【君の名は。】一葉(おばあちゃん)は入れ替わりの過去がある?夢を見てるの意味は?

『君の名は。』の一葉(おばあちゃん)は入れ替わりの過去があるのではと言われているキャラで、名言や名シーンも数多く生み出しています。この記事では君の名は。の一葉(おばあちゃん)の基本的な情報や一葉は入れ替わりの過去があることなどを紹介していきましょう。さらに「夢を見とるな」という名言・名セリフや「夢を見とるな」と言われた瀧、宮水家の「入れ替わり、声優キャストなどについてもまとめていきます。

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目次

  1. 君の名は。の一葉(おばあちゃん)とは?
  2. 君の名は。の一葉は入れ替わりの過去がある?「夢を見とるな」を考察
  3. 君の名は。の一葉に「夢を見とるな」と言われた瀧を考察
  4. 君の名は。の宮水家の「入れ替わり」や組紐を考察
  5. 君の名は。のおばあちゃんの声優キャスト
  6. 君の名は。のおばあちゃん(一葉)に関する感想や評価
  7. 君の名は。のおばあちゃん(一葉)まとめ

君の名は。の一葉(おばあちゃん)とは?

『君の名は。』の一葉(おばあちゃん)はストーリー上でも重要なキャラクターとなっています。一葉(おばあちゃん)は入れ替わりに気が付いていた唯一のキャラクターです。こうしたことから声優やセリフ・名言が注目されていることでも知られています。ここではまずメガヒットを記録したアニメ映画である君の名は。についての基本的な情報をまとめていきます。

君の名は。の作品情報

君の名は。は空前のメガヒットを記録したことでも知られる映画です。新海誠の名を、一躍有名にした作品となっています。そのストーリー性は世界中で絶賛されていて、日本のみならず、海外でもファンの多い作品です。ここからは君の名は。の概要と簡単なあらすじを紹介していきましょう。

君の名は。の概要

『君の名は。』は新海誠が監督・脚本を務めて制作されたアニメ映画です。2016年に公開され、主演キャラの声優には神木隆之介と上白石萌音が起用されています。新海誠の前作『言の葉の庭』から3年ぶりの長編映画となっています。新海の6作目の劇場用アニメで空前のメガヒットを記録し、社会現象を巻き起こしたことでも知られています。

日本国内の興行収入が250.3億円を超えていて、日本歴代興行収入ランキングでは五位にランクインしました。その後も、新海誠作品である『天気の子』に本作のキャラクターが出演するなど、その世界観は今でもファンを惹きつけています。劇場版で使用されていた主題歌もメガヒットを記録していて、RADWIMPSの「前前前世」や「なんでもないや」は今では定番のアニソンとなっています。

君の名は。のあらすじ

東京の四ツ谷に暮らしている男子高校生・立花瀧(たちばなたき)は不思議な体験をしました。それは、目が覚めると田舎の女子高生になっているという夢でした。それが何回か続いていくうちに、実際に入れ替わっているという事実に気が付きます。瀧が入れ替わっているときには、瀧の体に女子高生が入っているという事で、日常生活にも支障をきたしていました。

一方、瀧が入れ替わっている宮水三葉(みやみずみつは)もかなりの苦労をしていました。彼女は神社の家の家庭に生まれ、宮水神社の巫女でした。入れ替わりが進んでいくたびに、日記などでやり取りをすることで、何とか周囲にバレないようにしていく二人。そんな二人は徐々に惹かれていきますが、この入れ替わりには大きな秘密が隠されていたのでした。そして、瀧は三葉を助けるために、必死に動き始めます。

一葉(おばあちゃん)のプロフィール

一葉(おばあちゃん)は三葉と四葉の祖母です。宮水神社の宮司で、2013年の時点では82歳でした。三葉と瀧以外では、2人が入れ替わっていることに気付いていた唯一のキャラクターです。娘の二葉が亡くなった後に、三葉と四葉を育てていて、宮水神社の巫女として過去の歴史と伝統を教えています。娘婿である俊樹の政治活動などを快く思っていないため、関係性は悪く、疎遠になっています。

過去には宮水神社の巫女をしていて、娘や孫たちも巫女としての役目を果たしています。小説版では9年後の世界でも生きていて、90歳を超えても元気であることが分かっています。自身も過去に不思議な体験をしていますが、そのことはほとんど覚えていないと明かしています。宮水神社の宮司をするという大役を女性でありながらもしっかりと受け継いでいます。

映画『君の名は。』公式サイト

君の名は。の一葉は入れ替わりの過去がある?「夢を見とるな」を考察

君の名は。の一葉は入れ替わりの過去があると言われています。「夢を見とるな」という名言・名セリフでも知られ、名言として考察されています。三葉と瀧の入れ替わりを知っている者はいないはずですが、一葉だけは気が付いていました。このシーンはストーリーをより深く理解する上では欠かせない名言として語り継がれています。

一葉の「夢を見とるな」の名言・セリフが登場したシーンとは?

