【ワールドトリガー】ランバネインはハイレインの弟!角トリガーの強さも解説

ワールドトリガー(ワートリ)の大規模侵攻の中でもB級部隊相手に大立ち回りを演じたのがランバネインです。遠征隊の隊長を務めたハイレインの弟でもあり専用のトリガーである「雷の羽(ケリードーン)」を用いて大暴れしてアフトクラトルの目的であるC級部隊の確保に大きく貢献しています。この記事ではワールドトリガー(ワートリ)のランバネインについて、ネタバレありでまとめて解説していきます。

【ワールドトリガー】ランバネインはハイレインの弟!角トリガーの強さも解説のイメージ

目次

  1. ランバネインとは?
  2. ランバネインの強さや能力
  3. ランバネインの活躍をネタバレ
  4. ランバネインが所属するアフトクラトルとは?
  5. ランバネインのアニメ声優
  6. ランバネインに関する感想や評価
  7. ランバネインまとめ

ランバネインとは?

ワールドトリガー(ワートリ)の大規模侵攻編にアフトクラトルの遠征隊のメンバーとして登場したのがランバネインです。この記事ではそんなランバネインについてまとめて紹介していきます。

ワールドトリガー(ワートリ)の作品情報

ワールドトリガー(ワートリ)の概要

ランバネインが活躍するワールドトリガー(ワートリ)は2013年から葦原大介先生が週刊少年ジャンプで連載していた遅効性SFアクション漫画です。集団戦の描き方の巧みさや個性豊かなキャラクター達が高い人気を集めた作品でした。しかし2016年から2018年にかけて葦原大介先生の体調不良により長期休載、2019年に月刊誌であるジャンプスクエアに移籍して連載を継続する事になりました。

長期休載明けのジャンプスクエアでの連載再開も相変わらずの人気を維持し続けている作品になっており、2022年11月現在もジャンプスクエアで連載を継続しています。メディアミックス展開も積極的に行われており、これまでにはVOMIC化、アニメ化、ゲーム化、舞台化など幅広いメディアで展開されています。またその作風やキャラクターの多さなどから多種多様な形でコラボレーション企画も多く行われる作品になっています。

ワールドトリガー(ワートリ)のあらすじ

ネイバーフッドに攫われた兄と友人を助けるべくボーダーへの入隊を希望した千佳とチームを組んだ空閑遊真と三雲修。彼らが無事に入隊を済ませた頃、ボーダーでは迅の予知から近々大規模侵攻が行われる事を知ります。そしてボーダーが準備を進める中、ネイバーフッドの中でも軍事大国と呼ばれるアフトクラトルがブラックトリガーを用いて侵攻してきます。この時侵攻してきた人型ネイバーの1人がこの記事で紹介するランバネインです。

ランバネインのプロフィール

ランバネインはアフトクラトルに所属する遠征部隊の隊員で、大柄の身体と赤い髪、額の両端から伸びたトリガー角が特徴的な見た目をしたキャラクターです。明らかになっているプロフィールとしては大規模侵攻時で24歳で身長は202cmであった事が明らかになっています。また好きなものとして手強い相手との戦闘、肉と酒、空を飛ぶ事が挙げられています。

ちなみに作者の葦原大介先生によると、そのデザインイメージは赤鬼をイメージしているとされており、同時に本場の弾バカであるともされています。

ランバネインはハイレインの弟

ランバネインの大きな特徴になっているのが遠征部隊の隊長を務めたハイレインの弟である点です。ランバネインとハイレインは共にアフトクラトルの四大領主の1つ、ベルティストン家に生まれています。普段はハイレインの事を兄と呼んでいるようですが遠征部隊の隊長として接する際には「隊長」と呼ぶなど公私混同しないように注意しています。

基本的には当主であるハイレインに忠誠を誓っている一方で軽口を叩く事ができる程度には兄弟仲も友好関係を維持している様子で描かれています。

ランバネインとミラの関係

大規模な遠征を仕掛けてきたアフトクラトルですが、アフトクラトル側も一枚岩というわけではなく遠征に参加したメンバーもそれぞれに政治闘争を抱えていると言えます。実際遠征隊の1人ミラは政略結婚でハイレインかランバネインと結婚する予定にある事が明らかになっています。

ただしあくまでも「候補」止まりで結婚していない理由に関しては不明で、政略的な理由なのか3人の関係性の問題なのかは不明になっています。ただミラの性格もあってか作者の葦原大介先生曰く「ミラの事をハイレイン・ランバネイン共に内心ビビっている」と表現されており、双方にミラを譲り合っていて結婚が決まらない可能性などもあります。

