2020年04月26日公開
2022年11月15日更新
【ワンピース】ミホークの強さと懸賞金を考察!七武海最強で実力は四皇クラス?
ワンピースに序盤から登場しながら新世界編に入ってもその強さを維持していると言われるのが鷹の目のミホークです。長く登場しながらも懸賞金も不明のままで、四皇であるシャンクスとライバル関係であったりと七武海としての戦歴など数々のエピソードが多くなっています。今回はミホークについて、長期連載でも崩れない強さのイメージや懸賞金についての考察などを含めてまとめて紹介していきます。
ミホークとは?
ワンピースの作品情報
ミホークの強さについて紹介する前にミホークが活躍するワンピースについても紹介しておきます。
ワンピースの概要
ワンピースは1997年から週刊少年ジャンプにて連載されている海洋ロマン漫画です。王道なストーリーを壮大な世界観と緻密な伏線で高い人気を集める漫画です。ジャンプ史上2番目に長い連載期間を誇り、数多くのキャラクターが登場してその人気を支えています。その人気は国内はもちろん海外でも高く、2015年には「最も多く発行された単一作家によるコミックシリーズ」としてギネス記録に認定される程の人気を獲得しています。
メディアミックス展開も積極的に行われ1999年から2020年4月現在も放送中のアニメ化、単独で様々なジャンルで展開されるゲーム化他、小説化、劇場版映画化、舞台化、実写ドラマ化等、それぞれのメディアで展開、相応の評価を受けています。本編である漫画も含めて日本を代表するシリーズの1つです。
ワンピースのあらすじ
海賊王を夢見る少年、ルフィは故郷を飛び出し冒険に飛び出します。ゾロ、ウソップと仲間に加えたルフィは今後の航海に欠かす事ができないコックを探してバラティエに向かいます。そこで出会う事になるのが当時バラティエで副船長をしていたサンジでした。ルフィがサンジを勧誘するなか、首領・クリークがバラティエを襲撃、バラティエ乗っ取り宣言をします。
ルフィとサンジが応戦する中、首領・クリークを追う形で初登場したのが鷹の目のミホークです。ミホークはゾロと交戦しその圧倒的な強さを発揮してゾロを倒してしまいます。このような衝撃的な展開で登場したのが今回紹介する鷹の目のミホークです。
鷹の目ミホークのプロフィール
鷹の目のミホーク、本名ジュラキュール・ミホークはワンピースの世界において世界最強の剣士と言われる存在です。鷹のような鋭い目つきを持っており、この目つきが「鷹の目」という異名に繋がっています。羽飾りのついた帽子と口ひげが特徴的で基本的には無表情で冷静沈着な姿勢を崩す事がありません。
性格は気まぐれな性格で、実力を認めた相手には敬意を持って接する一方で、実力を認めない相手の事は歯牙にもかけず顔も覚えようとせずに、首からかけた十字架の形をした小型ナイフを使用して戦闘します。この小型ナイフを使用していても並の剣士では歯が立たない程の実力を有しています。普段は放浪の旅をしている事も多いですが一応拠点としてクライガナ島のシッケアール王国跡地を拠点としています。
ミホークと麦わらの一味の関係
元々鷹の目のミホークの名前はゾロが目標とする相手として「鷹の目の持つ男」として先行して登場していました。初めて麦わらの一味と出会ったのは上記で触れたバラティエの一件です。ゾロの覚悟を認めて「夜」で応戦しゾロを倒したミホークはそんなゾロをかばうルフィに好感を抱き、注目するようになります。またこの時点では気づきませんが過去にシャンクスからルフィの事を聞かされた事もありました。
バラティエの一件以来、麦わらの一味が関わっていれば七武海としての招集にも応じており、麦わらの一味がクロコダイルを含むバロックワークスを倒した際に招集に応じた事にはドフラミンゴやセンゴクにも驚かれています。
マリンフォード頂上戦争では七武海として四皇白ひげ率いる白ひげ海賊団及びルフィらと対峙、白ひげ海賊団のジョズやビスタと交戦しますが、ルフィのその場にいる者を次々と味方につける様子を「この海における最も恐るべき力」であると評するようになります。ルフィが覇王色の覇気の発動させる姿にルフィを追撃しますがMr.1やクロコダイルに妨害されて追撃は敵いませんでした。
シャンクスの登場でマリンフォード頂上戦争から手を引くと拠点のシッケアール王国跡地に帰還。くまの力でその島に飛ばされていたゾロと再会します。ルフィの「16点鐘」によって集合を2年後とする事をゾロが感じ取ると、ゾロの土下座と覚悟を受け止め2年間修行をつけて武装色の覇気を身に着けさせました。このように麦わらの一味全体では特にルフィ・ゾロの2名との関係が深いのがミホークです。
ミホークは単独行動が多い?
