【リゼロ】ラムの角(ツノ)は復活する?覚醒後の能力やレムとの共感覚とは?

ラムの角(ツノ)が復活するかについて解説していきます。リゼロにおいて鬼族の生き残りとして登場したラムですが、初登場時から角(ツノ)を失っていましたが、覚醒することで角(ツノ)が復活する描写がありました。この記事ではリゼロのラムについて、角(ツノ)が復活する覚醒についてやその能力、復活に関係したレムとの共感覚について、レムやロズワールなどとの関係性などをネタバレありでまとめて紹介していきます。

【リゼロ】ラムの角(ツノ)は復活する?覚醒後の能力やレムとの共感覚とは?のイメージ

目次

  1. ラムとは?
  2. ラムの角(ツノ)は復活する?覚醒後の能力は?
  3. ラムの活躍をネタバレ
  4. ラムとレムの関係や記憶
  5. ラムの強さや死亡
  6. ラムの声優
  7. ラムの角(ツノ)に関する感想や評価
  8. ラムの角(ツノ)は復活するのかまとめ

ラムとは?

リゼロにおいて、初期から登場しているのがラムです。この記事ではそんなラムについて、ネタバレありでまとめて紹介していきます。

リゼロの作品情報

リゼロの概要

ラムが登場するRe:ゼロから始める異世界生活(通称リゼロ)は、2012年から小説投稿サイト『小説家になろう』にて、連載が開始された作品です。2014年からMF文庫Jレーベルより刊行も始まり、2023年1月現在、外伝や短編集も含めて45巻もの連載が続いている長編タイトルになっています。

メディアミックス展開も積極的に行われている作品で、2014年6月から連載されている外伝作品『ゼロから始まる英雄譚』などの連載もあります。アニメ化も断続的に行われており、2016年、2020年にそれぞれ行われています。2018年には新規エピソードがOVA化されるなどもしており、幅広いメディアで展開される作品になっています。

リゼロのあらすじ

突如、異世界に飛ばされた引きこもりの高校生スバルは、転生して早々に命の危機に襲われます。この時、サテラを名乗る少女に助けられ、彼女に恩返しをするためにモノ探しに協力します。彼女に協力する中で、スバルは『死に戻り』能力について理解していきます。その能力を駆使して魔女エルザを撃退することに成功しますが、負傷してしまったスバルは、ロズワールの屋敷にて目を覚まします。そこで出会ったのがこの記事で紹介するラムです。

ラムのプロフィール

ラムは桃色のショートヘアが特徴的な見た目の女の子です。双子の妹であるレムとは対称的に左目に前髪がかかっています。その性格は傲岸不遜な毒舌担当と言われ、スバルに対しての態度も大きく口も悪くなっています。ただそれは相手を警戒しているためで、心を開いているレムとロズワールには相当の態度で接しています。レムからは『優しすぎる』と言われているのです。元々は鬼族の出身ですが、過去の経験から角を失っています。

その他、明らかになっているプロフィールとしては、年齢は17歳で誕生日は2月2日、身長は154cmで体重は53kgであることが明らかになっています。

ラムとロズワールの関係

リゼロ作中において、複雑な関係性を見せているのがラムとロズワールです。形式上は、メイドと主人の関係性であり、作中冒頭の描写などからは、恋人のような関係にあるのではないかとも考察されていました。しかし実際には、ロズワールがラムに対してマナを供給していただけで、恋人のような関係ではありませんでした。むしろ物語が進む中で、より複雑な関係性にあることが明らかになってきたのです。

ロズワールは鬼族の一族を滅ぼした魔女教に関わっていました。つまりラムにとってロズワールは、一族の仇とも言える存在なのです。実際ロズワールは生きるために従っているだけで、ラムはロズワールを憎んでいると考えていました。しかしラムはロズワールの過去を全て把握した上で、ロズワールを愛していました。そのために過去に囚われ続けているロズワールを解放するべく、ラムはロズワールと相対することになります。

ラムのフィギュアやグッズがかわいい

リゼロでは最初期から登場するキャラクターということもあり、フィギュアやグッズが多数でる程に人気のあるキャラクターになっています。リゼロ作中で一番見せることが多いメイド服はもちろんながら、それ以外にも様々な服装のラムのフィギュアやグッズが発売される結果になっています。ラム単独のものはもちろん、双子であるレムと2人でセットで描かれたものも多数発売されています。

TVアニメ『Re:ゼロから始める異世界生活』オフィシャルサイト

ラムの角(ツノ)は復活する?覚醒後の能力は?

