを受けた聖ルドルフに転校しました。「不二の弟」としてではなく自分自身の才能を見てくれた観月を慕っています。兄弟仲は険悪でしたが、都大会後に和解することができました。

左利きプレイヤーとの練習を積んでいるため左利きプレイヤーに強く、跳ね上がった瞬間を打つ超ライジングで相手を崩し、ボールが急角度でバウンドするツイストスピンショットで抉るという攻撃的なプレイスタイルから、「左殺しの裕太」と呼ばれています。

テニスの王子様の登場人物を紹介!山吹中学校

千石清純(せんごくきよすみ)

山吹中学校のテニス部に所属する三年生。ダブルスが主力と言われている山吹中学校が誇るシングルスプレイヤーです。強運の持ち主で、愛称は「ラッキー千石」。これまでにトスを外したことはなく、優れた動体視力とゲームメイク能力を持つ関東屈指の曲者で、ジュニア選抜に選ばれたこともあります。飄々とした性格で女好きなようです。

どんなスピードの球もコマ送りに見えるほどの動体視力をもっていて、それを活用して相手の動きの逆を突くことが可能です。得意技は、高く上げたトスから最短距離のセンターコートへ叩きつけるサーブの虎砲と、跳躍力を活かしたダンクスマッシュ。

亜久津仁(あくつじん)

山吹中学校のテニス部に所属する三年生で、最初は暴力でねじ伏せる極悪人として登場しました。全てのスポーツにおいて頂点を目指せるほどの理想的な筋肉の持ち主。相手の選手が動いてから強引に逆方向にボールを打ち返すことができる事が可能な身体能力の持ち主で、テニスにおいても抜群のセンスを持っています。

当初は卑劣さのある言動をしていましたが、都大会後は自分に憧れる壇に進むべき道を示す、河村を励ますなど他人を思いやる優しさを見せるようになりました。テニスの王子様の登場人物では珍しく、阿久津には特筆するほどの得意技はないのですが、持ち前の身体能力の高さからテニスの王子様のさまざまな強さランキングにランクインしています。

テニスの王子様の登場人物を紹介!氷帝学園中等部

跡部景吾(あとべけいご)

強豪氷帝テニス部200人の頂点に立つ「オールラウンダーの中のオールラウンダー」と呼ばれる凄腕のプレイヤーで、負傷していたとはいえ手塚から勝利を収めたことがあります。学園に多額の寄付を行っている跡部財閥の御曹司でイギリス育ちの帰国子女。尊大で好戦的なナルシストキャラですが、部員の努力と熱意を認めレギュラー復帰に口添えしたり、越前が行方不明になった際には捜索に協力するといった面倒見の良い一面もあります。

テニスの王子様の主要キャラとも言える跡部は英国時代に味わった苦渋をバネに、対戦相手の弱点を見抜く眼力(インサイト)と、見抜いた弱点を徹底的に攻める超攻撃型プレイに目覚め、その後は相手をひれ伏させ楽しむために持久戦を挑むプレイスタイルに目覚めました。跡部は自ら「美技」と称する得意技多く持っているのですが、その中でも代表的なのが破滅への輪舞曲(ロンド)です。

忍足侑士(おしたりゆうし)

氷帝学園のテニス部に所属する三年生。関西弁とポーカーフェイスに下の画像のように伊達メガネを掛けているのが特徴。オールラウンダーですがシングルスもダブルスもそつなくこなし、青学の不二の得意技「羆落とし」を使いこなせ、跡部からも「氷帝の天才」と呼ばれるほどの実力を持っています。また、「千の技を持つ天才」とも呼ばれ、多彩な技を持っているそう。

前述したとおり、忍足はさまざまな技の使い手なのですが、なかでもドロップショットを得意としています。また、あらゆるものを読み取る読心を使う桃城に翻弄されるも、無心を使うことで読心を封じたりと、その実力はまだまだ未知数です。

樺地崇弘(かばじむねひろ)

氷帝学園のテニス部に所属する二年生で跡部のイギリス時代からの幼馴染。跡部に深い敬意を抱いていて、常に彼の後ろに付き従っています。普段は非常に無口で、「ウス」以外はほとんど喋りませんが、ラリーの際は球種に適した掛け声を発しています。

樺地は基本能力が高い上に対戦相手の技を見ただけでコピーできるという才能を持っているのですが、見境なしにコピーしてしまうため自滅を招いてしまう場合もあります。

テニスの王子様の登場人物を紹介!六角中学校

葵剣太郎(あおいけんたろう)

