【ゴールデンカムイ】強さランキング！最強キャラが誰なのか能力や武器から考察

『ゴールデンカムイ』とは、週刊ヤングジャンプにて連載中のアイヌ文化・バトル漫画です。奇人や変人など数々の個性的なキャラが登場する作品で、北海道のどこかに眠る金塊を狙ってさまざまな組織、キャラの思惑が絡み合う人間模様によって多くの戦闘が繰り広げられています。2022年2月時点では累計発行部数が1800万部を突破しており、2018年4月からはテレビアニメが放送されました。

ここでは『ゴールデンカムイ』のあらすじを簡単にまとめていきます。物語は元陸軍兵である主人公・杉元佐一が北海道で砂金を採っていたところ、アイヌが金塊を秘蔵していたことを知った時から始まります。

その直後、杉元はヒグマに襲われてしまいますが、金塊の在処を知る鍵を握っている男・ウイルクを父に持つアイヌの少女・アシリパに救われます。以来、二人は杉元が金塊を、アシリパが殺害されたウイルクの仇を討つことを目的に行動していくのでした。

奇人や変人など数々の個性的なキャラが登場する漫画『ゴールデンカムイ』。作中では金塊を狙うさまざまな組織や人物たちがバトルを繰り広げているのですが、果たして『ゴールデンカムイ』の最強キャラは誰なのでしょうか？ここからは、『ゴールデンカムイ』の最強キャラが誰なのかを、強さや武器・能力ランキングと題してTOP15～1位まで紹介していき最強キャラを決定します。

『ゴールデンカムイ』の強さや武器・能力ランキングTOP15位にランクインしたのは、大日本帝国陸軍北海道第七師団に所属する軍人・菊田特務曹長です。菊田が持つ特務曹長という肩書は、階級的に月島軍曹と鯉登少尉の間に位置するポジションで、師団内でもかなりの年配者でした。

服の下にいくつものホルスターをぶら下げており、戦闘時にはそれらを二挺拳銃で構えて弾を撃つという二丁拳銃スタイルを取っています。また、ベテラン兵士ならではの老練さを持っており、激しい銃撃戦のさなかに敵の習性を冷静に見抜く、眼帯で予め目を暗闇に慣れさせておき不測の事態に備えるなど冷静な状況判断能力やしっかりした戦闘への心構えがあります。

『ゴールデンカムイ』の強さや武器・能力ランキングTOP14位にランクインしたのは、大日本帝国陸軍北海道第七師団に所属する軍人・有古力松です。

師団内でも屈指の大柄で筋骨隆々な体格を持っており、登別の山奥のコタン育ちであるため、雪深い山岳地帯での行動を得意としています。按摩師に化けて第七師団の情報を探っていた都丹庵士を追ったことで始まった真夜中の雪山での交戦時には、優れた雪山での行動能力と地の利を活かして彼を見事仕留めるという活躍を見せていました。

『ゴールデンカムイ』の強さや武器・能力ランキングTOP13位にランクインしたのは、大日本帝国陸軍第七師団に所属する軍人・宇佐美時重です。階級は上等兵で、初期の頃から鶴見中尉の部下として活動しています。鶴見中尉への忠愛が強く、作中においてさまざまな場面で鶴見中尉の手足として活躍していました。基本的に遠慮が足りず場の空気を読まない人物ではありますが、情報収集力と戦闘力という両面においての能力が非常に高いです。

『ゴールデンカムイ』の強さや武器・能力ランキングTOP12位にランクインしたのは、帝国陸軍北海道第七師団歩兵第27連隊に所属する軍人・月島基です。階級は軍曹で、鶴見中尉の側近として活動しています。命令に忠実に従うような真面目な性格をしていますが、その性格にありがちな頑固な一面が無く、必要と判断すれば大胆に行動することができます。さらに戦闘力が高く、それも頭一つほど身長差のある谷垣を殴り合いで圧倒するほどでした。

『ゴールデンカムイ』の強さや武器・能力ランキングTOP11位にランクインしたのは、樺太のアレクサンドロフスクサハリンスキー監獄に収監されていたソフィア・ゴールデンハンドです。

