【ワンピース】レイリーの若い頃がかっこいい！初登場シーンや過去の姿・髪型は？

当記事は「ワンピース」で若い頃の姿がかっこいいと話題のレイリーについて、その初登場シーンや強さ・能力などをみていきます。さらに、レイリーの過去の姿や髪型、謎や初登場シーン、名言シーンなどを考察していき、アニメ声優の曽我部和恭さんと園部啓一さんについても紹介していきます。まずここでは「ワンピース」の作品情報をみていきます。

「ONE PIECE（ワンピース）」は尾田栄一郎先生により、人気漫画雑誌「週刊少年ジャンプ」にて、1997年から連載中の海賊を題材にした国民的人気漫画です。そして、同作は104巻まで発売（2023年1月時点）されており、全世界でのコミックの累計発行部数5億1000万部（2022年8月時点）を突破しています。

さらに、テレビアニメはファンの間で「アニワン」と呼ばれ親しまれており、フジテレビ系列にて1999年から放送中です。また「ワンピース」は2000年～2022年にかけて劇場版アニメも15作品が制作されています。特に、2022年8月に公開の最新作の15作目「ONE PIECE FILM RED」に関しては、興行収入180億円（2022年11月6日時点）を突破する大ヒット作となっています。

海賊王ロジャーの処刑をきっかけに大海賊時代が幕を開けました。東の海（イーストブルー）でもモンキー・D・ルフィというゴム人間の少年が海賊王を目指し、故郷を発ちます。そして、海賊の赤髪のシャンクスから預かった麦わら帽子をトレードマークに活躍するルフィと、仲間たちは「麦わらの一味」と呼ばれ、ワンピース（ひとつなぎの大秘宝）が眠ると言われる偉大なる航路（グランドライン）でどんどん名を上げていきます。

「ワンピース」に登場するシルバーズ・レイリーは、海賊王ロジャーの右腕を務めたロジャー海賊団の副船長です。また、レイリーは髪型や容姿が現在も若い頃もかっこいいとファンの間で注目を集めています。

その誕生日は5月18日、年齢は78歳（シャボンディ諸島編では76歳）で身長は188㎝、血液型はXF型、出身地や懸賞金は不明です。海賊引退後はシャボンディ諸島でコーティング屋の「レイさん」として、正体を隠して暮らしています。また、ロジャー海賊団は史上初めてラフテルまで到達し、グランドライン一周を果たしており、レイリーも空白の100年の謎を知っている数少ない人物でもあります。

「ワンピース」でかっこいいと人気のレイリーは、物事を冷静に判断できる性格をしています。ただ、ギャンブルや酒が大好きで楽天的な一面もあり、シャボンディ諸島にある遊園地でよく遊んでいるそうです。また、相手の種族や外見、経歴などにとらわれることなく、誰とでも仲良くできる気さくな人柄でもあります。

シャボンディ諸島で仲間たちを守れず、マリンフォード頂上戦争でエースを失ったルフィに対し、レイリーは覇気の習得を提案します。こうして、ルフィはルスカイナ島にて、レイリーから2年間の修行を受けて3つの覇気をすべて習得しました。

レイリーがなぜ自らルフィを鍛えたのかは不明ですが、おそらくルフィの中にロジャーの面影を見たからだと考えられています。そして、2年間の修行を終え、旅立つルフィが「海賊王に俺はなる」と宣言した際にレイリーは目に涙を浮かべていました。

「ワンピース」のシャボンディ諸島編で本格的に登場したレイリーですが、ワノ国編で描かれた光月おでんの過去編の中で若い頃の姿で登場し、話題になっています。特に、現在と若い頃では髪型と髪色が異なっており、現在はもちろん、若い頃の髪型や髪色もかっこいいとファンからの人気を集めているようです。

若い頃、家を失い、盗んだ船で生活していたレイリーは、ある日突然、麦わら帽子を被ったロジャーに以下のセリフで声を掛けられました。こうして、ロジャーにやや強引に勧誘されたレイリーはロジャー海賊団の最初の仲間になったようです。

「ワンピース」に登場するシャッキーことシャクヤクは、シャボンディ諸島で「シャッキー'S ぼったくりBAR」という酒場を経営する女性です。そして、現在はシャボンディ諸島でレイリーと実質夫婦のような関係にあります。さらに、シャッキーは約40年前まで海賊をしていて、ルフィの祖父で海軍の英雄であるガープに当時追いかけられていたそうです。

