【チェンソーマン】早川アキはかわいそう？辛い過去や悲惨な最後をネタバレ

チェンソーマンの早川アキは、主人公のデンジと初めて仲良くなるほど関係の深い人物です。イケメンな上に真面目で優しく、作中でも人気のあるキャラクターとなっています。彼には悲しい過去があり、そのことがきっかけでデビルハンターになりました。本記事では、アキがかわいそうだと言われる理由や、彼の過去についてネタバレ解説していきます。

「チェンソーマン」は、2019年より週刊少年ジャンプにて連載されました。作者は若手漫画家の藤本タツキ先生で、ダークファンタージな独特の世界観を描いた人気作品です。グロテスクな描写と、キャラクターがぶっ飛んでいることでも話題となりました。

2022年11月の時点で、累計発行部数が1800万部を突破しており、日本以外に海外からの人気も獲得しています。2022年10月からは、テレビアニメ放送も開始され、本作の人気は留まることを知りません。漫画は第2部に突入しており、今後もさらに期待される作品です。

主人公のデンジは親が残した借金を返済するために、ポチタと共に非正規のデビルハンターとして働いていました。ある日、ゾンビの悪魔と契約したヤクザに騙され、デンジは殺されます。ポチタは「デンジの心臓となる代わりに、デンジの夢を一緒に見る」という契約を交わし、死亡した彼を生き返らせました。デンジはチェンソーの悪魔に変身できる能力を手に入れます。そして、マキマのいる公安のデビルハンターとして活動します。

チェンソーマンに登場する早川アキは、公安の対魔特異4に所属するデビルハンターです。デンジの先輩で、姫野の6人目のバディでもあります。身長は約180cmで、長身のイケメンです。年齢は不明ですが、お酒を飲んだり煙草を吸ったりしているシーンがあるため、おそらく20代前半と考察できます。また、4つの悪魔と契約を交わしており、本作のキャラクターの中でも最も多い数です。

さまざまな悪魔の能力を駆使して戦うため、戦闘能力や身体能力が非常に高いです。体術はもちろんのこと、剣術はデビルハンターの中でもトップのほうでしょう。彼はクールに見えますが、実は根が優しく情に厚い性格をしています。同居しているデンジとパワーに料理を作ってあげたり、率先して家事を行うなど面倒見も良いです。彼の初登場は、マキマにスカウトされたデンジが、東京の本部へ移動した際に紹介されたシーンでした。

チェンソーマンの早川アキがかわいそうで、見ていて辛いという読者の声が多く聞かれます。彼の家族が殺されてしまうという辛い過去や、マキマに都合よく利用されるなど、彼にとって悲しい状況ばかりでした。ここでは、アキがかわいそうといわれる理由をまとめています。

アキは両親と弟の4人家族でした。しかし、いつも家族みんなで、団欒を楽しむような状況ではありませんでした。弟は病弱な体質で、両親はいつも付きっきりだったようです。そのため、幼少時代から「お兄ちゃんだからしっかりしなさい」という理由で、両親に甘えることができませんでした。父親にキャッチボールをしようと誘っても、「一人で遊んでなさい」と言われるような、悲しい日々を送った過去があります。

当時のアキは10歳前後の子供で、まだ甘えたい年頃です。両親に甘えることができず、寂しかったことでしょう。弟が病弱なせいで辛い思いをしていましたが、彼はタイヨウを恨んでいた訳ではないです。タイヨウがアキと一緒に遊びたがったときも、「ウザい」と言いながらも雪合戦をしてあげました。彼は幼少時代から優しく、弟思いのお兄ちゃんだったようです。

両親の愛情が病弱な弟にばかり向けられたことで、アキは嫉妬心を持っていたものの、タイヨウをよくかわいがっていました。雪合戦をしていた際に、タイヨウの体が冷えることを心配したアキは、キャッチボールをしようと提案します。タイヨウは嬉しそうにして、グローブを取りに一旦家へ戻りました。

