【テニスの王子様】越前リョーマといえばまだまだだね！キャラやライバルがいない理由を紹介

大人気少年漫画である「テニスの王子様」通称：テニプリの愛称で多くの方に親しみが持たれています。そんな「テニスの王子様」は、連載から20周年を迎えました。今でも人気のある作品の1つです。

今回は、主役としてこれまで漫画を引っ張ってきた”越前リョーマ”について見ていきましょう。お馴染みの名言「まだまだだね」だけでなく兄の存在、越前リョーマを演じている声優さんにも焦点を当ててたっぷりと紹介をしていきます。

• 漫画タイトル：テニスの王子様
• 作者：許斐剛
• 雑誌：週刊少年ジャンプ
• 漫画連載期間：1999年から2008年まで
• 漫画巻数：全42巻
• 話数：全379話

「テニスの王子様」が完結後、新たに『新テニスの王子様』として連載がスタートしました。新テニスの王子様は、これまでのキャラクターはもちろんのこと、新たに高校生メンバー、そして越前リョーマの兄越前リョーガなど強力なキャラクターが加わります。テニスを通してこれまでとはまた違った「テニプリ」が楽しめるストーリとなっています。

• 漫画タイトル：新テニスの王子様
• 作者：許斐剛
• 雑誌：ジャンプスクエア
• 漫画連載期間：2009年から連載中（2019年2月時点）
• 漫画巻数：25巻（2019年2月時点）

「新テニスの王子様」は青春学園中等部が全国大会優勝の後、姿を消した越前リョーマが再び日本に戻ってきます。U-17選抜大会に特別参加を許可された青学のメンバーたちです。そこには、青学だけでなくライバル校の立海、氷帝、不動峰、四天宝寺など様々なメンバーがいます。高校生たちとの競い合いを描いていきます。

ここでは、「テニスの王子様」に登場するキャラクターのひとりである、越前リョーマのプロフィールを詳しく見ていきましょう。

• 名前：越前リョーマ（えちぜんりょーま）
• 性別：男　
• 学校：青春学園中等部　1年2組：図書委員会
• 誕生日：12月24日（やぎ座）
• 身長：151㎝
• 血液型：O型
• 利き手：左利き
• 口癖：「まだまだだね」
• プレースタイル：オールラウンダー

テニスのセンスは、父の南次郎によって磨かれたものです。言葉をストレートに発するので生意気な正確に診られてしまいがちです。プレイスタイルや口癖も父にそっくりな面もあります。部長の手塚から「青学の柱になれ」と言われてからテニスを本気で楽しみながら強くなっていく姿が描かれていきます。

テニスの王子様に登場するキャラクターの中で最も強い伝説のプロテニスプレイヤーという設定です。青春学園・テニス部のOBであり、現在テニス部顧問をしている竜崎スミレも良く知る人物です。リョーマを相手に毎日テニスをしていますが、負けることがなく現在もプロの時とは変わらず腕は衰えていません。南次郎の口癖も「まだまだだね」といいます。

• 名前：越前南次郎（えちぜんなんじろう）
• アニメ版声優：松山タカシ/植木誠（中学生のころ）
• 現役時代のあだ名：サムライ南次郎（日本から来た事に由来しています）

「二刀流」や「手塚ゾーン（サムライゾーン）」そして「天衣無縫の極み」などが使える人物です。現役時代の成績は、世界を相手に37戦全勝をしています。世界ランク1位を目前にプロに転向するもののあっけなく1年半で引退をしています。引退の理由は世界に公表していないものの、リョーマがアメリカで誕生して、南次郎は第二の「デッケー夢」を見つけたからでした。

南次郎にとっては、幼いころののリョーマの目がとてもいい目をしていて、世界の強豪以上に自分のライバルになることを予感していたようです。リョーマが大きくなり打ち合える日が来ることが第二の「デッケー夢」のようです。

越前リョーマの母であり越前南次郎の妻を紹介していきます。アニメと漫画共に、後姿の出演のみでした。アニメ版の129話で、南次郎との思い出を振り返るため若かりし頃の2人の様子が描かれています。

