【86-エイティシックス-】ショーレイ・ノウゼンはシンの兄!過去や死亡シーンは?

86-エイティシックス-の主人公シンの兄として登場するのがショーレイ・ノウゼンです。作中では既に死亡しているキャラクターではありますがシンに大きく影響を及ぼしているキャラクターであり、その過去の出来事などは注目を集めています。この記事では86-エイティシックス-のショーレイ・ノウゼンについて、作中で明らかになっている過去のエピソードや死亡シーン、アニメでの声優情報などをまとめて紹介していきます。

【86-エイティシックス-】ショーレイ・ノウゼンはシンの兄!過去や死亡シーンは?のイメージ

目次

  1. ショーレイ・ノウゼンとは?
  2. ショーレイ・ノウゼンはシンの兄!過去や死亡を考察
  3. ショーレイ・ノウゼンとレーナの関係
  4. ショーレイ・ノウゼンの現在や結末をネタバレ
  5. ショーレイ・ノウゼンのスピンオフでの活躍
  6. ショーレイ・ノウゼンの声優
  7. ショーレイ・ノウゼンに関する感想や評価
  8. ショーレイ・ノウゼンまとめ

ショーレイ・ノウゼンとは?

86-エイティシックス-においてシンの兄として登場するのがショーレイ・ノウゼンです。この記事ではそんなショーレイ・ノウゼンについてまとめて紹介していきます。

86-エイティシックス-の作品情報

86-エイティシックス-の概要

ショーレイ・ノウゼンが活躍する86-エイティシックス-は2016年に第23回電撃小説大賞を受賞し、2017年から刊行されているSFミリタリー系のライトノベルです。著者は安里アサト先生で、挿絵などのイラストは『りゅうおうのおしごと』『無彩限のファントム・ワールド』などでも挿絵を担当したしらび先生が担当しています。またメカニックデザインに関してはⅠ-Ⅳ先生が担当しています。

スピンオフ展開も積極的な作品で、原作者である安里アサト先生自ら、小説投稿サイト「カクヨム」にて掲載しています。主人公シンがスピアヘッド戦隊に来るまでを描いた『フラグメンタル・ネオテニー』や、戦争が起きなかったらというif展開を描いた学園もの『オペレーション・ハイスクール』などが展開されています。メディアミックス展開も行われ2021年~2022年にかけて分割2クールでアニメ化も行われています。

86-エイティシックス-のあらすじ

サンマグノリア共和国では隣国ギアーデ帝国との戦争に際し、少数派だった有色人種を「人型家畜」として扱う差別政策を行い有人搭載式無人機ジャガーノートに乗せて戦場に送り込んでいました。そんなサンマグノリア共和国軍において弱冠16歳にて少佐になったレーナ。彼女はギアーデ帝国との戦争の中でも最前線に当たる東部戦線のハンドラーに任命されます。

ショーレイ・ノウゼンのプロフィール

ショーレイ・ノウゼンは86-エイティシックス-作中ではレイの愛称で呼ばれるキャラクターで、主人公であるシンの兄であるキャラクターです。シンとは年の離れた兄弟で、黒系の貴種・夜黒種(オニクス)と赤系の貴種・焰紅種(パイロープ)の混血である事から黒髪赤眼のシンとは対称的に赤髪黒眼が特徴的な見た目をしています。またメガネをかけており、元々は温和な性格をしていました。

作中では過去に既に死亡していますが、シンやレーナと関わりのあるキャラクターとして過去編や回想などで度々描かれる事になっています。86-エイティシックス-作中では原作1巻の時点で既に死亡していたキャラクターという事もあって明らかになっているプロフィールは多くはありません。明らかになっているプロフィールとしては身長がおよそ180cmあった事くらいです。

TVアニメ「86―エイティシックス―」公式サイト

ショーレイ・ノウゼンはシンの兄!過去や死亡を考察

ネタバレ①第86区にある収容所へ送られる

元々ショーレイ・ノウゼンは両親と10歳歳の離れた弟のシンと共にサンマグノリア共和国の首都リベルテ・エト・エガリテに住んでいました。そんなショーレイ・ノウゼンの生活に転機が訪れたのは彼が17歳の時です。隣国ギアーデ帝国よりレギオンの襲撃を受けたサンマグノリア共和国の人種差別政策により、ショーレイ・ノウゼン達は「有色種(エイティシックス)」として家畜扱いされるようになってしまったのです。

