【ゴールデンカムイ】二階堂浩平は復讐に燃える双子の兄！精神崩壊と最期を解説

ゴールデンカムイで第七師団に所属している二階堂浩平は、一等卒で歩兵第27聯隊に席を置いていました。静岡県出身の二階堂浩平には双子の弟（洋平）がおり、いつも一緒に行動していたようです。二階堂兄弟として親しまれていた二人は非常に仲が良く、殺人衝動や嗜虐欲が強いところもそっくりだったため気が合ったようです。巻きゲートルを愛用している二階堂浩平は、弟の洋平を殺されたことで復讐の鬼になってしまいます。

復讐に燃える双子の兄・二階堂浩平が登場しているゴールデンカムイは、日露戦争終結直後の北海道を舞台にして描かれている冒険・バトル漫画となっています。アイヌ文化を丁寧に描いていると高い評価を得ているゴールデンカムイでは、美味しそうな料理もたくさん登場していました。そこで、ヘッドギアや義手・義足を作った？と注目を集めている二階堂浩平の精神崩壊や最期、耳を失った経緯や弟の洋平との関係も紹介します。

1800万部（2022年2月）の累計発行部数を記録している「ゴールデンカムイ」は、単行本において28巻（2021年12月）まで刊行されている漫画となっています。アイヌ文化を丁寧に描いている冒険・バトル漫画として高い評価を得ているゴールデンカムイは、北海道・樺太を舞台に描かれました。2018年10月～12月に渡ってテレビアニメ（第一期）としても放送されたゴールデンカムイは、第三期まで放送される人気作品となります。

TOKYO MXほかによって放送されたゴールデンカムイは、第二期（2018年10月～12月）と第三期（2020年10月～12月）も放送され多く人の目を楽しませました。週刊ヤングジャンプ（2014年8月から）によって連載されているゴールデンカムイは、金塊をめぐるサバイバルバトルが描かれています。全36話によってテレビアニメが放送されたゴールデンカムイは、北海道出身の漫画家である野田サトルさんによって描かれました。

大日本帝国陸軍一等卒の杉元佐一は、強運と鬼神のような戦闘力を駆使して第一師団特別支援隊隊員として活躍していました。不死身と呼ばれていた杉元佐一は、多くの修羅場を潜り抜けてきたため顔や身体には多くの傷が刻まれています。日露戦争が終結し家に帰ることができた杉元は幼馴染みの梅子が眼病を患っていることを知ります。梅子を助けたい杉元は北海道で砂金を採っていましたが金塊を探す旅に出るようになりました。

ゴールデンカムイで無表情な姿を披露している二階堂浩平には双子の弟がいました。荒々しい気性の二階堂浩平は、弟の洋平を溺愛していたようです。二階堂兄弟はとても仲が良かったため、いつも一緒に仕事をしていたのです。眉がない角ばった顔を持っている二階堂浩平は、双子の弟・洋平を殺されたことで杉元佐一を敵対視するようになります。

• 名前：二階堂浩平（にかいどうこうへい）
• 年齢：20代半ば？
• 誕生日：11月19日
• 性別：男性
• 出身地：静岡県
• 双子の弟：洋平
• 所属：帝国陸軍第七師団
• 性格：暴力的、短気
• 好きな食べ物：みかん

任務よりも弟の仇である杉元佐一を殺すために生きるようになった二階堂浩平は、鶴見に捕まってしまいます。ヘッドギアや義手・義足を作った？と話題になっている二階堂浩平は、双子の弟・洋平を殺した杉元佐一を殺させてやるという鶴見の言葉に反応して仲間を裏切ってしまいます。その後、切られた耳は弟の洋平だと思って話しかけるようになりました。

ゴールデンカムイで凛々しい面長の顔を披露している二階堂浩平は双子となっており、常に一緒に行動していた二階堂洋平は双子の弟となっていました。暴力的な性格をしている二人は好みも一緒となっているため、常に仲良しとなっていたのです。娼館街において刺青の情報を探っていた杉元佐一を発見した二階堂兄弟は、仲間の元へ連行しました。杉元佐一を兵舎内に拘禁し見張っているように言われた洋平は命を落としてしまいます。

血の気が多かった洋平は殺さないで見張るように命令されていたものの、頭脳明晰な杉元佐一に挑発されてしまったことで正気を失ってしまったのです。冷静でいられなくなった洋平は、怒り狂ってしまいます。独断で杉元佐一を拷問しようとしました。洋平の隙を突くことができた杉元佐一は、自分が拷問される前に殺してしまったのです。声をあげることも許されなかった洋平はあっけなく死亡してしまいます。

