【メイドインアビス】レグが白笛で覚醒した理由を考察！正体は奈落の至宝？

メイドインアビスのファンの間で話題のレグの正体に迫ります。メイドインアビスのレグは探窟家のリコに同行しているロボットで、過去に白笛のライザと関係があったことが示唆されています。またリコが手に入れた白笛により覚醒して、危機的状況を打破しました。この記事では白笛での覚醒時の様子から、オーバードとの関係や正体を考察していきます。

レグの白笛による覚醒について掘り下げ行く前に、まずはメイドインアビスの作品情報を紹介します。メイドインアビスは人間とロボットの旅を描いたダークファンタジーアドベンチャー作品です。イラストは可愛らしいと評判で、主人公補正の無いグロテスクなストーリー展開も高く評価されています。

漫画家のつくしあきひとは2012年から、WEBコミックガンマでメイドインアビスの不定期連載を開始しました。年に一度コミックを発売する程度の進行具合でしたが、多くのファンから人気を集めて2017年にはアニメ化されました。その後2022年には、アニメ2期の放送とゲーム化により話題を集めました。

白笛の探窟家の母親を持つリコは、出生を隠して孤児院で暮らしていました。リコは母親のように活躍したいと夢見ており、アビスの浅層を探窟中に少年型ロボットのレグと出会いました。その後アビスの深層から封書と白笛を受け取ったリコは、奈落の底で待っている母親のライザとの再会を目指して本格的なアビス探窟に旅立ちます。

レグは少年の姿をしたロボットです。リコに発見された時には記憶を失っており、主人公の1人ではあるものの正体が判明していません。四肢は金属製ですが、人間を再現した臓器や痛覚が備わっています。また食事をとることも可能ですが、維持する上で必要な行為かどうか分かっていません。

白笛のライザの血を引くリコは、いずれはアビスの底を目指そうと探窟を繰り返していました。ある日アビスの浅層で蛇から救ってくれたロボットを持ち帰り、電気ショックで昏睡状態から復活させました。そしてリコは記憶喪失で名前も思い出せないロボットにレグと名付け、孤児院で匿いながら親交を深めていきました。

好奇心旺盛で活発なリコはアビス関連への執着心が強く、お世話になっていた孤児院では問題児として扱われていました。リコはアビスで発見したレグに研究対象として強い興味を示していましたが、友達のような関係性を築いていきました。積極的なリコは距離感が近く、時折レグは異性として意識してしまい戸惑いの表情を見せていました。

レグはロボットですが、人間のように感情豊かな個体です。リコとは対照的に真面目で純粋な性格をしており、幽霊を怖がったり非常事態に狼狽えてしまうことも多々あります。また表情も非常に豊かで、涙を流したり赤面するシーンも登場します。

レグとオーバードの関係や正体に迫る前に、まずはメイドインアビスの作品情報と簡単なプロフィールを紹介しました。続いてはレグが白笛で覚醒した理由を考察していきます。またレグが白笛で覚醒したシーンをネタバレし、覚醒時の様子について掘り下げていきます。

主人公の1人であるレグは、成れ果て村でプルシュカの白笛が完成から3回の覚醒シーンが描かれました。初の覚醒シーンでは、オオガスミからの逆転劇に貢献しました。またファプタを止める際には白笛の持ち主であるリコに対して、レグから覚醒させるように促していました。

リコは白笛を2つ持っており、1つ目はアビスで探窟中のライザから届いた白笛です。そして2つ目はボンドルドの娘のプルシュカから加工された白笛です。絶命したプルシュカは命を響く石として旅に同行し、成れ果て村でリコの白笛になりました。危機的状況に陥ったリコの力になろうと思念体のプルシュカが声を掛け、白笛の音と共にレグを覚醒させました。

深界五層ではボンドルドが、白笛の音色は遺物の真の役割を引き出す効果があると語っていました。元々レグは頑丈で優れた身体能力を持ち合わせていましたが、白笛の覚醒で更に強大な力を手に入れました。レグの能力や覚醒から、ファンの間では最高峰の遺物であるオーバードだと考察されるようになりました。