エイティシックスはトラックや貨物列車に詰め込まれて、85区の行政区からなるサンマグノリア共和国の存在しないはずの86区の収容所に送られる事になります。ショーレイ・ノウゼンの家族も結果的にはこの政策により86区の収容所に送られる事になりました。この頃のショーレイ・ノウゼンは怯えて泣いている弟のシンを守るべく、決意を固めていました。

ネタバレ②両親と死に別れる

収容所に送られたエイティシックスの元にサンマグノリア共和国からとある通知が届きます。その内容は兵役に応じ一定年数兵役に付けば市民権を返すというものでした。粗末な環境の86区でそのまま生きていく事は出来ないと考えたショーレイ・ノウゼン達の父はこの通知に兵役につく事を決めます。最悪、家族だけでも市民権を返してやりたいという思いからでしたが、まもなくして父が戦死した事を知らせる通知が届く事になります。

父を失ったノウゼン家は、父に変わって母が兵役に就く事になります。この頃からレイと弟のシンは収容所の片隅にある教会で働く神父に育てられるようになりました。しかし、そんな母親も間もなくして戦死してしまったと通達が届くのでした。この父親と母親の戦死がショーレイ・ノウゼンの性格を歪めていく事になってしまいます。

ネタバレ③レイがつけた傷跡

両親を失い、消沈しているレイの元にも両親に届いたのと同じ兵役の通知が届きます。この頃にはショーレイ・ノウゼンは憎しみに支配されていました。その憎しみは人種差別政策を取った政府や多数派で差別を行う白系種(アルバ)への物が大半を占めてしましたが、同時に「戦場に行く母親を止められなかった自分への不甲斐なさ」も感じていました。そんな抑えきれない感情を逆撫でる行動をしてしまったのが弟のシンでした。

まだ幼いシンはレイに対して「お母さんは、もう帰ってこないの?どうして死んじゃったの?」と聞いてしまったのです。この言葉にレイの中で何かが切れてしまいます。それまで抱えていた憎しみの思いを全てシンにぶつけてしまい、シンを押し倒すと両手でシンの首を思い切り締め上げてしまうのです。これまでシンに対して感じていた愛情などの感情がそのまま憎しみに変わってしまったのでした。

ネタバレ④シンとの決別

この時のレイは本気でシンを殺そうとしていましたが、結局はその場に駆けつけた神父によって引き離された事で、この行動は未遂に終わります。神父に頭を冷やすように言われてその場を離れたショーレイ・ノウゼンでしたが、部屋から出た瞬間には自身の行いを後悔し、その行動が八つ当たりでしかない事を感じていました。この事によってレイは自分自身にも激しい憎悪を覚えるようになったのです。

ただこの出来事はシンにも大きく心の傷を残しており、現在まで過去の出来事にできずに残り続けています。レイはシンの名前から「sin(罪)」を連想させてしまったことでシンに消えない心の傷を残す事になったのです。同時にシンの首にはその後、消える事がない傷跡を残す事になります。実際、引き離された時には気を失っていたシンですが、神父達のおかげで息を吹き返しています。

その後、神父が両者を引き合わせないようにした事、レイ自身もシンにどんな顔をして会えばいいか分からず、強く恐れてしまった事で、レイとシンは会わないままの日々が続く事になります。そしてショーレイ・ノウゼンはシンと会う事も和解する事もないまま、兵役に応じて戦場へと出向く事になります。戦場に向かったショーレイ・ノウゼンはそれまで以上に強い罪悪感を覚え、このまま死ぬわけにはいかないと考えていました。

ネタバレ⑤レイの戦死

なんとか戦場から帰ってシンに謝罪したいと考えており、それを心の支えにして戦場で戦っていたのですが、そんな思いも戦場に出てから出会ったエイティシックスの仲間達も虚しく、戦場で死亡する事になります。この間にレイはレーナを助けたりなど、ある程度の期間は前線で生き残っていましたが、最終的には死亡する事になります。レイが死亡したのは東部戦線の冬の出来事でした。

ネタバレ⑥レイの死体はシンが見つけた?

