チェンソーマンはなぜ強いのか考察!正体はチェンソーの悪魔ではない?

『チェンソーマン』はなぜ強いのかを考察しています。チェンソーマンの持つ能力の内容についても説明!また、圧倒的な強さのチェンソーマンの正体は、チェンソーの悪魔ではないのか、他に考察できるものは何かも載せています。また、デンジがチェンソーマンに変身できる理由や、魔人であるのかも解説するため必見です。ハチャメチャな行動をするチェンソーマンがなぜ強いのか、いくつかの理由を紹介するため、チェックしておくとさらに本作の物語を楽しめるでしょう。

チェンソーマンはなぜ強いのか考察!正体はチェンソーの悪魔ではない?のイメージ

目次

  1. チェンソーマンとは?
  2. チェンソーマンはなぜ強いのか考察
  3. チェンソーマンの正体はチェンソーの悪魔ではない?
  4. チェンソーマンの強さや能力を考察
  5. チェンソーマンのデンジの正体
  6. チェンソーマンに関する感想や評価
  7. チェンソーマンはなぜ強いのかまとめ

チェンソーマンとは?

『チェンソーマン』といえば、誰もが一目置くほどの圧倒的な強さが特徴です。最強過ぎるといわれていますが、チェンソーマンはなぜ強いのでしょうか?本記事では、チェンソーマンが強い理由や、本当の正体、能力などについて、くわしく考察していきます。また、デンジがチェンソーマンに変身できる理由や、正体はチェンソーの魔人であるのかも解説するため、チェックしてみてください。

チェンソーマンの概要

正体が注目されている『チェンソーマン』は、週刊少年ジャンプから誕生したダークファンタジー作品です。作者は藤本タツキ先生で、前作の「ファイアパンチ」がSNS上で注目されたことをきっかけに、ブレイクした人気漫画家になります。作者の映画趣味が反映されており、B級ホラーやZ級映画にも見られるカオスフルな雰囲気が特徴です。

藤本タツキ先生が寄稿したイラストによると、「ポップなアバラ」「邪悪なフリフリ」を目指して描いていると語っています。『チェンソーマン』は、主人公のデンジがさまざまな悪魔と戦うデビルハンターとなって、繰り広げる物語です。第1部「公安編」は既刊全11巻、第2部「学園編」は2022年7月より連載開始され、現在も継続中となっています。2022年10月からはテレビアニメが放送予定されており、注目を集めています。

チェンソーマンのあらすじ

『チェンソーマン』の主人公デンジは、死亡した父親が残した借金のせいで、貧困状態に陥っていました。デンジはチェンソーの悪魔であるポチタと、デビルハンターをしてどうにか生き抜いています。ある日、残虐な悪魔と戦いデンジは命を落としてしまいました。ポチタが自分の心臓を提供したことで、デンジはチェンソーマンとしてチェンソーの悪魔に変身できるようになります。

アニメ『チェンソーマン』公式サイト

チェンソーマンはなぜ強いのか考察

『チェンソーマン』第1部のラスボスであるマキマからも、「勝てる気がしない」と言われるほど、チェンソーマンの強さは一目置かれています。マキマはチェンソーマンになら、食べられても良いと言っていました。チェンソーマンは、被害者であろうが加害者であろうが、悪魔であればお構いなしに倒していきます。

無茶苦茶な戦い方をするため、皆に怖がられる存在です。ここでは、そんなチェンソーマンがなぜ強いのか、いくつかの理由を考察していきます。

考察①悪魔の強さは名前への恐怖の高さで決まる

『チェンソーマン』の世界では、自分の名前に対してどれだけ恐れられるかによって、悪魔の強さが決まります。例を挙げると、銃やナイフのような恐怖を煽る名前が付いた悪魔は、強い傾向にあります。また、トマトや鶏など限られた人のみが怖がる名前の悪魔は、非常に弱いのが特徴です。

チェンソーマンの名前に付いたチェーンソーは、ホラー映画などの凶器に用いられたり、誤って怪我をするなど怖いイメージがあります。チェンソーマンは、人間からはもちろんのこと、悪魔からも怖がられている存在です。チェンソーマンがなぜ強いかというと、人間と悪魔から集めた恐怖で成り立っているためと考察できます。

考察②チェンソーマンは悪魔から恐れられている

チェンソーマンは人間だけでなく、悪魔からも恐れられています。人間の感じる恐怖は、一時的なこともあるでしょう。怖いと思っていた対象物でも、その人の経験によって恐怖度が低くなる場合もあるためです。人間の持つ恐怖感は、簡単に上下すると考察できます。しかし、悪魔から収集した恐怖度は、そう簡単に変わることはありません。チェンソーマンの世界では、悪魔の恐怖に関連する事件や事故があると、報道規制がかかります。

