【メイドインアビス】奈落の至宝オーバードとは？アビスで最も価値のある遺物？

謎に満ちた奈落の至宝（オーバード）が登場するメイドインアビスの作品情報を紹介します。メイドインアビスとは日本の漫画家・つくしあきひとによるSF漫画作品です。ウェブコミック配信サイト・WEBコミックガンマにて2012年から連載されています。連載周期は不定期ですが、年に1巻ペースで単行本が刊行されています。2020年時点で単行本の累計発行部数は333万部を突破しています。

メイドインアビスは2022年7月までに単行本11巻が刊行され、現在も連載中となっています。メイドインアビスは柔らかいタッチで描かれる可愛い絵柄とは裏腹に、非常にダークで残酷な展開が描かれて話題となっている作品です。メイドインアビスは2017年にテレビアニメ化され、2017年7月から9月まで第1期が放送されています。2022年7月には第2期となる「烈日の黄金郷編」も放送されました。

メイドインアビスは劇場版アニメも制作されています。2019年に劇場版前編「メイドインアビス旅立ちの夜明け」と後編「メイドインアビス放浪する黄昏」が上映されています。2020年には「メイドインアビス深き魂の黎明」も公開されています。

メイドインアビスのあらすじを紹介します。メイドインアビスの主人公・リコは、謎の大穴アビスの側の町で暮らす少女です。伝説の探窟家・ライザを母に持つリコは、ある日アビスの底から届いたライザのメッセージを受け取ります。ロボットのような謎の少年・レグと出会ったリコは、メッセージの真相を確かめる為、アビスの底を目指して旅立ちます。

メイドインアビスに登場する奈落の至宝（オーバード）とは一体何なのか？詳しい情報をまとめます。奈落の至宝（オーバード）とは、メイドインアビス作中でアビス史上最も価値が高い遺物だと語られています。メイドインアビスは、ある島に空いた巨大な穴「アビス」の探索に挑む探窟家の戦いを描いた作品です。アビスの中は謎めいた遺跡や生物に満ちており、非常に危険度が高いエリアです。

リコ達探窟家はアビスの探索を行い、そこで様々な調査を行います。遺物とはアビスの中でだけ見られる人工物の事を指しており、遺物の収集も探窟家の仕事の一つです。過去に発見された遺物には名前が付けられ記録に残されています。アビスで発見された遺物は等級がつけられており、4級から1級まで存在します。また、1級以上の遺物を特級遺物と呼び、その性能は国家間のパワーバランスを崩す程だと言われています。

特級遺物とは通常収集される遺物とは桁違いの性能を持ちます。特級遺物の発見はまさに歴史的偉業とも言われ、最上位の探窟家である白笛への昇格に必要とも言われます。リコの母親で白笛のライザも、特級遺物を収集することに成功しています。特級遺物の希少性や価値も計り知れないのですが、奈落の至宝（オーバード）は特級遺物以上の代物だと言われています。

アビスで収集された遺物は、遺物録に記録が残されています。遺物は等級で性能や価値が変わり、詳細な記録が残されるのです。奈落の至宝（オーバード）はそんな遺物録にも一切記載がありません。記録に残っていない奈落の至宝（オーバード）ですが、特級遺物以上の価値がある遺物だと、アビス周囲の人々の間で噂されています。奈落の至宝（オーバード）の存在は一般には公開されないにも関わらず、存在を信じている人は多いです。

アビスの周りに築かれた町・オースには、様々な遺物が発掘され集まります。ガラクタのような遺物から特級遺物まで様々な遺物を目にする探窟家達ですら、都市伝説のように信じているのが奈落の至宝（オーバード）です。遺物録にも記載がなく誰も目にしたことがない奈落の至宝（オーバード）は、特級遺物以上の価値があり、その名の通り至宝だと信じられています。

メイドインアビス作中に登場するレグというキャラクターは、実は奈落の至宝（オーバード）ではないか？と考察されています。レグとはアビスを探窟中だったリコが出会った不思議な少年です。ロボットのような機械的なパーツで構成された身体をしていますが、顔や胴体等は生身の人間のような状態です。リコと出会った時点では過去の記憶を一切失っていた為、その正体はレグ自身も分かっていません。

レグの身体には凄まじい威力の光線を放つ「火葬砲」や高強度のワイヤー等が搭載されており、戦闘能力は高く非常に高性能なロボットです。ロボットとして破壊力抜群のレグですが、性格は少し臆病で優しい少年です。アビスの底から母・ライザのメッセージを受け取ったリコと共に、自分が何者なのかを知る為に冒険に出発します。

メイドインアビス作中にて、過去に発見された奈落の至宝（オーバード）は一つも登場していません。都市伝説のような存在の奈落の至宝（オーバード）ですが、アビスから現れた謎のロボット・レグが該当するのでは？と考察されています。レグの身体には常識外れの機能が搭載されており尚且つ人格があるロボットという事で、その希少性や性能から作中でも奈落の至宝（オーバード）に該当すると考えられていました。

今後メイドインアビスのストーリーが進んでいくにつれて、レグのようなロボットや特級遺物の塊のような存在が登場した場合、レグの希少性が下がる可能性はあります。しかし、希少性は下がってもレグの身体を構成するアイテムの性能の面から考えれば、レグが奈落の至宝（オーバード）に該当するのは確実視されています。

メイドインアビス作中でアビスの探窟はまだほとんど進んでおらず、底に近い階層ともなればまだ未知の領域です。今後、レグ以外の奈落の至宝（オーバード）が登場する展開が期待されています。