その後、戦死したレイの後を追うように12歳になったシンは兵役につく事になります。東部戦線に所属する部隊に配属されたシンでしたが、所属部隊は壊滅、1人だけ生存して雪が降る冬の中を彷徨っていました。そんな中でシンはジャガーノートの残骸を発見します。シンが歩み寄るとそのジャガーノートには「首のない骸骨騎士」がパーソナルマークとして描かれていました。

ネタバレするとこの首のない骸骨騎士は過去の幼い頃のシンが好きだった絵本の主人公が元ネタになっているのです。そんなパーソナルマークにシンはそのジャガーノートの持ち主は兄のショーレイ・ノウゼンであった事を感じ取ります。コックピットを確認するとそこには首がなく腐ってしまった死体が残されていました。実際にシンにはこの死体がレイの物であると確認する手段はありませんでしたが、少なくともシンはそう感じ取ったのです。

この事がシンにさらに兄であるレイへの思いを強くさせており、シンのパーソナルマークとしてこの首のない骸骨騎士が使われるようになります。ちなみにショーレイ・ノウゼンが使用していたパーソナルマークの時点では首のない骸骨騎士は剣を持っていましたが、シンはこれをシャベルに変更した上で使用しています。

ネタバレ⑦シンの名を呼ぶレイ

さらにネタバレするとショーレイ・ノウゼンはただ戦場で死亡したわけではありませんでした。ショーレイ・ノウゼンの死体に首がなかったのはレギオンに持ち帰られた為なのです。ショーレイ・ノウゼンはレギオンに搭載され、その後も戦場でシンの名を呼び続ける事になります。

しかもレイの首は死亡してすぐにレギオンに回収されたようで、よりレギオンの中でも指揮官機に当たる「羊飼い」に使用される事になります。「羊飼い」は1機しか存在出来ないものの、より細かな思考が可能でしたが、レイはやはり生前持ち続けていたシンへの思いが強く具現化される事になっています。奇しくもレイに首を締められた経験から死体の声を聴く異能に目覚めていたシンにその声が聞こえる事になるのでした。

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ショーレイ・ノウゼンとレーナの関係

ネタバレ①レーナを助けたレイ

戦場で死亡する事になるショーレイ・ノウゼンですが、実は出兵してから死亡するまでの間に、幼き日のレーナと遭遇している過去が明らかになっています。実はレーナの父は政府が行っている差別政策に反対しており、その事実をレーナに教える為に、86区、そして最前線を偵察機で連れ出した事があったのです。そしてこの偵察機がレギオンに撃墜され爆発してしまいます。

ショーレイ・ノウゼンはこの爆発を夜間の偵察任務中に目撃します。仲間達からは制止されますが、それを無視して現場に駆けつけた事で出会ったのが偵察機に乗っていた者の中で唯一、奇跡的に生き残っていたレーナでした。

ネタバレ②シンの面影を重ねるレイ

ショーレイ・ノウゼンは撃墜された偵察機に群がろうとしていたレギオンを撃退すると、レーナに歩み寄ります。最初は恐怖心から動けずにいたレーナでしたが、レイが優しく声をかけた事で安心したように話してくれるようになります。そんなレーナの姿にレイはシンの面影を重ねてしまうのでした。レイの中でもシンの事、特にシンに行ってしまった事は過去にならずに現在まで悩ませ続けていたのです。

そしてレイは自らも過去にはサンマグノリア共和国の首都に住んでいた事を話した上で、弟のシンの事を話して聞かせるのでした。

ネタバレ③チョコレートを渡したレイ

ある程度レーナと打ち解ける事が出来たレイは少しでもレーナを気遣おうとしてチョコレートを渡します。レイとしては少しでもレーナを安心させようとして取った行動でした。最終的にレーナは救出されてレイは再び戦場に戻る事になりますが、助けたのがレイであった事こそしっかりと認識出来ていなかったものの、この出来事はレーナの中に強く残っています。

レーナが父の思いを継いで差別政策に反対する姿勢を取るきっかけともなりました。余談ですが、このレイがレーナにチョコを渡すシーンは原作小説とアニメでは僅かながら表現が変わっています。原作小説ではチョコレートをお湯で溶かしてから渡していますが、アニメでは板チョコのまま渡していたりします。

ネタバレ④シンはレーナの敵になる?

