【チェンソーマン】マキマがパワーを殺した理由を考察!目的はデンジの洗脳?

「チェンソーマン」は、テレビアニメ版が大ヒット中のダークファンタジー漫画です。読者の予想を覆すようなストーリーと、個性的なキャラクターで人気を獲得しました。同作品の中でも特に人気があり、ストーリー内でも関係が深いのがマキマとパワーです。この記事では、チェンソーマンのマキマがなぜパワーを殺したのか、その理由を考察します。また、マキマとパワーとデンジとの関係や、二人のアニメ声優なども紹介することで、是非読む時の参考にしてください。

【チェンソーマン】マキマがパワーを殺した理由を考察!目的はデンジの洗脳?のイメージ

目次

  1. チェンソーマンのマキマとパワーとは?
  2. チェンソーマンのマキマがパワーを殺したのはなぜ?
  3. チェンソーマンのマキマの目的を考察
  4. チェンソーマンのパワーがマキマを怖がる理由
  5. チェンソーマンのマキマに殺されたパワーは復活する?
  6. チェンソーマンのマキマとパワーの声優
  7. チェンソーマンのマキマとパワーに関する感想や評価
  8. チェンソーマンのマキマがパワーを殺した理由まとめ

チェンソーマンのマキマとパワーとは?

テレビアニメ版も人気沸騰中の「チェンソーマン」は、今最も話題になっている漫画だといわれています。同作品のキャラクターたちも人気があり、多くのグッズが販売されました。この記事では、チェンソーマンのマキマが、なぜパワーを殺したのかの理由を中心に考察します。また、デンジを含めたマキマとパワーの関係、マキマとパワーのアニメ声優、マキマの目的なども併せて考察していきます。

チェンソーマンの作品情報

ダークファンタジーものとして知られるチェンソーマンは、所謂ジャンプ漫画とは思えないほど尖った作品だと評されています。刹那的なストーリー展開や、殺したり殺されたりするキャラクターたちがなぜか魅力的と、人気を集めていました。テレビアニメ版の放映で、同作品の人気が更に加速するだろうといわれています。この章では、チェンソーマンの概要とあらすじを紹介していきます。

チェンソーマンの概要

チェンソーマンは、第1部公安編が週刊少年ジャンプ誌上で、2018年から2020年まで連載されました。2022年12月現在、第2部学園編が少年ジャンプ+にて連載中です。同作品のコミックスは11巻までが第1部で、12巻以降が2部という構成です。チェンソーマン藤本タツキが原作者であり、彼は「ファイヤパンチ」や「ルックバック」などの話題作を発表し続けています。藤本タツキは、同業者からも高評価されている漫画家です。

チェンソーマンは、コミックスが累計発行部数1800万部を突破している大ヒット漫画です。早くからアニメ化を望む声が上がっていましたが、満を持して2022年10月よりテレビアニメ版の放映が開始されました。アニメ版は全12話放映予定で、その話数では1部全てを網羅できないことから2期の制作が待望されています。また、2023年1月27日にブルーレイとDVD1巻が発売予定となっており、注目を集めているとのことです。

チェンソーマンのあらすじ

ダークファンタジー漫画チェンソーマンの舞台は、悪魔が当たり前のように蔓延っている世界です。主人公のデンジは、チェンソーの悪魔のポチタとともにデビルハンターを営んでいました。デンジの父親が借金を重ねたことで、彼は困窮の極みにいますが、それでもポチタがいるので表向きは明るく振舞っています。ところが、ある日デンジはヤクザに騙されて殺されてしまいました。彼を殺したのは、ゾンビの悪魔です。

この危機的な状況に出てきたのが、デンジのパートナーポチタです。ポチタはデンジを生かすために、自分が彼の心臓になる道を選びました。ポチタの心臓を手に入れたデンジは、蘇生してチェンソーの悪魔であるチェンソーマンに変身します。そして、ゾンビの悪魔たちをあっという間に殺したのです。現場に駆け付けた公安対魔特異4課のリーダーであるマキマは、なぜかデンジに関心を持ち、彼に公安入りを持ちかけるのでした。

