ダイナミックコードの作画崩壊まとめ!伝説の追いピアノシーンとは?背景も適当?

人気乙女ゲームを原作とするバンドアニメ「ダイナミックコード」は、かっこいいキャラの登場や担当声優による劇中歌が人気を集める一方で、ぎこちない楽器演奏や不自然な背景のように、低クオリティな作画が目立つ作画崩壊アニメとしても注目されました。本文では、アニメ・ダイナミックコードの作画崩壊の幕開けと称される伝説の追いピアノシーンを始め、作中に登場した作画崩壊シーンをまとめて紹介します。

ダイナミックコードの作画崩壊まとめ!伝説の追いピアノシーンとは?背景も適当?のイメージ

目次

  1. ダイナミックコードとは?
  2. ダイナミックコードの作画崩壊!伝説の追いピアノとは?
  3. ダイナミックコードの背景も適当で作画崩壊?
  4. ダイナミックコードのその他の作画崩壊
  5. ダイナミックコードに関する感想や評価
  6. ダイナミックコードの作画崩壊まとめ

ダイナミックコードとは?

「ダイナミック作画」と呼ばれる数々の作画崩壊シーンを生み出したアニメ「ダイナミックコード」は、人気乙女ゲームを原作とするバンドアニメです。以下では、アニメ「ダイナミックコード」の伝説となった追いピアノシーンをはじめ、交通整備・建物・人物と背景の大きさなど、作中に登場した作画崩壊シーンをジャンルごとにまとめて紹介します。

ダイナミックコードの概要

アニメ「ダイナミックコード」は、アスガルドから販売されていた乙女ゲームを原作とするバンドアニメで、2017年10月~12月にかけて、TBS等で放送されました。略称「ダイナー」こと、アニメ版ダイナミックコードは、森久保祥太郎さんや岡本信彦さんを始めとする人気声優の出演が注目された一方で、追いピアノや以下に紹介する作画崩壊まとめのように、低クオリティな作画が話題となりました。

作画崩壊とは、アニメ作品の作画クオリティが著しく低いことを指す言葉であり、もっとも作画崩壊がひどいと言われるエピソードにちなんで「ヤシガニ」「キャベツ事件」とも称されています。一方で、作画崩壊が発生した背景には、制作スタッフの人材や資金不足、海外発注など、アニメ産業が抱える厳しい現状が挙げられます。

ダイナミックコードのあらすじ

アニメ「ダイナミックコード」は、音楽事務所兼レコード会社「DYNAMIC CHORD」を舞台に、事務所所属の4つの人気バンド「reve-parfait」「KYOHSO」「Liar-S」「apple-polisher」の活躍を軸に、バンドメンバーとの絆やバンド音楽の楽しさを描いた作品です。

ダイナミックコードの作画崩壊!伝説の追いピアノとは?

ダイナミックコードの伝説と称される「追いピアノシーン」では、バンドメンバーの衝撃を表現したピアノの効果音が、繰り返し使用されたシーンであり、ダイナミック作画の幕開けとされています。以下では、伝説の追いピアノについて紹介します。

追いピアノシーンとは?作画崩壊の幕開けに?

アニメ・ダイナミックコードの「追いピアノシーン」とは、音階をずらしただけのようなピアノが繰り返し流れたシーンです。追いピアノシーンでは、YORIOのグループ脱退による、バンド・KYOHSOの解散危機が週刊誌に報道されたダイナミックコードの衝撃シーンでしたが、視聴者からは、グループ解散より流されたピアノの方が衝撃的だったでしょう。

放送序盤に観られたこの「追いピアノシーン」は、当初は、制作側のミスとも考えられていました。しかし、ダイナミックコードが進むにつれて、あまりにも低クオリティな作画が次々と映し出され、ファンを中心に作画崩壊が指摘されたことから、後に追いピアノシーンは、アニメ・ダイナミックコードの作画崩壊の幕開けに位置づけられました。

ダイナミックコードの円盤では作画崩壊がない?

TV版では、視聴者の想像を上回る作画崩壊の数々で、バラエティ番組でも取り上げられたアニメ「ダイナミックコード」でしたが、円盤では作画崩壊のシーンに修正が加えられ、安定した作画に仕上げられています。例えば、歩道の大半を占領していたカフェのシーンが、他の店舗と軒並みを揃えるように修正が施されるなど、作画崩壊がメインで作品を楽しんでいたファンにとって、物足りなさを感じるでしょう。

ダイナミックコードの背景も適当で作画崩壊?