兵舎脱柵の偽装に利用されてしまった洋平は、無惨にも臓物を抜き取られてしまいました。ヘッドギアや義手・義足を作った？と注目を集めている二階堂浩平は、弟が殺されてしまったことで杉元佐一を恨み、復讐することを誓います。耳を失った経緯や最期も話題となっている二階堂浩平は、自分にそっくりだった洋平のことを思いながら生き続けるようになります。拷問で切られた耳を洋平だと思い話しかけるようになりました。

ゴールデンカムイで自分の身体の一部のような存在の弟・洋平を殺されてしまった二階堂浩平は、復讐に燃える双子の兄となって杉元佐一を探すようになります。杉元佐一を殺すことしか考えられなくなった二階堂浩平は、上司だった鶴見中尉を裏切っても何とも思わなくなりました。

ヘッドギアや義手・義足を作った？最期も話題となっている二階堂浩平は、元々暴力的で殺人衝動が強い人間となっていましたが、ますます暴走するようになります。そこで、二階堂浩平の杉元への憎悪・精神崩壊と最期をネタバレしていきます。ここまでテレビアニメで見たり、漫画で読んだりしていない方はネタバレにご注意ください。

ゴールデンカムイで第七師団に所属していた二階堂浩平は、弟の洋平と一緒に小樽において杉元佐一を拘束することができました。無駄な抵抗をしない杉元佐一に対して、暴力的な性格の洋平は銃を使用して何度も殴りつけていました。不死身と呼ばれている杉元佐一は、状況をよく読んで行動することができる人物となっているため、自分が不利な状態では無抵抗を貫く精神的な強さを持っていたのです。

刺青の情報を探して彷徨っていた杉元佐一を拘束したという情報を得た鶴見篤四郎（つるみとくしろう）はすぐに駆け付けます。銃で無抵抗の杉元佐一を殴りつけている洋平に殺さないように命令しました。その後、拘束した杉元佐一を殺さないように見張るよう指示を出して去っていきました。殺人衝動が強い二階堂兄弟は、上司である鶴見の命令を無視して、拘束されている杉元佐一を拷問の末に殺そうと部屋に潜り込みます。

無抵抗だった際に銃で殴り続けられた杉元佐一は、自分を殺そうと部屋に忍び込んできた洋平を返り討ちにしてしまったのです。殴られたことで恨みを持っていた杉元佐一は、恨みを晴らすように腸を引き裂き、首の骨を折るなど洋平を無惨な姿にしてしまいます。ヘッドギアや義手・義足を作った？と話題となっている二階堂浩平は、弟・洋平の無惨な姿を見て泣き崩れてしまいます。その後は、杉元佐一への復讐のために生きたのです。

ゴールデンカムイで双子の弟・洋平を無惨に殺されてしまった二階堂浩平は、復讐に燃える双子の兄として生きるようになります。自分の身体の一部のような存在だった洋平を失ってからは、洋平を殺した杉元佐一を殺すことだけが、二階堂浩平の生きる原動力となってしまったのです。鶴見中尉に忠誠を誓っていなかった二階堂浩平は、杉元佐一を追い求めることを人生の最優先課題にしていくようになりました。

ヘッドギアや義手・義足を作った？最期にも注目が集まっている二階堂浩平は、鶴見を出し抜こうと考えていた尾形と杉元佐一のことで意気統合するとさっと乗り換えて行動するようになります。耳を失った経緯も話題となっている二階堂浩平は、アシリパの家があるコタンに杉元佐一がいるかもしれないという情報が入った際には尾形と一緒に向かっていました。しかし、そこに杉元佐一の姿はなく谷垣との戦いに参加することになります。

ゴールデンカムイで仇である杉元佐一を殺すこと以外に一切の興味を示さなくなった二階堂浩平は、逃走した杉元佐一を探るために鶴見を出し抜こうとしていた尾形と手を組みました。杉元佐一がいるかもしれないという情報を元にコタンに向かった二階堂浩平でしたが、目当ての杉元佐一に会うことはできなかったのです。しかし、一緒に行動している尾形が谷垣と戦うことになったため、仕方なく戦いに参加するようになりました。

耳を失った経緯や最期にも注目が集まっている二階堂浩平は、谷垣の策略によってヒグマの縄張りに入り込んでしまいます。ヒグマの縄張りに入り込んでしまった二階堂浩平は、ヒグマの攻撃によって左耳を失ってしまいます。左耳を失ってしまった二階堂浩平の元へ、鶴見が到着したことで造反者として拷問を受けるようになりました。拷問を受けるようになった二階堂浩平は、右耳も切られてしまいます。