ランバネインの性格

四大領主というアフトクラトルの中でも名家の出身であるランバネインですが、その性格は楽天家で快活な性格をしているといえます。基本的な性格は兄とは対称的ですが政治闘争にも興味はなく兄であるハイレインを支える立場にある事を良しとしているキャラクターです。ただ唯一どんな相手に対しても見くびらない慎重さはハイレイン・ランバネイン兄弟で共通したポイントになっています。

好きなものと組み合わせて考えるにどちらかといえば軍人タイプであり、自ら最前線に立って戦う事に重きを置いたキャラクターになっているといえます。

ワールドトリガー | 東映アニメーション

ランバネインの強さや能力

ランバネインの「さわやかジェットゴリラ」と言われる強さ

作者である葦原大介先生がランバネインの事を「さわやかジェットゴリラ」と表現するようにランバネインの強さはボーダー隊員が単独で戦える相手ではない程強くなっています。公開されたパタメータもトリオン25、攻撃20、防御・援護8、機動15、技術8、射程9、指揮7、特殊戦術2で合計94とボーダー隊員ではあり得ない程に高い数値をバランスよく持っているのが特徴になっています。

トリオン量に関してはトリオン角の影響も大きいですが、同じトリオン角を持つヒュースでも18なのでアフトクラトルの中でもトリオン量25はかなり高い方なのではないかと考察されています。参考までにトリオンモンスターである千佳のトリオン量は38でやはり化物クラスですが、千佳を除いたボーダーのトップは黒トリガーで増えた迅を除くと二宮の14が最高値となっています。

ランバネインのトリガー「雷の羽(ケリードーン)」

そんな豊富なトリオン量を生かしてランバネインが使用しているトリガーが「雷の羽(ケリードーン)」です。背中や腕から銃を出して攻撃する射撃型トリガーで、高性能のシールドと飛行ユニットまで内蔵したトリガーになっています。その性能から勘違いされがちですが雷の羽(ケリードーン)はブラックトリガーではなくアフトクラトルで開発された強化トリガーという立ち位置になっています。

その攻撃力はボーダーのシールドでは防げない程に高く、また射程もスナイパーの距離で撃ち合える程に長く、連射も可能と言ったボーダーのノーマルトリガーと比較するとチートとも呼ぶべき性能を兼ね備えています。基本的な戦闘スタイルはこのトリガーの飛行能力を生かして上空から砲撃と爆撃を落とす大雑把なスタイルで、敵の攻撃を的確に防御しながら相手を削っていく殲滅戦を得意としています。

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ランバネインの活躍をネタバレ

ランバネインの活躍①B級合同部隊と戦う

大規模侵攻においてランバネインはエネドラと同じくボーダー隊員の分散と撹乱を目的にして出撃します。そんなランバネインが当初ぶつかったのが東率いるB級合同部隊でした。まだトリガーのタネが割られていないランバネインは初っ端の攻撃で茶野隊の2名を撃破、その後の連射で別役を撃破します。さらに荒船隊の穂刈の半崎がベイルアウトとなり一瞬の攻防でまたたく間に5名がベイルアウトさせられる事になります。

その後現在の戦力では太刀打ちできないと判断した東が隠れるように指示した事でランバネインvsB級合同部隊は膠着状態になります。

ランバネインの活躍②緑川と戦う

その後、ランバネインとB級合同部隊が膠着する現場に米屋、出水、緑川の三バカが駆けつけます。3人の動きに手練れが加わった事を察知したランバネインは上空に飛び上がって一斉掃射することで緑川と1対1の状況を作り出します。消化器を煙幕代わりにした緑川の攻撃でランバネインは左足を負傷する事になります。

これによりランバネインの機動力は低下するかと思われましたが、元々ランバネインは飛行能力を持っている為あまり影響がありません。ただランバネインはトリガー技術では遅れていると言われるミデンにも優れた戦士がいることを認め、同時に1人ずつ相手にすれば倒せる相手だと冷静に分析するのでした。

ランバネインの活躍③東と荒船の狙撃が当たる

緑川との交戦後、外に出ようとしたランバネインを出水のハウンドが強襲します。これをランバネインは回避行動を取って避ける事には成功しますが、その隙に東と荒船が狙撃した事で飛行性能を破壊されてしまうのでした。ここぞとばかりに東の指揮でB級隊員達も包囲攻撃を行い、連携の取れた行動からランバネインは改めて浮いた駒を1つずつ狩っていく必要があると判断します。そこでランバネインが狙ったのが来馬でした。

