【チェンソーマン】日下部は宮城公安のデビルハンター！死亡シーンや復活の可能性は？

「チェンソーマン」の漫画に登場した日下部は、チェンソーの悪魔を狙う世界の刺客からデンジを守るべく、マキマの召集を受けた宮城公安のデビルハンターで、非常に真面目な性格が印象的なキャラでしょう。以下では、「チェンソーマン」の日下部のプロフィールや性格、日下部の契約悪魔の能力や作中での活躍、日下部の最後の死亡シーン、第2部・学園編での再登場や復活の可能性などを、あらすじネタバレを交えながら紹介します。

藤本タツキ先生の漫画「チェンソーマン」は、2019年～2021年にかけて「週刊少年ジャンプ」で連載されたサスペンス作品で、2022年7月からは「少年ジャンプ＋」にて、第2部「学園編」が連載されています。また、2022年10月からは待望のアニメシリーズが開始され、原作漫画・アニメ共に多くの注目が集まっています。

悪魔が存在する世界を舞台に、自称16歳の少年・デンジは、父親の借金返済のためにデビルハンターとして活動するも、ある日、仕事を斡旋するヤクザに騙され、ゾンビの悪魔に殺されてしまいます。その時、デンジの相棒のポチタ（チェンソーの悪魔）がデンジの心臓になることで復活を遂げ、チェンソーマンに変身できる能力を獲得したデンジは、公安のマキマとの出会いをきっかけに公安のデビルハンターとして活躍します。

バディの玉置と共に登場した日下部は、マキマの召集を受け、デンジの護衛に当たるデビルハンターの1人で、真面目で優秀な人材である一方で、自由奔放なデンジ・パワーに対して一般常識を教えるなど世話好きな一面ものぞかせています。以下では、「チェンソーマン」から、デンジとのやり取りが面白いと注目を集めた、宮城公安のデビルハンター・日下部のプロフィールと性格を、あらすじネタバレを交えながら紹介します。

チェンソーマンの日下部は、宮城公安対魔2課所属のデビルハンターで、バディの玉置と共にデンジの護衛に当たった公安職員、オールバックに決めたヘアスタイルと黒縁のメガネがトレードマークです。マキマからは、「対人護衛のエキスパート」と評されており、デンジの巡回ルートを路地1つまでも細かく決めるなど、真面目かつ厳格な護衛を強みとしています。

「チェンソーマン」では、刺客編で登場し、デンジの護衛に当たったものの、デパートを舞台にクァンシとの戦闘の最中、サンタクロースの地獄の悪魔の能力によって地獄へ突き落され、闇の悪魔との戦いに敗れ、壮絶な最後を迎えました。

オールバックと眼鏡が印象的な日下部は、非常に真面目な性格が目立つ一方で、一般常識に欠けるデンジやパワーに対して厳しいしつけを施すなど世話焼きな一面もあります。デンジの護衛では、真面目な性格がもっとも表れ、いい加減な性格であるデンジとはよく言い合いになるものの、年上に対する礼儀を教え込んだり、地面に落ちたおにぎりを食べようとするデンジに注意を促すなど、先輩として彼を気にかけているでしょう。

また、野菜嫌いなパワーに対しても、栄養バランスの観点から好き嫌いをしないようにと注意しており、相手が魔人でも物怖じしない、怖い者知らずな面ものぞかせており、そのような性格は、対闇の悪魔戦にておおいに発揮されました。

世界各国から放たれた刺客がデンジを狙う中、日本でも公安によってデンジの護衛が計画され、宮城公安の日下部をはじめ、多くの公安職員・デビルハンターがデンジの護衛に当たり、刺客との戦いに挑みました。以下では、壮絶な最後と死亡シーンが描かれた、チェンソーマンの日下部の作中での活躍や、日下部の最後の死亡シーンを、あらすじネタバレを交えながら紹介します。

悪魔からも恐れられるチェンソーマンは、悪魔の存在そのものを消し去る能力を持ち、そのため、「チェンソーマン」の世界線では第二次世界大戦や核兵器が存在せず、ソ連の崩壊も起きていませんでした。チェンソーマンの能力は、世界各国の政府が狙う能力とみなされ、チェンソーマンの心臓を持つデンジの存在が知られたことで、デンジは刺客に狙われることとなりました。