• 名前：（旧姓：竹内）越前倫子/（えちぜんりんこ）
• アニメ版声優：中尾友紀/皆川純子

越前南次郎との出会いは、アメリカです。アメリカ留学をしていた倫子も趣味でテニスをしていました。ある事件をきっかけにお互いに惹かれあい結婚しリョーマを出産します。アニメ版では、途中から越前リョーマを演じる皆川純子さんが声優を務めています。

越前リョーマには、兄がいたことを皆さんはご存知ですか？テニスのプレー技術はまだまだ未知数の越前リョーマの兄・越前リョーガについてここではたっぷりと紹介をしていきます。

越前リョーマの兄である、越前リョーガのプロフィールの紹介です。

• 名前：越前リョーガ（えちぜんりょーが）
• 性別：男　
• 誕生日：12月23日（やぎ座）
• 血液型：O型
• 身長/体重：180㎝/67㎏
• 利き手：右利き
• 好きな食べ物：オレンジ
• プレースタイル：オールラウンダー

「新テニスの王子様」から本格的に登場しています。アニメ版でも登場しており声優は、宮野真守さんが演じています。実は、2005年に公開されていた『劇場版テニスの王子様 二人のサムライ The First Game』で初登場しています。当時、越前リョーガを演じた声優は山崎裕太さんでした。

越前リョーガについて分かっている情報は、まだまだ少ないです。リョーマが幼少期のころにアメリカで生活をしていた時に、父の南次郎が連れてきた少年がリョーガです。本当の兄弟のように育ちます。ある日、リョーガが突然叔母に引き取られることになり、リョーマ達家族と離れ離れになることになります。ここで、リョーマとリョーガの血縁関係ですが、南次郎曰く「血がつながっていることに変わりはない」とのことです。

「離れていても兄弟」と南次郎は言っています。越前リョーマと兄のリョーガが血縁関係がどれほど近しいものかまだ判明していない謎な部分も多くありますが、今後の展開に期待をしていきましょう。

ここでは、テニスの王子様に登場するキャラクターの越前リョーマの名言をいくつか紹介していきます。たくさんある名言の中で選りすぐりのものを選んでみました。もっとも有名な「まだまだだね」の他どんな名言があると思いますか？

リョーマの名言といえば「まだまだだね」です。この「まだまだだね」という名言が一番多くテニスの王子様内で使われています。また、英語版でも「まだまだだね」を披露しています。英語版では「You still have lots more to work on」=「まだまだだね」になります。

「まだまだだね」はどんな場面にも使われてきた万能な「名言」といえるでしょう。先輩がミスをしたりしても「まだまだだね」と言うこともありますが、一番多く使われているのが、試合相手などを挑発して「まだまだだね」と言います。試合相手よりも更なる高みを目指すために使われる名言こそが「まだまだだね」です。

幼いころのリョーマのワンシーンです。お兄ちゃんができたリョーマは、兄にいつも遊ばれてしまいます。「真剣勝負しようよ兄ちゃん」という名言は、リョーマの可愛さだけが詰まっている数少ない言葉になります。アメリカにいたころ兄とテニスで試合ができることが毎日楽しくて仕方なかったリョーマです。

全国大会決勝戦、立海大附属中学校との対戦でリョーマが勝てば青学の優勝が決まる大事な試合のときに出てきた名言です。立海大の部長・幸村との試合で五感を奪われて、初めてテニスを怖いと思ったリョーマでした。暗闇の中、思い出したのは父の姿です。父・南次郎に「テニスは楽しいか？」と問いかけられたリョーマの出した答えがこの名言に繋がります。

リョーマは幼いころから父よりテニスの英才教育を身体に叩き込まれてきました。彼にテニスを教えてくれた父という存在は、とても大きいものだということが分かります。テニスはリョーマにとって”原点”であると同時に無くてはならないからだの一部のようなものです。「テニスって楽しいじゃん」という名言はテニスの王子様に残る名言の一つになったでしょう。

非公式で青学メンバーにも内緒で越前リョーマと部長・手塚国光との試合を行ったリョーマが発したこちらの名言です。父を倒すことを目標にテニスを続けてきたリョーマでしたが手塚に惨敗し闘争心を燃やせることができました。「テニスでもっともっと強くなりたい」と初めて心から思えたリョーマだったのではないでしょうか？熱い名言の誕生です。