ラムの角(ツノ)は共感覚で復活

幼少期に角(ツノ)を失って以来、神童と言われた幼少期に比べて圧倒的に戦闘能力が落ちてしまったラム。そんなラムが共感覚を用いて覚醒することで角(ツノ)を復活させています。ラムが角(ツノ)を復活させたのは、対暴食の大罪司教ライ・バデンカイトスとの戦いの時です。

ラムは元々、『1度見れば大抵のことは同じように実現できる』と言われる程の才能を持っていました。ラムはこの対ライとの戦いで、それ以前にスバルが見せていた権能『コル・レオニス』をヒントにして、レムに白い角を持たせることで、レムからマナを流し込んでもらい、肉体への負担をレムにも共有してもらうことで軽減しました。これによりラムは覚醒することができたのです。

ラムの覚醒後の能力

覚醒したラムの力は幼少期の神童時代よりも強いものであるとされています。上記でも紹介したように『1度見れば大抵のことは同じように実現できる』ラムは、この対ライとの戦いで、ライが見せた見えざる刃を再現することで勝利しています。

ただこのラムの覚醒にも弱点はあります。それはごく短い時間しか覚醒状態を維持できないことにあります。元々ラムだけでは身体的負担が強すぎて覚醒することはできず、レムとの共感覚を持って始めてラムは覚醒することができます。レムからのマナの共有と、身体的負担の共有、この2つが出来なければラムは覚醒することができませんでした。

ラムの愛用の杖

ラムが所有している杖は、ロズワールがラムの角(ツノ)を回収してそれを素材に特注で作らせたものになっています。リゼロ世界の鬼にとって角(ツノ)は重要な器官であり、マナを効率よく集めるためのものであり、魔法を行使するための触媒にもなるものです。その重要器官を失ったラムに、少しでも魔法を使えるようにとロズワールが作らせた形になっています。

ラムはこの杖のお陰で、力を失ったとはいえ普通の人間相手であれば簡単に真っ二つにできる程の魔法を放つことができます。ちなみにロズワールがここまでラムやレムにこだわったのは、2人で1人の鬼として龍を殺すためであったことが明らかになっています。

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ラムの活躍をネタバレ

ラムの活躍①外伝「隠れ里の鬼姉妹」

ラムとレムの過去編として描かれたのが外伝にあたる、『隠れ里の鬼姉妹』です。双子は忌み嫌われる風習がある鬼の中で双子で生まれたラムとレム。当初彼女達は処分される可能性もありましたが、ラムが神童とも言われる力を発揮したことで生きることを許されます。逆にラムは神童、鬼神の生まれ変わりとして鬼達から崇拝されるまでになるのです。

しかし当のラムにとっては鬼神の生まれ変わりや運命などはどうでもいいことで、レムの姉として生きられることを愛していました。そんなラムの人生が一変することになったのがラムが7歳の時です。隠れ里が襲撃にあい、鬼達は滅亡することになります。ラムは角(ツノ)を折られながらもレムを抱えて脱出、そこでロズワールと遭遇して、自らを差し出す代わりにレムを助けてほしいと懇願します。

ロズワール邸で治療を受けた2人は、ロズワール邸でメイドとして働くようになります。ラムは以前のように動くことはできない身体になっていましたが、鬼族を襲った者達への復讐をする道を選び、ロズワールの協力も得てその復讐を実現させていくのでした。全ての報復が終わった後、ラムはロズワールから真実を聞かされその言葉に陶酔すると、ロズワールと契約を果たすことになるのです。

ラムの活躍②SS「ガーフィールとラムの、拗れ拗れ拗れのひねくれ恋事情ZERO」

その後のエピソードとして描かれたのが、ラムとガーフィールのエピソードです。ロズワールが聖域を訪れる際にお供として聖域を訪れていたラム。そこでラムはガーフィールから会う度に求婚されそれを断っていました。しかし少しずつ理解し合っていき、いつしかラムはガーフィールのことをガーフと呼ぶようになります。

その日の夜、ロズワールに治療を受けていたラムですが、その様子を勘違いしたガーフィールがロズワールに襲いかかってしまいます。結果的にガーフィールは撃退されますが、その中でラムは自身の過去を話した上で、事情を説明しました。

