【ゴールデンカムイ】尾形百之助の声優は誰？初登場回やモデルとなった人物も紹介

本記事では「ゴールデンカムイ」に登場した尾形百之助の声優・モデル・初登場エピソードを紹介していきます。また尾形百之助が持つ狙撃能力の情報や、作中で戦ったキャラクターの情報などもまとめていきます。その他には、ツイッターに投稿されている尾形百之助に関する感想なども紹介していきます。

尾形百之助の声優・モデル・初登場エピソードを知る前に、まずは「ゴールデンカムイ」の基本情報を紹介していきます。ゴールデンカムイは2014年から連載されている漫画が原作で、2018年からアニメシリーズの放送がスタートしています。アニメの1期から3期では「アイ★チュウ」「いつだって僕らの恋は10センチだった。」などの作品に携わっている「難波日登志」が監督を務めています。

ゴールデンカムイではアシㇼパの父親が遺した金塊を巡る物語が描かれています。主人公・杉元佐一は「元第一師団特別支援隊隊員」という経歴を持つ青年で、幼馴染・梅子の目の病気を治すために金塊を探す事を決意します。またアイヌの少女・アシㇼパは金塊強奪犯が自身の父親であると聞いたため、真相を確かめるために杉元佐一と行動を共にする事を決めています。

アニメ「ゴールデンカムイ」の1期OPでは「MAN WITH A MISSION」の「Winding Road」が使用されています。MAN WITH A MISSIONは2010年から活動している音楽グループで、これまでに「ログ・ホライズン」「機動戦士ガンダム/鉄血のオルフェンズ」などの作品ともタイアップしています。アニメ2期・3期では違うアーティストの「レイメイ」「Grey」という楽曲が主題歌に使用されています。

ゴールデンカムイの尾形百之助は「歩兵第27聯隊」の隊員で、階級は「上等兵」です。超人的な狙撃技術を持つ凄腕のスナイパーで、接近戦でも高い戦闘能力を見せています。登場当初は鶴見篤四郎の仲間でしたが、無表情で何を考えているのか分からない部分があるため、鶴見篤四郎は「敵に回すと厄介」と言っています。また瞳孔が縦長になる事が多いため、他のキャラクターから猫扱いされています。

尾形百之助は元第七師団団長・花沢幸次郎中将と妾の間に生まれた子供です。母親は浅草で芸者をしており、父親と本妻の間に長男が生まれた事で尾形百之助は母親と共に捨てられています。そのため尾形百之助は母方の祖父母と暮らしていましたが、気が狂った母親は毎日のように「花沢幸次郎の好物のあんこう鍋」を作るようになり、不憫に思った尾形百之助が殺鼠剤を盛って母親を殺害しています。

尾形百之助の生い立ちを知った鶴見篤四郎は花沢幸次郎の殺害を命じており、日露戦争が終結した後に尾形百之助は自刃に見せかけて父親を殺害しています。また腹違いの弟・花沢勇作を狙撃していますが、尾形百之助に憎しみの感情はないため、鶴見篤四郎の口車に乗ったふりをしています。そのため物語途中には鶴見篤四郎を裏切るなどの行動を起こしています。

ここからはアニメ「ゴールデンカムイ」で尾形百之助の声を演じた声優を紹介していきます。声優のプロフィール・経歴や、過去に演じたキャラクターの情報をまとめていきます。尾形百之助の声は遅咲きの声優と言われている人物が担当しているようです。

アニメ「ゴールデンカムイ」で尾形百之助の声を演じたのは声優の津田健次郎です。津田健次郎は大阪府出身で、1995年から芸能活動を行っている人物です。元々は舞台・演劇系の俳優でデビューしており、アニメ「H2」で声優デビューしています。プライベートでは新人時代に結婚していますが、「家族の安全を守る」という理由で公表はしていなかったようです。

津田健次郎の2022年2月時点の所属事務所は「アンドステア」で、ファンからは「ツダケン」「つんちょ」という愛称で呼ばれています。声優としてブレイクしたのは40代で、2021年の声優アワードで主演男優賞を受賞しているため、ファンからは遅咲きの声優と呼ばれているようです。また俳優・声優になる前には映画を撮りたいと考えていたようです。

