【ワンピース】レイリーの息子はミホーク？これまでの伏線から候補キャラを考察

ワンピースにおいて元ロジャー海賊団の2番手であり冥王と呼ばれるのがレイリーです。この記事では、レイリーについてネタバレありでまとめて紹介していきます。

レイリーが活躍するワンピースは、尾田栄一郎先生が1997年から週刊少年ジャンプにて連載している、冒険バトル漫画です。個性豊かなキャラクターや少年漫画の王道的な展開をしっかりと抑えつつ、精巧に練り上げられた世界観や伏線の数々から、高い人気を集めている作品になっています。ジャンプ史上、こち亀に次ぐ2番目に長い連載期間を誇る作品でもあり、国内の多数の出版記録を保持、更新し続けているモンスタータイトルです。

2023年1月現在、104巻まで発売している単行本は、累計発行部数4億1000万部を突破するなどしています。海外でも高い人気を誇り、海外だけで累計発行部数が1億部を突破するなどしました。これらのことから、『最も多く発行された単一作者によるコミックシリーズ』としてギネス世界記録にも認定されています。

モンキー・D・ルフィは、海賊王を目指す少年です。故郷の村を飛び出し各島を回りながら仲間を増やし、東の海（イーストブルー）、偉大なる航路（グランドライン）と帆を進めていきます。数々の冒険や戦いを経て、偉大なる航路（グランドライン）の中間地点であるシャボンディ諸島にルフィ率いる麦わらの一味は到達します。人間オークション『人間屋』を訪れる事になった際、そこで出会うことになるのがこの記事で紹介する冥王レイリーです。

レイリーの本名はシルバーズ・レイリーです。大海賊時代の幕開けのきっかけを作り出した海賊王、ゴール・Ｄ・ロジャー率いるロジャー海賊団の右腕として、長年ロジャーを支えてきたキャラクターです。ロジャーに最初に誘われたキャラクターでもあり、長い白髪と口ひげ、メガネが似合う老人です。旧来の性格か長年の海賊生活故か、楽天的で遊園地や賭博などが好きでギャンブルに入り浸っていたりもします。

その他、明らかになっているプロフィールを見ていきましょう。年齢はシャボンディ諸島編時点で76歳で身長は188cm、誕生日は5月13日です。星座はおうし座になり血液型はXF型、好物は煮豆である事が明らかになっています。シャボンディ諸島編時点でも、懸賞金はかかったままになっていることは明らかになっていますが、具体的な懸賞金額は不明になっています。

レイリーの名前の由来は、船長であるロジャーのゴールドとかけ合わせて考えられているとされています。そのため、意味はそのままシルバー（銀）から来ているとされています。その証ではないですが、ワンピース作中で描かれる若かりし頃の姿は銀髪だったりもしています。

加えてモデルになった人物として名前が上がっているのが、『ウォルター・レイリー』と呼ばれる実在した海賊です。ウォルター・レイリーはイギリスの女王エリザベス女王の庇護の元、海賊として初めてアメリカ大陸に進出した海賊です。ウォルター・レイリーには、若い海賊を支援したというエピソードも残されており、ワンピース内でのレイリーの立ち回りに通ずる部分のある人物になっています。

元々は、ロジャー海賊団の副船長にしてレイリーはロジャーの相棒でした。ラフテル到達後、ロジャーの船長命令によりロジャー海賊団の解散後は、シャボンディ諸島に居着いています。コーティング職人「レイさん」として、魚人島に向かう海賊船のコーティングを請け負って生計を立てているのです。変な騒ぎを起こしたくないため、基本的にはレイリーと呼ばないように頼んでいます。

既に海賊は引退しているとはいえ、懸賞金はかけられたままです。しかし、世を騒がすような事はしていないこと、本気でレイリーを捕まえようとすれば海軍側も多大な戦力が必要となることから、海軍側も手が出せない存在になっています。

元々ワンピースでは、有名な海賊の息子が登場する例はいくつか散見されました。ロジャーの息子であるエースであったり、自称ながらも白ひげの息子のウィーブルなどが該当します。そのため、ロジャーや白ひげと同年代であるレイリーに、息子がいても不思議ではないのではないかと考察されていました。実際レイリーは女好きで、実質的に夫婦関係にあるとされるシャッキーからも、「1度飛び出すとしばらく帰ってこない」と言われています。