すると、その瞬間に銃の悪魔が攻撃を仕掛け、彼の家を跡形もなく破壊したのです。家の中にいた両親と、グローブを取りに戻ったタイヨウは、一瞬で命を落とし死亡してしまいます。アキはあっという間に家族を奪われて、一人取り残される悲しい現実を受け入れなければなりませんでした。そして、この辛い過去を背負いながら生きていくのです。

アキは孤独な上にマキマに利用されるという、かわいそうなキャラでもありました。両親の愛情を受けられなかった悲しい過去もありますが、それでも何不自由なく平凡な生活を送れていたはずです。しかし、銃の悪魔によって家族が死亡し、それからは復讐をする目的を実行するためだけの、悲しい人生となってしまいます。

弟とキャッチボールをするという約束も果たせないまま、家族を奪われた辛い気持ちと無念さが、彼を深い孤独へと追い詰めました。孤独を抱えた彼が、唯一復讐以外の感情を抱いたのがマキマだったのです。マキマは公安の上司で、彼は登場した当初から彼女に恋心を募らせていました。しかし、彼の恋心は空っぽの感情であったことが、最後にわかります。

マキマは支配の悪魔であり、アキの恋心も実は彼女によって支配されていたのです。この事実が判明しとき、読者からアキがかわいそう、辛いという声が多く上がりました。しかし、彼がかわいそうなのは、これだけではありません。復讐心でいっぱいだったアキは、デンジとパワーと同居するうちに、二人の面倒を見ることも目的の一つとなりました。銃の悪魔への復讐を躊躇するほど、みんなの無事と幸せを願うようになります。

賑やかで楽しい3人での生活は、アキの孤独で辛い心を、少しずつ癒している様子でした。しかし、これも全てマキマによる策略だったのです。3人で共同生活をするように仕向けたのは、デンジを傷つけるという狙いがありました。楽しい思い出や絆、疑似家族を経験させた上で、最後はぶっ壊すという計画です。辛い過去や優しい性格を利用されたアキは、かわいそうな人生だといえるでしょう。

アキがかわいそうな理由の一つは、銃の悪魔に体を乗っ取られたことです。そもそも彼は銃の悪魔に復讐する目的で、デビルハンターになりました。しかし、デンジとパワーに死亡してほしくないと、強く思うようになります。そして、「銃の悪魔の討伐作戦」の参加を辞退したいと、師匠の岸辺に申し出たのです。マキマは彼の申請を承諾した上で、デンジとパワーを強制的に参加させました。

そのせいで、アキも二人の監視役として、渋々参加することになったのです。その結果、彼は銃の悪魔によって殺され魔人となり、次々と人間を無差別に殺していきます。しかも、最後はデンジと対戦する流れとなりました。直接的に殺した訳ではないですが、マキマの計画によって死亡したのは確実で、最悪の辛い最後となります。

チェンソーマンの物語で、最も多く人を殺しているのが銃の悪魔です。約5分の登場で、120万人ほど殺しています。対象者を撃つだけでなく、建物や電車などを攻撃して、死亡させることもできる恐ろしい悪魔です。銃の悪魔を破滅させようとするデビルハンターは多いですが、圧倒的な強さにほとんどの人が諦めていました。また、アキが最後に死亡したのも、銃の悪魔に殺されてしまったという確証があります。

なぜなら、銃の悪魔が殺した死亡リストに、早川アキの名前も記載されていたためです。ただ、アキを銃の悪魔に殺させたのも、銃の魔人にしたのも、全てマキマが仕向けたことです。そして、チェンソーマンに銃の魔人を倒させて英雄に仕立て、弱体化させようとしました。そうすれば、チェンソーマンを自分の支配下に置けると考えたのでしょう。銃の悪魔に復讐する目的で生きてきたアキにとっては、かわいそうで悲しい最後でした。

アキが銃の悪魔に体を乗っ取られたのは、天使の悪魔と一緒にマキマのところへ相談に行ったことが始まりでした。彼はマキマに自分の全てを差し出す代わりに、家族のような存在のデンジとパワーを幸せにしてほしいと頼みます。すると、マキマは自分と契約することが条件だと、彼に迫りました。契約を交わして時点でアキの自我はなくなるため、死んだも同然の状態でしょう。

