【機動戦士ガンダム 水星の魔女】デリング・レンブランとは何者?過去や経歴を考察

「機動戦士ガンダム 水星の魔女」は、2022年放映のテレビアニメの中で最大の話題作だと評されています。同作品には多くの個性的なキャラクターが登場しますが、デリング・レンブランは特に個性が強いといわれました。この記事では、水星の魔女のデリングについて特集します。デリングの過去や経歴、彼と実娘のミオリネ・レンブランやスレッタ・マーキュリーとの関係、そしてデリングを演じるアニメ声優などにスポットを当てていきます。

【機動戦士ガンダム 水星の魔女】デリング・レンブランとは何者?過去や経歴を考察のイメージ

目次

  1. 水星の魔女のデリングとは何者?
  2. 水星の魔女のデリングの過去や経歴
  3. 水星の魔女のデリングと関係するキャラ
  4. 水星の魔女のデリングのアニメ声優
  5. 水星の魔女のデリングに関する感想や評価
  6. 水星の魔女のデリングまとめ

水星の魔女のデリングとは何者?

デリング・レンブランとは、「機動戦士ガンダム 水星の魔女」に登場するキャラクターです。実娘のミオリネから「ダブスタクソおやじ」と罵倒されており、個性が強いと評されました。この記事では、水星の魔女のデリングがどのような人物なのかについて特集します。デリングとミオリネ、スレッタ・マーキュリーとの関係、彼の経歴と過去、そしてデリングを演じているアニメ声優などを取り上げることで、その魅力に迫っていきます。

機動戦士ガンダム 水星の魔女の作品情報

機動戦士ガンダム 水星の魔女は、2022年に放映されたテレビアニメの中で、覇権作品と称されるほどの話題と注目を集めました。特に、ガンダムシリーズ初の女性主人公や、学園を舞台にしたストーリー展開が意表をついていると高評価されています。この章では、水星の魔女の概要とあらすじを紹介していきます。

機動戦士ガンダム 水星の魔女の概要

機動戦士ガンダム 水星の魔女は、2022年10月2日より毎日放送・TBS系列で放映が開始され、2022年12月現在第1クールが放映中です。機動戦士ガンダムのTVシリーズとしては、鉄血のオルフェンズ以来5年ぶりの放映になりました。本作品は、シリーズ構成と中心の脚本を大河内一楼が手がけ、監督を小林寛が務めています。第2クールが2023年4月より放映されることで、早くも反響を集めており、今後も目が離せない作品です。

機動戦士ガンダム 水星の魔女のあらすじ

機動戦士ガンダム 水星の魔女の舞台は、A.S.(アド・ステラ)122年の宇宙です。主人公のスレッタ・マーキュリーは、母親の勧めで水星からアスティカシア高等専門学園に編入しました。彼女は学園へ向かう途中で、宙域を漂流している少女を救出します。彼女の名前はミオリネ・レンブランといい、ガンダム開発禁止の中心人物であるデリング・レンブランの娘でした。実はミオリネは、デリングの元を離れて地球へ向かう途中でした。

デリング・レンブランのプロフィール

デリング・レンブランは、水星の魔女の中で強大な権力を持つ人物で、彼をラスボスだと推察するファンも見受けられます。デリングは元軍人で、PROLOGUEの時点ではグラスレー社の要職にありました。本編では、ベネリットグループの総帥兼アスティカシア高等専門学園の理事長となり、権力を振るっています。元軍人らしい実直さと意志の強さを持つ一方で、度を越した厳しさと非情さを前面に出す、厳つい見た目通りの人物です。

機動戦士ガンダム 水星の魔女 公式サイト

水星の魔女のデリングの過去や経歴

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機動戦士ガンダム 水星の魔女に登場するデリング・レンブランは、ストーリー展開に関わる重要な経歴と過去があると推察されています。この章では、水星の魔女のデリングの経歴や過去をネタバレを交えて取り上げていきます。

ネタバレ①軍人として世界各地の戦場を巡っていた

水星の魔女に登場するデリング・レンブランは、過去に軍人だったことが判明しています。デリングは世界各国の戦場を駆け巡り、生き延びてきたのです。過去の時代は、ドローン兵器が幅を利かせており、無人の大量破壊兵器が多くの人間を殺害してきた場面をデリングは目の当たりにしてきました。その結果、デリングの心の中にある信念が芽生えました。それは、無人兵器の無情さを知り尽くした過去から湧き上がるものだったのです。

