チェンソーマンに恋愛要素はある？カップリングやデンジの彼女候補・キスシーンを紹介

登場人物の恋愛要素やカップリングを見る前に、まずは「チェンソーマン」の基本情報を紹介していきます。チェンソーマンは2018年から連載されている漫画で、累計発行部数は2022年12月時点で1800万部を突破しています。作者の藤本タツキは、「東北芸術工科大学」を卒業した後に漫画家デビューしており、妹の「ながやまこはる」という名前でツイッターの投稿を行っているようです。

チェンソーマンの世界には悪魔が存在しています。悪魔は「動植物や概念などが名前を持って生まれてくる存在」で、デビルハンターが人に危害を加える悪魔と戦っています。主人公のデンジはマキマと出会ったことで公安のデビルハンターになり、マキマの指示で早川アキ、パワーと同居することになりました。また、チェンソーの悪魔は特別な能力を持つため、その能力をとある人物に利用されることになります。

ここからは、「チェンソーマン」の登場人物の恋愛要素をネタバレしながら紹介していきます。チェンソーマンは独特な世界観と設定が特徴的な作品ですが、作中では登場人物の恋愛要素も描かれているようです。また、チェンソーマンの性的なシーンの情報もまとめていきます。

チェンソーマンにはデビルハンターや悪魔、魔人が登場しているため、恋愛要素よりもバトルが多い作品になっています。ですが、主人公のデンジは女性に強い興味を抱いているため、恋愛要素が全く無いという訳ではないようです。また、頭のおかしいキャラクターが多い作品のため、実はバトルやギャグ、恋愛要素のバランスが良いと言われています。

デンジは雇い主のヤクザに裏切られた時にチェンソーの悪魔に変貌しており、ヤクザを倒した時にマキマと出会いました。デンジは初対面のマキマをあまり信用していませんでしたが、生まれて初めて優しくされたことで恋愛感情を抱きます。最終的には、デンジの恋愛感情がマキマに利用されているため、チェンソーマンは恋愛要素も伏線の1つになっていたようです。

チェンソーマンでは、デンジがパワーの胸を揉むシーンが描かれています。パワーはデンジを騙してコウモリの悪魔の餌にしようとしましたが、デンジがコウモリの悪魔を倒したことで、「胸を揉ませる」という約束を守ることになります。この時にデンジは、パワーが天使に見えるほどに興奮していましたが、直前でパワーが大きな胸パッドを外したため、切なげな表情でパワーの胸を触っていました。

物語途中には、公安対魔特異4課が飲み会を開いており、飲み会が終わった時に姫野がデンジを自宅に連れて帰っています。姫野が酔っていたことで2人は肉体関係を持ちそうになりますが、デンジは大好きなマキマの顔が浮かんで思い留まりました。その後、2人はお互いの恋愛を応援する友達の関係になっています。

ここからは、チェンソーマンで描かれたデンジと他の登場人物のカップリングを紹介していきます。まともな人生を送っていなかったデンジは、女性に強い興味を抱いているため、作中では面白いカップリングや恋愛展開が描かれているようです。

パワーはヒロインの1人で、血を操ることができる「血の魔人」です。ワガママで傍若無人な性格をしており、物語途中には東山コベニの買ったばかりの車を破壊しています。物語序盤にパワーとデンジはバディになりますが、「マキマと一緒にいたい」と思っていたデンジはパワーを嫌っていました。ですが、パワーを異性として意識していたため、「胸を触らせてやる」という言葉でデンジのやる気が出ています。

デンジとパワーは早川アキの自宅に居候しており、デンジと早川アキは文明レベルが低すぎるパワーに振り回されていました。ですが、3人の間には本当の家族のような絆が生まれているため、第1部の終盤でパワーはデンジの妹のような存在になっています。支配の悪魔のマキマはそれに気付いていたようで、デンジを絶望させるためにパワーを殺害しています。

