【テニスの王子様】氷帝学園の「下剋上」日吉若の強さ・戦績は？名言や声優も紹介

『テニスの王子様（テニプリ）』の氷帝学園は、青春学園テニス部のライバルとして登場します。日吉若は氷帝学園テニス部の2年生で、主人公の越前リョーマとも対戦したことがあるキャラです。本記事では、日吉若とはどのようなキャラかを調査し、強さや戦績などを詳しくまとめています。まずは、日吉若の基本的なプロフィールと、テニスの王子様の作品情報を見ていきましょう。

テニスの王子様（テニプリ）は、中学のテニス部をテーマとしたスポーツ漫画です。作者は許斐剛さんで、1999年から2008年まで週刊少年ジャンプで連載されていました。2009年からは、第2シリーズとなる『新テニスの王子様』がジャンプスクエアで連載中です。テニスの王子様の舞台のモデルとなったのは、東京都の立教中学校（現：立教池袋中学校）です。

主人公の越前リョーマは、早稲田大学出身の羽石祐さんがモデルとなっています。テニスの王子様は連載早々大ブームを巻き起こし、アニメ化やゲーム化などさまざまなメディアミックスが行われました。アニメが放送されるとその人気はさらに増し、テニスの競技人口を増やす要因ともなりました。テニスの王子様はミュージカルも人気で、2023年の2月からは4thシーズンの公演も決まっています。

アメリカのジュニア大会で4連続優勝を果たした越前リョーマは、帰国して青春学園中等部に入部します。そこで1年生レギュラーとなり、部長の手塚国光から「青学の柱」を託されました。越前リョーマは日本でさまざまなライバルたちと出会いながら、人間的にも成長していきます。越前リョーマは青学の全国制覇を目標に掲げ、仲間とともに団体戦で勝ち抜いていくのでした。

テニスの王子様（テニプリ）の日吉若は、12月5日生まれの中学2年生です。氷帝中等部のテニス部員で、学校では報道委員に所属しています。身長173cm、体重60kgで、血液型はAB型です。父親が古武術の師範をしているため、古武術を利用したテニス技を使うことがあります。切れ長の目と、茶髪のキノコヘアーが特徴です。

日吉若は上昇志向が強く、「下剋上」を座右の銘としています。そのため、挑発的な言動や生意気な態度が目立ちますが、自分より強い相手の実力を認められる素直さも持っています。持久力に欠けるという弱点があり、試合でもたびたびスタミナ不足で負けています。しかし、その弱点を克服するために練習を重ね、3年生が引退した後は新たな部長に就任しました。

テニスの王子様（テニプリ）の日吉若は、氷帝学園幼稚舎に通っていました。そのまま氷帝学園中等部まで進み、中学生になってから初めてテニス部に入ります。テニス部に入ろうとしたきっかけは、部長の跡部景吾のテニスを見たことです。日吉若は跡部景吾のテニスの美しさに感銘を受け、テニス部に入ろうと決意したのです。それまではテニスをプレーしたことがなく、まったくの未経験から始めました。

氷帝学園の日吉若は、関東大会編で初めて登場します。作中では試合するシーンも多く、青春学園とも2度に渡って対戦しています。ここでは、氷帝学園の日吉若の強さや能力、必殺技などを解説します。これまでの戦績もまとめているため、ぜひ日吉若の活躍を振り返ってみてください。

氷帝学園のテニス部には、200人以上もの部員がいます。日吉若は中学からテニスを始めたにも関わらず、大勢の部員の中からレギュラーメンバーに選ばれています。この事実だけ見ても、日吉若のテニスの実力は相当なものであることがわかります。

また、他の学校の選手からも氷帝学園の次期部長と注目されており、学校外でも強さを認められているようです。ただ、作中での戦績が悪いため、ファンからは「弱い」といわれてしまうこともあります。

