【阿波連さんははかれない】れいなとライドウはいつ付き合う？告白の後にキスした？

阿波連さんははかれないの中でも関係性が気になると言われるのがれいなとライドウです。本記事ではそんな2人についてまとめて紹介していきます。

ライドウとれいなが登場する阿波連さんははかれないは2017年1月から集英社が運営するウェブコミック配信サイト「少年ジャンプ+」にて水あきと先生が連載されている日常系コメディ作品です。元は水あきと先生の同人作品「君との距離が測れない」を元にした話で距離感を掴むのが苦手な低燃費系少女の阿波連さんと主人公のライドウを中心とした物語が展開されていきます。

水あさと先生にとっては9作品目となる連載作品である阿波連さんははかれないは少年ジャンプ+のアプリ上では特に10代～30代の男女に高い人気を集め、2022年には総閲覧数が1億回を突破、累計発行部数も110万部を突破する程になっています。2022年4月にはアニメ化も行われるなど今後のメディアミックス展開が気になると言われる作品になっています。

仏頂面で中学時代友達が少なかった主人公のライドウや高校こそ友達を多く作ろうとまずは隣の席になった阿波連さんに声をかけます。しかしそんなライドウの声掛けに対し薄い反応しか示さない事で当初は無視されてしまっていると感じたライドウでしたが、授業中に消しゴムを拾った事で一気に距離感が詰まっていき、隣の席の阿波連さんが「人との距離をはかれない」系女子である事を知る事になるのでした。

阿波連さんははかれないのヒロインを務めるのが阿波連れいなです。物理的にも心理的にも距離をはかるのが苦手な女子で、銀髪のセミロングの髪と小さな身体が特徴的な見た目をしています。表情の変化も乏しく、また声も小さいですが、ライドウは彼女といつも行動を共にするうちに聞き取れるようになりました。

いつもは無表情で突飛な行動も多い1面も持っていますが、3人兄弟の長女であり、妹弟の前ではしっかりお姉ちゃんが出来るなどしっかりした面も持ち合わせています。過去にその距離感の測れ無さから周囲から孤立した過去があり、最初ライドウと接した時も失敗を後悔しますがライドウがそれを受け入れた事で作中ではいつも一緒にいるようになります。

阿波連さんははかれないの主人公を務めるのがライドウです。ライドウは名字で漢字では「来堂」と書きますが名前は不明になっており、作中では基本的にライドウとカタカナで表記されています。自覚する程に妄想癖があり、阿波連れいなの行動に対して過剰な程の妄想を展開してしまう癖があります。ただ思い込みが激しいわけではないので違うと分かればすぐに切り替える事が出来るなど対応力は高いです。

その妄想癖からは雑多な知識は様々な分野に広がっているものの勉強が出来るわけでもなくまた運動もそこまで得意ではない平凡な高校生男子です。またれいな程ではないものの表情に乏しいという特徴も持っています。また理由は語られていませんが動物が苦手で特に犬に対しては「猛獣」と呼んで恐れおののいている場面が多いです。

阿波連れいなが距離感をはかれない事により、出会った当初から周囲から見れば付き合う距離感、或いはいつ付き合ってもおかしくない距離感にいる事も多いれいなとライドウですが、阿波連さんははかれないの作中で明確に告白が行われる事は原作が何話描かれてもありませんでした。しかし最終的にはライドウが告白しそれをれいなが受け入れた事で付き合う事になります。

原作ではこの告白エピソードは何話もかけた伏線の上で行われ最終的に告白したのが何話の話かといえば64話での事です。アニメ化の際には10話、11話と何話もかけて伏線を張った上で最終回となる12話で付き合う事になりました。いずれにしても基本的に1話完結なエピソードが多めな阿波連さんははかれないにおいては何話もかけるに相応しいエピソードになっています。

