【リコリス・リコイル】中原ミズキはかわいい元DAエージェント！過去や能力は？

リコリス・リコイルの中でもかわいいと人気があるキャラクターが中原ミズキです。この記事ではそんな中原ミズキについてまとめて紹介していきます。

中原ミズキが活躍するリコリス・リコイル（公式愛称リコリコ）は、2022年7月から1クールの間放送された原作を持たないオリジナルアニメです。『僕だけがいない街』『ソードアート・オンライン』シリーズなどの製作で知られるA-1Picturesが製作を担当したガンアクションアニメになっています。それまで作画監督・原画などを担当していた足立慎吾さんが初めて監督を務めた事でも知られるアニメです。

その他のスタッフとして原案を『ベン・トー』で知られるアサウラさん、キャラクターデザインを『この美術部には問題がある！』で知られるいみぎむるさんが担当しています。オリジナルアニメながら同クール内でも高い人気を獲得した事もあり、メディアミックス展開も積極的に行われています。漫画化や小説化、ベースが現実世界に近い事を生かした舞台化など幅広いメディアミックスが展開されており2期の製作も期待されている作品です。

世界一治安が良い国として知られる国、日本。その治安の良さは極秘の治安維持組織「DA」によって作り出されているものでした。DAは孤児をを育成してリコリスとして育てて彼女達に犯罪者を秘密裏に抹殺していたのです。そんなリコリスの1人である井ノ上たきなは命令違反で本部から支部である喫茶リコリコに移動になります。そこで出会う事になるのが歴代最強のリコリスである錦木千束、そしてこの記事で紹介する中原ミズキです。

中原ミズキは喫茶リコリコの店員としてリコリス・リコイルに登場したキャラクターです。リコリスが基本的に女子高生であるのに対して、大人の女性で緩やかなウェーブがかかった長いブラウンの髪と眼鏡が特徴的な見た目をしています。性格は良く言えば大雑把な自由人で、自身の欲望に忠実な性格をしており、悪くいえばデリカシーがなく興味のないものにはとことん無関心なドライな性格をしています。

喫茶リコリコでは緑をイメージカラーにしていますが、本人の性格もあってか着崩している事が多いです。私服はキャミソールとタイトスカート、黒タイツにハイヒールという服装でいる事が多くなっています。またお酒をこよなく愛しており、喫茶リコリコの周辺にある飲み屋には、大抵出入りした事がある事も明らかになっています。

また、キャラクターデザインを担当したいみぎむるさん曰く、「残念なお姉さんキャラとして表情で遊んでもらおう」と考えていた事が明かされています。そんなイメージもあって実際にリコリス・リコイル作中でも思い切った表情の崩し方をされているキャラクターです。そのほか明らかになっているプロフィールとしては、年齢は27歳で、誕生日は6月5日、血液型はO型である事がアニメ公式HPの情報により明らかになっています。

現在こそ喫茶リコリコで働いている中原ミズキですが、元はDAの情報部に所属していた過去を持っています。DAの情報部を辞めた理由としては本人曰く「孤児を集めてリコリスみたいな殺し屋を作っているDAに嫌気が差した」としています。ただこの辞めた理由に関しては本人談であり、他に関連する話が描かれていない事から、本人がそう言ってるだけで別の理由があった可能性も考えられます。

ちなみに情報部所属前の過去も明らかになっており、中原ミズキも、千束やたきななどの現役リコリスと同様に、元々は孤児でリコリスになるべく育てられていた過去を持っています。しかし、リコリスとしては落第だったようで、前線に出る事なく情報部の所属になった過去が明らかになっているのです。ただし具体的にどんな要素で落第とされたかについては不明になっています。

ただ秘密組織であるDAを普通に辞める事は出来なかったのか、或いは本人の希望か、DAの支部である喫茶リコリコに転属する事になります。普段はカウンターでだらだらしながら結婚情報誌を読んでいる事が多いですが、お店が忙しくなるとウェイトレスとして、時に厨房にも立って動き回る姿も見せています。またミカ不在の際にはお店を回す側になる事もあります。

喫茶リコリコはDAの支部でありながらDA本部のように独自に犯罪者の対処に動くのではなく、市民やDA本部からの依頼を受ける形で動いています。支部ではありながらも実質的には独立した組織状態である喫茶リコリコに依頼が入った際には、それにサポートする形で依頼解決に加わることになります。

基本的なスタンスは妹分である錦木千束や井ノ上たきなが、喫茶リコリコに加わっても変わっていません。またたきなが実質左遷的に喫茶リコリコに転属してきた事から、中原ミズキも形的には左遷だった可能性が考察される結果になっています。

