【ぼっち・ざ・ろっく！】山田リョウのかわいい魅力を紹介！アニメの声優は？

山田リョウは、『ぼっち・ざ・ろっく！（ぼざろ）』に登場する「結束バンド」のメンバーです。主人公の後藤ひとりとは学校も学年も違いますが、同じバンドのメンバーとして仲良くしています。結束バンドは4人組のガールズバンドで、どのキャラもそれぞれ違った魅力があります。

では、山田リョウとはどういったキャラで、どのような魅力があるのでしょうか？本記事では、ぼっち・ざ・ろっく！の山田リョウのかわいい魅力や印象に残るかわいい名言、アニメでの声優などを紹介します。まずは、ぼっち・ざ・ろっく！の作品情報と一緒に、山田リョウの基本的なプロフィールをチェックしておきましょう。

ぼっち・ざ・ろっく！（ぼざろ）は、テレビアニメになったことで一気に知名度が上がりました。それまでは作品を知らなかったけれど、アニメになったことでこの漫画の存在を知ったという人もいるでしょう。ここでは、ぼっち・ざ・ろっく！の概要や、簡単なあらすじを解説します。すでにぼっち・ざ・ろっく！を読んだことがある人も、一度おさらいしておきましょう。

ぼっち・ざ・ろっく！（ぼざろ）は、まんがタイムきららMAXで連載中の4コマ漫画です。作者ははまじあきさんで、音楽監修はInstantさんが担当しています。ぼっち・ざ・ろっく！はガールズバンドを取り扱った漫画で、一部の登場キャラの名前は実際のバンドマンに由来しています。また、扉絵に実際のバンドのMVの1シーンが使われるなど、さまざまなバンドへのオマージュに溢れた作品です。

ぼっち・ざ・ろっく！は2021年にテレビアニメ化が決定し、2022年10月〜12月にかけてTOKYO MXやBS11などで放送されました。テレビアニメでは、リアルな演奏シーンや素晴らしい楽曲が話題となりました。アニメで放送された曲は「結束バンド」という名前でアルバムになり、アニメ放送終了後に販売されました。このアルバムは週間アルバムランキングなどの3つの音楽ランキングで1位を獲得し、見事に3冠を達成しました。

コミュ障で友達もいない後藤ひとりは、ずっと家に引きこもってギターの練習をしていました。ある日、公園でギターを背負ってブランコに座っていたところ、伊地知虹夏に声をかけられバンドに勧誘されます。断ることができないひとりは虹夏のバンドに加入させられ、「結束バンド」のギタリストとして活動することになります。人前での演奏に慣れないひとりでしたが、悩みながらもバンドマンとして徐々に成長していくのでした。

ぼっち・ざ・ろっく！（ぼざろ）の山田リョウは、下北沢高校の2年生です。物語中に進級して、3年生になりました。髪の毛は藍色のミディアムボブで、中性的な見た目をしています。無口でほとんど表情が変わらないため、周りからはミステリアスな人物だと思われています。結束バンドのメンバーである伊地知虹夏とは幼なじみで、学校もクラスも一緒です。

虹夏以外には友達がおらず、1人でいることを好みます。虹夏のことは大好きで、やや執着気味でもあります。常に金欠に陥っていますが、実家は裕福です。楽器にお小遣いをつぎ込んでしまうため、すぐにお金がなくなってしまうようです。人からお金を借りては、なかなか返さないという悪癖があります。

ぼっち・ざ・ろっく！（ぼざろ）の山田リョウは、結束バンドの他のメンバーに負けないくらいかわいいと人気です。山田リョウの魅力は独特で、他のキャラとは違ったかわいさがあります。ここでは、ぼっち・ざ・ろっく！の山田リョウのかわいい魅力を、5つピックアップして紹介します。山田リョウのかわいい魅力をチェックすることで、ぼっち・ざ・ろっく！の世界をさらに楽しめること間違いなしです。