オーバード説が浮上しているものの、白笛の覚醒には限度があります。具体的な制限時間については言及されていませんが、危機的状況を打破する間の必殺技のように扱われています。しかしながら白笛の覚醒自体には副作用は無く、存在や方法が明らかとなってからは奥の手として使用されています。

レグの頭部と四肢にある機械部分は、黒で描かれています。しかしながら白笛の覚醒によって、機械部分は白へと変色しました。更にヘルメットのレンズ部分はひび割れのような光を放っており、覚醒の有無が一目で判別出来るようになっています。

メイドインアビスの作品情報と簡単なプロフィールを紹介し、白笛で覚醒した理由に迫りました。続いてはレグの正体を考察していきます。レグは白笛によって覚醒することが判明しましたが、秘境アビスでも希少と言われているオーバードの可能性はあるのでしょうか?

ロボットであるレグの原動力は不明とされていますが、食事だけでなく電力を取り込む必要があると推測されています。深界四層までで消費した電力を補給しようとしたところ、一定量以上の急激な補給によって暴走を引き起こしてしまいました。暴走を経験したレグによると心中には複数名の人格が存在しており、自分以外に主導権を取られた状態だったと語っていました。

レグは純粋な性格をしていますが、少し大人びた言葉遣いをします。少年姿に不釣り合いな「度し難い」は、白笛のライザも使っていた言葉です。そのためファンの間では、記憶喪失以前はライザと関係があったのではないかと推測されてきました。その後ライザと一緒にいるシーンのフラッシュバックが描かれて、長期間にわたって行動を共にしていたと考察されています。

奈落の至宝(オーバード)とはアビスに眠る遺物の中でも非常に希少で、歴史的存在だと言われています。頑丈で高性能なレグの体は、遺物録に記載が無かったり一級以上の部品ばかりで構成されていました。レグの正体が判明していないためオーバードであると確定した訳ではありませんが、レグはオーバードに極めて近い存在だと言われています。

数少ない白笛の1人に、不動卿の異名を持つオーゼンというキャラクターがいます。オーゼンはライザよりも古くから白笛として活躍していましたが、マルルクと出会ってからは深界二層で暮らすようになりました。リコとレグも旅中に出会っており、リコの出生の秘密を告白したり2人に生存訓練を施してくれました。

ファプタは成れ果て村の姫で、イルミューイが最後に産み落とした娘です。欲望の揺籃で村と化したイルミューイの解放と、兄姉を犠牲にした村民への復讐が目的でした。リコに名付けられたはずのレグを初見から「レグ」と呼んでおり、ライザとの関係性やレグの製作者を知っているのではないかと期待されました。しかしながらファプタは親しい間柄ではありましたが、レグの正体までは知りませんでした。

白笛で覚醒した理由について掘り下げ、レグのとオーバードの関係や正体を考察しました。続いてはメイドインアビスの主人公であるレグの強さに迫ります。秘境アビスで作り出されたと考えられているロボットのレグには、どのような戦闘能力が備わっているのでしょうか?

レグはアビスの遺物から製作されているため、白笛の覚醒状態でなくても非常に優れた能力を秘めています。少年の姿をした小柄なロボットですが、リコを抱えてぶら下がったり身長の何倍もの距離を跳躍することが可能です。また四肢は特殊な金属製ですが、細かな作業をこなせるほど器用に動かすことが出来ます。

火葬砲(インシネーター)は手のひらと足裏にあるレンズ部分から光線を放つ攻撃技です。切り離された前腕から発射されている描写もあり、本体との接続は必須ではないようですが詳しい原理は明らかになっていません。使用すると10分後に2時間の昏睡状態に陥るというデメリットはありますが、不死になっていたミーティを消し去ることが可能な威力を持っています。

