【鬼滅の刃】空喜(うろぎ)は半天狗の「喜」の分裂体!強さ・能力や特徴を考察

「鬼滅の刃」の空喜(うろぎ)は、刀鍛冶の里編に登場する上弦の鬼・半天狗の分裂体です。喜怒哀楽の「喜」にあたり、炭治郎と戦えることに喜んでいました。また、鬼では珍しく飛行能力を持ち、空中戦で炭治郎を翻弄させています。本文では、「鬼滅の刃」の空喜(うろぎ)の強さや能力、刀鍛冶の里編での活躍をまとめました。その他、空喜を生み出した半天狗の他の分裂体なども考察しました。

【鬼滅の刃】空喜(うろぎ)は半天狗の「喜」の分裂体!強さ・能力や特徴を考察のイメージ

目次

  1. 半天狗とは?
  2. 空喜は半天狗の「喜」の分裂体!強さや特徴は?
  3. 空喜の活躍をネタバレ
  4. 空喜の他にも半天狗の分裂体はいる?
  5. 半天狗と関係するキャラ
  6. 半天狗の声優
  7. 空喜に関する感想や評価
  8. 空喜まとめ

半天狗とは?

鬼滅の刃・半天狗の空喜の紹介・イメージ画像

「鬼滅の刃」の刀鍛冶の里編で炭治郎と戦った空喜(うろぎ)。彼は、上弦の肆・半天狗の分裂体で、喜怒哀楽の「喜」の感情から生み出されました。その名の通り、何事にも喜びを見出し、背に翼の生えた鳥人間ような姿が特徴です。以下では、「鬼滅の刃」の空喜(うろぎ)の能力や強さ、特徴などを考察しました。その他、刀鍛冶の里編に登場する鬼の半天狗やその他の分裂体の概要などもまとめました。

鬼滅の刃 刀鍛冶の里編の作品情報

「鬼滅の刃 刀鍛冶の里編」は、原作漫画12巻~15巻にあたるエピソードです。時系列では、上弦の陸が登場した「遊郭編」の直後にあたります。2023年4月9日からは、刀鍛冶の里編のアニメが放送予定です。

鬼滅の刃 刀鍛冶の里編の概要

「刀鍛冶の里編」では、主要人物の入れ替わりが行われ、甘露寺蜜璃、時透無一郎、不死川玄弥が新たに登場します。また、登場する鬼も上弦の肆・伍が同時に出現する異例の展開となっています。

鬼滅の刃 刀鍛冶の里編のあらすじ

上弦の陸との戦いから2か月後。傷が癒えた炭治郎でしたが、修理に出していた刀が届きません。療養を兼ねて刀鍛冶の里へ赴くも、上弦の肆と伍の襲撃に巻き込まれます。炭治郎と禰豆子は、他の隊士と共に上弦の鬼との戦いに挑みます。分裂を繰り返す鬼との戦いは、鬼殺隊を苦戦に追い込み、敗北寸前まで追い込みます。しかし、炭治郎の諦めない心が功を奏し、上弦の鬼の戦いを制します。

半天狗のプロフィール

鬼舞辻󠄀無惨の手下で、位は十二鬼月・上弦の肆です。二本の角と額のこぶが特徴の老人で、見た目は78歳ほどと推測されています。舌に刻まれた「怯」のごとく、「ヒィィィ」と何かに怯える様子を見せています。作中では、上弦の伍の玉壺と共に刀鍛冶の里を襲撃し、鬼殺隊一行と対峙します。また、気配を消すことや身軽さに優れ、本体を探す炭治郎たちを苦戦させます。

人間だった頃は、盲目を装って盗みを働いてきた小悪党でした。物事を自分にとって都合よく解釈し、罪を他人に擦り付けながら悪事に手を染めていきます。後に、盲目を殺害した罪で奉行所に捕まり、これまでの悪事から打ち首が決まりました。しかし、処刑の日が迫っても、半天狗は自身を正当化する言い訳を続けます。そのような様子を無惨に注目され、鬼に適しているとの理由から鬼化しました。

半天狗の血鬼術

半天狗の血鬼術は、首を斬られるたびに分裂体を生み出す能力です。分裂体は、半天狗の感情・喜怒哀楽を表し、本体が危機を感じるほど強さを増していきます。作中では、「喜」の空喜、「怒」の積怒、「哀」の絶哀、「楽」の可楽が登場しています。それぞれ独立しており、個体ごとに異なった能力を持っています。分裂体からも新たに分身を生み出すことができるものの、分裂を繰り返すと技の威力が落ちます。