ラムの活躍③SS「ガーフィールとラムの、拗れ拗れ拗れの恋事情」

ある時、ラムとレムはロズワールから休暇を与えられます。2人はレムの要望で聖域で見られる白雪桜を見に行くことになります。リューズに挨拶にいったレムが戻ってくると案内役としてガーフィールが同行することになったと伝えられます。3人でクレマルディの迷い森を抜けていくと現れた白雪ザクラの光景にラムは圧倒されることになります。さらにレムがラムの大好物である蒸し芋を用意していたことで大満足するのでした。

ここでラムに一連の計画のネタバレされます。実は今回の白雪桜鑑賞はレムが言い出したのではなく、ガーフィールからロズワールにお願いされたものだったのです。ラムは素晴らしい景色を見せてくれたガーフィールに感謝し、疲れて眠っていたガーフィールに膝枕をしてやります。膝枕を許すくらいには情を感じるようになっていたのです。しかしこの時はレムが嫉妬してしまい、結果的にガーフィールは投げ出されてしまうのでした。

ラムの活躍④SS「ガーフィールとラムの、拗れ拗れの恋事情」

その後、また少し時間が進んで、ロズワール邸にエミリアが招かれた後の時間軸が描かれます。聖域にていつも通りガーフィールに求愛されていたラムは、ロズワールの計画の一端を話して聞かせます。聖域の結界についての話題も出たことで興奮するガーフィールでしたが、ラムが抑えたことで獣化するまでには至りませんでした。

落ち着いたガーフィールはラムのエミリアに対しての評価を聞きます。ラムはエミリアに対して辛辣な評価をする一方で、これから変わっていくだろう、そうならなければ困ると、厳しいながらも確かな期待を示しています。ここまでがこれまでにリゼロの本編以前のエピソードとして、外伝やSSなどで描かれている過去のエピソードになっています。

ラムの活躍⑤第1章「王都の一日編」のラム

リゼロ本編において、ラムが初登場したのは第2章である『屋敷の一週間編』からです。しかしエミリアが登場している第1章での動きについても簡単ながら描かれています。実はラムはこの時、エミリアのお供で共に王都に着ていたことが明らかにされているのです。しかしエミリアがスバルと会う前に、エミリアを見失っており、第1章の物語には絡まなかった形になっています。

ラムの活躍⑥第2章「屋敷の一週間編」のラム

ラムが本格的にリゼロ本編に登場したのがこの第2章『屋敷の一週間編』からになっています。ここでざっくりながらもラムの過去、ロズワールの企みなどが描かれることになるのです。当初のラムの役割はスバルの教育係でしたが、それもロズワールから敵対勢力のスパイではないかと動向を監視するためでした。さらに5周目には独断専行しそうなレムにも注意するように求められています。

紆余曲折を経て、ウルガルムの襲撃を受けたアーラム村でのスバルの活躍から、スバルを信頼するようになりました。アーラム村で目覚めたスバルの口に得意料理である蒸かし芋を突っ込むなど、感謝している描写も描かれています。

ラムの活躍⑦OVA「Memory Snow」&外伝「Another Memory Snow」

リゼロ本編の第2章と第3章の間のエピソードとして展開されたOVA『Memory Snow』及び外伝『Another Memory Snow』では、それまでに見せなかったラムの一面も描かれています。角(ツノ)を失った影響から普段から倦怠感を覚え続けているラムですが、その影響は寝起きにも出ていました。ラムは特に寒さに弱いという一面が描かれたのです。

寒さの原因がパックにあることは判断できていました。しかし、ロズワールがそれを目溢ししているために、ラムも我慢している様子が描かれていることになるのです。その他にも、氷祭り大会に参加して、レムと共に『素晴らしきスバワール様像』を作ってスバル、ロズワール両名から低評価をもらっています。また鬼族の特徴らしく酒豪であることが判明しています。

ラムの活躍⑧第3章「Truth of Zero」

第3章『Truth of Zero』では、ラムはロズワール邸にお留守番であり、最初に少し出ただけで、しばらく出番がありませんでした。3周目にアーラム村に戻ってきたスバルを連れ帰る形で再度登場しますが、その時にはレムのことを記憶から失うという様子を見せていました。ラムが本格的に活躍を始めたのは4周目です。前後関係から魔女教の討伐隊を、ロズワールの領地への侵略部隊だと勘違いして迎え撃つことになるのです。