演武テニスは日吉若が使う独特のプレイスタイルで、監督の榊の助言によって完成しました。日吉若は幼い頃から古武術に親しんでおり、古武術の構えが自然と身についていました。榊から「自然に打ってみろ」とアドバイスされた日吉若は、自分にとって自然体である古武術の構えを取ったのです。古武術の構えでプレーをする演武テニスは、日吉若の能力を最大限に引き出してくれます。

日吉若が使っている古武術ストロークは、演武テニスと同じく古武術を応用した技です。こちらは特にテニス用に開発した技ではなく、体に染み付いた古武術の動きを自然に使っているだけです。古武術の動きは効率よく筋肉を使うため、通常のストロークよりも威力を増すことができます。

四神演舞 白虎は、日吉若が『新テニスの王子様 氷帝vs立海 Game of Future 後編』で新たに見せた必殺技です。古武術の呼吸法と動きを取り入れた超強力ショットで、相手を吹き飛ばすほどの威力を持ちます。しかし、体力の消費が激しいというデメリットもあります。

テニスの王子様の日吉若はテニスを始めるのが遅かったこともあり、2年になっても準レギュラーのままでした。日吉若が氷帝学園のレギュラーに選ばれたのは、関東大会の直前のことでした。関東大会の前に3年の滝萩之介がレギュラー落ちしたため、繰り上がりで正レギュラーとなったのです。

関東大会直前でレギュラーとなった日吉若は、1回戦で青春学園の越前リョーマと対戦します。氷帝VS青学の1回戦は2勝2敗1ノーゲームとなり、最終的に控え選手同士の対決となったのです。ここ一番の大事な試合を任された日吉若でしたが、4-6で越前リョーマに負けてしまいました。

関東大会でスタミナ不足が露見した日吉若は、それからスタミナ強化のための練習を行ってきました。そして、全国大会で再び青学と当たり、リベンジをする機会が訪れました。1回戦で椿側学園の三浦に6-0と圧勝した日吉若は、準々決勝で青学の乾・海堂ペアと対戦します。

日吉若は向日岳人とペアを組み、この試合に臨みました。スタミナを強化してきた日吉若でしたが、乾・海堂ペアのスタミナには勝てませんでした。乾・海堂ペア相手に善戦するも、5-7で敗北を喫します。

テニスの王子様（テニプリ）の日吉若は、U17の合宿で跡部景吾とシングルスマッチを行うことになります。日頃から下剋上を狙っていた日吉若にとって、これはまたとない機会でした。日吉若と跡部景吾の戦いはタイブレークに突入し、45-47で跡部景吾の勝ちが決まります。日吉若はこの試合で負けはしましたが、跡部景吾から激励の言葉をもらいました。

『新テニスの王子様 氷帝vs立海 Game of Future 後編』では、日吉若と切原赤也の試合が見られます。立海大付属中の切原赤也は、日吉若にとって1年の新人戦で負けた相手です。日吉若は演武テニスや跡部景吾の技のコピーなどで攻めますが、切原赤也の新たな「青目モード」に圧倒されてしまいます。

自信を失いかけた日吉若でしたが、跡部景吾から声をかけられて自分を持ち直します。そして、新技である「四神演舞 白虎」を使い、切原赤也を追い上げました。続いて「四神演武 朱雀」を使おうとしますが、そこで力尽きて敗れてしまいました。
 

「下剋上」は、日吉若の口癖ともいえる名言です。日吉若は年齢などに関わらず、実力で評価されることを好みます。そのため、下剋上という言葉が大好きで、自分も下剋上で跡部景吾の座を奪うことを目標としています。越前リョーマとの試合でも下剋上という言葉を口にしており、この言葉で自分を奮い立たせているような一面も見受けられます。

テニスの王子様（テニプリ）の関東大会決勝戦では、青学と立海大の試合が行われていました。日吉若は、自分を負かした相手である越前リョーマの試合を観戦します。越前リョーマの対戦相手は真田弦一郎で、越前リョーマは序盤から激しく攻め続けていました。