また、分裂体同士を結合することで、新たな分身を生み出すことも可能です。作中では、喜怒哀楽の4体から「憎」の分裂体が生まれました。半天狗にとって分裂体とは、自分の代わりに戦ってくれる身代わりのような存在と考えられます。しかし、分裂体の首を斬り落としても、また分裂を繰り返すため、半天狗を倒したことにはなりません。

そのため、半天狗を倒すには、本体の首を斬り落とすことが重要となります。一方、半天狗の本体は気配を消すことに優れており、居所を掴むこと自体困難です。また、本体の首は強硬であり、並みの剣士では弾き飛ばされる危険もあります。戦闘能力は低いものの、簡単に首を斬らせないところは、上弦の鬼としての強さを感じさせるでしょう。

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空喜は半天狗の「喜」の分裂体!強さや特徴は?

半天狗の空喜の強さや能力を考察・イメージ画像

半天狗の分裂体の空喜(うろぎ)は、喜怒哀楽の「喜」の感情を持つ鬼です。可楽と同様、明るい性格の持ち主で、些細なことにも喜びを見いだすことができます。一方、戦闘では飛行能力を駆使した戦いを得意とし、炭治郎を追い込んでいます。果たして、空喜の強さはどれほどか、どのような能力を秘めているのでしょうか。以下では、「鬼滅の刃」の空喜(うろぎ)の強さや能力、性格や特徴などを考察しました。

空喜(うろぎ)は半天狗の喜怒哀楽の「喜」の分裂体

半天狗の分裂体として登場した空喜(うろぎ)。喜怒哀楽の「喜」の感情から生まれた半天狗の分身で、4体の中では異形な姿をしています。鬼では珍しい、背中に羽を生やし手足は鳥の鉤爪になっている、鳥人間と呼べるでしょう。作中では、先に登場していた「楽」の可楽から分裂しました。時透無一郎に首を斬られた半天狗。しかし、半天狗との戦いはここから始まり、血鬼術で数多くの分裂体が誕生します。

本体が行方をくらます中、炭治郎たちは半天狗の分裂体・喜怒哀楽との戦いを余儀なくされます。分裂体を倒しても本体のダメージにはつながらず、新たな分裂体が生み出されます。その1体が空喜(うろぎ)であり、玄弥の南蛮銃で攻撃された可楽から分裂しました。作中のセリフから、過去にも分裂したことがあり、久しぶりに単体になれたことに喜びます。

空喜の強さや能力

狂圧鳴波を繰り出す空喜・イメージ画像

空を飛べる能力は空喜の最大の強みであり、対炭治郎戦でも空中戦に持ち込んでいます。また、炭治郎を掴んだ鉤爪の手足は、金剛石を砕く握力を秘めています。そして、空喜の能力といえば、超音波を用いた狂圧鳴波です。発動前に一度溜めを行って、一気に怪音波を放ちます。狂圧鳴波を浴びた者は、身体の内側から崩壊される恐ろしい能力です。

凄まじい威力を発揮する狂圧鳴波は、通常の人間であれば確実に死亡します。そのため、怪音波が発動される前に射程範囲から外れる必要があります。

空喜の性格や特徴

あらゆるものに喜びを感じる空喜のイメージ画像

何かに怯える半天狗とは対照的に、空喜はあらゆることに喜びを見いだすことができる性格です。例えば、可楽から分裂できたこと、炭治郎と戦えること等です。可楽と同様、明るい性格である一方、用心深さに欠ける点が玉にキズでしょう。作中では、炭治郎を侮り、油断していたことで、自身の飛行能力を移動手段に利用されました。

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空喜の活躍をネタバレ

空喜の活躍をネタバレ・イメージ画像

空喜(うろぎ)は、鬼滅の刃・刀鍛冶の里編にて、半天狗の分裂体として登場しました。作中では炭治郎と対峙し、得意の空中戦で彼を追い込みます。しかし、冷静さに欠ける性格から、炭治郎に反撃を仕掛ける隙を与えてしまいます。その後も鬼殺隊に追い込まれるも、積怒に吸収される形で新たな個体に生まれ変わりました。以下では、鬼滅の刃・刀鍛冶の里編の空喜(うろぎ)の活躍をあらすじネタバレ紹介します。

