【チェンソーマン】デンジの心臓が狙われる理由をネタバレ考察!ポチタの正体は?

「チェンソーマン」のデンジの心臓がなぜ狙われるのか、ネタバレ考察しています。チェンソーマンが持つ能力やマキマの目的などが、狙われる理由と大きく関わっているため、くわしく解説していきます。また、デンジの心臓を次々と狙いに来る多くの刺客たちも紹介!ポチタの正体や現世に現れた理由など、気になる謎についても説明しているため必見です。デンジの心臓に関わる感想や評価も載せています。

【チェンソーマン】デンジの心臓が狙われる理由をネタバレ考察!ポチタの正体は?のイメージ

目次

  1. チェンソーマンのデンジとは?
  2. チェンソーマンのデンジの心臓が狙われる理由はなぜ?
  3. チェンソーマンのデンジの心臓を狙う刺客
  4. チェンソーマンのポチタの正体や謎を考察
  5. チェンソーマンのポチタは死亡した?
  6. チェンソーマンのマキマを考察
  7. チェンソーマンのデンジの心臓に関する感想や評価
  8. チェンソーマンのデンジの心臓まとめ

チェンソーマンのデンジとは?

「チェンソーマン」のデンジは本作の主人公で、さまざまな勢力から心臓を狙われる人物です。デンジ自身も「なぜ俺の心臓は狙われるのか?」「ポチタはそもそも何者なのか?」など、疑問に思っていました。

本記事では、デンジの心臓はなぜ狙われるのかの理由を、ネタバレ考察していきます。また、ポチタとデンジの出会いや謎の扉の意味、マキマの正体や目的なども解説しています。本作では明確に描写されなかった謎の点も解説しているため、気になる人はぜひチェックしてみてください。

チェンソーマンの作品情報

チェンソーマンの概要

第1部「公安編」は、2019年1号から2021年2号まで「週刊少年ジャンプ」にて連載されました。第2部の「学園編」は、「少年ジャンプ+」に移行して2022年7月より連載中です。主人公の少年デンジを中心として繰り広げる、アクション漫画となっています。

一般的な少年漫画のヒーローと違って、ダークヒーローであることが特徴です。戦うシーンの中では、過激な演出も含まれています。また、2022年10月からは、テレビ東京系列ほかにてアニメの放送が開始されました。

チェンソーマンのあらすじ

デンジは父親が残した莫大な借金を、ヤクザに返済しなければなりませんでした。そのために、チェンソーの悪魔のポチタと契約を交わし、デビルハンターの仕事を始めます。しかし、彼はゾンビの悪魔と戦っているときに、あえなく命を落としました。ポチタは自身の心臓を差し出して、デンジの体内に入り込みます。そして、デンジは復活することができ、チェンソーの悪魔に変身する能力を獲得して大暴れをします。

デンジのプロフィール

チェンソーマンのメインキャラクターで、くすんだ金髪とギザ歯が特徴の16歳の少年です。父親が残した借金返済のため、右目を売ったことで眼帯を付けていました。しかし、ポチタと一体化したことで復活してからは、眼帯を外しています。ゾンビの悪魔と契約したヤクザを倒したあと、マキマに拾われて「公安対魔特異4課」に所属しました。

また、ポチタの心臓を得たと同時に不死身の体となり、何度も瀕死状態に陥っては回復しています。女性に免疫がないこともあってか、世話をしてくれたマキマに対して、すぐに好意を持ちます。彼女に認めてもらうため、奮闘している様子です。過酷な状況であっても、乗り越えようとする強さと素直さがあります。怖いもの知らずなところもあり、破天荒ともいえる人物です。

アニメ『チェンソーマン』公式サイト

チェンソーマンのデンジの心臓が狙われる理由はなぜ?

デンジの心臓が狙われる理由はマキマへの対抗手段だから?

