【テニスの王子様】小坂田朋香はリョーマファンクラブ会長？性格や声優を紹介

「テニスの王子様（テニプリ）」の小坂田朋香は、リョーマのことを崇拝するほど大ファンの女子生徒です。また、本作のヒロインの親友というポジションでもあります。本記事では、朋香にスポットを当てて、身長などのプロフィールから登場シーン、担当声優まで、徹底紹介していきます。朋香ファンにとっては、気になる情報が満載のため必見です。

テニスの王子様（テニプリ）は、集英社の週刊少年ジャンプにて、1998年41号に読み切りとして掲載されました。その後、1999年32号から2008年14号までの9年間連載された人気漫画です。2009年3月からは第2シリーズとして、「新テニスの王子様」というタイトルで、ジャンプスクエアにて連載が再開されました。

作者は許斐剛先生で、テニスの知識がない人でも楽しめるように、ルールの説明や解説が盛り込まれています。また、テレビアニメ化をはじめ、CD化、ゲーム化、ミュージカル化などのメディアミックスも、多数行われています。

主人公の越前リョーマは、アメリカ各州のジュニア大会で、4年連続優勝の経歴を持つ天才テニス少年です。リョーマはアメリカから帰国し、テニスの名門校である「青春学園中等部」に入学しました。青春学園には、リョーマと匹敵する個性的な選手が多くいます。1年生にしてレギュラーになったリョーマは、先輩たちと技を競い合い絆を深めながら、全国大会での優勝を目指していくのでした。

テニスの王子様に登場する小坂田朋香（おさかだともえ）の身長など、プロフィールを紹介します。小坂田朋香の誕生日は4月17日で初登場時は中学1年生でした。身長は152cmで体重は43kgです。髪の毛をツインテールにしており、泣きぼくろが特徴となっています。プロフィールによると、視力は2.0で非常に良いです。

小坂田朋香のプロフィールによると、リョーマと廊下ですれ違ったときに、一目惚れをしてしまったようです。リョーマは元々女性にあまり興味を持っておらず、彼女は相手にされませんでした。しかし、小坂田朋香はくじけずに「リョーマファンクラブ」を結成し、自身を会長と名乗っています。

家庭の事情があり部活には所属できないものの、できる限りテニス部を見学しに行きました。関東大会では、チアガールの恰好をしてリョーマを応援します。

身長は152cmとやや小柄な体型ながらも、運動神経は抜群です。初めてテニスをした際に、いきなり連続で11回の壁打ちを続けることができました。プロフィールによると、明るく活発な性格で、思ったことをストレートに発言するタイプのようです。また、弟想いの優しい一面もあり、家庭的な姿も見られます。弟の面倒を見る必要があれば、リョーマの試合の応援にも行かないほどです。

竜崎桜乃はテニスの王子様のヒロインで、小坂田朋香の親友です。朋香は彼女のことを「桜乃」と呼んでおり、桜乃は「朋ちゃん」と呼んでいます。身長は151.5cmで、朋香とほぼ同じ体格です。リョーマに憧れて女子テニス部に入部しますが、運動神経は良くないようで、空振ばかりしています。性格は大人しく控えめで、朋香がストレートすぎる発言をしたときは、「朋ちゃん」と止めに入ってくれることも多いです。

テニスの王子様（テニプリ）に登場する北園寿葉は、北海道代表の椿川学園テニス部のマネージャーです。リョーマの弱点を探るために、青春学園を訪れて彼に近づきます。リョーマに対して、まるで彼女のような馴れ馴れしい態度をとり、朋香は非常に腹を立てていました。しかし、リョーマはわざと嘘をついて、自分の弱点を教えます。それ以降、北園寿葉は青春学園に姿を現さなくなりました。

小坂田朋香役を担当したアニメ声優は、緒乃冬華（おのふゆか）さんです。生年月日は1978年1月13日で、出生地は北海道札幌市となります。2016年3月より本名の「大浦冬華」から「緒乃冬華」に改名したそうです。声優以外にも、吹き替えやナレーション、ゲームなど、幅広いジャンルで活躍しています。声優の川澄綾子さんと仲が良く、一緒に食事をしたり旅行をしたりするそうです。

• 2001年：テニスの王子様（小坂田朋役）
• 2003年：ふたつのスピカ（近江圭役）
• 2007年：怪物王女（日和見日郎・ヒロ役）
• 2010年：さらい屋 五葉（おたけ役）
• 2015年：トリアージX（狭霧友子役）
• 2020年：はてな☆イリュージョン（ディナ・キャメロット役）
• 2021年：ひぐらしのなく頃に業（高野三四役）
• 2023年：あやかしトライアングル（ルン役）