そのとき、銃の悪魔がマキマを殺しにやって来て、交戦することになります。アキは銃の悪魔に抵抗しましたが、最後は殺されるという悲しい結果となりました。死亡したアキの体は、両腕がなくなりマキマに鎖で繋がれます。その姿が非常にかわいそうで、見ていて辛いという声も上がっていました。

銃の悪魔に乗っ取られて、銃の魔人と化したアキは、デンジの命を狙いに向かいます。銃の魔人になった彼を殺すことに、デンジはためらいました。一方、完全に支配されたアキは、容赦なくデンジを攻撃してきます。最後は、デンジに自分を殺させるという、アキにとっては非常に辛い死に方だったでしょう。デンジも彼を殺したことの罪悪感で、嘔吐してしまう悲しいシーンがありました。

アキは未来の悪魔によって、すでに死期を告げられていました。自分が死亡したあと、デンジとパワーが困らないように遺言を残していたのです。貯金の半分をデンジへ、残りの半分を姫野先輩の家族に送るという内容でした。

姫野先輩がデビルハンターの仕事で得た給料を、家族へ仕送りしていることを、彼は知っていました。バディとして助けられなかったため、彼は罪滅ぼしとして姫野先輩の家族へ送っていたのでしょう。自分が死亡したあとの仲間のことまで気遣える、心の優しいアキがかわいそうになるシーンでもありました。

衝撃的でかわいそうな最後を迎えたアキは、復活する可能性があるでしょうか？デンジと戦っている際中、アキは無意識の状態で雪合戦の夢を見ていました。辛い過去を過ごしてきた彼にとって、それが何よりの救いだったかもしれません。ここでは、アキの復活の可能性と、雪合戦が何を意味していたのかを、くわしく考察していきます。

彼はかわいそうな最後だっただけに、復活して幸せになってほしいと思うファンは多いでしょう。しかし、チェンソーマンの物語で、死亡したキャラが転生したのは、今のところマキマだけです。おそらく、マキマは支配の悪魔だったため、転生できたのでしょう。一方、アキは普通の人間であり、一度死亡した彼が復活する可能性は、非常に低いと考察できます。

ただ、普通の人間でなく別の生き物として、復活する可能性はあるかもしれません。もしも、悪魔が地獄で死亡したとすれば、現世に転生できることを、天使の悪魔が語っていました。アキは銃の魔人となって、地獄へ落とされます。彼が地獄で死亡したのであれば、転生できるかもしれませんが、デンジの知っている過去のアキではないと考察します。

最初に雪合戦が描写されたのは、アキの家族が死亡したときの回想シーンです。これは彼が銃の魔人と化して、デンジと戦うときに繋がります。彼の体を乗っ取った銃の悪魔は、デンジが「アキに戻れ」と懸命に叫ぶ声も届かず、次々に民間人を殺していきました。しかし、このときのアキは、戦っている意識が全くなかったのです。

彼は夢の中で過去の幼少時代に戻り、デンジと雪合戦をしていました。鉄の魔人が攻撃しているときは「自分が投げるユキ」であり、デンジからの攻撃は「投げ返される雪」として感じていたのです。夢の中では、デンジやパワーの声は全く聞こえていません。彼は楽しそうに、ひたすらデンジに雪をぶつけていました。

すると、途中で雪を投げるアキの手が止まります。なぜなら、雪を投げ返すデンジが泣いているからです。しかし、彼にはなぜデンジが泣いているのかが理解できず、「本当はキャッチボールをしたかったんだ」と思いながら死亡します。デンジの声は最後まで彼の耳に届くことなく、悲しい結果で終わってしまいました。

雪合戦は、アキが単独で楽しんでいるように描かれています。デンジと雪合戦をしているものの、喋っているのは彼一人だけです。このことからも、雪合戦は「一方通行」であることを、意味していると考察できます。つまり、アキと意思疎通をすることが、もう不可能な状態であることを表しているのでしょう。

