2018年03月27日公開
2018年04月03日更新
メジャーの名言集まとめ!茂野吾郎など人気野球漫画の名セリフを紹介
2015年よりMAJOR 2nd(メジャーセカンド)も連載が開始され、2018年4月からメジャーセカンドのアニメ放送も控えた満田拓也先生の人気漫画、MAJOR(メジャー)。その主人公、吾郎の名言や、登場する魅力的な登場人物の名言、名セリフを振り返っていきます。
目次
MAJOR(メジャー)とは?
人気漫画「MAJOR 2nd(メジャーセカンド)」の前日譚となる「吾郎」の半生
漫画「MAJOR(メジャー)」は漫画家「満田拓也」先生の人気作品で1994年から2010年まで連載され、2004年から2010年まで放送されたNHKアニメ「メジャー」も人気を博しました。「MAJOR(メジャー)」はプロ野球選手にもファンが多く、現在では直接の後日譚となる「MAJOR 2nd(メジャーセカンド)」が連載中です(2015年〜現在)。
こちらもアニメ化が進行中で、2018年4月からNHKにて放送予定となっており大人気となることが予想されています。
MAJOR(メジャー)のあらすじ
MAJOR(メジャー)における親子の絆
プロ野球の選手「本田茂治(ほんだしげはる)」を父に持つ吾郎は、5歳にしてすでに母亡く、茂治との二人暮らし。父の影響で吾郎自身もプロ野球選手を目指していますが、茂治は怪我でファーム暮らしの多い1軍半のピッチャーでした。
5歳の吾郎を一人家に残し、遠征等々プロとして一線に返り咲く努力を重ねますが、新たな怪我により茂治は引退を覚悟します。しかし、同僚の「茂野英毅(しげのひでき)」のアドバイスによりバッター(野手)へ転向し、一軍選手として見事復帰を果たします。(画像:本田茂治と吾郎)
悲しい別れ
代打の切り札として好調を買われ、スタメン出場を果たした茂治(画像左)でしたが、その試合の相手ピッチャーである大物メジャーリーガー「ジョー・ギブソン」との対決で頭部にデッドボールを受け、茂治もまた帰らぬ人となってしまいます。その後、未婚のまま吾郎を引き取る幼稚園の先生だった「星野桃子(ほしのももこ)」と、茂野英毅が結婚し、吾郎は苗字が「茂野」になります。
ライバルたちとの対決や挫折、紆余曲折を経ながら、吾郎は小学校(リトルリーグ)、中学、高校、マイナーリーグ、日本代表を経て念願のメジャーリーガーへと成長していきます。
MAJOR(メジャー)- 第1シリーズ(リトルリーグ)までの名言集
メジャー名言1『おとさんとおなじプロ野球の選手だっていつも言ってるじゃーん!』by 吾郎 (& 大吾)
物語の冒頭、のちに義理の母となる「桃子」先生からの「大人になったら、どんな仕事がしたいか」という質問への答え。このセリフはMAJOR(メジャー)の最終回に同じシチュエーションで「MAJOR 2nd(メジャーセカンド)」の主人公となる息子の「大吾(だいご)」も同じ回答をします。物語のエピローグとプロローグでの名言です。【1巻:第1話「吾郎の夢」、78巻:最終話「吾郎の夢、みんなの夢」】(画像:吾郎幼少期)
メジャー名言2『野球は一人じゃできません いえ野球にかぎらずどんなスポーツでも人との信頼や友情があってこそその先にある勝ち負けに意義があるんです。』by 桃子
吾郎が入った弱小リトルリーグチーム「三船ドルフィンズ」の練習グラウンド使用権を賭けて、大人チームとの試合の際、自分が打たれていることを棚に上げ、チームメイトに悪態をつく吾郎に対し、チームメンバーは試合を放棄しようとしますが、「吾郎を外すから」とメンバーを諌め、試合に復帰させた後の桃子のセリフです。
その後キャッチャーへポジションチェンジした吾郎は、仲間のプレイを見て、守備は信頼関係が大事であることを悟り再びマウンドに復帰します。MAJOR(メジャー)は他の野球漫画と比べて親子の琴線に触れる名言が多いのが特徴で、NHKでアニメ化された事で人気に火がついたそうです。【5巻:第1話「チームワーク」】(画像:吾郎とドルフィンズメンバー)