その後、成長して軍人になったレーナの中にもレイの事は印象として強く残っていました。そしてそんなレイがシンの兄である事を知る事になり、同時にレイがレギオンとして生かされ続けている事も知る事になるのです。レーナは兄弟による戦いを止めようとしますが、シンはレイを倒して救ってやりたいと考えており、結局この考えは最後まで平行線を辿る事になるのでした。

最終的には特別偵察任務に出る事になったシンの元にレイが立ちはだかる形で衝突する事になります。この時レーナは、それまでの自分の行いを悔いたと同時に吹っ切る事が出来ており、サンマグノリア共和国軍のルールを破ってまで援護射撃を行ってこの戦いを少しでも有利に進められるようにしています。結局レーナもレイと敵対し、シンを生かす道を模索する事になるのでした。

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ショーレイ・ノウゼンの現在や結末をネタバレ

ネタバレ①レイの現在の姿

最終的には過去の戦場で死亡したレイですが、残念ながらレイはそのまま安らかに眠る事は出来ませんでした。シンが発見したようにレイの首はレギオンにより持ち帰られており、レギオンの指揮官機「羊飼い」に組み込まれる事になったのです。レイが組み込まれたのは重戦車型(ディノザウリア)と呼ばれる巨大なレギオンの姿になっています。レギオン内ではパーソナルネーム『デュラハン』をつけられています。

シンはその異能によりレイがレギオンとなっている事を知っており、シンを通してレーナもその事実を聞かされる事になりました。当初レギオンとして登場したレイは、シンに軽い思考を向けるだけで大した行動はしていませんでしたが、シン達の特別偵察任務の時に動き出す事になります。特別偵察任務で立ちはだかったレイは、「シィィィィィィィィン」と轟音を挙げてシン達に向かっていく事になります。

ネタバレ②レイのジャガーノートはシンが受け継いだ?

戦場で死亡してしまったレイですが、シンによって死体と共にジャガーノートを回収されています。そしてそのレイが乗っていたジャガーノートは改修した上で現在でもシンが使用しています。シンの操縦に合わせてカスタムこそされているものの、パーソナルマークなどレイが使っていた機体である事が分かる部分も確かに残されています。

ただしレイが使用していた時には重機関銃を装備していたのに対し、シンはこれを近距離専用の武器である高周波ブレードに変更して使用しています。これはシンの戦い方に合わせて変更したものであるともいえます。この仕様変更に関しては、現時点ではシンのみが行った事から「シン搭乗機」として公式からも特別仕様扱いされるなどしています。プラモデルなどで発売する際にも区別されるなどの扱いを受けているのです。

ネタバレ③レイ(重戦車型)とシンの戦いの行方

レイが載せられた重戦車型のレギオンはシン達が乗るジャガーノートや通常のレギオンと比較しても非常に巨大で、超火力を持っています。しかし最終的にこの兄弟対決はシンと仲間達、レーナの援護もあってシン達の勝利で終わっています。当初シンは1人でレイと戦おうとしましたが、仲間達が駆けつけ、さらにはレーナの立てた作戦も見事にハマる事で最後のトドメをシンが刺す形でシン達が勝利しました。

この戦闘シーンは86-エイティシックス-作中の中でも序盤の山場のシーンとして人気を集めるシーンになっています。シンとレイの関係性はもちろんながら、様々な要因を重ねる事が出来なければシンがレイを倒す事は出来なかったとされているのです。特に活躍したのがレーナとクレナの2人です。事実、シンは一騎打ちだけで見ればレイに破れ、コックピット内で気絶してしまうシーンも描かれた程でした。

レーナがこの戦闘の中で発揮したのが既に死亡している父ヴァーツラフから過去に教えてもらった知識でした。この戦闘の知識を活かしレーナは「射撃による援護」という作戦を思いつく事になるのです。そしてこの作戦を実行するに当たって射撃を担当したのがクレナになっています。クレナは元々狙撃を得意としていましたが、少しでもズレればシンの乗るジャガーノートの当ててしまう可能性がある中でも狙撃を成功させています。