六角中学校テニス部に所属する一年生なのですが高い身体能力を持っていて、一年生ながらに部長を務めている実力者です。坊主頭が特徴で、女子にモテたがっていて妄想癖があり、わざと数ゲーム落とした上で「~出来なければモテない」と自分にプレッシャーをかけて戦うことで力を発揮し、後から挽回する試合展開を得意としています。

佐伯虎次郎(さえきこじろう)

六角中学校テニス部に所属する三年生で、副部長を務める六角のエース。下の画像の通りの銀色のような頭髪が特徴的で、通称「サエ」。温厚で爽やかな性格をしていて、不二兄弟とは幼馴染です。

黒羽春風(くろばねはるかぜ)

六角中学校テニス部に所属する三年生で、部の実力上位レギュラー。通称「バネ」。試合の勝敗にあまりこだわらないというおおらかでサバサバとした性格の持ち主です。長いリーチと身体能力を活かした飛び蹴りなどで天根のダジャレにキツいツッコミを入れています。

黒羽はパワーテニスが得意で、回内(プロネーション)を利用したサーブで対戦相手を吹き飛ばしたこともあります。また、長身に加えて、跳躍力と腕力を用いた空中コンボを得意としています。

テニスの王子様の登場人物を紹介!立海大附属中学校

幸村精市(ゆきむらせいいち)

立海のテニス部に所属する三年生で部長を務めています。全国2連覇の立役者でもある「立海三強(ビッグスリー)」の一人です。中学テニス界最強の男と言われていて、全国大会決勝まで無敗を貫き1ゲームも落としていないことから、「神の子」という異名を持っています。二年生の冬に難病でテニスから離れますが、手術とリハビリを経て全国大会で復帰を果たします。さまざまなテニプリのランキングの中でもトップ3に入る主要キャラです。

幸村は固有の得意技を持ってはいませんが、相手のあらゆる打球の原理を分析して的確に打ち返し、その隙の無さから相手は何をしても打ち返されるというイメージが焼き付きやがては五感を奪われ、最後にはプレーをするのに嫌悪感を抱かせるなどイップスを任意で起こすことができます。これは身体能力もさることながら幸村のテクニックの高さから為せる技です。

真田弦一郎(さなだげんいちろう)

立海のテニス部の副部長で三年生。「三強」の一人で幸村・手塚が不在時の中学テニス界の頂点に立つと言わしめた実力者です。画像のような黒のキャップを被っていて、異名は「皇帝」。主要キャラの中でも質実剛健といえば真田と連想させるほど、自分にも他人にも厳しい性格をしており、「たるんどる」「たわけ」など古風な言葉遣いのせいで年齢詐称疑惑を持たれています。

幸村の不在時にはベンチコートを務めるなど、幸村の代わりに部を仕切っていました。真田の実直な性格はプレイスタイルにも現れていて、真っ向から相手を打ち破ることを信条としています。相手に合わせた風林火山という四つに分けたプレイスタイルを奥義としています。また、全国大会決勝の手塚戦では新たに二つ奥義を加えた、風林火陰山雷を解放しています。

仁王雅治(におうまさはる)

立海のテニス部に所属する三年生。「コート上のペテン師」と呼ばれ、立海の中で最も恐れられる存在で、本心を悟らせない、食えないような印象の人物です。広島弁や土佐弁混じりの独特な喋り方をしていて、「プリッ」「ピヨッ」など個性的な主要キャラたちの中でも独特な感嘆詞を使います。10手、20手先をも読んで相手を欺くことが得意で、「悪魔をも騙せる男」と幸村に言わしめるほどの逸材です。

「コート上のペテン師」と呼ばれる仁王の得意技をは、他の選手のプレイスタイル・超高等テクニックをほぼ完璧に模倣し、周囲に自らその選手の幻影に見せてしまう「イリュージョン」。しかし、仁王の身体能力以上の模倣は不可能なため、技の威力が下がる、使用できない技があるなどの欠点もあります。模倣を得意とする主要キャラは他にもいますが、仁王の実力はまだ謎に包まれています。

テニスの王子様の登場人物を紹介!四天宝寺中学校

白石蔵ノ介(しらいしくらのすけ)

