【ゴールデンカムイ】二階堂浩平の死亡シーンは？杉元との因縁や最後の戦いの結末は？

漫画ゴールデンカムイの作中で一番身体を欠損している可哀想な二階堂浩平。漫画ゴールデンカムイに登場する二階堂浩平とは二階堂洋平の双子の兄であり、日本陸軍第7師団に所属しています。二階堂浩平は最後の五稜郭の最終決戦で身体が真っ二つになるという悲惨な最後を遂げ、二階堂洋平の幻覚を見ながら死亡しました。本記事ではそんな二階堂浩平について杉元佐一との最後の戦いや真っ二つになった死亡シーンなどをご紹介します。

では二階堂浩平の杉元佐一との最後の戦いや真っ二つになった死亡シーンなどをご紹介する前に、二階堂浩平が登場する漫画ゴールデンカムイとはどのような内容の作品なのかについて簡単にご紹介していきます。二階堂浩平が登場するゴールデンカムイとは野田サトルのサバイバルバトル漫画です。漫画ゴールデンカムイは日露戦争後の北海道を舞台に、金塊を巡る戦いを描いた作品であり、2014年に｢週刊ヤングジャンプ｣で始まりました。

2014年に連載が始まった漫画ゴールデンカムイは2022年の4月に最終回を迎え、合計31巻の単行本で完結しています。そんな漫画ゴールデンカムイはグロテスクなシーンが多いものの、アイヌの文化や日本の歴史、狩猟・グルメなどが濃く描かれており、累計発行部数が2300万部を超えるほど非常に高い人気を博しています。この人気からこれまで3期に渡るアニメが作られており、2022年の10月にはアニメ4期の放送が決まっています。

特は1907年の明治末期日本。漫画ゴールデンカムイの主人公・杉元佐一は日露戦争で203高地という激戦地を生き抜き、｢不死身の杉元｣と呼ばれていました。日露戦争終結後、杉元佐一は死亡した友のため、北海道で砂金を集める日々を送っていました。そんなある日、杉元佐一は埋蔵金の場所の刺青が入った24人の脱獄囚の話を聞きます。これがきっかけで杉元佐一は埋蔵金を巡るサバイバルバトルに身を投じることになるのでした。

本記事で杉元佐一との最後の戦いや真っ二つになった死亡シーンなどをご紹介する二階堂浩平とは漫画ゴールデンカムイに登場するキャラクターの1人です。漫画ゴールデンカムイに登場する二階堂浩平は鶴見中尉の日本陸軍第7師団に所属しているキャラクターであり、眉毛がない目元と頬がコケた顔の作りが特徴となっています。二階堂浩平は二階堂洋平の双子の兄（？）として登場しており、静岡県が出身地であることが判明しています。

二階堂浩平は二階堂洋平と共に暴力的な性格の持ち主であり、いつも不気味な雰囲気を纏っています。日本陸軍第7師団では一等卒の地位に就いており、高い戦闘能力と絶対にめげない打たれ強さを持っています。そんな二階堂浩平は作中で何度も杉元佐一を襲うものの、失敗を繰り返し、最後の五稜郭の戦いで真っ二つになりました。ちなみに二階堂浩平と二階堂洋平の双子の兄弟は2022年9月現在もどっちが兄か明確に分かっていません。

ではここからは漫画ゴールデンカムイに登場する二階堂浩平の杉元佐一との最後の戦いや真っ二つになった死亡シーンについてご紹介していきます。漫画ゴールデンカムイの作中で二階堂浩平は双子の二階堂洋平を殺され、杉元佐一を執拗に狙います。しかし二階堂浩平は何度も復讐に失敗し、耳や右足・右手を失ってしまいます。それでも二階堂浩平は弟（？）の復讐を諦めず、漫画ゴールデンカムイの最後の五稜郭の戦いに参戦しました。