テニスの王子様（テニプリ）の第1巻で、小坂田朋香は初登場をしました。青春学園に入学した朋香は、偶然リョーマと廊下ですれ違い「カッコいい」と一目惚れをします。そのままリョーマのあとを追うと、テニス部の活動場所でした。彼は2年生の桃城と対戦するところだったのです。リョーマの素晴らしい戦いぶりに、朋香は興奮します。そして、彼に近づき挨拶をしますが、素っ気ない反応をされてしまいました。

リョーマは父の南次郎から半強制的に、朋香と綾乃のテニスコーチをするように言われます。リョーマが朋香の前に現れると「キャー、本当に来てくれた！リョーマ様！」と大喜びをしました。大人しい綾乃と対照的な性格をしており、リョーマへの想いを積極的に表に出している様子です。リョーマの適切なアドバイスのおかげで、朋香は11回連続で壁打ちを達成しました。

小坂田朋香が上手に壁打ちをする様子を見て、綾乃は自分も頑張ろうと奮闘します。すると、勢いが良すぎて銀華中のコート内へ、ボールが飛んで行ってしまいました。朋香と綾乃がリョーマの顔を描いたボールを取りに行くと、銀華中の福士がわざと隠して二人を困らせます。すると、福士に向かってボールが飛んできて、顔面に命中しました。

どうやら、リョーマが打ったボールのようです。福士は練習の邪魔をされて迷惑をしていると、朋香と綾乃を非難します。しかし、朋香は福士がボールを隠していることを見抜き、啖呵を切りました。朋香の視力は2.0もあるため、離れた場所にあるリョーマの印が入ったボールも、しっかり見えていたのです。

関東大会2回戦の緑山中との試合で、朋香と綾乃はチアガールの格好をして応援に駆けつけます。対戦相手の季楽は、全日本選手権4連覇した元プロの息子です。彼は「まともなコーチに教えてもらえば、君ももっと上達すると思うよ」と、リョーマに上から目線で話しかけます。

しかし、いざ対戦すると、自分の打った球と同じスピードとコースで、リョーマが打ち返してくることに季楽は気づくのです。余裕を見せていた季楽はしだいに汗だくになり、リョーマに踊らされる形となります。試合結果は6-1でリョーマが圧勝しました。

小坂田朋香は綾乃と共に、関東大会準決勝六角戦に出場する青春学園の応援へ行きます。ダブルス2では河村と桃城が黒羽・天根ペアに、7-6で勝利しました。続いてのダブルス2では、不二・菊丸が佐伯・樹ペアに6-3で勝利します。

千葉県の中でも強豪といわれている六角相手に、青春学園が勝利したのです。朋香は「六角恐るるに足らず！」と言って喜びます。その後も、シングルス3で海堂が葵に7-5で勝利しており、青春学園は六角に3-0でストレート勝ちをしました。

リョーマが部屋のドアを開けると、他校の見知らぬ女学生が激突し気を失って倒れました。彼はその女学生を医務室まで連れて行きます。その後、二人はテニスの話で盛り上がるのでした。その様子を見た朋香は、「ファンクラブの会長として許せない」と、女学生の寿葉にキレてしまいます。

しかし、寿葉はリョーマの弱点などを偵察することが目的で、故意に彼へ近づいていたのです。幸い、リョーマもすでに気づいており、わざと違った弱点を寿葉に見せたのでした。

小坂田朋香は身長は低めですが、運動神経は抜群でテニスの才能もあるようです。しかし、家庭の事情でテニス部には所属していません。テニプリのサイドストーリーで、小坂田朋香が女子テニス界を制圧するような物語を読んでみたいというファンもいました。

小坂田朋香はリョーマのことをリョーマ様と呼び、ファンクラブの会長でもあります。リョーマが大好きだというアピールも、積極的にしていました。しかし、いざ綾乃のほうがリョーマと付き合うことになれば、誰よりも喜んでくれそうという感想もあります。それほど朋香は、友達想いで性格の良いイメージがあるということでしょう。

小坂田朋香はリョーマの大ファンであるにも関わらず、親友である綾乃の恋を応援しています。その上、家では弟たちの面倒も見て、非常に人が良いため大好きだという読者もいました。朋香が表紙になることを、期待している声もあります。

テニスの王子様（テニプリ）の小坂田朋香は、青春学園中等部の1年生で、リョーマのファンクラブの会長です。気が強いイメージのある朋香ですが、弟想いの優しい一面も見られます。今のところ、リョーマにとって朋香は、応援してくれるファンの中の一人という存在のようです。小坂田朋香は出番の多いキャラのため、今後の彼女の立ち位置や心情の変化などにも注目しておきましょう。