ロシア国内で革命を起こす手段として当時のロシア皇帝を暗殺したことによって収監された過去を持っています。恰幅の良い筋骨隆々な体格をしており、杉元と死闘を繰り広げたヒグマを捕食するような猛獣・アームルトラを鎖一本で撃退するなど戦闘力の高さも持ち合わせていました。

『ゴールデンカムイ』の強さや武器・能力ランキングTOP10位にランクインしたのは、大日本帝国陸軍北海道第七師団歩兵第27連隊に所属する軍人・鯉登音之進です。

階級は少尉で、海軍大湊要港部司令官の父親がいます。誘導尋問で鈴川の変装を看破するなど高い観察力・洞察力や、軍人としての高い能力を持っているため、鶴見中尉のお気に入りの部下となっていました。さらに身体能力も極めて高く、特にバランス感覚に優れています。サーカスでは素人にも関わらず難易度の高い技を簡単に習得していることから天才的な軽業の才能を持っているのが窺えます。

『ゴールデンカムイ』の強さや武器・能力ランキングTOP9位にランクインしたのは、網走監獄の脱獄囚として刺青人皮を持つ岩石舞治です。筋骨隆々の身体に少女漫画のようなキラキラとした目を持っています。暴力を自己表現の手段と捉えているため、数々の暴力事件を起こして網走監獄に投獄されていました。

やはり自己表現の手段から窺える通り肉弾戦においては杉元や牛山と並び作中トップクラスの実力を誇る武闘派です。ただし、武道家としての側面が強いため、一方的な暴力や無益な殺しは好みません。樺太でおこなわれた賭けスチェンカでは、日本兵4人をダブルラリアットで4人まとめて吹っ飛ばすなど圧倒的なパワーを見せつけていました。

『ゴールデンカムイ』の強さや武器・能力ランキングTOP8位にランクインしたのは、濃いヒゲとアイヌ特有の髪型がトレードマークのキロランケです。日露戦争時は第七師団所属の工兵として活躍していたため、火薬の扱いに長けています。また、小さい頃から馬に乗っていたため、ひょんなことから競馬に出場することとなった際は1位を取るほどの馬術を披露していました。

杉元一行と行動を共にしていた時はアイヌの知識や手製の手榴弾などを駆使して活躍していましたが、のちにロシア皇帝アレクサンドル2世を爆殺したテロリストであることが判明しています。

『ゴールデンカムイ』の強さや武器・能力ランキングTOP7位にランクインしたのは、刺青人皮を持つ脱獄囚の一人・牛山辰馬です。「不敗の牛山」という異名を持つ柔道家で、日々の鍛錬によって額に異常に硬くなった四角いコブができています。脱獄囚の中では頭一つ抜けた戦闘能力を持っているため、土方歳三に真っ先にスカウトされていました。

土方がいの一番に戦力として引き入れただけあって、格闘面においては作中最強と言っても良く、柔道家として活動していた現役時代は10年間不敗を誇った人物でした。そんな牛山と白兵戦で渡り合っていた杉元が「ダメージを負っても死なない」タイプであるとすれば、牛山は「そもそもダメージを負わない」タイプであると言えるでしょう。

『ゴールデンカムイ』の強さや武器・能力ランキングTOP6位にランクインしたのは、帝政ロシアの樺太国境守備隊に所属する兵士・ヴァシリです。かつてロシア皇帝暗殺実行犯として指名手配中のキロランケが樺太国境を越えたという情報に従い第160話「国境」にて登場しています。尾形と同様に日露戦争への従軍経験のある狙撃の名手で、「五稜郭」では尾形VSヴァシリのスナイパー対決が描かれていました。

対戦結果は尾形の勝利に終わっていますが、木の上から銃が落ちて血が滴っている描写のみで死体が描かれていなかったため、本当に仕留められたのか分かっていません。ヴァシリの姿が今のところ一度も写っていないため、ネット上では尾形VSヴァシリの因縁の対決が再び描かれることを期待している声が多くあがっているようです。

『ゴールデンカムイ』の強さや武器・能力ランキングTOP5位にランクインしたのは、帝国陸軍北海道第七師団歩兵第27連隊に所属する軍人・尾形百之助です。階級は上等兵で、鶴見一派に対する造反を企てています。距離300m以内であれば確実に相手の頭を撃ち抜けるほどの卓越した射撃能力を持っており、狙撃する際は邪魔な自分の白い息を消すために雪を食べるなど徹底した準備をおこなっていました。