状況によっては、偏向報道をすることもあるのです。チェンソーマンが悪魔狩りをしている限り、悪魔の恐怖度が下がることはないと考察できます。実際に、悪魔がチェンソーマンと戦うときでも、負けたら食べられるという恐怖を常に感じていることでしょう。チェンソーマンがなぜ強いかの理由の一つは、悪魔から絶対的に怖がられている存在であることが考察できます。

Thumb【チェンソーマン】公安編(第1部)のあらすじと伏線を解説!登場人物や悪魔も紹介 | 大人のためのエンターテイメントメディアBiBi[ビビ]

チェンソーマンの正体はチェンソーの悪魔ではない?

チェンソーマンのチート能力は周知の事実です。本当の正体はチェンソーの悪魔ではなく、何か得体の知れない恐ろしい悪魔ではないかと、考察する人もいます。また、チェンソーマンはお構いなしにどんな悪魔でも食べるわけではなく、しっかり選別している様子です。ここでは、チェンソーマンの正体はチェンソーの悪魔ではないのかについて、考察していきます。

考察①チェンソーの悪魔はキリストの悪魔?

もしもチェンソーマンの正体がチェンソーの悪魔でなければ、どのような悪魔に該当するのでしょうか?『チェンソーマン』の作中では、チェンソーマンが何度も槍に刺されているシーンがありました。チェンソーマンの攻撃を避ける能力は抜群で、カウンターも決める強さを持ち合わせています。しかし、マキマが放った槍や武器人間の槍には、何度も貫かれているのです。

他にも、火災報知機で燃やされたり、デンジが磔にされるシーンも登場しました。このことから、チェンソーマンの正体は、キリストに関係するものか、神の悪魔ではないかと考察できます。さらに、『チェンソーマン』の物語には、キリスト教や黙示録をモデルとしているものが多いです。チェンソーマンの正体が人間を悪魔から救出する立場だと仮説すれば、可能性はあるといえます。

神は悪魔よりも人間を多く殺しているという皮肉った内容が、聖書にもあることは有名です。チェンソーマンがなぜ強いかという理由は、人間や悪魔から恐れられているためでした。悪魔からも引かれるほど人間を殺している神であれば、周囲から強い恐れを抱かれているでしょう。

考察②チェンソーの悪魔は戦争の悪魔?

チェンソーの悪魔が「戦争の悪魔」だと仮説すると、チェンソーマンはどのような能力を使えるのでしょうか?戦争はそのときの時代によって、用いる武器も姿を変えてきました。ある時代は槍、ある時代は銃、戦車などさまざまです。

それに伴い戦争の悪魔も時代や歴史に沿いながら、自身の姿を好きな形状に変えて、敵を倒す武器になる能力があったと考察できます。チェンソーマンは敵であれ味方であれ、最終的には皆を殺すというキャラクターです。このことも、戦争をイメージするような設定になっています。

また、戦争は人間が最も恐怖を感じている概念でもあるでしょう。チェンソーマンの強さを考えると、戦争の悪魔だとしても納得させられそうです。他にも、チェンソーマンの「チェンソー」と「せんそう」の発音が似ているという考察もありました。あくまでも仮説ですが、考察材料の一つであるかもしれません。

Thumbチェンソーマンの魅力はぶっ飛んだ世界観と主人公?面白い理由・人気の秘密を調査 | 大人のためのエンターテイメントメディアBiBi[ビビ]

チェンソーマンの強さや能力を考察

誰もが恐れるチェンソーマンは、いくつかの能力を持っています。悪魔でありながら悪魔を倒すことが生きがいとなっており、でたらめともいえる戦い方と強さのあるダークヒーローです。初期のチェンソーマンは、ただ手足から生えたチェンソーを振り回すだけでした。

しかし、戦闘経験が増えるごとに、敵の悪魔や仲間のビームからヒントを得て、さまざまな妙技を使用します。チェンソーマンは、どのような能力を使って戦っているのでしょうか?ここでは、チェンソーマンの強さや能力について、掘り下げて解説していきます。

強さや能力①チェンソーを生やす

チェンソーマンは、頭や腕、足から電動ノコギリの刃を生やす能力があります。デンジが変身するときは、胸に付いているスターターロープを引っ張ると、エンジンが発動しチェンソーマンになります。頭はチェンソーの形になり、腕にはチェンソーの刃が生え、口の中にも生える鋭い牙が特徴です。また、チェンソーマンが戦うときの攻撃法は、ほとんどが電動ノコギリを使用した技です。