メジャー名言3『オレもうおとさんのことふり返るのはやめる…だっていくらふり返ったっておとさんはもう帰ってこないもんね!』 by 吾郎
「こんな弱小チームで終わらせるべきではない」という三船ドルフィンズ監督の勧めもあり、茂治の影を追って、自分で集めた三船ドルフィンズのメンバーを見捨てて横浜リトルへ入ろうとする吾郎を、桃子は心配し咎めますが、心労から吐血して入院してしまいます。無事、緊急手術終わった後の病室で桃子に対し、病室で吾郎が語った名言です。【6巻:第4話「前を向いて…!」】
メジャー名言4『この罰ゲームはまた今度にするよいつかオレがあんたと同じぐらいすごい球投げれるようになったときにね!』 by 吾郎
アメリカでのメジャーリーグ・オールスターゲーム観戦に招待してくれたジョー・ギブソンに対し、父、茂治へのデッドボールは本当に事故だったのか問いただす吾郎。その回答として、先ほどまでゲームが行われていたマウンドへ誘い、茶番かもしれないがこれで気持ちがおさまるのなら自分にボールをぶつけろと促したギブソンへ、吾郎が語ったセリフです。【7巻:第1話「SEE YOU AGAIN」】
メジャー名言5『誰にも打たれずに大きくなったピッチャーはいねえって!』 by 吾郎
大会2試合目で三船ドルフィンズキャッチャーの「小森大介(こもりだいすけ)」は転倒し手首を捻挫してしまいます。吾郎の速球を捕れるのは小森しかいないため、センターの「沢村涼太(さわむらりょうた)」が緊急登板しますが、全くストライクが入らず点差がどんどん開いていきます。
沢村は嫌気がさし、キャッチャーの吾郎に交代を願い出ますが、勝ち進めばピッチャーは1人では足らなくなるため、発破を兼ねて吾郎は沢村に檄を飛ばします。【11巻:第3話「バックホーム!」】
メジャー名言6『仲間と励まし合ったり喜び合ったりできないんならーオレはその方が百万倍くだらない人生だと思うね』 by 吾郎
相手監督の恐怖政治的なチーム指導に吾郎もドルフィンズのメンバーも憤りを感じていました。そんな監督の作戦で吾郎は敬遠策を取られ、「お前は無計画でくだらない人生を送る」とまで言われました。そんな相手の監督と言いなりの相手ピッチャーに挑発も込めてそう主張し、敬遠を回避しました。【11巻:第6話「ロボット?」】
メジャー名言7『オレはそんなこと百も承知でやってるんだ俺の人生(こと)はオレが決めるよ』 by 吾郎
強豪、横浜リトルとの試合で満身創痍のまま力投を続ける吾郎は、疲れからフォームを崩していきます。観戦に来ていた「茂野英毅」は、今のフォームで速球が投げれること自体が異常で、このまま投球を続ければ怪我で苦しんだ茂治の二の舞になると心配し、試合中にもかかわらずグラウンドへ乱入して吾郎を制止しようとしますが、吾郎は自分だけ役目を放棄する訳にはいかないと言って継投します。【13巻:第6話「吾郎の覚悟」】
MAJOR(メジャー)- 第2シリーズ(中学編)の名言集
メジャー名言8『いつまでもグラウンドでふざけてっと大ケガするぜ!』 by 吾郎
父、英毅の移籍に伴い、福岡から横浜の三船東中学野球部に所属することになった吾郎は、三船西中との交流試合でラフプレーに潰されかけます。それは西中の常套手段でした。しつこくラフプレーを仕掛けて来る相手選手と塁上で交錯し返り討ちにした時の名言です。【16巻:第8話「危険な塁上」】
メジャー名言9『自分と戦ってー仲間と戦ってーそして相手と戦って勝つ!そこで全員が苦しんで流した汗の分だけーチームワークは生まれるんだ!』 by 吾郎
独断で公式戦に遅刻して来た上、味方のボーンヘッドを怒鳴り散らす吾郎に、ファーストの「山根義隆(やまねよしたか)」は苛立ち、チームワークを乱すお前に皆をとやかく言う資格はないと言い放ちますが、吾郎は群れて馴れ合いとチームワークは違うと主張します。【18巻:第4話「ひとつになって…」】