アキが言うキャッチボールとは、どのような意味を表していたのでしょうか？雪合戦が「一方通行」であったのならば、キャッチボールは「交互通行」を意味していたと考察できます。キャッチボールはボールを投げたり受けたりすることで、それを会話に例える場合もあります。チェンソーマンの物語でいうと、思いを互に交わし合い、信頼関係を構築することを指しているのでしょう。

雪合戦は一方的に相手へ雪をぶつけることに対して、キャッチボールは相手と関係を持つことが前提のようです。ただ、アキは誰ともキャッチボールができなかった、かわいそうな過去があります。彼は死亡する間際に、「本当はキャッチボールをしたかった」と思い出しました。この思いが彼の本心だったかもしれません。アキの過去は人間関係においても、常に一方通行でした。

アキは最後まで誰ともキャッチボールができず、非常に辛い人生だったでしょう。彼のデンジとパワーへの愛情も、本人たちには伝えていない可能性もあります。実際、アキが二人を守りたいという気持ちを知っているのは、マキマと天使の悪魔、岸辺だけです。デンジとパワーを大切に思っていた気持ちを、二人は知らないまま彼が死亡したのであれば、かわいそうとしかいえません。

体長は推定10m以上の巨大な怪物で、顔には異形の目玉が幾つも生えています。アキは皮膚や毛髪など体の一部を狐に食べられる代わりに、狐の悪魔の能力を借りる契約を交わしました。作中で狐の悪魔と契約しているのは5人で、最も登場数が多い悪魔です。

人間の体の中でも特に毛髪を好み、長髪のデビルハンターと契約しています。しかも面食いの様子で、狐の悪魔の頭部を使えるのはイケメンのみです。アキはイケメンのため頭部が使え、そうでない契約者は足だけしか使えません。彼が指で狐のような形を作り「コン」と合図をすると、狐の悪魔が登場します。そして、彼が手で指定した範囲内にいる敵に対して、噛みついて攻撃します。

巨大な頭部を使って攻撃するため、威力は絶大です。爪を使う技もあり、敵を切り裂くこともできます。アキやデンジたちがサムライソードに襲撃された際、狐の悪魔を召喚しました。狐の悪魔はサムライソードに噛みつきますが、口の中で反撃されてしまい食べ切れません。狐の悪魔はこのことがトラウマとなり、気分を害してアキを見放します。それからは姿を現さず、アキとの契約も破棄となりました。

未来の悪魔には、未来を予知する能力があります。人間の腹の穴に入ると、その人の人生の全てを見ることができるのです。契約者の未来によって、契約内容を決めています。また、契約者は少し先の未来を見られる力を得ます。そのため、戦闘には大変役立ち、敵の行動を読んだり、不意打ちに気づけることも可能です。

狐の悪魔に契約を破棄されてしまったアキは、未来の悪魔を紹介されます。無愛想な彼は「過去最悪」と言われていました。しかし、彼の未来を見てみると、最悪の死に方をすることを知ります。未来の悪魔は笑顔になり、最悪な彼の最後を見たいために、右目に住むことを条件に契約を交わします。

そして、彼は余命がわずかであることを、未来の悪魔から知らされるのです。辛い事実を知って涙を流しますが、最後の自分の死に方には興味がない様子でした。それよりも、デンジやパワーには、死んでほしくないという気持ちのほうが強かったのです。

アキが狐の悪魔と契約をしていた当初、呪いの悪魔のカースとも契約を交わしていました。3回「釘」を撃ち込むことで、対象者を確実に殺せるという能力を持っています。対価となるものは寿命です。

アキが呪いの悪魔の能力を使用したのは、サムライソードとの戦闘中でした。デンジと姫野が撃たれて戦闘不能となった上、狐の悪魔による飲み込みも無効となったため、大ピンチの状況となります。その際に、切り札として使われたのが、カースの能力でした。アキが「撃て」と命令すると、カースの指が釘状の刀を弾き、敵へ向かって釘を撃ち込みます。