戦うときは腕から生えたチェンソーを使うのが主ですが、合間に足から生えたチェンソーで蹴りを入れて、攻撃しています。また、デンジは足のチェンソーを短くすることも可能で、壁を走るという技も披露していました。他にも、自身の身体にガソリンをかけて、チェンソーから出る火花で発火させるという、妙技も使用しています。敵が闇の力を持つがゆえに、光の力を欲したデンジが編み出した策のようです。

チェーンの部分は着脱可能で、ビルなどに引っかけて高速移動もできます。また、チェーンを使って、対象のものを引き寄せたり縛り上げたりして、自由自在に操ることも可能です。大胆な外見とは裏腹に、器用な技を使って戦うこともできる様子です。超人的身体能力を発揮すると、チェーンソーの刃が高速回転をして、人間や悪魔を切り刻みながら倒していきます。

強さや能力②凄まじい回復力

チェンソーマンの強さの理由に、驚異的な回復能力と複製能力があることも挙げられます。悪魔は不死身というわけではありませんが、負傷したり手足が欠損すると回復する能力があるのです。ただし、手足を再生するとなれば、相当量の血が必要となります。物語に登場する悪魔の中には、回復できなかったり、復活に時間がかかりすぎて命を落とすものもいました。

チェンソーマンの場合は、致命的な損傷を負う前にスターターを引いておけば、身体を再生することができます。また、致命的な損傷を負った後ならば、第3者によってスターターを引いてもらう必要があるのです。もし、誰からもスターターを引いてもらえなければ、自発的に回復することは不可能になります。そもそも、チェンソーマンが負傷することは、滅多にありません。

チェンソーマンは、心臓からでも復活が可能です。貧困時代に売り払った自身の臓器や、全身をぶつ切りにされた身体さえも完治させました。また、ポチタの心臓を抜き取ることで、チェンソーマンを分離させる能力もあります。第11巻のマキマ戦で、この技を使用しました。もちろん、心臓を分離させることは、血が不足する状態になりデメリットが生じるでしょう。

しかし、あらかじめもらっていた「パワーの血液」によって、デメリットをカバーしました。チェンソーマンは分離させた、もう一つのチェンソーマンをマキマにぶつけて、彼女が油断した隙にトドメを刺しています。チェンソーマンの強さと能力であれば、敵は体を張って戦うだけではなく、計画的に攻めていかないと殺すことは非常に困難でしょう。

強さや能力③食べた悪魔の存在を消せる

チェンソーマンの強さには、食べた悪魔とその悪魔に関する名前の存在を、消すことができる能力も備わっています。もともとチェンソーマンには、チェンソーを振り回して悪魔を倒す能力しかありませんでした。しかし、ベルゼブブを食べたことを機に、もう一つの能力を獲得します。食べた悪魔の存在を消すとは、どういうことでしょうか?例えば、第2次世界大戦の悪魔や核兵器の悪魔は、すでにチェンソーマンに食べられています。

そのため、『チェンソーマン』の世界の住人は、存在を認識することは不可能となりました。チェンソーマンは作中で、現実の世界に違和感を覚える部分が多くあります。第2次世界大戦のような戦争が実在しながら、なかったことになっている世界だったとは、誰もが思いもしなかったでしょう。

Thumbチェンソーマンの声優を徹底予想!アニメのキャスト決定・発表はいつ頃? | 大人のためのエンターテイメントメディアBiBi[ビビ]

チェンソーマンのデンジの正体

『チェンソーマン』のデンジは、本作の主人公です。父親が遺した借金を背負い極貧生活を送っていました。ポチタと出会ったことで普通の生活を手に入れますが、その先には激しい戦いの日々が待っていたのです。ここでは、そんなデンジの正体やチェンソーマンになれる理由を考察していきます。

考察①デンジの正体は魔人?

『チェンソーマン』のデンジの正体は、魔人なのかという疑問の声もあります。しかし、デンジの正体は魔人ではありません。そもそも魔人とは、悪魔に乗っ取られた人間のことをいいます。そして、魔人の人格は完全に悪魔なのです。魔人の特徴は頭が変形しており、見た目でも人間でないことは確実に分かります。

デンジの場合は、普段は人格も外見も人間そのもので、悪魔との戦いのときにだけチェンソーの悪魔へ変身します。したがって、血の悪魔の魔人であるパワーや、サメの悪魔の魔人であるビィームとは異なるのです。デンジの他に人間が悪魔に変身できるのは、刀の悪魔に変身できる人間の若や、爆弾の悪魔に変身できる人間のレゼが例として挙げられます。

デンジはバラバラの死体だったのですが、魔人にはならず人間としての人格を残した悪魔人間になりました。なぜデンジは魔人にならなかったのでしょうか?それはデンジがポチタと交わした契約が理由です。ポチタは心臓を差し出すときに、デンジの夢を私に見せてくれ(生きる必要がある)と言います。その契約があったからこそ、デンジは死から復活したのです。