ワンピースに登場するキャラクターは多くのキャラクターがどこかの組織に所属しています。ルフィ達麦わらの一味のような海賊はもちろん、七武海、四皇に数えられる者達も基本的には自身の海賊団を組織しています。そんな世界観を持つワンピースにおいて鷹の目のミホークは異端な存在で七武海にこそ属していますが特定の組織に属さず、配下も持っておらず単独行動をしている事が圧倒的に多いです。
普段は、小型のボード「棺船」で海をさすらっており、拠点としているシッケアール王国跡地にも武器の扱いを覚えてしまった凶悪なヒューマンドリルこそ生息していますが人間は鷹の目のミホークしかいません。ペローナやゾロなど来てしまった者を無理に追い返そうとはしませんが、去る者も拒まず、誰かと徒党を組むタイプではないのは確実です。
ミホークの強さは?七武海最強で実力は四皇クラス?
ミホークの強さ①七武海最強?
ミホークの強さの1つの指標と言えるのが七武海内でも最強と言える地位にある事です。ワンピースの物語開始時点で七武海だった者の中で麦わらの一味によって潰される事なく、七武海制度の撤廃まで七武海の立場で居続けた数少ないキャラクターです。七武海になるには強さと知名度が必要ですが、ミホークはこの条件を配下の海賊団を持たずに達成しているといえば七武海でも最強の強さを誇っていると言えます。
ミホークの強さ②実力は四皇クラス?
ミホークの強さを示す1つのエピソードとして語られるのがシャンクスとの死闘です。ミホークとシャンクスはその昔ライバル関係で凌ぎを削る間柄でした。シャンクスが東の海でルフィを助ける為に片腕を失ってからはミホーク側が決着をつける事に興味を失い両者は旧友のような形で接する事が増えています。初めてルフィに懸賞金がついた際にはミホークがわざわざシャンクスの元を訪ねてその事を知らせる程でした。
片腕を失った状態のシャンクスが四皇としての立場を保持し続け、マリンフォード頂上戦争前日にカイドウを止めたり、マリンフォード頂上戦争で四皇白ひげと海軍との戦争を仲裁をするなどその実力と立場を示している事からミホークも四皇クラスの実力を持っているのではないかと言われています。
ミホークの強さ③武器は最上大業物「夜」
実力を認めた相手にはこちらも世界最強の黒刀と言われる十字架を模した長刀「夜」を抜きます。夜は最上大業物12工に数えられる程の名刀で、ミホークの実力と合わせて放たれる飛ぶ斬撃はガレオン船を両断する威力と切っ先で銃弾を切断する器用さを兼ね備えています。ワンピースの世界で初めて登場した黒刀であり、刀の区分の中でも最上位に位置する最上大業物に分類される武器でもあります。
ミホークの懸賞金
ミホークに現在懸賞金はかけられていない?
七武海に加盟すると指名手配が取り下げられる為、ミホークはワンピースの物語に登場した時点で懸賞金がかけられておらず、その後七武海制度が撤廃された事が判明するワノ国編までの間懸賞金をかけられていない状態です。2020年4月現在、七武海制度が撤廃され海軍から襲撃を受けるところまでが描かれている状態なのでミホークの懸賞金については明らかになっていません。
七武海は初登場時に元という形で懸賞金が明らかになる場合もありますがミホークは元の懸賞金も明かされておらず、そもそもが一匹狼で海賊団ではない事、剣士として名前が知れ渡っている事などから七武海に加入する前にも懸賞金がかけられていたのかすら不明です。ただ七武海が撤廃された際にミホークは「追われる立場に戻る」と発言しているので金額は不明ですが懸賞金がかけられていた可能性は高いです。
ミホークの懸賞金はいくらくらい?