一葉(おばあちゃん)の「夢を見とるな」のセリフがあるシーンは映画が30分ほどたった時に登場します。三葉と四葉の二人の会話で「彗星」というワードが出た時です。このとき後ろから一葉(おばあちゃん)が「あんた今、夢を見とるな」と話しかけてきます。この瞬間に瀧の目には涙が浮かんでいて、この名言は重要なシーンとなっていました。

この名言は一葉(おばあちゃん)の過去の入れ替わりが示唆されている重要なシーンです。一葉(おばあちゃん)はすでに入れ替わっているという記憶はなくなってしまっています。しかし、この後、一葉(おばあちゃん)はおぼろげながら記憶がよみがえっていくことになります。

一葉の「夢を見とるな」のシーンの意味

名言である「夢を見とるな」といったシーンの意味は入れ替わりを代々、経験していることを表しています。入れ替わりが起こった後には、記憶が薄れてしまうことが分かっています。そのため入れ替わっていたころのことを「夢を見ていた」と表現していると考えられています。入れ替わりは寝ている間に起こるため、夢を見ていると表現されています。入れ替わりが終わると夢から覚めるように、元に戻っているからです。

このセリフから一葉(おばあちゃん)が入れ替わりを経験していることが判明します。さらに、三葉のお母さんも入れ替わっていたことも明かされていて、この入れ替わりは巫女の宿命ともいえる出来事であることが分かる重要な名言となっていました。

一葉が「夢を見とるな」と言った理由

一葉(おばあちゃん)が「夢を見とるな」と言った理由はファンの間でも様々な意見が挙がっています。「夢を見とるな」とわざわざ言った理由は明確には明かされていません。ストーリー上でも重要なセリフなので、一葉(おばあちゃん)が「夢を見とるな」と言った理由は主に二つに挙げられていました。

理由①過去に入れ替わりをしたことがあったから

一葉(おばあちゃん)が「夢を見とるな」と言った理由の一つ目は「過去に入れ替わりをしたことがあったから」です。過去には一葉(おばあちゃん)も入れ替わりを経験し、お母さんのときには第三者として目撃しています。そのため、孫の三葉が入れ替わっているときには、「夢を見とるな」と伝えました。そう気づいたのは、三葉の中の瀧があまりにもいつもと違う行動を取ったからでした。

一葉(おばあちゃん)は入れ替わりのときから、数十年の時が経っています。そのため記憶はほとんどなく、三葉を見て思い出したと語ります。入れ替わりは役目を終えると、記憶が薄れてしまいます。数十年の時間が空いた後では、ほとんど覚えていない状況になっていました。三葉の母親も同じような状態であったことから、この入れ替わりは巫女にだけ起こる不思議な状況であると考えられています。

理由②片割れ時で瀧の姿が見えていたから

一葉(おばあちゃん)が「夢を見とるな」と言った理由の二つ目は「片割れ時で瀧の姿が見えていたから」です。「片割れ時」というのは昼でも夜でも夕方でもない時間帯のことです。この時間は「人ならざるものに出会う時間」とも表現されていました。一葉(おばあちゃん)は入れ替わりを経験しているので、片割れ時で瀧の姿が見えていた可能性があると言われています。

実際に終盤では三葉と瀧は、片割れ時に出会うことで本来の姿で会うことができました。こうしたことから片割れ時では本来の姿が映し出されてしまうことが分かります。そのため、一葉(おばあちゃん)にも片割れ時に会ったことで瀧の姿がおぼろげながら見えていたとされています。そして、一葉(おばあちゃん)の「夢を見とるな」というセリフにつながったと考察されていました。

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君の名は。の一葉に「夢を見とるな」と言われた瀧を考察

ここでは君の名は。の一葉に「夢を見とるな」と言われた瀧を考察していきましょう。「夢を見とるな」というセリフからの一連の流れは、ファンにも注目されています。瀧はこのセリフに衝撃受けて、目が覚めてしまいました。入れ替わりの謎を考える上では、かなり重要な名シーンになっているとファンの間では様々な考察が挙げられています。

