【スパイファミリー】アーニャはピーナッツ好き！有名セリフのシーンや好きな理由は？

『スパイファミリー』に登場するアーニャの「ピーナッツが好き」というセリフを一度は聞いたことがある方はきっと多いのではないでしょうか？このセリフはTikTokにて音源として使用されており、とても人気を博しているようです。では、作中のどのシーンでこの有名セリフが放たれるのか？ここからは、アーニャのピーナッツが好きな理由を交え、有名セリフが放たれるシーンを紹介していきます。

『SPY×FAMILY(スパイファミリー)』とは、漫画家・遠藤達哉によるシュール・コメディ漫画です。主要キャラたちが「家族としての普通の日常」を送るために日々のトラブルと奮闘するホームコメディ作品となっており、本作の連載開始時に週刊少年ジャンプ(集英社)の2019年17号にて予告漫画が掲載されています。また2022年4月9日からはアニメ第1期が放送され、同年6月25日に全12話で放送終了を迎えました。

ここでは『スパイファミリー』のあらすじを簡単にまとめていきます。本作の舞台は仮初の平和が成り立っている東国(オスタニア)と西国(ウェスタニア)の間です。主人公は西国の政府機関「西国情報局対東課〈WISE〉」所属の凄腕スパイ・黄昏(たそがれ)です。彼はある日、東西平和を脅かす政治家ドノバン・デズモンドに接触しその動向を探るという任務を命じられます。そこで、その任務を果たすべく偽装家族を作ることになった黄昏は…

『スパイファミリー』に登場するアーニャは他人の心が読める超能力の少女です。ある組織の実験体「被検体007」として生み出されていたものの、勉強をするだけの日々に嫌気が差して逃亡しています。そして能力を隠しながら施設を転々としていた頃に、偽装家族を作るために養子を探していた黄昏ことロイド・フォージャーと出会いました。その後無事ロイドの養子となったアーニャはフォージャー家の一員になります。

『スパイファミリー』に登場する人気のキャラクターであるアーニャ・フォージャーは、ネット上でしゃべり方と独特な言葉選びやおバカなところなどがかわいいと言われています。そしてアーニャと言えば「アーニャピーナッツが好き」というのも彼女の代名詞です。では、アーニャが「ピーナッツが好き」というセリフを言い放ったシーンはどこなのか？ここからはそのシーンを見ていきましょう。

それではここからアーニャが「ピーナッツが好き」というセリフを放つまでの経緯を見ていきましょう。まずロイド・フォージャーとアーニャが出会ったところからネタバレします。『スパイファミリー』の物語序盤にて凄腕スパイ・黄昏は東西平和を脅かす東国の政治家ドノバン・デズモンドと接触すべく、デズモンドの息子が通うイーデン校へ子供を送り込み、その子供を通してデズモンドが出席する懇親会に参加しようと目論みます。

そこで、黄昏は精神科医ロイド・フォージャーとして養子を探すことに。そして超名門イーデン校に通うに相応しいと思える子供を探すべく、さまざまな孤児院を回っていたロイドの前にアーニャが現れたのが二人の最初の出会いとなりました。

アーニャとの出会いを果たしたロイドは、早速彼女がイーデン校に通える子供に値するのかを確かめるため、穴埋めクロスワードを解いてもらうことにします。その結果アーニャは全問正解します。

実はこの時、アーニャはロイドに養子にしてもらうために心を読む超能力でロイドの心を読み、クロスワードの答えを探っていたのです。ロイドはまさか超能力で答えを導き出していたとは夢にも思わず、完全にアーニャが頭脳明晰であると思い込んだことで彼女を養子にすることに決めます。

その後アーニャを連れて新居に着くと、ロイドは家族として違和感のないように「俺のことはお父様と呼ぶように」とアーニャに言います。しかしアーニャは「父」と言いました。とても不自然な呼び方でしたが、ロイドは「よし！」と言ってそれを気に入った様子。さらに、アーニャは管理人に挨拶する際に「ずっと前から父の子供のアーニャです」と不自然なセリフを放っていました。