MAJOR(メジャー)- 第2シリーズ(海堂学園高校編)の名言集
メジャー名言10『俺は教官にトレーニングさせられてんじゃねえオレはオレのためにトレーニングしてんだ』 by 吾郎
晴れて(?)一度は蹴った海堂高校に入学したものの、待っていたのは離島「夢島」での地獄のトレーニングでした。トレーニング途中に怪我を負い挫折しそうな仲間を助けるため、吾郎はトレーニング用の枷を外して助けに戻ります。
枷を外すということは教官から見れば虚偽と同じことになります。そのことを助けた仲間から心配された時の吾郎の名言です。夢島のエピソードは(人気があったかどうかは不明ですが)満田先生が連載当初から考えていたプロットだったそうです。【25巻:第2話「焼き肉食べよう!」】
メジャー名言11『オレが理想とする究極のプレーヤーは…打って走って守れーそして三振もとれるプロ野球選手さ!』 by 吾郎
夢島でのポジション適正テストで唯一教官から三振を取ったにも関わらず吾郎はピッチャーから外されてしまい、他ポジションのテスト中に怪我をしてしまいます。寮で目覚めた吾郎に教官は「海堂を辞めて、他の高校で怪物を目指せ」と諭しますが、吾郎は外野手のテストに戻ります。
教官は「失望した、海堂ブランドの肩書きが欲しいのか」と言われますが、吾郎の返事は「ピッチャーだけが野球じゃねーだろ。」と反論します。【25巻:第8話「選択」】
メジャー名言12『他人にやらされてた練習を努力とは言わねえだろ好きな野球して将来飯食おうなんて図々しい特権与えられた宿題こなした程度で手に入るわけねえじゃん』 by 吾郎
夢島から一緒に頑張って来たチームメイトが、自分の実力に限界を感じて野球部を辞めると言い出した時の吾郎の名言です。【31巻:第6話「スパイク」】
メジャー名言13『俺は別にプロになるために野球やってんじゃねえんだよ』 by 吾郎
海堂一軍との壮行試合に勝利し、自分を試すために海堂を出ていく吾郎は、目標であり倒すべきライバルである同年のピッチャー「眉村健(まゆむらけん)」より、プロを視野に入れているならガキみたいなことをやってる場合じゃないだろと説かれますが、吾郎は迷わず答えます。【33巻:第2話「せんべつ」】(画像は清水薫)
MAJOR(メジャー)- 第3シリーズ(聖秀学院高校編)の名言集
メジャー名言14『失せろ最後まで闘う意志のない奴に用はねえ』 by 吾郎
聖秀高校としての初公式戦初戦。怪我で出場できない吾郎の代わりにマウンドを託された「清水大河(しみずたいが)」は持ち前の野球センスで力投を続けますが、経験の浅いチームメイトの度重なるボーンヘッドにより大量失点し、やる気を失ってしまいます。
コールドを目前に打順は大河。吾郎は何とか出塁しろと励ましますが、大河は7点差をひっくり返す力はこのチームにはないと無気力な返答をしたため、吾郎は肩口を捕んで大河を引き倒し、怪我を押して自ら代打に立ちます。聖秀高校編はMAJOR(メジャー)シリーズの中でも屈指の人気を誇るそうです。【37巻:第8話「闘う意志」】
メジャー名言15『できるかできないかじゃねえよ男ならやるかやらねえかのどっちかしかねえだろうが』 by 吾郎
吾郎の代打により、3点差に詰め寄るも、強制的に交代させられた大河の代わりは故障者の吾郎しかいません。やる気の失せた大河に、その体でどうやってまともなピッチングができるのか問われた時、吾郎は「おまえさァ…さっきからそうやって、いちいち人生先読みしておもしれえか?」と言葉を続けます。【38巻:第1話「好きなことなら」】(画像は清水大河)
メジャー名言16『悔いのない一球を投げ込んでこい!仮にこれがラストボールになったとしても俺達は今日のおまえの百八十四球を一生忘れねえ!』 by 田代