ヘッドギアや義手・義足を作った？と話題となっている二階堂浩平は、両耳を切り落されてしまった際にも悲鳴をあげずに無言を貫いていました。しかし、杉元佐一を殺すチャンスをやると鶴見がいい放った途端に反応して、他の造反者の名前を全て話してしまいます。精神崩壊や最期にも注目が集まっている二階堂浩平は、誰と組むかよりも洋平の仇である杉元佐一を殺すことが目的だったため、他はどうでもよかったのです。

ゴールデンカムイで拷問されて鶴見中尉に右耳を切り落されてしまってからの二階堂浩平は、少しずつ精神的に崩壊していきました。切り落されてしまった右耳をネックレスのように首にかけては、切り落された右耳に話しかけるようになったのです。洋平とは双子であるため耳の形もよく似ていました。そのため、自分の右耳をすでに死亡してしまった洋平だと思い込んだことで何かあると以前のように話しかけるようになったのです。

最期まで復讐に燃える双子の兄として生き続けた二階堂浩平は、右耳に話しかけている際には目も病的な感じになっていました。また、話しかけながら笑ってみたり、注意してみたり、まるで弟・洋平と会話をしているような雰囲気を披露していたのです。ヘッドギアや義手・義足を作った？と考察されるようになった二階堂浩平は、上司となった鶴見中尉に対しても臆することなく自分の意見をいうようになります。

精神崩壊や最期についても心配されている二階堂浩平は、鶴見中尉の耳が弟・洋平の耳（自分の切り落された右耳）とそっくりであることを発見すると、洋平の耳が片方だけではかわいそうだから、鶴見中尉の耳を下さいと素直にお願いしていました。精神的にかなり崩壊してしまっている二階堂浩平ですが、拷問した鶴見中尉は上手にかわして、話を合わせていました。

ゴールデンカムイで拷問によって右耳を失ってしまった二階堂浩平は、土方歳三との戦いにおいて右足まで失ってしまいます。身体の部位を少しずつ失っていく二階堂浩平は、激しい痛みを和らげるためにモルヒネを使用されるようになりました。ヘッドギアを作ってもらったことでご機嫌となった二階堂浩平は、右足を失って不自由な生活を送るようになり、治療の結果モルヒネ中毒となってしまったのです。

モルヒネ中毒となってしまった二階堂浩平は、駄々をこねたり幼稚な言葉遣いをしたり、精神的にどんどん崩壊していきました。モルヒネによる治療で中毒となってしまった二階堂浩平は、モルヒネが足りなくなると盗もうとしていたのです。

ゴールデンカムイで復讐相手となった杉元佐一が死亡したという情報でふさぎ込んでいた二階堂浩平でしたが、生きていることを知り再び復讐心を燃やすことになりました。ヘッドギアや義手・義足を作ってもらた二階堂浩平は、五稜郭での決戦において念願だった杉元佐一と戦う機会を得たのです。杉元佐一を殺すことで弟・洋平に会うことができると信じていた二階堂浩平は必死に戦いますが負けてしまいます。

自分の最期を悟った二階堂浩平は、手持ちの手榴弾を活用して弟・洋平を殺した杉元佐一を道連れに死のうと考えました。しかし、全てを見抜いていた杉元佐一は、義手・義足となってまで自分に向かってくる二階堂浩平を穴に放り込むことで、危険から逃れることができました。身体が真っ二つになってしまった二階堂浩平は、切り離された身体を見て弟・洋平とやっと会うことができたと喜びながら死亡しています。

ゴールデンカムイで拷問によって右耳を失ってしまった二階堂浩平は、精神崩壊や最期が心配されるキャラクターとなっていきました。そこで、弟・洋平をどこまでも慕っている二階堂浩平と江渡貝弥作の関係は？ヘッドギアを作った？について紹介します。弟・洋平を殺されてしまった二階堂浩平は、自分の命に代えてでも杉元佐一を殺すと決めていました。しかし、精神的にはどんどん崩壊の道を辿っていたのです。

二階堂浩平の右耳を切り落した鶴見中尉は、夕張において人間の皮を収集する変人がいる噂を聞きつけます。その変人にヘッドギアを作ってもらおうと思ったようです。人間の皮を収集している江渡貝弥作に二階堂浩平はヘッドギアを依頼しました。身体のさまざまな部位を失ってしまった二階堂浩平は、大切な弟・洋平の耳（自分の右耳）にいつでもすぐに話しかけられるようなデザインのヘッドギアを特注で作ってもらったのです。

