【ワンピース】新型パシフィスタ・セラフィムの強さを考察!七武海との関係は?

伏線の多い作品として知られるワンピースの中でもその登場が衝撃的だったとされるのがセラフィムです。新型パシフィスタとして登場したセラフィムですが、その見た目や能力はミホークなどの七武海をベースにしたものになっており、関係性が考察される結果になっています。今回はワンピースに新たに登場したセラフィムについて、強さや七武海との関係性、開発者であるベガパンクについてなどネタバレありでまとめて紹介していきます。

【ワンピース】新型パシフィスタ・セラフィムの強さを考察!七武海との関係は?のイメージ

目次

  1. ワンピースの新型パシフィスタ・セラフィムとは?
  2. ワンピースのセラフィムと七武海の関係をネタバレ
  3. ワンピースの登場したセラフィム一覧
  4. ワンピースのセラフィムの強さや謎を考察
  5. ワンピースのセラフィムを作ったベガパンクを考察
  6. ワンピースのセラフィムに関する感想や評価
  7. ワンピースのセラフィムまとめ

ワンピースの新型パシフィスタ・セラフィムとは?

最新のワンピースの中でも衝撃の存在として登場したのが新型パシフィスタのセラフィムです。この記事ではセラフィムについて2022年12月時点で明らかになっている事をネタバレありでまとめて紹介していきます。

ワンピースの作品情報

ワンピースの概要

セラフィムが登場するワンピースは1997年から週刊少年ジャンプにて、尾田栄一郎先生が連載している海洋冒険漫画です。ジャンプらしい王道なテーマを掲げると同時に、壮大な世界観や伏線が高い人気を獲得している漫画になっています。2022年11月時点で、単行本が104巻発売しており、その累計発行部数は国内で4億1000万部を突破するなど、国内外の出版記録を保持・更新している作品になっています。

海外でも非常に人気の高い作品で、海外だけで累計発行部数1億部を突破するなどしており、ギネス記録にも認定されるなど人気と共に評価も非常に高い作品になっています。メディアミックス展開についても積極的に行われている作品で、1999年から2022年12月現在まで放送が続いているアニメ、劇場版映画などを筆頭に、小説化や絵本化、ゲーム化、舞台化など幅広いメディアで展開されています。

ワンピースのあらすじ

海賊王を目指す少年モンキー・D・ルフィは東の海(イースト・ブルー)を飛び出し、偉大なる航路(グランドライン)に仲間を増やしながら進んでいきます。ワノ国にてカイドウとビッグマムを倒した麦わらの一味ですが、その裏では世界で様々な出来事が起こっていました。その1つが世界会議で行われた七武海制度の撤廃でした。そんな根幹を変える仕組みのきっかけになったのがこの記事で紹介するセラフィムの存在でした。

パシフィスタとは?

そもそもセラフィムは新型のパシフィスタであるとされています。パシフィスタは海軍の科学者であるDr.ベガパンクが開発したサイボーグです。元々はバーソロミュー・くまを改造したデータを流用している為、容姿はくまと瓜二つになっています。製作には軍艦1隻分かかると言われています。完全に機械のように見えて、血を吐くシーンがあるなどある程度生物としての要素も持ち合わせています。

その戦闘能力は、クローン元になっているくまと近いものの、黄猿の使用するレーザーなど、くまを元にしたわけではない能力も持っていたりします。その強さは、シャボンディ諸島時点での麦わらの一味が全員でバテバテになるまで攻撃してようやく機能停止する程など、頑丈な体も持ち合わせています。パシフィスタ自体は偉大なる航路前半の海までであれば、最強の存在とも言えました。

しかしネタバレすると新世界編では麦わらの一味の噛ませ犬のような存在として扱われるなど、新世界編序盤においてそのまま海軍の戦力になるような強さは持ち合わせていませんでした。そのため、魚人島以降のエピソードではパシフィスタは登場する事はなくなっていました。

セラフィムとは?

そんなパシフィスタの新型としてワンピース作中に登場したのがセラフィムです。製作者は変わらずDr.ベガパンクで、本人曰く「科学の最高峰」「この海の歴史上最強の人類」であるとされています。これまで、「海軍本部」「王下七武海」「四皇」と言われていたワンピース世界の三大勢力のうち、王下七武海に取って代わるだけの戦力になるとされており、王下七武海制度が撤廃される要因にもなりました。

その見た目は2022年12月時点で4体の存在が判明していますが、その4体の見た目はいずれも現在、或いは過去に王下七武海に所属していた事があるくま、ミホーク、ハンコック、ジンベエの幼い頃を彷彿とさせる見た目をしています。加えて、黒い羽根、白髪、褐色肌、背中から噴出し続ける炎というルナーリア族の特徴を持ち合わせています。

ONE PIECE.com(ワンピース ドットコム)

ワンピースのセラフィムと七武海の関係をネタバレ

七武海とは?