デリングの信念とは、「人を殺すのは人でなければならない。人が人を殺すからこそ罪の意識が生まれて、抑止力ができる」というものです。その後、デリングは軍人としての活躍を買われて、グラスレー社に入社しました。同社を含む軍事産業は、MS開発評議会を組織して、GUNDという新技術を用いたMSガンダムの開発について討議しています。デリングはガンダムを危険視して、ヴァナディース機関の解散を推し進めていきました。

ネタバレ②ヴァナディース機関のラボでの虐殺

過去の経験から、「人を殺すのは人であるべき」という信念を持つデリングにとって、ガンダムはそのことに反する兵器に映りました。MS開発評議会の動きに物足りなさを感じたデリングは、ヴァナディース機関へ密かに特殊部隊を送り込んで研究員たちを虐殺しました。こうして、ガンダム開発計画は中止に追い込まれたのです。後でこの事実を知ったMS開発評議会のメンバーたちは、デリングの思想と実行力に戦慄するのでした。

また、MS開発評議会が、ガンダム開発計画の中止を隠蔽することもできなくなっていました。事が公になってしまっては、評議会事態の存亡に関わってしまうからです。こうして、MS開発評議会の弱みを握ったデリングは、組織の中で上手く立ち回れるようになり、組織をベネリットグループへと変化させて総帥へと上り詰めました。しかし、やり方があまりにも強引だったため、デリングは多くの敵を作り、命の危機に晒されるのです。

ネタバレ③呪いのMS

機動戦士ガンダム 水星の魔女の主人公スレッタ・マーキュリーが、デリングと大きく関わることになります。スレッタは、アスティカシア高等専門学園への編入時に成り行きでミオリネを助けて、その後グエル・ジェダークと決闘してこれに勝利、ミオリネの新たな婚約者になったのです。デリングは、彼女が搭乗していたMSガンダム・エアリアルを見て、過去に自分が握りつぶしたガンダム開発計画を思い出し、大いに驚くのでした。

デリングはスレッタを捕らえて独房へ入れた上で、ガンダム・エアリアルを解体しようとしました。そして、同機を作ったとみられるシン・セー社CEOのプロスぺラを呼んで、彼女を詰問しました。プロスペラは、デリングの追及を巧みにかわします。更に、実父デリングを忌み嫌うミオリネが、スレッタの正当性を主張したことで風向きが変わり、デリングは渋々ミオリネの主張するスレッタとグエルの再決闘案を受け入れるのでした。

ネタバレ④新会社の設立を宣言

水星の魔女に登場するデリング・レンブランは、御三家と呼ばれる対抗勢力に反旗を翻される危険を孕んだ生活をしていました。御三家はデリングの否定するガンダムに興味を示します。新規事業への出資者を募る催しにて、「エアリアルがガンダムである有力な証拠が見つかった」という情報を流す計画を立てます。デリングが、どのような反応を示すのかを確認したかったからです。しかし、催しの開催中にまたもミオリネが待ったをかけました。

ミオリネは、「エアリアルのような優秀な機体を、ガンダムだという理由で壊すのは損失だ」と主張しました。そしてガンダムの研究・開発、更に販売を目的とした新会社の設立を宣言しました。意外にもミオリネは、大嫌いな父親に頭を下げて頼み込み、デリングもガンダムの呪いについて言いつつも彼女の提案を受け入れました。新たな企業である株式会社ガンダムが設立されて、ストーリーは更に進んでいくことになるのです。

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水星の魔女のデリングと関係するキャラ

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機動戦士ガンダム 水星の魔女は、それまでのガンダムシリーズとは一線を画した世界観とストーリー展開で、人気を獲得しているとのことです。また、水星の魔女は、キャラクター間の人間ドラマも高く評価されています。この章では、水星の魔女のデリング・レンブランと関係の深いキャラクターについて、考察していきます。

関係するキャラ①ミオリネ・レンブラン

ミオリネ・レンブランは、水星の魔女のヒロイン的位置付けのキャラクターだといわれています。ミオリネは、デリングの実の娘であり、アスティカシア高等専門学園経営戦略科の2年生で年齢17歳です。薄いアッシュ系の髪色が特徴的な美少女ですが、性格は排他的で愛想が悪いことが判明しました。経営戦略科の中でトップの成績を収めるほど学業は優秀で、座学ばかりではなくMSの操縦もこなせるなど身体能力も非凡です。

