2020年05月25日公開
2020年05月25日更新
【ワンピース】王下七武海制度が撤廃された理由は?ハンコックなどメンバーの今後は?
『ワンピース』の王下七武海制度が撤廃された理由について多くのファンが注目しています。ネット上では七武海のハンコックやミホーク、バギーなどのメンバーの今後についても気にされているので、王下七武海制度が撤廃された理由や今後の展開、影響なども注目ポイントとなっています。今回は『王下七武海制度』の撤廃などについて、現在のメンバーのその後やなぜ撤廃されたのかという事について紹介していきましょう。
目次
王下七武海制度とは?
出典: http://onep.jp
『王下七武海』は『ワンピース』の中でもとりわけ存在感を放っているキャラクター達であり、圧倒的な実力と影響力でストーリーの中でも重要な役割を果たしています。そんな七武海がなぜ撤廃されたのか?その理由を見ていく前に、ここでは『ワンピース』の基本情報と王下七武海制度の概要などを紹介していきます。
ワンピースの作品情報
『ワンピース』は『七武海』をはじめ、『悪魔の実』や『覇気』など数多くの魅力的なキーワードを生み出したことで高く評価されている作品です。世界中で多くのファンを獲得している作品として知られているので、ここでは『ワンピース』の概要や簡単なあらすじなどを見ていきましょう。
ワンピースの概要
累計発行部数4億7000万部以上のメガヒット漫画『ワンピース』は、アニメも絶好調のコンテンツとして知られています。世界中にファンを生み出し、脅威の売り上げを誇っている作品としてギネス記録にも認定されています。
ワンピースのあらすじ
小さな村の少年モンキー・D・ルフィは、村に駐留していた海賊「赤髪のシャンクス」に憧れ、海賊を志していました。ある日、シャンクスたちと酒場にいたルフィは彼らが持っていた『悪魔の実』を食べて、『ゴム人間』となってしまいます。
王下七武海制度の概要
『王下七武海制度』は世界政府によってその存在を容認されている7人の海賊たちであり、略奪品を一定の割合政府に収めることで海賊行為を許可されるという特徴があります。『海軍本部』、『四皇』と『三大均衡』と言われており、その戦闘力や海賊への影響力は計り知れないものがあります。
王下七武海制度の功罪とは?
王下七武海制度とは特権を与える代わりに、政府の意向に従わせ海賊たちを抑制するという効果があります。部下達も含め恩赦と不逮捕特権の2つが七武海には与えられており、この制度によって「世界の海の安定に寄与」していたと認識されています。しかし、クロコダイルやドフラミンゴといった一部の七武海が制度を悪用し、国家を転覆させようとしても海軍は手が出せないという悪循環を生みました。
王下七武海制度が撤廃された理由はなぜ?
ここからは王下七武海制度が撤廃されたのはなぜかという疑問に迫ります。長らく世界に均衡を守ってきた『王下七武海制度』は『世界会議(レヴェリー)』で撤廃されることが決まりました。クロコダイルに国を倒されかけたアラバスタの王・コブラとドフラミンゴに国を掌握されたドレスローザの王・リク王、そして大将『藤虎』によって提案され、大多数の賛成を持って王下七武海制度は撤廃されました。
撤廃された理由①ジョーカーがいなくなった
長年続けられていた七武海制度がなぜ撤廃されたのかは闇のブローカー「ジョーカー」ことドンキホーテ・ドフラミンゴがいなくなった事が大きく関係していると言われています。ジョーカーは世界中の海賊や闇社会の住人に影響力があり、世界政府や各国の王たちにも裏で関係しています。
七武海制度はドフラミンゴにとってかなり有効なポジションであったため、ドフラミンゴに弱みを握られている王たちは撤廃に反対せざる終えない状況だったと考えられます。しかしドフラミンゴは捕まったため、王たちはジョーカーの呪縛から解放されました。そして、各国の王たちは気兼ねなく撤廃に賛成したという理由も指摘されています。
撤廃された理由②世界の均衡を崩すことであるべき姿に
なぜ撤廃されたかのカギを握っているのは海軍大将・藤虎です。『三大勢力』の均衡は世界に安定をもたらしていますが裏では略奪が認められた海賊が横行して、世界は均衡を守るために見て見ぬふりをする状態が続いていました。大将・藤虎は元々海兵ではないので、こうした世界政府の姿勢に違和感を持ち、世界の均衡を崩すことであるべき姿にするという強い意志を持って『七武海制度撤廃』を推進していました。