漫画ゴールデンカムイの最後の五稜郭の戦いで二階堂浩平は鶴見中尉の指示を受け、五稜郭の南口へ足を進めます。この時二階堂浩平は右足を斬った土方歳三と遭遇するものの、狙いが杉元佐一だけであるため、すぐに退散します。土方歳三から退散した二階堂浩平は五稜郭内を駆け、遂に杉元佐一を見つけることに成功します。そして二階堂浩平は五稜郭で復讐相手の主人公・杉元佐一と最後の戦いを繰り広げることになるのでした。

漫画ゴールデンカムイの五稜郭の戦いで杉元佐一を見つけた二階堂浩平。二階堂浩平は散弾を仕込んだ足で｢ニカイダーキック｣を放ち、杉元佐一に先制攻撃を行います。突然の｢ニカイダーキック｣を受けた杉元佐一は足の散弾が命中し、右頬に傷を負ってしまいます。これに杉元佐一は銃剣を使い、二階堂浩平の左肩を突き刺しました。しかし復讐心に燃える二階堂浩平は一切止まらず、｢洋平を返せ！｣と杉元佐一に強い怒りをぶつけます。

このシーンの後、二階堂浩平は箸付きの義手で杉元佐一の喉元を狙います。喉元への攻撃を受けた杉元佐一は銃剣で二階堂浩平の腹を抉り、勝負を決めようとしました。すると二階堂浩平は股間に仕込んだ手榴弾を爆発させ、杉元佐一ごと爆死するという暴挙に出ます。しかし二階堂浩平は杉元佐一に投げ飛ばされ、1人で爆発します。そして二階堂浩平は爆風で腹の銃剣が動き、身体が真っ二つになって死亡するという最後を遂げました。

上述でご紹介した通り、漫画ゴールデンカムイの最後の五稜郭の戦いで二階堂浩平は身体が真っ二つになって死亡します。この死亡シーンで二階堂浩平は双子の二階堂洋平と再会します。双子の二階堂洋平との再会に二階堂浩平は｢おや？｣と呟き、喜ぶ姿を見せました。もちろん二階堂洋平は既に死亡しているため、復活した訳ではありません。実は二階堂浩平は死亡シーンで真っ二つになった際、真っ二つの身体が正面を向き合いました。

二階堂浩平と二階堂洋平は非常に容姿がそっくりであり、漫画ゴールデンカムイファンからもどっちが二階堂浩平か分からないといわれています。また死亡シーンの二階堂浩平は薬物中毒状態でした。なので二階堂浩平が再会した二階堂洋平は真っ二つになった自分の身体でした。しかし二階堂浩平は真っ二つになった自分だと気付かないまま幻覚で二階堂洋平との再会を喜び合い、自分と手を繋いだまま幸せな最後を遂げることになりました。

ではここからは漫画ゴールデンカムイに登場する二階堂浩平の杉元佐一との因縁についてご紹介していきます。漫画ゴールデンカムイの15話で主人公の杉元佐一は小樽の娼館街で刺青の情報を探していました。この時杉元佐一は二階堂浩平と二階堂洋平の双子に襲撃され、ドロップキックで逃走しようとします。しかし杉元佐一は日本陸軍第7師団の面々に囲まれ、そのまま鶴見中尉の命令で兵舎内に監禁されることになってしまいました。

捕まった杉元佐一は監視の二階堂浩平と二階堂洋平に挑発行為を行います。二階堂兄弟は鶴見中尉に杉元佐一を殺すなと言われていました。しかし暴力的な性格をした二階堂兄弟は鶴見中尉の命令を破り、杉元佐一を殺害しようとします。これは罠であり、白石由竹に拘束を解いて貰った杉元佐一は二階堂洋平を殺してしまいます。この時双子の兄（？）の二階堂浩平は外の見張りをしており、二階堂洋平が殺されたことに気付きませんでした。