ロイドとアーニャは互いに自分の正体を打ち明けていませんでした。しかしアーニャだけはロイドの心を読んでいるため、彼がスパイであることを知っています。そしてロイドとの偽装家族を築くことになった当初、アーニャは買い物についていく際にロイドの心を読み、「アーニャを知ると世界が平和になる」と勘違いしました。

アーニャが「ピーナッツが好き」というセリフを放ったのは、この勘違いがきっかけとなっています。ロイドの心を読んで世界が平和になる一助になればと考えたアーニャは、ロイドに「アーニャピーナッツが好き、ニンジンは嫌い、カリカリベーコンは好き」というセリフを言い放ちました。

ロイドとの新生活が始まったアーニャは、ロイドの任務を果たすべく超名門イーデン校に通うことになりました。そしてイーデン校にて好成績を叩き出したアーニャに対して、ロイドが「ご褒美はなにがいい？」と聞くとアーニャは「ピーナッツ一年分」と答えました。

このセリフからアーニャがいかにピーナッツが好きか分かります。またロイドが買い物に行く際にお留守番を頼まれているのですが、その代わりにピーナッツを買い込んでおいて欲しいとお願いしています。推定4、5歳のアーニャがオモチャやお菓子ではなくピーナッツをおねだりするというのはとても斬新で、ピーナッツに関する思い出があるのかと考えさせられます。

アーニャのセリフから彼女がいかにピーナッツが好きなのかということが窺えましたが、果たして彼女はなぜそれほどまでにピーナッツが好きなのか？ピーナッツが好きな理由が気になるところです。しかしピーナッツが好きな理由はまだ明かされていません。そこで、ここからはピーナッツが好きになったと予想される理由を2つ紹介していくのでぜひご覧ください。

1つ目に紹介するアーニャがピーナッツ好きになった理由は、単にピーナッツの味が好きだということです。ロイドと出会う前のアーニャは、実験体としての日々を終えた後もずっと施設を転々とする生活を送っていました。もしこの時にアーニャが初めてピーナッツを食べたとしたら、ピーナッツの味に感動を覚えるのは自然なことだと言えるのではないでしょうか？

なぜなら、孤児院から出される食べ物には制限が加えられているからです。ピーナッツは濃い味が付いているわけではないため、子供が好んで食べるものではないかもしれません。このこともアーニャにとってピーナッツが特別な食べ物になっていると考えられる理由です。

2つ目に紹介するアーニャがピーナッツ好きになった理由は、思い出の食べ物であるということです。アーニャに関して明かされている過去は、施設から逃亡したことと孤児院を転々としていたことの二つで、その生い立ちに関してはまだ詳細が明かされていません。そのため、アーニャが成長していく過程の中で何かしらピーナッツに関しての思い出があった可能性が浮上します。

魅力的なキャラクターが多く登場していることで人気を集めている『スパイファミリー』ですが、中でも特に人気のキャラクターが「アーニャピーナッツが好き」というセリフで知られているアーニャです。彼女の「アーニャピーナッツが好き」というセリフはTikTokにて音源として使用されています。では、アーニャがなぜここまで人気なのか？そこで、ここからはアーニャの人気の理由を6つ紹介していきます。

1つ目に紹介するアーニャの人気の理由は、彼女の丸い目です。アーニャの目は丸くて大きいため、じっと気になるものを見ている時は女がキラキラと輝いたり、悲しい時は目に涙が多くたまったりするなど目の変化が印象深く残ります。また印象深く変化の多いアーニャの目は見ていて飽きません。

2つ目に紹介するアーニャの人気の理由は、彼女のしゃべり方と独特な言葉選びです。アニメ版『スパイファミリー』をご覧になった方であれば分かるかもしれませんが、アーニャのかわいい声から放たれる独特なしゃべり方にグッときます。

TikTokで「アーニャピーナッツが好き」というセリフの音声が人気を博したのもこのかわいい声が高く評価されたからだというのも少なからず関係していると考えられます。またアーニャの独特な言葉選びも特徴的で、作中では「ありがとうございます」を「あざざます」と言ったり、「おでかけ」を「おでけけ」と言ったりするなどかわいい印象を受けます。