元々は想像の域を出ない考察であったレイリーの息子ですが、レイリーに息子がいた可能性が高まったのがワンピース966話です。おでんの過去編の中で、ロジャー海賊団の一員として登場したレイリー。この時、おでんは白ひげ海賊団に所属し、ロジャーの頼みでロジャー海賊団に移籍することになります。既にモモの助が生まれており、モモの助と日和と共に移籍したおでんに対しレイリーが、「昔を思い出すな」というセリフを発したのです。

意味深なセリフだけでは、レイリーの息子なのか不明ながらも考察が加速することになります。そして、息子候補として名前が上がったのが、ミホークでした。実際には、レイリーとシャッキーの息子ではないかとされています。レイリーとミホークは特徴的な顎髭を持つ共通点があり、ミホークとシャッキーはこちらも特徴的なもみあげが近しい形で描かれているのです。

年齢的にも新世界編基準でレイリーが78歳、シャッキーが64歳に対し、ミホークが43歳です。仮にミホークがレイリーの息子であれば、35歳の時に生まれた子供ということになります。しかもシャッキーには「40年程前に海賊から足を洗った」という経歴があり、これが伏線でミホークを妊娠したことがきっかけではないかとも考察される結果になっています。

加えてシャッキー視点からしても、シャッキーが元々はアマゾン・リリーの先々代の皇帝です。九蛇海賊団の船長をしていたこと、恋煩いで国を飛び出したことが明らかになっています。この事実は、そのまま分かりやすい伏線として考察されているのです。その後の事実婚関係を見ても、その恋煩いの相手がレイリーだった可能性は高いでしょう。レイリーとシャッキーの間に子供がいても不思議ではないことが、この考察を後押しするきっかけになっています。

ただし、レイリーシャッキーの子供がミホーク説に関しては、ミホークの1番の特徴であり、異名の由来にもなっている目が2人と似ていないという部分もあります。仮に裏設定としてレイリーの息子がミホークだったとしても、ワンピース本編で直接描かれる可能性は低いのではないかとも考察されています。

ミホーク以外に、レイリーの息子候補として名前が上がっているキャラクターの1人が、ロブ・ルッチです。ミホークの顎髭が似ているとされたように、レイリーとロブ・ルッチは眉毛の形が似ているとされています。ただロブ・ルッチの場合、『孤児として世界政府管轄の島で育てられた』という過去が明らかになっています。その場合、レイリーが生まれたばかりのロブ・ルッチを捨ててしまったという形になります。

加えて、ロブ・ルッチは新世界編時点でも30歳と、ミホークよりも若いのもレイリーの息子説が弱くなる理由の1つです。レイリーには女好きという設定があり、飛び出した先で関係を持った女性の誰かとの子供ではないかとも考察できるでしょう。そのため、レイリーは認知や認識をしていないのではないかとも考察されています。

同じく眉毛の形から、レイリーの息子候補のキャラクターの1人として名前が上がっているのが、ロロノア・ゾロです。麦わらの一味は、過去に壮絶な経験を持つキャラクターがほとんどです。しかし、ゾロに関してはワノ国との繋がりこそ明らかになったものの、両親について未だに言及のないキャラクターになっています。

麦わらの一味でも両親についての描写がないのは、ゾロとナミ、フランキーなどがいます。ナミは戦争孤児であること、フランキーは父親は海賊で捨てられたことなど、両親が誰かは不明ながらも描写があります。対して、ゾロだけは完全に描写がないのです。これは後々の伏線のために、敢えて両親が誰なのかを伏せているのではないかとも考察されており、それがレイリーの息子説に繋がる結果になっています。

ゾロとレイリーには、境遇にも共通点があります。『それぞれの海賊団の最初の仲間であり、最初はその誘いを断ったこと』『剣や刀を武器とすること』『無能力者であること』『（実質的に）海賊団のナンバー2として扱われていること』などが共通点です。これらも、実は親子関係だったという伏線のために、意図してそういう描き方をしているのではないかとも考察されています。

仮にゾロがレイリーの息子であった場合、やはりレイリーは認知していなかった可能性が高いです。両者は、シャボンディ諸島にて対面しており、その時もゾロに特別な感情を見せることはありませんでした。

そもそも息子説が考察されるのは、これまでの例とワンピースには圧倒的に男性キャラクターの方が多いためで、レイリーの子供としては娘の可能性も十分に考えられます。仮にレイリーに娘がいる場合、その候補として名前が上がり筆頭候補になっているのが、ボア・ハンコックです。特に、シャッキーの立場が先々代アマゾン・リリーの皇帝ということが明らかになったため、その関係が疑われるようになっています。

