【よう実】高円寺六助の正体をネタバレ！最強クラスの実力やラスボス説を考察

「よう実」の高円寺六助は、メインキャラクターの男子生徒です。非常に個性的でかなりの自由人であることから、彼の正体が気になる人も多いでしょう。本記事では、彼の正体を考察すると共に、実力や強さなどもネタバレします。綾小路やみーちゃんとの関係も、ネタバレ説明しているため、気になる人はチェックしてみてください。

「ようこそ実力至上主義の教室へ」は、「よう実」の愛称で親しまれている、MF文庫Jのライトノベル作品です。原作者は衣笠彰梧先生で、イラストはトモセシュンサク先生が担当しています。本作は国内だけでなく、韓国やアメリカなどの複数の国でも、翻訳版が刊行されています。

物語は1年生編と2年生編に分かれており、単行本においては2022年10月の時点で既刊23巻です。テレビアニメ化やコミカライズ化などのメディアミックスも行われています。テレビアニメにおいては、2017年に第1期、2022年に第2期が放送されました。また、2023年には第3期が放送予定となっています。

主人公の綾小路が在学する東京都高度育成高等学校は、徹底した実力至上主義を掲げている進学校です。綾小路は、落ちこぼれが集められたDクラスに配属されました。しかし、彼はひた隠しにしていた本来の実力を、徐々に発揮していきます。クラス同士の頭脳戦や心理戦などを繰り広げていくうちに、生徒たちは学校のシステムの真実を知ることになります。絶望の淵に落とされた彼らが、どのようにのし上がっていくのかが見どころです。

• 名前：高円寺六助（こうえんじ ろくすけ）
• 誕生日：4月3日
• 身長：181cm
• 所属：1年Dクラス→2年Dクラス

よう実の高円寺六助は、高度育成高等学校に通う1年Dクラスの男子生徒です。日本有数の資産家である高円寺グループの跡取り息子でもあります。金髪のオールバックで、鍛え上げられた筋肉質の体が特徴です。真面目に授業や試験をすっぽかすため、本当の実力は判明していません。頭脳、運動能力は非常に高く、学校全体で数年に1人しか見られない優秀な生徒だといわれています。

個人としてのポテンシャルは抜群ですが、協調性が全くないというのが彼の欠点です。落ちこぼれのDクラスに配属されたのも、「学校側が自分の能力を測りしれていないだけ」と考えています。綾小路をはじめ一部の生徒は、彼の能力を高く評価している様子です。

高円寺は、誰も縛ることのできない究極の自由人といわれています。周囲に一切の関心を持たず、自己中心的な行動をする人物です。1年生の無人島編では、1周探索をしただけで、勝手にリタイアをしていました。リタイアすればポイントを減点されるため、クラスに迷惑をかけますがお構いなしです。

2年生編の無人島サバイバルでは、もし1位を獲得すれば卒業まで自由行動を容認するという契約を、堀北と交わします。このような彼の性格が、孤立をしてしまう要因でしょう。しかし、本人は全く気にしていない様子で、自由気ままに学園生活を送れれば良いと考えています。

よう実の高円寺の正体は、「高円寺コンツェルン」という会社の跡取り息子です。日本有数の資産を持つ会社で、家柄も超名門といわれています。完璧人間に見える資産家の息子が、落ちこぼれDクラスに配属されたのは、重要な試験さえすっぽかすほど協調性がないためでしょう。ただ、作中では高円寺コンツェルンや、彼の父親については全く触れていません。

クセのある性格ですが、高円寺は優秀な人間です。企業にとっては、そのような優秀な人間であれば、高円寺の存在をマスコミなどで公表するのが自然でしょう。しかし、本作の登場人物たちは、高円寺の立場を知らないようでした。もしかすると、父親から圧力がかかっている可能性があります。なぜなら、高円寺の存在が恥だと思っているためです。今後、高円寺のプライベートについては、徐々に明かされていくと考察できます。

結果からいうと、よう実の高円寺はホワイトルームの出身ではないと考察します。自由人の彼は、放課後に上級生の女子たちと交流を持つ社交的な一面もありました。ホワイトルーム生は、外界から遮断された環境で教育を受けており、綾小路を含む4期生までは個人主義を貫いています。彼がホワイトルーム生であったなら、変人といわれるほどの自由人ではなかったでしょう。