空喜の活躍①炭治郎と戦う

無惨の命令を受け、刀鍛冶の里を襲う半天狗と玉壺。半天狗は、多くの鬼殺隊士が集まる宿を襲撃するも、霞柱・時透無一郎に首を斬り落とされます。しかし、半天狗の血鬼術の発動により、可楽と積怒の分裂体が生み出されました。可楽の能力で時透が離脱させられ、首を斬るごとに分身が増えていく悪循環に鬼殺隊は苦戦を強いられます。そして、可楽から空喜が、積怒から哀絶が分裂し、半天狗の喜怒哀楽が出現しました。

個体ごとに別の能力を持ち、喜怒哀楽の「喜」の感情の空喜は、炭治郎と戦います。得意の飛行能力で炭治郎を翻弄し、戦いを有利に進めていきます。そして、炭治郎の足を掴んだまま上空に向かい、狂圧鳴波を浴びせようと試みます。しかし、一瞬の溜めを見逃さなかった炭治郎は、空中でヒノカミ神楽を繰り出し、窮地を脱します。

空喜と炭治郎の戦い・イメージ画像

炭治郎の反撃を受けて、空喜の狂圧鳴波外れ、片手を斬り落とされました。その手は炭治郎の足を掴んでおり、小さな空喜へ変化します。小空喜からも狂圧鳴波が放たれるも、分裂を繰り返したことで力が劣っていました。戦いはまだ終わっておらず、空中戦ができる空喜に対し、炭治郎は劣勢を強いられていました。しかし、空喜の能力に目をつけ、それらを利用して禰豆子の元へ向かうと考えます。

一方、炭治郎を油断していた空喜は、彼の罠にまんまとはまります。成り行きで禰豆子と可楽の元へ、炭治郎を飛ばすことになり、その先で戦いを再開します。屋敷を破壊することで竈門兄妹の逃げ場を封じ、攻撃を繰り出していきます。

空喜の活躍②炭治郎の爆血刀で攻撃される

斬れば斬るほど分裂を繰り返し、個体を増やし続ける半天狗の血鬼術。無限に増え続ける敵に炭治郎たちは苦戦を強いられます。そんな状況を打開するべく、炭治郎は禰豆子の血を刀にまとわせ、爆血刀を生み出します。そして、ヒノカミ神楽 日暈の龍・頭舞いを繰り出し、空喜、可楽、哀絶に攻撃します。大ダメージを受けた空喜たちは回復が遅れ、半天狗の本体の気配が漂いはじめます。

一方、どこかに身を隠す半天狗は、鬼殺隊が自身に迫る恐怖から次の手段を繰り出します。本体の断末魔の叫びを合図に、空喜、可楽、絶哀、積怒の4体が結合し、新たな分裂体・憎珀天が誕生します。喜怒哀楽の能力をパワーアップさせ、さらに独自の技を繰り出す憎珀天は、鬼殺隊をさらに追い込んでいきます。また、本体を隠す6体目の分身・「恨」の鬼も出現し、半天狗と鬼殺隊の戦いは激しさを増します。

時透無一郎が玉壺との戦いに挑む中、半天狗を相手にする炭治郎たちは窮地に立たされます。そこへ、甘露寺蜜璃が合流します。鬼殺隊は2手に分かれ、半天狗の本体を炭治郎・玄弥で追い、憎珀天は甘露寺が足止めをします。半天狗は必死に逃げまどい、是が非でも生き延びようと必死になります。しかし、最終的には炭治郎の手で首を斬り落とされ、消滅しました。

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空喜の他にも半天狗の分裂体はいる?

半天狗の分裂体を紹介・イメージ画像

己の分身を作り出す血鬼術を持つ半天狗。彼の分裂体は空喜(うろぎ)の他にも存在します。それぞれ自我を持ち、異なる能力を持っています。また、分裂体同士で結合することで新たな分身を生み出すこともできます。半天狗の血鬼術は、使い方次第では戦闘で役に立つ能力でしょう。以下では、鬼滅の刃・刀鍛冶の里編に登場した、空喜(うろぎ)以外の半天狗の分裂体について紹介します。