マキマのプロフィール

チェンソーマンに登場するマキマは、内閣官房長官直属のデビルハンターであり、公安警察対魔特異4課を束ねる存在でした。マキマは、ピンクがかった髪をセミショートにしている美女です。彼女の性格は、優しく人懐っこい一面と、冷酷で一度決めたことを完遂する精神の二面を併せ持っていました。そのため、職場でもその他の場所においても、なぜか常に一目置かれる存在であり、彼女に畏怖の念を持つ人も多くいるのです。

公安対魔特異4課のメンバーは曲者揃いといわれていますが、マキマはある種のカリスマ性と圧倒的な強さで課をまとめ上げていました。彼女はゾンビの悪魔を殺したデンジに、なぜか異常なまでの興味を示しました。そして、彼のことを公安に入れることに成功します。マキマは精神も肉体も強靭で、どのような悪魔でもほとんど労せず殺したほどのスキルと強さを有しています。彼女の正体が明らかになるのは、第1部の終盤でした。

パワーのプロフィール

チェンソーマンに登場するパワーは、正体が血の魔人です。魔人の中では、人間的な知能や理性を有していたのでマキマに保護されたという経緯がありました。パワーの容姿は、亜麻色の長い髪の頭部に赤い二本の角が生えており、10代の少女のような顔をした美人です。彼女の言葉遣いは、どこか老人や昔の人物を思わせるような大仰なものです。しかし、性格そのものは非常に子供っぽく、一般常識が通用しないこともしばしばです。

また、パワーは自己中心的でわがままな性格の持ち主です。言動に一貫性がなく、虚言癖があり、自分に都合の悪い事柄が出ると誰かに責任転嫁することも多くありました。それでいて、自分よりも強い者に対しては決して牙を剥かない如才のなさもあるのです。マキマの導きで、魔人でありながら公安対魔特異4課のデビルハンターとなったパワーは、血の魔人の能力を活かして課に貢献していき、やがてデンジと出会うことになります。

パワーとデンジの関係

チェンソーマンのパワーとデンジは、公安対魔特異4課の同僚でバディを組んでいました。パワーは最初、人間であるデンジのことを一切信用していませんでした。デンジも、かわいいけれども常識知らずで傍若無人な態度を取るパワーにドン引きするのです。ところが、パワーが飼っていて、彼女が唯一心を許している猫のニャーコの窮地をデンジが救ったことがきっかけで、二人は次第に打ち解けていきバディとして機能するのです。

パワーはニャーコの一件以来デンジを信頼していて、女好きのデンジもなぜか女魔人のパワーを受け入れることになります。パワーとデンジは、早川アキの自宅で共同生活を営むようになりました。二人はデビルハンターとして大活躍をしていき、この時期が一番幸せな時期だったといわれています。パワーとデンジのバディ関係を支持するファンも多く、後に菱川さかく著の小説「チェンソーマン バディ・ストーリーズ」が刊行されました。

『チェンソーマン』|集英社『週刊少年ジャンプ』公式サイト

チェンソーマンのマキマがパワーを殺したのはなぜ?

どうして? イメージ画像

藤本タツキ原作の大ヒット漫画チェンソーマンは、謎と伏線の多い作品だといわれており、ファンは考察のしがいがあるとのことです。その中で、特にファンの考察対象になっているのが、マキマがなぜパワーを殺したのかということでした。そして、パワーが殺されてしまったことが、多くの読者に強烈なインパクトを与えました。この章では、マキマがなぜ一見理解しがたい行動を取ったのかについて考察していきます。

マキマがパワーを殺した理由はデンジを絶望に追いこむため

チェンソーマンに登場するマキマの正体は、支配の悪魔でした。内閣総理大臣と秘密裏に契約を交わしており、自分が受けた攻撃を日本国民の誰かに転嫁することができる能力を持っています。また、マキマ自身の攻撃力は、あらゆる悪魔の中でも別格的に強く、無敵の存在だったのです。そのような無敵のマキマでしたが、どうしても手中にしたいものがありました。後で詳しく触れますが、彼女の目的はチェンソーマンだったのです。

つまり、マキマの目的の延長線上にはデンジがいたのです。彼女がチェンソーマンを欲しているならば、なぜデンジを公安対魔特異4課に入れたがったのかも理解できます。マキマはチェンソーマンを我がものにするチャンスを窺っていましたが、その手段として選ばれたのがパワーでした。マキマがパワーを殺した理由は、デンジを絶望の淵に追い込むためだったのです。そして、そこからデンジに隙が生まれることを期待したのでした。