そこで、公安ではデンジの護衛隊が結成され、宮城公安の日下部をはじめ、地方の公安職員にもデンジの護衛任務が課されました。その頃、海外から刺客たちが国内で猛威を振るい、デンジの護衛を担うはずだった京都公安が、東京へ向けて移動する最中、アメリカからの刺客・アメリカ三兄弟の襲撃に遭い、三兄弟の長男が皮の悪魔の能力を使って黒瀬に変装し、デンジ一行に近づこうと試みます。

一方、宮城公安の日下部・玉置のコンビは、刺客の襲撃に遭うことなくデンジと合流し、他の公安職員と共にデンジの護衛を開始しました。デンジとは性格の違いから度々言い合いになるも、地面に落としたおにぎりには、大量の菌が付着しているから食べるなと注意したり、野菜嫌いなパワーに対して栄養バランスの大切さを説くなど、任務とは関係のないことも言いつつも、周囲に怪しい人影はいないか、注意を払い続けます。

デンジの巡回ルートにはポイントごとに複数の護衛が待機している一方で、世界各国の刺客たちも、デンジの行動を予測し、ひそかに襲撃の時を狙っていました。一方、日下部は、デンジ達と行動を共にしていたものの、ふと、人形の悪魔の気配を察します。そして、デパートの入口付近で魔法陣を描きながら人形の悪魔が来る時を待ち、石の悪魔の能力で人形の悪魔を迎え討ちます。

しかし、日下部の石の悪魔では対処しきれないほどの人形の悪魔が襲来、人形に迫られる形で魔法陣の外に出てしまったことで、石の悪魔の能力が使えなくなってしまいます。その後、デンジと合流した日下部は、中国の刺客・クァンシと対峙するも、デパートの外ではドイツの刺客・サンタクロースと地獄の悪魔の契約が交わされ、デパート内にいた全ての人達が地獄へ突き落されてしまいます。

地獄へ落とされた日下部は、デンジらと共に闇の悪魔との戦いに挑むも、両腕を奪われてしまいます。しかし、切断された腕から滴る血を使って簡易的な魔法陣を描き、石の悪魔の能力で闇の悪魔へ攻撃を仕掛けます。しかし、日下部の決死の行動は実らず、闇の悪魔の返り討ちを受けて、石の悪魔と共に石化させられ、最後は身体がバラバラに砕けて死亡しました。

2022年7月に連載開始されたチェンソーマン・第2部では、とある高校に通う女子高生を主人公に迎え、チェンソーマンことデンジに迫るストーリー展開が繰り広げられる中、作中では日下部にそっくりの女子生徒も登場し、2人には何かしらの繋がりがあるのかと注目されています。以下では、チェンソーマンの日下部と、契約悪魔・石の悪魔の第2部での再登場や復活の可能性について、あらすじネタバレを交えながら紹介します。

チェンソーマンの第1部にて石化して死亡する衝撃的な最後を迎えた日下部ですが、第2部にて復活を遂げたと思われる描写が見られました。「チェンソーマン」の第2部では、第四東高等学校に通う女子生徒・三鷹アサが主人公に迎えたストーリー展開が特徴で、作中では第1部・公安編でお馴染みのキャラで、高校生デビルハンターの吉田ヒロフミ等が登場しています。

また、第2部98話では、日下部にそっくりな女子生徒・ユウコが登場しており、前髪を下ろしたヘアスタイルや、日下部のものとデザインが似ている眼鏡から、ユウコの正体は日下部の生まれ変わりとも考察できるでしょう。しかし、日下部は人間なので女子生徒に生まれ変わった説は否定的な見方が強いものの、日下部と非常に似ていることから、ユウコの正体は、日下部の年の離れた妹または血縁者の可能性もあります。

チェンソーマン・第2部では、日下部とユウコの関係は言及されておらず、偶然、キャラデザが似てしまったとも解釈できるため、日下部とユウコは赤の他人同士でしょう。一方、第2部では、デンジなど公安編での主要キャラの多くが未登場であり、今後登場するであろうデンジ達とアサ達の出会いにも注目されています。

日下部に関しては、第2部での再登場や復活の可能性は低いものの、日下部にそっくりな女子生徒・ユウコとの関連や彼女の正体や活躍が気になるでしょう。一方、日下部の契約悪魔・石の悪魔は、輪廻転生を繰り返す悪魔の運命から、第2部での再登場・復活の可能性は高いでしょう。悪魔は、現世と地獄の間を行き交う運命を背負っており、基本的に輪廻転生から逃れる事が出来ません。