3つ目に紹介するアーニャの人気の理由は、アーニャなりの優しさです。超能力を使って人の心を読むアーニャは、養子を探していたロイドを相手に自分を連れて行かせるよう仕向けるというずる賢いところが見受けられるものの、その一方で超能力を使って周りの人のために立ち回る気遣いを見せることもあります。そのことが分かるエピソードとして、ロイドとヨルが初めて出会った時の出来事が挙げられます。

ロイドとヨルが出会った時、二人がお互いに声を掛けようと思いつつもロイドがアーニャを連れていたことで、ヨルがロイドのことを妻子持ちであると考えて声を掛けるのを思いとどまり、その一方でロイドもまたヨルの勘の鋭さに危険を感じて思いとどまっていました。そこで、アーニャは二人の思いがすれ違っていることを察し、「ははいなくてさみしぃ～」「ははのそんざいこいし～」というセリフを放って一芝居かって出ました。

この作戦は見事功を奏し、ロイドとヨルは互いに協力し合うことになります。他にもヨルが誘拐犯と戦って食材をぐちゃぐちゃにしたことで落ち込んでしまった時、アーニャが落ち込むヨルを「アーニャつよくてかっこいいははすき！」というセリフと共に頭を撫でてあげることで励ましていました。

4つ目に紹介するアーニャの人気の理由は、彼女の変顔です。普段はうるうるしてて大きな目をしていますが、たまに目を細めて澄ましたような顔をすることがあります。

アーニャが目を細めるきっかけを生んだのが、ヨルの「学校でちょっとした意地悪程度なら、大人のお姉さんとして笑顔で対応するように」というセリフです。つまり、アーニャが目を細めた顔は彼女なりの笑顔ということです。しかし結果的に相手は小馬鹿にされたと思って怒ってしまいます。その他にもヨルの心の声を聞いて恐れを抱いた時などに見せる落ち込んだ顔や気まずい時の変な顔などがありました。

5つ目に紹介するアーニャの人気の理由は、彼女の父と母が大好きなところです。アーニャはロイドとヨルのことをしっかりと理解しており、たとえばロイドのことを「ちちすごいうそつき！でもかっこいいうそつき！」、ヨルのことを「つよくてかっこいいははすき！」などそれぞれの良いところをしっかり分かった上で大好きな気持ちを抱いていました。

実際にイーデン校の入学試験での面接にて、両親について聞かれた際は「100てんまんてんで、ちちもははもおもしろくてだいすきです。ずっといっしょがいいです」というセリフを放っていました。

6つ目に紹介するアーニャの人気の理由は、彼女のおバカなところです。アーニャはロイドとヨルが非常に危険を伴う仕事をしていることを知っています。それも二人と出会った瞬間からです。だからこそアーニャは二人が協力し合うように仕向けています。スパイと殺し屋という物騒な職業を知ってもなおワクワクすることができるアーニャですが、その一方で臆病なところがあります。

たとえばヨルの心を読んで「抱きしめて弟の肋骨を折ってしまった」ということを知り、次は自分が同じ目にあるかもしれないと想像を膨らませて恐れを抱いたり、洋服屋の女主人に「あの学校(イーデン校)は誘拐も多い」と聞いて「学校行くのやめる」と言い出したりしていました。スパイと殺し屋という職業にワクワクするようなおバカなところがある一方で臆病なところもあるという要素もまたかわいらしいと言えるでしょう。

アーニャの魅力を引き立てているかわいい声ですが、果たしてアニメ『スパイファミリー』にてアーニャの声を務めた声優は誰なのでしょうか？ここからはアーニャの声を務めたアニメ声優のプロフィールと主な出演作品や演じたキャラを紹介していくのでぜひご覧ください。

アニメ『スパイファミリー』にてピーナッツが好きなアーニャ役を演じたのは、声優事務所「東京俳優生活協同組合」所属の声優・種﨑敦美(たねざきあつみ)さんです。声優として活動している種﨑敦美さんは、2000年代からアニメやゲームを中心に声優活動をおこなっています。声優を職業として認識したきっかけは『美少女戦士セーラームーン』で、憧れの声優は沢城みゆきさんと田中真弓さんとのこと。