マキマはより良い世界を作るという目的を持っています。「より良い世界」というと、「平和」「平穏」などのイメージがあるでしょう。しかし、それとはかけ離れたもので、あくまでもマキマにとってのより良い世界なのです。つまり、人間にとっては最悪の世界ということになります。

そして、目標を達成するためには、チェンソーマンの存在が必要なのです。なぜ、チェンソーマンの力が必要とされるのでしょうか?チェンソーマンには、食べた悪魔の存在や事象を、人々の記憶から抹消する能力があります。

例えば、第2次世界大戦の悪魔を食べたとしたら、人間の記憶から消し去られて、この戦争はなかったことになるのです。戦争の記憶がなくなると同時に、人間にとって恐怖の対象ではなくなり、第2次世界大戦の悪魔も二度と生まれてこないでしょう。マキマはこの能力を用いて、自分にとって都合の悪いものを消去していき、より良い世界を築こうとしていたのでした。

しかし、これが実現すれば、マキマに対抗できる術がなくなり、彼女は独裁者になって世界を支配する可能性が高いです。そうならないためにも、世界各国がマキマに対抗できる手段を模索しました。そして、ポチタの心臓を手に入れれば、マキマを倒すことができると考えたのでしょう。したがって、デンジの心臓が狙われる理由の一つは、マキマへ対抗する手段だと考察できます。

マキマは銃の悪魔を支配下に置く

世界各国は、マキマを倒す手段となる「銃の悪魔」の肉片を保有していました。いざというときは、最強の呼び声がある銃の悪魔を用いてマキマを倒そうと、世界各国は考えているようです。ただし、支配の悪魔の能力は、自分よりも下と思うものにしか発揮できません。したがって、対象となるマキマが、自分より下だと確信する必要があります。

アメリカはマキマを倒すために、銃の悪魔を召喚しました。しかし、マキマは6体の悪魔の力を使って、銃の悪魔に勝利したのです。このことで、マキマは銃の悪魔よりも、序列が上であることが証明されました。世界各国の切り札であった銃の悪魔が、完全敗北します。マキマは最初から自分の目的を達成するために、銃の悪魔を利用する計画をしていたのだと考察できます。

マキマの支配下にある悪魔を消そうとする世界各国

最強といわれる銃の悪魔さえも支配下に置いたマキマは、敵なしの状態となります。世界各国は、マキマを倒す手段を見失いました。しかし、なぜそれが理由でデンジの心臓が狙われるのでしょうか?マキマは着々と計画的に、悪魔たちを支配下に置いていきます。このことは、いずれ世界の神的な存在になることと同じです。それを防ぐためには、どうにかしてマキマを倒さなければなりません。

しかし、マキマはすでに多くの悪魔を支配したいるため、そう簡単にはいかないでしょう。世界各国は、「それならば支配下の悪魔たちを抹殺していこう」と計画したのだと考察できます。デンジの心臓が狙われる理由も、そのためでしょう。

チェンソーマンは食べた悪魔を消す能力がある

チェンソーマンは、自身が食べた悪魔の存在そのものを消すという、特殊能力を持っています。チェンソーマンの「記憶消去の能力」が、マキマの戦力に対抗できる唯一の方法なのです。記憶消去の能力を活用すれば、死ぬことのない悪魔を消滅させることが可能になります。

悪魔は地獄で生まれて地獄で死に、人々に恐れられることで現世に生れ落ちる、輪廻転生を繰り返すのです。先述のように、チェンソーマンだけが悪魔を食べることで、死なない悪魔を消滅させることができます。そのため、チェンソーマンは悪魔からも恐れられている存在です。チェンソーマンの能力を使って、マキマの支配下の悪魔を消すという理由で、世界各国から心臓を狙われるのだと考察できます。

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チェンソーマンのデンジの心臓を狙う刺客

刺客①永遠の悪魔

物語の中で、最初にデンジの心臓を狙ってきた刺客です。日本政府が送った初めての悪魔の刺客となります。永遠の悪魔の能力は恐怖で膨らみ、そして恐怖に捕らえることが得意です。心臓を常に隠しているため、攻撃されても死にませんが、痛みを感じるという弱点もあります。

永遠の悪魔は森野ホテルで出現し、公安対魔特異4課のメンバーを8階に閉じ込めました。心臓を狙われるデンジは、永遠の悪魔の血を飲んで回復しては戦うという方法を、三日三晩続けます。最終的には、永遠の悪魔は耐えられないほどの痛みで苦しみました。それが理由で、デンジに殺して欲しいと訴え、自ら心臓を差し出して敗北しています。

