メジャーの主人公・茂野吾郎の魅力を徹底解説!名言や名勝負も厳選紹介

茂野吾郎の活躍を描いたサンデーの大人気漫画『メジャー』ですが、NHKで続編であるメジャー2ndのアニメ化決定によって再び注目が集まっています。今回はメジャーの主人公・吾郎の魅力を解説します。また数ある名言や名勝負も画像を使って紹介します。

メジャーの主人公・茂野吾郎の魅力を徹底解説!名言や名勝負も厳選紹介のイメージ

目次

  1. 大人気漫画メジャーとは?
  2. 【メジャー】茂野吾郎のプロフィール
  3. 【メジャー】茂野吾郎の魅力:吾郎の生い立ちを紹介!
  4. 【メジャー】茂野吾郎の魅力:不屈の闘志
  5. 【メジャー】茂野吾郎の魅力:様々な体の故障
  6. 【メジャー】茂野吾郎の魅力:吾郎のライバルたち
  7. 【メジャー】茂野吾郎の魅力:吾郎の恋愛模様
  8. 【メジャー】茂野吾郎の魅力:父親として吾郎は?
  9. 【メジャー】茂野吾郎の魅力:吾郎の数々の名言
  10. 茂野吾郎の人間性から生まれた名言が魅力!

大人気漫画メジャーとは?

メジャーは長期連載の野球漫画

メジャーとは、週刊少年サンデーで1994年33号から2010年32号まで連載されていた満田拓也先生の野球漫画です。全78巻で累計発行部数5400万部を記録し、2004年からはNHKでアニメも放送されました。今回はメジャーの主人公である茂野吾郎の名勝負や名言、画像を取り上げながら、吾郎の魅力についての紹介です。

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【メジャー】茂野吾郎のプロフィール

メジャーの主人公は野球一筋の熱血漢

茂野吾郎はプロ野球選手を父に持つ、ジャイロボールを武器とする速球投手です。常に野球一筋でまっすぐな性格です。その情熱や野球に対する姿勢は吾郎の周りにいる人々にも影響を与えます。しかし、まっすぐすぎる性格ゆえに口の悪さが災いする事が多々ありますが、思いやりや責任感は強い人物です。また努力家の一面も持っています。

maoleeoskさんの投稿
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1投ごとに帽子が脱げるほどの全力投球をする吾郎の球速は驚異的で、5歳の時90km/h近く、作中では164km/hを記録します。野球に関しては素晴らしい才能を持ち合わせていますが、勉強は全般が苦手です。また記憶力もあまり良くないようで、以前対戦した選手の顔を覚えていない、といった場面も出てきます。ここからは画像と共にメジャーの主人公・茂野吾郎の魅力や名言を7つに分けて紹介します。

【メジャー】茂野吾郎の魅力:吾郎の生い立ちを紹介!

吾郎の父親の存在

lespaulstarさんの投稿
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茂野吾郎の父親はプロ野球選手の本田茂治です。最初の時の名前は本田吾郎でした。父親の事を「おとさん」と呼び、幼稚園で夢を尋ねられて「おとさんのような野球選手になる」と宣言しています。

父・茂治は妻を病気で亡くしており、吾郎を1人で育てていました。茂治はピッチャーでしたが、肘の故障のよって引退を余儀なくされますが、後にバッターへ転向します。画像から、息子のためにと必死に頑張る父親の姿が見て取れます。

そんな中、メジャーリーグの大物ピッチャー、ジョー・ギブソンが来日します。ギブソンの160km/hの速球を投げますが、茂治はホームランを打ちます。しかしギブソンはメジャーと日本の野球の違いに苛立ちます。そして次の打席、悲劇が起こります。ギブソンの放った球が茂治の頭を直撃します。

だから今だけ…ほんの少しの間だけ―さよならおとさん

転倒した際に後頭部を強打し、その時は立ち上がって試合を続けましたが、翌朝自宅で倒れて死亡します。知らせを聞いて駆けつけたギブソンに対して吾郎は「おとさんを返して」と泣きつきます。画像はおとさんにお別れを言うシーンです。吾郎はその後、幼稚園の先生で茂治の婚約者である星野桃子に引き取られる事になりました。

