【ゴールデンカムイ】岩息舞治の元ネタ・モデルは？ドMな性格や名言も紹介

岩息舞治とは、人気漫画作品・ゴールデンカムイに登場するキャラクターの一人です。アイヌの埋蔵金のありかを記した刺青を持つ岩息舞治は、ゴールデンカムイのストーリー上で重要な役割を持ちます。また、インパクトの強すぎる性格でも話題を呼びました。ここでは、ゴールデンカムイの岩息舞治について、元ネタ・モデルとなった人物やその後の活躍についてまとめていきます。

ゴールデンカムイ作品概要を紹介します。ゴールデンカムイは、2014年から週刊ヤングジャンプにて連載されている漫画作品です。ゴールデンカムイは、『和風闇鍋ウエスタン』というキャッチコピーもつけられている、所謂ごった煮な魅力が詰まった漫画作品として人気です。コミックスは全25巻まで刊行されており、テレビアニメも3期まで放送されている人気作品です。

ゴールデンカムイのあらすじを紹介していきます。ゴールデンカムイの主人公・杉元佐一は、日露戦争から帰還した軍人です。杉元は一獲千金を狙って北海道にやってきました。砂金を集めていた杉元が耳にしたのは、巨額のアイヌの埋蔵金の噂でした。杉元は埋蔵金に関わりがある少女・アシリパと出会い、彼女と共に金塊争奪バトルに身を投じて行くのでした。

ゴールデンカムイに登場する岩息舞治のプロフィールを紹介していきます。岩息舞治は樺太に渡った杉元達が出会った屈強な男で、アイヌの埋蔵金のありかを示す暗号の刺青を持つキャラクターです。筋骨隆々の身体に、ぱっちりした目が特徴です。岩息舞治は暴力こそが自分を表現できる方法だと信じている危険な人物で、数々の事件を起こして網走監獄にいました。脱獄したその後は、樺太でスチェンカの闘士をしていました。

ゴールデンカムイに登場する岩息舞治の元ネタやモデルとなった人物は、マイケル・ピーターソンと言われています。岩息舞治のモデル・元ネタとなった実在の人物、マイケル・ピーターソンはイギリスの囚人です。マイケル・ピーターソンは「有名になりたい」という欲求を持っていた人物で、その欲求を満たす為、数々の犯罪行為に手を染めていました。

岩息舞治の元ネタ・モデルとなったマイケル・ピーターソンは、恐喝や傷害、監禁、器物破損など、150回以上も犯罪行為を繰り返しました。そんなマイケル・ピーターソンとゴールデンカムイの岩息舞治には、モデル・元ネタとなったといえる共通点がたくさんあります。

岩息舞治の元ネタ・モデルと言われているマイケル・ピーターソンと、岩息舞治の共通点をまとめていきます。まず、最も分かりやすい共通点は、見た目です。岩息舞治は屈強な体型とスキンヘッド、口元の髭と個性の強いルックスをしているキャラクターです。彼の元ネタ・モデルと言われるマイケル・ピーターソンも、スキンヘッドに筋骨隆々な体、立派な口髭と見た目は非常に良く似ています。

ゴールデンカムイに登場するキャラクターは、元ネタ・モデルとなった実在の人物がいる事が多いです。そんなキャラクターには、元ネタ・モデルとなった人物の名前をもじった名前が付けられています。岩息舞治もそんなキャラクターの一人で、元ネタ・モデルとなったマイケル・ピーターソンの名前から付けられていると考えられています。

岩息舞治の舞治（まいはる）という名前は、マイケル・ピーターソンの「マイケル」という名前を少し変えたものとされています。また、岩息という苗字は、ピーター（岩）+ソン（息子）からきていると考えられます。

ゴールデンカムイに登場する岩息舞治は、人生のほとんどを監獄で過ごした、と話していました。元ネタ・モデルとなったマイケル・ピーターソンも同様で、数々の暴力事件を巻き起こし、30年以上も刑務所内で過ごした人物です。このような人生を送っているマイケル・ピーターソンはイギリス国内にとどまらず非常に有名な人物で、現在でも服役中となっています。