• 2012年～：となりの怪物くん(夏目あさ子 役)
• 2013年～：幻影ヲ駆ケル太陽(天道いつき、天道むつき、天道ななせ 役)
• 2014年～：残響のテロル(三島リサ 役)
• 2014年～：大図書館の羊飼い(小太刀凪 役)
• 2014年～：鬼灯の冷徹(芥子 役)
• 2015年～：すべてがFになる THE PERFECT INSIDER(西之園萌絵 役)
• 2016年～：怪盗ジョーカー(ホッシー 役)
• 2016年～：6HP/シックスハートプリンセス(羽仁はるか / ピンクプリンセス 役)

• 2016年～：ハイスクール・フリート(西崎芽依 役)
• 2017年～：ノラと皇女と野良猫ハート(明日原ユウキ 役)
• 2017年～：魔法使いの嫁(羽鳥チセ 役)
• 2017年～：宝石の国(ネプチュナイト 役)
• 2018年～：はるかなレシーブ(トーマス・紅愛 役)
• 2018年～：異世界魔王と召喚少女の奴隷魔術(クルム 役)
• 2019年～：BEASTARS(ジュノ 役)
• 2020年～：ドラゴンクエスト ダイの大冒険(ダイ 役)

ここまでアーニャのピーナッツが好きな理由や人気な理由、アニメ声優といった情報を交えながら、アーニャの「ピーナッツが好き」というセリフを放たれたシーンを紹介しましたが、果たしてネット上ではアーニャに関してどのような声があがっているのでしょうか？最後にアーニャに関して寄せられたネット上の感想や評価を紹介していきます。

こちらでは『スパイファミリー』に登場するアーニャのピーナッツが好きな理由に関する声があがっています。どうやら、この方はアーニャのピーナッツが好きな理由として、研究所に囚われたアーニャのことを哀れに思った研究員が、アーニャにピーナッツをあげたことが関係しているという可能性を考慮しているようです。確かにピーナッツが好きな理由に過去の思い出が関係しているのであれば感動エピソードになると言えます。

こちらでも『スパイファミリー』に登場するアーニャのピーナッツが好きな理由に関する声があがっています。どうやら、この方はアーニャがピーナッツが好きな設定に作者なりの理由があると考えているようです。ピーナッツの花言葉は「仲良し」。

作中でのアーニャはイーデン校での受験面接時にずっとロイドとヨルと共にいたいというセリフを放っているため、ロイド、ヨル、アーニャの三人が仲良しで居続けるため、今後もアーニャがロイドとヨルの仲を取り持っていくのかもしれません。

こちらでは『スパイファミリー』のピーナッツが好きなアーニャの「ピーナッツ買い込んどけ」というセリフに関する感想があがっています。

どうやら、この方は「ピーナッツ買い込んどけ」と言ったアーニャに「かわいい」という印象を抱いたようです。投稿されている画像には買い物をしていたり、ロイドを見ていたりするアーニャが写っているため、アーニャのかわいい魅力はピーナッツが好きなこと以外にもあると考えていらっしゃるのかもしれません。

今回は『スパイファミリー』に登場するピーナッツ好きのアーニャについて、「ピーナッツが好き」という有名セリフのシーンやピーナッツが好きな理由をまとめてきました。「アーニャピーナッツが好き」というセリフはTikTokの動画の音源として使われているため、多くの方が一度は聞いたことがあるのかもしれません。

またピーナッツが好きなアーニャは、丸く大きな目やしゃべり方と独特な言葉選び、おバカなところ、父と母が大好きなところなどさまざまなかわいい魅力に溢れています。当記事にてアーニャに興味を持たれた方がいらっしゃれば、「アーニャを知ると世界が平和になる」と勘違いしたことで放たれることになった「アーニャピーナッツが好き」というセリフや、アーニャのさまざまなかわいい魅力に注目してみてください。