後に桃子は、茂治の友人でありプロ野球選手の茂野英毅と結婚します。ここで主人公の名前は「本田吾郎」から「茂野吾郎」へと変わります。

【メジャー】茂野吾郎の魅力:不屈の闘志

最後まで諦めない

吾郎はどんなピンチの時でも諦めません。例え大差で負けていようと、最後まで勝つために全力を尽くします。作中でも「あの不屈の闘志は信じられないくらいいつも周りに伝染する」と語られています。画像のようにボロボロに傷付きながらも勝利を諦めません。

jojikondo0326さんの投稿
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三船リトル対横浜リトルの1戦は名勝負の1つと言えます。初回に9点を取られ、吾郎は激戦のさなか肩を痛めてしまいます。リトルリーグのたった1試合のために野球人生を棒にふってしまうかもしれない、と説得されますが、それでも投げ続ける吾郎を助けるために仲間が1つになり、そして解散寸前だった三船リトルが横浜リトルを破ります。

右投げから左投げへ転向

中学にあがる前に右肩を故障してしまい、投球不能になります。中学ではサッカー部に在籍していました。しかし、吾郎は野球を諦めません。サッカーは足腰を鍛えるための腰かけで、特訓の末に左投げに転向していました。この時吾郎は「俺はいつだって永遠の野球少年だぜ」と言っています。彼が野球を愛している事が感じられる名言と言えます。

【メジャー】茂野吾郎の魅力:様々な体の故障

yasuken.redさんの投稿
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数々の名勝負の中、吾郎は右肩の故障以外にも作中で数多くの故障を経験します。しかし、ここでも吾郎の不屈の闘志は健在です。主人公が故障を抱えながらも全力で野球に取り組み、乗り越えてく様に思わず引き込まれていきます。

聖秀高校編:靱帯断裂

野球の名門・海堂高校に入学しますが、徹底したマニュアル野球に吾郎は反発します。3軍から2軍に行くまで退部の危機に合います。勝利至上主義の海堂のやり方への反発と「海堂を倒したい」という思いから「1軍を倒してから海堂を去る」と決意します。そして2年の夏、1軍と2軍の試合で1軍相手に勝利し、吾郎は海堂高校を自主退学します。

海堂のチーフ・マネージャー江頭の裏工作によって、野球部のある高校に転校できません。監督の助言によって、野球部のない聖秀高校に入学します。そして屋上にグラウンドを作り、少ない男子生徒を集め、1から野球部を作ります。

ですが、海堂2軍との練習試合の際に江頭の策謀によって、右足をわざと踏まれてしまいます。右足首の靱帯断裂の大怪我を負いますが、彼は試合をやめません。足首の怪我はプロ野球選手にとって致命的な古傷になりかねない、と知っていても、プロ入りより海堂戦が大事だと言います。

画像は海堂戦クライマックスのシーンです。海堂のエース・眉村を三振に討ち取るも、聖秀学園は敗退します。野球漫画の主人公としては珍しく、吾郎は甲子園に出場していません。メジャーにおける高校編は名勝負揃いですが、中でも対海堂戦は特に人気の高い名勝負です。

メジャーリーグ編:イップス(投球症候群)

W杯の活躍のお蔭で、メジャーリーグへと昇格を果たします。吾郎がようやく夢の舞台に立った瞬間の画像です。堂々としたピッチングを見せ、メジャー史上初初登板・初先発でノーヒットノーランの期待がかかる試合の終盤、調子を崩します。

吾郎は精神的なストレスによる運動障害のイップス(投球症候群)にも陥ります。W杯でのサヨナラ負けと、ギブソンと投げ合えた事による夢の実現がきっかけの燃え尽き症候群が原因と考えられました。画像ではチームメイトが、イップスがいかに恐ろしいものか語っています。

乱調によりメジャーからマイナー落ちしてしまいます。治療を続けますが、投げる度に帽子を落としていた吾郎の帽子が落ちなくなります。

ry04129さんの投稿
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ギブソンの助言により、吾郎はイップスを克服し、再び帽子が脱げるほどの全力投球ができるようになりました。このイップスを克服した画像のシーンも、メジャーにおける名勝負・名シーンと言えます。