マキマは公安対魔特異4課のリーダーで、内閣官房長官直属のデビルハンターです。ミステリアスな性格と美しい容姿が特徴的で、公安にはマキマのファンが多いと言われています。また、デンジは優しく接してくれたマキマに心を奪われているため、マキマのために仕事を頑張ると言っていました。マキマも「デンジが好き」という素振りを見せていますが、物語途中に嘘の好意であることが判明しています。

マキマは「恐怖が無いより良い世界」を作ろうとしており、世界を作るためにチェンソーの悪魔の力を欲していました。また、ポチタとの契約を破棄させるためにデンジを公安に入れているため、デンジ自身にはまったく興味が無いことが判明します。そのため、デンジは恋愛感情をマキマに利用されていたようです。

マキマはデンジを利用していましたが、最終的にはデンジに喰われて死亡しています。その後、支配の悪魔は「ナユタ」という少女に生まれ変わっており、行く当てが無いナユタはデンジと一緒に暮らし始めたようです。マキマの本当の願いは「家族のような平等な関係」だったため、生まれ変わった時に夢が叶ったのかもしれません。

レゼはデンジが雨の日に電話ボックスで出会った女性で、「二道」というカフェでアルバイトをしています。デンジは不思議な魅力を持つレゼに恋愛感情を抱き、毎日のようにアルバイト先に通っていました。また、レゼもデンジのことを気に入っていたため、2人は夜の学校に忍び込んでデートをしています。

レゼとデンジは両想いのような様子を見せていましたが、デート中にレゼの正体は「爆弾の悪魔」であることが判明します。ソ連の刺客のレゼはデンジの心臓を狙っており、デンジは望まない戦いを強いられることになります。それでもデンジはレゼに対する気持ちを捨てることができなかったため、レゼに駆け落ちを提案しましたが、待ち合わせ場所に向かっている途中にマキマがレゼを殺害しています。

レゼはソ連に命令されてデンジを殺そうとしていますが、デンジに駆け落ちを提案された時には待ち合わせ場所に向かっています。そのため、レゼもデンジに本物の恋愛感情を抱いていたことが分かります。また、レゼはソ連でモルモット扱いを受けていたため、似た境遇を持つデンジと惹かれ合ったと考察されています。

チェンソーマンの作中では、東山コベニとデンジの恋愛関係は描かれていません。永遠の悪魔との戦いでは、デンジが滅茶苦茶な戦い方を見せていたため、東山コベニはデンジを「頭のおかしい人」と考えている可能性が高いです。また、東山コベニはデンジを殺そうとしたことに罪悪感を感じていたため、サムライソードに殺されかけたデンジを助ける活躍を見せています。

東山コベニは「このままでは頭がおかしくなる」という理由でデビルハンターを辞めています。辞職後はハンバーガーショップで再スタートするつもりでしたが、暴走したチェンソーマンが店に現れたことでデートを強制されています。この時にチェンソーの悪魔がデンジの意識を乗っ取っていたため、デンジの頭の中に「東山コベニが可愛い」という記憶が残っていたのかもしれません。

姫野は公安のデビルハンターで、早川アキのバディです。永遠の悪魔との戦いでデンジと初対面しており、「一番頑張った人にキスする」という言葉でデンジがやる気になっています。その後、永遠の悪魔を倒したデンジは姫野からご褒美を貰うことになりましたが、この出来事がデンジのトラウマになってしまいます。

姫野は早川アキに好意を抱いているため、早川アキが好きなマキマを内心では嫌っています。また、デンジがマキマに夢中と知ったため、姫野とデンジは「お互いの恋愛を応援する友達の関係」になりました。ですが、直後にサムライソードがデンジたちを襲撃したため、この戦いで姫野は死亡してしまいます。

姫野は早川アキにアプローチしていますが、早川アキはマキマに好意を抱いていたため、2人は恋人関係にはなっていません。ですが、アニメのPVでは姫野と早川アキがベッドに入っている姿が描かれているため、「2人には肉体関係がある」という説が浮上しているようです。また、姫野は大勢のバディを失っているため、「早川アキには死んでほしくない」と考えています。

早川アキの好意は、マキマの能力で作り出された偽物の感情という説が浮上しているようです。そのため、マキマがいなければ、早川アキと姫野は両想いになっていた可能性があります。