井ノ上たきなが喫茶リコリコに加わってしばらくした後、インターネット黎明期から活躍する伝説のハッカーウォールナットから喫茶リコリコ宛に、命を狙われているので保護してほしいと依頼が入ります。作戦指揮官であるミカはこの依頼を承諾し、「死を偽装する事で追撃を断つ」という作戦を立案します。この作戦に基いて中原ミズキはリスの着ぐるみでウォールナットに扮して千束達に護衛されるフリをしています。

これを海外への高跳びだと追手に判断させて逃走すると、追手の放った銃弾を浴びて事前に着ぐるみに仕込んでおいた血糊を吹き出させて倒れる事で死亡を演出する事に成功しています。ちなみにこの時の中原ミズキは結構な戦闘に巻き込まれ、着ぐるみ越しとはいえそれなりの銃弾を受けているにも関わらず、怪我1つ無く、任務が終わった後すぐに缶ビールを開けるほどの元気ぶりを見せています。

余談ですが、この作戦は立案者であるミカ、ウォールナット替え玉を演じ見事に怪我なく死亡してみせた中原ミズキ、依頼者であるウォールナットには伝えていましたが、実働部隊である千束とたきなには知らされていませんでした。理由としては「2人は演じられないから」で、千束が不満そうに理由を聞いた時にミズキが答えています。

その後ウォールナット改めクルミは喫茶リコリコに潜伏しつつ、喫茶リコリコの仕事を手伝うようになります。その手際には、DA情報部に所属していた過去を持ち情報処理能力が高いと考えられている中原ミズキが、驚くほどの手際の良さを見せています。

その後、東京ではアラン機関が暗躍するようになり、いくつかの事件を起こします。中原ミズキ喫茶リコリコで働く傍らで様々な形で千束やたきなをサポートしていく日々を送る事になるのです。しかしアラン機関が支援した千束がアラン機関に認められた「殺しの才能」を生かさず、不殺を貫いている千束に対し、支援の打ち切りを決定します。千束に与えていた人工心臓を故障させてしまい千束の寿命を2ヶ月にしてしまうのです。

千束は自らの身辺整理を始め、周囲は千束の命を救うべくそれぞれ行動に出ます。たきなはアラン機関の情報を求めてDA本部に復帰していき、クルミはハッキングを繰り返し、ミズキはそんなクルミを手伝うのです。しかし千束は延命する気はなく、元々利益の多くを千束がDAから受けていた支援金に頼っていた喫茶リコリコの閉店を決めます。中原ミズキとクルミに喫茶リコリコを去るように促すのです。

なんだかんだ言って喫茶リコリコの中心は千束である事を理解していた中原ミズキとクルミはこれに逆らう事をせずに喫茶リコリコを出ていく事になります。ちなみにこの時クルミは当初予定していた国外逃亡をしようと千束に進められたボードゲームの本場であるドイツに向かおうとしており、中原ミズキは婚活サイトで出会った男性に会いに行くべく、アメリカに向かおうとしていました。

しかし2人が海外に飛び立とうとした時期、東京でアラン機関の依頼から暴走した真島が起こしたテロにより、飛行機が飛び立たない自体に陥っていました。クルミはその待ち時間を用いてひたすらに人工心臓についての情報を探して回り、ついには新しい人工心臓についての情報を発見します。クルミは中原ミズキを飛行機から引き釣り下ろすと2人で行動する事になります。

空港にいた2人は高速で移動する為、中原ミズキがヘリコプターを操縦して東京に向かいます。ヘリコプター内でクルミは持ち前の技術を発揮してテロの解決に貢献していき、中原ミズキはヘリコプターの機動力を生かして、仲間達を新旧電波塔それぞれに運ぶ役割を果たしています。これらの活躍もあり、事件は解決する事になり、千束は新しい人工心臓により延命する事が出来ます。

まさか延命する事になるとは思っていなかった千束は困惑し、1度は病院から逃げ出して沖縄に逃亡するも、たきなに発見され「今まで諦めていたことをすればいいんじゃないですか？」という提案を受けた事で思いを吹っ切りハワイに行こうと騒ぎ出します。中原ミズキを含む喫茶リコリコのメンバーはこの提案に乗っかる形で全員でハワイにわたり、移動販売車形式の喫茶リコリコを再開するのでした。

