【よふかしのうた】吸血鬼キャラ一覧!眷属や名前のモデルになった七草も紹介

『よふかしのうた』にはヒロインの七草ナズナを始めとする7人の吸血鬼が登場しています。吸血鬼になるべく、毎日夜ふかしをしている主人公と深く関わっていくのが吸血鬼という存在でした。そんな吸血鬼には、名前のモデルになった七草が存在しているようです。そこで、当記事では『よふかしのうた』の吸血鬼キャラを一覧化しつつ、眷属や名前のモデルになった七草を紹介します。また吸血鬼の弱点や殺し方、眷属も紹介するので一覧と併せてご覧ください。

【よふかしのうた】吸血鬼キャラ一覧!眷属や名前のモデルになった七草も紹介のイメージ

目次

  1. よふかしのうたの吸血鬼とは?
  2. よふかしのうたの吸血鬼キャラや名前のモデル一覧
  3. よふかしのうたの吸血鬼の眷属の作り方や殺し方
  4. よふかしのうたの吸血鬼の1年ルールと10年ルール
  5. よふかしのうたの吸血鬼の特徴や寿命
  6. よふかしのうたの吸血鬼の強さや能力
  7. よふかしのうたの吸血鬼に関する感想や評価
  8. よふかしのうたの吸血鬼一覧まとめ

よふかしのうたの吸血鬼とは?

『よふかしのうた』のストーリーは、主人公・コウが吸血鬼であるナズナと出会ったところからスタートしています。その後ナズナの他に6人の吸血鬼が登場しているのですが、どの吸血鬼も個性的で魅力に溢れていました。そこで、今回は7人の吸血鬼のプロフィールと名前のモデルになった七草を一覧形式で紹介。また吸血鬼の弱点や殺し方まで紹介するので併せてご覧ください。

よふかしのうたの作品情報

よふかしのうたの概要

  • 漫画タイトル:よふかしのうた
  • 作者:コトヤマ
  • 掲載誌:週刊少年サンデー
  • 発表期間:2019年8月28日~
  • 巻数:既刊13巻(2022年9月時点)
  • アニメの放送期間:2022年7月8日~

それではまず『よふかしのうた』の作品情報からご覧ください。『よふかしのうた』は週刊少年サンデー(小学館)にて連載中の少年漫画です。作者は漫画家のコトヤマ氏。2022年9月時点で単行本13巻が刊行されています。2019年8月28日から連載されたのち、2022年6月時点で電子版を含む累計発行部数は250万部を突破しました。また2022年7月8日からは、フジテレビほかにてテレビアニメが放送されています。

よふかしのうたのあらすじ

こちらでは『よふかしのうた』のあらすじを簡単にまとめていきます。主人公は不登校の中学2年生の夜守コウです。ある日、一人で夜の街を歩いていたコウは、吸血鬼である七草ナズナと出会いました。すると、コウはナズナに吸血鬼になりたいと言います。しかし吸血鬼になるには、吸血鬼に恋をする必要がありました。こうして、コウは吸血鬼になるため、ナズナに恋をするべく毎日夜ふかしをすることに…

吸血鬼とは?

『よふかしのうた』に登場する吸血鬼は、人間を抱えながら飛べるという優れた身体能力や寿命が長いなど人間とは異なる特殊な力を持った存在です。外見上は人間と相違ありません。ただ、男性吸血鬼なら美男子、女性吸血鬼なら美人、などと人間よりも整った容姿をしています。吸血鬼と言えば、夜になると人間を襲うというイメージがありますが、本作の吸血鬼たちは人間と対立することなくむしろフレンドリーに接しています。

半吸血鬼とは?

『よふかしのうた』には吸血鬼以外に半吸血鬼も存在しています。半吸血鬼の中には吸血鬼の部分と人間の部分が存在しており、「痛み」「流血(血を見ること)」の二つの条件が重なると吸血鬼化することができます。そして半吸血鬼が吸血鬼化すると、ナズナたちのような吸血鬼と同様に身体能力が強化され、半透明化の能力も使用できるようになります。

さらに、吸血鬼化した状態で「痛み」「流血」の二つの条件を繰り返すと、吸血鬼化の濃度が濃くなり、最終的には本物の吸血鬼よりも強くなるという特徴がありました。

その一方で、半吸血鬼化には半透明化能力を使用した上で壁をすり抜けた場合、その状態のまま半吸血鬼化が解除されると体が分断されて死に直結するというデメリットも存在しています。また半吸血鬼化に慣れた場合、正式な手順で吸血鬼になれるのか?また元に戻れるのか?といった疑問も残ったままです。