メジャーリーグ編:血行障害

ikeda_tatsuyaさんの投稿
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イップスを克服しても吾郎を故障が襲います。血行障害と診断されます。メジャー記録の10連続奪三振目前で、激痛により達成できませんでした。手術を受けて成功しますが、再発しクロ―ザーへと転向しています。

メジャーリーグ編:頭部への打球

ayachan0408さんの投稿
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3勝3負で迎えたワールドシリーズ第7戦。ギブソンJr.の打球が吾郎の額を直撃します。後遺症の眩暈のある中マウンドへと立ち、吾郎が所属するインディアナ・ホーネッツをワールドシリーズ制覇に導きました。

【メジャー】茂野吾郎の魅力:吾郎のライバルたち

メジャーに登場するライバルたち

メジャーには数々のライバルが登場し、名勝負を繰り広げます。その中でも主人公・茂野吾郎に大きな影響を与えた3人のキャラクターを紹介します。

佐藤寿也

mori0710susiさんの投稿
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幼稚園時代に空き地で一人で練習をしていた吾郎に誘われてキャッチボールをした事で、野球の面白さに目覚めました。吾郎の初めての野球仲間でもあります。吾郎が三船リトルの時には横浜リトルで対戦し、海堂高校時代に初めてバッテリーを組みますが、吾郎と聖秀高校戦で再び対戦します。

smtnyknさんの投稿
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冷静な判断力と作戦でチームをリードしていきます。捕手としての実力もさることながら、バッターとしても非常に優秀です。敵として味方として、吾郎と寿也は試合を通して進化を続けます。打撃力と知能を兼ね備えた選手で、吾郎の終生のライバルであり、親友でもあります。

smtnyknさんの投稿
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画像のシーンや日本代表に選ばれた時の「お互いを高めあう本物の好敵手がいてくれたおかげで、僕はここまで来ることができた」というセリフは寿也の吾郎への気持ちを素直に表した寿也の名言です。

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画像のセリフ通り、2人はメジャーの舞台でチームメイトとしてワールドシリーズ優勝を達成します。メジャーでの吾郎・寿也の最強バッテリーの実現、ギブソンJr.へのリベンジなどが詰まった終盤の名勝負です。

ジョー・ギブソン

メジャーリーグの大物ピッチャーとして来日しました。本田茂治の命を奪てしまったという十字架を背負いながら、マウンドに立ち続けます。茂治の代わりに吾郎の目標になっている人物です。

苦悩する彼は帰国前、桃子に「できれば吾郎が大きくなるまですごい選手でいてください。こんなすごい選手からおとさんはホームラン打ったんだって誇れるようなすごい選手でずっとずっといてください」と言われ涙し、ギブソンはそれを実行するようにメジャーリーグの偉大な選手で居続けます。

心臓に病気を抱えながらも、W杯で吾郎と対戦します。40歳を超えても現役ですが、吾郎と投げ合う事がギブソンの夢でした。医師の指示を無視しても、彼は吾郎と決勝で対決します。ギブソンもまた不屈の精神で挑み、吾郎の闘志に火をつけます。

ファンに夢や希望を与えるのがプロスポーツ選手である、という事を実行し、ファンやチームメイトからの尊敬を集め続ける選手です。

ジョー・ギブソンJr.

ギブソンの息子であり、天才的な強打者ですが、父への復讐のための道具として野球をしていました。マイナーリーグで初めて吾郎と対戦します。やがて吾郎を一流の投手であると認め、ライバルとして立ち塞がります。

名勝負となるW杯決勝において、延長16回裏、吾郎は自己最速の102マイル(164km/h)の球でJr.のバットを粉砕しますが、打球はホームランとなり、日本はサヨナラ負けを喫します。

以降も、メジャーリーグ編のライバルとして後半の物語の中核を担う人物の一人として描かれています。後半ではもう一人の主人公とも言える存在です。ワールドシリーズ第6戦においては、Jr.の放った打球が吾郎の額に直撃します。父親のギブソン監督の元、ワールドシリーズ制覇へ向けて激闘を繰り広げますが、ホーネッツに敗れます。

【メジャー】茂野吾郎の魅力:吾郎の恋愛模様

清水薫の存在

女心には疎い吾郎ですが、長い時間をかけて清水薫と恋愛関係となり、後に結婚します。2人の出会いはリトルリーグ時代です。吾郎の影響で野球を始めましたが、最初はキャッチボールすらできませんでした。しかし練習の末、吾郎の速球を捕るまでに成長しました。同時に、吾郎を意識するようになります。ですが吾郎が黙って転校してしまいます。