サムライソードに釘を3回撃ち込むことに成功し、トドメをカースが撃って殺しました。サムライソードとの戦闘中に、呪いの悪魔の能力を使った彼は、残りの寿命を大幅に削られてしまいます。アキがあと何年生きられるのか尋ねると、呪いの悪魔は「あと2年」と答え、彼が涙を流すかわいそうなシーンがありました。

姫野は公安に所属する熟練のデビルハンターです。黒髪のショートに隻眼の美女で、本名や年齢も明かされていません。早川アキは6人目のバディで、過去に5人のバディが殉職しています。そのためか、姫野は何度も彼に「アキは死なないでね」と言っていました。

また、彼に煙草やお酒の味を教えたり、寝ている間に耳のピアスを開けた人物も姫野です。当時、まだデビルハンターとして未熟だった彼に、心得などを伝えていく中で、姫野は好意を寄せるようになります。危険なデビルハンターを辞めて、一緒に民間企業に転勤しようと促したこともありました。ずっと姫野の片思いでしたが、アキも彼女のことは信頼していた様子です。

姫野はサムライソードとの戦闘中、ピンチに陥ったアキを救うため、ゴーストに自身の体の全てを捧げました。そのお陰もあってか、彼は最大限の力を発揮します。しかし、姫野は彼が力を発揮する姿を見ないまま、死亡するという悲しい最後となりました。

天使の悪魔エンジェルは、公安に所属するデビルハンターです。サムライソード戦で多くの人員を失ったため、特異4課に新しくやって来ました。姫野が死亡したあと、早川アキのバディとなります。天使と悪魔という相反する名前を持っており、どちらかというと人間と同じような考え方をしています。

天使の悪魔は中世的な容姿をしていますが、実は男の子です。面倒くさがりの怠け者で、パトロール中にアイスを食べてさぼったりしていました。しかし、戦闘になると4課の岸辺隊長の次に強いといわれており、マキマのお墨付きです。天使の悪魔の能力は、触れた人の生命を吸い取ることと、奪った寿命で武器を作ることです。アキが所持していた武器も、天使の悪魔が作ったものでした。

デンジとは職場の同僚であり、彼の3年先輩です。デンジが公安のデビルハンターとして、東京支部へ連れて来られた際に、マキマに紹介されました。初対面でのデンジが気に入らなかった様子で、出会ってすぐに路地で殴り合いのケンカをしています。その後、デンジを監視するため、アキの家で同居をすることになります。もしも、デンジが逃亡すれば、殺しても良いと言われていたそうです。

しかし、一緒に暮らしていくうちに、デンジやパワーに対して愛情を持つようになります。疑似家族のような連帯感が、3人の関係に芽生えたようです。アキが最後に死亡する際に見た雪合戦の夢で、デンジは泣きながら雪を投げています。デンジが泣いたのはこのときが初めてで、アキと暮らした日々が彼を人間的に変えたことがわかるシーンでした。

チェンソーマンの早川アキを演じたアニメ声優は、坂田将吾さんです。高校を卒業後、アミューズメントメディア総合学院に入学し、声優の道を目指しました。在学中には、「ゴッホ 最期の手紙」の作品で吹き替えを担当しています。アキの役はオーディションを受けて獲得し、以前からチェンソーマンのファンであったことも明かしていました。出演が決定した際は、喜びを噛みしめながら「最高の早川アキを演じたい」と語っています。

• 愛称：さかしょー、さかしょう
• 生年月日：1998年1月23日
• 出身地：熊本県
• 血液型：B型
• 所属事務所：青二プロダクション
• 趣味・特技：ゲーム、アニメ鑑賞、読書

• 2018年：ちびまる子ちゃん（～2021年 陽介、王子役）
• 2019年：ゲゲゲの鬼太郎（第6作）（～2020年 警官、司会者、妖怪役 他）
• 2020年：継つぐもも（安次峰あきと役）
• 2021年：Fairy蘭丸〜あなたの心お助けします〜（阿以蘭丸役）
• 2022年：機動戦士ガンダム 水星の魔女（ウーメイ役）
• 2023年：転生王女と天才令嬢の魔法革命（アルガルド・ボナ・パレッティア役）