TVアニメ『よふかしのうた』

よふかしのうたの吸血鬼キャラや名前のモデル一覧

まず、『よふかしのうた』には七草ナズナ、平田ニコ、本田カブラ、小繁縷ミドリ、桔梗セリ、蘿蔔ハツカ、星見キクといった7人の吸血鬼が登場しています。そこで、ここからは吸血鬼の名前のモデルになった七草を交え、7人の吸血鬼のプロフィールを一覧形式で見ていきましょう。

吸血鬼一覧①七草ナズナ

『よふかしのうた』に登場する吸血鬼キャラや名前のモデル一覧、1人目に紹介するのは本作のヒロインである七草ナズナ(ななくさナズナ)です。趣味はゲームで、添い寝屋を経営していました。ナズナが夜守コウに「あたしが君を助けてやろう」と声をかけたのが二人の出会いのきっかけとなっています。

自分が好きな下ネタを会話の中に交えてコウをからかうものの、恋愛偏差値が低いためにいざ自分の恋愛話になると動揺してしまう不思議な性格をしていました。ナズナ本人は吸血鬼になった時の記憶がないと言っていますが、そもそも看護師だった吸血鬼の七草ハルと人間の男性との間に生まれた吸血鬼と人間のハーフであり、生まれつきの吸血鬼です。

そして生まれてから数年後にハルの眷属であり、ナズナの育ての親でもあるカブラと初めて会った時点で、すでにハルとそっくりの外見となっていました。そんなナズナの名前のモデルは、春の七草の「薺(なずな)」です。名前のモデルとなった花には「私のすべてを捧げます」という花言葉がありました。この花言葉を考慮すれば、もしかしたら今後のナズナのスタンスは献身的な女性像となっていくのかもしれません。

吸血鬼一覧②平田ニコ

『よふかしのうた』に登場する吸血鬼キャラや名前のモデル一覧、2人目に紹介するのは平田ニコ(ひらたニコ)です。恋バナで全てを解決しようとするのが特徴。ナズナの知り合いの吸血鬼です。定時制高校の教師をしているせいか、教師としての仕事着であるパンツスーツで過ごしています。かつてはナズナもニコの授業を受けていました。

眷属を増やすのに必要な恋愛感情を人間に抱かせるのを得意としており、人間にモテやすい振る舞いをしていました。また吸血鬼の存在を知っている人間を増やさないため、コウを吸血鬼にしようとしています。そんなニコの名前のモデルは、春の七草の「仏の座(ほとけのざ)」です。仏の座の正式名称は「小鬼田平子(コオニタビラコ)」。

おそらく、この正式名称が平田ニコの由来となっており、「コオニタビラコ」のアナグラムは小鬼(コオニ)がニコ、田平子(タビラコ)がヒラタだと考えられます。名前のモデルとなった花には「『調和』と『輝く心』」という花言葉がありました。この花言葉の通り、ニコは吸血鬼の種族を守るためにナズナとコウの関係を取り持とうとしています。また吸血鬼のリーダーのような立場にあるという点も花言葉の調和と合っています。

吸血鬼一覧③本田カブラ

『よふかしのうた』に登場する吸血鬼キャラや名前のモデル一覧、3人目に紹介するのは本田カブラ(ほんだカブラ)です。ミステリアスな雰囲気のある女性吸血鬼で、小森第三病院で看護師として働いています。かつて病弱で入退院を繰り返していたカブラの担当看護師であるハルから、娘のナズナを託されたのを機にナズナの育ての親となっていました。またカブラはハルに眷属(吸血鬼)にしてもらったことで、健康体を手に入れています。

始めこそクールなキャラでしたが、今では完全にナズナの育ての親という立ち位置が確立されました。さらに、ナズナの姿とハルの姿を重ねて一人で興奮する癖があり、ハルと出会った人間時代の記憶を忘れないように生前に採取した血を飲んでいます。そんなカブラの名前のモデルは、春の七草の「菘(すずな)」です。別名「カブラ」「カブナ」「カブラナ」。いわゆる「カブ」です。

本田カブラという名前は、スーパーカブという「Honda(ホンダ)」の車種が由来になっていると考えられます。「ホンダのカブ」を合わせて「本田カブラ」ということです。名前のモデルとなった花には「慈愛」「奉仕」「晴れ晴れと」といった花言葉がありました。カブラの「人間時代の病弱な自分、そして惚れたハルが亡くなるという苦難を乗り越えたことで、今ではスッキリしている」という気持ちを表現しているのかもしれません。

