【ゴールデンカムイ】鶴見中尉が怖いと言われる理由は？残虐シーンを紹介

「ゴールデンカムイ」に登場する鶴見中尉は「大日本帝国陸軍」に所属している第七師団を率いています。そこでまず初めに、鶴見中尉の登場する「ゴールデンカムイ」の作品情報や、鶴見中尉のプロフィールを詳しくご紹介していきます。

まず初めに「怖い」「グロい」と話題の鶴見中尉が登場する「ゴールデンカムイ」についてご紹介していきます。「ゴールデンカムイ」は、野田サトル先生によるアイヌ民族の暮らす北海道を舞台にした漫画で、「週刊ヤングジャンプ」で2014年から連載が開始されています。そんな「ゴールデンカムイ」は2021年12月までに28巻の単行本が発売されており、2018年からはテレビアニメも放送されている大人気漫画となっています。

元陸軍の兵士・杉元は、幼馴染の病気を治す為に砂金を掘っていました。そこで杉元はアイヌ民族に隠されていた多額の金塊の噂を耳にしました。そんな杉元は、ヒグマに襲われた際に助けてくれたアイヌの少女・アシㇼパと知り合い、アシㇼパの父親も「アイヌ埋蔵金」を巡る抗争で命を落とした事を知ります。そこで杉元はアシㇼパの父の仇を打つ事を条件に、アシㇼパの協力を得て「アイヌ埋蔵金」を目指して旅を始めました。

次は、「怖い」「グロい」と話題になっている「ゴールデンカムイ」に登場する鶴見中尉のプロフィールをご紹介していきます。鶴見中尉は、鶴見篤四郎（つるみとくしろう）という名前で、前述したように「大日本帝国陸軍」の「第七師団」を指揮する人物です。正確には「歩兵第27聯隊所属の小隊長」という肩書きの鶴見中尉ですが、アイヌ埋蔵金を付け狙っている「師団」の中で、反乱分子の最も危険な人物と言われています。

そんな杉元にとって最も警戒すべき存在である鶴見中尉ですが、その姿は非常に「グロい」と言われており、鶴見中尉の前頭葉は大きく損傷している事から、常にホーロー製の額当てを装着しています。さらに前頭葉だけでなく、目の周りの皮膚も欠損しているようで皮下組織がほとんど剥き出しの状態である事から、見た目からして「怖い」と言われる事も多いようです。

「ゴールデンカムイ」に登場する鶴見中尉は、見た目から「怖い」「グロい」と言われる事も多いようですが、実は鶴見中尉が「怖い」「グロい」と言われる理由は、見た目以外にもある事が分かっています。そこで次は「ゴールデンカムイ」に登場する鶴見中尉が「怖い」「グロい」と言われている理由について、見た目以外の要素を詳しくご紹介していきます。

「ゴールデンカムイ」に登場する鶴見中尉が「怖い」「グロい」と言われる理由となった残虐シーン1つ目は、「杉元の顔に串を刺す」シーンです。この残虐シーンは、杉元が小樽で鶴見中尉に連行され、尋問された際の出来事でした。杉元と共に団子を頬張っていた鶴見中尉ですが、杉元に対して「お前が不死身の杉元だろう」と問いただした際に、杉元が惚けた為鶴見中尉は食べていた団子の串を杉元の顔へ突き刺しました。

食べていた団子の串を人間の顔に突き刺すという残虐行為は、読者を大変驚かせたようで、この強烈なエピソードが鶴見中尉の「怖い」「グロい」と言われる理由の先駆けとなりました。鶴見中尉は元々前頭葉を怪我している事から「感情のコントロール」が難しいようで、杉元が鶴見中尉の質問を惚けた事にカッとなってしまった鶴見中尉は、思わず手に持っていた団子の串を杉元の口元へ突き刺していました。

「ゴールデンカムイ」に登場する鶴見中尉が「怖い」「グロい」と言われる理由となった残虐シーン2つ目は、「二階堂に死刑宣告」するシーンです。この残虐シーンは、二階堂兄弟という歩兵第27聯隊の兵士が、杉元に弟の洋平を殺され、復讐に心を囚われた兄の浩平が、鶴見中尉の反感を買ってしまった事で生じたエピソードです。浩平は鶴見中尉を裏切り杉元の命を狙おうとしていた矢先に熊に襲われて頭皮と左耳を失いました。

そんな重傷を負っている浩平を捕縛した鶴見中尉は、浩平に対してさらに残虐な仕打ちをする事になります。鶴見中尉は裏切りの制裁として、浩平に「耳と鼻を削ぎ落とした後に切腹」という罰を与えます。すでに熊によって頭皮や左耳を失っている浩平に対して、さらに耳と鼻を削ぎ落とした後に切腹を命じるという残虐な行動に、鶴見中尉を「怖い」と感じたファンは少なくなく、結果として浩平は右耳を削ぎ落とされました。