ラムはこの戦いで剣鬼ヴィルヘルム、鉄の牙団長のリガード、最優の騎士ユリウスの3人が同時に襲いかかることで、なんとか動きを止めるほどの戦闘能力を発揮しています。その後、事情を把握したラムは、村人の半数を連れて聖域に避難しています。

ラムの活躍⑨SS「ガーフィールとラムの、拗れ拗れ拗れのひねくれ恋事情」

リゼロ本編の3章と4章の間を描いた物語がSS『ガーフィールとラムの、拗れ拗れ拗れのひねくれ恋事情』です。聖域に人間を連れてきたラムの前にガーフィールが現れます。明らかに不機嫌なガーフィールに対し、ラムは戦闘をしたことと、マナの補給ができていないことから疲労を隠せません。『王選』『魔女教』『避難』という重要なワードだけを伝えてリューズに伝えるように追い返すのでした。

その後聖域にある大聖堂に避難したラムとアーラム村の人々を監視役としてガーフィールが側にきます。ラムはそんなガーフィールを利用し、村人達が暮らしていけるような環境を整えさせます。そしてその全てを終えるとお礼にお茶を淹れてあげるのでした。

ラムの活躍⑩4章「聖域と強欲の魔女」

リゼロ本編第4章『聖域と強欲の魔女』では、ラムも前面に立って活躍する形で描かれています。1周目こそ、聖域に留まっていましたが、2周目以降はスバルと共にロズワール邸に戻っており、エルザとの戦闘にも参加することになるのです。その後の周回でも戦う相手こそ変わりますが、4章では戦闘シーンが非常に多くなっています。

ラムの活躍⑪外伝「エミリア陣営大反省会」

リゼロ外伝『エミリア陣営大反省会』では、レムが記憶を失っていることに対して寂しさを見せるシーンがあります。スバルがくリンドと遭遇したことから昔の出来事を思い出したのです。

ラムの活躍⑫外伝「Golden Siblings」

リゼロ外伝『Golden Siblings』では、ラムはレムに会うために足繁く聖域に通っているラムの姿が描かれます。そんなラムの元に相談に現れたのがガーフィールでした。ガーフィールはフレデリカからお出かけの誘いを受けたとラムに相談したのです。姉であるフレデリカの気持ちを理解できるラムは、ガーフィールに、仲直りがしたいだけだと姉心を教えてやるのでした。

ラムの活躍⑬外伝「very very rough justice」

リゼロ外伝『very very rough justice』でのラムは、ラムはガーフィール、エミリアと共に工業都市コスツールを訪れていました。コスツールでは職人が戻ってこないという事件が発生しており、エミリアは王選候補としてこの解決にあたろうとしていたのです。都市長であるレノ・レックスと話して状況を理解すると、話し合いの着地点を提示した上で、協力を約束します。

自力で解決しようとするエミリアとガーフィールに、呆れてしまうラムですが、予想外にも相手の計画がずさんであったことから問題は解決方向に向かっていきます。結局、事件は収束し、エミリアの王になった暁にはという宣言を聞きながら小気味よいと笑うのでした。

ラムの活躍⑭外伝「Poltergeist Story」

リゼロ外伝『Poltergeist Story』ではロズワールからの命でラム、フレデリカ、ペトラの3人で、辺境伯領の西方の地盤固めのために、拠点となる屋敷を使えるようにするようにと命じられます。そこでラムが拠点にするべきだと考えたのが地図にも載っていないロズワールの別邸でした。そこは10年近く前のロズワールとの思い出の場所だったのです。

別邸は魔法人形によって守られており、裏口から入ったフレデリカとペトラは侵入者として攻撃されますが、正面から入ったラムの声掛けにより人形たちも大人しくなります。最後にはロズワールを招き入れて人形たちを停止させると、ラムは大先輩である人形たちを優しく労う様子を見せるのでした。

ラムの活躍⑮SS「オットー・スーウェンの内政奮闘記2行目」

リゼロのSS『オットー・スーウェンの内政奮闘記2行目』では、水門都市プリステラのエピソードの前のオットーとのやりとりが描かれています。深夜のロズワール邸の食堂にて遭遇した2人。普段は仕事に対して不真面目に見えるラムですが、実は誰よりも真面目に働いており、書類仕事をしていたのでした。ロズワールのことを今も恨み続けているオットーに対し、ラムは役割分担をしようと話すのでした。