越前リョーマを甘く見ているような真田に対し、日吉若は「甘く見てたら痛い目にあうぜ」と呟きます。そして、続けてこの名言を口にしたのでした。自分を負かした越前リョーマの実力を、日吉若がしっかりと認めていることがよくわかる名言です。

テニスの王子様（テニプリ）の跡部景吾は、氷帝学園テニス部の部長です。氷帝テニス部のカリスマ的存在で、誰もがその実力を認めています。跡部景吾は日吉若がテニス部に入るきっかけとなった人物でもあり、下剋上の標的に定めている人物でもあります。跡部景吾は、自分に憧れるだけでなく倒そうと闘志を燃やす日吉若に対し、次期部長としての活躍を期待しているようです。

テニスの王子様（テニプリ）の向日岳人は、全国大会で日吉若とダブルスを組んだ氷帝学園のテニス部員です。小柄で女の子のような見た目をしていますが、強気で男らしい性格をしています。日吉若にとっては先輩に当たり、向日岳人は日吉若のことを「ヒヨッコ」と呼んでいます。2人は休日も一緒に遊ぶなど、部活以外の場面でも仲良くしています。

テニスの王子様（テニプリ）の鳳長太郎は、日吉若と同じく氷帝学園テニス部の2年生です。日吉若とは幼馴染で、一緒に氷帝学園幼稚舎に通っていました。下剋上が好きな日吉若とは対称的に、鳳長太郎は大人しくて優しい性格をしています。しかし、テニス部で正レギュラーになったのは、鳳長太郎のほうが先でした。

テニスの王子様（テニプリ）のアニメで日吉若役を担当したのは、声優の岩崎征実さんです。岩崎征実さんはテニスの王子様で日吉若を演じながら、赤澤吉郎と早乙女晴美の声も担当していました。ここでは、岩崎征実さんのプロフィールや、これまでに出演した作品や担当キャラを紹介します。

岩崎征実さんは、1971年10月25日生まれのO型です。出身地は東京都で、所属事務所は尾木プロ THE NEXTです。ヤクルトスワローズの大ファンで、よく球場に行って試合観戦をしているようです。ヤクルトの試合観戦の他には、ウェイトトレーニングを趣味としています。特技は、殺陣とヌンチャクです。

岩崎征実さんはこれまでに、『こちら葛飾区亀有公園前派出所』の左近寺竜之介や『ビーストウォーズII 超生命体トランスフォーマー』のビッグホーン、『格闘料理伝説ビストロレシピ』の幕之内月次などを担当してきました。他にも、『逆転裁判 〜その「真実」、異議あり!〜』の糸鋸圭介、『僕のヒーローアカデミア』の目良善見、『魔入りました!入間くん』のMr.ハットなども演じています。

テニスの王子様（テニプリ）の日吉若に関しては、古武術のフォームが素晴らしいという感想が上がっていました。日吉若の古武術姿は人気で、古武術の構えや動きが好きだというコメントが多く見られました。また、他のキャラに比べて現実的でも使えそうな技であるため、リアリティが感じられて良いという感想もありました。

テニスの王子様（テニプリ）の日吉若はイケメンだと評判で、見た目が好きだという人が大勢いました。日吉若は原作とアニメでやや髪型が異なりますが、どちらの外見も人気でした。ただ、原作を先に読んでいた人は、アニメの日吉若を見てその違いに衝撃を受けたこともあったようです。

テニスの王子様（テニプリ）の日吉若は、キャラソンも人気があります。日吉若のキャラソンはアップテンポでノリが良いため、テンションを上げたいときや筋トレに利用する人もいました。また、キャラソンのおかげで、日吉若が好きになったというコメントもありました。

テニスの王子様（テニプリ）に登場する、日吉若についてまとめました。「下剋上」が口癖の日吉若は、常に上を目指して努力をするアグレッシブなキャラです。作中での戦績が良くないため弱いと思われがちですが、越前リョーマや跡部景吾相手に善戦できる強さを持っています。関東大会や全国大会の試合のシーンを振り返りながら、日吉若の活躍を再確認してみてください。