推しの子が気持ち悪い・嫌いと言われる理由は設定？感想や面白いという意見も紹介

推しの子とは週刊ヤングジャンプにて2020年から連載されている漫画作品です。原作者は赤坂アカ、作画は横槍メンゴが担当しています。主人公が推しているアイドルの子供に転生するという、今までにない設定の転生ものとして注目を集めている漫画作品です。華々しい芸能界での光と闇を描き、サスペンス要素も強いストーリー展開が人気を呼んでおり、単行本の累計発行部数は380万部を突破しています。

原作漫画が人気を集めヒットを記録している推しの子は、2023年4月からテレビアニメも放送予定です。テレビアニメの放送に先駆け、3月には全国の映画館で1話の先行上映も予定されており、注目度も高くなっています。

現在も連載中の人気漫画作品・推しの子には、気持ち悪い・嫌いといった感想も寄せられています。推しの子が気持ち悪い・嫌いといわれている理由をいくつか紹介します。まず、推しの子のストーリー冒頭で、人気アイドルのアイが双子を妊娠した状態で登場します。この時アイは16歳の未成年であり、まだ少女と言える年齢のキャラクターが妊娠している設定が気持ち悪いと言われています。

未成年が妊娠するという設定には、気持ち悪い・嫌いと嫌悪感を示す人が多く、低評価の理由の一つとなっていました。人気アイドルで16歳のアイが妊娠した状態で登場するという展開に、衝撃を受けた人が多かったのです。

推しの子のストーリーは、アイの担当医になるゴローが主人公としてスタートします。ゴローは活動休止中のアイドル・アイの大ファンで、そんなゴローの元に妊婦になったアイが現れます。これからどんな展開が待っているのだろうと期待していた読者からすれば、いきなり主人公のゴローが死亡してしまい、衝撃を受けることとなります。主人公が真っ先に死んでしまう驚きの展開に、暗い・嫌いという感想が寄せられていました。

推しの子はそのタイトル通り、主人公のゴローが「推しの子」として転生するというストーリーです。推しの子供に転生するという展開は、オタクの願望を描いているようで気持ち悪いと言われています。この設定は推しの子という作品の根幹となる設定なので、気持ち悪い・嫌いとされてしまう原因となっています。

推しの子は人気アイドルを題材としている漫画作品なので、ファンのオタクも登場しています。推しの子に登場するオタクは描写がリアルで気持ち悪いと言われています。ペンライトを振り回す様子など、一般人からすると馴染みの薄いオタク描写は不評となっていました。

推しの子は衝撃的なストーリーで注目されている漫画作品ですが、展開が衝撃的すぎるのも気持ち悪いと言われてしまう原因となっています。主人公のゴローはアイの息子として転生しますが、その後アイは死亡してしまいます。その死亡シーンが残酷で嫌いと感じる人が続出しています。アイは双子のアクアとルビーを出産し幸せに過ごしていましたが、狂信的なストーカーに刺殺されてしまいます。

アイはアクアの目の前で死んでしまい、この衝撃的で残酷な展開に読むのをやめてしまう人もいました。アイは1巻の時点で殺されてしまい、その後アクアは復讐に生きるようになります。この驚きのストーリー展開が嫌いな人が多いのです。

推しの子のストーリーのメインは、アイを殺されたアクアの復讐劇です。ストーリーの主軸になっているアクアの復讐ですが、主人公のアクアが復讐に駆られている姿を見るのが辛いといった感想が寄せられています。アクアが復讐に囚われていて作品自体のサスペンス色が強くなってしまい、倦厭される理由となっています。

推しの子の低評価の理由は、ストーリーの鬱展開も挙げられます。推しの子はアクアの復讐劇を描きながらも、芸能界で活躍していくアクアやルビーの成長物語でもあります。アクアとルビーが成長する姿や芸能界での活躍パートが好きな読者も多く、ゴローの白骨死体が見つかるサスペンス展開は低評価されていました。ゴローの白骨死体が発見され、ルビーは母親とゴローを殺した犯人に復讐を誓います。

推しの子は芸能界での活動を描いた「お仕事もの」と評価される作品でもありますが、ゴローの死体が発見された事件がきっかけで、ストーリーがまた暗い展開となっていきます。この鬱展開には気持ち悪い・嫌いと感じている人が多いです。

推しの子は独特な人間関係も気持ち悪い・嫌いと言われている理由です。推しの子には様々な登場人物がいますが、それぞれの関係性が分かりにくく複雑すぎて嫌いだと言われています。主人公のアクアやルビーは前世の記憶があることを隠しており、人間関係をより複雑にしています。キャラクターの立ち位置も分かりにくく、低評価の一因となっています。

推しの子がつまらないと言われる理由についてもまとめます。推しの子は衝撃の展開が面白いと評価されている一方、つまらないと感じる人もいます。推しの子がつまらないと感じるのは、本編に入るまでのパートが長すぎるからと言われています。推しの子は本編に入るまでのプロローグが1章にまとめられていますが、単行本1巻が丸ごとプロローグになっています。そのため、プロローグが長すぎると低評価となっています。

推しの子は2.5次元舞台編が長すぎてつまらないと言われています。序盤は気になる展開が続き高評価となっている推しの子ですが、2.5次元舞台編に入ってからは本編が中々進まず、つまらないと評されていました。本編にあまり関係のない演劇パートが続き、ストーリーが中々進行しない状況は低評価となっています。