2022年9月現在、14巻まで発売している阿波連さんははかれないですが、連載開始当初高校入学から始まったライドウとれいなの物語は既に高校3年生になっています。しかし流石にまだ結婚の話は描かれておらず、2人が結婚する所まで描くのかは不明になっています。ただライドウは阿波連家にも受け入れられており、いつかは結婚してもおかしくないと考えられています。

ファンの間では元々大学生や大人の恋愛を描く作品ならともかく阿波連さんははかれないは高校生をメインに据えた作品なので仮に結婚式、或いは結婚後の生活が描かれたとしても何話もかけたエピソードにするのではなく最終回でエピローグ的に描かれるだけの可能性が高いと考察されています。その一方で元々距離感の近いライドウとれいなの2人だけに結婚式、或いは結婚後のエピソードも見たいという声も見られています。

告白のきっかけになった話が何話かといえば少しずつラブコメ要素も増えてきた54話です。クラスメイトの石川の提案で、ライドウとれいな、大城みつきと石川と佐藤ハナコの5人でキャンプに行く事になります。あっという間に時間が流れ夜になると眠いという大城みつきを残して4人で「探検に行こう」と石川が提案し探検に出る4人。ここで石川が佐藤ハナコと共謀してライドウとれいなを2人切りにさせようと計らいます。

いつもの妄想癖で遭難したと考えたライドウの提案でその場で座って2人で星を眺めるロマンチックな雰囲気が作られるとれいなの方から「あ、あの、私…」と話を切り出そうとします。しかしこの時はれいなの家の犬であるヌイの登場によりその雰囲気はなかった事になってしまいれいなの話は聞けずじまいになってしまうのでした。しかしこのキャンプ中、再びれいなにチャンスが訪れるのです。

探検から戻って全員がテントに入った後、ライドウは寝られずにテントの外に出ます。それを見ていたれいなも大城みつきに背中を押されて再び二人きりになります。2人はライドウが用意していたカップ麺を食べながら2人切りの空気感を醸し出します。ここでライドウから先に話出してれいなも勇気を振るいますが、この話では具体的にこの後告白がどうなったのかは描かれる事がありませんでした。

このキャンプの話では月明かりに照らされた2人がキスをしているようにも見えるシーンで終わっています。ただこのキスシーンも月で照らされて影になっている為、本当にキスをしているのか、いつもの声の小ささ、距離のはかれなさから耳元で囁いてるのがキスのように見えただけなのか分からないような形で描かれています。

そんな2人の展開に1番ドギマギしていたのが背中を押した大城みつきです。キャンプから戻っての日常では2人は付き合う事になったと思わせる程の親密さを見せており、大城みつきも安心しますが確信が持てませんでした。というのも上記のキャンプでのキスシーンのようなシーンの後、れいなは涙を流しながらテントに戻っており、それを大城みつきも気づいていた為です。

確信の持てない大城みつきはれいなに「ライドウ君と付き合ってるんだよね？」と問いかけます。この問いかけに対しれいなは首を横に振ってこれを否定します。この対応に対し大城みつきは「勇気を出して告白したれいなの告白をライドウは断った」のだと考えます。そして告白を断ったにも関わらず変わらずれいなの隣に居続けるライドウに果たし状を突きつける事になるのです。

果たし状を突きつけられたライドウは何がなんだか分からないままリバーシで対決する事になります。れいなにも負けないとする大城みつきの実力に押されるライドウでしたが、大城みつきから「私が勝ったられいなから距離を置くように」と言われた事でライドウも負けられないと食い下がります。加えて大城みつきの様子から何か勘違いをしているのではないかとキャンプの時の様子を語り始めるのです。

実はあのキャンプの夜、結局れいなは自身の思いをライドウに伝える事が出来ないままでいたのです。ただそんなれいなの思いを察したライドウは、自ら「好きだ」と言って告白します。そんなライドウの言葉を受けてれいなはどう対応すればいいか分からなくなりその場から逃げ出してしまっていたのです。結果的にキャンプでの告白は「ライドウが一方的に行い、れいなからの返事はもらっていない」というのが真相でした。