一方、悪魔がチェンソーマンに殺された場合は、チェンソーマンの能力によって存在そのものが消されることを意味し、その悪魔の復活は望めません。第1部では、チェンソーマンに倒された支配の悪魔・マキマが、ナユタとして現世に転生し、マキマの場合は例外とされつつも、悪魔の復活は何によって倒されたかが、未来での復活を左右し、チェンソーマンに倒されなければ、次の世界での復活が約束されています。

日下部の契約悪魔である石の悪魔は、闇の悪魔によって倒されたことから、存在そのものの消滅は免れており、地獄での復活を経て再び現世に戻る運命が予測されます。また、悪魔の転生には、前世での記憶を失うというリスクがあるものの、チェンソ―マンの手で倒されていないことから、第2部にて現世で復活する展開も可能となり、再登場もあり得るでしょう。

日下部の契約悪魔・石の悪魔は、その名の通り、標的を石化させる能力で、能力発動時に使用される複雑な魔法陣や、能力の威力の高さが目を引くでしょう。以下では、チェンソーマンの日下部の契約悪魔・石の悪魔の能力や強さ、石の悪魔の能力を使用する際に使用される魔法陣、バディ・玉置と共有している危険察知能力について、あらすじネタバレを交えながら紹介します。

日下部の契約悪魔・石の悪魔は、名前の通り、標的を石化する能力であり、作中ではデパートへの侵入を試みるサンタクロースの人形を迎え討つ際に使用されました。石の悪魔の能力は、まず能力発動の条件である魔法陣を地面に描き、魔法陣の内側に立って標的に息を吹きかけることで能力を発揮できます。時には石の悪魔の気まぐれから、無関係な人間も石化されるリスクもあります。

一方、石の悪魔との契約の代償は、作中で明らかにされなかったものの、石の悪魔が石化すると同時に、日下部の石化し壮絶な最後を迎えたことから、契約悪魔の死亡に連動して、契約者自身も石化して死亡することと考えられます。また、石の悪魔は、能力を発動するためには条件があり、このことから能力を使うことにある程度の制限がかけられているでしょう。

標的を石化出来る能力は、戦闘面では非常に頼もしい能力であり、石の悪魔はそこそこ強いと見られる一方、能力を発動するにはいくつかの条件があります。1つ目は、地面に描いた魔法陣から離れてはいけないことで、魔法陣の外に出てしまうと、石の悪魔の能力が発動されません。2つ目は、石化したい対象に向かって息を吹きかけないと効果が現れない点で、魔法陣を描く位置や、いかに標的を誘導させるかも重要となっています。

また、数人程度であれば、石の悪魔でも対処できる一方、大人数が押し寄せてきた場合には対処しきれないというデメリットがあり、対人形戦でも最初のうちは、日下部1人でも難なく倒せたものの、その後は人形の数が一気に増え、自分1人では対処しきれないと判断した日下部は魔法陣の外へ撤退しました。

石の悪魔の能力発動の条件である魔法陣は、特に決まったパターンはなく、魔法陣の出来栄えが石の悪魔の威力の高さに反映されることはないでしょう。「チェンソーマン」では、2回にわたって石の悪魔の魔法陣が描かれ、時間をかけて描いたと思われる複雑なデザインを施したものと、間に合わせのような簡易的なデザインの2種類が登場しました。

1度目は、デパートを舞台に、サンタクロースの人形の襲撃シーンで登場し、ここでは時間に余裕があったのか、複雑なデザインの魔法陣が描かれ、日下部の真面目さや几帳面な性格、デザインセンスの良さが発揮されました。2度目は、闇の悪魔との戦いにて登場し、両腕を切りおとされながらも、限られた時間で簡易陣を描いて闇の悪魔へ返り討ちを仕掛けました。

日下部の能力には、石の悪魔以外にも、遠くから近づく何者かの足音に気が付くことができる「危険察知能力」にも優れており、この能力に関しては、日下部個人の能力というより、バディを組む玉置との共有によるものと判明します。玉置は、宮城公安対魔2課のデビルハンターで、剃り上げた頭にホクロと目の下の隈が特徴の寡黙な仕事人で、契約悪魔の有無は不明です。

玉置・日下部の危険察知能力の共有がどのように行なわれたのかは、作中では明らかに去れませんでしたが、これら能力の性能は極めて高く、規則的な足音から人形の悪魔の存在を察し、日下部はすぐさま対策に出ました。デンジを狙う刺客の存在は、マキマからの召集によって聞かされていたものの、普通の人間では気にも留めないかすかな違和感から刺客の接近を察した功績は、大きいものでしょう。