ランバネインの活躍④米屋に撃破される

そんなランバネインに対し、上空から米屋が飛び出して近接戦で襲いかかります。実は来馬が浮いてみえたのも全て来馬を囮にした作戦だったのです。しかし空中では身動きを取れない米屋を砲撃で対処しようとします。その行動さえも東達は読み切っており、米屋を守る為に全員でフルガード、これにより米屋はダメージを受ける事なく、チームでの戦い方でランバネインの撃破に成功するのでした。

最終的にはボーダー隊員の連携によって撃破されてしまったランバネインですが、元々ランバネインの出撃の目的は撹乱と分散であり、B級隊員を複数撃破した上にA級隊員を複数人も足止めした事、結果的にアフトクラトルとしてはC級隊員の誘拐には成功しておりで役割としては十分に果たしたと言えます。

ランバネインの活躍⑤アフトクラトルに帰還する

撃破されたランバネインはミラに回収される事になります。その際には「完敗だ」と素直に負けを認めていきました。トリオン体を失ったランバネインはその後の戦いに再度登場する事はなく、そのままアフトクラトルの遠征隊に乗って帰還する事になります。

アフトクラトルとしてはC級隊員をある程度捕まえる事が出来たものの「金の雛鳥」として追っていた千佳の確保には失敗、これを受けてヒュースは置いていかれ、エネドラはミラが殺した事で人数が減っています。この事に対しランバネインは「帰りは遠征艇が広くていいな」と本心なのか嫌味なのか分からないセリフを言いますが、ハイレインに睨まれる結果になるのでした。

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ランバネインが所属するアフトクラトルとは?

アフトクラトルとは?

アフトクラトルとはワールドトリガー(ワートリ)においてネイバーフッドと呼ばれるネイバーの世界において「神の国」の異名を持つ強力な軍事国家です。ネイバーフッドではマザートリガーと同化させる「神」を生贄に捧げる必要があり、アフトクラトルは入念な厳選で神を選んできた為に大きくなってきた国になっています。

その国力は高く、7年前の情報ながらもブラックトリガーを13本も保有していたり、実際に遠征にも4本ものブラックトリガー使いが帯同するなどしています。帝国主義的に周囲の国家に侵攻して属国化してきた歴史も持っています。特に大規模侵攻を行ったタイミングでは現在の神の寿命が近くなっている事から新たな神候補を探している状態でした。

アフトクラトルの目的

そんなアフトクラトルがミデンと呼ぶこちら側の世界に遠征してきたのは新たな神の候補を探し出す為で、ひいては神候補を見つけ出す事でアフトクラトルの主導権争いを制する為でもありました。事前の情報収集でC級隊員にはベイルアウト機能が搭載されていない事を把握しており、基本的にはC級隊員を狙っていました。作戦中にトリオンモンスター雨取千佳の存在に気づいてからは彼女を「金の雛鳥」と呼んで神候補として執拗に狙っていました。

結果的には隊長であるハイレイン自身も雨取千佳の確保に動きますがこれには失敗、しかし多くのC級隊員を攫う事には成功しており、アフトクラトル視点で見ると今回の遠征は大成功とはいえないまでも成功したと言って良い部類の戦果を挙げたと言えます。ただ神候補になる者を捕らえる事が出来なかった為ヒュースは置いていかれており、完全な成功とはいえない状態です。

アフトクラトルの角つき

ネイバーフッドの中でも最大級と呼ばれる軍事国家であるアフトクラトルですがその大きな支えになっているのが「角つき」と呼ばれる額に角を持った人型ネイバーです。アフトクラトルでは幼児に角の形をしたトリガー受容体を埋め込む事で後天的にトリオン能力を強化する研究が進んでおり、角つきはその研究成果となっています。長年の研究は進んでいるようで遠征隊の中でも高齢のウィザ翁を除いて全員がトリガー角を所有しています。

このトリガー角にはトリオン能力の強化以外にも様々な効果を持っており、トリガー操作の補助効果、ブラックトリガーとの適合率の上昇、言語の翻訳機能なども持っていたりします。しかし代償も存在し、角が脳の奥底まで根を張ると目が黒く染まりはじめ、人格面にも強い影響を及ぼすようになってしまい命が長く持たないと呼ばれています。実際ワートリ作中ではエネドラがこの状態に陥り処分される事になりました。