そもそも王下七武海は世界政府が公認した7人の大海賊の総称です。大海賊時代の到来に、海軍だけでは手が回らなくなった事から設立され、その存在が他の海賊の抑止力になる事が狙いとなっています。王下七武海に選ばれると懸賞金は撤廃され、さらには条件はありつつも他の海賊や世界政府未加盟国からの略奪なども認められるなどしています。

しかし元々が海賊である事もあって世界政府の命令すらも無視する例も多くなっている他、ワンピース作中でルフィ達が暴いたように王下七武海を隠れ蓑にして犯罪行為を行うような例も珍しくなかった為、海軍内部にはその制度自体を疑問視、危険視する声も多くなっていました。

ワンピース作中でも加盟や脱退が繰り返されるなど人員の入れ替えは激しいです。これまでに七武海に所属した事がある海賊としては、ミホーク、クロコダイル、ドフラミンゴ、くま、モリア、ハンコック、ジンベエ、ティーチ、ロー、バギー、ウィーブルなどの名前が明らかになっています。また過去にはネタバレされた要素としてはエースにも勧誘がきていた事がネタバレされています。

セラフィムは七武海のクローンだった?

そんな王下七武海とセラフィムの関係性ですが、王下七武海の血統因子を用いる事で作られたのがセラフィムである事がネタバレされています。ネタバレされているのは、くま、ハンコック、ジンベエ、ミホークの4人を元にしたセラフィムです。

中にはクローン元になった能力を再現したものの保持しているセラフィムもいますが、ベガパンクいわく能力を複製できるのはパラミシア系だけであり、逆にいえばパラミシア系であれば元になった者以外の能力も付与する事が可能になっています。ただ血統因子を取った時点のクローンというわけではなく、そこから成長させる必要があると考えられ、その容姿は元になった七武海の者の幼少期と思われる見た目をしています。

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ワンピースの登場したセラフィム一覧

セラフィム①くま型「S-ベア」

パシフィスタのベースにもなっているバーソロミュー・くまをベースにしていると思われるのが『S-ベア』型です。他のセラフィムに比べると見た目が元になったくまに最も近いですが、輪郭に丸みがあり、顔立ちも幼いなどしています。詳細は不明ながら、おそらくこの『S-ベア』型がセラフィムの中でも最初に作られた為に他より成長しているのではないかと考察されています。

「S-ベア」型はオリジナルのくまと同様にニキュニキュの実の能力を保持している事もネタバレされています。

セラフィム②ハンコック型「S-スネーク」

2体目のセラフィムがハンコックをベースにした『S-スネーク』型です。ベースになっている七武海のうち、元々幼少期の姿が描かれていた唯一の存在であり、その姿はルナーリア族の特徴を除けば幼少期のハンコックそのものになっています。その姿にはワンピース作中で対面した本物のハンコックの妹であるサンダーソニアをもって「子供の頃の姉様にそっくり」と言わしめる程にそっくりです。

通常のセラフィムの戦闘能力に加えて、ハンコック自身の能力であるメロメロの実の能力も持っており、相手を石化させる能力を持っています。また命令には従うものの、無感情ではなく、感情も表情もあり言葉を話す事もできる事も明らかになっており、口調もハンコックそのものである事もネタバレされています。

セラフィム③ミホーク型「S-ホーク」

ワンピース本編で直接描かれた事はないものの、SBSで描かれたミホークの幼少期の姿をしているのが『S-ホーク』型です。まだ描写は多くはないものの、ミホークが使用する黒刀「夜」に似た長剣を扱っている描写があり、その斬撃はアマゾン・リリーの地形を崩してしまう程の破壊力を持っています。

ただしネタバレしたようにミホークを模した剣術を使用するためか、他のセラフィムとは違いレーザーを使用するシーンは描かれていません。これが使用していないだけで機能としては持っているのか、ミホークの剣術を再現する為に搭載していないのかは不明になっています。

セラフィム④ジンベエ型「S-シャーク」

現在は麦わらの一味の一員になっているジンベエをベースにしたセラフィムが『S-シャーク』型です。ジンベエはかつてアーロンの保釈を条件に七武海入りし、エース処刑の際の協力要請を拒否した為に投獄された経験がありその時に血統因子を取られたものと考えられます。S-シャーク型はジンベエの幼少期の姿ですが、既に体型はジンベエに匹敵するほどに大きなものになっています。

