【キングダム】樊琉期(はんるき)は最後死亡?史実での記録や信との戦いの結末は?

こちらの記事では漫画『キングダム』に登場する敵キャラクターの樊琉期(はんるき)についてご紹介しています。樊琉期(はんるき)の最後の死亡シーンや史実に実在した人物なのかを知りたい人はこちらの記事を参考にしてみてください。また『キングダム』の主人公・信との戦いと結末や登場した回が単行本の何巻何話なのかについても触れているので、樊琉期(はんるき)の活躍について知りたい人はそちらにも目を通してみてください。

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目次

  1. キングダムの樊琉期(はんるき)とは?
  2. キングダムの樊琉期(はんるき)は最後死亡?信との戦いの結末は?
  3. キングダムの樊琉期(はんるき)の登場回は?史実も紹介
  4. キングダムの樊琉期(はんるき)の父親や武力
  5. キングダムの樊琉期(はんるき)の声優キャスト
  6. キングダムの樊琉期(はんるき)に関する感想や評価
  7. キングダムの樊琉期(はんるき)まとめ

キングダムの樊琉期(はんるき)とは?

史実を元にした中国の歴史漫画『キングダム』に登場するキャラクター・樊琉期(はんるき)。『キングダム』の物語では非道な行いや身勝手な行動を見せ、まさに敵キャラクターといった姿をみせた人物でした。こちらの記事ではそんな『キングダム』の樊琉期(はんるき)についてご紹介。その前にまずは樊琉期(はんるき)が登場した漫画『キングダム』の作品概要や物語のあらすじをご紹介していきます。

キングダムの作品情報

キングダムの概要

  • 作者:原泰久
  • 出版社:集英社
  • 掲載誌:週刊ヤングジャンプ
  • レーベル:ヤングジャンプ・コミックス
  • 発刊期間:2006年1月26日~連載中(2022年11月現在)
  • 巻数:66巻(2022年11月現在)
  • アニメ放送期間:2012年6月~2013年2月25日(第1期 全38話)、2013年6月8日~2014年3月2日(第2期 全39話)、2020年4月6日~2021年10月18日(第3期 全26話)、2022年4月10日~2022年10月2日(第4期 全26話)

『キングダム』は漫画家・原泰久先生が漫画雑誌・週刊ヤングジャンプで連載中の史実に基づいた歴史漫画。2006年から連載が開始され、2022年11月現在では66巻まで単行本が発行され累計発行部数は9200万部を突破しています。朝日新聞社企画の優れた漫画を発掘する"手塚治虫文化賞"では第17回のマンガ大賞に選ばれました。

その人気から2011年にはテレビアニメ化もされ、2022年までに4期に渡ってテレビ放送がされています。また2019年には実写映画が公開され、『キングダム』の漫画のストーリーに沿った物語として製作されました。実写映画のキャストには山崎賢人、吉沢亮、長澤まさみなど人気俳優を起用し、2019年の邦画実写作品の興行収入1位を記録しました。

キングダムのあらすじ

時は紀元前245年。春秋戦国時代と呼ばれた時代に中華西方の国・秦に信と漂という名前の戦争孤児がいました。2人の少年は天下の大将軍になることを夢見て日々剣術の腕を磨いていました。そんなある日、2人の元へ秦国の大臣を務める男が現れます。男は漂を王宮に仕官させると行って連れて行きますが、その後漂が傷を負った姿で信の家に戻ってきます。そして漂は信に1枚の地図を渡しそのまま死亡してしまいます。

樊琉期(はんるき)のプロフィール

樊琉期(はんるき)は『キングダム』に登場する敵キャラクターの1人で、史実でも活躍か伝えられている樊於期(はんおき)を父に持つ人物です。史実の歴史では名前が残されていない樊琉期(はんるき)ですが、『キングダム』の物語では毐国将軍として自ら敵の首を取りに行ったりと行動的な姿を見せており、ある程度の戦果を上げているようです。

しかし、仲間の指示を待つことなく独断で敵陣に乗り込んでいったり、武将ではない民間人にも危害を加え弱者をいたぶって楽しむといった性格や行動から、樊琉期(はんるき)のことを良く思っていない仲間たちも少なくないようです。

そのため後宮に侵入し王女を襲おうとした際に、信に返り討ちにされた時には部下たちに見捨てられ捕縛されることとなりました。『樊琉期(はんるき)の最後は死亡した?』の項目でもご紹介しているように、最後は反乱軍の1人として咸陽にある処刑場にて斬首刑となり死亡の結末を辿りました。

TVアニメ「キングダム」公式サイト

キングダムの樊琉期(はんるき)は最後死亡?信との戦いの結末は?