考察①「夢を見とるな」と言われた瀧が直後に目覚めた理由

君の名は。のおばあちゃん(一葉)に「夢を見とるな」と言われた瀧の考察の一つ目は『「夢を見とるな」と言われた瀧が直後に目覚めた理由』です。瀧は「夢を見とるな」と言われ、すぐに入れ替わりが解けてしまいます。これは神の意志であったとも言われています。この状態で瀧のままでは、入れ替わりがバレてしまって、神様が計画していることが実行できなくなってしまいます。

神様の計画は、瀧と三葉に彗星の衝突から人々を守らせることです。そのため強制的に入れ替わりを中断させました。このときの神様の判断は、ファインプレーといえる行動でした。

考察②「夢を見とるな」と言われた瀧が涙を流していた理由

君の名は。の一葉に「夢を見とるな」と言われた瀧の考察の二つ目は『「夢を見とるな」と言われた瀧が涙を流していた理由』です。「夢を見とるな」と言われたときに、瀧はなぜか涙を流していました。これはその直前に四葉が「彗星」と言葉を口にしたからです。三葉の中の瀧はこの言葉を聞いて、涙を流しました。映画ではこの時涙を流した理由はよくわかりません。

小説版ではこの部分が補足されています。「彗星」という言葉を聞いて、記憶の中でおぼろげながらある出来事を想起したからと描写されています。瀧の頭には「彗星による街の壊滅」という出来事がよぎりました。その出来事を明確に覚えてはいませんでしたが、さすがにこの大惨事は記憶の片隅にはありました。そして、三葉に起こるであろう出来事を直感的に感じて、涙を流しました。

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君の名は。の宮水家の「入れ替わり」や組紐を考察

ここからは君の名は。の宮水家の「入れ替わり」や組紐を考察していきます。宮水家の人にだけ入れ替わりがバレているようなシーンがあります。それは過去に「入れ替わり」という出来事を経験しているからであるとされています。組紐の意味なども考察されていて、宮水家についてはその神社も含めて様々な謎が隠されたままとなっていました。

考察①宮水家の「入れ替わり」能力の謎

宮水家の「入れ替わり」能力の謎は作中最大の謎となっています。宮水家の入れ替わり能力の謎は、作中でも明確には説明されていません。宮水家の家系はみな、入れ替わりを体験しています。それも巫女に選ばれた女性のみが体験していて、おばあちゃん(一葉)によると三葉と四葉の二人のお母さんも入れ替わりを体験しています。この入れ替わり能力は宮水神社が深く関わっています。

宮水神社の神様はこの町と人々を守るために、巫女に入れ替わり能力を使っているとされています。1200年前にも彗星が衝突していて、この時から神様は入れ替わりを使っています。今回の彗星の衝突も三葉の入れ替わり能力で、街の人々を守りました。この巫女の入れ替わり能力は使っている間は覚えていますが、役目を終えた後には記憶が薄れて、ほとんど覚えていない状況になります。

忘れてしまうということで、おばあちゃん(一葉)もお母さんも入れ替わりを覚えていませんでした。しかし、完全に忘れるわけでなく、おぼろげながら何か不思議なことがあったことは記憶しています。そして、何らかの出来事をきっかけに、その時の記憶がよみがえってくるという現象が起こります。おばあちゃん(一葉)であれば、三葉がおかしな言動を繰り返すことで、思い出していました。

瀧と三葉も彗星から人々を救った後に、徐々に記憶が薄れていきました。数年間、瀧と三葉は何か大切なことを忘れている気がするという状態が続いていました。そして、街中で偶然出会った時に、そのとき感じていた感情が一気に蘇りました。これは二人が入れ替わりの時に、実際に会うことに成功しているからであると言われています。入れ替わりの中では、イレギュラーな二人だったということになります。

考察②組紐の意味

組紐の意味も重要なのではないかとされています。作中には三葉や四葉が宮水神社の組紐や口噛み酒の伝統を引き継いでいるシーンが描かれています。これらは重要な意味があり、口噛み酒は二人が再会するための重要なアイテムでした。さらに、宮水神社の組紐にも重要な意味がありました。組紐には「結び」という意味があるとおばあちゃん(一葉)は明かしています。

「捻れて絡まって、時には戻って、途切れ、またつながり。」と語っています。これが組紐の意味であり、入れ替わった二人の時間を巻き戻すということを表しているとされています。物事が解決すれば、それを上手く収集させるために入れ替わった記憶が戻っていくという事が起こります。これらの現象はすべて「神様の力」というセリフもあり、宮水神社の力は凄まじいモノであることが分かります。