ミホーク自身の懸賞金に関する情報は七武海前も、七武海制度撤廃後も含めて一切ないので他の七武海や四皇の情報から考察するしかありません。これまで七武海に加入した者、或いは拒否したものの打診を受けた者を見ると、クロコダイルやハンコックのように1億に満たない懸賞金でも七武海に加入している例はあり、懸賞金が低い段階で七武海に加入していれば元懸賞金も低めに抑えられている可能性は十分に考えられます。
懸賞金は本人の強さと合わせて周囲への影響力、世界政府への危険度で評価されますがミホークは影響力という意味合いでは低めと言わざるを得ません。配下を持たず一匹狼である為です。その為、懸賞金がかけられるとすればミホークの強さと危険度で評価される事になりますがここで注目を集めるのがシャンクスとの死闘です。シャンクスとの死闘は伝説と言われる程に知れ渡っているのでこの戦いで懸賞金が上がっている可能性も十分にあります。
世界最強の剣士と呼ばれている事からも相応の実力者である事は世間的に認められているはずなので七武海撤廃後に改めてミホークに懸賞金をかけるとすれば10億は軽く超えるような金額になるのではないかと考えられます。或いはシャンクスとの死闘以外描かれていない過去のエピソードなどが判明すればミホーク自身の実力は四皇に近い物があると言えるので四皇に迫るような懸賞金がかけられる事もあるかもしれません。
ミホークの戦績
ミホークの戦績①クリーク海賊団
鷹の目のミホークがその実力を遺憾なく発揮したと言えるのが初登場時のクリーク海賊団戦です。5000人の兵力と50隻の大艦隊を持って偉大なる航路(グランドライン)に挑んだクリーク海賊団を暇つぶしにたった1日で沈めてしまったのです。クリークの懸賞金は1700万なので懸賞金は当てになりませんが単純に多人数相手に暇つぶし感覚で襲撃できてしまうあたりがミホークの強さを物語るエピソードになっています。
ミホークの戦績②シャンクス
ルフィに懸賞金がついた際にシャンクスの元を訪れたミホーク。この時シャンクスは気分が悪いとして怒っている様子を見せますがミホークはそんなシャンクス相手に真正面から会話をしています。この時のシャンクスは既に四皇に名を連ねる大海賊でこの時点では登場していませんが当然覇気も使えるはずです。そんなシャンクスをあしらう事が出来るミホークの強さが垣間見えるエピソードです。
過去には直接衝突した事もあるようですがあくまでも語り草、伝説になっているとエピソードが紹介される形であり両者が直接刃をぶつけ合うシーンはワンピース作中登場していません。ただマリンフォード頂上戦争にてシャンクスの仲裁に対して「協定の範囲外である」という理由をつけて戦おうとしないあたり、ミホークもシャンクスも双方に認め合う相当な実力者である事は明らかになっています。
ミホークの戦績③ロロノア・ゾロ
元々の「鷹の目の男を倒す」という目標を持って海に出たゾロ。本人の意志はともかく東の海(イーストブルー)では海賊狩りとして知名度を高める事になります。しかしそんなゾロ相手にもミホークは当初は本気を出さず、小型ナイフで応戦、小型ナイフですらゾロを圧倒します。ゾロの覚悟に敬意を払い夜を抜きますが、この時点でのゾロの最大の奥義である三・千・世・界もあっさりと破ってその実力差を見せつけました。
ミホークの戦績④ルフィ
マリンフォード頂上戦争では一時的にルフィとも交戦しています。ルフィの最高速の攻撃であるJETバズーカも見切りその鷹の目を見たルフィに腕を真っ二つにされるイメージを連想させる程の強さを発揮しています。この戦いは一瞬で、ビスタが援護する事でルフィはミホークを切り抜けますが、結局マリンフォード頂上戦争時点でのルフィではミホークに一撃を咥える事も出来ずに終わります。
上記のゾロはまだ東の海での出来事ですがこのルフィとの邂逅はマリンフォード頂上戦争での出来事です。この時ルフィの懸賞金は3億ベリー、偉大なる航路ではクロコダイル、ベラミー、フォクシー、エネル、ブルーノ、ロブ・ルッチと倒し相応の実力を身に着けています。そんな状態のルフィですら腕を切られる事を連想してしまうのがミホークの強さです。
ミホークのかっこいい名言集
ミホークの名言①「そして剣士たる礼儀をもって…」
覚えておく 久しく見ぬ”強き者”よ
そして剣士たる礼儀をもって 世界最強のこの黒刀で沈めてやる
鷹の目のミホークが初めて姿を現したバラティエ編にてゾロと戦ったミホーク。当初はゾロをただの雑魚としか認識していませんでした。実際その実力差は圧倒的でミホークはゾロに圧勝します。しかしそんな中でもゾロの心をは折れず、ミホークはゾロの意志の強さを認めて名を名乗るように言うのです。名前を名乗ったゾロに対し名を覚えると同時に黒刀・夜を抜いた時の名言がこの名言です。
ミホークの名言②「お前の様な男がプライドを捨てる時は…」
不器用な奴め
...お前の様な男がプライドを捨てる時は必ず誰かの為だと決まっている
マリンフォード頂上戦争後、拠点に帰還したミホークを待っていたのはくまに飛ばされたペローナとゾロでした。マリンフォード頂上戦争の事をミホークから聞かされたゾロは己の実力不足を痛感し、倒すべき目標であり敵であるミホークに剣を鍛えてくれるように土下座までして頼み込みます。そんなゾロの行動に最初は怒りすら見せるミホークでしたが、ゾロの変わらぬ意志の強さに修行をつける事を認めます。
稽古をつける事を承諾したミホークはゾロを見ながら上記のような名言を思い描きます。実際に口にしたわけではありませんが、バラティエの時とは違うゾロの強さをミホークが認めたシーンです。また同時にゾロの意志の強さに誰かを連想しているような名言にも見える事からミホークが過去に対峙した相手に同様な行動をした者がいるのではないかと考察を生む名言にもなっています。
ミホークの名言③「この俺を超えてみよ…」
おれは 先 幾年月でも この最強の座にて貴様を待つ!!