そして話を終えながらライドウはリバーシでも逆転勝ち、さらに大城みつきからのれいなが好きか？という問いかけに対して明確に「好きだ」と答えたタイミングでれいな本人が登場します。れいなはライドウと大城みつきを探していてその現場に遭遇したのです。結果的に真正面から「好きだ」と言われたれいなは今度こそ「私も好き」と答えた事で2人は正式に付き合う事になりました。

テスト前、ライドウとれいなは一緒にテスト勉強をする事になります。元々も勉強が苦手なライドウが「苦手な所を教え合おう」と言って始まった勉強会でしたが、れいなの成績は全科目でライドウより上であり、結局ライドウが教えを乞う形になったのです。そして勉強が一段落した所でお礼を言うライドウに対してのれいなの対応がかわいいと言われるシーンになっています。

れいなはライドウにギュッと抱きついたかと思うと「いつもライドウ君に頼ってばかりだったから、やっとお返しできて嬉しいの」と頬を赤らめながら伝えるのでした。このエピソードは何話のエピソードかというと3巻収録の28話になっています。

夏、れいなとライドウや石川に誘われて夏祭りに行く事になります。大城みつきに着付けしてもらって浴衣姿で登場したれいなは早速お金を全て使い込んでしまう程にお祭りを堪能します。しかし楽しすぎてみんなとはぐれてしまったれいなをライドウは探す事になります。迎えにきたライドウに対しれいなはちょっと泣きながら抱きついてしまうのでした。その後、石川らと合流する前に花火が始まってしまう事で2人で見る事にします。

今度ははぐれないようにと手を繋ごうとするライドウですが、いつもあれだけくっついてるのにも関わらずれいなは一瞬躊躇うような仕草を見せます。上記でネタバレしたようにしっかり告白したのはもっと先の話ではありますが少なくともれいなはこの時点で既に意識していた事が分かるシーンになっています。この話が何話のエピソードかといえば5巻収録の44話になっています。

ここから先は上記で紹介した付き合う事になった話以降のエピソードです。2年制の夏、みんなで海に来たライドウとれいな。ここでれいなは初めてライドウに水着を披露する事になります。そして水着姿を披露したれいなにライドウは「すごくかわいくて、言葉を失ってたところだよ」とストレートに思いを伝えるのです。

これにはれいなも顔を真赤にして照れる程であり、ライドウは周囲からツッコまれるのでした。ライドウとしては思った事を率直に口にしているだけである為か、なぜ周囲からそのような反応をされるのか分からないといった態度を見せています。この話は何話のエピソードかといえば9巻収録の86話になっています。

最後に紹介するかわいいシーンがクリスマスのシーンです。デートプランを考えプレゼントを選び服も選び準備万端のれいなでしたが、デート当日になんと風邪を引いてしまいます。落ち込むれいなをライドウは看病するのですが、そこでれいなはライドウに抱きついたかと思うと布団の中に誘ってしまうのでした。このエピソードは何話の話かといえば12巻収録の114話～115話のエピソードになっています。

アニメ阿波連さんははかれないでヒロインの阿波連れいな役を担当したのが水瀬いのりさんです。2010年にオーディションを経てデビューすると様々なキャラクターを演じ分ける事ができる声優として長く活躍しています。

これまでには「心が叫びたがっているんだ」の成瀬順役、「Re：ゼロから始める異世界生活」のレム役、「キノの旅」のフォト役、「五等分の花嫁」の中野五月役、「緋弾のアリアAA」の間宮ののか役、「メイドインアビス」のプルシュカ役、「青春ブタ野郎はバニーガール先輩の夢を見ない」の牧之原翔子役、「刀使ノ巫女」の燕結芽役、「干物妹!うまるちゃんR」の金剛ヒカリ役などを演じています。