また、ホワイトルーム生は。綾小路を連れ戻す目的で、高度育成高校に派遣されています。高円寺の気まま過ぎる行動から、綾小路を連れ戻すという任務を全く感じません。このような理由から、高円寺の正体がホワイトルーム出身である可能性は、極めて低いといえます。

Aクラスに入った生徒は、希望した就職先へ100％入ることができます。だからこそ、各クラスの生徒たちは、Aクラスになろうと一致団結をして頑張っているのです。しかし、彼はどのクラスに入ったとしても、将来は父親の会社を継ぐことが決まっています。そのため、Aクラスに入らなければならない理由もなく、興味を持ってないと考察できます。

試験もまともに受けず、クラスに協力するわけでもない彼は、無事に卒業できれば良いと考えているようでした。しかし、彼には目的がありました。卒業間近になると、高円寺コンツェルンの力を利用して、プライベートポイントを現金で買い取り、大量に獲得しようと企んでいたのです。そうすれば、確実にAクラスに入れると考えました。

結果的には、新しい生徒会長に企みがバレてしまい、計画は水の泡となります。その後、彼は他にもAクラスになれる方法を編み出している様子です。当初はAクラスに興味を持っていないようでしたが、最終的に楽してAクラスになろうという目的があったと考察できます。

よう実の高円寺の正体はラスボスであり、実は最強のリサール・ウェポンではないかという説も浮上しています。もしも、彼が堀北と組んで綾小路に対抗すれば、リサール・ウェポンになれる可能性は高いです。綾小路と対等に渡り合えるのは、坂柳を除く高円寺のみだと考察できます。

堀北のクラスがAクラスを目指して綾小路と対抗するならば、高円寺の力を借りなければなりません。堀北自身も成長が著しいため、高円寺をリサール・ウェポンにすれば、綾小路に対抗できる可能性は十分にあります。

よう実のファンの間では、高円寺ラスボス説が囁かれています。ラスボス説は考察としては面白いですが、計算できない自由さが彼のキャラクターの魅力です。また、主人公の綾小路と同じクラスに配属されているため、彼がラスボスになる可能性は低いです。

では、彼がラスボスになるとしたら、どのような場合でしょうか？例えば、彼が高度育成高等学校を、廃校になるまで追いやるというような展開になれば、ラスボス説の可能性もゼロではなくなります。

高円寺の正体は、日本有数の資産を持つ高円寺コンツェルンの御曹司です。恵まれた立場にいる彼ですが、自身が持つポテンシャルも相当なものになります。運動能力にも優れており、水泳の授業では50mの自由形を23秒で泳ぐという、世界に進出できそうな記録を持っています。

頭脳面も素晴らしく、フラッシュ暗算では答えてはいないものの、綾小路と坂柳と同等に当てていました。綾小路と渡り合えるほどの、学力と身体能力があるため、トップレベルといっても間違いないでしょう。

普段はやる気のないような姿を見せていますが、実際はかなりの実力があります。綾小路も「超高校級などという言葉では収まらない」と、高評価をしていました。綾小路とほぼ同レベルといっても、過言ではありません。もしかすると、高円寺はホワイトルーム生かもしれないと、読者の中で話題になるほどでした。

主人公の綾小路はホワイトルーム生で、桁外れの頭脳と身体能力を持ち合わせています。そんな綾小路と比較する際は、学力や頭脳面では坂柳や龍園、運動面では須藤やアルベルトが挙げられるようです。しかし、総合的に比較すると、彼らは劣ってしまいます。ほとんど接点は見られないものの、高円寺は学力や身体面においても、綾小路と並ぶ実力があります。そのため、綾小路の対抗馬として、彼の名前が上がるのです。

実際に比較すると、綾小路とどちらが実力は上なのでしょうか？作中で二人が本気で勝負する場面がないため、明らかではありません。ただ、総合的に見ると、やはり綾小路の方が上だと考察できます。しかし、細かく見ると、高円寺のほうが優れている面もあるようです。

特に身体能力面では高円寺が上でしょう。2年生編のサバイバル試験で二人が綱引きで戦ったとき、高円寺が勝利を収めました。ただ、綾小路は無駄な体力を使いたくないと、わざと負けています。