ミオリネは早くに母親を亡くしており、母の出身地である地球に行くことを夢見ています。父親のデリングのことを忌み嫌っていて、「ダブスタクソおやじ」を軽蔑して憚りません。何よりもミオリネは、デリングによって自分の人生を決められていることに嫌気がさしているのです。そして、デリングから逃げ出して地球へ向かう途中で、スレッタと出会いました。次第にスレッタに影響されて、父親への態度も変化しつつあります。

関係するキャラ②スレッタ・マーキュリー

機動戦士ガンダム 水星の魔女の主人公スレッタ・マーキュリーは、ストーリーの中で「水星の魔女」扱いされています。スレッタは17歳の少女で、アスティカシア高等専門学園パイロット科の2年生に編入します。ミオリネとは逆に、父親を早く亡くし、母親と木星で暮らしていました。彼女の母親は、シン・セー社CEOのプロスぺラです。スレッタは、母親が開発したガンダム・エアリアルに乗り込む優秀なパイロットなのです。

実はスレッタがアスティカシア高等専門学園に編入した背景に、プロスぺラの思惑がありました。スレッタと母親は、ヴァナディース機関襲撃の生き残りであり、その首謀者であるデリングのことをプロスぺラは激しく恨んでいます。彼女はデリングへの復讐のために、娘を彼が理事長を務める学校に送り込んだのです。しかし、スレッタは当初そのことを知りませんでした。その事実を知った後も、娘は母親を信頼し続けています。

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水星の魔女のデリングのアニメ声優

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機動戦士ガンダム 水星の魔女は、豪華声優陣が集結したことで話題の作品だといわれています。また、声優陣の演技も高評価されているとのことです。この章では、水星の魔女でデリング・レンブラン役を演じている声優の内田直哉について特集します。

内田直哉のプロフィール

水星の魔女でデリング役を演じる内田直哉は、1953年5月1日生まれで東京都出身の声優・俳優です。2022年12月現在、大澤事務所に所属しています。内田直哉の趣味はゴルフで、特技は歌唱とダンスです。歌の上手さには定評があり、定期的にライブやディナーショーを開催して高評価されました。ブログやTwitterを開設していることでも知られており、近年はTwitterを積極的に活用してファンに情報発信を行っています。

内田直哉は15歳の時に劇団若草に入り、1972年テレビドラマ「幻の殺意」で俳優デビューしました。特撮ファンの間では、スーパー戦隊シリーズの傑作と称される「電子戦隊デンジマン」で緑川達也(デンジグリーン)役を演じたことで有名です。1990年代中盤以降は、声優としての活動を主軸にしていきながら、俳優活動も継続しています。また、舞台俳優としても活躍しており、円熟味の増した演技が高評価されました。

内田直哉の主な出演作品や演じたキャラ

  • ゲッターロボシリーズ:神隼人役(2代目)
  • DEATH NOTE:夜神総一郎役
  • ヴィンランド・サガ:アシェラッド役
  • COBRA THE ANIMATION:コブラ役
  • DRIFTERS:織田信長役
  • NARUTO-ナルト‐疾風伝:うちはマダラ役

内田直哉が、水星の魔女のデリング役の他に、過去声優として演じた主なキャラクターを上記しました。善人から悪人役まで幅広いキャラクターを演じたことで知られており、ジャンルも「シリアスからコメディーまで何でもござれだ」と高評価されています。海外映画や海外ドラマの吹き替えも多くこなしており、今後更なる活躍が期待されているベテラン声優の一人です。

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水星の魔女のデリングに関する感想や評価

この章では、機動戦士ガンダム 水星の魔女のデリング・レンブランに関するTwitterでのつぶやきを、いくつか取り上げていきます。水星の魔女のデリングはインターネット上でどのような感想や評価を受けているのでしょうか?

こちらは、水星の魔女の大ファンだと思われる方のツイートです。水星の魔女において、デリングがミオリネのことをホルダーになるのか想定しているのかどうかが気になるとつぶやいています。

同じく、水星の魔女の大ファンだと思われる方のツイートです。水星の魔女内でのクソ親ダービーで、当初はデリングが圧倒していたけれども、次第に他のクソ親が追い上げて失速しているという感想をつぶやいています。

こちらも、水星の魔女の大ファンだと思われる方のツイートです。水星の魔女のラストを予想していて、デリングはミオリネのことを認めるのではないかと考察しています。

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水星の魔女のデリングまとめ

まとめ イメージ画像

この記事では、「機動戦士ガンダム 水星の魔女」に登場するデリング・レンブランについて特集しました。デリングは水星の魔女の重要キャラクターだと推察されています。彼に注目して水星の魔女をお楽しみください。

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