前述の追いピアノや、バンドメンバーの楽器演奏シーンなど、序盤から低クオリティな作画目立ったアニメ・ダイナミックコードは、背景にも多くの作画崩壊が見られます。以下では、ダイナミックコードの背景の作画崩壊について、ジャンルごとにまとめて紹介します。

背景の作画崩壊①交通整備

アニメ・ダイナミックコードの交通整備シーンに注目すると、他のアニメ作品ではありえないような作画崩壊が指摘されています。例えば、車のサイズと比べて不自然に細すぎるガードレールや、矢印のみ書かれたシンプルな標識、車道と思われる道路に設置された点字ブロックなど、時には危険性を感じさせる背景の作画崩壊が見られます。

そして、アニメダイナミックコードの作画崩壊・交通整備シーンでは、左右の道幅にバラつきが生じているY字路(Why字路)や、コマごとに出たり消えたりを繰り返すセンターラインも、ネット上で話題となりました。一方で、案内標識が設置されていない危険な道筋、遮断機と線路がくっつい見えるシーンのように、数々の迷シーンが生み出されています。

このように、笑いの種になりそうな作画崩壊が多く指摘されるアニメ・ダイナミックコードですが、シーンによって危険運転とも捉えかねない作画も登場しています。それは、前述した遮断機のシーンやセンターラインをまたぎながら車を走らせるシーンのような場面が挙げられています。

背景の作画崩壊②建物

不安定な作画で注目されたダイナミックコードは、作中に登場した建物にも、作画崩壊が指摘され、音楽事務所が入るオフィスビルのデザインが、登場回ごとに異なっている点や、歩道を大幅にはみ出して通行の妨げになってるカフェに注目が集まりました。

一方で、車や壁を通り抜けたような作画も、ダイナミックコードの作画崩壊の特徴であり、シーンによって似たような構造をベースに作画されたのではと考察される場面も指摘されています。

背景の作画崩壊③キャラと背景の大きさ

多くの作画崩壊が指摘されるダイナミックコードですが、キャラと背景の大きさが釣り合わないシーンも、ダイナミック作画の特徴です。例えば、バンドメンバーが宿泊するホテル内部のシーンでは、メンバーが小人に見せるかのようなサイズ感で作画され、メンバーも思わず「でかい」と発しています。

一方、車を運転するドライバーと立ち話をするシーンでは、車より立ち話する人間の方が大きいように作画されており、膝立ちしながら立ち話する寸法が指摘されています。

ダイナミックコードのその他の作画崩壊

常人離れしたドライブテクニックや、現実世界ではあり得ないサイズ感、時にはホラー要素を感じさせる恐怖シーンなど、他にアニメにはない衝撃的なシーンの多さから、「ダイナミック作画」という言葉が誕生しました。以下では、アニメ・ダイナミックコードのその他の作画崩壊を、まとめて紹介します。

作画崩壊①運転や車関係

天井から引っ張り出したようなシートベルトは、他のアニメ作品でも指摘される作画崩壊シーンですが、ダイナミックコードでは、それらに加えてシートベルトの着用位置が左右反対という、前代未聞の作画崩壊を見せています。また、車内関係の作画崩壊シーンでは、第1話冒頭から、車内シートに座るキャラまでが雨に濡れている場面が指摘され、他のアニメ作品ではありえない作画崩壊は登場しました。

ダイナミックコードでは、交通関連と同様に車・運転関係の作画崩壊も多く指摘されています。例えば、他の車の妨げになるような迷惑駐車や、直角に曲がる車やバス、規定速度を超えるようなスピードで走る車やトラックのように、危険運転とも捉えかねないシーンが多く登場しています。そして、ナンバープレートが無いトラックの登場は、多くのドライバーを唖然とさせたでしょう。

このように、車関係に注目すると、タイヤが回っていないように見えるシーンや、現実世界ではあり得ないような作画崩壊が多く見られます。また、ダイナミックコードの運転の作画崩壊は、車だけでなく、常人離れした自転車の運転も指摘され、ファンの間では「位置エネルギー自転車」とも称されています。

位置エネルギー自転車で描かれたシーンは、マウンテンバイクを使用すれば、現実でも可能な運転にも思える一方で、ペダルを踏まず階段を登り切るシーンは、単なる作画崩壊ではなく、ホラーシーンとも呼べるでしょう。

作画崩壊②料理

あらゆる場面で作画崩壊が指摘されるアニメ・ダイナミックコードは、料理シーンでも多くの作画崩壊が登場しました。近年では、使いやすさを重視した便利なシステムキッチンが流行する中で、ダイナミックコードで登場した調理場所は、使用するキャラと比べるとスペースが非常に狭く、シンクに備え付けてある洗剤も、子供のおもちゃのように小さい、使う人に優しくない仕様となっています。

また、ダイナミックコードの料理は、調理器具だけでなく、食材の作画崩壊も指摘されています。にんじんが1本まるごと煮込まれていたり、トウモロコシと同じくらい太いソーセージなど、インパクトを発揮しています。そして、衝撃的な作画崩壊を見せたそれらのにんじん・ソーセージは、ダイナミックコードにちなんで、「ダイナミックにんじん」「ダイナミックポーク・ビッツ」と命名されました。