漫画ゴールデンカムイの作中で二階堂浩平が外の見張りをしていた時、二階堂洋平を密かに殺害した杉元佐一。杉元佐一は死亡した二階堂洋平の死体を漁り、臓物を抜き取るという行為に出ます。この二階堂洋平から抜き取った臓物を利用し、杉元佐一は脱出することに成功しました。その後二階堂浩平は無惨な最後を遂げた二階堂洋平を目にします。確かに二階堂浩平と二階堂洋平はどんな関係なのか、これまで詳しく描かれていません。

しかし真っ二つになった死亡シーンを見ると、二階堂浩平と二階堂洋平は固い絆で結ばれていたことが分かります。そのため二階堂洋平の壮絶な最後を見た二階堂浩平は泣き崩れてしまいます。これがきっかけで二階堂浩平は主人公の杉元佐一に対し、強い復讐心を抱くようになりました。このシーンの後、二階堂浩平は執拗に杉元佐一を狙い続けます。しかし二階堂浩平は復讐を失敗し続け、五稜郭で真っ二つになって死亡してしまいました。

上述でご紹介した通り、二階堂浩平は漫画ゴールデンカムイの作中で杉元佐一の命を狙い、二階堂洋平の仇を討とうとします。そのため漫画ゴールデンカムイの作中で二階堂浩平は杉元佐一と度々接敵しています。では二階堂浩平と杉元佐一は漫画ゴールデンカムイの作中で何回対決したのでしょうか。結論から言うと、二階堂浩平と杉元佐一の対決回数は2回です。まず1回目の対決は漫画ゴールデンカムイの網走監獄決戦で行われました。

漫画ゴールデンカムイの網走監獄決戦で二階堂浩平は義足の散弾を使い、杉元佐一を殺害しようとします。しかし二階堂浩平は耳と会話する癖で義足の散弾を杉元佐一に利用され、右手を失いながら敗北しました。2回目の対決は五稜郭の最終決戦です。五稜郭の最終決戦で二階堂浩平は杉元佐一を追い詰めるものの、身体が真っ二つになり、死亡しました。ちなみに二階堂浩平は他にも杉元佐一を狙っているものの、対決に至っていません。

漫画ゴールデンカムイの作中で二階堂浩平は真っ二つになって死亡し、かわいそうな最後を遂げてしまいました。また二階堂浩平は作中で何度も酷い目に遭っており、かわいそうなキャラクターといわれています。ではここからは漫画ゴールデンカムイに登場する二階堂浩平のかわいそうといわれる理由についてご紹介していきます。まずご紹介するかわいそうといわれている理由は二階堂浩平が両方の耳を失ってしまうシーンです。

漫画ゴールデンカムイの作中で二階堂浩平は杉元佐一への復讐心に取り憑かれ、金塊を探す鶴見中尉の命令を無視してしまいます。しかし二階堂浩平は造反組の尾形百之助と行動した際、追っていた谷垣源次郎の罠に嵌まります。谷垣源次郎の罠に嵌った二階堂浩平はヒグマの襲撃を受け、頭の皮膚ごと左耳を抉られてしまいました。その後二階堂浩平は鶴見中尉に命令無視の罰を受け、残った右耳を削がれてしまう拷問を受けるのでした。

2つ目にご紹介するかわいそうといわれている理由は二階堂浩平が自分の耳を二階堂洋平に重ねるシーンです。漫画ゴールデンカムイの作中で両方の耳を削がれた二階堂浩平は造反者を明かさなかったため、鶴見中尉に鼻も削がれそうになります。しかし鶴見中尉が杉元佐一を殺されてやると口にし、二階堂浩平はすぐに造反者の仲間を告発しました。これにより両耳を失った二階堂浩平は助かり、鶴見中尉の陣営に戻ることになりました。