ただ根底ではやはりオットーにもロズワールを許してほしいと思っており、どうすればロズワールを許せるのかを問いかける一幕も描かれています。オットーはこのラムの問いかけから叡智の書の復元に動き出すことになるのです。

ラムの活躍⑯SS「ミミ・パールバトンのアイとジョーネツのガブリ」

リゼロSS『ミミ・パールバトンのアイとジョーネツのガブリ』では、ミミとの一幕が描かれています。ペトラに指示を出しつつ応接室に戻ったラムは、そこでミミと対面します。その時のミミは顔を赤くして走り抜けていく様子を見て、ミミがガーフィールに一目惚れしたのだと察知するのでした。

ラムの活躍⑰SS「オットー・スーウェンの内政奮闘記」

リゼロSS『オットー・スーウェンの内政奮闘記』では再びオットーとの一幕が描かれています。水門都市プリステラに訪れることになっていたエミリア。その参謀役を務めるオットーの責任は重大であると釘を刺しに来たのです。お手製のお茶を淹れて話したラムは、無事に帰ってきたらもう一杯お茶を淹れてあげると約束します。しかし去っていったラムに対しオットーは、オットー自身の心配を一切しなかったことにヤキモキするのでした。

ラムの活躍⑱5章「歴史を刻む星々」

リゼロ5章『歴史を刻む星々』でのラムは、レムを守りながらロズワール邸を管理する役割を担うことになったことが描かれ、スバル達とは別行動をしています。そのため、本編での活躍はありませんでした。

ラムの活躍⑲6章「記憶の回廊」

リゼロ第6章『記憶の回廊』では、冒頭でスバルたちをロズワール邸に出迎えると、その後はスバルと行動を共にしています。その分、死亡した周回もあり1周目、3周目、9周目では明確に死亡するシーンが描かれました。

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ラムとレムの関係や記憶

ラムとレムの関係

ラムとレムは双子の姉妹であり、ラムにとってロズワールと同等とも言えるほどに大きな存在になっているのがレムです。元々神童と言われたラムに対し、落ちこぼれだったレムですが、そんなレム相手にも大切な妹として接しており、鬼の隠れ里が襲撃された際にもなんとかレムを守ろうとしています。

角を失って以降は日常生活ではどうしてもレムに頼るシーンが増えますが、精神的にはやはり姉としてレムを守ろうとする姿が度々描かれる結果になっています。レムもそんなラムのことを全面的に肯定する姿が描かれており、両者ともに絶対的な信頼を抱いている関係性にあります。

ラムが横柄な態度をとる理由

ロズワール邸においてのメイドの仕事の大半をレムに任せつつも横柄な態度をとるラムの姿に、スバルは当初図々しいという印象を抱きました。実際ラムは体調面からレムと同じように家事をこなすことは難しいです。しかしそれでも横柄な態度を取っているのはレムにとって頼れる姉で居続けるためではないかとも考察されています。

実際には仕事をしていないわけではなく、とりわけロズワールが考える汚れ仕事はラムが積極的にこなしている様子も描かれています。

ラムはレムの記憶を取り戻せる?

リゼロにおいて、4章でレムが暴食の大司教ライの襲撃を受けたことで、スバル以外の人物からレムの記憶が消えてしまうという事件が起きています。これはラムも例外ではありません。しばらく眠り姫となり眠り続けていたレムですが、ライを倒した影響か目を覚ましました。しかしレム自身も自分の名前も分からない程に記憶を失っていました。

元々ライの権能の影響で人々の記憶からレムの記憶が消えた形なので、或いは時間の経過で元に戻る可能性もあります。その中でも記憶を取り戻す可能性が高いのがやはり双子の姉であるラムです。ラムはレムの記憶を持っていないはずにも関わらず、スバルを叱咤する際に、「死ぬんじゃない、バルス!レムが泣くわ!」と咄嗟ながらもその名前を出すシーンがあるのです。

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ラムの強さや死亡

ラムの戦闘能力の高さ

角を失い神童と言われた頃ほどの戦闘能力は持っていないとされるラムですが、それでも常人よりは遥かに強いです。得意としているのは風魔法で、加えて神童時代に培われた戦闘センスに関しても健在です。そのため、覚醒をせずともある程度の相手であれば優位を取れる程には戦闘能力は高いと言えます。

ラムの千里眼の能力

もう1つラムの能力で特徴的になっているのが鬼族が持っていた秘術であるとされる『千里眼』を唯一使うことができる存在になっているのです。ラムの持つ千里眼は、波長の合う者の視界を借りることでその者の視界を見る能力で、波長の合う者さえいれば際限なく遠くまで見通すことができる能力になっています。

ラムに勝てるキャラは?