そして中学時代、薫はソフトボール部に入っていました。吾郎と再会した時にグーパンチをお見舞いするものの、吾郎を想い続けます。聖秀高校では野球部の練習試合の際に捕手を務めたり、弟の清水大河を入部させるなど部を作った吾郎を支えてきました。

W杯の際に吾郎は初めて薫を女性として意識します。そして初デートの時に告白されました。実に10年間の片想いが実りました。

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メジャー2年目に帰国した吾郎はプロポーズし、数年後に結婚。プロポーズの言葉も吾郎の不器用さと真っ直ぐさが伝わる名言です。メジャーリーガーの妻として吾郎を支え、ワールドシリーズ優勝の直後に長女・いずみを出産します。

【メジャー】茂野吾郎の魅力:父親として吾郎は?

メジャーから帰ってきた吾郎は

長男・大吾も生まれ、茂野家は日本に帰ってきています。そこにはかつてのメジャーリーガー・茂野吾郎の姿はありませんでした。いずみの目には家でダラダラと過ごしている吾郎の姿しか見ていないため、父親に対して嫌悪感を露わにしています。

この時、吾郎は左肩を故障しており、球団を解雇されています。日本に帰ってきましたが、父親と同じように野手に転向するためにトレーニングしていましたが「子供たちに中途半端な期待をさせて、ぬか喜びをさせたくない」として、内緒にしていました。それは父・茂治がしていた事と同じでした。

そして日本プロ野球のオープン戦でデビューし、子供たちはスタジアムで初めてそれを知ります。家族が見守る中、ホームランを放ちます。画像はまさに本塁打の瞬間です。つらいトレーニング姿を子供に見せなかったのは、野球は楽しくて夢のあるものだと知ってほしかった、という吾郎の思いがありました。

野球に全く興味のなかったいずみも、吾郎の姿を見て思わず涙します。吾郎の姿を見て野球の魅力と楽しさを知り、いずみは三船リトルへ入団して野球を始めます。大吾は幼稚園で夢を尋ねられて「おとさんと同じプロ野球選手」と答えます。それは父・吾郎とまったく同じ答えでした。

【メジャー】茂野吾郎の魅力:吾郎の数々の名言

メジャー名言「やらされてた練習を努力とは言わねえだろ」

海堂高校編で才能に伸び悩み、退部を決めていたチームメイトに対して「本当に才能がねえって言い切れるだけの努力をしたのかって訊いてんのさ」と吾郎は冷たく言い放ちます。

吾郎は確かに天才的な才能の持ち主です。しかしそれ相応の努力もしています。左投げに転向した際も左手で字を書き、箸を使って常に努力をしてきました。それができるのは、吾郎が本当に野球が好きだからできた事で生まれた名言です。

メジャーの名言「やるかやらねえなのどっちかしかねえだろうが」

清水薫の弟・大河は、右足を負傷した状態でマウンドに上がろうとする吾郎に忠告します。投球時に全体重がかかる右足の状態を考えれば、まともなピッチングはできない、と大河は言います。そんな大河に向かって、吾郎は言い返したのがこの言葉です。

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「それが好きなことならな」と続きます。大河の読み通り、吾郎の右足は限界でしたがそれでも投げ切り、試合に勝利します。最初は冷めた態度をとっていた大河ですが、徐々に吾郎の感化されていきます。

Thumbメジャーの清水薫はどんなキャラ?吾朗との関係や名言について調査 | 大人のためのエンターテイメントメディアBiBi[ビビ]

茂野吾郎の人間性から生まれた名言が魅力!

メジャーの主人公は吾郎から大吾へ

その後の展開を描いた『メジャー2nd』が連載中で、NHKでのアニメ放送も決定しています。物語の主人公は吾郎から大吾へと代わっています。吾郎は41歳になっても現役で、台湾で活躍しています。かつて登場してきたキャラクターたちも登場し、ストーリーを盛り上げていきます。これからどんな新しい名勝負が生まれてくるのでしょうか。連載・アニメと共にこれからも盛り上がりに注目です。

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