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君の名は。のおばあちゃんの声優キャスト

ここでは君の名は。の一葉(おばあちゃん)の声優キャストを紹介してきましょう。君の名は。は声優キャストが豪華なことでも知られていて、おばあちゃんの声優にも超大物女優が起用されています。おばあちゃんの声優に起用されたのは、その声の演技にも絶賛の声が集まっている市原悦子です。一葉(おばあちゃん)は名言も多いので、ここからは声優キャスト・市原悦子のプロフィールと主な出演作品をまとめていきます。

市原悦子のプロフィール

市原悦子(いちはらえつこ)は1936年1月24日生まれの女優であり、2019年1月12日に惜しまれつつもこの世を去っています。千葉県千葉市出身、身長は160センチ、夫は舞台演出家の塩見哲となっています。長年第一線で活躍した女優で、映画『黒い雨』で第13回日本アカデミー賞最優秀助演女優賞を受賞しました。長年演じた『家政婦は見た!』シリーズでは『第20回橋田賞 特別賞』を受賞するなど、名実共にトップ女優でした。

声の演技も高い評価を受けていて、朗読会やアニメの声優なども積極的に行っていました。「戦後新劇の生んだ最高の女優」とも評されていて、名優・仲代達矢は「彼女の声のすばらしさは日本の演劇界の宝」と語っています。『まんが日本昔ばなし』の語りや登場人物の大半を演じていて、子供たちにもおなじみの存在でした。吹き替えやラジオドラマなど、声のみで演じる仕事で数多くの名言・名セリフを残しました。

市原悦子の主な出演作品

市原悦子の主な出演作品を見ていきます。市原悦子はテレビドラマ『赤い殺意』や『若さま侍捕物帳』などで知られるベテラン女優です。『翔べ! 必殺うらごろし』などの時代劇で、一躍国民的な女優になりました。その後は『家政婦は見た!』シリーズや『おばさんデカ 桜乙女の事件帖』シリーズで、長年愛されました。2017年に出演した『しゃぼん玉』が市原悦子の事実上の遺作となっています。

アニメにも出演していて、テレビアニメでは『まんが日本昔ばなし』と『ミヨリの森』に出演しています。劇場版アニメでは『エンジェルがとんだ日』のヒサコ、『あらしのよるに』のメイのおばあちゃん、『明日の希望 悲しみよありがとう・高江常男物語』のナレーションを務めています。ラジオの出演としては朗読・モンゴメリ「赤毛のアン」や青春アドベンチャー「フラワー・ライフ」への出演も好評を博していました。

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君の名は。のおばあちゃん(一葉)に関する感想や評価

ここでは君の名は。の一葉(おばあちゃん)に関するネット上の感想や評価を見ていきましょう。一葉(おばあちゃん)は作中でも重要なキャラクターとして知られていてます。そのため君の名は。の一葉(おばあちゃん)に関する感想や評価はネット上でも数多く見つけることができます。

一葉(おばあちゃん)は名言が多いキャラクターとも言われています。その内容は深いと言われていて、ストーリーの中でも考察されているポイントとなっています。そのセリフを深く考察することで、君の名は。のストーリーを深く知ることができるようになりました。

一葉(おばあちゃん)が入れ替わりを経験していることも話題になっています。その入れ替わりにはかなりの注目が集まっていて、過去に何があったのかも気にされています。ネット上でもこの家系が経験している入れ替わりは大きな話題になりました。

こちらの感想は声優キャストに関する感想です。君の名は。は圧倒的な人気を獲得していて、その理由の一つが声優キャストの演技にあります。ベテラン女優なので、声優としての演技も圧倒的な人気を獲得していました。ネット上でも一葉(おばあちゃん)の声優の演技への称賛の声が数多く集まっていました。

こちらは『夢を見とるな』のシーンが好きという感想です。このシーンは重要なシーンで名言・名セリフとしても知られています。ネット上でもこのシーンが好きというファンが多くいました。ストーリー上でもこのシーンは注目ポイントなので、多くのツイートを見つけることができました。

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君の名は。のおばあちゃん(一葉)まとめ

この記事では君の名は。の一葉の基本的な情報や一葉は入れ替わりの過去があることなどを紹介してきました。さらに「夢を見とるな」というセリフや「夢を見とるな」と言われた瀧、宮水家の「入れ替わり」や組紐、声優キャストなど様々なことが考察されています。今回紹介した一葉の名言・名セリフなどにも注目して、メガヒットを記録した映画・君の名は。をお楽しみください。

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