さらに近接戦にも強く、兵士時代には杉元と銃梨で白兵戦を繰り広げています。ちなみに、作中ではさまざまな銃を扱っており、その種類としては三十年式歩兵銃、三八式歩兵銃、二十六年式拳銃、理容用鋏、南部式自動拳銃大型、ベルダンM1870などがありました。

『ゴールデンカムイ』の強さや武器・能力ランキングTOP4位にランクインしたのは、元新選組二番隊隊長にしてかつて隊内最強の剣士と謳われた永倉新八です。子樽にて隠居生活を送る傍ら密かに土方一派に協力しています。野心を燃やすことで肉体の若さを保つ土方とは違い年齢相応に老け込んでいますが、剣の腕前は今なお衰えておらず、作中では武装した複数の相手を瞬時に斬り伏せる実力を披露していました。

『ゴールデンカムイ』の強さや武器・能力ランキングTOP3位にランクインしたのは、最強といわれる日本軍第七師団に所属する軍人・鶴見中尉です。日露戦争の終結後に多大な犠牲を出したことが軍内部で批判された結果、部下や遺族に報いるためにアイヌが秘蔵している大量の金塊を資金にしてクーデターを計画しています。

そのため、同じく金塊を狙う杉元一派や土方一派とたびたび対立しており、類まれなカリスマ性と知略で強敵として立ちはだかっていました。直接的な戦闘描写は少ないものの、情報将校らしく分析力に優れ、二階堂の死の真相を見抜くなど頭の回転も早いです。また、上官であるはずの淀川連隊長を脅すという反乱行為をおこなっているものの、それを咎められていないということから情報操作に長けているのが窺えます。

『ゴールデンカムイ』の強さや武器・能力ランキングTOP2位にランクインしたのは、元新撰組副長の旧幕府軍志士である土方歳三です。「鬼の副長」と呼ばれており、眼光鋭く血気劣らぬ若々しい人物でした。一方で気配を隠して70歳という年齢相応の行動を取ることもあります。

刺青囚人たちの脱獄を主導した主犯格でもあり、囚人24名の身柄を移送していた屯田兵たちを殺害し脱獄を成功させていました。現在の武器は銀行強盗の際に保管庫から奪還した愛刀・和泉守兼定と、ウィンチェスターM1892です。戦闘時は凄まじい威風と気迫を放っており、新選組時代に培った超一流の剣術と銃の扱いを見せていました。

『ゴールデンカムイ』の強さや武器・能力ランキング堂々の1位にランクインしたのは、本作の主人公である杉元佐一です。日露戦争に従軍した元陸軍軍人で、除隊後も軍服姿で三十年式歩兵銃・銃剣・二十六年式拳銃を携帯しています。日露戦争では鬼神のごとき活躍から「不死身の杉元」と呼ばれており、一個分隊(10～15人)並みの人数もほぼ一人で殲滅してしまうほどの戦闘能力を有していました。

また「不死身」と呼ばれている通り、回復力が異常に高く、作中では銃で撃たれたり、全身血まみれの重傷を負っていたりしていてもいつの間にか回復していました。そのせいか攻撃に転じる際は一切の容赦がなく、銃撃戦、白兵戦ともに人間の常識では考えられないほどの回復力にものを言わせて相手を追い詰めています。

これまで『ゴールデンカムイ』の最強キャラが誰なのか？ということで、強さや武器・能力ランキングと題してTOP15～1位までランキング形式で紹介してきましたが、実際はサバイバル面、格闘面、剣術面、狙撃面、体力面と各方面に特化したキャラが多く登場しています。そこで、ここからは『ゴールデンカムイ』の部門別に誰が最強キャラなのかを見ていきましょう。

『ゴールデンカムイ』におけるサバイバル面での最強キャラは、本作のヒロインであるアシㇼパの父・ウイルクです。山に潜伏して戦い続けられるほどタフな戦士であるアシリパを育て上げた人物でした。