吸血鬼一覧④小繁縷ミドリ

『よふかしのうた』に登場する吸血鬼キャラや名前のモデル一覧、4人目に紹介するのは小繁縷ミドリ(コハコベミドリ)です。ナズナの知り合いの吸血鬼。外見が高校生ぐらいのいわゆる「かわいい系」で、童顔受けが良いです。

勤務先のメイド喫茶ではその外見を大いに活かしており、さらに典型的な「あざとい女子」という雰囲気も相まってメイド喫茶ですぐにNo.1に輝いています。コウのようなウブで女性経験が少ない男子が大好物であるため、コウの懐に入ろうとするも女として否定されてしまいました。

しかし落とせなかった相手はコウが初めてというほどモテモテです。そんなミドリの名前のモデルは、春の七草の「繁縷(はこべら)」です。ミドリの名字はシンプルに「はこべら=こはこべ」というところきています。名前のモデルとなった花には「ランデブー」「愛らしい」「密会」という花言葉がありました。オタクの眷属であるエルジーとこっそり会っている姿がまさに「密会」の花言葉だと言えます。

吸血鬼一覧⑤桔梗セリ

『よふかしのうた』に登場する吸血鬼キャラや名前のモデル一覧、5人目に紹介するのは桔梗セリ(ききょうセリ)です。ナズナの知り合いの吸血鬼で、彼女とはよくケンカをしています。ナズナ以外の吸血鬼として初めて登場しました。普段はギャルっぽい女子高生の格好をしていますが、実際に高校に通っているかは不明。

その姿でナンパ待ちをして男に声を掛けさせるなど、思わせぶりな態度をよくしています。とはいえ、知り合った男からの連絡が途絶えずに自らの首を絞める結果に繋がっているため、恋愛をすることに疲れ果てており、眷属候補が皆メンヘラになりやすいという特徴がありました。ただ実はセリ自身が1番のメンヘラです。

友情が芽生えていたあっくん、めんへらさんこと秋山がセリに恋をしたことで、のちに眷属にしています。またナズナとはケンカばかりですが、なんだかんだ言っても心配し合う関係を築いているため、コウがナズナの眷属になることを応援しています。

そんなセリの名前のモデルは、春の七草の「芹(セリ)」です。桔梗セリというのは、春の七草であるセリと秋の七草の桔梗から付けられています。名前のモデルとなった二つの花には、それぞれセリが「清廉で高潔」「貧しくても高潔」、桔梗が「永遠の愛」「変わらぬ愛」といった花言葉がありました。相手のことを一途に想い続け、吸血鬼としてのプライドを保ち続けようとする桔梗セリなのでしょう。

吸血鬼一覧⑥蘿蔔ハツカ

『よふかしのうた』に登場する吸血鬼キャラや名前のモデル一覧、6人目に紹介するのは蘿蔔ハツカ(すずしろハツカ)です。一人称は「僕」。ナズナの知り合いの吸血鬼で、ナズナのことを「七草さん」と呼んでいます。男女どちらにもとれる見た目をしているため、性別が分かりにくいです。当初は女の子だと思われていましたが、のちに女装男子であることが判明しています。

男女どちらにもモテるため、ハツカの自宅には何人もの眷属、あるいは眷属候補が押し寄せてきていました。その眷属たちに対してはソファの代わりに椅子になってもらうなどまるで女王様のような振る舞いで接しており、眷属たちはハツカと遊ぶのを楽しみにしているようです。また眷属が幸せそうに尽くしていることから、ハツカは洗脳や情報操作を得意としているのが窺えます。

コウとは同じ男ということで意外と話が合うような関係を築いており、「僕の眷属になりなよ」とコウに提案しています。そんなハツカの名前のモデルは、春の七草の「蘿蔔(すずしろ)」です。ハツカの名字がそのまま「蘿蔔(すずしろ)」となっています。

そして蘿蔔というのは大根のことであり、その大根の中に「二十日大根」という種類のものがあるため、二十日大根の「ハツカ」が蘿蔔ハツカの名前の由来となっていると考えられます。名前のモデルとなった花には「潔白」という花言葉がありました。ハツカの「僕の眷属たちはこれでも幸せを感じているよ」という自分の行為を正当化し、罪悪感を感じさせない態度そのものです。