樊琉期(はんるき)と信との戦い

『キングダムの樊琉期(はんるき)は最後死亡?信との戦いの結末は?』についての1つ目は「樊琉期(はんるき)と信との戦い」について。『キングダム』の主人公・信の宿敵である呂不韋が起こした反乱の一員として戦いに参加した樊琉期(はんるき)。樊琉期(はんるき)は王都・咸陽に攻め入って民間人を虐殺した後、後宮に侵入して王女・麗を襲おうと企みます。

関係のない多くの命を奪ったことで自分の力を見せびらかしていた樊琉期(はんるき)ですが、麗を助けに来た信によって返り討ちにあうことになります。後宮に隠れていた麗を見つけた樊琉期(はんるき)でしたが、彼女の元に辿り着くまでに宮の従者たちを無差別に殺し死亡させていったことで、信は樊琉期(はんるき)の足跡を辿って麗の元に駆けつけることができたのでした。

そして信と対峙した樊琉期(はんるき)は、自分は信にかなわないと理解し「待て」と信を制止しようとしますが、信は構わず剣を振り下ろし樊琉期(はんるき)の右手を切り落とします。その後、樊琉期(はんるき)は命令に従って樊琉期(はんるき)を生きたまま連行し、樊琉期(はんるき)は最後の場所となる処刑台へ上ることとなるのでした。

樊琉期(はんるき)の最後は死亡した?

『キングダムの樊琉期(はんるき)は最後死亡?信との戦いの結末は?』についての2つ目は「樊琉期(はんるき)の最後は死亡した?」について。『キングダム』の物語の中で樊琉期(はんるき)は最後に死亡します。その最後の死亡理由は斬首刑でした。樊琉期(はんるき)は麗を襲うつもりが信に返り討ちにされ捕縛されました。

その後反乱軍の一員として引き渡された樊琉期(はんるき)。反乱が収束し、秦国の王・政が勝利した後に反乱軍の者達は処分を受けることになり、樊琉期(はんるき)もそのうちの1人となりました。樊琉期(はんるき)は大衆が集められた処刑場で首を切り落とされ最後を迎えることとなりました。その観衆の中には、服で顔を隠した樊琉期(はんるき)の父・樊於期の姿もあり、息子の最後を悔しげに見届けます。

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キングダムの樊琉期(はんるき)の登場回は?史実も紹介

樊琉期(はんるき)の登場回

『キングダムの樊琉期(はんるき)の登場回は?史実も紹介』の1つ目は「樊琉期(はんるき)の登場回」について。樊琉期(はんるき)が『キングダム』の漫画で始めて登場したのは単行本38巻の409話です。『キングダム』の38巻では成人した嬴政が加冠の儀を行い、秦国の王となりました。その頃、嬴政の母親である太后と彼女の不倫相手である嫪毐は秦国の極北に位置する都市・太原一帯を"毐国"と名付け建国。

毐国は楚国と取引を行うまでに発展し、秦国の領土をも手にしようと企みます。そんな毐国の中には、秦国の王族を途絶えさせ自分が秦国の統治者になろうと企む秦国の丞相・呂不韋の息のかかった者が多くいました。そして嬴政の加冠の儀にあわせ、毐国に潜んでいた呂不韋派の者達を秦国への反乱軍として秦国の王都・咸陽に向かわせたのでした。その中には樊琉期(はんるき)や、その父親の樊於期の姿もありました。

樊琉期(はんるき)の史実

『キングダムの樊琉期(はんるき)の登場回は?史実も紹介』の2つ目は「樊琉期(はんるき)の史実」について。『キングダム』の登場キャラクターには信や嬴政など、史実に実在した人物が多く登場しています。では樊琉期(はんるき)はどうなのかというと、樊琉期(はんるき)は中国の史実を描いた書物などではその名前を目にすることはありません。

そのため、樊琉期(はんるき)は史実に実在した人物ではなく『キングダム』の漫画の中のみに登場するオリジナルキャラクターとなっています。しかし、樊琉期(はんるき)の父親の樊於期は史実に登場する人物で、彼には子供がいたとも伝えられています。樊於期の子供が息子なのか娘であったのかという事は不明とされていますが、実在した樊於期の子供の話を元に作られたキャラクターが樊琉期(はんるき)だと考えられます。

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キングダムの樊琉期(はんるき)の父親や武力

樊琉期(はんるき)の父親は樊於期

『キングダム』の物語の中で秦国に仇なす毐国の武将として登場した樊琉期(はんるき)。樊琉期(はんるき)は作中では小物なキャラクターとして書かれ最後は反乱を起こした人物の1人として処刑されてしまいました。そんな樊琉期(はんるき)の父親は樊於期という人物。樊於期も樊琉期(はんるき)と同じく毐国の武将で、呂不韋の命令で嬴政をはじめとする秦国の王族を抹殺する任を与えられました。