少年ジャンプで連載されている漫画には、ライバル関係がつきものです。他の作品と比較をしてみると、テニスの王子様の主役の越前リョーマには”ライバル”という存在がいないのでは？と議論されています。テニスの王子様は、テニスを軸にしたスポーツ漫画です。青春学園から見たらライバル校は存在しています。キャラの1人である越前リョーマは、テニスを楽しんでいる一人の中学生です。

ライバル校の選手と戦い、試合の中でリョーマは苦難を乗り越えて勝利をすることが多いです。1人のライバルというよりも、テニスを通した”仲間”意識が強い漫画なのかもしれません。負けん気が強いリョーマは、試合で勝ちを取りに行く選手です。周りの選手はリョーマのテニスに向き合う姿を意識することも多くあります。

四天宝寺の金ちゃんや、手塚部長、兄のリョーガなどをライバルといえるのかもしれませんが、お互いを高め合う”仲間”意識が強い漫画だと考えられるでしょう。

新テニスの王子様の連載が始まったころに越前リョーマは「新テニスの王子様」の主人公ではないとSNSを通じて発表しました。これにはファンも大混乱していた様子です。前作の「テニスの王子様」の主人公は越前リョーマです。これは変わりありません。では、「新テニスの王子様」の主人公は誰なのか？という問題がまだ残っているのでこれからどのようなストーリとなっていくのか期待が膨らみます！

「テニスの王子様」アニメ版だと25話当たりで描かれているようです。越前リョーマに足りないものを部長である手塚国光に教えてもらうことができた越前リョーマでした。今まで、だれにも負けたことが無かったリョーマでしたが、ここで初めて父以外に歯が立たない相手に出会ったリョーマでした。

全国大会決勝前に、父の南次郎と山に修業に行ったリョーマに事故が起きてしまいます。幸い南次郎に助けられ命に別状はありませんでしたが、目が覚めると記憶喪失となっていたリョーマでした。跡部のヘリコプターで全国大会決勝の会場に連れてこられたリョーマはこの時点で記憶は戻っていません。負けん気の強いリョーマがかわいい中学生の男の子になったのでした。

桃城たちのおかげで、無事に自分の試合までに記憶を取り戻すことができたリョーマ。試合へ向かうことができたのでした。

リョーマの必殺技として、「一本足スプリットステップ」「ツイストサーブ」「ドライブA」「ドライブB」「ドライブC」「ドライブD」「COOLドライブ」「ツイストスマッシュ」「百錬自得の極み」「模倣」「無我の境地」「天衣無縫の極み」などたくさんの技を物語を通して習得しています。

そして、兄から「光る球」を教えてもらい更なる力を手に入れたリョーマです。今後のリョーマの必殺技が増えることもあると考えられます。どのような展開を迎えていくのでしょうか。

竜崎桜乃は、リョーマのことが好きです。いつもリョーマの試合をそばで応援し続ける桜乃です。「新テニスの王子様」でリョーマは合宿所を退去されることになり帰ってきた時に偶然に桜乃と会います。そのままリョーマは桜乃とゲームセンターへ行ってデートのように楽しみます。桜乃に元気づけてもらえたのです。

「新テニスの王子様」では、桜乃を助けるために馬に乗ったままテニスをするというリョーマが見られるようです。今後の桜乃とリョーマが恋愛にまだ発展はしていないようですが今後、この二人が付き合う展開もあるかもしれません。

「新テニスの王子様」で日本代表選抜を決めるために合宿に参加していたリョーマはさらに腕を磨いていました。平等院と徳川の試合に加勢したリョーマは合宿退去命令が下ります。リョーマは平等院を倒したいという思いが強く、先に退去命令が下されていた氷帝の樺地のことも考えて合宿所から姿を消します。合宿から追放されたリョーマでしたが、中学生の選抜メンバーの1人として選ばれます。

「平等院を倒す」ことを考え、兄のリョーガと「アメリカ代表」として戦うことを決意し渡米しました。2019年現在「新テニスの王子様」ではここまでがアニメ化されています。