対海堂戦、12回の裏。もう力の残っていない吾郎はノーアウトフルベースでバッターに眉村を向かえます。父、茂治の幻影を見ながら気迫のピッチングを続けますが、投げるところがなくなった時、内野のメンバーがマウンドに歩み寄り、キャッチャーの「田代(たしろ)」は、俺達はお前のわがまま(海堂と闘う)につき合わされたわけじゃないと告げ、感謝の意を込め吾郎にボールを手渡します。
ちなみに田代は人気沸騰中のMAJOR 2nd(メジャーセカンド)で第1話から軟式野球チームとなった三船ドルフィンズの監督になっています。【46巻:第8話「雨上がりの決戦」】
MAJOR(メジャー)- 第4シリーズ(マイナーリーグ編)の名言集
メジャー名言17『俺の成長の証はーおとさんからもらった逆境(ピンチ)でも物怖じしない野球魂(スピリット)だ!』 by 吾郎
高校を卒業後渡米し、紆余曲折後マイナーリーグ3A(トリプルエー)「メンフィス・バッツ」に入団した吾郎は、ギブソンの息子「ジョー・ギブソンJr.(ジュニア)」が所属する「オクラホマ・ファルコンズ」と3Aチャンピオンを争います。10回表に自身のホームランでリードを奪った吾郎はその裏、ギブソンが試合を観戦しに来ていることの力みから、急に乱調となり、ランナーを溜めたまま、ギブソンJr.をバッターとして向かえます。
一度はギブソンJr.との勝負を避け、四球で歩かせようとしますが、チームメイトの励ましにより気持ちを切り替えます。【53巻:第10話「成長の証」】
MAJOR(メジャー)- 第5シリーズ(ワールドカップ編)の名言集
メジャー名言18『多分…ただ好きな子と普通にデートしたかっただけなんだよ1点リードの9回二死満塁のマウンドよりドキドキしたよ 10年かからなきょ気づかない鈍感な男だけどそんなんでもいいか?』 by 吾郎
バッツでの活躍によりメジャー昇格が見えたオフシーズン、吾郎は帰国します。それを知ったリトルリーグ時代からの幼馴染で大河の姉「清水薫(しみずかおる)」は、吾郎をライブに誘いますが、幼少期からの盟友「佐藤寿也(さとうとしや)」や父の茂野英毅から野球のワールドカップの話を聞かされ、約束をすっぽかしてしまいます。
詫びる吾郎に対し薫は自分の恋心を告白し、吾郎も薫を女として意識し始めます。何も手につかなくなってしまった吾郎は薫をデートに誘い自分の気持ちを伝えます。人気の高い名言です。【54巻:第8話「10年目の告白」】
メジャー名言19『マウンドにあがった男は自らとファンのためになすべきことをなすだけだー!』 by ジョー・ギブソン
ワールドカップ準決勝。アメリカ対ベネズエラ戦で本気の見えないアメリカチームに喝を入れ、狭心症をかかえたまま、マウンドに上がったギブソン(画像)。入魂の投球時の気迫の名言です。【61巻:第9話「なすべきこと」】
メジャー名言20『できれば吾郎が大きくなるまですごい野球選手でいてください!こんなすごい投手からおとさんはホームラン打ったんだって誇れるようなすごい選手でずっとずっといてください!』 by 桃子
過失とはいえ、茂治の命を奪ったギブソンは、自らの妻や娘も亡くし、失意のままギブソンJr.を連れて帰国することになってしまいますが、帰国直前の墓参りにて桃子と遭遇、「形のある贖罪をさせてくれ」と懇願するギブソンに対し、語った桃子の名言です。全てが失意の中にあったギブソンにとって再び力を与えた言葉でした。【62巻:第3話「もういいんだよ」】
メジャー名言21『試合が終わったら試しに本人に聞いてごらんなさい』 by 本田義治
アメリカとの決勝戦を前に、応援に駆けつけた茂治の兄、本田義治(ほんだよしはる)に、桃子は「お義兄さん…あたしは本当に吾郎を幸せにしてあげられたんでしょうか…」と問いかけます。その問いかけに、目を細め、グラウンドを見つめながら語った桃子への名言です。【62巻:第6話「眉村の原点」】(画像は三船東中、聖秀高の元チームメイト)
メジャー名言22『そのたかがスポーツで俺は人を殺してるんだよ』 by ジョー・ギブソン