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ランバネインのアニメ声優

柳田淳一のプロフィール

アニメワールドトリガー(ワートリ)においてランバネイン役の声優を担当したのが柳田淳一さんです。2008年に声優オーディションに合格してデビューした声優です。デビュー当時からアイムエンタープライズに所属して活動しています。

柳田淳一の主な出演作品やキャラ

柳田淳一さんがこれまでに演じたキャラクターとしては「Rewrite」の吉野晴彦役、「現実主義勇者の王国再建記」のトルマン役、「禍つヴァールハイト -ZUERST-」のベンジャミン・パヴァルド役、「アニメK」の坂東三郎太役、「SuperSeisyunBrothers-超青春姉弟s-」の丸岡イオリ役、「妖怪ウォッチシャドウサイド」のオロチ役、「カードファイト!!ヴァンガードG」の安城マモル役などを演じています。

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ランバネインに関する感想や評価

ここからは既にワールドトリガー(ワートリ)を読んでいる人のランバネインに関しての感想をネタバレありでまとめて紹介していきます。大規模侵攻時のランバネインは大暴れした印象こそありますが、まだボーダー側のキャラクターの実力に不明点が多かった事もあり、ワートリの物語が進めば進む程にその強さが際立つようになっているとする声が非常に多くなっています。

数値的な強さはもちろんながら実際に東や荒船、緑川、出水、米屋とボーダーでも錚々たるメンバーが相手にしていた事を考えるとその強さは明らかにチートクラスだとする声が多くなっており、大規模侵攻編以降登場していないにも関わらずどんどん株が上がっていくキャラクターになっています。

またこの記事でも紹介したランバネイン対ボーダーの構図は圧倒的な個vs集団戦という構図がしっかり表現されていてワートリらしい戦いであるとしてワートリ全体でも屈指の名勝負だったとする声も多くなっています。トリガーの強さももちろんながらランバネインの快活で戦闘を楽しんでいる性格も相まってより強者感が強かったとする声も多くなっています。

各々の役割もあるとはいえ単純な強さとしては兄であるハイレインよりも目立っていたのではないかとも言われる程で、しかも使用していたケリードーンは「ノーマルトリガー」である事も相まってより強者感が強くなっているとする声が見られる結果になっています。

ケリードーンに関しても声が多くなっており、ノーマルトリガーという事はアフトクラトルでは量産できるのか?という声やボーダーとの技術力の差を痛感するトリガーだったとする声も多くなっています。一応ボーダーにも玉狛に限ればフルアームズなど対抗出来そうなトリガーは存在するものの一点ものであり、誰でも使いこなせるわけではないという点もケリードーンが凄いと言われる要因になっています。

またケリードーンはどうみてもトリオン量の消費が激しいトリガーであり、そのケリードーンを使いこなし、戦闘中1度もトリオン切れを気にする様子がない所おランバネインの強さの要因になっているとする声も多くなっています。トリオン量という意味でいえばブラックトリガーさえも越していたりもするのでランバネインとケリードーンの相性が良すぎたという声も見られる結果になっています。

そんなランバネインだからこそハイレインとの兼ね合いはあるとはいえ未だに名家の次男でありながら結婚していない設定なのには驚いたとする声も見られます。政略結婚であれば兄であるハイレインがするのが普通なのではという声もあり、アフトクラトルの内情がもう少し知りたいという声も見られる結果になっています。

特にランバネインはハイレインとしても女性受けの良さそうな性格をしているという声も多くなっています。アフトクラトルでは名家出身がどこまで影響するのかは不明ですが、そういったしがらみを取り除けばモテそうという声も多いです。

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ランバネインまとめ

ランバネインはワールドトリガー(ワートリ)の大規模侵攻編にて登場した人型ネイバーで登場当初も大暴れしたものの、対峙したボーダー隊員達の強さが明らかになるとよりその強さが際立ってきているキャラクターです。その性格なども含めて軍人気質が強くなっており、大規模侵攻でも戦いを楽しんでいる様子が見られるキャラクターになっていました。

ワートリ作中ではあくまでも遠征で登場しただけなので出番は限られてはいますが今後アフトクラトルが再登場する可能性は高くその時には再登場する可能性もあるキャラクターになっています。今後ワールドトリガー(ワートリ)を読む際にはランバネインの再登場にも注目しながら読んでみてはいかがでしょうか?

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