【チェンソーマン】サンタクロースの正体は?かわいい素顔や能力をネタバレ解説

チェンソーマンのサンタクロースの正体について詳しくまとめています。多くの読者はドイツのおじいちゃんがサンタクロースの正体と考察していましたが、真実はどうだったのかを徹底解説!人形の悪魔と契約しているトーリカの師匠の正体も、ネタバレしています。かわいい素顔や残虐な行為など、サンタクロースのさまざまな面を紹介していきます。また、圧倒的な強さや能力、死亡したのかについても説明しているため、ぜひチェックしてみてください。チェンソーマンのサンタクロースについての感想や評価も載せています。

【チェンソーマン】サンタクロースの正体は?かわいい素顔や能力をネタバレ解説のイメージ

目次

  1. チェンソーマンのサンタクロースとは?
  2. チェンソーマンのサンタクロースの正体や素顔・目的
  3. チェンソーマンのサンタクロースの契約悪魔と能力
  4. チェンソーマンのサンタクロースの最後は死亡?
  5. チェンソーマンのサンタクロースの謎を考察
  6. チェンソーマンのサンタクロースのかわいいシーンや名言
  7. チェンソーマンのサンタクロースに関する感想や評価
  8. チェンソーマンのサンタクロースの正体まとめ

チェンソーマンのサンタクロースとは?

チェンソーマンに登場するサンタクロースは、デンジの心臓を奪うため、ドイツから日本へやって来ました。早速、人形の悪魔の能力を使い、日本で次々と人間を人形に変えて行きます。しかし、ドイツのおじいちゃんは、サンタクロースではなかったのです。思わぬ展開に、よく理解できなかった読者も多いでしょう。本記事では、サンタクロースの真の正体は誰なのか、わかりやすく解説していきます。

チェンソーマンの作品情報

チェンソーマンの概要

チェンソーマンとは、漫画家の藤本タツキ先生によるダークヒーローアクションの作品です。2019年より「週刊少年ジャンプ」にて連載がスタートし、第1部の「公安編」はすでに連載終了しています。その後、「少年ジャンプ+」にて第2部の「学園編」が連載中です。2020年には「第66回小学館漫画賞少年向け部門」、さらに2021年には「ハーベイ賞BestManga部門」で受賞をするなど、高評価を獲得しました。

また、物語の登場人物が個性的過ぎて、「ぶっ飛んでいる」キャラが多いことも特徴です。チェンソーマンの世界観にハマると、抜け出せないくらい面白いと注目を集めています。

チェンソーマンのあらすじ

主人公のデンジは、チェンソーの悪魔であるポチタと共に、個人業のデビルハンターとして暮らしていました。ある日、仕事を斡旋していたヤクザに裏切られ、デンジは殺されてしまいます。意識朦朧とする中、彼はポチタと契約して自身の心臓になってもらいました。そのお陰で、デンジは悪魔の心臓を持つことで生き返り、チェンソーマンへ変身できるようになります。そして、マキマに拾われ、公安のデビルハンターとして勤務します。

サンタクロースのプロフィール

デンジの心臓を奪うために、ドイツから送り込まれた刺客の1人です。チェンソーマンの7~8巻にかけて登場しました。マキマや岸辺たちが最も警戒していた、デビルハンターでもあります。サンタクロースだと思われていたのは、禿げ頭で虚ろな目つきをしたおじいちゃんでした。

しかし、このおじいちゃんは、本物のサンタクロースに人形として操られていたのです。そして、おじいちゃんを人形として操っていた刺客は、ドイツではなくソ連にいました。おじいちゃんの声で指揮を執ると、全部人形が動き出していたため、親玉と思っていた人も多かったようです。

サンタクロースはスタイルが良く、グラマーで色気のある女性です。トーリカを精巧な人形にするため、長い年月をかけて一緒に暮らします。トーリカには師匠と呼ばれており、人間ならではのさまざまな感情を教えていました。悪魔と契約をして能力を発揮するには、その代償が必要になります。サンタクロースは複数の悪魔と契約しているため、余命半年とされていました。

アニメ『チェンソーマン』公式サイト

チェンソーマンのサンタクロースの正体や素顔・目的

サンタクロースの正体は、不気味なおじいちゃんと思われていました。しかし、おじいちゃんではなく別にいたのです。意外な人物がサンタクロースの正体だったため、読者の間でも話題となりました。ここでは、サンタクロースの正体は誰か、素顔や目的にも迫っていきます。

考察①サンタクロースの正体・素顔はトーリカの師匠?