声優・津田健次郎はアニメ「呪術廻戦」で「七海建人」というキャラクターを演じています。七海建人は五条悟の後輩で、階級は「1級呪術師」です。強制的に弱点を作り出す術式を得意にしており、主人公・虎杖悠仁と共に真人と戦っています。また呪術師になる前は一般企業のサラリーマンで、残業を嫌っているため労働時間外になると呪力が向上するという能力を持っています。

七海建人は「呪術師としての五条悟を信頼している」と言っていますが、同時に「尊敬はしていない」と言っているため、五条悟の人間性には不満を感じている事が分かります。また五条悟は七海建人に悪戯を仕掛ける事が多いため、そのような行動が七海建人の不満に繋がっているようです。そんな七海建人が登場した呪術廻戦は2018年から連載されている漫画が原作で、2020年からアニメシリーズの放送がスタートしています。

声優・津田健次郎はアニメ「僕のヒーローアカデミア」で「オーバーホール」というキャラクターを演じています。オーバーホールは死穢八斎會の若頭で、極度の潔癖症を持つキャラクターです。時代の波に追いやられている組を存続させるために非人道的な行為を行っていますが、それが組長との仲違いの原因になっています。そんなオーバーホールが登場した本作は2016年からアニメシリーズの放送がスタートしています。

声優・津田健次郎はその他にも、「遊☆戯☆王デュエルモンスターズ」「テニスの王子様」「バカとテストと召喚獣」「プラスティック・メモリーズ」などのアニメでキャラクターの声を演じています。唯一無二の独特な低音ボイスを持つ声優で、寡黙な二枚目キャラクターを演じる事が多いようです。またイベント・ラジオ・飲み会ではハイテンションな事で知られていますが、酒を飲めない下戸でもあるようです。

津田健次郎のプロフィール・経歴を知った後は、「ゴールデンカムイ」に登場した尾形百之助の初登場エピソードを紹介していきます。尾形百之助が初登場したエピソードの詳細や作中の活躍をネタバレしながらまとめていきます。尾形百之助は主人公・杉元佐一と敵対していますが、読者・視聴者から「かっこいいキャラクター」と言われているようです。

ゴールデンカムイの尾形百之助は単行本1巻で初登場しています。作中では杉元佐一を狙撃するなどの重要キャラクターになっていますが、1巻では目立った活躍を見せていません。また登場当初は坊主頭でしたが、再登場した時にはオールバックに変化しているため、尾形百之助はダンディで影のある男性という印象が強くなっています。

ゴールデンカムイの尾形百之助は茨戸の理容室に立ち寄っています。その時に久寿田馬吉と日泥一家が対立している事を知り、久寿田馬吉に用心棒として自分を売り込んでいます。時を同じくして土方歳三と永倉新八が日泥一家の用心棒になったため、このエピソードでは実力者同士の戦いが描かれています。また実力を認められた事で尾形百之助は土方歳三の一派に加わっています。

ゴールデンカムイの作中では、網走監獄に収監されている「のっぺら坊」が隠した金塊をキャラクターたちが探しています。こののっぺら坊が「アシㇼパの父親」という説が浮上したため、杉元佐一たちは真相を確かめるために網走監獄に潜入しています。時を同じくして鶴見篤四郎が率いる第七師団も網走監獄に入ったため、網走監獄では予期せぬ戦闘が起こっています。

網走監獄に潜入したアシㇼパはのっぺら坊が自身の父親と確信しました。ですがキロランケと内通していた尾形百之助がのっぺら坊を狙撃しており、激怒した杉元佐一も遠方から頭を撃ち抜かれてしまいます。そのためアシㇼパは尾形百之助とキロランケに連れ去られてしまいますが、杉元佐一は奇跡的に生きていたため、アシㇼパを救出するために尾形百之助とキロランケを追いかけています。

作中では杉元佐一が尾形百之助を殺そうとしていますが、ギリギリの所でアシㇼパが杉元佐一を止めています。それから尾形百之助は杉元佐一たちと行動を共にしていますが、相変わらず無表情で何を考えているのか分からない姿を見せています。ですが命の恩人であるアシㇼパには心を開いたため、アシㇼパに催促されて「恥ずかしそうにチタタプする」という可愛い一面を見せています。