しかし二階堂浩平はその後、削がれてしまった右耳をネックレスのようにして持ち歩くという奇妙な行動を取り始めます。さらに二階堂浩平は右耳を死亡した二階堂洋平に重ね、会話するという奇癖も付いてしまいました。これを鶴見中尉が嫌がり、二階堂浩平は最終的に耳が口元に付いた人皮製のヘッドギアを装着するようになりました。しかし人皮製のヘッドギアの耳は二階堂洋平の左耳であることが公式ファンブックで明かされました。

3つ目にご紹介するかわいそうといわれている理由は二階堂浩平が右足を失ってしまうシーンです。上述でご紹介した通り、漫画ゴールデンカムイに登場する二階堂浩平は両耳を失い、精神が狂い始めます。その後漫画ゴールデンカムイの作中で二階堂浩平は江渡貝弥作という人物に人皮製のヘッドギアを作って貰います。この時鶴見中尉は江渡貝弥作に偽物の刺青人皮を作って貰っていたので、江渡貝弥作を殺して証拠を隠そうとしました。

しかし江渡貝弥作の家に向かった二階堂浩平や鶴見中尉は土方歳三や杉元佐一と遭遇します。実はこの時、土方歳三や杉元佐一は偽物の刺青人皮を調べていたのでした。土方陣営との遭遇で二階堂浩平は杉元佐一の声を耳にし、復讐に取り憑かれてしまいます。しかし二階堂浩平は土方歳三に一刀両断され、右足を失ってしまいました。その後二階堂浩平は痛み止めのために鎮痛剤のモルヒネを乱用し、薬物中毒の人間になっていきます。

4つ目にご紹介するかわいそうといわれている理由は二階堂浩平が特殊な義足を貰うシーンです。漫画ゴールデンカムイの作中で二階堂浩平は両耳に続き、右足も失ってしまうというかわいそうな目に遭います。さらに二階堂浩平はモルヒネ乱用で幼児退行し、子供のように泣き叫ぶようになりました。二階堂浩平が廃人となったので、鶴見中尉は有坂中将へ義足作りを頼みます。有坂中将は帝国陸軍の天才銃器開発者として知られる人物です。

天才銃器開発者の有坂中将は散弾が入った仕込み銃の義足を二階堂浩平にプレゼントします。有坂中将がプレゼントした二階堂浩平の右足の義足は散弾入りのため、近接戦闘や奇襲に非常に役立つものでした。そのため義足を貰った二階堂浩平は大喜びします。その後二階堂浩平は精神が安定し、鶴見中尉の陣営に再度復帰しました。しかし右足の義足が原因で、二階堂浩平はさらに身体の部位を失ってしまうことになるのでした。

5つ目にご紹介するかわいそうといわれている理由は二階堂浩平がお箸付きの義手をプレゼントされるシーンです。義足を装着した二階堂浩平は漫画ゴールデンカムイの網走監獄決戦で復讐相手の杉元佐一と対決します。この戦いで二階堂浩平は義足の散弾を使い、杉元佐一の足を負傷させます。この時二階堂浩平は義足の散弾をもう一度撃つと、杉元佐一に勝つことが出来ました。しかし二階堂浩平は義足の散弾を杉元佐一に利用されます。

義足を利用された二階堂浩平は散弾で右手を失い、杉元佐一に敗北を喫してしまいました。右手を失った二階堂浩平は戦線を離れ、杉元佐一が死亡したことを聞かされます。二階堂浩平にとって、杉元佐一は生きるための原動力でした。そのため二階堂浩平は杉元佐一の死に絶望します。すると二階堂浩平は有坂中将から義手をプレゼントされます。しかしお箸が付いただけの義手だったため、二階堂浩平は余計に落ち込んでしまいました。

ではここからはアニメゴールデンカムイで二階堂浩平を演じた声優についてご紹介していきます。アニメで二階堂浩平を演じた声優は日本の大人気男性声優である杉田智和です。杉田智和とは1980年の10月11日に埼玉県で生まれた男性声優であり、2022年9月現在作家やYouTuberとしても活動しています。元々杉田智和は高校生の時、日本ナレーション演技研究所の声優スプリングスクールでミューラス＆アニメージュ賞を受賞しました。