半天狗の分裂体①可楽

喜怒哀楽の「喜」の感情から生まれた分裂体で、何事も楽しいと感じることができます。戦うことが好きで、玄弥の南蛮銃を受けた際も、初めての感覚と楽しんでいます。武器は、天狗の団扇を使用し、軽くあおぐだけですさまじい突風を起こします。人を飛ばしたり、押しつぶして攻撃する他、建物を破壊することも可能です。作中では、時透無一郎を飛ばし、玉壺戦のきっかけを作っています。

一方、天狗の団扇は、可楽以外の人物でも使用するこができます。作中では、禰豆子が団扇を奪い、可楽を上空へ飛ばしています。団扇は可楽の強さの源であるものの、可楽自体の戦闘力は弱いと推測されます。そのため、戦いでは団扇に依存した傾向が見られます。

半天狗の分裂体②積怒

喜怒哀楽の「怒」の感情を持つ分裂体です。常に何かに怒っている表情が目立つも、感情的になることは少なく、冷静さを保っています。外見は左右で異なる柄の着物を身に着け、雷を放つ錫杖を武器に戦います。戦闘では、錫杖を地面につけて雷を落とし、相手を感電させます。

一方、喜怒哀楽の分裂体のリーダー格であり、3体に指示を与えたり、サポート役を担っています。状況判断に優れ、半天狗が危機に陥ったことをいち早く察しています。そして、可楽・空喜・哀絶を吸収し、憎珀天へ生まれ変わりました。

半天狗の分裂体③哀絶

積怒から分裂した「哀」の感情を持ちます。喜怒哀楽の中で唯一、特殊能力を持たないことが特徴です。一方、身体能力と体術に優れ、十字槍を武器に戦います。戦闘では、冷静かつ慎重に状況を見極め、半天狗本体を巡る攻防戦でも、炭治郎を敗北寸前まで追い込んでいます。また、「哀」の性格のため、敵が弱いことを哀しいと感じる場面も見られます。

刀鍛冶の里の戦いでは、炭治郎・玄弥と対峙し、激涙刺突の必殺技を繰り出しました。しかし、鬼喰いの性質を持つ玄弥にとどめをさせず苦戦します。また、致命傷に相当する傷を負いながらも死なない玄弥に戸惑い、哀しいとも評しています。

半天狗の分裂体④憎珀天

半天狗の喜怒哀楽の分裂体を結合して誕生した5体目の分身です。見た目は、半天狗の分裂体でもっとも若いものの、柱を圧倒する強さを秘めています。その名の通り「憎」の感情を持つ分裂体であり、半天狗の考えがもっとも反映された分身ともいえるでしょう。半天狗を「守るべき弱者」と考え、己の任務と捉えています。一方、彼に向かってくる者を「極悪人」と解釈し、容赦ない攻撃を繰り出しています。

背中の太鼓は、技を発動するためのもので、攻撃力を上げる効果もあります。使用する技は、喜怒哀楽の技の他、木を竜に変える能力があります。作中では、甘露寺蜜璃と対峙し、痣を発現させた彼女と互角の戦いを見せています。甘露寺を敗北寸前まで追い込むも、半天狗の本体が倒されたことを受け、消滅しました。

半天狗の分裂体⑤恨の鬼

半天狗の本体を守るために出現した分裂体です。外見は、本体より1回り大きいものの、その役目から恨の鬼には特殊能力や強さはないと推測されます。一方、性格面は半天狗が色濃く反映させており、自分を善良な弱者と言い張っています。炭治郎の日輪刀が首半分に迫り、いよいよ死が間近くに迫った半天狗。そこで、最後の悪あがきとして恨の鬼を生み出し、自身はその心臓部へ身を潜めました。

まずは、己の回復を図るべく、手当たり次第に鍛冶職人の捕食を試みます。しかし、炭治郎に追いつかれ、ヒノカミ神楽・円舞一閃で首を斬り落とされました。恨の鬼の内部には半天狗の本体がおり、胴体だけで逃げようと試みます。その後、心臓部に本体がいることを見抜かれ、半天狗は討伐されました。

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半天狗と関係するキャラ

半天狗と関係するキャラの紹介・イメージ画像

上弦の肆・伍が同時に登場した鬼滅の刃の刀鍛冶の里編。新たに霞柱と恋柱が登場し、2人の実力や知られざる過去が明かされました。炭治郎と新キャラとの交流が注目される一方で、新たな鬼たちの登場も目を引きます。特異能力を繰り出す鬼を相手に炭治郎たちは苦戦を強いられ、敗北を頭をよぎりました。以下では、「鬼滅の刃」から、半天狗と関係するキャラクターをネタバレ紹介します。