この狙撃はレイが載せられた重戦車型に致命傷を与える程ではなかったものの、周囲にいたレギオンの一掃には成功しています。さらにここからは残ったスピアヘッド戦隊が少しでもレイの意識をシンから削ぐように行動した事で、シンが目を覚ましトドメを刺すまでの時間稼ぎをする事に成功したのでした。

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ショーレイ・ノウゼンのスピンオフでの活躍

ネタバレ①会社員として働いている

86-エイティシックス-は原作者の安里アサト先生が手掛けるスピンオフ作品がいくつかありますが、その1つとして展開されているのが、「もし戦争が発生しなかったら」というif展開で描かれている『オペレーション・ハイスクール』です。この世界線ではシンやレーナが学園生活を送る様子が描かれる作品になっていますが、シンと年の離れた兄弟であるショーレイ・ノウゼンは既に会社員として働いている社会人として登場しているのです。

務める会社も特段特別な会社という事もなく、あくまでも一般的な会社であり、人種差別政策も行われていないので兵士になる事もない世界線になっています。

ネタバレ②両親やシンと幸せに暮らす

『オペレーション・ハイスクール』でのレイは社会人になっていますが、会社が近いからか、現在でも実家で両親やシンと共に生活しています。他のキャラクターもそうですが、レイもまた戦争で人生が狂わされてしまったキャラクターの1人である事が明らかにされる展開になっているのです。

ちなみにこの世界線のシンは思春期特有の反抗期を迎えていますが、そんなシンにレイは持ち前の優しい性格で兄として接している姿も描かれています。レーナと夏祭りに行こうと浴衣を着ようとしていたシン、しかし帯が結べないでいました。そんなシンに反発されながらも帯を結んでやる優しさを見せるシーンなども『オペレーション・ハイスクール』では描かれています。

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ショーレイ・ノウゼンの声優

古川慎のプロフィール

アニメ86-エイティシックス-でショーレイ・ノウゼン役の声優を担当しているのは古川慎さんです。2011年にwebアニメで声優デビューを果たすと、モーションアクターなどの経験もしながら、少しずつ知名度を上げていった声優として知られています。2015年に演じた『ワンパンマン』の主人公サイタマで声優としての知名度が上がり、声優としての代表作の1つとして数えられる事になっています。

また男性声優としては非常に歌唱力が高い事も知られています。しかも歌唱になるとどうしてもキャラクターのイメージから離れてしまう声優も多い中、キャラクターを維持しながら歌唱できる程の実力を持っています。そんな影響もあって歌手デビューを待望する声も多くなっており、2018年には個人名義で歌手デビューも果たしています。

古川慎の主な出演作品や演じたキャラ

古川慎さんがこれまで声優を担当したキャラクターとしては、『ゴールデンタイム』の多田万里役、『ハイキュー!!』の金田一勇太郎役、『炎炎ノ消防隊』のオグン・メンゴモリ役、『転生したらスライムだった件』のベニマル役、『僕のヒーローアカデミア』の肉倉精児役、『ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか』のミアハ役、『ヴィジュアルプリズン』のギルティア・ブリオン役などの声優を担当しています。

古川慎さんが近年、声優を担当したキャラクターとしては『ラブオールプレー』の松田航輝役、『アオアシ』の高杉榮太役、『機動戦士ガンダム水星の魔女』のシャディク・ゼネリ役、『BLEACH千年血戦編』の片倉飛鳥役、『幻想三國誌 -天元霊心記-』の丁研役、『クールドジ男子』の五十嵐元晴役、『灼熱カバディ』の井浦慶役、『黒ギャルになったから親友としてみた。』の千早瑠依役などの声優を担当しています。

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ショーレイ・ノウゼンに関する感想や評価

ここからは既に86-エイティシックス-を視聴した人のショーレイ・ノウゼンについての感想をネタバレありで紹介していきます。レイは時間軸からすると過去に死亡しているキャラクターだけに、過去の回想シーンなどで登場するだけのキャラクターですが、その分、強烈なインパクトを残したシーンが多いという声も多くなっています。その中でも特に多いのがシンの首を締めてしまったシーンです。