吸血鬼一覧⑦星見キク

『よふかしのうた』に登場する吸血鬼キャラや名前のモデル一覧、7人目に紹介するのは星見キク(ほしみキク)です。探偵である鶯アンコの父親を眷属にして家族を崩壊させた張本人(単行本10巻99話にて判明)。正確な時期は不明ですが、少なくとも十六世紀から生きています。異常な数の眷属を作っており、十六世紀頃から無闇に眷属を増やし続けてきているようです。

清楚さと妖艶さを兼ね備えた吸血鬼で、さらには男を魅了する話術の持ち主でした。ナズナは「めちゃくちゃ優秀な吸血鬼だよ」とキクを高く評価しています。コウの友達のマヒルはキクと花の配達を通じて知り合っており、大人の雰囲気を纏うキクに惹かれていました。しかしキクは眷属を作る際の必要条件を満たしているにもかかわらず、未だにマヒルの血を吸っていません。

マヒルに対する行動に加え、人間を眷属にしてから音信不通という行動を取ったり、単独行動ばかりをしていたり、本当は眷属を増やしたくないという気持ちが見え隠れしたりするなど、キクの行動はいつも不思議で怖いため、ナズナたちは少し距離を取っているようです。おそらく惚れさせることを至福の喜びとして、人の心をもてあそんでいるのでしょう。そんなキクの名前のモデルは、「御形(ごぎょう)」です。

キクというのはモデルの花「御形」がキク科の植物であることから、そのままキクと名付けられています。ただ、キクの名字「星見」については不明です。名前のモデルとなった花には「いつも思う」「優しい人」「無償の愛」という花言葉がありました。人の心をもてあそぶキクの様子からはあまり想像できない花言葉かもしれません。眷属にして音信不通となった相手をずっと想い続け、片時も忘れてはいないということなのでしょうか?

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よふかしのうたの吸血鬼の眷属の作り方や殺し方

『よふかしのうた』のストーリーでは7人の吸血鬼が登場していましたが、どの吸血鬼も人間より遥かに高い能力を持っています。そんな存在が作り出す眷属も身体能力が強化され、半透明化の能力を使用できることから、十分な強さを持っていると言えるでしょう。では、吸血鬼の眷属の作り方や弱点、殺し方は?ここからはその疑問に迫ります。

吸血鬼の眷属の作り方

『よふかしのうた』に登場する吸血鬼が眷属を作るには、二つの条件を満たさなければなりません。その条件というのが、吸血する人間に恋をしてもらう(恋愛感情を持たない人間の血を吸う場合は食事)こと、吸血してから一年以内に眷属になることの二つです。後者の条件については、一年以内に眷属、吸血鬼にならなければ吸血鬼の存在を知った人間ということで吸血した人間を殺すこととなります。

吸血鬼になると時間とともに人間時代の記憶を失っていく

人間が吸血鬼の眷属、吸血鬼になると時間経過とともに人間時代の記憶を失っていきます。人間の吸血鬼化というのは、人間から吸血鬼に生まれ変わることを意味しているため、人間時代の記憶を失っていくのは当然のことなのかもしれません。ただ、人間時代の自分の血液を体に取り込むことによって、失った記憶を思い出すことができます。実際に本田カブラが人間時代に保管していた自分の血を飲み、失った記憶を取り戻していました。

吸血鬼の弱点と殺し方

吸血鬼の弱点については、十字架やニンニクを見せたり、杭を胸に打つといった行為をするのが一般的ですが、『よふかしのうた』に登場する吸血鬼の弱点は少し異なるようです。ずばりその弱点とは、人間時代に執着(愛用)していたもの。たとえば眼鏡や腕時計などがあります。吸血鬼はその弱点に触れることで弱体化するようです。そして弱点によって弱体化した状態で日光に当たれば塵となって消えてしまいます。

もしかしたら人間時代の記憶を時間経過とともに忘れてしまうという吸血鬼の特徴は、相手に弱点を悟らせないためなのかもしれません。また弱点は吸血鬼の殺し方に必要な要素ですが、殺すことはできないものの目が急所となっており、探偵が銃でナズナの目を撃った際は痛みで動けなくなっていました。急所は殺し方に関係するわけではないものの、痛みが激しいため、一時的に回復するまで弱ってしまいます。

また吸血鬼の殺し方については、鴬餡子(うぐいすあんこ)という探偵が「吸血鬼の存在を世間に明らかにする」というシンプルな方法を考え付いています。この殺し方の詳細は、吸血鬼の存在を知った人間が吸血鬼に怯えて夜出歩かなくなることによって、人間の血を吸う機会が減った吸血鬼が10年ルールによって自然に死ぬというものです。