ちなみに喫茶リコリコのメンバーはほとんどが戸籍を持っておらず、パスポートを取る事が出来ませんが、クルミが偽装パスポートを作った事でハワイに入国出来ています。ラストシーンではちょうど電話をかけてきた楠木にハワイにいる事を伝え、どうやって行ったのか問われるシーンなども描かれています。

中原ミズキはリコリスの正式なエージェントにこそなれなかったものの、訓練を受けた過去がある為か、一般的な人間に比べて、明らかに体力がある描写が多いです。クルミを救う作戦ではウォールナットになりすまし、重い着ぐるみを着ながらも機敏に動き、結果怪我をする事無く任務をやり遂げています。

さらには体術もある程度はこなす事ができ、訓練を受けていない一般男性程度であれば制圧できるだけの実力を有している事も明らかになっています。ただし体力があるといっても無尽蔵というわけではなく、アニメ5話の松下さんの護衛のサポートでは走り回って肩で息をするシーンもあります。

喫茶リコリコのメンバーはいずれも突出して優れた能力を持っている者が多い一方で、広く様々な事に対応できる者がいるわけではありません。そこで欠かすことが出来ないのが中原ミズキです。中原ミズキは他のメンバーの得意分野では敵わないものの、平均以上に卒なくこなす事ができるため、どんな任務も任せられる安定感を持っています。

実際リコリス・リコイル作中でも、車の運転は高い技術を有している事が明らかになっている他、ヘリコプターの操縦もできたりします。その他にも追跡や監視、変装など、必要であればどんな任務でもこなせるだけの実力を持っているのです。実際現場では足の怪我でできるサポートが限られるミカ、立場上そもそも現場に行く事が出来ないクルミに変わって現場サポートを一手に任される機会も多くなっています。

基本的には現場指揮官であるミカから無茶振りされているともいえますが、それを実現するだけの実力があるのがミズキです。ミカからもそこは信頼されており、だからこそ任されているとも言えます。

主人公である錦木千束とはリコリス・リコイル作中以前から長らく喫茶リコリコで共に活動しているだけあって、気心の知れた関係を構築しています。同じように千束を見守り続けているミカとは、千束とは同性であるという事から一部の部分ではより気持ちを深く理解するなどしています。また自身もDAの訓練を受けた経験からなのか、千束を影から見守ろうとする姿勢を取っている事も多いです。

お互いの事を下の名前で呼び捨てにし合うなどしているのも明らかになっています。特に中原ミズキは、他のキャラクターに対しては「あんた」呼びしたり、ミカの事を「店長」と呼んだりで名前を呼ばない中、千束だけはしっかりと名前を呼び続けている関係です。リコリス・リコイル作中ではミカと吉松が千束の父親的立場であるのに対し、中原ミズキは少し歳の離れたお姉さんというポジションになっているといえます。

リコリス・リコイル作中で喫茶リコリコに転属してきたたきなに関しては、性格の不一致に苛立ちを覚えたり、からかったりつつもお姉さんらしくしっかり面倒を見ているという関係を構築しています。真面目過ぎて融通の利かない性格のたきなは要領よくやっている中原ミズキからすれば見てられないキャラクターと言えますが、基本的には千束が率先して相手をしているので必要に応じて助け舟を出している形に落ち着いています。

千束とたきなが共にいる事が多いのに対し、中原ミズキと共に描かれる事が多いのがクルミです。クルミが喫茶リコリコに匿われて以降、クルミはちょくちょく中原ミズキをからかったりデリカシーのなさを指摘する一方で、中原ミズキは喫茶リコリコの手伝いをサボるクルミに活を入れるなどお互いに思った事をしっかり伝えるような関係になっています。

その一方で中原ミズキはクルミのハッカーとしての手腕にドン引きすると同時に関心を持っているようで、現場に出る事が多い自分と比較してクルミの仕事を羨ましがるような素振りも見せています。基本的に感情で行動しがちな中原ミズキを論理的に考えるクルミが嗜めるような場面もあるなど状況に応じて良きパートナー的に描かれている事が多くなっています。

千束と同じく喫茶リコリコにおいて長く共にいるのがミカです。店長と従業員という立場と、中原ミズキの素行の悪さも相まって、嗜められる事も多くなっています。一方で足の悪いミカに変わってお店の事も様々行っており、ミカもある程度は許容していると言えます。任務の際にはミカの代わりに現場で動き回る役回りが多くなっており、サポートながらも指示通り動こうとするなどお互いの信頼関係が強い事は伺えます。