様々な感情が蠢いた事が分かるシーンになっているとする声も多くなっており、レイの印象が決まったシーンでもあるという声が多いです。その一方で、このシーンがあるからこそ、本来のレイの優しさや弟思いである事などがよりくっきりと描かれたとする声も多くなっています。

レイが直接出ているわけではないものの、レイの面影を感じるとされるのがシンとフレデリカの関係性です。シンにとってレイは歳の離れた兄であり、シンがフレデリカに接するように接してもらっていたのではないかとする考察も行われています。比較的、温厚さの強いレイをシンなりに模倣してフレデリカに接しているのではないかとする声も見られる程です。

シンがそうして接する事ができるのも、レイをしっかり過去に出来たからだとする声も見られる程です。フレデリカとの描写が多いのも、意図的にレイとシンの関係性と対比して欲しいと考えられたのではないかともされています。特にレイの場合、過去に死亡してしまっていてキャラクター性や、他のキャラクターとの関係性が直接は描きにくいだけに、間接的に描く事を意識してそうという声も見られる結果になっています。

またレイの場合、意外な繋がりがあったとするのがレーナとの関係性です。レーナとのやり取りは単にシンとの繋がりの1つのきっかけになっただけではなく、レーナに見せた優しさこそが、レイの本来の優しさが出たシーンだとする声も多くなっています。このシーンが無ければやはりシンの首を締めてしまったシーンの印象が強くなりすぎてしまい、もっと違う印象のキャラクターになったのではないかと考察される程です。

同時にこのレーナとのシーンが間接的にシンを救う事になっているのが良かったとする声も見られます。レイがレーナを助けなければレーナは死亡していた可能性も高くなっており、仮に死亡まではしなくともハンドラーになった可能性は下がるとされているのです。こういった展開はご都合主義的にも感じますが86-エイティシックス-の場合はそのつなげ方のうまさが評価される結果にもなっています。

原作では過去に死亡しているキャラクターであるレイだけに、オペレーション・ハイスクールでの生きてシンの世話を焼くシーンは思わず涙腺が緩んだとする声も見られます。公式のif展開スピンオフである故にアニメ化して欲しいとする声も多く見られる結果になっており、レイが優しいまま生きられた世界として、映像化して欲しいという声が多くなっています。

アニメ86-エイティシックス-が高い人気を誇り、分割2クールだった上に22話と23話はさらに分割しての放送という異例の展開が許された作品だっただけに、2期を期待する声が多い一方で、オペレーション・ハイスクールで描かれるような日常話も見たいとする声も見られる結果になっており、特にレイファンからはオペレーション・ハイスクールのような話がもっと見たいとする声も多くなる結果になっています。

アニメ86-エイティシックス-でレイ役の声優を担当した古川慎さんに関しては、5話のEDから登場しており、その特徴的な声から予想合戦が起こる結果になっています。レイは過去に既に死亡しており、過去編などで登場するだけならともかく、上記でも紹介した感情爆発の首絞めシーンや、レギオンとしての登場など声優が演じるのが大変そうと言われていたキャラクターだけにその熱演は好評を集める結果になっています。

レイ役は声優としての演技の幅や感情の起伏などの表現が試されるキャラクターだっただけに、声優を務めたのが古川慎さんで良かったとする声も見られます。

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ショーレイ・ノウゼンまとめ

ショーレイ・ノウゼンは86-エイティシックス-において作中では過去に死亡したキャラクターながらもキーマンの1人として活躍するキャラクターです。レギオンに取り込まれてしまったという意味で、86-エイティシックス-の世界観を表現したキャラクターの1人であるともされるキャラクターになっています。要所要所で描かれる形での登場だけに、それぞれのシーンは非常に印象的なシーンが多かったとされているキャラクターです。

アニメ86-エイティシックス-では声優を担当した古川慎さんの熱演もあって、よりそのキャラクター性が際立ったとする声も見られる程になっています。本編での活躍は断片的なキャラクターながらも、人気の高いキャラクターになっているのでまだ86-エイティシックス-を視聴していない人はレイの活躍にも注目しながら視聴する事をオススメします。

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