関係するキャラ①竈門炭治郎

修理に出した刀が戻ってこないことを受け、刀鍛冶の里へ向かいます。療養もかねてしばらく里に滞在し、半天狗と玉壺の襲撃に巻き込まれました。里にいた鬼殺隊士たちと協力して上弦の鬼との戦いに挑み、炭治郎は半天狗と対峙します。今回ばかりは炭治郎も半天狗への同情はみせず、彼の卑劣な性格を糾弾しています。一方、戦いでは半天狗の血鬼術に翻弄され、厳しい戦いを強いられます。

やっとの思いで半天狗の本体にたどり着いても、彼の強靭な首は簡単に落とせませんでした。しかし、禰豆子の決死の行動や仲間のサポートを受け、半天狗の討伐に成功しました。

関係するキャラ②竈門禰豆子

炭治郎の妹で、無惨の襲撃を受けた際に鬼化させられました。しかし、わずかに人間の理性が残っていたことや、鱗滝の暗示により人喰いの衝動が抑えられています。鬼のため日光に弱く、昼間の移動の際には、炭治郎が背負う箱の中に入っています。また、兄の窮地を察知すると箱を飛び出し、血鬼術を発動させたり、兄と協力して鬼に立ち向かいます。

刀鍛冶の里編でも炭治郎と行動を共にし、半天狗と玉壺との戦いに挑みます。戦いの終盤では、己の身を犠牲にして、半天狗への勝利に貢献しました。また、朝日を浴びて死んだと思われるも、後に太陽を克服したことが判明します。この出来事は無惨にも知らされ、鬼殺隊と無惨の最終決戦へつながりました。

関係するキャラ③不死川玄弥

炭治郎の同期の鬼殺隊士で、里に居合わせていたことで半天狗と玉壺との戦いに参戦します。剣才がないため、戦闘では刀の代わりに南蛮銃を使い、半天狗の分裂体を追い詰めていきます。鬼喰いの特異体質から、半天狗の肉片を食べることで彼の能力を取り込み、使用しています。また、刀鍛冶の里編では、風柱・不死川実弥との兄弟関係や知られざる過去が明かされました。

兄・実弥への憎悪や、彼に認められたいとの思いから、上弦の鬼の討伐へ執念を燃やします。一方、炭治郎とは最終選抜での出来事から、再会時には敵意向けていました。半天狗との戦いでも炭治郎をライバル視するも、彼との実力の差を思い知らされます。半天狗戦後は炭治郎と和解し、おだやかな性格をのぞかせています。

関係するキャラ④時透無一郎

鬼殺隊の霞柱で、霞の呼吸の使い手です。柱の中では最年少であり、刀を握って2か月で柱に就任した天才児です。入隊以前の記憶がなく、無表情で他人への関心の薄さが目立ちます。一方で、合理的な考えの持ち主であり、時には実力行使も厭わない冷酷さも見せています。上弦の鬼の襲撃の際、刀鍛冶の里にいたためそのまま交戦しました。

上弦の鬼・半天狗の首を斬り落とすも、それは偽物の個体だったため、討伐とはなりませんでした。その後、可楽の突風に吹き飛ばされて離脱し、上弦の伍の玉壺との戦いに挑みます。一度は窮地に陥るも、炭治郎のある一言がきかっけで記憶が戻ります。その直後に痣が発現し、単身で玉壺の討伐に成功します。玉壺戦後は炭治郎の元へ向かい、炭治郎に新しい刀を託して勝利に貢献しました。

関係するキャラ⑤甘露寺蜜璃

鬼殺隊の恋柱で、恋の呼吸の使い手です。ピンクと緑色のグラデーションのかかった髪色と、露出度の多い隊服が特徴です。常人離れした身体能力の持ち主で、日輪刀は長くてしなりのあるウルミに似たものを使用しています。竈門兄妹の理解者であり、鬼の禰豆子を可愛がり、彼女からも懐かれています。一旦、刀鍛冶の里を後にするも、鬼の襲撃を聞きつけて炭治郎たちに加勢します。

対半天狗戦では炭治郎たちに本体を任せ、自身は分身である憎珀天との戦いに挑みます。想像以上の強敵に苦戦し、狂圧鳴波を正面から受けるも、全身を硬直させることで事なきを得ました。その後も、憎珀天との戦いは続き、終わりの見えない戦いに追い詰められます。力尽きて死を覚悟した瞬間、半天狗が倒されたことで憎珀天も消滅し、戦いに勝利しました。