角が折れて弱体化したラムでも大抵の敵には勝てる程の戦闘能力を持っているラム。彼女が覚醒するとその強さはリゼロの世界においても5本の指に入る強さであるとリゼロ作者の長月先生が明らかにしています。その強さは星獣化したパックよりも上であり、人間で対抗できるのはラインハルトとレイドくらいしかいないとされる程です。

魔女相手にも多くのものには勝てると言われる程、リゼロ作中でも最強のキャラクターであるラムですが、当然ラムのこの強さは覚醒が前提であり、覚醒の時間が限られるという弱点も持っています。

ラムは何回死亡している?

リゼロではスバルが死に戻りする度に、死亡キャラの死がなかったことになるパターンも多いため、主要人物であっても死亡するシーンが描かれることが度々あります。ラムも例外ではなく、特にスバルと共に行動するパターンが多い3章、4章、6章では死亡することが度々描かれているのです。

明確にラムが死亡したことが分かる最初の周回は、第3章はじめの周回である8周目です。この8周目では、魔女教の襲撃を受けたロズワール邸にてレムと共に死亡していました。3章の9周目以降は描写こそないものの、展開的に死亡している可能性が高い展開が続きます。第4章ではスバルと共に屋敷に戻る中で死亡するシーンも描かれるなどしています。

第6章でも同様で最終的にはラムは生きていますが、その過程では度々死亡シーンが描かれる形になっています。ただしラムの場合、直接の描写がないシーンも多く、明確に死亡していることが描かれている回数は、6回になっています。

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ラムの声優

村川梨衣のプロフィール

アニメリゼロにおいてラムの声優を担当しているのが村川梨衣さんです。少女役をメインとしながらも、少年役や大人の女性を演じるなど幅広い演技力を持っている声優として知られています。声優の仕事に対しては、真摯に真面目に向き合うタイプで、普段の様子とギャップがあるとも言われています。

村川梨衣の主な出演作品や演じたキャラ

村川梨衣さんがこれまでに演じてきたキャラクターとしては、『のんのんびより』の一条蛍役、『魔法少女大戦』の小張凛役、『きんいろモザイク』の猪熊美月役、『フェアリーテイル』のココ役、『僕のヒーローアカデミア』のバブルガール役、『ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか』のティオナ・ヒリュテ役、『アクションヒロインチアフルーツ』の黒酒路子役などを演じています。

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ラムの角(ツノ)に関する感想や評価

ここからは既にリゼロを読んでいる人のラムに関しての感想をネタバレありでまとめて紹介していきます。ラムの覚醒については驚いたという声が多い一方で、その強さの度合いにはもっと驚いたとする声が多くなっています。ラムの覚醒状態はリゼロ作中でも屈指の強さを誇るというのは想定していなかったとする感想が多くなっています。

ラムが短時間なら覚醒出来るようになったことで気になるとされるのがラムとレムの関係性です。既に様々なことがネタバレされてはいますが、ラムやレムの関係性、或いは角や共感覚など、まだまだ伏せられたネタがあるのではないかとも考察されています。

読者の中には、先々の展開として、ラムの角が覚醒状態の時だけでなく常時戻るような展開を期待するという声も見られます。まだまだ物語としては、より強大な敵と対峙する可能性もあり、現状の覚醒状態は中途半端であるとされているのです。むしろ覚醒状態が描かれたことでその能力をフルに発揮出来る角の復活を望む声が増加する結果になりました。

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ラムの角(ツノ)は復活するのかまとめ

リゼロのラムは物語の開始時点で角を失った鬼として登場したキャラクターです。鬼にとって重要な器官である角を失ったことで、その能力を十分に発揮することが出来なくなっています。角がない状態でもある程度の相手であれば戦闘出来るほどの能力を持っていますが、いくつかの条件を整えることで、覚醒してその能力をいかんなく発揮出来る状態になっています。

ただし、覚醒状態は時間制限がある上に身体への負担が大きく、長時間行うことは出来ない弱点もあります。このことから先々、ラムの角の完全復活を望む声も見られる状態です。今後の展開に関わる可能性も十分にあるので、ラムの角についても注目しながらリゼロを読むことをオススメします。

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