ぼっち・ざ・ろっく！（ぼざろ）の山田リョウは常に金欠で、何かというと後藤ひとりにたかっています。しかし、楽器には惜しみなく金をつぎ込み、喜多郁代が間違えて買ったベースも買い取っていました。ベースを買い取った際には所持金が底をつき、喜多に「草を食べて生きていく」と宣言していました。これはリョウのジョークだと思った喜多と後藤ひとりでしたが、リョウはその後本当に草を食べながら登場しました。

また、ひとりにお金を返していなかったことがバレ、伊地知星歌と虹夏に説教されたこともあります。結束バンドのメンバーでファミレスに行った際には、罰としてご飯を分けてもらえませんでした。しかし、フライドポテト1本で大喜びするリョウを見て、結局虹夏がご飯を分けていました。このように、いつも金欠のリョウには、どこか放っておけないかわいさがあります。

ぼっち・ざ・ろっく！（ぼざろ）の山田リョウは少し変わったところがあり、時には「変人」と言われることもあります。しかし、変人と言われて嫌がるどころか、なぜか喜んでしまいます。幼なじみの伊地知虹夏は、こうした山田リョウの変わったところをよくわかっているようです。後藤ひとりに山田リョウを紹介するときに、「変人って言うと喜ぶよ」と言っていました。

そう言われた山田リョウは、嬉しそうな顔をしながら「嬉しくない」と否定します。しかし、いつもと違うにやけた顔には、山田リョウの喜びがしっかりと表れていました。変人と言われたときに見せる山田リョウの笑顔は、とてもかわいいとファンの間でも評判です。

ぼっち・ざ・ろっく！（ぼざろ）の山田リョウは勉強はできませんが、音楽の才能に関しては自信を持っています。「自分が歌うとワンマンバンドになってしまう」という理由からボーカルを断るなど、よく自信過剰とも取れる発言をしています。その自信満々な姿は、山田リョウのかわいい魅力をさらに引き出しています。また、自信過剰な発言をしては伊地知虹夏に突っ込まれるところも、山田リョウの名シーンのひとつです。

普段は変人と言われている山田リョウですが、音楽に対しては非常に真面目です。音楽のことになると、スイッチが入ったかのように真面目な表情になります。後藤ひとりが初めて作詞をしたときも、悩むひとりに真剣にアドバイスをしていました。ひとりは誰からも共感されるような詩を書こうとして、その結果気持ちがこもらない薄っぺらい歌詞を書き上げました。それを見たリョウは、「これでいいのか？」とひとりに問いかけます。

リョウは以前入っていたバンドの歌詞が好きでしたが、売れることを重視した結果自分たちらしい曲が作れなくなってしまいました。山田リョウは自分の過去の過ちを繰り返さないように、ひとりにも彼女らしい歌詞を作ってもらうおうとしたのでしょう。ひとりは山田リョウの言葉に考えを改め、自分らしい歌詞を作りました。音楽に対して真面目な山田リョウは、普段とのギャップもあって非常に魅力的に感じます。

学校外での活動シーンが多いぼっち・ざ・ろっく！（ぼざろ）では、登場人物たちのさまざまな私服姿が見れます。山田リョウは普段からシックな服を着ており、オシャレでかわいいと人気です。古着屋を回るのが趣味で、原作では結束メンバーのキャラたちに古着コーデを勧めるシーンもありました。山田リョウは基本的に落ち着いた色合いの私服を着ており、さらにクールな雰囲気を醸し出していました。

パンツスタイルだけでなくスカートも履きますが、スカートのときは素足が見えないようなロング丈のものを着用しています。ミニスカートやフリルがあるような、ガーリースタイルは好みではないようです。しかし、文化祭では少しだけメイド服姿を披露しており、ミニスカートもよく似合っていました。

アニメのぼっち・ざ・ろっく！（ぼざろ）で山田リョウを担当したのは、声優の水野朔さんです。水野朔さんは、山田リョウは変わっているけど憎めないキャラだと語っています。アフレコでは笑いが絶えず、アニメの雰囲気そのままの楽しい現場だったそうです。ここでは、アニメのぼっち・ざ・ろっく！で山田リョウを演じた、声優の水野朔さんのプロフィールや主な出演作品を紹介します。