では、この吸血鬼の殺し方は現実的と言えるのか?ずばり人間が10年も吸血鬼に怯える生活が続くとは考えられないため、この殺し方で吸血鬼を殺すというのは困難だと考えられます。ただ、吸血鬼は銃で撃っても死ななかったり、腕がちぎれてもくっついてしまったりするなど弱点がほぼ見当たらないため、この鴬餡子が考え付いた殺し方が吸血鬼を殺せる一番の方法なのかもしれません。

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よふかしのうたの吸血鬼の1年ルールと10年ルール

鴬餡子が考え付いた吸血鬼の殺し方は「10年ルール」をもとにしていたのですが、果たして10年ルールとは一体何なのでしょうか?どうやら、10年ルール以外に「1年ルール」という言葉も存在しているようです。そこで、ここからは『よふかしのうた』に登場する「10年ルール」や「1年ルール」といった言葉について解説していきます。

解説①1年ルール

『よふかしのうた』の1年ルールとは、吸血鬼に血を吸われてから1年以内に眷属(吸血鬼)にならなかった場合、一生眷属になれないというルールのことを指しています。夜守コウは当初、時間がかかっても眷属になりたいと考えていましたが、1年ルールというタイムリミットが存在していることを教えられたことにより、ナズナのことを好きになろうと必死になり始めました。一方、コウを眷属にするナズナもまた1年ルールが原因で焦っています。

解説②10年ルール

『よふかしのうた』の10年ルールとは、人間が吸血鬼の眷属になってから10年の間に人間の血を吸わなければ消滅してしまうというルールのことを指しています。このルールはコウのように自覚して吸血鬼の眷属になる場合においては支障ありません。しかし恋をした相手が吸血鬼だとは知らず、その吸血鬼から血を吸われて眷属になった場合は、吸血鬼になってしまったショックで人間の血を吸わないまま消滅してしまう吸血鬼もいます。

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よふかしのうたの吸血鬼の特徴や寿命

吸血鬼と言えば、人間の血を吸いやすいように犬歯になっていたり、寿命が長かったりするイメージが付いている方はきっと多いことでしょう。『よふかしのうた』に登場する吸血鬼もそのイメージ通りの特徴がありました。ただ、『よふかしのうた』の吸血鬼には他にも特徴があります。では、ここからその特徴を見ていきましょう。

吸血鬼の特徴①犬歯が大きい

1つ目に紹介する吸血鬼の特徴は「犬歯が大きい」という点です。吸血鬼の容姿は人間よりも整っている程度で、吸血鬼と人間との外見的特徴に相違点があまり見られません。唯一、吸血鬼の犬歯が人間よりも大きいという点に違いがあります。

吸血鬼の特徴②鏡に映らない

2つ目に紹介する吸血鬼の特徴は「鏡に映らない」という点です。『よふかしのうた』の単行本2巻、12話では七草ナズナが銭湯で入浴しているのですが、その時に「気になった時にパッと顔が見られないのが不便」と呟いていました。このことから、吸血鬼の姿は鏡に映らないということが分かります。

吸血鬼の特徴③人間に好かれやすくなる

3つ目に紹介する吸血鬼の特徴は「人間に好かれやすくなる」という点です。先に吸血鬼は人間よりも容姿が整っているとお伝えしました。おそらく、それには眷属を作りやすくするために人間に好かれやすくなる、言い換えると恋愛感情を抱かせやすくするのを目的にしているのだと考えられます。実際に吸血鬼の眷属になった秋山昭人は人間に好かれやすいように進化し、人間の時よりもイケメンになっていました。

吸血鬼の特徴④寿命

4つ目に紹介する吸血鬼の特徴は「寿命が長い」という点です。吸血鬼の寿命については正確には分かっていません。しかし人間よりも寿命が長いということだけは確かです。ただ、吸血鬼の中には吸血鬼になった自分自身を認めることができずに、10年ルールによって寿命を終える吸血鬼もいます。

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よふかしのうたの吸血鬼の強さや能力

それでは最後に『よふかしのうた』に登場する吸血鬼の強さや能力について見ていきましょう。ここで紹介する強さ・能力は「破壊力」「跳躍力」「透過」「再生力」の4つです。まず初めに強さ・能力の一つである「破壊力」から見ていきます。