ちなみに喫茶リコリコでは明確に大人なのは中原ミズキとミカだけな事もあり、2人で晩酌がてら語らうような事もあります。

リコリス・リコイルは年齢的には女子高生程度のキャラクターが多数登場しており、それぞれにかわいさを見せていますが、中原ミズキがメガネをかけたアラサー女子としてかわいい要素を持っているとする声も多いです。

大人の女性でありながらおちゃめな一面を持っていたり、サバサバとしていて思っている事を素直に直球で伝えるのは好感が持てるという声も多くなっています。ちなみにミズキのかけているメガネはハーフリムの赤緑色の物です。

中原ミズキは、リコリス・リコイル作中でも度々発言するほどに、結婚願望が強いキャラクターです。仕事中も暇なら結婚情報誌を読んでいたりする程で、その様子がかわいいと言われる要員になっています。ファンからはお酒を控えれば、見た目はかわいいので結婚出来そうという声が多い一方で、現状だと出会いが無さそうという現実味の強い意見も出ています。

ただ中原ミズキの場合、言葉にするだけではなく、結婚に向けて行動もしているようで、婚活サイトなどを活用している姿も描かれています。余談ですが、ミズキが読んでいる結婚情報誌『ゼクツィ』はミズキが読み込んでいるため、ヨレヨレになっていたりします。

普段はぐうたらしている事も多い中原ミズキですが、任務のサポートに出た際には機転のきく行動で、千束やたきなをしっかりサポートしています。裏方としてサポートしている最中に殺し屋と対面した際、相手がプロの殺し屋で敵わないとしるや、雑な反撃をするフリをして相手に発振器を仕掛けるのに成功していたりします。最悪、自分の命を犠牲にしてでも任務を成功させようとする素直さがかわいいと言われる要員になっています。

結婚願望が強いミズキですが、喫茶リコリコではスイーツはもちろん、それ以外の料理もこなせる家庭的な姿が描かれています。ただこれには少し裏があり、店の余った食材やまかないの余りはミズキが晩酌する時にアテにしてよいというのが喫茶リコリコの暗黙の了解になっているためであったりもします。

中原ミズキの過去を鑑みるに、料理は喫茶リコリコに転属になってから覚えた可能性が高く、本人なりに結婚できるように頑張っている姿がかわいいと言われる要因になっています。

アニメリコリス・リコイルにおいて、中原ミズキ役の声優を担当したのが小清水亜美さんです。12歳で劇団に入団し、声優を志すと、2003年オーディションで『明日のナージャ』の主人公ナージャ・アップルフィールド役を勝ち取り声優デビューで主演を務めるなど速い段階から注目を集めていた声優です。

演じるキャラクターの幅は広く、幼女から大人の女性、さらには少年役や動物役、人外役なども演じた経験があります。声優デビューから主演を務めた影響もあってか、デビュー間もない頃から度々主要なキャラクターを演じている傾向にあり、時期によってはツンデレキャラが多かったり、巨乳キャラが増えたりしています。

小清水亜美さんがこれまでに演じてきたキャラクターとしては、『スクールランブル』の塚本天満役、『コードキアス』シリーズの紅月カレン/カレン・シュタットフェルト役、『狼と香辛料』のホロ役、『スイートプリキュア』の北条響/キュアメロディ役、『とある』シリーズの麦野沈利役、『ソウルイーターノット!』のシャウラ・ゴーゴン役、『文豪ストレイドッグス』の尾崎紅葉役などの声優を短乙しています。

小清水亜美さんが近年演じたキャラクターとしては、『転生したら剣でした』のアマンダ役、『RWBY氷雪帝国』のヤン・シャオロン役、『じゃんたまPONG☆』の八木唯役、『BIRDIE WING -Golf Girls' Story-』の新庄雨音役、『キミとフィットボクシング』のソフィ役、『Deep Insanity THE LOST CHILD』のヴェーラ・ルスタモワ役、『バック・アロウ』のフィーネ・フォルテ役などを演じています。

ここからは既にリコリス・リコイルを視聴した人の中原ミズキに関しての感想をネタバレありでまとめて紹介していきます。中原ミズキはリコリス・リコイルの中でも独特の立ち位置を獲得したキャラクターであり、かわいいと言われる事も多いキャラクターになっています。大人の女性ではありながらも、落ち着いたわけではないだらけきった感じが良いという声も多いです。

特に喫茶リコリコの女子メンバーにおいては1人だけ見た目年齢は高めであるにも関わらず、それを感じさせない若さを感じさせるのが、かわいいという声も多いです。キャラクターのデザインが好きという声も見られる程で、メガネやお酒、スタイルの良さなど他のキャラクターにない個性をしっかり持っているのが良いという声も見られます。