アニメ阿波連さんははかれないにおいてライドウ役の声優を担当したのが寺島拓篤さんです。2004年にデビューすると幅広いキャラクターを演じる事で高い人気を獲得しました。歌唱力も高く、個人名義でワンマンライブができるほどになっています。また声優界でも屈指のオタクとしても知られています。

寺島拓篤さんがこれまでに演じてきたキャラクターとしては「バカとテストと召喚獣」の久保利光役、「さよなら絶望先生」の木野国也役、「ダイヤのA」の財前直行役、「となりの怪物くん」のヤマケン役、「ハイキュー」の瀬見英太役、「EDENSZERO」のシキ・グランベル役、「魔界王子」のダンタリオン役、「正解するカド」のヤハクィザシュニナ役などを演じています。

ここからは既に阿波連さんははかれないを視聴した人の感想をネタバレありで紹介していきます。2人の距離感は元々近い事から逆に恋愛要素は描かれないだろうと人も多くなっており、急展開ながらも2人が告白からキスもして付き合う流れには驚いたという声が多くなっています。ただ告白しないだけで2人が意識しているのは分かっていていつ付き合う事になるか気になっていたとする声も多くなっています。

何話にも渡って当たり前のようにくっついているので、或いはそういうシーンを敢えて描かないまま進むのではないかと考えていたという人も多くなっており、キャンプのシーンは特に盛り上がったとする感想も多くなっています。特にキスシーンに関しては仮に告白する事があったとしても2人の関係性から描かれないと思ったとする声もあり、キスシーンが描かれた事に驚いたとする感想も見られます。

また告白がライドウからだったのに驚いたという声も多いです。基本的にこの2人の関係性はれいなが主導になる事が多く、ライドウから動く時は勘違いしているパターンが多いのでここまで合致して汲み取れるとは思わなかったとする声もあります。ライドウの事だから変なタイミングでしてしまう、或いはれいなから告白すると思っていたという声も見られる結果になっています。

ただ結果的にライドウから告白した事、そして告白を結果的に保留した状態であっても変わらず、何話にも渡っていつもと変わらずれいなに接するところがライドウはかっこいいと言われる結果になっており、れいなへの告白がライドウの株をさらに上げる結果になっています。ただ付き合い始めた後もあまりにも様子が変わらない事からせめてキスシーンだけでも増えてほしいという声も見られます。

またれいなに関しても告白はもちろんながらキスまでする流れはそこまで積極的に動こうとするとは思わなかったとする感想も見られます。告白の前に大城みつきに相談したり、特にキャンプでのシーンは普通の女の子感が強かったとする声もあり、告白からキスまでした事で少し印象が変わったとする声も多くなっています。同時にキャンプから戻ってからの普段との変わらなさに安心したとする声も見られるほどにもなっています。

アニメ阿波連さんははかれないではこの告白のエピソードが最終回になっており、大団円を迎える形になっているので見終わった後の印象が良いとする声も多いです。この最終回の良かった点としては告白で終わるのではなく、その後にしっかりと日常系のエピソードを織り交ぜたところだとする声もあり、日常系コメディ作品として非常に完成度が高いという声も見られる結果になっています。

阿波連さんははかれないのれいなとライドウは周囲から見れば付き合っているようにしか見えない距離感で生活していますが、その実、ずっと付き合っているような展開はなく、ファンからも日常系コメディとしてこのまま展開するのだろうと考えられていました。しかしキャンプに行ったエピソードから急展開的に何話もかける形で告白、キスを経て付き合う結果になっています。

アニメ阿波連さんははかれないでは付き合うエピソードが最終回になっており、しっかりと締めくくられた良作と言われる事が多く、原作では2年生になって付き合うようになってからのエピソードも展開されるなどどちらで見ても楽しめる作品になっているとする声も多くなっています。まだ阿波連さんははかれないを視聴していない人は、ぜひ1度視聴してみてはいかがでしょうか？