水野朔さんは、1999年9月29日生まれの声優です。いろいろなアニメを観るうちに声優という職業を知り、小学5年生の頃に声優になりたいと思うようになったそうです。本格的に声優を目指したきっかけとなった作品は、テレビアニメの『イナズマイレブン』です。中学の頃に代々木アニメーション学院の体験学習に通い、そのまま声優の学校へ進むことを考えていました。

しかし、途中でやりたいことが変わったら大変だと思い、高校は普通の学校へ進学しました。第5回アニストテレスを受けた際にソニー・ミュージックアーティスツから声がかかり、同事務所の所属となりました。2018年にはYouTubeにチャンネルを開設し、歌ってみた動画などを投稿しています。趣味はゲーム、絵を描くこと、音楽鑑賞、魚鑑賞で、特技はタイピングや歌などです。

声優の水野朔さんはまだデビューして数年しか経っていないため、それほど多くの作品には出演していません。ぼっち・ざ・ろっく！以外のテレビアニメでは、『SELECTION PROJECT』の花野井玲那や、『後宮の鳥』の柳寿雪などを担当しました。スマートフォン向けのアプリゲームでは、『BATON=RELAY』の広瀬晶を演じています。

ぼっち・ざ・ろっく！（ぼざろ）の山田リョウは、作中でベースをかっこよく演奏しています。山田リョウに憧れて、ベースを始めようとする人もいるでしょう。好きなキャラと同じ楽器を使うことで、練習のモチベーションも上がります。ここでは、ぼっち・ざ・ろっく！の作中で山田リョウが使用しているベースについて解説します。また、初期のキャラデザがあるかどうかも説明します。

ぼっち・ざ・ろっく！（ぼざろ）はバンドをテーマにした漫画であるため、作中に楽器が多く登場します。登場人物たちが使っている楽器は、実際に売られている楽器をモデルに描かれているようです。山田リョウは結束バンドでベースを担当しており、普段は白いシンプルなベースを使用しています。山田リョウが使っているベースの、メーカーやモデルなどは公開されていません。

しかし、ベースの見た目から、FENDER（フェンダー）のPRECISION BASS（プレシジョンベース）ではないかと言われています。通称「プレベ」と呼ばれているこの楽器は、FENDERが世界で最初に開発したエレキベースです。プレベは骨太な低音が響くベースで、ロックやパンクなどに適しています。プレベにはすでに生産終了しているAmerican Professionalシリーズと、もう少し低価格のPlayerシリーズがあります。

American Professionalシリーズは20万円近くしますが、Playerシリーズは10万円程度で買うことができます。しかし、いきなり10万円を超す楽器を買うのは、初心者にとっては厳しいでしょう。また、プレベはネックが太いため、初心者には使いにくいこともあります。

初心者が山田リョウのようなベースを欲しいときは、FENDERのプレベに似たタイプの安価な楽器を選ぶと良いでしょう。特におすすめの楽器は、PLAYTECH（プレイテック）のPB450 WHITE エレキベースです。1万円台で購入できるため、お試しで買いたいときに便利です。

ぼっち・ざ・ろっく！（ぼざろ）の山田リョウは、初期と現在とでイメージが違うと言われることがあります。しかし、山田リョウに関する初期のキャラデザは公開されておらず、キャラデザが変わったかどうかは定かではありません。ただ、ぼっち・ざ・ろっく！に限らず、漫画のキャラは物語が進むに連れて外見や性格が変わることは珍しくありません。

特にぼっち・ざ・ろっく！は主人公の後藤ひとりの成長物語であるため、周囲の人物もひとりと一緒に徐々に成長していきます。山田リョウも成長にあわせて、少しずつ変化していったのでしょう。また、テレビアニメになったことも、キャラデザが少し変わった原因のひとつであると推察できます。

ぼっち・ざ・ろっく！（ぼざろ）の山田リョウには、かわいいシーンや名言が数多く登場します。普段は無口だからこそ、山田リョウが口にする名言は記憶にも残りやすいです。ここでは、ぼっち・ざ・ろっく！で出てきた山田リョウのかわいい名言の中から、特に印象深いセリフを4つ紹介します。どういったシーンでの名言かも説明しているため、そのシーンを思い出しながら振り返ってみましょう。