よう実に登場するみーちゃんは、平田のことが好きでしたが、想いを伝えられずにいました。第11巻で高円寺と口論になるシーンがあり、仲裁に入ったみーちゃんを平田が突き飛ばしてしまいます。そして、高円寺に殴りかかろうとしますが、いとも簡単に反撃されてしまいました。

そのまま、高円寺は倒れたみーちゃんをお姫様抱っこした状態で、エレベーターまで送ります。このようなキザな振る舞いも違和感なくできるのが、彼の魅力でしょう。このときの二人の絡みがあって、表紙となりました。

よう実のみーちゃんが1週間ほど不登校となったときに、高円寺が毎日差し入れをしています。差し入れの中身は毎日違うメニューで、ささみのサラダなどもありました。たんぱく質の多いささみのサラダを選ぶところが、筋肉美の彼らしいです。ちなみに、みーちゃんが不登校になった理由は、平田が好きなことをクラス全員の前で、櫛田に暴露されたためでした。

1年生のときの戦場特別試験でのネタバレは、自身のグループの優待者を、単独で見つけ出しました。しかも、たった1回の話し合いだけで判断したのです。そのようなことが、なぜ可能だったのかは描かれていませんでした。有能な高円寺であれば、相手の表情を見るだけで、裏切り者の人物を当てることができたのでしょう。

よう実の選抜種目試験は、1年生の後半で行われました。試験結果のネタバレは、非常に難関といわれているフラッシュ暗算の問題で、彼は正解を一瞬で見抜きました。しかし、最も早く問題を解いたものの解答をしなかったため、勝負には負けています。

2年生のときに行われたサバイバル試験で、高円寺は初めて真剣に取り組んでいます。彼はサバイバル試験で手を抜くことは不可能だと判断し、堀北とある契約を交わしました。契約内容のネタバレは「サバイバル試験で単独1位になれば、卒業まで自由を約束する」というものでした。そして、彼はサバイバル試験で、見事に1位を獲得したのです。

2年生ではサバイバル試験の他に、体育祭もありました。サバイバル試験のときの契約で、すでに彼は自由を手にしています。しかし、報酬が良かったこともあり、体育祭にも前向きに取り組んでいました。彼は単独で参加できる競技だけを選び、全て1位を獲得します。ただ、個人競技は得点が低いため、成績結果のネタバレは学園内で2位でした。

よう実の高円寺六助を演じたアニメ声優は、岩澤俊樹さんです。出身地は東京で、生年月日は1984年10月17日となります。日本ナレーション演技研究所を卒業し、アイムエンタープライズに所属しました。趣味はスポーツ、音楽鑑賞、ゲームなどです。

• 2010年：聖痕のクェイサー（男子生徒A役）
• 2015年：ご注文はうさぎですか??（ゾンビC役）
• 2016年：パズドラクロス（竜人召喚士役）
• 2017年：ようこそ実力至上主義の教室へ（～2022年 高円寺六助役）
• 2019年：魔王様、リトライ!（カーミヤ役）
• 2022年：怪人開発部の黒井津さん（二階堂貴臣役）

よう実の高円寺の正体は、ラスボスなのかもしれないという声が多くありました。ラスボスか裏ボスかとしか思えないほど、余裕があり強いキャラだという感想もあります。また、日頃の行動からすると、ラスボスでなければただの変人だという人もいました。

よう実の高円寺は非常に有能で、無人島サバイバルでも奇策を出してくるだろうと、期待されていました。しかし、彼は早々にサバイバルを離脱しています。彼には30ポイント以上の何かがあるのではないかと、考察する読者もいました。

高円寺はホワイトルーム生より強いという声も上がっています。確かに、普通のホワイトルーム生よりは、実力が上だといえるでしょう。ホワイトルームの最高傑作とされる綾小路に対しても、互角で戦えるほど、すさまじい能力を持っています。

よう実の高円寺の正体ネタバレは、日本有数の資本を持つ高円寺コンツェルンの跡取り息子です。試験をすっぽかしたり、クラスに相談なしで試験を終わらせるなど、究極の自由人でもあります。ただ、綾小路からは超高校級以上と高評価を受けており、実は相当のポテンシャルの持ち主です。家族関係など彼のプライベートな部分の正体は、まだ詳しく明かされていないため、今後も注目しておきましょう。