元々レイリーは、男嫌いなハンコックが信頼する数少ない男性で、奴隷から解放されて露頭に迷っていた所を助けられました。それに限らず、レイリーがアマゾン・リリーを訪れた際の態度なども、明らかに他の男性とは違う態度を見せています。さらに、女好きで16歳のケイミーすら誘うレイリーが、絶世の美女であるハンコックに対してそういった一面を一切見せません。その理由は、ハンコックが娘であるからではないかとも考察されています。

そもそもアマゾン・リリーには、「外海へ出た者が時折体に子を宿し帰りくるも不思議なことに生まれて来る子はみな女」という設定があります。この設定が伏線であり、アマゾン・リリーの出身であるシャッキーの子供は女の子の可能性が高いのではないかともいわれているのです。ボア・ハンコックが18歳にして皇帝になれたのも、先々代皇帝のシャッキーの血筋が関係しているのではないかとも考察されています。

レイリー視点からしても、王下七武海制度の撤廃でアマゾン・リリーが危機に陥ると知るとわざわざ駆けつけました。そして、コビーなどを含む海軍、四皇である黒ひげ相手に撤退するように促しています。レイリーがここまでする理由として、現在は島外で暮らすシャッキーのためだけとは考えづらいでしょう。ハンコックが娘だからと言われた方が、納得感があるとも考察されているのです。

レイリーの息子の有力候補であるミホーク、次点で候補に入っているロブ・ルッチやゾロ以外にも、レイリーの子供候補として名前が上がっているキャラクターは無数にいます。いずれにしても、レイリーが意図して残した子供というよりは、女好きのレイリーが先々で作ってしまたという認識が強くなっています。そのため、分かりやすい伏線もない状態なのです。

候補として名前が上がっているのは、シャンクス、マルコ、X・ドレーク、バジル・ホーキンス、アプーなどです。これらの子供に関しては、何か伏線らしい分かりやすい要素があるというよりもレイリーの女好きというイメージから、可能性がある候補として考えられる形になっています。

レイリーが本格的に登場したのは、ワンピースシャボンディ諸島編からです。しかし、実はレイリーの初登場はもっと早い段階で、ワンピースの3巻です。バギーの見習い時代が描かれる回想シーンの中で、シャンクスとの喧嘩を諫めるキャラクターこそが、何を隠そうレイリーであったことが明らかになっているのです。

ちなみにこのシーンが描かれた時点では、「バギーの見習い時代シャンクスと同じ船に乗っていた」ということしか分かりません。後々、この船がロジャー海賊団である事が明らかにされました。そのため、元ロジャー海賊団のナンバー2であるレイリーの設定については、ワンピース初期の段階から構想されていたことが明らかになっています。

余談ですが、このシーンがアニメ化される際、作者の尾田栄一郎はアニメ製作側に「絶対に注意した男（レイリー）を船長と呼ばせないように」と厳命したことも明らかになっています。このことから、少なくとも3巻の時点でレイリーというキャラクターについて構想があったこと、シャンクスとバギーが元ロジャー海賊団の海賊見習いであったことなどの設定は決まっていたと考えられています。

ロジャー海賊団のナンバー2として知られるレイリーですが、レイリーとロジャーの出会いについても断片的ながらワンピース本編で描かれています。レイリーの故郷は不明ながら、火事で家を焼かれた過去を持っています。そこで、船を盗み出し船上で生活していた所で出会ったのがロジャーです。ロジャーはレイリーが生活していた船が、「旅をするにはいい船」として興味を抱きレイリーに声をかけたのでした。

最初に声をかけられた時のレイリーは、その誘いを断っています。最終的に根負けしたのか、ロジャーと海賊団を結成することを決めて、以降はロジャー海賊団の副船長、ロジャーの相棒として活躍します。

子供候補の多くに、シャッキーとの関係性が関連していますが、レイリーとシャッキーがいつ出会ったのかは明らかになっていません。特に、シャッキーは凪の帯にあるアマゾン・リリーの九蛇海賊団の船長だったため、レイリーが所属するロジャー海賊団が立ち寄ったとは考えにくいのです。そのため、2人が出会うとすれば、シャッキーが外海に出ていたタイミングになると考察されています。

仮に、ワンピース作中で描かれている出来事が関係しているとすれば、その筆頭候補に考えられているのが、『ゴットバレー事件』です。シャッキーはそのエピソードから、ロックス海賊団に所属していた可能性が高いと考察されており、この事件の際に何かがあったのではないかと考察されているのです。ただし、ゴットバレー事件がきっかけの場合、事件は38年前になるため、2人の息子がミホークである可能性は無くなってしまいます。