その正体はキロランケと共にロシア皇帝アレクサンドル2世を爆殺したテロリストであり、金塊の在処を囚人の刺青人皮を用いて暗号化したのっぺら坊でもあります。またウイルクの名前はポートランド語で「狼」を意味しているのですが、その名の通り狼のごとく情に惑わされない合理性を持っています。

『ゴールデンカムイ』における格闘面面での最強キャラは、強さや武器・能力ランキングTOP7位にランクインした牛山辰馬です。作中では「不敗」という異名に相応しい活躍を見せており、熊を投げ飛ばしたり、暴れ馬を蹴り飛ばしたりするなど凄まじい格闘能力を披露しています。特に建物の倒壊に巻き込まれても何事もなかったかのように振舞っているため、その肉体の強靭さには驚きを隠せません。

『ゴールデンカムイ』における面での最強キャラは、強さや武器・能力ランキングTOP2位にランクインした土方歳三です。新選組副隊長の頃から変わらぬ剣術の冴えを持つ土方は、利害が一致するならどんな人物であっても手を組む懐の深さを持つ一方、敵であれば愛刀・和泉守兼定とウィンチェスターM1892で血の雨を降らせています。

第七師団と戦うための戦力をかき集めており、第七師団を打倒した暁にはアイヌが秘蔵する金塊を探し当てようとしていました。最終的には北海道の独立を目論んでいるようですが、なぜそれを目的にしているのか理由は明らかになっていません。

『ゴールデンカムイ』における面での最強キャラは、強さや武器・能力ランキングTOP5位にランクインした尾形百之助です。狙撃の名人である尾形は有効射程距離500mの三十年式を用いれば2㎞先の狙撃も可能だと語っています。公式からは「孤高の山猫スナイパー」のキャッチフレーズを付けられており、鼠に反応したり鼻先の物の匂いを嗅いだりするなどたびたび猫のような行動を見せていました。

『ゴールデンカムイ』における面での最強キャラは、強さや武器・能力ランキングTOP1位にランクインした杉元佐一です。驚異的な回復力を持つ杉元には顔を含めて身体中に多くの傷跡が残っており、日露戦争時の激しい戦いを物語っています。特に首に銃弾が貫通しながらも敵地に乗り込んで死闘を繰り広げたというエピソードは師団内外に知れ渡っており、脱走した囚人ですらも耳にしたほどでした。

『ゴールデンカムイ』の牛山辰熊に関する感想があがっています。こちらではモデルとなった人物も最強と言われていることから、『ゴールデンカムイ』の牛山が最強の人物であると認識されているのが窺えます。また、牛山のモデルとなった人物が誰なのかを調べた結果、最強柔道家の木村政彦氏であったとされているので、興味のある方はモデルについてもチェックしてみると良いかもしれません。

『ゴールデンカムイ』の登場人物に関する感想があがっています。こちらでは登場人物の誰が最強なのか？と比較せずみんなが最強だと認識されているようです。確かに感想の通り、サバイバル面、格闘面、剣術面、狙撃面、体力面と部門別に最強キャラが存在しているので、誰が最強なのか正確にはその強さを測れないのかもしれません。

『ゴールデンカムイ』の強さや武器・能力ランキングTOP12位にランクインした月島基に関する感想があがっています。こちらでは初期から作品に登場している月島が「明確な負け描写がないのが何よりの強さ」と評価されているようです。

鶴見中尉の側近として活動している月島は真面目な性格をしているのですが、必要とあらば大胆な行動をすることができます。おそらく、その大胆な行動を起こすことができるからこそ明確な描写がないのかもしれません。

『ゴールデンカムイ』の強さランキング形式で紹介し、最強キャラが誰なのか能力や武器から考察してきましたがいかがでしたか？今回誰が最強なのか、ということでランキング化した結果、ランキングTOP1位にランクインしたのは体力面での最強キャラとしても知られている杉元佐一となりました。

感想では誰もが最強でありながらどこかに弱さがあるということで、誰が最強なのか比較するのではなくみんなかっこいい魅力に溢れていると言われている通り、見方によってはサバイバル面、格闘面、剣術面、狙撃面、体力面と部門別に最強キャラが存在しています。これを機に誰が最強なのかではなく、各々の個性や強さの秘訣にも目を向けてみるのも良いかもしれません。