サンタクロースの正体がおじいちゃんでなければ、誰なのでしょうか?その正体は、ソ連からデンジの心臓を奪いに来た刺客の「トーリカの師匠」でした。「サンタクロース」という名前から、おじいちゃんのイメージを受けたこともあったのでしょう。多くの読者がサンタクロースの正体は、おじいちゃんだと思い込んでいました。

また、トーリカの師匠は、作中で名前を公表することもありませんでした。トーリカの師匠はソ連に在住しており、トーリカと一緒に暮らしている美人女性です。トーリカによると、師匠の寿命はあと半年となります。複数の悪魔と契約していたため、その分多くの代償を払ってきました。おそらく、そのことが原因で寿命が短くなったと考察できます。

師匠はトーリカに、デンジを殺すように指示しました。デンジの心臓を奪えば、師匠はこの仕事を辞められることになっています。トーリカは「師匠には仕事を辞めて、ゆっくりしてもらいたい」という敬愛の気持ちを抱いていました。そのようなことから、2人はデンジを倒して心臓を奪うために、日本へやって来たのです。

考察②ドイツのおじいちゃんの正体は人形だった?

サンタクロースはドイツのおじいちゃんと、多くの読者が思っていました。しかし、おじいちゃんの正体は、サンタクロースの人形の1人だったのです。人形とはいえ、人間そっくりに作られており非常に精巧にできています。第54話でおじいちゃんが初登場したときは、国の使者らしき人物と話をしている姿も描写されていました。そのため、人形だとは想像もつかなかったでしょう。

ドイツのおじいちゃんは、「地獄の悪魔」と契約をして命を捧げていました。そして、サンタクロースの人形としての役割を、全うします。人形のおいじいちゃんを操っている人物は、トーリカの師匠でした。

考察③サンタクロースがトーリカを弟子にした目的や理由

サンタクロース(トーリカの師匠)がトーリカを弟子にしたのは、しっかりとした理由がありました。サンタクロースはトーリカを利用することで、さらに精巧で人間らしい感情を持った人形を作るという、目的を持っていたのです。そのため、サンタクロースはトーリカを本当の家族のように扱い、一緒に暮らします。サンタクロースは敬愛や崇拝、罪悪感など、人間ならではのさまざまな感情を、トーリカに教え込みました。

そして、「師匠には静かな余生を過ごして欲しい」と願うほど、敬愛するようになります。感情に乏しかったトーリカが、人間らしい豊かな感受性を備え持つ青年に成長しました。トーリカは師匠の安否を心配したり、師匠の前では満面の笑みを見せるようになります。その後、第63話で師匠として来日した際に、正体と本性が明かされました。そして、人形の悪魔の能力を用いて、トーリカを精巧な人形に変えてしまったのです。

考察④サンタクロースの目的はマキマを殺すこと?

サンタクロースによって、精巧な人形に変えられたトーリカは、闇の悪魔に「マキマを殺せる力をください」と話しかけます。つまり、「マキマを殺せる力」を得ることが、サンタクロースの真の目的だったのです。マキマもサンタクロースの名前を聞くと、明らかにクァンシのときと顔つきが違い、険しい表情をしました。それほど、マキマも警戒している刺客なのだと考察できます。

サンタクロースはマキマを殺せる力を得るために、チェンソーの心臓を差し出すという契約を、闇の悪魔と交わしていました。そして、精巧な人形に変えたトーリカを、仲介役に使っています。サンタクロースは契約通り、チェンソーの悪魔の心臓を闇の悪魔に差し出し、マキマを殺す力を獲得しました。力を手に入れたサンタクロースは、早速マキマを殺しに向かいます。

狙われたマキマはいつもの無表情で、じっとサンタクロースを見つめました。そして、すかさずデンジのスイッチを入れて復活させ、チェンソーの悪魔に変身させます。しかし、闇の中でも回復できるようになったサンタクロースと戦うのは、非常に困難です。その上、戦いのタイミングで夜になったため、サンタクロースはさらにパワーアップするのでした。

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チェンソーマンのサンタクロースの契約悪魔と能力

サンタクロースの強さ

サンタクロースの正体は「トーリカの師匠」で、本名も明かされておらず謎が多く、見た目はかわいい女性です。また、回想シーンではトーリカの師匠の余命が、半年であることも明かされています。本来はデビルハンターとして活動しており、人間の状態の時も、人並み以上の強さを持っていたことが考察できます。