パワーとデンジは、短い期間の中で強固な信頼関係を築いていました。特にパワーは幼児退行の経験を経て以降、デンジに依存していくようになります。彼もそのようなパワーのことを受け入れていました。マキマはそこにつけ込んだのです。デンジにとってバディ、友人、そしてある意味恋愛感情のようなものも芽生えていたパワーを殺したことで、彼女の目論見通りにデンジは大きな絶望を味わうことになり、窮地に立たされました。

マキマが誕生日会を開催したのはパワーを殺すため

チェンソーマンのマキマがパワーを殺したエピソードでは、そのためにデンジの誕生日会を開いたことが判明しています。多くのファンが、マキマがそれを行った理由について考察しました。なぜなら、その日はデンジの誕生日ではなく、前日だったからです。デンジの精神をズタズタしたいのであれば、なぜ誕生日当日ではなく前日にパワーを殺したのかという疑問が湧き上がるからでした。この謎は、今もって謎のまま残っています。

マキマは一刻も早くチェンソーマンを欲しているという理由で、そのためにこの日にパワーを殺したという考察をする人もいました。また、デンジの誕生日ではなく、悪魔の誕生日という理由でマキマがその日に誕生会を催し、パワーにケーキを買いに行かせたという考察も見受けられます。いずれにしても、ストーリーの中で描かれている情報量が少ないので、マキマが誕生日会をデンジの誕生日前日に開いた理由は明らかになっていません。

チェンソーマンという漫画には、いくつもの謎と伏線が散りばめられていると評されています。その中には、しっかりと回収されたものもあれば、投げっ放しになっているものもあるとのことでした。伏線回収の有無については、原作者の藤本タツキやジャンプ編集部の公式アナウンスがないので不明のままです。藤本タツキがあえて全てを描かずに、ファンの想像に委ねているのではないかという考察も多く見られます。

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チェンソーマンのマキマの目的を考察

考察 イメージ画像

ストーリーの進捗につれて、チェンソーマンの第1部のラスボスがマキマであることが明らかになりました。マキマは圧倒的な強さでデンジを追い込みますが、その目的や理由も謎を呼んでいるといわれています。また、それがこの作品の核の部分だと考察する人も多いです。この章では、チェンソーマンのマキマの目的を考察していきます。更に、なぜそのような目的を持つに至ったのか、理由についても併せて考察します。

マキマの目的はチェンソーマンを手に入れる事?

デンジは父親の借金を返すためとはいえ、長い間底辺の生活を送ってきた少年です。そのような彼のことを、一人前の人間として扱ってくれたのがマキマでした。デンジには、他人に愛されたいという強力な承認欲求があると考察されています。それが理由で、彼はマキマに恋愛感情にも似た想いを抱くようになり、彼女のためにデビルハンターとして活躍しました。そして、全てはマキマに認められるために多くの悪魔を殺したのです。

その一方で、デンジはパワーにも想いを寄せていきます。また、爆弾の悪魔の正体だったレゼとも恋愛関係になりました。デンジは惚れっぽくて、他人の愛情が欲しい、認められたいという精神構造の持ち主だといわれています。ところが、パワー以外の相手は決してデンジのことを愛しているわけではなく、彼の背後にあるチェンソーマンという存在を意識していたのです。ここにデンジのジレンマがあると考察するファンもいました。

そのようなデンジの精神構造につけ込んだのが、支配の悪魔ことマキマでした。マキマはチェンソーマンに強いあこがれを抱いているので、何が何でも彼を手に入れて支配したいと考えたのです。チェンソーマンに食べられた悪魔は、存在ごとこの世から消えてしまいます。それは、支配の悪魔ですら持ち得ない強力な能力でした。マキマはなぜか、チェンソーマンに食べられても本望だと思い、デンジに戦いを挑んでいくのです。

マキマはデンジとポチタの契約破棄を目論む

デンジはポチタと契約を交わしたことで、その心臓を手に入れてチェンソーマンになることができました。マキマがチェンソーマンを手に入れるためには、その契約が邪魔だったと考察されています。支配の悪魔であるマキマでさえも、デンジとポチタの契約を無視してまでチェンソーマンを手中に収めることは不可能だったのです。そこで、彼女は二人の契約内容を調べ上げて、契約破棄に仕向けるような行動を取ることにしました。