作画崩壊③テレビ

作画作画崩壊が指摘されたテレビ・イメージ画像

作画崩壊と言えば、思わず笑ってしまいそうなおかしなシーンが多く挙げられる一方で、時にはホラー要素を彷彿させる作画崩壊シーンが登場することも、アニメ「ダイナミックコード」の特徴です。みんなでテレビを見ようとリビングに集まるも、肝心のテレビにコードが一本もつながっていませんでした。

しかし、テレビの前に集まったキャラ達は、テレビが付かないことや、コードが繋がっていないことに気付かず、それぞれの定位置に座ってテレビを視聴しました。このテレビシーンは、画面が真っ黒なテレビをメンバーで黙々と視聴するシーンとなっており、笑いを通り越し、怪奇的な要素を感じさせる作画崩壊の名シーンでしょう。

作画崩壊④キャラが別人に?

作画担当者によって、キャラクターデザインに若干のずれが生じることがある一方で、アニメ「ダイナミックコード」のように、明らかにキャラが別人のように描かれる作画崩壊はまれでしょう。ダイナミックコードでは、1コマごとにキャラクターの雰囲気が異なるだけでなく、コマごとに全くの別人のように描かれたキャラが確認されています。

特に、アニメ「ダイナミックコード」第5~6話のお祭り回で登場した少年の顔の作画崩壊は、明かに別人と思われるキャラクターデザインとなっています。ダイナミックコードで生じたキャラの作画崩壊は、モブキャラに多く見られ、作中に登場した医師のデザインが、世界名作劇場やキノの旅などに登場する医師に似ていると指摘され、21世紀以前の世界を舞台にした、アニメの登場人物にしか見えないと言われています。

ここまで「ダイナミックコード」の作画崩壊まとめを紹介しましたが、アニメでは比較的安定して描かれたキャラクターも少なからず確認できます。それは、メインキャラクターより安定した作画と評されるモブキャラや鳥(ダイナミックバード)のように、ポイントごとに作画の安定がみられています。

ダイナミックコードに関する感想や評価

ダイナミックコードに関する感想や評価を紹介・イメージ画像

数多くの衝撃シーンを生み出した作画崩壊アニメ・ダイナミックコードに関する感想や評価を紹介します。

感想1:アニメ界に衝撃を与えた追いピアノ

「ヤシガニ」や「キャベツ事件」のように、作画崩壊と言えば、文字通りに作中に映し出された低クオリティの作画を指していました。しかし、ダイナミックコードでは、作画崩壊まとめで紹介したシーンだけでなく、劇中で使用された音響効果も作画崩壊と言われています。後に「追いピアノ」と命名された音響効果は、ダイナミックコードを知らない方が聞いても、衝撃的な音に聞こえるでしょう。

感想2:ツッコミどころ満載のアニメ

乙女ゲームを原作とする「ダイナミックコード」では、魅力的なバンド男子がカッコいいと高い評価を得た一方で、作画崩壊まとめに紹介したシーンをはじめ、数多くの迷シーンを生み出してきた面白いアニメとしても注目されています。回を追うごとに新たな作画崩壊シーンが登場する「ダイナミックコード」は、バンドアニメでありながら、ツッコミどころ満載のギャグアニメとしても親しまれています。

感想3:別人のように書かれたキャラに恐怖を覚えた

今回、作画崩壊まとめを紹介した「ダイナミックコード」に限らず、他のアニメ作品でもキャラデザが若干異なることが生じています。しかし、お祭りの回で登場した男の子のキャラデザは、作画担当者によって異なる雰囲気を見せており、同一人物でありながら全く別人のように見えてしまう作画に、恐怖を覚えたとの感想も寄せられています。

感想4:ダイナミックコードの反省点を生かしてほしい

数多くの迷シーンを生み出したアニメ・ダイナミックコードは、作画崩壊アニメの代表作としてアニメファンの間で高い認知度を誇り、多くの笑いを誘っています。一方で、あまりにも低品質な作画に批判的な意見を述べるアニメファンもおり、「ダイナミックコード」で指摘された数々の失敗点を、今後のアニメ作品に生かして欲しい、との声も寄せられています。

DYNAMIC CHORD (ダイナミックコード) 公式ホームページ|TBSテレビ

ダイナミックコードの作画崩壊まとめ

バンド音楽アニメ・ダイナミックコードに登場した作画崩壊シーンを、ジャンルごとにまとめて紹介しました。アニメ序盤の追いピアノをはじめ、数多くの衝撃シーンが生み出した「ダイナミック作画」には、他のアニメでは見られない、ダイナミックな作画崩壊が目を引き、現在も多くのアニメファンに注目されている伝説の作画崩壊アニメです。

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