それに加えて、サンタクロースは複数の悪魔と契約をしており、さまざまな能力を持っていました。また、チェンソーの悪魔の心臓を捧げ、「闇の悪魔」の肉片を食べたことで、圧倒的な強さを手に入れています。サンタクロースの強さは、理不尽な強さを発揮するマキマも、苦戦していたほどです。

サンタクロースの契約悪魔の能力

圧倒的な強さを持つサンタクロースは、どのような能力を持っていたのでしょうか?サンタクロースの正体であるトーリカの師匠が、なぜ強かったのか気になるところです。彼女が契約していた悪魔と能力を、それぞれ解説していきます。

呪いの悪魔

呪いの悪魔とは当初から契約を交わしており、早川アキも契約していた悪魔です。ただ、サンタクロースと早川アキとでは、契約内容に少し違いがありました。サンタクロースの場合は、対象となる者を釘で4回刺すと、死亡させることができる契約を交わしています。能力を使う代償として、自身の指の感覚がいくつか奪われていました。早川アキの場合は、先端が釘状になった刃物で3回刺すと、相手を死亡させることができます。

能力を使う代償は、自身の寿命が大幅に短くなることです。サンタクロースはハンバーガーショップで、デンジの身体に3回釘を刺すことに成功しました。そして、とどめの4回目は弟子のトーリカに託します。トーリカはデンジが踏むように、デパートの床に釘を仕掛けました。クァンシとの戦闘中だったデンジがデパートに逃げ込んだとき、その釘を踏んでしまい計画通り彼は死亡しました。

人形の悪魔

サンタクロースは複数の悪魔と契約しており、さまざまな能力を持っています。特に頻繁に使用していたのが、人間を人形に変えて操る人形の悪魔の能力です。人間に触れると人形に変えることができます。また、その人形が他の人間に触れれば、さらに人形に変えることも可能です。つまり、人形の悪魔の能力で、ゾンビ形式で無制限に数を増やせます。

人形化した者は自我を失い、からくり人形のような見た目になり、元に戻ることもできません。精巧な人形であれば、悪魔と契約することも可能です。当初はサンタクロースだと思われていたおじいちゃんの正体も、実は操られていた人形でした。おじいちゃんの人形は精巧な作りだったため、誰もが人形であることに気づきませんでした。ただ、人形を操る能力は、サンタクロースが近くにいないと、発揮できないデメリットもあります。

人形化する人数の制限がないため、凄まじい数の人形が攻めてきて、戦う相手はかなり苦戦します。ただし、相手が悪魔の場合は、人形に変えることができない様子です。チェンソーの悪魔であるデンジには、人形の悪魔の能力が効きませんでした。

地獄の悪魔

デンジたちとの戦闘中に、サンタクロースが契約した悪魔です。本来は生きている悪魔も人間も、地獄と現世の世界を、自由に行き来することはできません。しかし、地獄の悪魔であれば、人間や悪魔など対象とする者を地獄に送ったり、地獄から現世に呼び戻すことができます。

第63話でサンタクロースは、おじいちゃんと3人のおじいちゃんの養子の命を奪いました。そして、地獄の悪魔に彼らの命を代償として差し出し、地獄から呼び戻したのです。すると、6本の指がある巨大な手が空から出現し、地上に咲いていたタンポポに拳をぶつけました。

そして、デパートの中にいた全ての生物を、地獄へ送り込んだのです。タンポポは苦みのある植物で、「辛苦」の意味を持つといわれています。ちなみに、第84話にも地獄の悪魔が登場しており、チェンソーマンを地獄へ送っている様子が描写されていました。

闇の悪魔

闇の悪魔との契約内容は、「デンジの心臓を捧げれば、マキマを倒せる力を獲得する」ということでした。サンタクロースは精巧な人形として作り上げたトーリカを介して、デンジの身体を闇の悪魔に差し出します。そうして、闇の悪魔の肉片を取り込んだサンタクロースは、、闇の力を持つことができたのです。闇の悪魔は「一度も死を経験したことのない超越者」といわれるほど強力で、地獄に送られた者たちの腕を一瞬で切断しました。

また、クァンシやサメの悪魔、暴力の悪魔も瞬く間に殺しています。闇の悪魔の能力は、夜になるとさらに力を増していくのが特徴です。サンタクロースは暗闇の中にいれば、瞬時に復活する能力も身に付けます。また、痛みを他の人形たちに分散させて、自身は無痛になることも可能です。第一部「公安編」に登場した中で、最も強いキャラだといえるでしょう。

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チェンソーマンのサンタクロースの最後は死亡?