撤廃された理由③ルフィ側についてもらう
なぜ撤廃されたのかという理由にはルフィも関係しています。七武海の中には麦わらの一味と関係の深い海賊も何人かいます。そうした強大な戦力が海賊に戻れば、大海賊へと成長した麦わらの一味と手を組むという可能性はあります。「四皇」を相手にするには、七武海クラスの戦力は必ず必要となってきます。藤虎もルフィのことを気にかけていたために、七武海と麦わらの一味の関係性を考慮に入れたとも考えられています。
王下七武海制度が撤廃されたメンバーのその後や今後
これまではなぜ王下七武海制度が撤廃されたのかの理由などを見てきましたが、ここからは王下七武海制度が撤廃された後のメンバーのその後や今後などを見ていきましょう。さらにすでに脱退しているメンバーの今後にも注目が集まっているので、彼らのことも簡単に紹介していきます。
メンバーのその後①ジュラキュール・ミホーク
王下七武海メンバーのその後①は『鷹の目』ジュラキュール・ミホークです。ミホークは制度撤廃を予測しており、海軍が討伐しにきても笑みを浮かべて楽しむ様子を見せていました。ミホークの実力であれば、海賊に戻ってもまったく問題ないと言われています。
メンバーのその後②ボア・ハンコック
王下七武海メンバーのその後②は『海賊女帝』ボア・ハンコックです。ボア・ハンコックは圧倒的な強さを誇る海賊であり、七武海撤廃後はコビーたちが討伐に送り込まれました。しかし、圧倒的な戦力を誇る九蛇海賊団の船長・ハンコックは余裕の笑みを浮かべています。
メンバーのその後③エドワード・ウィーブル
王下七武海メンバーのその後③は『白ひげの息子』ことエドワード・ウィーブルです。ウィーブルは最も新しい七武海のメンバーでしたが、王下七武海制度撤廃後にはウィーブルは海軍に囲まれてうろたえています。しかし、すぐに反撃に切り替え、逃亡犯になったと見られています。
メンバーのその後④バーソロミュー・クマ
王下七武海メンバーのその後④は『暴君』バーソロミュー・クマです。クマはすでに政府によって『人間兵器』にされているので、その人格はこの世にはありません。したがって、王下七武海制度撤廃後にはパシフィスタとして政府の兵器になると考えられています。
メンバーのその後⑤千両道化・バギー
王下七武海メンバーのその後⑤は『千両道化』バギーです。『マリンフォード頂上戦争』で最も出世した男であるバギーですが、撤廃後は海軍に囲まれてうろたえた様子を見せています。その後、バギーと海軍は全面抗争となっており、バギーが今後どういう行動をとるかは謎のままです。
メンバーのその後⑥ドンキホーテ・ドフラミンゴ
王下七武海メンバーのその後⑥は『天夜叉』ドンキホーテ・ドフラミンゴです。ドフラミンゴは制度撤廃となったきっかけを作っており、現在はインペルダウンに幽閉されています。あらゆるところにコネがあるため、出所する可能性も少なくありません。さらにドフラミンゴ自身は天竜人からの暗殺の可能性も口にしています。
メンバーのその後⑦トラファルガー・ワーテル・D・ロー
王下七武海メンバーのその後⑦は『死の外科医』トラファルガー・ワーテル・D・ローです。ローはルフィと海賊同盟を組んだことで七武海を除名されています。現在は『ワノ国』でカイドウと交戦しているので、撤廃の影響はほとんど受けません。
メンバーのその後⑧サー・クロコダイル
王下七武海メンバーのその後⑧はサー・クロコダイルです。『王下七武海制度撤廃』の原因の一つを作ったクロコダイルですが、インペルダウンを脱獄後はミスター1と共に『新世界』にいると見られています。
メンバーのその後⑨ゲッコー・モリア
王下七武海メンバーのその後⑨はゲッコー・モリアです。ゲッコー・モリアはマリンフォード頂上戦争でドフラミンゴとパシフィスタの急襲を受けて、瀕死になってしまいました。何とか逃げ延びていたものの、モリアは部下を黒ひげに殺されて、黒ひげのアジトである海賊島『ハチノス』に乗り込み、その後にどうなったかは不明となっています。
政府はパシフィスタ軍団を送り込む?
政府はパシフィスタ軍団を送り込んで王下七武海のメンバーを一掃する可能性も見ています。王下七武海の撤廃にはパシフィスタが完成したことも大きく関係しています。七武海に匹敵する戦力を得たと政府は考え、パシフィスタ軍団の性能をアピールするために七武海にパシフィスタ軍団を送り込む可能性が指摘されています。
今後の世界の均衡はどうなる?