ワールドカップ決勝戦、吾郎の気迫のピッチングでアメリカメジャーリーガ達を三者連続三振に取った後の延長10回表。アメリカのピンチに爆弾(心臓疾患)を抱えたままギブソンは志願登板します。息子の3塁手、ギブソンJr.は父の無謀とも思える行動に「おかしいぜあんた…たかがスポーツで死ぬぞ!」と詰め寄ります。ギブソンは投球練習中にギブソンJr.へ分かり切っている茂治の話をします。【64巻:第8話「最善の努力」】
MAJOR(メジャー)- 第6シリーズ(メジャーリーグ編)の名言集
メジャー名言23『102マイルが打たれたなら105マイルでも200マイルでも投げりゃいいだけだ!』 by サンダース
ワールドカップ決勝の16回裏、渾身の球速102マイル(164キロ)をジュニアに打たれ、敗戦投手となった吾郎は、屈辱と絶望から周りの人々の褒め言葉にいきり立ってしまいます。
メジャーリーグ「インディアナ・ホーネッツ」に合流しても気の晴れない吾郎は、バッツのキャッチャーだった「サンダース」(この時点では引退し、ホーネッツのブルペンキャッチャー)に「じゃあ俺様がこき降ろしてやるよヘボピッチャー。」と諭され(?)ます。【66巻:第1話「温度差」】
メジャー名言24『好きでその"仕事"を選んだなら誰しもその世界で成功を納めたいと思うだけだろ』 by ジェフ・キーン
ワールドカップでの敗戦からイップスに陥った吾郎は、一応の治療の成果を見るものの今ひとつピリッとしません。サイコロジスト、オリバー医師から「父の影であるギブソンと戦い、満たされてしまったのかも知れない」「新たな目標を見つけろ」とアドバイスを受けます。
目標の見つからない吾郎はバッツ〜ホーネッツで同僚のキャッチャー「ジェフ・キーン(画像奥)」に「何を目標にやっているのか?」と訪ね、彼の答えを聞き自分もまた日々の試合に集中しようと決めます。【68巻:第7話「復調の兆し…?」】
メジャー名言25『プロなら周りから信じられるプレーをしてからギャースカ文句言えや』 by 吾郎
25年ぶりのリーグ優勝が見えてきたホーネッツに補強されてきた強打者「マイク・マードック(画像手前)」は、成績こそ良いものの気性が荒くプレーも雑な問題児で、加入後チームの成績も低迷してしまいます。チームメイトも彼を疫病神扱いし始め、本人もそれを自覚し始め試合中にチームメイトへの因縁をつけ始めます。それを制止した時の吾郎のセリフです。【70巻:第10話「マードックの過去」】
メジャー名言26『今日できることを今日やらないやつは明日になったってできやしねえって思うタチなんだよ』 by 吾郎
血行障害を隠し、25年ぶりの地区優勝決定戦のマウンドに登る吾郎。キャッチャーのキーンはそれを見抜き、チームを危険に晒す身勝手な行為だと責めますが、1人のランナーも出さないことを条件に継投し、三者三振に収めます。
9回裏の攻撃時、「言葉が足らなかった。お前には才能がある。俺が強いホーネッツの一員でいたいから、リタイヤされたら困る」と告げたキーンに返した吾郎のセリフです。【73巻:第5話「残されたチャンス」】
メジャー名言27『俺はお前以外の女好きになるほど向こうで暇じゃねーんだよ!』 by 吾郎
血行障害やイップスを隠していた吾郎の問題行動に、球団はトレーナー兼監視役として「ソフィア・リード」をつけ、帰国にも帯同されてしまいます。
茂野家へ居候することを知らず帰宅した吾郎は、シャワーを浴びようとして入浴後のソフィアと鉢合わせし、そこを薫(画像奥)に見られてしまい、薫はその場から走り去ってしまいます。吾郎が下着姿のまま薫を追い捕まえた時に薫に語ったセリフです。【75巻:第1話「帰国」】
メジャー名言28『いつかその気になった時でいい 生涯茂野吾郎とバッテリーを組んでくれ』 by 吾郎
ソフィアから「メジャーリーガーの妻になる覚悟がないなら早めに別れてほしいわね」と言い放れた薫(画像左)はまだそんなことまで考えられないと悩みますが、ソフィアは帰国前に「その時までいくらでも待つ」と吾郎が言っていると聞き、たまらず吾郎の元へ向かいます。夜の公園で薫の本心を聞いたあとの吾郎のセリフです。【75巻:第1話「帰国」】