最後①サンタクロースとデンジたちの戦い

サンタクロースは大勢の人間を人形に変えて、デンジをデパートに追い込みました。そして、呪いの悪魔の能力を使って、トーリカがデンジを殺します。死亡したデンジは、地獄へ落とされてしまいました。契約を果たしたサンタクロースは、マキマを殺す力を手に入れます。そして、10本の腕や長い胴体、複数の顔が重なり合った足を持ち、恐ろしい姿の生物に変身しました。かわいいトーリカの師匠の面影は、どこにもありません。

マキマは地獄からデンジたちを救出しました。そして、デンジはクァンシと共闘して、サンタクロースに立ち向かいます。しかし、サンタクロースは痛みを他の人形に分散できるため、攻撃されてもダメージを受けず、非常に困難な戦いとなりました。

最後②サンタクロースは炎上するコベニカーでダメージを受ける

デンジたちが苦戦を強いられている中、サンタクロースは一層強くなっていきます。クァンシが持つ「弓矢の悪魔」の能力を使って矢で攻撃しても、無数の手で簡単にキャッチされました。このまま夜明けまで戦いが続いたら、サンタクロースが優位に立っていたでしょう。ところが、デンジの妙案で危機を脱します。闇の悪魔の能力で、サンタクロースは無限に再生し続けていました。それに対し、デンジは光の力を用いて対抗します。

具体的にいうと、ガソリンをかぶって、自身が炎に包まれたまま攻撃したのです。デンジらしい奇想天外な力技で、思いのほかサンタクロースを攻めるのには有効でした。デンジはチェンソーのチェーンで、しっかりと敵を捕らえます。デンジの身体が炎に包まれて光っているため、サンタクロースの身体の回復が遅くなっている様子です。大量の人形に囲まれたデンジは、チェーンでサンタクロースを引っ張りました。

最後はコベニの愛車をサンタクロースにぶつてけ爆発させると、燃えながら身体がバラバラになりました。上半身半分だけの姿になったサンタクロースは、「世界中の人形が何度でもあなたを殺しに行く」とデンジに言い放ちます。デンジは「来るなら平日にしてくれよな」と軽いノリで返答していました。すると、背後からクァンシが現れ、デンジの首を斬り落とします。

最後③サンタクロースはハロウィンとしか言えなくなり死亡

クァンシはデンジに「共闘は終わりだ」と言います。そして、クァンシが連れて来た魔人のコスモが、サンタクロースに対して精神的な面から攻めていきました。コスモの正体は「宇宙の魔人」で、対象者を精神世界に引き込むことができます。

サンタクロースは図書館のような空間にいました。そこはコスモの脳内空間だったのです。無限の情報を対象者の脳内へ、強制的に流し込む宇宙の悪魔の能力を用いたのです。そうすると、死亡するまでハロウィンのことしか考えられなくなるという、恐ろしい状態になります。サンタクロースは脳死状態に陥り、ハロウィンのことしか考えられなくなりました。また、世界中の人形たちも同様に、ハロウィンとしか言わなくなります。

したがって、全ての人形が無力化されたのです。サンタクロース自身も、ハロウィンと言いながら燃えて死亡しました。すると、刀を持ったマキマが現れて、クァンシと魔人たちも、瞬く間に首を斬られて死亡します。結果的に、海外からデンジの心臓を狙いに来た刺客たちは、誰も奪うことができませんでした。

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チェンソーマンのサンタクロースの謎を考察

考察①ドイツ語の手紙に書かれた依頼

最後は死亡してしまったサンタクロースには、いくつかの謎があります。来日する前に、ドイツで依頼を受けたおじいちゃんが、男性からこっそりと手紙を受け取っていました。手紙を日本語で簡潔に訳すと、「声はマキマに聞かれている」「滅亡の日は近い」「マキマを殺せ」という内容でした。

世界各国の上層部は、すでにマキマの能力を把握しており、何としてでもマキマを死亡させようとしました。デンジの心臓を強奪しようとしたのも、マキマを死亡に追い込むためです。したがって、ドイツ政府の本当の依頼は、マキマを殺すことだったと考察できます。