白笛の覚醒状態でなくても、レグの四肢にはインシネーターのような優れた能力が秘められています。レグの両腕は光線を放つだけでなく、内部の太いワイヤーを40mほど伸ばすことが出来ます。このワイヤーの最長距離は不明ですが強固な上に伸縮自在で、鞭のように扱ったり警戒線として使用することが可能です。

レグの頭部にあるヘルメットは、白笛の覚醒でレンズ部分が光るだけではありません。ヘルメットのレンズ部分には不思議な模様が表示されていますが、インシネーターを使用後には形が変化します。ナナチによると遺物には使用回数があるため、インシネーターを使用可能な電力残量を表しているのではないかと言われています。

アビスには笛のランクによって限界深度が定められており、白笛にならなければ深界六層よりも下へダイブすることは出来ません。アビスには原生生物だけでなく、アビスの呪いと呼ばれる身体負荷の危険があるためです。通常アビス内で上昇すれば深度に応じた副作用で苦しむことになりますが、ロボットであるレグにはアビスの呪いは効きません。

レグはアビスの遺物で構成されているため、基本性能が非常に高いと説明してきました。更に白笛で覚醒すれば、性能が格段に上がります。目的を果たそうとしたファプタが暴走状態になってしまったため、レグはリコと村民を守ろうと白笛で覚醒して村の外まで引きずり出しました。しかしながら白笛の覚醒時間は限られており、その後ファプタの猛攻に遭ってしまいました。
 

白笛で覚醒した理由について掘り下げ、レグとオーバードの関係や正体を考察しました。続いてはメイドインアビスでレグを演じている声優情報を紹介していきます。白笛で覚醒して危機的状況を覆してきたレグを担当した声優とは、一体誰なのでしょうか?

白笛で覚醒するメイドインアビスのレグを演じているのは、声優の伊瀬茉莉也です。伊瀬茉莉也は1988年9月25日生まれで、神奈川県横浜市の出身です。ジブリ映画のもののけ姫に感銘を受けて監督業に憧れを抱きましたが、ハンターハンターのミュージカルをきっかけに声優の道を歩み始めました。

伊瀬茉莉也は2006年に「エア・ギア」の野山野林檎役に抜擢されると、2007年の「Yes!プリキュア5」の春日野うらら役で知名度を上げました。2011年の「ハンターハンター」のキルア＝ゾルディック役も好評で、2017年には「賭ケグルイ」の生志摩妄役を熱演しました。2019年の「約束のネバーランド」のレイ役や、2022年の「チェンソーマン」の姫の役も高く評価されています。

白笛で覚醒した理由について掘り下げ、レグのとオーバードの関係や正体を考察しました。それでは最後に、メイドインアビスの主人公であるレグに関する世間からの感想や評価を紹介します。白笛で覚醒して危機的状況を覆してきたレグに対して、世間からはどのような感想や評価が寄せられているのでしょうか?

こちらはメイドインアビスのレグを可愛いと評価している感想ツイートです。レグは少年の姿をしたロボットですが、人間と同じように感情や表情があります。真面目で純粋な基本性格だけでなく、ビビリで少し頼りないところもファンに好感を持たれています。

こちらはメイドインアビスのレグの担当声優を話題にしている感想ツイートです。レグを演じている伊瀬茉莉也は、数多くの少年役をこなしてきた実力派声優です。普段の穏やかなレグだけでなく、白笛で覚醒した凛々しい姿も素晴らしかったと好評でした。

こちらはメイドインアビスのレグの正体を考察している感想ツイートです。レグは白笛のライザと行動を共にしていた記憶の断片が描写されてはいますが、詳細が明らかとなっていない謎多きキャラクターです。こちらのツイートではリコの愛犬との関係性に触れていますが、レグの正体についてファンの間では様々な憶測が飛び交っています。

白笛で覚醒した理由について掘り下げ、レグのとオーバードの関係や正体を考察してきました。メイドインアビスには主人公のレグ以外にも、個性豊かなキャラクターが沢山登場します。この機会にぜひ、メイドインアビスを見てみてください。