関係するキャラ⑥鬼舞辻󠄀無惨

鬼の始祖と言われる男で、すべての鬼の絶対的な支配者、炭治郎の仇です。打ち首を待つ半天狗の様子に興味を持ち、鬼に適しているとの理由から血を与えました。半天狗は無惨に従順である一方、無惨の方も部下の1人として扱っています。一方、半天狗の卑屈な性格に関しては好ましいと思っていません。

関係するキャラ⑦玉壺

半天狗と共に刀鍛冶の里を襲撃した鬼で、十二鬼月の上弦の伍です。外見は、肉体と壺が融合したような異形で、壺から壺に移動しながら攻撃します。また、完全体では人魚のような上半身と蛇に似た下半身になり、相手を追い詰めます。刀鍛冶の里の襲撃時、半天狗とは別行動をとり、玉壺は鍛冶職人に襲い掛かります。戦闘では、壺からたこ足を繰り出したり、敵を水壺に閉じ込めるなど、トリッキーな技が目立ちます。

半天狗によって飛ばされてきた時透無一郎と対峙し、彼を水獄鉢に閉じ込めます。しかし、水獄鉢は破られ、時透が痣を発現させたことで形勢逆転されます。最終手段として下半身が魚のような異形へ変身するも、時透には及ばず敗北しました。一方、玉壺の人間時代は不明で、無惨との出会いや鬼化の経緯も分かっていません。

関係するキャラ⑧奉行

江戸時代の奉行所の役人で、半天狗の打ち首を命じた人物です。盲目を殺害した罪で半天狗を逮捕し、言い訳をする彼に対して容赦ない態度を見せました。後に鬼化した半天狗に殺されるも、死の間際まで糾弾し続けました。一方、半天狗の分裂体はこの奉行に似ており、半天狗にとって一番印象的だった人物ともいわれています。

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半天狗の声優

半天狗の声優を紹介・イメージ画像

鬼滅の刃・刀鍛冶の里編のアニメ声優が発表され、半天狗役には古川登志夫さんが起用されました。一方、空喜(うろぎ)など半天狗の分裂体の声優は明らかにされていません。古川さんが分裂体の声も演じるのか、それとも役ごとに新たな声優が起用されるでしょうか。空喜などの担当声優も気になるでしょう。以下では、鬼滅の刃から、半天狗の声優・古川登志夫さんのプロフィールや出演作品を紹介します。

古川登志夫のプロフィール

半天狗のアニメ声優・古川登志夫さんは、1946年生まれ、栃木県出身の声優・ナレーターです。中学1年生の時に劇団日本児童に入団、舞台やテレビドラマに出演しました。1974年にアニメ「ゼロテスター」の通信員役で声優デビューし、数多くの話題作に出演しています。

古川登志夫の主な出演作品や演じたキャラ

声優・古川登志夫さんといえば、アニメ「ドラゴンボール」ピッコロ役で広く知られています。その他、「うる星やつら」諸星あたる役や「北斗の拳」シン役、「Dr.スランプあられちゃん」空豆タロウ役などを演じました。近年では、「ワンピース」ポートガス・D・エース役や、「ゲゲゲの鬼太郎(第6作)」ねずみ男役、「ドラゴンクエスト ダイの大冒険(2020)」ミスト役等があります。

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空喜に関する感想や評価

空喜に関する感想や評価・イメージ画像

かっこいいキャラデザで鬼滅ファンの人気を集める空喜(うろぎ)。鬼でありながら、ファンタジー要素のある姿が支持されています。また、本体である半天狗とのギャップの大きさも魅力となっています。アニメではどのように描かれるのか、空喜への期待も高まっています。以下では、鬼滅の刃・刀鍛冶の里編に登場した、空喜(うろぎ)に関する感想や評価を紹介します。

感想1:キャラデザが良い

老爺である半天狗とは対照的に、彼の分裂体は少年のような姿をしています。喜怒哀楽を表現したキャラデザはどれもカッコよく、鬼滅ファンからも高い人気を誇っています。その中でも、空喜のデザインが好きとの声も寄せられています。鳥人間という珍しいデザインはもちろん、鬼滅屈指のイケメンぶりも注目されています。登場シーンは少ないものの、圧倒的な存在感でファンの視線を引きつけています。