マキマが一見回りくどく感じる一連の行動を取った理由は、全てデンジとポチタの契約破棄のためでした。二人の契約とは、ゾンビの悪魔がデンジを殺したエピソードで確認することができます。幼い頃から底辺の生活を余儀なくされたデンジにとって、普通の生活を送るということが何よりも幸せなことでした。ポチタはデンジの夢を見たことでそのことを知り、普通の生活を送るという彼の夢を叶えてほしいという契約を交わしたのです。

このことを知ったマキマは、デンジに普通の生活をできる環境を提供しました。パワーや早川アキ、姫野といった仲間や友人を与え、レゼを使って彼に甘い夢も見せました。しかし、最後には全員を殺したことによって、耐えがたい絶望感を味合わせたのです。そうすることで、デンジが普通の生活を送れなくしたのでした。マキマの計画は完璧に成功するかに見えましたが、なぜかチェンソーマンを手中に収めることはできませんでした。

マキマはポチタが全面に出てきた所で支配しようとする

マキマがチェンソーマンを手中に収めるため必要だと思ったことは、ポチタの存在を全面に押し出させることでした。その理由は、デンジがなぜチェンソーマンになることができたのかについて考察し、ポチタこそがチェンソーマンそのものでありデンジの心臓になっていることを知ったからです。つまり、マキマはデンジを支配しただけではチェンソーマンを自分のものにできないことを悟っていて、ポチタの支配も目論みました。

そのためには、先述の通りデンジとポチタの契約を破棄させなければなりません。マキマは、デンジを徹底的に負の感情に囚われるように洗脳することにしました。いとも簡単にパワーを殺したのもそれが理由であり、彼女はパワーが死んだことをデンジのせいにして彼を精神的に追い詰めたのです。そうすることによって、チェンソーマン本体であるポチタが現れることを期待しました。そして、彼女の考察は当たっていることが判明します。

支配の悪魔であるマキマとチェンソーマンは、激闘を繰り広げました。一度はチェンソーマンを敗北に追い込み、彼女の望みは叶うかに見えました。しかし、パワーとポチタがデンジを救い、支配の悪魔の能力を弱体化させ、更にデンジがマキマの肉体を喰うという奇策を行って彼女は敗れたのです。マキマはチェンソーマンを手に入れることはできませんでしたが、チェンソーマンに喰われたことである意味望みが達成しました。

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チェンソーマンのパワーがマキマを怖がる理由

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テレビアニメ版も大ヒットを記録しているチェンソーマンは、悪魔という存在がストーリーの根幹を成しているといわれています。また、キャラクター間の人間関係や、力関係も作品世界の彩りに貢献しているとのことです。傍若無人な態度を見せるパワーは、なぜかマキマのことをひどく怖がっていました。この章では、パワーがマキマを怖がる理由と、マキマによるパワーの血抜きについて考察していきます。

マキマを怖がる理由はマキマの方が格上だったから

パワーはプロフィールの項でも触れましたが、自己中心的な性格です。更に度を越した虚言癖の持ち主でもあるので、格下だと思った相手に対してはどこまでも高圧的に振舞います。そのような彼女も、マキマの前では借りてきた猫みたいにおとなしくなりました。これはマキマのことを恩人だと思い信頼しているからだという意見もありましたが、そうではなく彼女を自分よりもはるかに格上の存在と認識していた説が有力です。

パワーが、マキマの正体が支配の悪魔であることを知っていたかについては不明です。しかしながら、彼女はマキマのことをひどく恐れていたので、自分が戦っても敵わない存在だということは自覚していたと推察されました。一方で、パワーがデンジのことを恐れる描写は、一切見られませんでした。デンジの正体がチェンソーマンであることを知っても、彼を怖がることはなく、それどころか信頼関係を強固にしていくのです。

マキマ曰く「悪魔に最も恐れられるヒーロー」であるはずのチェンソーマンを、パワーは全く恐れませんでした。パワーにとって、チェンソーマンよりもデンジの方が大事な存在だったからではないかと推察されています。パワーがマキマに殺害された後に、ポチタと協力してデンジを救ったのがその理由だといわれました。