猛ける己が心力挿してこの剣を超えてみよ!!!
この俺を超えてみよロロノア!!!
上記の名言をより際立たせる名言がこの名言です。ミホークはバラティエでのゾロとの戦いの際、実力差で圧倒してみせるもゾロの将来の可能性を感じ取っていました。そんなゾロに放った名言がこの名言です。ミホークの凄い所はこの「最強の座をで貴様を待つ」という自身の言葉を実行し続け、このセリフの後十数年ワンピースの連載が続き、覇気や様々な悪魔の実などが登場してもその強さのイメージを維持し続けている事にあります。
ミホークに関する感想や評価
ミホーク王下七武海なせいで強さが賞金として数値化されてないから賞金出すと実際どれくらいなのか気になってる
— ningen (@ningendmp) March 27, 2020
ここからは既にワンピースを視聴している人のミホークに関しての感想を紹介していきます。ミホークは初登場時から七武海に所属しているので強さの1つの基準として見られる懸賞金が判明しないまま物語が展開され続けています。他の七武海のキャラクターと違い七武海加入前の懸賞金も明らかになっておらず、七武海制度撤廃の後の明かされる事になるのであろう懸賞金を楽しみにしているファンも多いです。
王下七武海の初登場キャラがミホークだったけどその後のクロコダイルやモリアでそんなに強くないのでは?と印象つける事になったけどドフラミンゴで強さの基準がよぉ判らんグループになったなって。
— ケイオス ルファス最推し (@SeiranChaos) March 25, 2020
元々七武海は加入の仕方や方法、タイミングがそれぞれに異なる為、本来ならもっと高いであろう懸賞金が抑えられているクロコダイルやハンコックのような例、裏の悪事がバレていればもっと懸賞金が高くなるのは間違いないドフラミンゴのような例も混在するグループであり、懸賞金の安い者は億にも届かず、高い者は3億、4億を超える事もあるので七武海である事で示す強さの指標がイマイチ分からないとする声が目立ちます。
そんな中でも七武海最強と言われるミホークの懸賞金が元も含めて明らかになっていない事が七武海の懸賞金と強さの指標が相容れない関係になっているとするファンも多いです。加入後にさらに強くなっている例も含めて七武海加入の条件が気になるという声も多くなっています。またミホークはそもそも海賊なのか?と疑問を持つファンもいるようです。
物語序盤から一切ブレずに強さとカッコ良さを両立してるのミホークくらいだよな…
— みやさかみこと🌖🦅🎠 (@EdensLord) March 27, 2020
ワンピースはシャンクスやミホークのように序盤から登場している強いと言われるキャラクターも多く登場していますがシャンクスが四皇という立場にあってもその強さを全くと言っていいほど見せていない事もあり、ミホークが唯一その強さを最初から遺憾なく発揮している唯一のキャラクターだとする声が多いです。
ワンピースのような少年漫画において物語が進むに連れてのパワーのインフレは起こり得る事ですが、ミホークは初登場時からその圧倒的な実力を見せ、四皇との戦いが描かれている2020年4月現在になっても四皇クラスの実力を持っているのでは?と言われる程のキャラクターになっているとする声が多くなっています。
ミホークの強さと懸賞金まとめ
「鷹の目の男」として名前だけ先行する形で登場したミホークは物語序盤からその圧倒的な強さを見せつけ、その後の物語で多くのキャラクターが登場し、七武海や四皇のような強さを誇るキャラクター登場後もその強さを保持し続けているキャラクターです。七武海制度の撤廃で懸賞金が再びかけられる事も明らかになっており懸賞金がいくらになるのかに注目するファンも多くなっています。
登場時から世界最強の剣士と言われ続けその地位に居続けるミホークが本気で戦うのを楽しみにする声も多く、また同時にミホークが一匹狼でいる理由を含めて過去について気になるという声も多いキャラクターになっています。今後活躍する事が間違いないキャラクターなので鷹の目のミホークの動向に注目しながらワンピースを視聴してみてはいかがでしょうか?