【機動戦士ガンダム 水星の魔女】グエルとコーラサワーが似てる？2人の共通点は？

本記事では、グエル・ジェタークとパトリック・コーラサワーの似てる部分をネタバレしながら紹介していきます。登場当初のグエルは傲慢なキャラクターでしたが、物語途中に愛されキャラクターに変化しているようです。また、水星の魔女と少女革命ウテナの似てる部分もまとめていきます。

グエルとコーラサワーの似てる部分を知る前に、まずは「機動戦士ガンダム 水星の魔女」の基本情報を紹介していきます。水星の魔女は2022年から放送されているアニメで、2023年4月にアニメ2期が予定されています。シリーズ初の女性主人公や学園ストーリーが放送前から注目を集めており、新しいストーリーが放送される度に、作中の単語がツイッターでトレンド入りしています。

水星の魔女の主人公はスレッタ・マーキュリーです。スレッタは赤髪が特徴的なキャラクターで、17歳になった時に「アスティカシア高等専門学園」に編入しました。プロローグでは21年前の世界が描かれており、同じ赤髪を持つエリクトとスレッタは何らかの関係を持つと予想されています。また、ヴァナディース機関が「ガンダム」を開発しましたが、ガンダムが開発された理由は不明になっています。

グエル・ジェタークはパイロット科の3年生で、ジェターク社の御曹司です。浅黒い肌と右目の泣きボクロが特徴的で、傲慢で熱くなりやすい性格をしています。優れたパイロットの技量を持っており、学園を卒業後は「ドミニコス隊の入隊」を夢見ています。また、本気で惚れた女性には本心を隠してしまうため、男性のツンデレキャラクターとして描かれています。

グエル・ジェタークのモビルスーツは「ディランザ」です。ディランザは「ジェターク・ヘビー・マシーナリー」が開発したモビルスーツで、グエルは専用カラーの赤い機体に搭乗しています。1話ではミオリネが搭乗するエアリアルを圧倒していましたが、スレッタにパイロットが変わった時に、「GUNDビット」の掃射を受けて敗れました。

物語途中にグエル・ジェタークは、「ダリルバルデ」という機体に乗り換えています。ダリルバルデはドローン兵器が搭載されているモビルスーツで、「GUNDフォーマット」は採用されていません。スレッタとの2度目の決闘のために用意され、序盤はAIに足を引っ張られていましたが、終盤にパイロットの意地を見せました。

ラウダ・ニールはパイロット科の3年生で、グエルの腹違いの弟です。普段は冷静沈着な性格をしていますが、決闘を観戦している時には熱い姿を見せており、グエルを倒したスレッタに憎しみを抱くようになりました。アニメ1期ではモビルスーツに搭乗していませんが、学園の個人戦オッズは7位のため、パイロットとして高い技量を持つことが分かっています。

ヴィム・ジェタークはグエルの父親で、ジェターク社のCEOを務めているキャラクターです。軍人出身のデリングが総裁の座にいることに不満を抱えており、グエルとミオリネを結婚させた後に総裁の座を奪おうと考えています。エアリアルに敗れたグエルを叱責しており、支援を打ち切ってジェターク寮から追い出しました。

ここからは、グエル・ジェタークとパトリック・コーラサワーが似てるという意見を紹介していきます。コーラサワーは個性的な性格をしているキャラクターで、言動がグエルと似てるという意見が挙がっています。コーラサワーが登場した作品や共通点をネタバレしながらまとめていきます。

パトリック・コーラサワーは、「機動戦士ガンダム00」に登場したキャラクターです。欧州を中心に結成された「AEU」のフランス軍のエースパイロットで、自信過剰で喧嘩っ早い性格をしています。物語序盤には、新型モビルスーツのテストをしており、同時刻にソレスタルビーイングが武力介入を開始したため、コーラサワーは刹那・F・セイエイに圧倒される形で敗北しました。

パトリック・コーラサワーは、ガンダムタイプと何度も交戦しており、撃墜される度に生還を果たしているため、「不死身のコーラサワー」という異名を付けられています。また、国連軍が結成された時には横柄な態度を見せていましたが、上官のカティ・マネキンに殴られたことで態度を改めるようになりました。

グエルは最初にスレッタと戦ったキャラクターで、コーラサワーは刹那と最初に戦ったキャラクターです。2人は主人公の初戦で圧倒されているため、「負け方が似てる」という意見が挙がっています。また、コーラサワーは「機動戦士ガンダム00」の愛されキャラクターで、グエルは水星の魔女の愛されキャラクターになりそうな雰囲気があるため、2人の立ち位置はとても似ているようです。

パトリック・コーラサワーは、上官のカティに殴られた時に好意を抱き、シーズン2のラストで結婚しています。グエルはスレッタとの戦いに敗れた時にプロポーズしているため、「2人の好きな女性のタイプが似てる」という意見が挙がっています。また、ジェターク寮を追い出されたグエルは、穏やかな性格になっているため、2人は性格も似ているキャラクターのようです。

グエル・ジェタークは退学処分を受けており、退学後は「ボブ」という名前で輸送会社の下働きをしていました。アニメ1期の終盤では輸送船に乗っており、輸送船の船長の声をコーラサワー役の浜田賢二が担当しています。また、不可抗力で父親を殺しているため、コーラサワーよりも重い設定が描かれています。