こちらのセリフにある「フロントマン」とは、音楽グループやバンドで中心となる人物のことです。まだ喜多郁代が戻ってきていないときの結束バンドでは、ボーカルをどうするかの話し合いが行われていました。歌ったらどうかと尋ねられた山田リョウは、涙を拭く仕草をしながらこの名言を口にしたのでした。溢れ出す自信を伊地知虹夏には突っ込まれ、ひとりからは羨ましがられていました。

少し切ないこちらの名言は、結束バンドのメンバーがアーティスト写真を撮りに行ったときのセリフです。一同が写真の背景を探していたとき、バンドのポスターが数多く貼ってある店の壁を喜多郁代が見つけます。そこは、山田リョウたちが昔よく行っていたCDショップでした。

山田リョウはその店を見て、ぽつりとこの名言を口にしました。その後、伊地知虹夏による「新しい本屋できて喜んでたじゃん」というセリフで暗い雰囲気が消えますが、古いものが消えて悲しむ気持ちも嘘ではないはずです。クールな山田リョウにしては珍しい、哀愁漂う名言でした。

結束バンドのオリジナル曲の作詞をすることになった後藤ひとりは、万人受けする歌詞を書いて山田リョウに見せます。その歌詞を見た山田リョウは、その歌詞が本当にひとりが書きたい歌詞でないことをすぐに見抜きました。そして、この名言とともに、ひとり本人がいいと思う歌詞を書くように説得するのでした。

この山田リョウの言葉のおかげで、ひとりは自分らしい歌詞を書き上げることができました。ひとりが書いた歌詞はネガティブで暗いものでしたが、他のメンバーからの評判も良く採用となりました。山田リョウの音楽に対する熱意がひとりの心を動かしたことで、結束バンドらしい曲が完成したのでした。

こちらの名言は、山田リョウがサイケデリック・ロックについて語っているときのセリフです。結束バンドのメンバーは廣井きくりのライブに招かれ、そこで喜多郁代がきくりのバンドについて山田リョウに尋ねました。山田リョウはSICK HACKがサイケデリック・ロックであることを伝え、サイケデリック・ロックとはどういうものであるかを淀みなく語るのでした。普段無口な山田リョウが長々と喋る姿に、喜多郁代も驚いていました。

ぼっち・ざ・ろっく！（ぼざろ）の山田リョウは自信に満ち溢れたキャラで、自信過剰とも思えるような発言をすることがあります。この自信家なところが好きな人は多く、山田リョウの大きな魅力のひとつとして捉えられているようです。また、自信家のわりには小心者であるところや、実は繊細なところが好きというコメントもありました。大きなことを言ったときの、伊地知虹夏とのコントのようなやり取りも人気でした。

ぼっち・ざ・ろっく！の山田リョウに関しては、声優の水野朔さんに関する感想も多く寄せられていました。声優の水野朔さんは、クールな声に定評があります。そのため、ぼっち・ざ・ろっく！（ぼざろ）の山田リョウ役に決まったときは、クールな演技に期待する声が上がっていました。

実際にアニメを観たファンからは、「かっこいい」「心地良い」という感想が上がっていました。また、声優の水野朔が山田リョウとして歌った、「カラカラ」の歌声も高く評価されていました。

ぼっち・ざ・ろっく！（ぼざろ）の山田リョウは、無口で何を考えているかわからないところがあります。しかし、そういったミステリアスなところが好きという人が大勢いました。また、普段は無表情でいるのに、変人と言われて喜んだりドヤ顔をしたりするところもかわいいと人気でした。山田リョウがたまに見せる表情の変化はいつもとギャップが大きく、魅力的に感じる人が多いようです。

ぼっち・ざ・ろっく！の山田リョウのかわいい魅力や名言、作中で使用しているギターなどをまとめました。山田リョウは無口でそれほど目立つタイプではありませんが、他のキャラとはまた違ったかわいさがあります。改めて山田リョウに注目してみると、これまではわからなかった新たな魅力に気づくこともあるでしょう。ぜひぼっち・ざ・ろっく！の原作やアニメで、もう一度山田リョウの活躍を振り返ってみてください。