四天宝寺中学校のテニス部に所属している三年生で二年生のときから部長を務めています。色素の薄い髪が特徴のテニプリ界きってのイケメンなのですが、口癖が「んんーっ、絶頂(エクスタシー)!」と若干変態臭さがあります。プレイに派手さはありませんが、基本に忠実で全くスキのない完璧なテニスを行っていて、「聖書(バイブル)」という異名を持っています。画像には写っていませんが、左腕に包帯を巻いています。

「聖書(バイブル)」とも称される白石の得意技は、猛烈な横回転を与え、ボールが12個に分身して運動を行うスマッシュの円卓ショットです。

遠山金太郎(とおやまきんたろう)

四天宝寺中学校のテニス部に所属している一年生。通称「金ちゃん」。「西のスーパールーキー」と称されていて、一年生ながらにレギュラーを獲得しています。下の画像のようなヒョウ柄のタンクトップがトレードマークで、見た目は野生児そのものです。バイクを頭上に持ち上げる、大人数の不良をなぎ倒すなど小柄な体型とは裏腹に超人的なパワーと身体能力を有しています。野性的なプレイスタイルででたらめな動きを見せます。

主要キャラの中でも圧倒的なパワーを持つ遠山の得意技は、全身のひねりを加えた超パワーショットの、超ウルトラグレートデリシャス大車輪山嵐で、相手をコート外に吹き飛ばす威力を持つ百八式波動球を使う石田銀いわく、百八式波動球よりも危険とのこと。

千歳千里(ちとせせんり)

四天宝寺中学校のテニス部に所属する三年生。前年までは獅子楽に所属していて、橘とともに「九州二翼」と呼ばれていました。性格は良くも悪くも自由人で、熊本弁を話します。容姿は長身で天然パーマ、画像のように左耳にピアスを付けていて、片足6kgの鉄下駄を履いています。獅子楽時代に橘の返球が右目に直撃したことが原因で視力が低下していて、まだ完治していません。

千歳の得意技は、強烈な縦回転によって打球が急にホップするために視界から消えたかのように見える、神隠し。また、無我の境地も自由に使え、無駄な体力の消耗を嫌って使わない選手が多い中、千歳は積極的に使っています。さらに無我の奥の扉の一つ、才気煥発の極みも使うことが出来ます。

テニスの王子様の登場人物を紹介!比嘉中学校

木手永四郎(きてえいしろう)

比嘉中学校のテニス部に所属する三年生で部長を務めています。沖縄武術の天才児を集め今の比嘉中のテニス部を作った張本人で、リーゼントとアンダーフレームのメガネが特徴のクールな風貌をしています。強豪校の六角にストレート勝ちした比嘉中のメンバーの中でもずば抜けた実力の持ち主です。

木手はもちろん、部員全員が使える縮地法を使うのですが、その中でも木手は卓越したバランス感覚を持っていて、全方向への縮地法を使うことが出来ます。

甲斐裕次郎(かいゆうじろう)

比嘉中学校のテニス部に所属する三年生で副部長を務めています。性格は気分屋で、ネックレスと帽子を着用しています。全国大会初戦では六角の佐伯に軽く勝利していました。ですが、佐伯との試合前に早乙女の指示によりオジイにボールをぶつけ、六角メンバーから反感を買っています。

甲斐の得意技は、木手から教わった、裏手から繰り出される予測不能な高速凶球の海賊の角笛(バイキングホーン)です。

平古場凛(ひらこばりん)

比嘉中学校のテニス部に所属する三年生。画像のような、色素の薄い長めの髪とスッキリとした顔立ちの印象で、性格はお調子者で自由奔放なのですが、最後まで勝ち方にこだわります。沖縄武術を取り入れたテニスをしており、サービスラインからネットまで一歩で進むことができる「縮地法」を得意としています。

平古場の得意技は、木手から教わったバウンド後にボールが複雑な軌道を描く飯匙倩(ハブ)と、放った直後から軌道が変化する大飯匙倩(オオハブ)があります。

まだまだ登場人物は沢山!魅力的な登場人物が多いテニスの王子様

今回の記事で紹介したテニプリの登場人物たちはほんの一握りの数で、テニスの王子様にはほかにも魅力と個性が詰まったキャラクターが沢山登場します。また、今回の記事で紹介したキャラクターたちにも文字や画像だけでは伝えきれない魅力がまだまだありますので、興味を持っていただけたらぜひテニスの王子様をご一読してみてください!

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