岩息舞治と元ネタ・モデルとなったマイケル・ピーターソンの共通点は、アングラスポーツ選手である事も挙げられます。元ネタ・モデルとなったマイケル・ピーターソンは、アンダーグラウンドでボクサーとして拳を振るっていた時期があり、「チャールズ・ブロンソン」というリングネームを名乗っていました。ゴールデンカムイの岩息舞治も同様に、スチェンカの闘士として戦っていました。

暴力で自分を表現しているというところも、岩息舞治とマイケル・ピーターソンの共通点です。マイケル・ーターソンは、有名になりたいという願望から、数々の暴力事件を起こしてきました。岩息舞治も暴力が自分を表現する術だと語っていました。監獄で過ごしている間も、看守を殴って倒した時に巻き起こる歓声によって、自分を肯定されるのだと話していました。

ゴールデンカムイに登場する、岩息舞治のかっこいい魅力とその後の活躍を紹介していきます。岩息舞治というキャラクターはとても個性的なキャラクターですが、中でも最もインパクトが強いと言われているのが「ドMな性格」です。ゴールデンカムイ作中には変態とも言える個性が強すぎるキャラクターが多数登場しますが、そんな中でも岩息舞治は強烈な性格で印象を残しています。

岩息舞治は非常にフィジカルに優れた人物で、屈強なスチェンカの闘士です。暴力的な事件も数々巻き起こしてきた岩息舞治は、暴力を通して他者を理解出来るとも考えており、戦いの中で強烈なパンチを喰らっても、むしろ喜びを感じているドMな性格をしています。

岩息舞治は、樺太にて行われていた、男同士の殴り合い「スチェンカ」を賭けの対象にしていました。岩息舞治は賭けの収益だけを目的としている訳ではなく、むしろ「強い者と戦うため」という目的でスチェンカの闘士をしていました。そんな岩息舞治は、過去に数々の事件を起こして網走監獄へ収監されており、アシリパの父・ウイルクによって、埋蔵金のありかを記した刺青を入れられた囚人の一人となりました。

網走監獄から脱獄したその後、岩息舞治は樺太で行われていたスチェンカに目をつけたのでした。樺太へ渡った杉元一行はその後スチェンカに参加しますが、そこで暗号の刺青を背中に持つ岩息舞治と出会います。刺青を集めていた杉元一行は岩息舞治に接触、スチェンカで激闘を繰り広げる事となりました。

樺太で出会った杉元と岩息舞治。岩息舞治の持つ刺青を手に入れるため、彼に接触を図った杉元一行。岩息舞治は純粋に強い男達との戦いに心を躍らせていました。杉元との殴り合いでは彼を吹き飛ばし、大ダメージを与えていました。直前にアシリパを連れ去られていた杉元は、罪の意識から自分を「役立たず」だと攻めていました。錯乱しながらも戦う杉元を見て、岩息舞治は「頑張っている」と杉元を励ましていました。

岩息舞治の言葉もあって、正気を取り戻した杉元。スチェンカでの乱闘や、ロシア式サウナ「バーニャ」での我慢比べなど、めちゃくちゃな展開のその後、岩息舞治は杉元達と和解。刺青を写させて大陸へ渡る事を決めていました。

岩息舞治は、暴力で自分を表現すると言う危険思想の為に、網走監獄へ捕まっていました。そんな岩息舞治でしたが、網走監獄へ収監されたその後、運命の出会いをします。それが牛山辰馬でした。牛山辰馬と言えば、ゴールデンカムイ作中でトップクラスの戦闘力を持つ男です。ヒグマですら素手で投げ飛ばしてしまう牛山でしたが、網走監獄で岩息舞治と出会った牛山は、暴走した岩息舞治を止める役割を担っていました。

監獄では暴力が溢れており、看守を殴れば囚人が喜ぶからと、網走監獄は居心地が良かったと話していた岩息舞治。そこで牛山と出会った岩息舞治は、自分を素手で止められるのは彼だけだったと喜んでいました。牛山は柔道家として高い実力を誇っており、服を掴まれれば勝てなかった岩息舞治でしたが、素手の殴り合いでは勝つ事もあったと語っていました。