考察②4人の養子の行方

ドイツ政府からデンジの心臓を奪ってほしいと依頼を受けた際、美男美女の4人の養子を報酬として要求しています。養子のうち3人は、悪魔との契約に使うための道具とされました。残った1人はどうなったのか、作中では明確に描写されていません。サンタクロースが死亡したあとも、残り1人の使い道がわからなかったため、読者のさまざまな憶測が浮上しました。

サンタクロースは「1人は趣味だ」と意味深な言葉を残しています。最後の1人は、次のサンタクロースを引き継がせるつもりだったとも考察できるでしょう。または、新たに精巧な人形を作ろうとしていた可能性もあります。美男美女を揃えたのは、サンタクロースを引き継ぐものは、なるべく美しいほうが良かったのかもしれません。

考察③サンタクロースは悪魔ではない?

サンタクロースの正体は悪魔ではないという説も、読者の中で浮上しています。なぜなら、作中で自身の正体を「人形の悪魔の契約者」とも名乗っていたためです。サンタクロースが死亡しても、結局本当の正体は明確にされませんでした。ただ、闇の悪魔の肉片を取り込むと、人形の化け物に変化したことから、普通の人間ではないでしょう。

正体が「人形の悪魔」そのものであれば、他の悪魔と契約することは不可能だといえます。過去に早川アキが、魔人と悪魔は契約を交わせないと言っていました。しかし、「契約者」であれば、人間が悪魔の肉片を取り入れて、パワーアップできるのも不自然です。サンタクロース(人形の悪魔)と契約した者は、人間と人形の境目が薄れているのかもしれません。そして、限りなく人形の悪魔と近い人間であったと考察できます。

デンジも悪魔と融合した人物ですが、サンタクロースはさらに概念的な一体感がある印象です。トーリカの師匠は、「世界中に存在する全ての人形がサンタクロースだ」と語っていました。もしかすると、彼女も誰かから引き継いだ、何代目かのサンタクロースだった可能性もあります。そして、サンタクロースにとっては、すでに人間は意味をなさない存在になっていたのだと考察します。

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チェンソーマンのサンタクロースのかわいいシーンや名言

チェンソーマンに登場するサンタクロースの正体が、かわいいトーリカの師匠だったと明かされて、驚いたファンも多くいました。師匠は見た目だけでなく、言動もかわいいシーンが多くあります。ここでは、サンタクロースの正体であったトーリカの師匠のかわいいシーンや名言をまとめています。

サンタクロースのかわいいシーン

かわいいシーン①遊園地の乗り物を楽しむ姿

第59話でサンタクロースは、弟子のトーリカにデンジの殺害を任せます。そして、自身は遊園地で、象の乗り物に腰かけて待っていました。これから何が起こるのか、すでに知っている様子です。ちょこんと座っている姿が、非常にかわいいと評判のシーンとなっています。一方、デンジたちは多くの人形たちに囲まれて大混戦中で、かわいいサンタクロースとは対象的なシーンとなりました。

かわいいシーン②闇の悪魔の肉片を見て頬を赤らめる

サンタクロースが人間としてかわいい姿が見れる、最後のシーンとなります。第64話で闇の悪魔の肉片をやっと手に入れて、興奮して頬を赤らめている様子がかわいいと話題になりました。肉片を取り入れれば、マキマを倒せるほどの強さが増大し、再生能力も獲得できるのです。

ちなみに、この後はかわいい姿から想像できないほどの、気持ち悪い姿に変化します。腕の数が増えて、胴体などの色も濃くなり、人間の頭で足が構成されている見た目です。かわいい姿とはかけ離れたサンタクロースを見たデンジも「ちょっとキモくなってんじゃねぇか?」と言っていました。

サンタクロースの名言

名言①「ここに人がいなかったら…」

デンジに接近するため、サンタクロースは彼が立ち寄ったハンバーガーショップに入店します。そして、生まれて初めてハンバーガーを食べました。あまりにも美味しく感動したため、思わず口にした名言です。ハンバーガーショップに入る直前まで、呪いの悪魔の能力でデンジを追い詰めた人物とは思えないほど、かわいいシーンでした。無邪気なサンタクロースに、普段は無表情のトーリカも思わず笑みを浮かべます。

圧倒的な強さを持つデビルハンターとしての一面と、まるで少女のようなかわいい一面を持つサンタクロースの二面性が描かれたシーンです。他にも、おじいちゃんの人形を殺したとき、「バイバイおじいちゃん」と手を振らせて別れの言葉をかけるなど、ひょうきんな言動をすることもあります。サンタクロースの残虐な行為と、天然でかわいい言動の大きなギャップが印的象です。

ここに人がいなかったら踊り出したいおいしさです!

