【スパイファミリー】作者の遠藤達哉は女性？男性？経歴やイケメンという噂も調査

『スパイファミリー（SPY×FAMILY）』は、WEB漫画サイトの少年ジャンプ＋で連載中の漫画です。紙媒体の単行本も発売されており、10巻までの累計発行部数は2650万部を突破しています。少年ジャンプ＋では類を見ないほどのヒット作となり、テレビアニメにもなりました。2023年にはミュージカルの上演も決定しており、その人気はとどまるところを知りません。作者は遠藤達哉さんで、これが3作目の連載作品となります。

西国のスパイである黄昏は、東西平和のため東国に潜入していました。黄昏は任務のため、娘と妻を用意して偽装家族を作ります。黄昏は自分がスパイであることを家族に隠していましたが、2人にもそれぞれ秘密がありました。娘のアーニャは人の心が読める超能力者で、妻のヨルは「いばら姫」という殺し屋だったのです。3人はそれぞれ正体を隠しながら、周囲からバレないように普通の家族として暮らすのでした。

スパイファミリー（SPY×FAMILY）に限らず、漫画家の多くは自分の素顔を公表していません。そのため、自分の好きな漫画の作者がどのような人か、気になってしまうこともあるでしょう。スパイファミリーの作者である遠藤達哉さんは、女性漫画家やイケメンなどの噂が流れています。ここでは、遠藤達哉さんに関する噂の真偽や、経歴について詳しく解説します。

スパイファミリー（SPY×FAMILY）の作者である遠藤達哉さんは、男性漫画家です。イベントなどで人前に出ることがあり、その際に男性であることが確認されています。しかし、実際に姿を見たことがない人達から、女性漫画家ではないか噂されることがあります。遠藤達哉さんが女性だという噂が立つ理由は、漫画の絵のタッチにあるようです。一般的に男性漫画家が描いた漫画は、絵のタッチが激しい傾向にあります。

しかし、スパイファミリーの絵は非常に繊細で、女性漫画家の絵に近いものがあります。そのため、遠藤達哉さんは女性ではないかという噂が立ったようです。漫画界では、荒川弘さんや樋口大輔さん、吾峠呼世晴など、男性名で活動している女性漫画家が数多くいます。こういった女性漫画家の存在も、遠藤達哉さんが女性であると噂される理由のひとつといえるでしょう。

女性漫画家だといわれることがある遠藤達哉さんは、素顔がイケメンだと噂されることもあります。「素顔がイケメン」という噂は、実際に遠藤達哉さんに会ったことがあるファンから広まったようです。遠藤達哉さんはジャンプフェスタのイベントやサイン会などで、ファンの前に姿を現すことがあります。こういったイベントで遠藤達哉さんの素顔を見たファンの口から「イケメンだ」という事実が語られ、SNSなどで話題となりました。

スパイファミリー（SPY×FAMILY）の作者の遠藤達哉さんは、1980年7月23日生まれの漫画家です。2000年に週刊少年ジャンプの新人漫画賞であるストーリーキングに応募し、『西武遊戯』で準キング賞を受賞しました。西武遊戯はその後赤マルジャンプに掲載され、漫画家デビューを果たします。同年には、週刊少年ジャンプで読み切り作品の『月華美刃』を掲載しました。

初めての連載作品は『TISTA』で、2007年12月号から2008年8月号にかけてジャンプSQで掲載されていました。2010年からは、ジャンプSQで月華美刃の連載が始まりました。2012年に月華美刃の連載が終わった後は、しばらくアシスタント生活が続きます。2018年にジャンプSQで『I SPY』を掲載し、翌年からはそれをもとにして描いたスパイファミリーの連載がジャンプ＋で始まりました。

スパイファミリー（SPY×FAMILY）の連載が始まった時点で、遠藤達哉さんはまだ独身でした。それから3年が経過していますが、今のところ結婚したという公式発表はありません。スパイファミリーは大人気漫画となり、遠藤達哉さんは多忙のあまり体調不良などで休載することもありました。そのため、結婚に時間を割いている余裕はないのではと推測できます。

スパイファミリー（SPY×FAMILY）の作者の遠藤達哉さんは、茨城県古河市出身です。古河市は茨城県の西側にある地域で、埼玉県と栃木県に隣接している市です。遠藤達哉さんの出身地である古河市では、広報にスパイファミリーのイラストが使われることもあります。このように、古河市では市全体で遠藤達哉さんのことを応援している様子が伺えます。

スパイファミリー（SPY×FAMILY）が大ヒットした遠藤達哉さんは、これまでにも多くの作品を発表してきました。しかし、スパイファミリーほどヒットした漫画はなく、スパイファミリー以外の作品を知らない人も多いでしょう。では、スパイファミリーの作者である遠藤達哉さんは、今までどのような漫画を描いてきたのでしょうか？ここでは、スパイファミリーのひとつ前に描かれた作品や、それ以外の歴代作品を紹介します。

遠藤達哉さんがスパイファミリー（SPY×FAMILY）の前に描いた作品は、I SPYという漫画です。スパイファミリーの原点になった漫画で、防衛省情報局員と女子高生という異色のコラボが楽しめます。スパイファミリーと違い、舞台は現代の日本です。絵柄や細かい設定などは、スパイファミリーに似通ったところが多くあります。I SPYの主人公は、「A4」というコードネームを持ったスパイです。

日本にいるスパイから日本を守っている、対スパイ用のスパイでした。A4はあるとき、自分を尾行する存在に気づきます。気配の消し方などから確実にプロだと思ったA4ですが、その正体はただの女子高生でした。高校2年生の甲斐まみるはA4に恋をして、ずっと彼のあとを追っていたのです。まみるはマタギの祖父に育てられたため、スパイ顔負けの身体能力を持っていました。