「ゴールデンカムイ」に登場する鶴見中尉が「怖い」「グロい」と言われる理由となった残虐シーン3つ目は、「和田の指を噛みちぎる」シーンです。和田とは「ゴールデンカムイ」に登場する大尉の名前で、鶴見にとっては上官に当たる人物です。そんな和田大尉が鶴見中尉に指を噛みちぎられる残虐シーンが描かれたのは、鶴見中尉の目に余る行動に限界を感じ、和田大尉が鶴見中尉を指差しながら説教をしていたシーンの事でした。

鶴見中尉は、自分を指差ししながら責め立ててくる上官の指に突然噛み付きました。そして噛み付くだけでなく、鶴見中尉はそのまま和田大尉の指を噛みちぎってしまいます。鶴見中尉は、そんな自身の行動を前頭葉の欠損を理由に言い訳をし、さらには和田大尉の射殺を自身の部下に命令するなど「怖い」とファンが震え上がる行動を見せていました。そんな鶴見中尉の「奇行」が印象深い残虐シーンはファンの間で話題となりました。

「ゴールデンカムイ」に登場する鶴見中尉が「怖い」「グロい」と言われている理由について詳しくご紹介してきました。そんな「ゴールデンカムイ」に登場する鶴見中尉ですが、アニメ化された「ゴールデンカムイ」内でもその「怖い」行動は注目されていました。次はそんな「怖い」鶴見中尉のアニメ声優を務めた大塚芳忠さんについてご紹介していきます。

アニメ「ゴールデンカムイ」で鶴見中尉を演じているのは声優の大塚芳忠（おおつかほうちゅう）さんです。大塚芳忠さんは1954年5月19日生まれの岡山県津山市出身の声優です。大塚芳忠さんの声優としてのデビューは1981年頃で、アニメ声優だけでなく「ゲイリー・オールドマン」や「ケビン・コスナー」「トム・ハンクス」などの洋画の吹き替え声優としても活躍されている日本の「レジェンド級」声優の1人と言われています。

アニメ「ゴールデンカムイ」で鶴見中尉を演じた声優・大塚芳忠さんは、日本の声優の中でも「レジェンド」と呼ばれている内の1人で、非常に多くの有名作品で有名キャラクターを演じています。そこで次はそんなアニメ「ゴールデンカムイ」で鶴見中尉を演じた声優・大塚芳忠さんの今までに出演してきた作品や、演じてきたキャラクターについて詳しくご紹介していきます。

• 機動戦士Ζガンダム（ヤザン・ゲーブル役）
• SLAM DUNK（堀田徳男役、仙道彰役）
• 機動武闘伝Gガンダム（チボデー・クロケット役）
• NARUTO -ナルト-（自来也役）
• 宇宙戦艦ヤマト2199（真田志郎役）
• 亜人（佐藤役）
• D.Gray-man HALLOW（ブックマン役）
• バキ（ビスケット・オリバ役）
• 鬼滅の刃（鱗滝左近次役）
• 神之塔 -Tower of God-（ヘドン役）

こちらは「ゴールデンカムイ」に登場する鶴見中尉が、「怖い」のになぜか惹かれてしまうという方の投稿です。「ゴールデンカムイ」に登場する鶴見中尉は、一見すると非常識で外道の道を歩む「怖い」キャラクターですが、一貫して自分の思想を貫く姿に感銘を受けて部下が集うカリスマ性も持ち合わせていました。そんな鶴見中尉の不思議なカリスマ性が光る魅力が怖いという方も少なくないようです。

こちらの方は「ゴールデンカムイ」に登場する鶴見中尉の表情について、時折表情が分からない描写がされている事が怖いと感じていたそうですが、その裏側に実は人情に熱い表情が隠れているのではないかと感じ始めているそうです。鶴見中尉は、前頭葉を損傷している事から感情のコントロールが難しい「直情型」のキャラクターですが、人を想って心を痛める一面も残っているのではと推測する方もいるようです。

こちらは「ゴールデンカムイ」に登場する鶴見中尉の表情が見えない事が怖いという方の投稿です。鶴見中尉は前頭部に額当てをしており、顔の上半分がほとんど隠されているキャラクターです。目元はかろうじて分かるものの、鶴見中尉は大怪我の後遺症から感情のコントロールが効かず、目元や口元など感情が読めない事が多いようです。そんな「感情が掴めない」鶴見中尉について「怖い」という声は多く寄せられていました。

「ゴールデンカムイ」に登場する鶴見中尉に関するまとめはいかがだったでしょうか？「アイヌ埋蔵金」を巡る様々なキャラクターが登場する「ゴールデンカムイ」ですが、鶴見中尉はその中でも特に強烈なキャラクターでした。そんな「怖い」と話題の鶴見中尉が登場する「ゴールデンカムイ」をご覧になった事がない方は、ぜひこの機会にご覧になってみてはいかがでしょうか？