『王下七武海』がいなくなった海はさらに荒れると言われています。勢力均衡は崩れ、『カイドウ』と『ビッグマム』の同盟を止める戦力もいなくなります。そのため今後の世界の均衡は全く予測できなくなるとドフラミンゴや黒ひげなども予想しており、『覇権争い』が始まると語っています。
王下七武海制度のメンバー変遷や歴史
ここからは王下七武海制度のメンバー変遷や歴史を簡単にまとめていきましょう。ここ数年、七武海のメンバーは目まぐるしく変わっており、その変遷にも注目が集まっています。
メンバー変遷や歴史①2年前のアラバスタ編までの七武海
2年前の『アラバスタ編』までの七武海はミホーク、クロコダイル、ドフラミンゴ、くま、モリア、ハンコック、ジンベエの七人です。初めに登場したのはミホークでゾロとの対決は今でも名シーンとして語り継がれています。次はアーロンを解き放った極悪人としてジンベエが名前だけ登場し、グランドラインに突入するとクロコダイルが登場しました。クロコダイルをルフィが打ち取り、欠員が出たことで時代は大きく動きます。
メンバー変遷や歴史②頂上戦争時
クロコダイルがいなくなった後に、追加で七武海入りを果たしたのは『火拳のエース』の身柄と引き換えに加入が認められた『黒ひげ』マーシャル・D・ティーチでした。そして、ミホーク、ドフラミンゴ、くま、モリア、ハンコック、ジンベエ、ティーチの七人で『マリンフォード頂上戦争』を迎えます。この時は黒ひげは政府の裏切り者として、ジンベエは白ひげ側として参戦しています。
メンバー変遷や歴史③2年後の新世界編
『マリンフォード頂上戦争』後、すぐに実力不足ということでゲッコー・モリアが政府によってその座を追われます。そして、ジンベエ、黒ひげは資格をはく奪され、新たに頂上戦争で目立った活躍を見せた『道化のバギー』と100人の海賊の心臓と引き換えに加入した『死の外科医』トラファルガー・ロー、さらに『白ひげの息子』を自称するエドワード・ウィーブルが加入します。
さらに、ドレスローザで『麦わらのルフィ』がドンキホーテ・ドフラミンゴを討ち取り、ルフィと同盟を組んだトラファルガー・ローもはく奪され、撤廃前の七武海は五人となってしまいました。
王下七武海のメンバーあと一人はエースだった?
『火拳のエース』は海賊となって白ひげと出会う前に、その強さから『王下七武海』への加入を打診されていました。しかし、エースはこれを固辞しています。これはマリンフォード頂上戦争から二年ほど前の出来事とされているので、本来であれば七武海に入っていてもおかしくはありませんでした。
王下七武海制度に関する感想や評価
ここからは王下七武海制度に関するネット上の感想や評価などを見ていきましょう。『王下七武海』のメンバーや制度撤廃などはネット上でも大きな話題となっており、王下七武海制度に関する感想や評価はネット上では数多く見つけることができます。
王下七武海は人気キャラクターばかり!
七武海は人気根強いね〜(*´ω`)
— りんせんせー (@Li_N_OUO) July 4, 2016
コーギーがすき!
王下七武海は人気キャラクターばかりと言われています。ゾロの師であるミホークやルフィに恋する海賊女帝ボア・ハンコックなど作中でもトップクラスの人気を誇るキャラクターが多いことでも知られています。ネット上には『七武海はかなり人気のキャラクターが多くいるよな』という声や『七武海は人気根強いね』という声などが挙がっています。
王下七武海制度撤廃で混乱は必至?
ワンピース世界会議で世界情勢動きまくってんな……七武海撤廃とかサボ死亡説の上にカイドウとビッグマムの同盟までニュースとして出てくるって世界情勢めちゃくちゃに混乱するぞ
— 新古兵426番 (@NWJP_FJ_R2) September 21, 2019
王下七武海制度撤廃で混乱は必至との声も多くあります。世界のバランスが崩れ、今後の展開も予想がつかないことになっています。ネット上には『七武海がなくなったら三大勢力はどうなるんだろう?』という声や『なぜ撤廃されたんだろう?世界情勢めちゃくちゃに混乱するはず』という声などが挙がっています。
元七武海となったキャラクターの今後も気になる!
ワンピースの王下七武海の今後ってどうなってしまうんや? https://t.co/0zxlz4dIkb pic.twitter.com/SukDdax7XI
— 「アニラボ」「スマラボ」管理人 (@anineta_labo) September 25, 2019
撤廃によって追われる立場となった七武海のメンバーたちの今後の動向にも注目が集まっています。ネット上には『追われるミホークは楽しみだけど、バギーはやばそうだな』という声や『ワンピースの王下七武海の今後ってどうなってしまうんや?』という声などが挙がっています。
王下七武海制度が撤廃された理由まとめ
今回は『王下七武海制度』の撤廃などについて、現在のメンバーやなぜ撤廃されたのかという事について紹介してきました。王下七武海制度がなぜ撤廃されたのかについては多くのファンが疑問に思っており、今後のストーリーにも大きな影響を与えています。なぜ撤廃されたのかについても注目しながら、『ワンピース』をお楽しみください。