感想2:空喜がかっこいい

鬼滅のかっこいいキャラにあげられる半天狗の分裂体。喜怒哀楽をイメージしたキャラデザで、技や能力にも彼らの特徴が現れています。4人の中で空喜がかっこいいとの声が圧倒的に多く、炭治郎との戦いは刀鍛冶の里編の注目の一戦にもなっています。戦いに関しては弱いとの意見も見られるも、飛行という特殊な能力は空喜の最大の強みであり、対炭治郎戦をどうやって乗り切るのか注目されています。

感想3:空喜が好き

半天狗の分裂とは思えないかっこよさが魅力的な空喜(うろぎ)。鳥人間という異形だけでなく、何に対しても喜びを見いだせる明るい性格もファンを魅了しています。また、空喜が一番好きとの声も寄せられ、登場シーンが少ないものの、高い人気を誇っています。空喜の本体が半天狗というギャップも良いとの感想が見られる一方、その点を残念に思う意見も見られます。

感想4:空喜はかわいい

鬼滅の刃の空喜といえば、かっこいいと同時にかわいいキャラクターとしても人気を集めています。「喜び」の分裂体から、無邪気な少年のような振る舞いをみせており、半天狗には見られない明るい雰囲気も、彼の魅力でしょう。また、空喜が分裂した可楽も人気があり、明るい性格や雰囲気が似ています。空喜と可楽がかわいいとの意見も見られ、ファンを和ませています。

感想5:可楽、積怒に比べて弱いとの見方も

親しみのあるキャラデザで人気を集める空喜(うろぎ)ですが、戦いに関しては弱いとの意見も寄せられています。空喜には狂圧鳴波という必殺技がありますが、作中では失敗に終わっています。また、喜怒哀楽の積怒と可楽のように、回避が難しい技を持っておらず、その点も空喜が弱いと評される要因になっているでしょう。一方で、空喜と哀絶が弱いことで喜怒哀楽の均衡が保たれているとの見方もあり、評価が分かれています。

感想6:半天狗の分裂体の声優が気になる

半天狗のアニメ声優が発表されるも、分裂体の喜怒哀楽の声優は未発表となっています。半天狗役の古川登志夫さんが喜怒哀楽の役も演じると推測され、古川さんの演じ分けに期待を寄せる声も見られます。一方、SNSでは空喜をはじめとする喜怒哀楽役には、別々の声優が起用されるのでは、との意見も寄せられています。果たして、空喜たちの声優キャスティングはどうなるのか、刀鍛冶の里編の注目ポイントとなっています。

感想7:古川さんに喜怒哀楽と憎珀天も演じてほしい

鬼滅・半天狗のアニメ声優に古川登志夫さんが起用され、アニメファンを沸かせています。また、半天狗といえば、分裂体の喜怒哀楽と憎珀天の登場も欠かせません。これら5体の声優情報は、2023年3月時点では未発表ですが、ファンの中には、古川さんに半天狗の分裂体も演じてほしいとの声も寄せられています。半天狗の若い時を具現化した分裂体。彼らの担当声優も、刀鍛冶の里編の注目ポイントとなっています。

感想8:空喜と戦う炭治郎の表情がかっこいい

空喜(うろぎ)の活躍といえば、炭治郎との対決であり、序盤は得意の空中戦で彼を追い込みました。空喜のかっこよさ・かわいさがファンを魅了する一方で、不敵な笑みを浮かべる炭治郎もかっこいいとの感想も寄せています。対空喜戦では、敵である空喜に視線がいきがちですが、炭治郎の表情も丁寧に描いています。一見すると何気ないシーンですが、空喜と戦う炭治郎のかっこよさが光る名シーンでもあります。

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空喜まとめ

鬼滅の刃の空喜まとめ・イメージ画像

鬼滅の刃の空喜(うろぎ)の強さや能力、作中の活躍などをあらすじネタバレ紹介しました。半天狗の分裂体として登場し、炭治郎と対峙した空喜。飛行能力を駆使した戦い方は炭治郎に衝撃を与え、彼を窮地に追い込みました。刀鍛冶の里編での出番は少なかったものの、他3体と共に存在感を見せつけています。また、アニメ「鬼滅の刃」ではどのように描かれるのか、空喜(うろぎ)のアニメ初登場にも期待が高まっています。

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