80歳も目前という齢ながら、ワンピースのキャラクターの中でも上位に位置する強さを持っているレイリーですが、誰もが驚いた事実があります。それは、『悪魔の実の能力者ではない』という点です。ワンピースでそれ相応の強さを誇るキャラクターの多くが悪魔の実能力者である中、レイリーは悪魔の実の能力なしでも対等以上に渡り合える強さを誇っているのです。

レイリーが悪魔の実の能力者ではないことは、伏線もありましたが明確に描かれたのはワンピース60巻、物語的には頂上戦争の後です。頂上戦争でルフィは、目の前でエースを失い自分自身もボロボロになってしまいます。頂上戦争では、後に同盟を組むことになるローのハートの海賊団に救助される形で、アマゾン・リリーに運ばれました。ハンコックの命により、一部のエリアのみ入ることを許され、滞在している中で現れたのがレイリーです。

この時レイリーは、シャボンディ諸島からカームベルトにあるアマゾン・リリーを訪れていますが、レイリーいわく道中で嵐で船を失ってしまうのです。船を失ったレイリーは、自ら泳いでアマゾン・リリーまでやってきました。この『泳いできた』という事実が、レイリーが悪魔の実の能力者ではないことを証明する結果になっています。

悪魔の実の能力者であれば、海楼石で縛り捕まえられる海軍ですが、レイリーに関してはその戦術が使えません。これが、長年レイリーが放置されている要因の1つになっているとする考察も見られます。

悪魔の実の能力者ではないレイリーが、悪魔の実の能力者が跋扈するワンピースの世界においても最強の一角に数えられる理由になっているのは、やはり覇気です。レイリーは武装色、見聞色はもちろん覇王色の覇気まで扱うことができます。特に優れていると考えられているのが、見聞色の覇気です。その見聞色は、黄猿の光速の攻撃に追いつき、ルフィのギア4の攻撃を回避し続けられる程です。

この時のルフィは、まだ覇気を修行している最中でした。練度が低かった可能性もあるとはいえ、後にはそれまで互角に戦っていたドフラミンゴを圧倒するほどの強さを持っています。そのギア4のルフィの攻撃を、会話をしながら余裕で回避する程の覇気使いなのです。その他にも、ルフィがレイリーとの覇気の修行で訪れたルスカイナ島の生物の強さや数を正確に把握するなど、深さも効果範囲もかなり広い様子が描かれています。

もちろん見聞色が突出しているだけで、武装色も相当の強さを誇っています。海軍の最高戦力である大将の黄猿と互角に打ち合い、黄猿の頬に傷をつける程です。同じくギア4状態のルフィとの戦闘では、拳一つで吹き飛ばしてしまう程でした。ルフィがワノ国編で習得する流桜も使用できるなど、武装色も相当の練度を誇っています。

覇王色に関してもルフィの修行の時点でも相当に強力で、ルフィが倒すことが出来ないゾウを一瞬で気絶させてしまうシーンなどが描かれています。

レイリーには、「冥王」という異名がついています。一見するとその意味が分かりづらい異名ですが、「レイリーに戦いを挑んでも冥府（つまりあの世）への片道切符になる」という意味があります。

レイリーはこれまでワンピース作中において、基本的にはルフィに味方する動きを見せ続けています。元々イーストブルーから戻って、再会したシャンクスから話を聞いて興味を持っていたことから始まります。シャボンディ諸島でもコーティングを請け負い、ルフィに修行を付けたりしています。ルフィが絡まないエピソードでも、基本的には善人ムーブが多いキャラクターになっています。

しかし、ファンの間ではあまりにも善人過ぎて、逆に裏切りの伏線になっているのではないかとする考察もあるのです。レイリーの異名の「冥王」も、ルフィの目指す自由と対になるのではないかとする考察があります。空白の100年について知っている関係で、立ちはだかる動きを見せる可能性もあるのではないかとも考察されています。

ただし、ワンピースの考察界隈ではルフィに立ちはだかる存在や裏切りの伏線として、シャンクスの方が根強いです。ただシャンクスとの繋がりも、レイリーは持っています。或いは、シャンクスと共謀する形で裏切る可能性もあるのではないかとも考察されているのです。

アニメワンピースにおいて、最初にレイリーの声優を担当したのが曽我部和恭さんです。1973年から声優として活躍したベテラン声優で、美形なキャラクターを演じる機会が多かった声優として知られています。演じ分けも得意で主役はもちろん、脇役や悪役を演じた機会も多いです。自身の声の衰えを理由に、2000年末に声優を引退し、レイリーを含む持ち役を譲ることになりました。