強さや能力①破壊力

『よふかしのうた』の吸血鬼は驚異的な身体能力の持ち主です。破壊力においては、人間が壊せないようなものでも吸血鬼であれば簡単に壊せるという特徴があります。

強さや能力②跳躍力

『よふかしのうた』の吸血鬼は空を飛ぶこともできます。しかも空を飛ぶときは人間を抱えていても問題ありません。吸血鬼になると視力が回復するという特徴もあります。

強さや能力③透過

『よふかしのうた』の吸血鬼は透過能力の持ち主です。透過能力によって壁などの無機物をすり抜けることができたり、攻撃に使用されたナイフをすり抜けさせることができます。

強さや能力④再生力

『よふかしのうた』の吸血鬼はケガをしてもすぐに治るなど高い再生力の持ち主です。たとえ重傷を負っても人間の血を吸うだけである程度回復させることができ、さらには腕を切り落とされても切断部に腕をくっつけるだけですぐに元通りになります。

よふかしのうたの吸血鬼に関する感想や評価

ここまで『よふかしのうた』の吸血鬼キャラ一覧ということで、七草ナズナ・平田ニコ・本田カブラ・小繁縷ミドリ・桔梗セリ・蘿蔔ハツカ・星見キクといった7人の吸血鬼たちをまとめてきました。さらに吸血鬼たちの名前のモデルになった七草、弱点や殺し方、能力も紹介しています。では、最後に『よふかしのうた』の吸血鬼について寄せられたネット上の感想や評価を見ていきましょう。

『よふかしのうた』に登場する吸血鬼キャラ・星見キクに関する声があがっています。どうやらこの方は、底が知れない吸血鬼の星見キクのことを恐ろしい存在だと捉えているようです。またナズナとの関係性にも注目されており、キクがナズナの弱点を掴んているのではないかと推測されています。キクは弱点を知られてはならない存在である可能性があるため、今後キクがナズナに対して何をするのか気になるところです。

『よふかしのうた』に登場する吸血鬼キャラの弱点と殺し方に関する声があがっています。どうやらこの方は吸血鬼の弱点と殺し方に注目しているようです。当記事では吸血鬼の弱点が思い出の品であるとお伝えしましたが、この方は弱点を利用した殺し方を防ぐべく、吸血鬼たちが過去を思い出して弱点を取り除くといった捉え方をされています。

そして弱点を掴む際、それぞれのキャラクターを掘り下げて吸血鬼の発生のルーツに迫るというストーリー要素に美しさを感じているようです。弱点とそれを利用した殺し方というのは、表面的に見ればマイナス要素となりますが、弱点と殺し方を良い意味で捉えていくとまた違った漫画の面白さがあるのかもしれません。

『よふかしのうた』に登場する吸血鬼キャラの魅力に関する声があがっています。どうやらこの方は吸血鬼たちのキャラクター性に魅力を感じているようです。また作品のストーリー展開と作画も高く評価されています。当記事では吸血鬼キャラの特徴や名前、弱点と殺し方を中心にまとめてきましたが、評価された本作のストーリー展開と作画にも注目してみると良いかもしれません。

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よふかしのうたの吸血鬼一覧まとめ

『よふかしのうた』に登場する吸血鬼キャラを一覧化し、眷属や名前のモデルになった七草、弱点、殺し方も紹介してきましたがいかがでしたか?今回、一覧化した『よふかしのうた』の吸血鬼キャラや名前のモデルになった七草は次のとおりです。

  • 七草ナズナ(ななくさナズナ):春の七草の「薺(なずな)」
  • 平田ニコ(ひらたニコ):春の七草の「仏の座(ほとけのざ)」
  • 本田カブラ(ほんだカブラ):春の七草の「菘(すずな)」
  • 小繁縷ミドリ(コハコベミドリ):春の七草の「繁縷(はこべら)」
  • 桔梗セリ(ききょうセリ):春の七草の「芹(セリ)」
  • 蘿蔔ハツカ(すずしろハツカ):春の七草の「蘿蔔(すずしろ)」
  • 星見キク(ほしみキク):春の七草の「御形(ごぎょう)」

七草ナズナ・平田ニコ・本田カブラ・小繁縷ミドリ・桔梗セリ・蘿蔔ハツカ・星見キクといった7人の吸血鬼たちは、破壊力や跳躍力などの身体能力、透過能力、再生能力といった人間よりも優れた能力を多く持っています。ほぼ無敵と言っても過言ではありませんが、唯一人間時代に執着(愛用)していたものに触れるという弱点がありました。『よふかしのうた』をご覧になる際は、当記事のまとめを参考にしていただけると幸いです。

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