推しの子の2.5次元舞台編ではアクアが感情演技に挑戦するなど、キャラクターの演技に焦点が当てられていきます。この展開は女優として奮闘する主人公を描いた漫画作品・アクタージュを彷彿とさせます。それが原因でアクタージュの二番煎じでつまらないと言われています。

気持ち悪い・嫌いと低評価にもなっている推しの子ですが、面白いと絶賛する声も多いです。推しの子が面白いと言われる理由も紹介します。推しの子は予想できないストーリーが面白いと高評価されています。推しの子はストーリー冒頭から、主人公が死亡して推しの子供に転生するという衝撃展開から始まり、ミステリーとして予想だにしない展開が続いていきます。

推しの子はアクアの復讐劇としても次々に謎が出てきて目が離せず、登場人物の恋愛模様も行く末が気になる展開となっています。続きが気になる飽きが来ない漫画作品として、推しの子は面白いと評価されています。

推しの子のストーリーは衝撃的で鬱展開も多い漫画作品ですが、登場するキャラクターは非常にかわいいと評価されています。ヒロインのかわいさから、主人公・アクアのかっこよさまで、魅力的なキャラクターが人気を呼んでいます。

推しの子の漫画のあらすじをネタバレ紹介していきます。田舎町で働く医者のゴローは、アイドルグループB小町のエースで人気絶頂のアイドル・アイの大ファンです。ある時、ゴローの元に極秘で出産したいという少女がやってきますが、彼女の正体はアイでした。衝撃を受けつつもゴローはアイの出産に尽力すると決めますが、アイのストーカーによって殺害されてしまいます。目が覚めたゴローは、アイの息子に転生していたのでした。

アイの息子に転生し戸惑っていたゴローは、アクアマリンという名前をつけられます。推しの子供に転生したゴローは、大好きなアイを身近に応援できると思いなおし、アクアとして赤ちゃんライフを送っていきます。アクアには双子の妹・ルビーがおり、彼女もまた転生者でした。アクアとしての人生を受け入れたゴローですが、ある時アイがストーカーによって殺害されてしまいます。アクアは復讐を決意し、芸能界入りを決意します。

アクアはアイを殺したストーカーに住所を教えたのは父親ではないかと考え、手掛かりを探すために俳優の道を進みます。ルビーはアイのようなアイドルを目指して活動し、2人は高校生になります。アクアはアイに関しての情報を手に入れるため、恋愛リアリティショーへの出演を決めます。ルビーは新生B小町を結成し、アイドル活動を本格化させていきます。

アクアが出演する恋愛リアリティショーでは、出演者のあかねが共演者の顔に傷をつけてしまう事件が発生し、大炎上してしまいます。自殺寸前まで追い込まれたあかねですが、アクアによって踏みとどまり、アクアはあかねと付き合うことになります。一方でルビーもB小町としての活動に邁進し、ファーストステージに向けて活動していきます。

アクアとルビーはそれぞれの道で、芸能界で活躍していきます。アクアは恋愛リアリティショーの次の仕事として、2.5次元舞台への出演が決まります。この舞台には彼女となったあかねと、アクアに密かに想いを寄せる女優でＢ小町のメンバー・かなも出演することになり、波乱を呼んでいきます。ルビーもＢ小町としてファーストステージを終え、順調に活動していきます。

アクアが出演予定の2.5次元舞台の脚本は、原作者にボツにされてしまいます。その後、原作者のアビ子は脚本家たちと和解し、作り手は団結して脚本を納得いく形にしていきます。出来上がった脚本は演じる役者の演技に全てがかかってくる作風となっており、アクアは「感情演技」という難題に直面します。アクアは目の前で失ったアイに関する過去のトラウマに向き合うこととなります。

東京ブレイドの2.5次元舞台は開幕し、因縁の2人・あかねとかなはお互いに実力をぶつけ合います。過去のトラウマと向き合ったアクアは、感情を爆発させる演技を発揮し、舞台上でのアクアは輝きを増していきます。それぞれの登場人物が成長を見せ、2.5次元舞台編はクライマックスを迎えます。

父親捜しを続けていたアクアは、ついにアクアとルビーの父親にたどり着きます。父親の現在の状態を知ることとなったアクアは、復讐心を失っていきます。ルビーは更なる人気獲得のため、MV撮影をすることになります。アクアは2.5次元舞台の慰安の為、自分とルビーが前世で死亡した町・高千穂へ向かうのでした。

推しの子に関しての感想や評価を紹介します。推しの子に関しての感想では、ストーリーに緩急がついて面白いという感想が見られています。推しの子は展開が衝撃的で話題となった作品ですが、メリハリのあるストーリーが高評価となっています。次々と気になる要素が出てくる推しの子は、飽きさせない作品として人気です。

推しの子は先の読めないストーリー展開が面白いと評価され、続きを心待ちにしている読者が多い作品です。その一方、鬱展開も多く続きを読むのが怖いという感想も見られていました。予想できないストーリーを楽しみにしながら怖くも感じてしまうほど、推しの子は衝撃的な作品です。

推しの子に関しての感想では、2023年4月から放送予定のアニメが楽しみだという感想も見られています。劇場での1話先行上映も注目されており、早くアニメで楽しみたいという感想が挙がっていました。

ここでは、推しの子が気持ち悪いといわれる理由をまとめました。推しの子は面白いと絶賛する声もある一方で、「展開が暗くて嫌い」「設定が気持ち悪い」といった理由が低評価につながっています。推しの子は嫌いと言う声もありますが、面白いと人気の作品でもあります。是非、今話題の推しの子をチェックして、面白い魅力にも注目してみて下さい。