そして、刺客の接近に気が付くだけでなく、彼らがどこに向かって来るのかもあらかじめ予測し、魔法陣を描いて迎え撃つなど用意周到さも発揮され、「対人護衛のエキスパート」というマキマの評価にも納得がいくでしょう。

闇の悪魔によって両腕を切断されながらも、魔法陣を描き、最後まで戦った日下部の奮闘はかっこよく、護衛任務中のデンジ・パワーとのやり取りからは、日下部の真面目な性格が現れているでしょう。以下では、第2部・学園編のユウコとの関係や、石の悪魔の再登場・復活が注目される、チェンソーマンの日下部に関する感想や評価を、あらすじネタバレを交えながら紹介します。

オールバックに眼鏡と見るからに真面目なイメージを醸す日下部は、潔癖症と思われる一面も見せており、登場間もない頃は、そのようなキャラだと推測されていたものの、デンジにとやかく物申す姿勢は、子供をしつけるカーちゃんのようだと評されています。日下部は、デンジにとって一般常識を教えてくれたキャラであり、作中ではどんな活躍を見せるのか、強さはどのくらいか、ファンの注目が集まりました。

マキマの召集を受け、デンジの護衛に当たった日下部でしたが、真面目で几帳面な日下部に対し、一般常識に欠けるデンジの相性は最悪であり、礼儀をわきまえないデンジに対して、日下部は何かと注意を促しています。しかし、読者からは日下部のデンジへの指導は決して悪いものではなく、むしろ2人のやり取りから面白さを感じており、2人の相性の悪さから引き出される面白さにハマる方も現れています。

「チェンソーマン」の日下部と言えば、登場キャラでは数少ない眼鏡キャラであり、真面目でデンジとのやり取りも面白さが注目されています。また、高校生デビルハンター吉田ヒロフミと共にかっこいいと評されており、チェンソーマン・刺客編では欠かせない存在となっています。作中での活躍は少なかったものの、第2部のユウコと似ていることから再び注目が集まり、彼女との関係について様々な考察が飛び交っています。

デパートの襲撃に巻き込まれ、地獄へ突き落された日下部たちは、闇の悪魔の脅威にさらされ、日下部は両腕を切り落とされる重傷を負いました。しかし、少しでも反撃を仕掛けようと、自らの血で魔法陣を描き、日下部の決死の行動はプロだと称賛の声も寄せられています。最後には死亡してしまったものの、日下部のプロ意識の高さはファンの共感を呼び、コアなファンを中心に人気を集めています。

チェンソーマンでの強さは、強い悪魔との契約だけでなく、契約者自身の技量も反映されており、日下部と石の悪魔の組み合わせは、両者の相性の良さも相まってかなり強いと推測され、両者の組み合わせが好きとの感想も見られます。作中では目立った活躍がなく、弱い印象が強い日下部でしたが、相手が強すぎたことも悪かったとも解釈されています。

公安編で壮絶な最後と死亡シーンを迎えた日下部でしたが、第2部では彼にそっくりな女子生徒・ユウコが登場し、2人は兄妹ではないかと考察されています。2人の関係は、作中では言及されていないものの、顔立ちや眼鏡のデザインが非常に似ていることから、日下部・ユウコには何かしらの繋がりがあると推測され、一部では日下部の生まれ変わり説も浮上しつつも、日下部の妹説が濃厚でしょう。

第2部のユウコは、悪魔に家族を殺された過去を持ち、そのエピソードから、悪魔の手で壮絶な最後を迎えて死亡した日下部の娘説も浮上した一方、少しずつ明らかになったユウコの心境から、日下部・ユウコの血縁関係を否定したいとの意見も見られます。また、デビルハンターとしての最後や死亡シーンが描かれた日下部を父親にもちながら、ユウコの考えはあまりにも悲しく辛いとの声も見られます。

「チェンソーマン」の日下部のプロフィールや作中での活躍、最後と死亡シーン、第2部での復活の可能性、契約悪魔・石の悪魔の能力や強さ等を、あらすじネタバレを交えながら紹介しました。デンジの護衛にあたった公安のデビルハンターの中では比較的出番の多かった日下部は、性格が対照的なデンジとのやり取りや、石の悪魔という独特の能力が注目を集め、第2部のユウコとの関連も気になる魅力的なキャラでしょう。