曽我部和恭さんがこれまでに演じたキャラクターは、『機動戦士ガンダム』のワッケイン役、『宇宙戦艦ヤマト』の山本明役、『元気爆発ガンバルガー』のヤミノリウス三世役、『聖闘士星矢』のサガ役、『ドラゴンボールZ』のトーマ役、『美少女戦士セーラームーン』のクンツァイト役などがあります。また、ワンピースではレイリーの他にも、ベン・ベックマン役を演じています。

曽我部和恭の後任として、レイリー役の声優を担当したのが園部啓一さんです。1990年から活躍する声優で、低めでやや鼻にかかった声質を生かして、壮年や高齢の男性を多数演じるバイプレイヤーとして活躍しています。その他にも、特撮での怪人の声を多数担当したり、吹き替え声優としての活躍も多い声優です。アニメワンピースでは、レイリー以外にも多数のキャラクターを演じていることが明らかになっています。

アニメワンピースで演じたキャラクターには、イガラム役、テラコッタ役、マッキンリー役、ランドルフ役、五老星役などがあります。ワンピース以外で演じたキャラクターは、『機動戦士Vガンダム』のオリファー・イノエ役、『平成イヌ物語バウ』のバウ役、『ボボボーボ・ボーボボ』のところ天の助役、『銀魂』の怪盗ふんどし仮面役、『コロッケ』のドリアン役などです。

ここからは既にワンピースを読んでいる人のレイリーの息子、子供に関しての感想をネタバレありでまとめて紹介していきます。レイリーは子だくさんであることが明らかになっているビッグマムと並んで、ワンピース世界において最も子供が多いのではないかといわれるキャラクターです。最有力候補はミホーク説ですが、その他にも多くのキャラクターがレイリーの息子なのではないか説が考察される結果になっています。

中には、レイリーが女好きで誰彼構わないようにも描かれていることから、主要な人物で両親が明らかになっていないキャラクターは誰もがレイリーの子供説があがります。レイリーであれば、どこの海にも渡れるため、出身地は参考にならないとする声もあります。特徴や物語上の伏線などを無視すれば、誰がレイリーの子供と言われても不思議ではないといわれる程になっています。

どこで誰と子供を作っていてもおかしくないと言われるレイリーですが、やはり気になるという声が多いのがシャッキーとの子供です。事実婚とはいえ、ワンピース作中でも明確になっている数少ない夫婦関係のキャラクターです。それぞれに過去にはそれ相応の立場を持っており、誰かが2人の子供と言われても納得といわれるほどです。露骨な関係性が、伏線になるのではないかともいわれています。

2人の子供として筆頭なのは、ミホークです。この記事で紹介した内容以外にも、出身地が明らかになっているキャラクターも少なくありません。ミホークは出身地が不明のままなのが、伏線になるのではないかとする説などもあります。また、ミホークの1人行動を好み、放浪している姿は父親のレイリーに通ずるものがあるのではないかとする考察も見られます。

そもそもこの記事で伏線として紹介したレイリーの「昔を思い出すな」というセリフも、レイリーの子供ではない誰かの子供の話をしている可能性についても考察されています。レイリーの子供とは別件で描かれる可能性も十分にあり、誰が誰の子供かの伏線を探し、考察するファンも非常に多いです。

ワンピースで描かれる親子関係には、物語的に何かの意味があるシーンがある場合や、王族や天竜人などの血筋を示す場合などが多くなっています。そのため、仮にレイリーの子供が登場しているとしても必要が無ければ明かされない可能性もあるのです。それが結果的にレイリーの子供考察をより加速させ、誰か子供がいて欲しいと考えられる要因にもなっています。

レイリーは、年齢と性格的な部分からワンピース史上の中でも、ビッグマムに並んで子だくさんの可能性があるとして誰が息子なのかを考察されるキャラクターです。特徴の共通点などから、筆頭候補になっているミホークを始め、関係性を生む伏線の数々などから誰が子供なのか気になるとされています。

ワンピースでは、どうしても必要性がある場合のみ親子関係が明らかになる傾向があり、レイリーの息子に関しては、今後も描かれない可能性も0ではありません。ただし、誰が子供だと言われても不思議ではないレイリーの場合、重要なシーンで対面して明らかにされる可能性が高いキャラクターの1人にもなっています。今後もレイリーの息子について注目しながら、ワンピースを視聴してみることをオススメします。