これにより杉田智和は高校3年生で1998年のラジオドラマ｢魔装機神サイバスター｣のシンジ・キリハラ役に抜擢され、声優デビューを飾りました。その後杉田智和はアニメ｢銀魂｣の坂田銀時とアニメ｢涼宮ハルヒの憂鬱｣のキョンを演じ、一躍大ブレイクすることになりました。そんな杉田智和は独特な低音ボイスの持ち主として知られており、二階堂浩平にマッチしています。ちなみに杉田智和はアニメで二階堂洋平の声も担当しています。

• 2002年のアニメ｢ちょびっツ｣：本須和秀樹役
• 2004年のアニメ｢ボボボーボ・ボーボボ｣：OVER役、呼び覚まされたヤツ役
• 2006年のアニメ｢銀魂シリーズ｣：坂田銀時役
• 2006年のアニメ｢涼宮ハルヒの憂鬱シリーズ｣：キョン役
• 2008年のアニメ｢マクロスF｣：レオン・三島役
• 2010年のアニメ｢ぬらりひょんの孫｣：鴆役
• 2012年のアニメ｢ジョジョの奇妙な冒険シリーズ｣：ジョセフ・ジョースター役

• 2013年のアニメ｢進撃の巨人シリーズ｣：マルロ・フロイデンベルク役
• 2014年のアニメ｢テラフォーマーズシリーズ｣：蛭間一郎役
• 2015年のアニメ｢食戟のソーマシリーズ｣：叡山枝津也役
• 2017年のアニメ｢俺たちゃ妖怪人間｣：ベム役
• 2018年のアニメ｢七つの大罪シリーズ｣：エスカノール役
• 2019年のアニメ｢鬼滅の刃シリーズ｣：悲鳴嶼行冥役
• 2021年のアニメ｢無職転生｣：前世の男役

漫画ゴールデンカムイに登場する二階堂浩平に関する感想では二階堂浩平が好きといった感想が多く寄せられていました。確かに漫画ゴールデンカムイに登場する二階堂浩平は精神が不安定なあぶない敵キャラクターです。しかし二階堂浩平はキャラとしての魅力が非常に濃く、漫画ゴールデンカムイで特に目立っています。この魅力の濃さから二階堂浩平は漫画ゴールデンカムイファンに高い人気を博しています。

漫画ゴールデンカムイに登場する二階堂浩平に関する感想では二階堂浩平がかわいそうといった感想も多く寄せられていました。漫画ゴールデンカムイに登場する二階堂浩平は最初、両方の耳を失います。その後二階堂浩平は右足や右手を失い、改造人間のようなキャラクターになってしまいました。この境遇から二階堂浩平は多数の漫画ゴールデンカムイファンにかわいそうといわれています。

漫画ゴールデンカムイに登場する二階堂浩平に関する感想では最後の死亡シーンが好きといった感想も多く寄せられていました。漫画ゴールデンカムイの五稜郭戦で二階堂浩平は身体が真っ二つになって死亡します。この時二階堂浩平は真っ二つになった自分の身体を二階堂洋平と思い、再会を喜びながら最後を遂げました。そんな二階堂浩平の最後はあまりにも予想外であり、多数の漫画ゴールデンカムイファンから高く評価されています。

本記事では漫画ゴールデンカムイに登場する二階堂浩平について杉元佐一との最後の戦いや真っ二つになった死亡シーンなどをご紹介しました。二階堂浩平は作中で一番身体が欠損したかわいそうなキャラクターです。しかし二階堂浩平は真っ二つになった際、二階堂洋平と再会を喜びながら幸せな最後を遂げました。なので二階堂浩平は不幸続きだったものの、最後の最後で報われたキャラクターといっていいでしょう。