刺客②沢渡アカネ

永遠の悪魔との戦いの様子から、日本政府はデンジの狂人性を悟ったのでしょう。次は沢渡アカネに心臓を狙われます。彼女は元民間のデビルハンターです。悪魔の心臓を所有する者同士を戦わそうと、日本政府は画策したと考察できます。沢渡アカネは銃の悪魔と契約して、銃をヤクザに流していました。契約の対価は、チェンソーマンの悪魔の心臓です。また、彼女は日本政府とマキマの間で、二重スパイをしていた可能性もあります。

なぜなのか理由は判明していませんが、マキマを裏切った可能性が高いです。最終的に沢渡アカネは自殺したことになっていますが、マキマが支配の能力で裏切り者を排除したのだと考察します。理由は、漫画「チェンソーマン」の9巻で、首の繋がった沢渡アカネが再び登場しているためです。これは彼女がマキマの手に堕ちたことを意味しているのでしょう。

刺客③サムライソード(刀の悪魔)

デンジがサムライソードに心臓を狙われるのは、理由があります。サムライソードは、過去にデンジが借金地獄に陥ったとき、彼をとことん追い詰めたヤクザの孫にあたります。また、現在の組の若頭です。殺されてしまった祖父の復讐のため、デンジは心臓を狙われることになるのです。

しかし、サムライソードは、日本政府やマキマも関係していることに、気付いていなかったと考察できます。左手の刀を抜くと、刀の悪魔になることから、「サムライソード」と名付けられました。デンジは彼の見た目で、「モミアゲマン」と呼んでいます。結局、デンジとの戦いでは敗北しました。左手の刀を抜くと復活できるため、チェーンを使って拘束されることになります。

刺客④ボム(爆弾の悪魔)

ボムの正体はソ連の刺客で、悪魔の心臓を持っている人間です。頭部は爆弾に歯が生えたような外見をしており、爆竹やダイナマイトを連ねたような衣装を着ています。首に巻かれたチョーカーのピンを引き抜くことで、爆弾に変身できる「爆弾の悪魔」です。国家に貢献するために育てられた戦士で、祖国ではモルモットと呼ばれていました。

ソ連国家保安委員会が関係していることで、デンジの心臓とマキマの存在を把握したと考察できます。心臓を狙われるデンジは、恋愛関係になろうとするレゼ・ボムに接近されました。その後、ボムは台風の悪魔と共に戦ったことで、デンジの存在を世間に公表するという結果となります。デンジはレゼへ逃亡するように提案しましたが、最後はマキマに見つかり抹殺されました。

刺客⑤アメリカの三兄弟

デンジはアメリカのデビルハンターからも、心臓を狙われることになります。デンジを殺せば国から200万ドルもらえるという理由で、依頼を受けて日本へやって来ました。三兄弟は「皮の悪魔」と契約しており、心臓を狙われるデンジの護衛に向かった、スバル、黒瀬、天童を殺害しています。彼らは死体に触れると、同じ身なりに変装できる能力を持っています。

長男が黒瀬に変身してデンジに接近しますが、パワーの運転する車に轢かれて打ち所が悪く命を落としました。民間人に変身していた次男のジョーイは、パワーに復讐しようとします。しかし、吉田ヒロフミによって殺されました。三男のアルドは、最終的に精神を病んでしまい、「ハロウィン」と叫び続ける廃人となってしまいます。

刺客⑥サンタクロース

サンタクロースは、ドイツからやって来た刺客です。「人形の悪魔」の能力を持っており、触れた人間を人形に変えることができます。また、人形化した人間も同じ能力を得るため、徐々に人形が増えていくことになります。特に大切にしている人間を人形化させると、限りなく本人に近い姿で完成させることが可能です。

デンジはサンタクロースに心臓を狙われるのですが、本当の目的はマキマを殺害することでした。マキマが悟らないように、わざとデンジが心臓を狙われる風に見せかけました。サンタクロースが地獄の悪魔を召喚したため、闇の悪魔が登場します。そして、人形の悪魔を介して、チェンソーマンの心臓を捧げる代わりに、マキマを殺せる力を要求しました。

強い悪魔と契約するときは、それに相当する対価が必要です。それが理由で、神の心臓ともいえるデンジを狙ったのかもしれません。サンタクロースは最終的にコスモとの戦いに負け、ハロウィンとしか言えなくなり、無抵抗のまま炎の中で命が尽きてしまいました。