マキマはパワーの血抜きをしていた

チェンソーマンに登場するパワーは、血の魔人です。彼女は本来、魔人よりも格上の血の悪魔でした。彼女には、血を自由に操る能力が備わっています。血を凝固させて武器を作って攻撃したり、止血したりするなど攻防両面に秀でています。また、他人の血を吸うことで自分の力を強化することもできました。しかし、弱点として血を使い過ぎると貧血状態に陥ってしまい、そこを攻撃されると脆いという面もあります。

ストーリーの中で、マキマが血を吸い過ぎたとしてパワーの血抜きをするシーンがありました。これはパワーが強過ぎたり、傲慢になり過ぎないようにするためとのことです。しかし、なぜかデビルハンターをわざと弱くすることに疑問を感じるファンが多くいました。マキマの血抜きは、パワーの能力が拡大して自分を脅かす存在にならないようにするために行っていたという説が、現在では一般的だといわれています。

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チェンソーマンのマキマに殺されたパワーは復活する?

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藤本タツキ原作のダークファンタジー漫画チェンソーマンの第1部は、デンジとラスボスのマキマの激闘が描かれました。二人の心理戦も組まれた戦いは、多くのファンにインパクトを与えたと評されています。この戦いに有形無形の貢献をしたとされるのが、パワーの存在でした。この章では、パワーの復活について考察していきます。

パワーは一度復活して再び死亡した

チェンソーマンに登場するパワーは、試合の悪魔ことマキマに斬殺されました。パワーが反撃する間も与えずに、デンジがドアを開けた瞬間に瞬殺してみせたのです。そのままパワーは存在ごと消滅し、支配の悪魔との契約を交わすかと思われました。しかし、ここでマキマには、一つの誤算がありました。それは過去にデンジが、パワーの血を吸ったことがあったことです。これが理由で、パワーはポチタと邂逅することができました。

デンジの中に存在しているポチタは、パワーにある願い事を申し出ました。それは、自分の肉片を食べさせる代わりにデンジを助けてほしいということです。二人の考えが一致しているので、パワーは肉片を食べました。その結果、血の悪魔として奇跡的な復活を遂げたのです。魔人の時とは比較にならない強大な能力を持った血の悪魔は、苦手だった他人の血も自由に扱えるようになり、武器を生成して戦いますが再び死亡しました。

血の悪魔は今後復活する?

マキマはあの手この手を使って、血の悪魔を懐柔しようとしました。血の悪魔になってもやはり支配の悪魔に恐怖するパワーは、一度はデンジを見捨てようとするのです。しかし、致命傷を負いながらも最後までデンジを守る決心をして、彼のことを見事に守り切りました。パワーは最後に、「血を与える代わりに、いつか血の悪魔を見つけてまた友達になる」という約束を交わして、デンジを蘇生させました。

パワーの血で蘇ったデンジは、その後大胆な策を講じてマキマを倒すことに成功しました。そこで、多くのファンが気にしているといわれるのは、血の悪魔復活の可能性についてです。マキマが血の悪魔をチェンソーマンの眷属と位置付けていることから、第2部において血の悪魔が登場する可能性は高いと推察されました。また、マキマがなぜかナユタに転生したことで、パワーも誰か別のキャラクターに転生することが期待されています。

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チェンソーマンのマキマとパワーの声優

女性声優アテレコ イメージ画像

チェンソーマンのテレビアニメ版は、原作漫画に忠実なストーリー展開で話題と注目を集めています。また、大胆な声優の起用法が、視聴者の間で反響を呼んだと評されました。テレビアニメ版でマキマ役を演じる声優は楠木ともりで、パワー役を演じるのはファイルーズあいです。この章では、楠木ともりとファイルーズあいについて特集していきます。

マキマ役/楠木ともり

楠木ともりは東京都出身の声優で、1999年12月22日生まれ、血液型はA型です。ソニー・ミュージックアーティスツ所属で、2020年以降は歌手活動も開始しました。3歳からピアノを習っていた影響で、音楽に関しての造詣が深く、以前から自作の曲をライブで披露していました。楠木ともりは、2022年9月に難病とされる関節型のエーラ・ダンロス症候群に罹患していることを明かし、激しい動きが伴う一部の活動を自粛しています。