登場人物の恋愛要素やカップリングを知った後は、チェンソーマンで描かれたデンジのキスシーンを紹介していきます。作中では、デンジと他の登場人物のキスシーンが描かれていますが、読者や視聴者からは「キスシーンが笑える」という意見が挙がっているようです。

チェンソーマンでは、姫野とデンジのキスシーンが描かれています。永遠の悪魔とのエピソードで、姫野は「一番頑張った人にキスする」と約束し、その言葉を聞いたデンジはやる気に満ち溢れていました。その後、デンジは死にそうになったら血を飲むという「永久機関」で永遠の悪魔を倒し、姫野のキスのご褒美を貰うことになります。ですが、姫野は酔ったら誰にでもキスをするキス魔であることが判明しました。

公安対魔特異4課のメンバーは飲み会を開いており、デンジは姫野にキスをしてもらえると期待していました。ですが、マキマが遅れてやってきたため、デンジはマキマと姫野の間で心が揺れ動いてしまいます。そんな中、酔った姫野がデンジにキスをしましたが、そのままゲロを吐かれるゲロキスの洗礼を受けることになりました。

デンジは最悪なファーストキスを経験したことでトラウマを抱えてしまいます。また、酔った姫野はデンジを自宅に連れ帰り、気持ち悪そうにしているデンジに口移しで水を飲ませました。その後、姫野とデンジは肉体関係を持ちそうになりますが、デンジの頭にマキマの顔が浮かんだことで思い留まり、お互いの恋愛を応援する友達になりました。

飲み会の途中でデンジは気分が悪くなり、マキマの提案を受けて外で風に当たることにしました。その時に買い物を終えたマキマがチュッパチャプスを咥えており、それをデンジの口に入れたことで間接キスが成立します。また、デンジはチュッパチャプスをポケットに入れていたため、姫野と肉体関係を持ちそうになった時にそれを見て思い留まっています。

親しくなったレゼとデンジは、深夜の学校でデートを楽しんでおり、花火が上がった瞬間にキスをしました。このシーンで2人は両想いになったと思われましたが、レゼはデンジの舌を噛み切ってしまいます。その後、レゼの正体が爆弾の悪魔であることが判明したため、レゼとデンジは死闘を繰り広げています。

刺客がデンジの心臓を狙うエピソードでは、公安の面々が地獄に引きずり込まれています。地獄から脱出した時にデンジは、戦闘不能に陥っていたため、マキマは口移しでデンジに血を分け与えました。その後、復活したデンジはサンタクロースを倒す活躍を見せています。

登場人物の恋愛要素やキスシーンを知った後は、チェンソーマンのアニメに出演している声優を一覧で紹介していきます。チェンソーマンでは10代～20代の登場人物が活躍しているため、アニメには若手声優が起用されているようです。声優のプロフィールと経歴、出演作品の情報をまとめていきます。

アニメ「チェンソーマン」でデンジの声を演じているのは、声優の戸谷菊之介です。戸谷菊之介は2010年代から声優活動を行っている人物で、所属事務所は「ソニー・ミュージックアーティスツ」です。これまでに「東京24区」「4人はそれぞれウソをつく」などの作品に出演しており、チェンソーマンで初主演を飾っています。また、プライベートでは楽器演奏を趣味にしているようです。

アニメ「チェンソーマン」でマキマの声を演じたのは、声優の楠木ともりです。楠木ともりは東京都出身で、2017年から声優活動を行っている人物です。中学生時代に見たアニメで花澤香菜に憧れを抱き、養成所には通わずに独学で演技の勉強をしていたようです。2019年の声優アワードで新人女優賞を受賞しており、2020年からは音楽活動をスタートさせています。

楠木ともりはこれまでに、「メルヘン・メドヘン」「アサシンズプライド」「先輩がうざい後輩の話」「阿波連さんははかれない」などの作品にも出演しています。声優になる前は美大に進学することを考えていましたが、アニメの主演が決定したことで声優の道に進んだようです。また、ミュージシャンの平沢進のファンを公言しています。