刺客⑦トーリカ

本作の「刺客編」に登場するキャラクターです。ロシアからの刺客トーリカにも、デンジは心臓を狙われることになります。余命が半年しかない師匠と行動を共にしており、非常に慕っている様子です。デンジを殺して任務を全うすれば、師匠はデビルハンターを辞められるため、早く終わらせようと奮闘していました。ハンバーガーを食べている師匠の口にケチャップがついており、それをトーリカの手で拭ってあげたりと、非常に親切です。

ところが、トーリカがデンジを殺害したあと、敬愛していた師匠から人形にされてしまうのです。実は本物のサンタクロースは、師匠だったことが判明します。トーリカが師匠を想う気持ちを利用されていたことになり、彼はサンタクロースが目的を果たすための生贄だったのです。この衝撃的なシーンが、彼の最後となりました。

刺客⑧闇の悪魔

人間が根本的に持っている恐怖の対象「闇」を冠する悪魔です。圧倒的な強さを誇る「闇の悪魔」にも、デンジは心臓を狙われます。対象となる人物や悪魔を、闇の中で切断する能力を持っています。また、対象の身体に複数の穴を開けたり、骨ごと手足を折り曲げることも可能です。

闇の悪魔は、マキマと何らかの形で繋がっていたと考察できます。闇の悪魔は最強であるのに、なぜデンジの心臓がほしいのでしょうか?おそらく、闇の悪魔はチェンソーマンに対して、恐怖を抱いているのでしょう。闇の中以外では、チェンソーマンに勝てないという恐れがあった可能性が高いです。

刺客⑨クァンシたち

国からの依頼を受け、中国からやって来たデビルハンターです。眼帯で片目を隠している銀髪の美女で、4人の魔人とつるんでいます。また、岸辺の元相棒でもあり、彼に人類最強と評されるほどの、高度な戦闘能力の持ち主です。岸辺はクァンシの身の安全を保証した上で、マキマを殺害する協力を願い出ました。しかし、クァンシはマキマの恐ろしさを知っているため、協力を断ります。

クァンシが大切にしている魔人の仲間を、サンタクロースに殺されてしまいました。復讐のために、クァンシはデンジと共闘しています。闇の悪魔にバラバラにされてしまったクァンシは、ツギハギの魔人の手助けによって復活しました。マキマの強さには敵わないと思ったのか降参しますが、最後は首をはねられてしまいます。

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チェンソーマンのポチタの正体や謎を考察

ポチタの正体

ポチタはチェンソーマンに登場する、犬のようなかわいい姿をしたチェンソーの悪魔です。ポチタは「ワン」としか泣きませんが、相手の意識の中で会話することもできます。ポチタはデンジと一体化したことで、多くの刺客から心臓を狙われることになります。なぜなら、ポチタの正体は、悪魔が最も恐れているチェンソーマンだからです。エンジンをふかせば、何度殺されても復活することができます。

また、彼が食べた悪魔は、その存在自体が人々の記憶から消滅されるのです。その悪魔は人々から恐れられることもなく、二度と蘇ることはできないでしょう。これらの理由により、悪魔からも恐れられるチェンソーマンは、みんなの恐怖によってさらに力を増していきます。

ポチタとデンジの出会い

デンジは自身の血を与えて瀕死状態のポチタを救ったのが、2人の初めての出会いでした。そして、助かったポチタは、自身もデンジを助けるという契約を交わすのです。このときから、ポチタはデンジの相棒となり、共に過ごすようになります。デンジとポチタは非正規のデビルハンターとして働いていましたが、ゾンビの悪魔によって2人共殺されてしまいました。

デンジは生前に「もしも自分が死んだら身体をあげるから、普通に生きて死んでいく夢を叶えてほしい」と言っていました。ポチタは心臓をデンジにあげるため、一緒に夢を見させてほしいと、新たな契約をしたのです。そして、デンジを復活させて、2人は一心同体となりました。

ポチタが現世に来れた理由

そもそもポチタは、なぜ現世に来ることができたのでしょうか?デンジと出会う前は、4人の騎士+武器の悪魔と、地獄で戦っていたことが判明しています。その際に、チェンソーマンは急に姿を消したそうです。彼は瀕死で変わり果てた姿ではあったものの、生きていたとマキマが言っていました。地獄で死んだ悪魔が、現世で転生するようになっていますが、ポチタはデンジと出会ったときに瀕死状態だったのです。