メイドインアビスの奈落の至宝（オーバード）と主人公リコとの関係を紹介します。メイドインアビス作中には様々な遺物が登場しています。見習い探窟家のリコも、アビスの探窟中に遺物を見つけることがあります。リコは好奇心旺盛な為、取得した遺物を無断で持ち出してしまい厳しく罰せられていました。見習いのリコでも見つけらるレア度の遺物等は、ガラクタ程度の価値しかない4級遺物となります。

ガラクタ程度の4級遺物ですら、海外では高値で取引されています。更に3級～1級と等級が挙がっていくにつれ、希少性や性能が上がっていきます。1級遺物でも非常に貴重なものですが、それ以上の価値と桁違いの性能を持つのが特級遺物です。メイドインアビス作中で描写された特級遺物には、白笛が所持しているものがあります。

リコの母親であるライザは、時を止める鐘・アンハードベルという特級遺物を発見しました。読んで字のごとく時間を止められるアイテムだと考察されています。また、メイドインアビス作中でリコやレグと交戦したボンドルドは、精神隷属機・ゾアホリックという特級遺物を所持していました。この遺物はボンドルドが盗んで使用していたもので、他者に自分の精神を強制的に植え付ける事が出来る遺物です。

メイドインアビス作中で明確に特級遺物を取得した事が明かされた白笛は、現時点ではリコの母・ライザとボンドルドのみです。他にも決して切れない糸・スタースレッドや、命を延ばす酒・ディプシーイオンといった特級遺物の存在が描写されています。最高位の探窟家である白笛でも奈落の至宝（オーバード）は所持していないのです。そんな中、正体不明のロボットで特級遺物の塊のような存在がレグです。

特級遺物が複数組み合わさった状態のレグは、奈落の至宝（オーバード）に該当する希少性です。レグはリコとアビスの底を目指し、リコを危険から守っていきます。リコはまだ見習いの探窟家ですが、レグと共に冒険し、レグと共に戦っている事で、奈落の至宝（オーバード）で武装した唯一の人物と言われています。

メイドインアビスの奈落の至宝（オーバード）に関しての感想や評価をいくつか紹介していきます。奈落の至宝（オーバード）に関する感想では、レグはライザがリコの為に送りだした奈落の至宝（オーバード）だったのではないか？という感想が見られています。レグは過去の記憶を失っており、自分が何者なのか分かっていません。

明らかに奈落の至宝（オーバード）に該当するような機能を備えているレグは、アビスの底を目指すリコに同行します。レグは強力な武装でリコを守りながら冒険していきます。これは娘のリコを守りたいライザの計らいではないかと言われています。レグが断片的に記憶を取り戻した時、何故かレグはライザと交流があったようでした。

レグが過去にライザと一緒にいた事は確定しているので、レグの正体にライザが関わっている可能性は高いです。レグはライザによってアビスで見いだされた奈落の至宝（オーバード）では？との意見も見られています。

メイドインアビスに登場する奈落の至宝（オーバード）に関しての感想では、機能性が非常に高い特級遺物の方が欲しいといった感想も見られていました。メイドインアビス作中で明確に描写されている奈落の至宝（オーバード）は、現状ではレグしかいません。正体不明の奈落の至宝（オーバード）よりも、機能が明かされている特級遺物の方が現実的に欲しくなると評価されていました。

メイドインアビスはSF設定が非常に細かい漫画作品です。正体不明の奈落の至宝（オーバード）をはじめ、アビスで巻き起こる不思議な現象等、原理が判明していない様々な要素があります。奈落の至宝（オーバード）に関しても様々な考察がされています。アビスで死んだ者の魂は星の底へ旅に出ると語られており、奈落の至宝（オーバード）とは魂が形を変えたものではないか？と考察されていました。

メイドインアビスに登場する奈落の至宝（オーバード）に関しての感想では、主人公のリコが初めて「奈落の至宝（オーバード）で武装した白笛」になるという展開で興奮したという感想も見られています。メイドインアビス作中では奈落の至宝（オーバード）の存在自体は語られていましたが、奈落の至宝（オーバード）は遺物録にも記載がなく都市伝説のような存在です。

白笛ですら奈落の至宝（オーバード）を所持していない中、見習いの探窟家であるリコが特級遺物以上の価値がある奈落の至宝（オーバード）で武装しているという事実は、とても熱くテンションが上がる展開だと評価されています。

メイドインアビス作中で、アビスに存在する人工物・遺物の中で最も希少な存在として描写される奈落の至宝（オーバード）。オーバードという単語は、「夜明けの歌」という意味も持っています。メイドインアビス作中で、奈落の至宝が何故「オーバード」と呼ばれるのかは明かされていませんが、何か意味が込められているのでは？と考察されていました。

ここでは、メイドインアビスに登場する謎めいたアイテム・奈落の至宝（オーバード）についてまとめました。奈落の至宝（オーバード）はアビスの中で発見される様々な遺物の中でも、桁違いの性能と希少性を誇る遺物でした。現状ではメイドインアビス作中に明確に登場していない奈落の至宝（オーバード）ですが、レグが奈落の至宝（オーバード）に該当すると考察されていました。

メイドインアビスの主人公・リコは、奈落の至宝（オーバード）で武装した最初の白笛になると言われています。メイドインアビス作中には、アビスの中で発見される様々な不思議な遺物が登場しています。是非、メイドインアビスをチェックして、今後奈落の至宝（オーバード）が登場するのか確かめてみて下さい。