咸陽に着いた樊琉期(はんるき)に嬴政の娘・麗を殺すように指示し、樊於期自身は嬴政の息子・扶蘇を殺そうと動きだします。しかし反乱軍の総指揮を任されていたワテギが死亡したことを知った樊於期は、反乱軍の負けを悟り逃亡します。史実では元々は秦国の将軍であったことが判明しており、嬴政の軍を少数精鋭にするという策に反対したことから嬴政に怒りを買われ燕国に逃亡したとされています。

また、史実では秦の筆頭将軍・蒙驁の副将である桓騎と同一人物なのではないかという説も囁かれています。史実の最後は自分を国から追い出し、一族をも皆殺しにした嬴政に復讐をするため、嬴政の暗殺を企む荊軻という人物の切り札となるよう自害して自分の首を手土産にさせました。漫画『キングダム』の中では、息子・樊琉期(はんるき)の処刑を見届けた後の行方は不明となっています。

樊琉期(はんるき)の武力

毐国の将軍として秦国に攻め入って来た樊琉期(はんるき)。公式ガイドブックに公開されているその実力は武力が78、知力が82、指揮力が77、経験値がCとなっています。武将の中ではそこまで高くないパラメーター値となっており、『キングダム』のストーリーを見ても分かるように、相手の不意打ちを狙っていたり、戦力ではない民間人を襲って楽しんでいるところを見ると、武将としての志も高いとは言えない人物でしょう。

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キングダムの樊琉期(はんるき)の声優キャスト

川島得愛のプロフィール

  • 誕生日:1973年2月8日
  • 血液型:A型
  • 身長:177センチ
  • 出身地:東京都
  • 事務所:81プロデュース

アニメ『キングダム』で樊琉期(はんるき)の声を担当したのは声優の川島得愛さんです。川島得愛さんは『キングダム』の樊琉期(はんるき)以外では『ベイマックス』のベイマックス、『機動戦士ガンダム00』のクラウス・グラード、『しろくまカフェ』の林厘太郎といったキャラクターの役なども演じられています。

所属事務所は声優事務所の81プロデュースで、代々木アニメーション学院の東京校出身の人物。声優の中尾隆聖さんと関俊彦さんが主宰する劇団"ドラマティックカンパニー"のメンバーとして、アニメ吹き替えだけではなく演劇もされている声優のひとりです。

川島得愛の主な出演作品や演じたキャラ

  • 樊琉期(キングダム)
  • ベイマックス(ベイマックス)
  • クラウス・グラード(機動戦士ガンダム00)
  • 林厘太郎(しろくまカフェ)
  • 今井昴(学園アリス)
  • 光祐一朗(ロックマンエグゼStream)
  • 石井雄太郎(心霊探偵八雲)
  • 千宮路大悟(イナズマイレブンGO)
  • カストロ(2011年版HUNTER×HUNTER)
  • ヨハン・バウアー中尉(ジョーカー・ゲーム)

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キングダムの樊琉期(はんるき)に関する感想や評価

毐国に所属する秦国の反乱軍の武将として登場した樊琉期(はんるき)。『キングダム』では敵ながらも、その生き様や志からかっこいいと評されるキャラクターも多いですが、樊琉期(はんるき)は民間人を襲ったり、自分が不利になると手のひらを返したりする姿から、好感よりも不評の声があがることが多いようです。

こちらの方のツイートでは、樊琉期(はんるき)がファザコンなのではないかというコメントがあげられていました。父・樊於期と共に秦国に攻め入った樊琉期(はんるき)。しかし、信の手によって捕縛され最後は斬首刑となりました。死亡直前には父親・樊於期に助けを求める姿が見られたため、樊琉期(はんるき)がファザコンなのではないかと感づいた人もいたようです。

『キングダム』の漫画を見た作品ファンからは不評の声が多い樊琉期(はんるき)。しかし、アニメでは樊琉期(はんるき)の声が良かったという意見を持つ人もいたようです。アニメでは映画『ベイマックス』のベイマックスや『機動戦士ガンダム00』のクラウス・グラードなどの声を演じた川島得愛さんが声優を務めています。

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キングダムの樊琉期(はんるき)まとめ

以上、漫画『キングダム』に登場する敵キャラクター・樊琉期(はんるき)についてご紹介してきました。樊琉期(はんるき)は毐国の武将で、秦国の反乱軍として王都・咸陽に攻め入った人物のひとり。父親の樊於期は史実にも存在していますが、樊琉期(はんるき)は『キングダム』のオリジナルキャラクターとして登場しています。

秦国への反乱では秦国の王・嬴政の娘である麗の殺害を命じられますが、麗の身を案じて駆けつけた信によって捕縛されてしまいます。最後は反乱が収まった咸陽の処刑場で斬首刑となり死亡しました。樊琉期(はんるき)は『キングダム』の単行本38巻の409話から登場しているので、樊琉期(はんるき)の活躍を見たいという人はそちらをチェックしてみてください。

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