パトリック・コーラサワーは劇場版に登場しています。劇場版では地球外生命体の「ELS」から地球を守るための戦いが描かれており、コーラサワーは戦いの途中で機体が動かなくなってしまいます。そのため、ELSに浸食されそうになりましたが、ギリギリの所で刹那が姿を見せ、刹那がビームライフルでELSを攻撃したことで命を救われました。

刹那はELSとは戦っていないため、コーラサワーは「刹那が最初と最後に撃墜したキャラクター」になりました。また、カティがコーラサワーの姓を名乗ることを嫌がったため、結婚後は「パトリック・マネキン」という名前になりました。当初は「適当な所でリタイアさせる」という設定でしたが、愛されキャラクターになったことで最後まで生き残ったと言われています。

パトリック・コーラサワーとグエル・ジェタークが似てるという意見を知った後は、水星の魔女と少女革命ウテナの共通点を紹介していきます。少女革命ウテナは20年以上前に放送されていた作品ですが、今現在もファンが多いようです。

少女革命ウテナは1997年の4月から12月まで放送されていたアニメで、「百合アニメの金字塔」と言われています。王子に憧れる女性の主人公が、同性のヒロインを救う物語が描かれているため、「スレッタが同性のミオリネを救う」という展開が類似しています。また、少女革命ウテナでは「決闘」が行われているため、水星の魔女と設定が似ているという意見が挙がっています。

水星の魔女と少女革命ウテナの脚本は、脚本家の「大河内一楼」が担当しています。大河内一楼は大学在学中のアルバイトで業界入りしており、少女革命ウテナの小説で小説家デビューしました。テレビまんが研究家の加々美利治は、「セルフオマージュの可能性」を示唆しているようです。

大河内一楼は「コードギアス反逆のルルーシュ」の脚本も担当しています。コードギアスは「主人公が死ぬ」というバッドエンドのような結末を迎えているため、水星の魔女もバッドエンドになるという説が浮上しています。また、「ガンダム初心者」がターゲットになっているため、典型的なハッピーエンドになる可能性もあります。

少女革命ウテナの終盤では、主人公の天上ウテナがヒロインの姫宮アンシーに刺されています。また、アンシーの身代わりになったウテナは、大勢の人々の記憶から消えているため、悲しい結末を迎えました。水星の魔女の1期の終盤では、スレッタが予想外の行動を見せているため、水星の魔女も悲しい結末になるという予想がされています。

コーラサワーとグエルが似てるという意見を知った後は、グエルの作中の動向をネタバレしながら紹介していきます。グエルは傲慢な性格をしていましたが、アニメ1期の終盤で大きな変化を見せているようです。

ベネリットグループはモビルスーツ産業を牛耳っており、力を持つ企業が「御三家」と呼ばれています。御三家は敵対している訳ではありませんが、それぞれが違う考えを持つため、一枚岩でもないことが分かっています。グエルは御三家の筆頭のような立ち位置でしたが、スレッタとの決闘に敗れたことで全てを失いました。

スレッタが編入するまでは、グエルが学園のホルダーでした。そのため、グエルは学園内でも強い権力を持っていましたが、決闘に敗れたことで野宿を強いられるほどに落ちぶれています。また、義理の弟のラウダ・ニールがジェターク寮の寮長になっているため、兄弟の力関係が変化する可能性があります。

コーラサワーとグエルが似てるという意見を知った後は、水星の魔女でグエルを演じている声優を紹介していきます。水星の魔女は学園が舞台の作品のため、キャラクターの声は若手声優が担当しているようです。声優のプロフィールや出演作品をまとめていきます。

水星の魔女でグエル・ジェタークを演じているのは、声優の阿座上洋平です。阿座上洋平は群馬県出身で、2011年から声優活動を行っています。生年月日は1991年8月7日で、所属事務所は「青二プロダクション」です。デビュー当時は「細野洋平」という芸名を使用していましたが、2012年に現在の芸名に変更しました。

声優の阿座上洋平は、「それでも歩は寄せてくる」「白い砂のアクアトープ」「ノーゲーム・ノーライフ」「ゴールデンタイム」などのアニメでキャラクターの声を演じています。2015年頃まで端役を演じていましたが、2016年に「クロムクロ」の主人公に抜擢されました。また、ガンダムシリーズのメインキャラクターを演じていることで知名度を上げています。

水星の魔女と少女革命ウテナの共通点を知った後は、グエルとコーラサワーに関する感想をまとめていきます。グエルとコーラサワーは強い魅力を持つ人気キャラクターのため、視聴者から様々な感想が挙がっているようです。

コーラサワーとグエルには様々な共通点があるため、視聴者からは「2人が似ている」という感想が挙がっています。また、水星の魔女の1期の終盤では、重い展開が描かれているため、「グエルがコーラサワーと違う道を進むことが残念」という感想も挙がっているようです。

パトリック・コーラサワーは、馬鹿で真っすぐな性格をしているキャラクターのため、「コーラサワーはかっこいい」という感想が挙がっています。また、「カティに殴られて惚れるシーンが笑える」という感想も挙がっているようです。

グエルは水星の魔女の1期終盤で、「父親殺し」という罪を背負いました。また、テロリストと勘違いされている可能性があるため、「グエルの今後が気になる」という感想が挙がっています。

本記事では、グエル・ジェタークとパトリック・コーラサワーが似てるという意見を紹介していきました。グエルはアニメ1期の最初と最後で評価が逆転しているキャラクターのため、幸せな結末を望んでいる視聴者が多いようです。グエルが登場した水星の魔女を見たことが無い方も、本記事を参考にしながら見てみて下さい。