ゴールデンカムイの「ヒンナ」は「美味しい」という意味です。尾形百之助はアシㇼパにだけ聞こえるボリュームで「ヒンナ」と言っており、それを聞いたアシㇼパはとても喜んでいました。その前には低体温症で苦しんでいた尾形百之助をアシㇼパが看病しているため、尾形百之助がアシㇼパに心を開いている事が分かるシーンでした。

ゴールデンカムイの「ヴァシリ」は「ロシアの樺太国境守備隊に所属する兵士」で、尾形百之助と互角の腕を持つ超一流のスナイパーです。ヴァシリは指名手配されているキロランケを狙撃しようとしましたが、逆に尾形百之助の狙撃で顔に傷を負ってしまいます。そのためヴァシリは雪辱を誓って日本に密入国しており、尾形百之助を倒すために杉元佐一たちの仲間になっています。

活躍・初登場エピソードや津田健次郎のプロフィールを知った後は、「ゴールデンカムイ」に登場した尾形百之助の髪型・モデルの情報を紹介していきます。尾形百之助は意外な人物がモデルになっているようです。

前述したように、初登場時の尾形百之助は坊主頭でしたが、再登場した時にオールバックに変化しています。そのため尾形百之助は色気があってかっこいいキャラクターと言われているようです。

尾形百之助のモデルは「カルロス・ハスコック」と予想されています。カルロス・ハスコックはアメリカ海兵隊の有名な狙撃手で、「ホワイト・フェザー」という異名を付けられています。映画「山猫は眠らない」の主人公のモデルと言われているため、猫繋がりで尾形百之助のモデルと予想されているようです。

モデル・初登場エピソードや津田健次郎のプロフィールを知った後は、「ゴールデンカムイ」で描かれた尾形百之助の強さ・能力を紹介していきます。尾形百之助はとある分野で超一流の能力を持つキャラクターのようです。

尾形百之助は「300メートル以内なら確実に頭部を撃ち抜く」「2000メートル以内の狙撃も可能」という超一流のスナイパーです。作中では「銃では難しい」と言われているヤマシギを簡単に撃っており、近接戦闘でも杉元佐一と張り合う強さを見せています。ゴールデンカムイの時代には携帯できるマシンガンなどはないため、尾形百之助は作中最強クラスの強さを誇っています。

作中では村人に扮した脱獄囚がアイヌの村を占拠していましたが、尾形百之助はすぐに違和感に気付いています。その時には一瞬だけ見えた入れ墨から違和感に気付いているため、人間離れした観察眼と動体視力を持っている事が分かります。また無表情・無口な性格をしていますが、実は負けず嫌いという可愛い一面も見せています。

強さ・モデル・初登場エピソードを知った後は、「ゴールデンカムイ」に登場した尾形百之助に関する感想を紹介していきます。ゴールデンカムイは累計発行部数1800万部を突破している大ヒット作品のため、ファンから様々な感想が挙がっているようです。本記事で紹介した声優・津田健次郎に関する感想などもまとめていきます。

ゴールデンカムイの尾形百之助は「孤高のスナイパー」という言葉が似合うキャラクターのため、読者・視聴者から「尾形百之助はかっこいい」という感想が挙がっているようです。また正確な狙撃技術を持っているため、尾形百之助が最強と考えている読者・視聴者も多いようです。

不気味な印象がある尾形百之助ですが、アシㇼパに催促されて「チタタプ」「ヒンナ」と言っているため、尾形百之助は可愛いという感想が挙がっているようです。また尾形百之助はアシㇼパには心を開いているため、2人の関係性が微笑ましいという感想も挙がっているようです。

本記事で紹介したように、アニメ「ゴールデンカムイ」では津田健次郎が尾形百之助の声を演じています。津田健次郎は渋い声質を持つ声優のため、尾形百之助のイメージと合っているという感想が挙がっているようです。また津田健次郎が声を演じた事で尾形百之助が更にかっこいいキャラクターになったという感想も挙がっているようです。

本記事では「ゴールデンカムイ」に登場した尾形百之助の声優・モデル・初登場エピソードを紹介していきましたがいかがだったでしょうか？尾形百之助は杉元佐一を裏切っていますが、アシㇼパに餌付けされるなどの可愛い姿も見せているため、読者・視聴者から「憎めないキャラクター」と言われているようです。そんな尾形百之助が登場したエピソードを見た事がない方も、本記事を参考にしながら是非ご覧下さい。