なぜなのか考えられる理由は2つあります。1つ目は、チェンソーマンが地獄と現世を、思いのまま行き来できる手段を持っている考察です。2つ目は、弱体化した状態のポチタで転生したあとに、何者かに襲撃されたという考察になります。しかし、後者だとポチタを瀕死になるまで襲ったのは、何者なのかという疑問が残ります。

ポチタの姿が犬だった理由

ポチタの見た目は、かわいい犬のような姿をしています。マキマの回想シーンのチェンソーマンとは、全く違う印象でした。ポチタは、なぜ犬のような姿をしているのでしょうか?ポチタは、ギリシャ神話の冥府の入り口の番犬「ケルベロス」を、モデルにしているという考察もあります。

その理由は、デンジの回想シーンで「開かずの扉」が登場しており、ポチタが「開けちゃダメ」と彼を止めていました。これはポチタが番犬であることを、意味しているかもしれません。他の理由では、マキマが非常に犬好きであり、チェンソーマンの大ファンであることも、何か関係していると考察できます。

ポチタが忠告していた扉の謎

なぜ、ポチタは扉を開けてはダメだと制止したのでしょうか?これには理由がありました。実は扉の向こう側には、デンジが思い出したくない記憶が詰まっていたのです。彼は幼少時代に父親を殺してしまい、大きなショックを受けた共に、当時の記憶を封じ込めていました。

最終的に彼はマキマによって扉を開けさせられて、自身の罪の意識に耐えられず、廃人化してしまいます。おろらく、ポチタはデンジがそうなることを予測して、番犬のように扉を守っていたと考察できます。

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チェンソーマンのポチタは死亡した?

ポチタは死亡した?

デンジと出会ったとき、ポチタは瀕死状態でしたが、死亡はしていません。なぜなら、デンジの血によって復活できたためです。その後、ゾンビの悪魔によって、体をバラバラにされました。しかし、そのときもデンジに血を分けてもらい、復活することができます。物語の中で最も衝撃的だったのは、マキマが2度目のチェンソーマンとの戦いで、心臓ポチタをもぎ取ったときです。

マキマは心臓を手にして、大変嬉しそうにしていました。デンジの心臓は、ポチタとそっくりの形をしています。しかし、身を潜めていたデンジが、マキマから心臓を奪い取ることができたため、ポチタは死なずに済みました。ポチタはデンジの心臓として、再び一心同体となり生存しています。

ポチタはこれから再登場する?

ポチタの再登場はあるのかを、解説していきます。原作漫画2話から89話まで、ポチタの登場はありません。ただ、本人としての姿は見れませんが、デンジのセリフの中で出てきたり、声だけで登場することはありました。

また、今後の展開で、デンジとポチタが別々に行動する可能性は低いと考察できます。なぜなら、ポチタはデンジの心臓として、共存しているためです。勝手な行動を取ると、デンジの生死に大きく影響するでしょう。ポチタはデンジが死亡することを望んでいないため、おそらく今後も一心同体で行動すると考察できます。

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チェンソーマンのマキマを考察

マキマの正体は支配の悪魔

マキマの正体は「支配の悪魔」で、自分よりも力の弱い存在を支配する能力があります。デビルハンターとしてのマキマは、多くの悪魔と契約していることになっていました。しかし、実際は契約ではなくて、マキマの支配下になっていたのです。マキマは支配下にある悪魔を、自由自在に操ることができます。

マキマの効きの良い鼻も盗聴できる耳も、ねずみなどの下等動物の特性自体が、全てマキマの能力となっていたためです。マキマに命令されれば、相手は思考能力が働かなくなり、言われるがままになります。マキマの支配の能力は、相手の意志を奪ってしまうのです。

アメリカ合衆国大統領が、「マキマを殺さなければならない」と言うほど、彼女は脅威的な存在です。大統領は国民の寿命1年分と引き換えに「銃の悪魔」と契約し、マキマを倒そうとします。最強のマキマが「最も警戒すべきはサンタクロース」と言っていました。このセリフのとき、サンタクロースはまだマキマの支配下になっていなかったと考察できます。