義手・義足や最期についても注目が集まっている二階堂浩平は、口元に自分の切り落された右耳を持ってくることによっていつでも話したい時に話しができるようになりました。口元に洋平がいると感じるようになった二階堂浩平は、ヘッドギアをつけることで今までよりものびのびと過ごせるようになります。あとは、弟・洋平を殺した杉元佐一を殺すだけとなりました。

ゴールデンカムイで右足を失ってしまった二階堂浩平は、鶴見の要請を受けた有坂中将によって義足を提供してもらいます。銃器開発者である有坂中将によって作られた義足は、2発の散弾がはめ込まれているため武器として扱うことができたのです。義足をもらった二階堂浩平は、歩くことができる上に憎い杉元佐一を殺す武器も得て喜んでいました。

網走監獄において復讐相手となっている杉元佐一と再会した二階堂浩平は、義足を活用して倒そうとしますが、義足を反対方向へ折られたことで自分の右腕を失ってしまいます。踏んだり蹴ったりの二階堂浩平は、義手を有坂中将からプレゼントされました。その義手の中指には箸が入る仕掛けとなっていましたが、杉元佐一が死亡したという報告を受けた二階堂浩平は生きる気力をなくしてしまいます。

• 名前：杉田智和（すぎたともかず）
• 血液型：B型
• 出身地：埼玉県
• 身長：177㎝
• 生年月日：1980年10月11日
• 性別：男性
• 所属事務所：株式会社AGRS
• 職業：声優、作家
• 声優デビュー：1998年

ゴールデンカムイで復讐に燃える双子の兄として登場している二階堂浩平のアニメ版の声を担当したのは声優の杉田智和さんです。声優の杉田智和さんは、ヘッドギアや義手・義足を作ってもらってどんどん精神崩壊していく二階堂浩平のキャラクターを見事に演じ切っていました。声優の杉田智和さんは、最期や耳を失った経緯にも注目が集まっている二階堂浩平のどこまでも双子の弟・洋平を愛する姿を繊細に表現していました。

声優の杉田智和さんの主な出演作品や演じたキャラには、失格紋の最強賢者のドギエル・メルキア役や僕のヒーローアカデミアの近属友保役、オルタンシア・サーガのフレーゲル・ドレッドノート役、犬と猫どっちも飼ってると毎日たのしいの猫さま役、推しが武道館いってくれたら死ぬのふみくん役、デュエル・マスターズ!の闇の破壊神ゼオス役、メジャーセカンドの丹波広夢役などもありました。

ゴールデンカムイでそっくりな容姿を持っている二階堂浩平と二階堂洋平の双子の兄弟が推しだと感想を寄せている人もいました。二階堂兄弟がかわいいと感じた人も多かったようです。復讐に燃える双子の兄となっている二階堂浩平は、両耳を失い、右手、右足まで失ってしまったことでヘッドギアや義手・義足を作ってもらっています。最期は身体が二つに分かれたことで弟・洋平に会えたと喜んでいました。

ゴールデンカムイで双子の弟・洋平を溺愛している二階堂浩平が本当に好きだと感想を寄せている人もいました。モルヒネ中毒の二階堂浩平も正常な二階堂浩平も好きだと感じている人もいたようです。両耳を失い自分の右耳に話しかけている二階堂浩平を気の毒に思った鶴見は、ヘッドギアや義手・義足を作れるように手配してあげていました。精神的におかしくなった二階堂浩平でしたが周囲からは温かく見守られていたのです。

ゴールデンカムイで二階堂兄弟として登場していた二階堂浩平は、登場当初は無表情で無機質な雰囲気が不気味だったと感じた人も多かったようです。しかし、双子の弟・洋平を失ってからは精神的に崩壊し、正気を保てなくなったことで感情が出てきたり、表情が強くなったりして不気味な兄ちゃんではなくなっていたと感想を寄せている人もいました。彼はヘッドギアや義手・義足、全てにおいて洋平と結び付けていたのです。

ゴールデンカムイで最期まで双子の弟・洋平を思って死亡した二階堂浩平は復讐に燃える双子の兄として立派だったと感じた人もいたようです。両耳をはじめ、右足や右腕まで失ってしまった二階堂浩平は、鶴見によってヘッドギアや義手・義足を手に入れることができました。自分の耳を弟の洋平だと思い込んで話したり、モルヒネ中毒になったりしている二階堂浩平は、憎めない魅力あるキャラクターとなっていきました。