楠木ともりは、学生時代から歌手と声優に憧れを抱いており、独学で声優の基礎を学びました。2016年に、ソニー・ミュージックアーティスツ主催の「第5回アニストテレス」オーディションで、特別賞を受賞します。2017年にテレビアニメ「エロマンガ先生」で声優デビューすると、ルックスの良さと演技力でたちまち注目の存在になりました。現在は闘病生活をしながら、声優と歌手活動を両立させています。

楠木ともりの主な出演作品・演じたキャラクター

  • ラブライブ!虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会:優木せつ菜役
  • 不滅のあなたへ:ヒサメ役
  • マブラブ オルタネイティヴ:鑑純夏役
  • 魔王学院の不適合者~史上最強の魔王の始祖、転生して子孫たちの学校へ通う~:ミーシャ・ネクロン役
  • メルヘン・メドレン:鍵村葉月役

楠木ともりの人気に火が点いたのは、優木せつ菜役だといわれています。当初はアイドル的で人気先行型の声優と評されましたが、元々演技力もあったことから、様々な役柄を演じるようになりました。中でもヒサメ役、そしてマキマ役は新境地とされていて、今後の彼女の声優活動の糧になると分析されています。

パワー役/ファイルーズあい

ファイルーズあいは1993年7月6日生まれで、血液型がO型の声優です。東京都出身ですが、エジプト人の父と日本人の母を持つハーフで、小学5年生までエジプトに住んでいました。事務所はラクーンドッグに所属しています。ファイルーズあいの趣味は、絵を描くこと、ホラー映画鑑賞、筋トレです。特に筋トレで培った美しい肉体美が反響を呼び、それがきっかけで多くの媒体に登場して知名度を上げたことで知られています。

「ジョジョの奇妙な冒険 ストーンオーシャン」の大ファンだったファイルーズあいは、ジョジョのアニメに出ることを目標に声優を目指しました。高校卒業後に両親と話し合い、一年間歯科助手として働いた後にプロ・フィット養成所に入所します。同所所属中の2019年、テレビアニメ「ダンベル何キロ持てる?」の佐倉ひびき役で声優デビューして現在に至ります。

ファイルーズあいの主な出演作品・演じたキャラクター

  • ジョジョの奇妙な冒険 ストーンオーシャン:空条徐倫役
  • トロピカル~ジュ!プリキュア:夏海まなつ(キュアサマー)役
  • 乙女ゲー世界はモブに厳しい世界です:アンジェリカ・ラファ・レッドグレイブ役
  • 骸骨騎士様、只今異世界へお出掛け中:アリアン役
  • キラッとプリ☆チャン:アリス・ペペロンチーノ役

ファイルーズあいの主な出演作品と演じたキャラクターを上記しました。空条徐倫に憧れており、同役を射止めたことで知られていますが、その他にも異世界転生ものなので確かな演技力を披露しています。また、夏海まなつ役のような快活なヒロインから、アンジェリカのような悪の魅力を湛えたヒロインまで幅広い役柄を演じて評価されました。

Thumb【チェンソーマン】マキマの声優は楠木ともり!抜擢の理由やファンの反応は? | 大人のためのエンターテイメントメディアBiBi[ビビ]

チェンソーマンのマキマとパワーに関する感想や評価

この章は、チェンソーマンのマキマとパワーに関するTwitterでのつぶやきを、いくつか取り上げていきます。マキマとパワーはインターネット上でどのような感想や評価を受けているのでしょうか?

こちらは、チェンソーマンの大ファンだと思われる方のツイートです。パワーのことをかわいいと評していて、マキマのようなお姉さんがほしいとつぶやいています。

同じく、チェンソーマンの大ファンだと思われる方のツイートです。テレビアニメ版のファンで、原作は未読とのことです。パワーやマキマに何も起きてほしくないとつぶやいています。

同じく、チェンソーマンの大ファンだと思われる方のツイートです。原作漫画から同作品のファンになったことで、テレビアニメ版のマキマの声がイメージに合っていないという感想を持っています。

Thumb【チェンソーマン】マキマ定食とは何?第一部衝撃のラストの「生姜焼き」を考察 | 大人のためのエンターテイメントメディアBiBi[ビビ]

チェンソーマンのマキマがパワーを殺した理由まとめ

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この記事では、「チェンソーマン」のマキマがパワーを殺した理由について特集してきました。チェンソーマンの第1部は、今後も新規ファンを増やしていくだろうといわれています。是非、この機会にチェンソーマンをお楽しみください。

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