アニメ「チェンソーマン」で早川アキの声を演じたのは、声優の坂田将吾です。坂田将吾は熊本県出身で、2010年代から声優活動を行っている人物です。専門学校を卒業した後にデビューしており、これまでに「継つぐもも」「僕のヒーローアカデミア」「転生したらスライムだった件」などの作品にも出演しています。プライベートでは読書やアニメ鑑賞を趣味にしているようです。

アニメ「チェンソーマン」でパワーの声を演じたのは、声優のファイルーズあいです。ファイルーズあいは東京都出身で、2019年から声優活動を行っている人物です。「ジョジョの奇妙な冒険」の朗読劇が声優になったきっかけで、これまでに「ダンベル何キロ持てる？」「ジョジョの奇妙な冒険 ストーンオーシャン」「半妖の夜叉姫」などの作品にも出演しています。2020年の声優アワードでは、新人女優賞を受賞しています。

アニメ「チェンソーマン」でポチタの声を演じたのは、声優の井澤詩織です。井澤詩織は埼玉県出身で、2006年から声優活動を行っている人物です。専門学校在学中にデビューしており、これまでに「ウィッチクラフトワークス」「ドラゴン、家を買う。」「プラネット・ウィズ」などの作品にも出演しています。プライベートではコミックマーケットに参加するほどの漫画、アニメ好きのようです。

アニメ「チェンソーマン」で姫野の声を演じたのは、声優の伊瀬茉莉也です。伊瀬茉莉也は神奈川県出身で、2004年から声優活動を行っている人物です。小学生時代に見た「もののけ姫」が声優に興味を抱いたきっかけで、これまでに「夢色パティシエール」「明日ちゃんのセーラー服」「約束のネバーランド」などの作品にも出演しています。尊敬している声優には、先輩の三瓶由布子の名前を挙げているようです。

アニメ「チェンソーマン」で東山コベニの声を演じたのは、声優の高橋花林です。高橋花林は神奈川県出身で、2013年から声優活動を行っている人物です。幼少期に祖父の影響でアニソンを聞いており、声優になる前はアニソン歌手を目指していたようです。高橋花林はこれまでに、「ぐんまちゃん」「音楽少女」「ダイヤのA」などの作品にも出演しています。

アニメ「チェンソーマン」で荒井ヒロカズの声を演じたのは、声優の八代拓です。八代拓は岩手県出身で、2013年から声優活動を行っている人物です。学生時代に見た「新世紀エヴァンゲリオン」が声優に興味を抱いたきっかけで、これまでに「アイカツスターズ！」「魔法使い黎明期」「炎炎ノ消防隊」などの作品にも出演しています。プライベートでは野球観戦を趣味にしているようです。

登場人物の恋愛要素やカップリングを知った後は、チェンソーマンに関する感想をまとめていきます。チェンソーマンは漫画とアニメの両方が人気のため、ファンから様々な感想が挙がっているようです。本記事で紹介した登場人物の恋愛要素やキスシーンに関する感想をまとめていきます。

本記事で紹介したように、デンジは恋愛感情をマキマに利用されているため、「利用されて全てを失ったデンジが可哀想」という感想が挙がっているようです。また、「平然とした態度でデンジを騙すマキマが悪女過ぎる」という感想も挙がっているようです。

デンジは姫野のキスにワクワクしていたため、「トラウマになるゲロキスを受けたことが面白い」という感想が挙がっているようです。また、「姫野とマキマの間で心が揺れ動くデンジが面白い」という感想も挙がっているようです。

姫野と早川アキは恋人関係にはなりませんでしたが、お互いがお互いを大切にしていたため、「2人の関係が泣ける」という感想が挙がっているようです。また、「何らかの悪魔の能力で2人を復活させてほしい」という感想も挙がっているようです。

本記事では、チェンソーマンで描かれた恋愛要素とキスシーンを紹介していきました。チェンソーマンはデビルハンターと悪魔の戦いがメインの作品ですが、恋愛要素やギャグ展開も読者に人気のようです。チェンソーマンを読んだことが無い方も、本記事を参考にしながら読んでみて下さい。