メジャー名言29『最高だよあとはW(ワールド)チャンピオンになるだけだ』 by 寿也
あれから7年。ギブソン率いる「テキサス・レイダース」と、クローザーだった「リチャード・ワッツ」率いるホーネッツはワールドシリーズチャンピオンを争って戦っていました。FAでホーネッツに入団した寿也は、リリーフで登板してきた吾郎の「同じ球団の公式戦で組むのは初めてだ」というセリフへの返事を返します。【75巻:第5話「巡ってきたチャンス」】
メジャー名言30『まだ試合は終わっちゃいない!可能性がある限り全員が最後までやれることをやるんだ!』 by 吾郎
ワールドシリーズチャンピオンを争って戦うホーネッツは同点に追いつきますが、再び点差を広げられてしまい、投げられる控え投手が尽きたチームは意気消沈してしまいます。
前日ギブソンJr.(ジュニア)の打球を頭部に受けて救急搬送された吾郎はベンチ入りこそ許されたものの投球できる状態ではありませんが、チームを鼓舞し、レイダースにプレッシャーを与えるために敢えてブルペンでの投球を志願します。【76巻:第8話「それぞれの役割」】
メジャー名言31『あんがとな…言葉飲み込んでくれて…』『…言ってもムダだからね、昔っから君はー』 by 吾郎&寿也
走塁時の転倒やサインの見落としなど、およそらしくないプレーに異常を感じた寿也(画像左)は、打球が頭部に当たった影響を心配し、吾郎へ問い詰めようとして途中で止めます。【77巻:第7話「あんがとな」】
メジャー名言32『お前をねじ伏せなきゃ俺は勝った気になれねーんだよ!』 by 吾郎
ワールドシリーズ決勝戦10回裏、勝ち越しを決めたホーネッツは、最後のバッターギブソンJr.(ジュニア)を向かえます。ここでギブソンJr.(ジュニア)に打たれても試合は決まりなのですが、その時の吾郎のセリフです。【78巻:第3話「子として、父として」】
メジャー名言33『やだ!まっすぐしか投げねえ』 by 吾郎
ワールドシリーズ決勝戦10回裏、最後のバッター、ギブソンJr.は吾郎の渾身のストレートをファールで粘り続け、吾郎の速球にタイミングを合わせてきます。たまらず寿也がマウンドにかけより「フォークで決めよう」と提案した時のセリフです。【78巻:第5話「最後の球種(ラスト・セレクト)」】
メジャー名言34『今日はぜってーウイニングボールをお前のミットに納めたいんだ…野球人生最高のファストボールでな!』 by 吾郎
前の名言「やだ!まっすぐしか投げねえ。」の本当の理由です。(画像:吾郎と寿也)【78巻:第5話「最後の球種(ラスト・セレクト)」】
メジャー名言35『か…かっこいいー!あれがいずみのおとさんなんだ…これが野球なんだー!』 by 茂野いずみ
ワールドシリーズ優勝から数年後、肩の故障が再発し、吾郎は球団から解雇されてしまいますが、メジャーリーグから日本に戻り野球を続けることを決意します。
子どもたち(画像:いずみと大吾)に野球は辛くてくるしいものじゃないと伝えたいがために、子どもたちに隠してトレーニングやトライアウトを受けており、仕事もせず遊んでいると誤解されていますが、子どもたちが観戦に来た初出場の試合で逆転ホームランを放ちます。その時の長女いずみの名言です。【78巻:最終話「吾郎の夢、みんなの夢」】
「夢の舞台へ駆け上がれ!」再び!
MAJOR(メジャー)の名言、吾郎を中心に駆け足で78巻分見ていきましたが、いかがだったでしょうか?冒頭でも触れた通り、MAJOR 2nd(メジャーセカンド)の放送も控えており、MAJOR(メジャー)人気が再燃しそうな気配です。
MAJOR 2nd(メジャーセカンド)では吾郎も登場しており、アニメ版も声優の森久保祥太郎さんがクレジットされてるので、吾郎の物語「MAJOR(メジャー)」のファンとしては待ち遠しいところですね。新たなMAJOR(メジャー)/吾郎伝説に期待しましょう。