また主要なキャラクターの中でミズキだけが明らかに個人情報が少ないという声も多いです。過去についても断片的に語られているだけでリコリス・リコイル作中には描写はなく、分からない事が多くなっています。過去編とまではいかないまでも回想シーン等少しくらいはミズキの過去を描く場面があっても良かったのではないかとする声もみられる程です。

アイデンティティの1つになっている結婚願望については、結婚の理想が高い事、婚活サイトを利用している事などは描かれています。一方で、「なぜ結婚に願望を持っているのか」については全く語られる事はありませんでした。せっかくの主要なキャラクターの1人なのだからもう少し掘り下げて欲しかったとする感想も見られる結果になっています。

ただリコリス・リコイルは匂わせが多い作品であり、ミズキの過去や結婚願望について描かないのもファンに考察させるためなのではないかとする声もあります。ミズキの結婚に関しては、『戸籍がないから結婚出来ない説』や、リコリスは例えDAはを無事に抜けられたとしても、普通の生活を送る事は出来ない事を暗喩しているのではないかとする考察なども見られます。

ミズキの結婚願望に関しては、一般的な「普通」に対しての憧れから来ているのではないかとする考察や、孤児である過去から、家族を持つ事に憧れているのではないかなどという考察が行われています。いずれにしても何かきっかけはあったと考えられますが、そのきっかけらしき過去の描写は、残念ながらリコリス・リコイル作中では描かれていない状態です。

またミズキは結婚願望が強く料理などはできるものの、基本的にはだらけ癖のあるタイプの性格である為、仮に結婚出来ても長く続かないのではないかとする声もあります。特にお酒に関しては控えないと結婚出来ないと厳しい意見もみられており、愛されると同時に結婚は出来ないキャラクターだろうとする声も多いです。

また結婚願望がありながらも、ボードゲーム大会に来るような常連にも色目を使ったり、積極的に声をかけるようなシーンがないのは気になるという声も見られます。話数の関係で本格的には描けないまでも、せっかく結婚願望があるキャラクターとして描かれているなら多少はそういった素振りを見せても良かったのではないかとも言われているのです。

また過去が描かれていない事と、リコリス・リコイル作中でお酒を愛しているという表現から、お酒を飲むようになった過去のエピソードも気になるという声も見られます。或いは何かしらの過去のエピソードとお酒が密接に関わっているのではないかとする考察もあるほどです。料理もそうですが、基本的にはリコリスには不必要なもので、どこで覚えたのか気になるという声も見られる結果になっています。

或いはミズキは実は10年前の旧電波塔事件になんらかの形で関わっていた過去があるのではないかとする考察も見られます。10年前であればミズキは17歳で、現在の千束と同い年になります。情報部所属というのが事実だったとしても、後処理なので現場を訪れた可能性などはあるのです。ミズキの場合は情報が少なく断片的なだけに様々な形で考察できるとする声も見られる結果になっています。

結婚願望にしても過去にしても同様ですが、やはりアニメリコリス・リコイル作中にはミズキ個人に関しての描写があまりにも少なすぎるという声が多くなっています。そのため、アニメ2期やミズキを主人公としたスピンオフ作品としての展開を期待する声も多いです。リコリス・リコイルはミズキ関連以外にも伏線になりそうな要素も多く残しているだけに、今後の展開に期待したいとする声も多い作品となっています。

特にミズキの場合は過去編をやってほしいという声が非常に多くなっています。DAの情報部にいた頃を描いてほしいという声や、訓練時代を描いて欲しいという声が多いです。それ以外にもDAを辞めて喫茶リコリコに来るまでの経緯を描いてほしいという声、結婚願望を持つきっかけを描いてほしいなど、過去編を使ってキャラクターの掘り下げをして欲しいという声が多くなっています。

中原ミズキはリコリス・リコイルにおいて主要なキャラクターの1人であり、任務では何でも屋として千束やたきなを支えるキャラクターです。普段から彼女達を見守るお姉さん的な立場にあり、個性は色々ありますが、掘り下げがほぼなく、謎が多いと言われるキャラクターになっています。

アニメリコリス・リコイルは非常に人気の高い作品で、オリジナルアニメながらもアニメ終了後に漫画化や小説化が行われるなど今後の展開も期待出来る作品になっています。まだリコリス・リコイルを視聴していない人は中原ミズキに注目しながら視聴する事をおすすめします。