自分を追いかけ回すまみるを敵と思い込んでいたA4は、ようやく自分の勘違いに気づきます。最終的にはまみるの気持ちを受け入れ、自分のパートナーにと誘いました。しかし、スパイとして本心を見せずに生きてきたA4は、まみるへの愛情を素直に表現することができません。一方のまみるも、自分の恋心が伝わらないと嘆きます。A4とまみるは、お互いにモヤモヤを抱えながら日々の任務に励むのでした。

スパイファミリー（SPY×FAMILY）の遠藤達哉さんのデビュー作は、『西部遊戯』という漫画です。続いて読み切り作品の『月華美刃』『WITCH CRAZE』『PMG-0』『屋上探偵-オクタン-』を発表します。その後、初の連載作品となる『TISTA』に続き、月華美刃を連載化した作品が掲載されました。月華美刃の連載終了後は、読み切りの『流浪刑のクロニコ』『煉獄のアーシェ』『石に薄紅、鉄に星』『I SPY』を描いています。

遠藤達哉さんはスパイファミリー（SPY×FAMILY）を描くまでの間、精神的に追い詰められていた時期がありました。その時期はリハビリ代わりに、多くの漫画家のもとでアシスタントとして働いていたようです。これまでに遠藤達哉さんがアシスタントをした漫画家は、加藤和恵さん、アミューさん、藤本タツキさん、加来ゆうじさん、絵本奈央さん、ノ村優介さん、叶恭弘さん、西義之さんの8人です。

これらの漫画家のアシスタントを務めることで、遠藤達哉さんはさまざまな作風や絵のタッチを吸収していきます。アシスタンとして働きつつもいくつもの読み切り作品を描いていた遠藤達哉さんは、相当な努力家であることがわかります。

スパイファミリー（SPY×FAMILY）の作者である遠藤達哉さんは、自身の発言により炎上騒ぎが起きてしまったことがあります。なぜ炎上してしまったかというと、公式ファンブックで「キャラへの愛着がゼロ」と言い切ってしまったからです。この発言にショックを受けたファンも多く、SNSなどで賛否両論が巻き起こりました。

遠藤達哉さんのこの発言には、「思っていても言ってほしくなかった」「楽しく読めなくなった」という声も上がっていました。しかし、作者の気持ちと作品は別として割り切っている読者も多く、遠藤達哉さんによる発言への意見は大きく割れていました。

遠藤達哉さんが、スパイファミリー（SPY×FAMILY）のキャラに愛着がないと発言したことには理由があります。遠藤達哉さんには漫画家としての強いこだわりがあり、これまでの作品は自分のこだわりを貫いて作成してきました。遠藤達哉さんのこだわりのひとつに、「読者受けするようなイケメンを描かない」というものがあります。しかし、イケメンは漫画が売れるために必要な要素であると、編集者から常々説かれていたようです。

それでも遠藤達哉さんは、自分のこだわりを捨てずに漫画を描き続けました。しかし、リハビリとして描いたスパイファミリーには、これまでの作品のように大きなこだわりがありませんでした。そのため、自分のこだわりよりは、読者が喜ぶようなものを描こうと考えて執筆しているようです。その結果、スパイファミリーは多くの人に愛される人気作品となりました。

自分が描きたいものを描いているわけではないため、キャラへの愛着が他の作品より薄くなるのは仕方がないことでしょう。スパイファミリーは、遠藤達哉さんが初めて読者のために描いた作品といえます。遠藤達哉さんがアシスタントを務めた加藤和恵さんは、「サービス精神を身に着けた遠藤先生は最強になった」とコメントしています。

スパイファミリー（SPY×FAMILY）の作者の遠藤達哉さんを実際に見た人からは、遠藤達哉さんがイケメンだったというコメントが上がっていました。また、遠藤達哉さんがイケメンであるという事実とともに、正真正銘の男性であることに衝撃を受ける人もいました。遠藤達哉さんは名前は男性名ですが、いまだに女性と思っている読者も多いようです。遠藤達哉さんが男性漫画家だと知った人たちからは、驚きの声が上がっていました。

以前から遠藤達哉さんの漫画を知っているファンは、これまでとの漫画の違いに気づくこともあるようです。スパイファミリーは遠藤達哉さんが読者受けするように描いた漫画で、これまでとは絵柄などが変わっています。そのことに気づいたファンは、なんとなく感慨深いものを感じるようです。遠藤達哉さんがイケメンを描いたことに驚く人や、読者のために割り切って漫画を描く姿勢に感心しているファンもいました。
 

遠藤達哉さんは、スパイファミリー（SPY×FAMILY）を描く前にさまざまな漫画家のもとでアシスタントを務めています。その事実を知った人たちからは、驚きの声が上がっていました。多くの漫画家のもとでアシスタントをしていたからこそ、現在のスパイファミリーが出来上がったといっても過言ではないでしょう。遠藤達哉さんがアシスタントをしていたという話を聞いて、他の漫画家に似た絵柄に納得したというコメントもありました。

スパイファミリー（SPY×FAMILY）の作者の遠藤達哉さんについて、性別やイケメンな素顔、これまでの作品などを詳しくまとめました。遠藤達哉さんは男性漫画家ですが、いまだに女性ではないかといわれることがあります。ただ、徐々に男性であるという事実が浸透してきたため、女性漫画家だという噂もそのうち消えていくでしょう。

遠藤達哉さんはなかなかヒット作に恵まれず、これまで長い間苦労をしてきました。しかし、これまでに発表してきた漫画も、素晴らしい作品ばかりです。スパイファミリーで遠藤達哉さんを知った人は、ぜひスパイファミリー以外の作品にも目を通してみてください。