名言②「素晴らしいです…」

闇の悪魔の肉片を食べたサンタクロースは、闇の力を手に入れました。かわいい人間の姿を捨てて、奇妙な異形の姿に変身した際に、初めて放った名言です。このセリフから、闇の力を全て理解するつもりでいたことが考察できます。

しかし、宇宙の悪魔であるコスモにとっては、図書館の本の1ページにも満たないそうです。その後、サンタクロースはコスモに森羅万象を流し込まれて、精神崩壊しました。最後はハロウィンのことしか考えられなくなり、死亡するという末路の前振りのようなセリフでもあります。

素晴らしいです、全てを理解していきます

Thumb【チェンソーマン】ポチタは死亡した?最後のシーンや復活・再登場の可能性を考察 | 大人のためのエンターテイメントメディアBiBi[ビビ]

チェンソーマンのサンタクロースに関する感想や評価

サンタクロースの正体であるトーリカの師匠が、かわいいという感想が多くありました。 また、大変かわいい女性の正体がサンタクロースだったとは、考えもしなかったという声もあります。4回刺したら殺せる釘を誰にも気づかれず、デンジに3回刺したのがスゴイという感想も上がっていました。また、 殺そうと思えば殺せたのにもかかわらず、最後の1回はトーリカに任せるところが、サンタクロースのヤバさという声もありました。

トーリカの師匠は非常に好みのキャラデザインだったけれど、正体が暴かれ気持ち悪い姿になっていくのが、悲しかったという感想がありました。また、かわいい面もあったため、「ハロウィン、ハロウィン」と言って燃えて死亡する様子は、虚しかったという声も上がっています。サンタクロースは闇の悪魔の力を手に入れたため、化け物みたいな姿になります。美しかったときの師匠を、返してほしいと嘆くファンもいました。

誰もがサンタクロースの正体は、ドイツのおじいちゃんと思っていました。ところが、真の正体はトーリカの師匠だったのです。そのことが判明すると、「完全に騙された」と驚きの声が多く上がりました。ドイツのおじいちゃんも、サンタクロースが作り上げた非常に精巧な人形だったのです。

作中でも、ドイツ政府をはじめ世界中の人々が、サンタクロースの正体について騙されていた様子でした。おじいちゃんは最終的に死亡して、サンタクロースが闇の悪魔に差し出しています。

サンタクロースは弟子のトーリカに、罪悪感を持たせようとしていました。人間のさまざまな感情を持たせることによって、より精巧な人形に変えられるためです。そのような2人の関係の構図が、マキマがデンジに疑似家族を持たせようとしていた構図に似ていると、考察するファンもいました。

マキマが最も警戒するサンタクロースでさえも、闇の悪魔の力を借りないと倒せないとは、彼女がどれほど強いのかがわかるという感想がありました。また、もしもサンタクロースがマキマを倒していたら、最も厄介な存在になるだろうと考察する人もいます。サンタクロースが闇の悪魔の肉片を取り入れてパワーアップしたのであれば、マキマの血を分け与えられたデンジも超パワーアップしてほしいという声もありました。

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チェンソーマンのサンタクロースの正体まとめ

チェンソーマンのサンタクロースの正体は、トーリカの師匠でした。当初はドイツのおじいちゃんが、サンタクロースの正体と思われていました。しかし、おじいちゃんはトーリカの師匠が操っていた、非常に精巧な人形だったのです。サンタクロースは、呪いの悪魔、人形の悪魔、地獄の悪魔、闇の悪魔と契約をしました。そして、闇の力を手に入れて、さらにパワーアップします。

しかし、最後は精神攻撃を受けたことで、燃えながら消滅し死亡しました。チェンソーマンの物語の中で、サンタクロースが登場する章は、非常に面白いといわれています。正体についても意表を突かれるなど、目が離せない展開が繰り広げられました。サンタクロースの活躍にも注目しながら、チェンソーマンを楽しんでみてください。

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