樺太でのスチェンカの騒動のその後、更に強い者を求めた大陸へと渡ると話していた岩息舞治。生きたまま杉元達と別れた岩息舞治は、その後流氷の上で杉元と再会する事となります。再会時も男達に殴られていた岩息舞治。ロシアへと渡る途中だったと話していました。岩息舞治はその後も再登場しており、偶然出会ったソフィアに喧嘩を売られます。

はじめは女性は殴らないと紳士的な態度を取る岩息舞治でしたが、ソフィアから強烈なパンチを貰い、女性でも強者がいるのだと知り「世界は広い」と喜びの表情を浮かべていました。

ゴールデンカムイ作中での、岩息舞治の名言をいくつか紹介していきます。岩息舞治は、樺太にてスチェンカに勤しんでいましたが、興味のある強者が表れないと試合に参加しない姿勢を貫いていました。そんな岩息舞治は、ロシア人の企てによってスチェンカに参加していた杉元達の奮闘を見て、一言「善き…」と呟いていました。

「はあ…」とは、ゴールデンカムイに登場する岩息舞治の決め台詞のような名言です。岩息舞治は暴力こそが自己表現の方法だと信じている為、暴力で場面が盛り上がって臨戦態勢に入ると、この名言を放ちます。岩息舞治の戦いが好きすぎる性格が良く分かる名言です。

岩息舞治の名言で、「良い良い…」とは、杉元との殴り合いの最中に登場した名言です。岩息舞治は暴力を通して他人も理解出来ると感じており、杉元を理解するために彼に自分を殴るように促します。杉元の攻撃を受け、テンションが挙がった岩息舞治の名言です。

杉元一行とのスチェンカで、非常に盛り上がっていた岩息舞治。杉元の事も気に入ってヒートアップしていた岩息舞治でしたが、他の参加者にも自分を殴りつけるように頼みます。その時の岩息舞治の名言が「四人…」でした。岩息舞治のドMな性格ならではの名言でした。

杉元一行とのスチェンカで、岩息舞治が恍惚とした表情で言った名言が「どうだい…」です。暴力こそが自己表現だと信じる岩息舞治は、四人でかかってきた杉元達を一気に吹き飛ばしてこの名言を放っていました。

ゴールデンカムイ作中で、岩息舞治が杉元をとても気に入ったのだと分かる名言が、この「あなたとは…」です。スチェンカでの戦いで、杉元はダメージを負いすぎて錯乱状態に陥ってしまいます。暴走した杉元でしたが、アシリパを攫われた罪悪感に苛まれています。そんな杉元を見て、岩息舞治は彼を認める発言をしていました。

ゴールデンカムイ作中で、岩息舞治の声を担当した声優を紹介します。岩息舞治の声を演じたのは、三宅健太です。三宅健太は、1977年8月23日生まれ、沖縄県出身の男性声優です。アミューズメントメディア総合学院声優学科を卒業し、81プロデュースに所属して活動しています。

三宅健太の主な出演作品には、ロックマンエグゼのエレキ伯爵、鋼の錬金術師のスカー、七つの大罪のツイーゴ、パンプキン・シザーズのランデル、ジョジョの奇妙な冒険 スターダストクルセイダースのモハメド・アヴドゥルなどがあります。

ゴールデンカムイの岩息舞治に関しての感想や評価を紹介していきます。岩息舞治への感想では、殴り合いのシーンなどを見ると、彼を思い出すと言う感想も挙がっていました。それほど、岩息舞治は強烈なキャラクターなのです。

岩息舞治に関しての感想では、暴力しか振るえないモンスターなのに、善性を感じる所が好きだと言う感想も見られています。岩息舞治の登場エピソードは見どころが多く人気です。

ゴールデンカムイの岩息舞治に関しては、アニメで声を演じた三宅健太がはまり役だと言う感想も見られています。三宅健太の低く男らしい声がよくマッチしており、岩息舞治の魅力を更に高めていると人気でした。

ここでは、ゴールデンカムイに登場する岩息舞治について紹介しています。岩息舞治はゴールデンカムイ作中で強烈な活躍をしたキャラクターでした。是非、ゴールデンカムイをチェックして、岩息舞治の登場シーンに注目して見て下さい。