テニスの王子様のミュージカルは、今話題の2.5次元の先駆けといっていえます。2003年に初めてミュージカルとして公演がスタートしました。現在は、ミュージカル『テニスの王子様』3rdシーズンとして公演を行っています。ここから登場した俳優も多くいます。例えば、城田優、瀬戸康史、 加藤和樹、斎藤工、小関裕太、志尊淳、なども出ていました。

テニスの王子様は、キャラクターの人気から「キャラクターソング」（通称：キャラソン）がたくさんあります。越前リョーマのキャラクターソングだけでもシングル12枚、アルバム3枚、ミニアルバムやベストアルバムが発売されるほど大人気です。大手配信音楽サイトの人気楽曲を少しだけ紹介していきます。

1. レゾンデトール
2. You got game? 
3. 約束
4. あなたに 
5. Still

補足ですが、越前リョーマのキャラソンも人気ですが、兄・越前リョーガのキャラソンも大変人気です。兄・リョーガのキャラソンタイトルは「Orange」歌うは声優の宮野真守さんです。兄のリョーガのキャラソンもぜひ皆さん一度聞いてみてください！

声優・皆川純子=越前リョーマというイメージがついている方も多いのではないでしょうか？越前リョーマをアニメ放送当初の2001年から演じている声優は皆川純子さんです。OLとして働きながら声優の勉強を始めたそうです。そして、現在所属している東京俳優生活協同組合に所属後、1年経ったときに「テニスの王子様」の主人公に抜擢されました。

テニスの王子様の作者である許斐剛さん曰く、「越前リョーマを演じるために声優になったのではないか」というお墨付きをいただいているほどの方です。皆川純子さんは、とにかく「テニスの王子様」愛が素晴らしい方です。本人がラジオなどで「リョーマがいたから今の私がいる」とも語ってくれています。声優人生に大きく影響を与えた役こそが越前リョーマでした。

ここでは、2001年以降から今もずっと越前リョーマを演じ続けている声優の皆川純子さんのプロフィールを紹介します。

• 名前：皆川純子
• 性別：女性
• 誕生日：11月22日
• 出身県：茨城県
• 血液型：O型

「テニスの王子様」の越前リョーマ役以外の出演作を紹介していきます。早速見ていきましょう！

• TVアニメ「LOVELESS」（青柳立夏）2005年
• TVアニメ「暁のヨナ（ユン）2014年
• TVアニメ「美少女戦士セーラームーンCrystal」（天王はるか / セーラーウラヌス）2016年
• TVアニメ「ブラッククローバー」（メレオレオナ・ヴァーミリオン）2019年
• 劇場版「ドラえもん のび太の月面探査記」（ルカ）2019年
• ゲーム「バイオハザードRE: 2」（エイダ・ウォン）2019年1月発売

など、これ以外にもドラマCDなどでも大活躍をしている声優さんです。男性役だけでなく大人な女性を演じることができる声質を持った女性の声優です。

今も、大人気の漫画がテニスの王子様です。越前リョーマがかっこいいとSNSでも盛り上がりを見せています。リョーマの誕生日の12月24日は、ハッシュタグ付きでお祝いメッセージを多数発見しました。それだけ今も愛されているリョーマと声優の皆川純子さんのようです。

皆川純子さんがリョーマの声をしていることがすごくいいと評判がいいです。女性の声優さんですが低い声でどんどんかっこよさが上昇しているようです。まだまだ人気のキャラクターです。

「テニスの王子様」に関するこんな感想も発見しました。名前についてです。名前の付け方がとてもかっこよくキャラクター1人1人に深みが増すという声もあります。作者さんのセンスがとても光っています！

今回は、テニスの王子様を引っ張る主人公的存在、越前リョーマのかっこいい魅力と兄である越前リョーガについても現在分かっている情報もまとめています。そして、先日開催されたジャンプフェスタにて越前リョーマを主役とした劇場版が2020年に公開されると作者より発表がありました。まだまだ、テニスの王子様は終わりそうにありません。

越前リョーマの名言「まだまだだね」がこれからもたくさん聞けること間違いなしです！テニスの王子様を知らなかった世代の方などにも知ってもらえるきっかけとなれば幸いです。これからも盛り上げていきましょう。