また「40年前」「海賊」「ガープ」というキーワードから、シャッキーはもしかしてロックス海賊団のメンバーだったのではないかとファンの間で考察されており、原作者の尾田栄一郎先生もSBSで質問を受け、意味深なコメントを残しています。そのため、シャッキーとレイリーはロックス海賊団がロジャー海賊団とガープによって壊滅させられたゴッドバレーで、出会ったのではないかと予想されています。

元ロジャー海賊団の副船長のレイリーの強さは海軍も認めるほどで、それは海軍の英雄であるガープが以下のように発言するほどです。さらに、シャボンディ諸島編では黄猿とも互角の戦いを繰り広げ、黄猿もレイリーと対峙した際に「色んな覚悟を決めにゃあいかんので」と言っていました。そのことから、レイリーの強さは海軍大将並みだと考えられています。

ただ、現在のレイリーは黄猿との戦いの中で少し息が上がっており、レイリー本人も「歳は取りたくないものだ」と言っていました。そのことから、現在も海軍大将の黄猿と互角に戦えるほどの実力を有しているレイリーですが、さすがに若い頃よりは衰えており、若い頃は現在以上に強かったことと考えられています。

レイリーの「ワンピース」初登場シーンをみていきます。「ワンピース」作中にレイリーが初登場したのは、原作コミック3巻収録の19話（テレビアニメでの初登場は8話）でのバギーの回想シーンです。バギーはかつて、ルフィの恩人である赤髪のシャンクスと共にロジャー海賊団の見習いをしていました。

そして、レイリーの初登場シーンでは、くだらない口論をするバギーとシャンクスを「いい加減にしろ」と叱る、レイリーの姿が描かれました。このように、レイリーの本格的な登場は、シャボンディ諸島編の原作コミック51巻収録の500話ですが、初登場は東の海（イーストブルー）編と意外にも早いことが分かります。

「ワンピース」でかっこいいと人気のレイリーの若い頃の髪型と髪色をみていきます。現在のレイリーは白髪に口ひげを蓄えていますが、光月おでんの過去編で描かれた若い頃のレイリーは金髪に黒い口ひげを蓄えた容姿です。そして、髪型を比較すると、現在の髪型はやや長めですが、若い頃の髪型は現在よりも少し短く、オールバックにまとめています。

ただ、原作漫画3巻収録の初登場シーンで描かれた若い頃のレイリーの髪色について、原作漫画では判断できませんが、カラー版ではグレー、テレビアニメ版では黒髪で描かれていました。一方、公式グッズでのレイリーの若い頃の髪色は金色となっています。このように、髪型に関してはあまり変わりませんが、若い頃の髪色が時期によって異なることから、ファンの間でレイリーの謎の1つとされています。

「ワンピース」でかっこいいと人気を集めるレイリーは「冥王」という異名を持っています。ONE PIECE図鑑の「ビブルカード」によると、レイリーに戦いを挑んでも冥府（あの世）への片道切符になることから、そのような異名がついたそうです。つまり、レイリーが非常に強いことから「冥王」と呼ばれているようです。

「ワンピース」では傷を持つキャラが多く登場し、レイリーも右目と体の右側に傷を負っています。そして、ファンの間では体の左側にあるキャラが味方で、右側にあるキャラが敵キャラという都市伝説が囁かれおり、右側に傷を持つレイリーが敵キャラとなる可能性が考察されています。

例えば、ルフィやゾロ、ジンベエやサボ、ガープ、シャンクスなどは体の右側に傷を持ち、一方で赤犬やカイドウ、ベラミーなどは体の左側に傷を持ちます。ただ、体の右側に傷を持つベラミーは麦わらの一味の傘下に入らなかっただけで、実質もう麦わらの一味の味方のようなものです。一方で、体の左側に傷を持つシャンクスには黒幕説が囁かれています。

そのため、体の右側に傷があるからといって、レイリーがルフィたちを裏切る敵キャラになるとは断言できないようです。ただ、原作者の尾田栄一郎先生は作中に様々な伏線を盛り込んでいることで知られており、このようなレイリーの裏切りの噂も浮上しているようです。

「ワンピース」のシルバーズ・レイリーの名前の由来について、「シルバーズ」は船長のゴールド・ロジャー（ゴール・D・ロジャー）の「ゴールド（金）」にかけて、「シルバー（銀）」の意味があると言われています。そして「レイリー」という名前の由来は実在した海賊「ウォルター・レイリー」とされています。

ウォルター・レイリーはイギリスのエリザベス1世の時代、女王の庇護の下で初めてアメリカ大陸に進出した海賊として有名です。そして、このウォルター・レイリーが「ワンピース」のレイリーのモデルとも言われており、「ワンピース」でレイリーがルフィの修行をつけたように、ウォルター・レイリーも若い海賊を支援していたという逸話があるそうです。