通常のセラフィムの特徴に加えて、既に地面を隆起させるほどの怪力を持ち魚人空手も使用できます。またドフラミンゴ海賊団の一員で、ドフラミンゴと共にインベルダウンに収容されたセニョール・ピンクの悪魔の実の能力、『スイスイの実』の能力を与えられているのも特徴となっています。これにより、陸上でも魚人の高い戦闘力をフル活用できるようになっていたりします。

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ワンピースのセラフィムの強さや謎を考察

セラフィムの強さや能力

セラフィムにはそれぞれ元になったキャラクターの能力を持っていたりします。加えてその前提として、アマゾン・リリーの戦士らが攻撃してもかすり傷1つ負わない程の頑丈な体を持っています。またベースになったパシフィスタ同様に、黄猿の能力を元にしたレーザー攻撃も搭載されている事もネタバレされています。その強さはアマゾン・リリーに居合わせた黒ひげが思わずヤミヤミの実の能力を使って動きを止める程です。

セラフィムがルナーリア族の特徴を持つ理由

セラフィムは七武海を元にしていますが同時に、ルナーリア族の特徴を持ち合わせています。2022年12月現在、ワンピース作中ではその理由は明確には描かれていませんが、単純に考えればルナーリア族の血統因子を用いている為であると考えられます。

ワノ国編において、カイドウの部下の1人になっているキングが少年の頃には政府の人体実験を受けていた事がネタバレされている為、彼の血統因子がベースにあるのではないかと考察する声もあります。セラフィムにルナーリア族の特徴を持たせているのには、単純に強さを求めた説や、ルナーリア族の血統因子を使用する事で安定させている説などの、強さ以外の理由もある可能性などが考察されています。

登場セラフィムの選定理由は?

2022年12月時点ではくま、ミホーク、ジンベエ、ハンコックを元にしたセラフィムが登場していますが、登場しているのがこの4人を元にしたセラフィムである事にも何か理由があるのではないかとも考察されています。元になった4人には元七武海という以外にも、ルフィに対して少なからず好意を持っている点も共通しており、或いは世界政府の命令を無視してルフィ達に協力するような事もあるのではないかとも考察されているのです。

ただしこれには別の考察もあり、セラフィムにも感情がある事が明らかになっている事から『他のセラフィムは制御できないのではないか』という考察なども行われています。登場していない七武海は登場しているくま、ミホーク、ジンベエ、ハンコックとは対称的にルフィと敵対関係になった者も多くなっており、敢えてこの4人が選ばれた理由が気になるという声も多くなっています。

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ワンピースのセラフィムを作ったベガパンクを考察

ベガパンクのプロフィール

そんなセラフィムを作り出したのがDr.ベガパンクです。海軍科学者のリーダーであり、「世界最大の頭脳を持つ男」とも呼ばれていた存在です。連載初期から名前は何度も登場していたものの、本人はなかなか登場せず、連載25年を越え、ワノ国編の次のエピソードであるエッグヘッド編にてついに本人が登場しました。

その他、明らかになっているプロフィールとしては、年齢は新世界編時点で65歳、出身地は偉大なる航路カラクリ島のバルジモア、誕生日は8月9日で星座はしし座である事が明らかになっています。また本人が登場した事で、ベガパンクがノミノミの実の能力者であり、肩書になっている「世界最大の頭脳を持つ男」が物理的に脳が大きい事が明らかになっています。

ベガパンクの性格

ベガパンクは普段は比較的良識的で、ノリも良い好々爺といった性格をしています。また基本的には生粋の正直者で、自分の意見を曲げない頑固さを持ち合わせています。研究者としては徹底した完璧主義者であり、自身が関わった研究には一切の妥協を許さず、他の者が見れば大成功のものであっても、ベガパンク自身が納得出来なければ大失敗と烙印を押してしまったりします。

ただ本人登場前からネタバレされていた情報から読者の間では、少なくとも倫理観においては一般的なソレとはかけ離れている可能性が高いと考えられています。

ベガパンクの過去

ベガパンクは元々偉大なる航路の冬島である「未来国バルジモア」で生まれました。そこでは2つの研究所を持ち、文化的発明と軍事的発明をそれぞれ行っていました。バルジモアを飛び出した後は『無法の研究チーム』に所属し、そこで世紀の大発見であり、その後様々な要因に繋がっている「生物の血統因子」を発見するに至ります。しかしその研究が政府から危険視された事で逮捕される事になってしまいました。