マキマの目的を考察

マキマの真の目的は、「より良い世界を作ること」になります。チェンソーマンの能力を使って、より良い世界を作りたいことを、作中でマキマ自身が明言しました。彼女はほぼ無敵といえるほど、圧倒的に強い悪魔である一方で、家族愛のような無償の愛に飢えている様子です。承認欲求が強いこともあり、歪んだ愛情からこのような目的に至ったことが考察されます。

また、マキマの目的を達成するには、チェンソーマンの特殊能力が必要でした。彼に食べられた悪魔は、その概念ごと存在が抹消されるのです。過去にも「ナチス」「第2次世界大戦」「エイズ」など、多くの概念を消してきました。

マキマは「飢餓」や「戦争」のように、人々の記憶から消滅したほうが幸せになれる概念が、世の中には多く存在すると語っています。彼女はチェンソーマンを支配下に置いて、ネガティブな概念を消滅させ、より良い世界を作ろうとしていました。

支配の悪魔であるマキマは、恐怖でしか相手との関係を築くことができません。なぜなら、何をしても恐怖が介在するため、家族のような対等の関係を作るのは非常に困難でしょう。世界から恐怖の対象となる悪魔を消滅させていけば、マキマは感謝されることになります。感謝されれば悪魔としては弱体化するため、自分と対等に向き合える相手に出会えると、マキマは考えたのかもしれません。

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チェンソーマンのデンジの心臓に関する感想や評価

作中で、デンジが左胸の心臓に手を当てて、「俺がチェンソーマンなんだ」と言うシーンがありました。このシーンが、チェンソーマンは自分の心臓でもあるポチタであることを、デンジが主張しているように感じるという声もあります。デンジのポチタへの想いが伝わってくるようで、大好きなシーンというファンもいました。

これまでの刺客は、デンジの心臓をシンプルに狙ってきていました。しかし、マキマはなぜデンジとポチタの契約を破綻させたいのか、疑問に感じているファンの感想もあります。マキマが大ファンだったのは、デンジではなくチェンソーマンです。

「人並みの幸せを体験する契約」を破棄させるために、マキマはアキやパワーをデンジの元へ送り、家族のような存在や好きな人物を与えました。そして、デンジに幸せを体験させてから、絶望へ突き落したのです。そうすれば、デンジとポチタの契約を壊せると思ったのでしょう。

デンジとポチタの関係性に感動する声も、多く上がっていました。デンジはポチタに「死んだら自分の体を奪って、幸せになってほしい」と言います。また、ポチタは「死んだら私が心臓になるため、普通の生活を送ってほしい」とデンジへ言いました。この2人の想いに、尊くて切なくて泣いてしまいそうという感想がありました。

デンジは父親の借金を返すために、自分の臓器や片目を売りました。また、可愛がっていた悪魔に、心臓を押し付けられ復活できます。しかし、そのせいで心臓を狙われることにもなりました。彼の人生はいろいろと人の肩代わりをしすぎて、気の毒だという感想もあります。

また、ポチタは大変かわいいのに、なぜ世界から心臓を狙われるのか疑問だという声もあります。謎の大部分は、ポチタが自分は何者かをデンジに言ってないことに、集約されていると考察するファンもいました。

マキマがなぜデンジを気にかけるのかは理解できたけれど、チェンソーの悪魔の心臓が狙われる理由を知りたいという声が多くありました。やはり、読者や視聴者はその点が最も気になるようです。他の悪魔や他国が心臓を狙う理由と、マキマが狙う理由は違う気がすると、考察する人もいます。また、心臓を狙っている首謀者が、何かの悪魔のマキマだと思うけれど、それだとデンジがあまりにも可哀想だという感想もありました。

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チェンソーマンのデンジの心臓まとめ

チェンソーマンのデンジは、ポチタの心臓によって復活することができました。デンジとポチタは一心同体となり、多くの悪魔と戦うことになります。また、「デンジの心臓がなぜ狙われるのか?」は、世界各国がマキマに対抗する唯一の方法だったためです。

チェンソーマンの記憶消去の能力を利用すれば、マキマが支配する悪魔を、消すことができると考えたのでしょう。チェンソーマンはポチタであり、デンジの心臓もポチタだったのです。デンジの心臓が狙われる過程で、いずれはマキマと直接戦う可能性もあります。今後のチェンソーマンの超絶な展開を、期待しておきましょう。

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