「ワンピース」ファンの間で、レイリーが世界最強の剣士と称される元王下七武海のミホークの父親なのではないかという説が囁かれています。レイリーもミホークもあごひげを蓄えており、両者とも悪魔の実の非能力者でありながら、圧倒的な身体能力と強さを誇ります。そして、そういった共通点から、レイリーがミホークの父親説が浮上したようです。

ただ、ミホークと言えば、イム様のような三重丸のような金色の瞳が特徴的なキャラで、レイリーにはそのような特徴はありません。そして、もしミホークの父親が登場するなら、その特徴的な瞳が鍵になると考えられるため、レイリーがミホークの父親説は可能性が低いとみられています。

「ワンピース」でかっこいいと人気のレイリーの現在についてみていきます。レイリーは25年前にロジャー海賊団が解散された後、海賊を引退しています。そして、現在のレイリーはシャボンディ諸島で正体を隠し、魚人島を目指す海賊相手に船のコーティング職人をしており、麦わらの一味のサニー号のコーティングも引き受けてくれました。

悪魔の実の能力者はどれだけ強い者であっても、海に浸かるまたは海楼石によって体の力が抜けてしまいます。

そのため、悪魔の実の能力者はカナヅチになるのですが、レイリーは女ヶ島まで向かう途中に乗っていた船が嵐で壊れたため、海王類が生息する凪の帯（カームベルト）を泳いで越えるいう荒業を披露しました。このように、海を泳げていることから、レイリーは悪魔の実の能力者ではないことが分かっています。

悪魔の実の能力者ではないレイリーですが、その強さは世界的に認められているそうです。次に、レイリーの身体能力や覇気、剣術など、その強さを考察していきます。

現在78歳（シャボンディ諸島編では76歳）のレイリーですが、シャボンディ諸島では黄猿と互角の戦いを見せていることから、現在でも海軍大将並みに強いことが分かります。また、その戦いの中でレイリーは、ピカピカの実の能力者で光の速度で攻撃を繰り出す黄猿を止めており、そのことから彼の動体視力と身体能力は相当高いと推察されています。

また、レイリーはシャボンディ諸島から女ヶ島まで泳いでやって来た際、その途中に海の中で海王類を素手で倒していました。カームベルトは大型の海王類が生息しているため、船でさえも航海が困難とされている場所です。しかし、レイリーは長距離を泳ぎ、カームベルトでいとも簡単に海王類を倒しました。そのことから、若い頃よりは衰えているそうですが、レイリーの強さは70代後半の現在でも健在であることがうかがえます。

レイリーは武装色の覇気、見聞色の覇気、覇王色の覇気の3つすべてを使うことができ、いずれも高いレベルとなっています。特に「覇王色の覇気」は数100万人に1人しか持たない「王の資質」とも呼ばれ、生まれつき素質を持つ者にしか発現せず、本人の人間的な成長でしか強化されないとされています。

また、レイリーは武装色の覇気に関しても、さらに上の段階にある武装色の覇気（ワノ国では流桜と呼ばれる）を使用できます。そして、その武装色の覇気（流桜）は対象に直接触れることなく、弾き飛ばしたり、対象を内部から破壊したりすることが可能です。実際、レイリーはその武装色の覇気（流桜）を使って、人魚のケイミーの首についていた爆弾付きの枷を破壊して投げ飛ばし、彼女を無事に救いました。

体術だけでも十分に強いレイリーですが、黄猿との戦いの際に剣を使用するなど、剣士としても知られています。そして、作中では覇気を剣に纏わせるシーンや「飛ぶ斬撃」も描かれ、剣術の腕前も相当高いと考えられています。

レイリーの名言1つ目の「その麦わら帽子は…」は、レイリーが初登場シーンでルフィに対して言ったセリフです。ルフィの被る麦わら帽子はロジャー、シャンクスと受け継がれてきました。その麦わら帽子を被るルフィを見たレイリーは、ロジャーやシャンクスと重なったのか、ルフィに対してこのセリフを発しました。物語の中で麦わら帽子が大事なものであることがうかがえる、レイリーの名言として知られています。

レイリーの名言2つ目の「あの日ほど笑った夜はない…」は、レイリーがロジャー処刑の日のことを思い出して言ったセリフです。当時、ロジャー海賊団の副船長でロジャーの右腕だったレイリーは、死を覚悟して自首するロジャーを送り出しました。ロジャーとレイリーの熱い友情や固い絆、海賊としての2人の生き様など、様々な思いが感じられるレイリーの崇高な名言と言われています。