その後は現在に至るまでおよそ20年の間、海軍所属の研究者として活躍しており、パンクハザード研究所の所長を務めた後、海軍特殊科学班SSGの班長を務めていました。

ベガパンクの研究内容

ベガパンクは実に多彩な研究を行っており、その研究成果も多岐に渡っています。ワンピース作中で明らかになっている中でも世紀の大発見とされているのが上記でもネタバレしセラフィムの開発にも関わっていると思われる血統因子の発見です。それ以外にも『海楼石の利用方法の確立』『悪魔の実の伝達条件の解明』『物に悪魔の実を与える新技術』『人工悪魔の実の開発』『人工生物の生成』などが明らかになっています。

さらにはエッグヘッド編においてそれまで描かれていなかった研究成果として『海獣兵器』や『ホログラム』、『未来式の衣装』『ビームサーベル』『反重力』『人工の空島』『島エアコン』『無人調理器』なども明らかになっています。加えて、忙しすぎるベガパンクの人手を増やす目的で、個性的な分身である『猫(サテライト)』を作成している事も明らかになっています。

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ワンピースのセラフィムに関する感想や評価

ここからは既にワンピースを視聴した人のセラフィムに関する感想をネタバレありでまとめて紹介していきます。セラフィムはベースの強さもおかしいという声が多い一方で、悪魔の実の能力再現に加えて、本人が後天的に身に着けた悪魔の実に由来しない能力までも再現出来ているのがヤバすぎるという声が多くなっています。特に目立ったのが『S-ホーク』の剣術で、ミホークの剣術を再現したであろう剣術まであるのが強すぎると言われています。

元々セラフィムの登場自体はあからさまとも言える伏線が多かったものの、まさか元七武海のクローンが登場すると想像した読者は多くありませんでした。それに加えてミホークの剣術のような技術に由来する強さまでも持ち合わせているのは果たしてどこまで再現出来ているのか気になるとも言われています。

またセラフィムに感情がある事に驚いたという感想も多くなっています。前身となったパシフィスタには感情はなく、完全に命令に従うだけだったのが、セラフィムは感情も表情もあり、しかもそれが元になった人物にかなり近いのには何か意味があるのではないかとも考察される結果になっているのです。ベガパンクが何故パシフィスタからセラフィムを作り出す際に感情を追加したのか気になるとする感想も多くなっています。

これまでもベガパンクは完全に海軍に従順というわけではなく、独自の考えで動いている描写もありました。そのため、実は感情をもたせた事にベガパンクなりに、何か意味があるのではないかと考察する声も見られる結果になっています。加えて2022年12月現在登場しているセラフィムが、どちらかといえば麦わらの一味に良いイメージを持っている七武海を元にしているのにも意味がありそうとする考察もあります。

2022年12月現在、登場しているセラフィムはジンベエ、ミホーク、ハンコック、くまの4人をベースにしたものだけですが、海軍が他にも作っている可能性は高く、今後、他の七武海や七武海に相当する強さを持った海賊などのセラフィムが登場する事もあるのではないかと考察されています。

特に登場したら強さなどがヤバそうとされているセラフィムがカイドウのセラフィムです。カイドウは過去に海軍に捕縛され、人工悪魔の実を作られている事から血統因子を取られている可能性が高くなっており、セラフィムが出来ていてもおかしくないとされています。また2022年12月時点では登場していない残りの七武海経験者のセラフィムが登場しても麦わらの一味と敵対する未来しか見えないとされています。

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ワンピースのセラフィムまとめ

ワンピースに新登場したセラフィムは新型のパシフィスタとして投入された海軍による最新の兵器です。2022年12月現在は元七武海のくま、ミホーク、ハンコック、ジンベエを元にした者が登場しており、パシフィスタと違って感情を持っていたり、ルナーリア族の特徴を持っていたりと様々な点が異なっています。最終章に突入したと言われるワンピースにおいて大々的に登場したセラフィムなので今後の活躍や登場にも期待が集まっています。

セラフィムはまだまだ登場したばかりで、不明点や謎も多く、2022年12月現在登場している4体のセラフィム以外にも七武海や四皇などをモチーフにしたセラフィムが登場する可能性も考察されるなどしています。既に登場しているセラフィムにもまだまだ謎が多いので今後ワンピースを読む際にはセラフィムに注目しながら読んでみる事をオススメします。

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