彼はかわいそうなキャラだけではありません。年齢的にはまだ若いですが、落ち着いた大人びた容姿で、クールな雰囲気を漂わせています。下心満々で自由奔放なデンジと一緒にいるときは、さらにアキの大人っぽさが際立ちます。また、長身のためスーツがよく似合っており、見た目も文句なしのイケメンです。

真面目な性格で、仕事もバリバリできるところも好感が持てます。その一方で、姫野に教えられた煙草やお酒を好んでいるところも魅力です。髪をおろしているときの、ワイルドな感じもかっこいいという声が上がっています。

アキはデンジより3つ年上の先輩です。真面目な性格の彼は、不真面目なデンジを嫌っており、初対面のときからケンカをしています。彼はデンジのことを「こいつクズですよ」と、マキマに言っていました。しかし、マキマの命令により、デンジを監視するために同居することになったのです。幼少時代から底辺の生活をしていたデンジは、非常識なことだらけで、アキは同居初日から呆れていました。

おまけに、血の魔人のパワーまで同居人として加わり、ストレスは溜まる一方です。ところが、共同生活を続けていくうちに、次第に家族のような関係になっていきます。アキは自分の復讐よりも、デンジとパワーに死んでほしくないという気持ちのほうが強くなるのです。クールで厳しそうに見えても、実は根が優しく面倒見が良いところも、かっこいいといわれる理由の一つでしょう。

チェンソーマンに登場するデビルハンターは、すぐに死亡するといわれています。その中で、アキが生き残っているのは、人間の中で強いということです。本来は実力も充分にありますが、悪魔に変身できるデンジや血の悪魔のパワーが近くにいるため、彼の強さが目立っていないようです。

非常に個性的な二人と同居できる時点で、アキの性格の良さがわかります。そして、彼は体術などの身体能力に優れていますが、それだけでなく心も強いことが考察できます。

チェンソーマンを読んでいて、主人公より早川アキのほうが、かわいそうだと感じたという声が上がっていました。全く違う環境で生きてきた、全然言うことを聞かないデンジとパワーと同居するのは、辛いだろうと同情するファンもいます。他にも、一人だけまともでかわいそうという感想もありました。また、大切な人が次々に死んでいくのが、かわいそうという声もあり、アキには「かわいそう」という印象を受ける読者も多いようです。

早川アキは銃の悪魔によって過去に大事なものを失い、復讐のためだけに生きていました。しかし、 デンジとパワーという新しく大事なものができて、生きて幸せになって欲しいと強く願います。しかし、彼は何よりも憎かった銃の悪魔の姿になり、デンジに殺されるという辛い最後を迎えました。アキの過去も未来も全部辛いのが、見ていて悲しいという感想もあります。

デンジを目の敵にしている早川アキが嫌いだったけれど、読み進めていくうちに、それが彼なりの優しさだったと思ったという声があります。彼は最も過酷な運命で悲しい人だというファンも多いです。チェンソーマンのアキのシーンを読んでいると、悲しい気持ちで胸が詰まり苦しくなってきたという感想もありました。 

姫野先輩が死亡するのも悲しいし、早川アキが悲しむと思うと悲しいという声も上がっています。また、結局はマキマに全員利用されていたのも、悲しい結末だったという人もいました。

チェンソーマンの早川アキは、幼少期に家族を殺されるという悲しい過去を持っています。そして、憎き銃の悪魔へ復讐するためだけに、生きてきました。他にも、支配の悪魔であるマキマに恋心を悪用されたり、銃の悪魔に体を乗っ取られたりと、かわいそうなことばかりが起こります。イケメンで性格も良かったため、かわいそうな気持ちも倍層するようです。再登場を期待する声も多くあり、今後の展開にも注目しておきましょう。