レイリーの名言3つ目の「若い芽を摘むんじゃない…」は、黄猿と戦闘になった際にレイリーが発したセリフです。シャボンディ諸島でルフィたちは天竜人に危害を加えたとして、海軍大将の黄猿に追われていました。ロギア系のピカピカの実の能力者である黄猿に圧倒される麦わらの一味でしたが、そこへレイリーが助けに入り、黄猿の攻撃を食い止めてくれました。

そのとき、レイリーが言ったのが以下の名言です。「衰えた」と言いながらも、海軍の最高戦力とされる大将の黄猿と互角に戦えるレイリーの強さが感じられる名シーンでの名言となっています。

レイリーの名言4つ目の「今の時代を作れるのは…」は、麦わらの一味にロジャーについて語るレイリーが言ったセリフです。レイリーは海賊王になったロジャーの相棒として、彼と共に一時代を築いた大海賊です。しかし、レイリーは今の時代を作っているのはロジャーではなく、今を一生懸命に生きている人間であると、ルフィたちに言って聞かせました。レイリーのかっこいい名言として有名です。

レイリーの名言5つ目の「疑わない事…」は、覇気を習得しようとするルフィに対してレイリーが言ったセリフです。エースの死を乗り越えようとするルフィに対し、レイリーは覇気を習得するように助言します。そして、レイリーは修行の地に選んだルスカイナ島にて、ルフィにこのセリフを言いました。海賊王の相棒だったレイリーの強さの根源がうかがえる名言とされています。

「ワンピース」のレイリーの初代アニメ声優を務めたのは曽我部和恭さんです。曽我部和恭さんは1948年4月16日生まれ、出身地は千葉県で、所属事務所は青二プロダクションでした。そして、1973年～2000年にかけて声優やナレーター、俳優や演出家、さらにミュージシャンなどとして幅広く活躍し、2006年に亡くなりました。アニメ「ONE PIECE」第8話にて、レイリーの声を担当しています。

曽我部和恭さんの主な出演作品は「ONE PIECE」ベン・ベックマン（初代）役、「パタリロ！」ジャック・バルバロッサ・バンコラン役、「美少女戦士セーラームーン」クンツァイト役、「機動戦士ガンダム」ジーン役、ワッケイン役、「宇宙戦艦ヤマト2」山本明役、ラーゼラー役、「聖闘士星矢」双子座のサガ役、双子座のカノン役、「破裏拳ポリマー」鎧武士/ポリマー役、「元気爆発ガンバルガー」ヤミノリウスIII世役などです。

「ワンピース」のレイリーの2代目アニメ声優を務めているのは園部啓一さんです。園部啓一さんは1960年9月16日生まれ、出身地は東京都で、所属事務所は81プロデュースです。1990年から声優やナレーターとして活動しており、アニメ「ONE PIECE」第394話からレイリーの声を担当しています。

園部啓一さんの主な出演作品は「ONE PIECE」イガラム役、テラコッタ役、五老星役など他多数、「ちびまる子ちゃん」野口笑助役、「平成イヌ物語バウ」バウ役、「機動戦士Vガンダム」オリファー・イノエ役、「ロックマンエグゼ」マハ・ジャラマ役、「スイートプリキュア♪」調辺音吉役、「鋼の錬金術師」メイスン役、「ボボボーボ・ボーボボ」ところ天の助役、「Bビーダマン爆外伝V」アクマント役などです。

「ワンピース」に登場する海賊王ロジャーの右腕だったレイリーがとてもかっこいいという感想で、再登場が期待されています。

レイリーが推しキャラだという感想で、特にシャボンディ諸島編での初登場シーンがかっこいいと高く評価されています。

シャボンディ諸島編でのレイリーと黄猿のバトルシーンで、レイリーのとてつもない強さが垣間見えたという感想で、レイリーがとてもかっこいいと高く評価されています。

以上、人気漫画「ワンピース」に登場するシルバーズ・レイリーについて、ルフィ、ロジャー、シャッキーとの関係や過去、若い頃の姿を紹介し、初登場シーンや名言シーンなどをみてきました。さらに、かっこいいと人気のレイリーの若い頃の髪型・髪色の謎や強さなどを考察してきました。さらに、レイリーのアニメ声優を務めた曽我部和恭さんと園部啓一さんについても紹介してきました。

そして、レイリーは高いレベルの身体能力、覇気、剣術を有し、現在でも海軍大将並みの強さを誇ること。「冥王」の異名を持ち、初登場シーンは原作漫画3巻と早いものの、本格的な登場はシャボンディ諸島編であること。髪型や髪色、裏切り者説など様々な謎が囁かれており、作中では数々の名言を残していることなどが分かりました。