考察②デンジがチェンソーマンに変身できる理由

『チェンソーマン』のデンジは、母を病気で亡くし、父親は借金を抱えたまま自殺をしてしまい、絶望の日々を送っていました。そんなデンジの前に現れたのが、チェンソーの悪魔のポチタです。ポチタは怪我をして弱っていたため、デンジは放っておけませんでした。そこで、ポチタとデンジは助け合う契約を交わします。

それ以降、1枚の食パンを2人で分け合いながら、借金返済の生活を始めました。デビルハンターの仕事をしていたデンジとポチタは、雇用主のヤクザに騙されてしまいます。そして、ゾンビの悪魔に狙われて、殺されてしまったのです。本来悪魔は、人間の死体を乗っ取って魔人になることができます。しかし、チェンソーの悪魔のポチタは、肉体を乗っ取るのではなくデンジの心臓となったのです。そして、デンジは復活したのでした。

デンジはポチタと融合しチェンソーの悪魔になって、ゾンビの悪魔を倒しまくります。デンジはチェンソーの悪魔の心臓を得たことで、あらゆる能力を発揮し、いつでもチェンソーの悪魔に変身できるようになりました。

Thumb【チェンソーマン】主人公のデンジはどんなキャラ?正体やマキマとの関係も考察 | 大人のためのエンターテイメントメディアBiBi[ビビ]

チェンソーマンに関する感想や評価

『チェンマーソン』のデンジは、一度食べた物をそのまま吐き出すことができます。その特性は、チェンマーソンが核兵器を吐き出すことができるという、設定からきたのではないかと考察する人もいました。実際に戦争の悪魔がチェンソーマンに近づいているのは、核兵器の悪魔のようなものを、吐き出させようと目論んでいるのかもしれません。これからの、チェンマーソンにも注目しておきましょう。

『チェンソーマン』は、チェンソーによって人が切り刻まれたり、血が吹き出たりするシーンもあります。血も涙も多く出ているけれど、血も涙もなくとんでもないことが起きている様子に、エモくなれないという感想もありました。しかし、早く次が読みたいという気持ちになるという声も上がっています。チェンソーマンの圧倒的な強さと、でたらめな行動が読者の心を引きつけている様子です。

『チェンソーマン』が、大ヒット作品の「鬼滅の刃」の次に面白いという評価も上がっています。面白過ぎて何回見ても飽きないというファンも多いようです。チェンソーマンの面白さは言葉にするのは難しいけれど、とにかくハマるという声もありました。また、シンプルな設定のため先の予想がしやすいと思っていたら、想像外をいくところが良いという感想もあります。

テレビアニメの「チェンソーマン」は、2022年10月から放送予定です。オープニングテーマが米津玄師の「KICK BACK」で、挿入歌はマキシマム ザ ホルモンが担当しています。また、エンディングテーマは、12組の人気アーティストたちが、週替わりで担当することが決定していることでも話題です。

そのため、『チェンソーマン』のアニメーションへの期待の声も大きいようです。また、制作キャストの気合の入れようをビンビン感じるという感想も上がっています。話題性もあり、普段アニメを見ないという人も、興味を引くだろうと考察する人もいました。

チェンソーマンは頭がイカれていて、何を考えてるのかわからないキャラだという感想があります。しかし、キャラが何を考えてるのかわかりづらいという読者の感想は、ある意味作者が意図した通りであるかもしれないという考察もありました。

他にも、人は他人の善意で殺されることも多いため、チェンソーマンの世界では善意の悪魔が結構強い部類でいそうという声もあります。また、中にはチェンマーソンで最強の悪魔は「労働の悪魔」だと思うという感想もありました。

Thumb【チェンソーマン】マキマさんがかわいいし美人!かっこいい魅力や名シーンも紹介 | 大人のためのエンターテイメントメディアBiBi[ビビ]

チェンソーマンはなぜ強いのかまとめ

『チェンソーマン』がなぜ強いのかについて、いくつかの考察があります。最も可能性が高いのは、チェンソーマンという名前を聞くだけで、地上の人間たちに恐れられている存在だからです。チェンソーマンの世界では、周囲の恐怖度が増すほど、悪魔の強さも増していきます。また、人間だけでなく悪魔からも恐れられているため、チェンソーマンは最強だといえるでしょう。

チェンソーマンの正体は、まだ明らかにされていません。チェンソーの悪魔なのか、戦争の悪魔なのか、得体の知れない悪魔のなのか、徐々に判明していく可能性が高いため、注目しておきましょう。

関連するまとめ

新着一覧

最近公開されたまとめ