【東京リベンジャーズ】黒幕は橘直人(ナオト)?死亡シーンやトリガーから正体を考察

『東京リベンジャーズ』の黒幕は橘直人(ナオト)?死亡シーンやトリガーから正体を考察していきます。『東京卍リベンジャーズ』のナオトと言えば主人公である花垣武道の現代での協力者で、タイムリープの為のトリガーでもありましたが、彼だけが改変後の世界線でも記憶を残している事もあって実は黒幕なのではないかという読者による意見が上がってきています。今回は『東京リベンジャーズ』の作中からナオトが黒幕である可能性を徹底考察です。

【東京リベンジャーズ】黒幕は橘直人(ナオト)?死亡シーンやトリガーから正体を考察のイメージ

目次

  1. 東京リベンジャーズの橘直人(ナオト)とは?
  2. 東京リベンジャーズの黒幕は橘直人(ナオト)だといわれる理由
  3. 東京リベンジャーズの黒幕は橘直人(ナオト)だとすると生じる矛盾
  4. 東京リベンジャーズの橘直人(ナオト)のタイムリープごとの状況
  5. 東京リベンジャーズの橘直人(ナオト)の声優
  6. 東京リベンジャーズの橘直人(ナオト)の実写映画キャスト
  7. 東京リベンジャーズの橘直人(ナオト)に関する感想や評価
  8. 東京リベンジャーズの黒幕は橘直人(ナオト)説まとめ

東京リベンジャーズの橘直人(ナオト)とは?

『東京リベンジャーズ』の橘直人(ナオト)が黒幕なのかを考察していく前に、ナオトのプロフィールをご紹介です。ナオトがどんな人物なのかという基本情報が分かる内容となっておりますので、事前に読んでおく事で後述のメインの考察まとめがより一層楽しめます。また、『東京リベンジャーズ』のあらすじも含めた作品情報もこここで解説しますので、ぜひご覧になってみてください!

東京卍リベンジャーズの作品情報

東京卍リベンジャーズの概要

『東京卍リベンジャーズ』は『週刊少年マガジン』にて連載されている漫画作品で、2017年から連載がスタートしました。単行本は2022年9月現在29巻までが刊行されており、累計発行部数は7月時点で6500万部を突破しています。原作者は『新宿スワン』で知られる和久井健で、『東京卍リベンジャーズ』は彼の得意としている不良テイストにタイムリープの要素を加えています。2021年にはテレビアニメ化も果たしました。

東京卍リベンジャーズのあらすじ

時は2017年、レンタルショップで働く26歳のフリーター・花垣武道は底辺の暮らしをしていると感じていました。そんな武道はある日、中学時代の恋人である橘日向とその弟であるナオトが東京卍會の抗争に巻き込まれて死亡したというニュースを見ます。次の日、武道が駅のホームにいると誰かに背中を押されて線路に落ちてしまいます。死亡したかに思われた武道でしたが、次の瞬間気が付くと12年前の中学時代に戻っていました。

橘直人(ナオト)のプロフィール

橘直人(ナオト)は『東京卍リベンジャーズ』のヒロインである橘日向(ヒナ)の弟です。タケミチがタイムリープする前の現代ではヒナと共に東京卍會の抗争に巻き込まれて死亡する運命となっていましたが、タケミチが12年前にタイムリープした事によって命は助かりました。12年前にオカルトに興味があった事からヒナと共に死亡するという話を信じて必死に勉強をした事で警察官になり、それからはタケミチの協力者となっていきます。

警察官にはなれたもののヒナの命はどうしても救う事が出来なかった事からタイムリープ出来るタケミチに願いを託しており、タケミチが何度もタイムリープする事になるきっかけを作りました。タケミチがタイムリープする為のトリガーでもあり、ナオトと握手をする事でタケミチは12年前の同じ日にタイムリープする事が出来ます。タケミチ以外で、過去を変えた事で改変された現代でも以前の記憶を持っている唯一の存在でもあります。

『東京卍リベンジャーズ』

東京リベンジャーズの黒幕は橘直人(ナオト)だといわれる理由

ここからは『東京卍リベンジャーズ』の黒幕が橘直人(ナオト)だと言われている理由について解説していきます。もしもナオトが本当に黒幕なら仲間だと思っていた人物が実は敵だったという怖い事実となってきますが、本当にナオトは黒幕なのでしょうか?2022年9月現在『東京卍リベンジャーズ』の物語はまだ完結しておらず、様々な人物が黒幕である可能性を秘めており、ナオトもその1人となっています。

理由①ヒナの職業に関するセリフ

タケミチの4回目のタイムリープでの『8・3抗争』を経て、その後の現代は大きく変わります。相変わらずレンタルショップで仕事中だったタケミチでしたが、左手には清水に刺された傷跡が残っていました。そして、タケミチはナオトからの情報によってヒナが生きているという情報を得ます。初めて現代のヒナと再会する事になり、タケミチはナオトの車でヒナの住んでいる場所まで行きます。

ヒナと会う直前にナオトはタケミチにヒナの情報を言うシーンがあり、この時のセリフがナオトがもしかしたら黒幕なのではないかと言われた理由です。ナオトはヒナの職業について『姉さんは今、小学校の教師やってるみたいです』と発言しています。この『みたいです』というセリフはまるでついさっき知ったような言い方である為、これがナオトはもう1人のタイムリーパーで黒幕なのではないかと言われる原因となりました。

タケミチがタイムリープから帰って来た時にナオトも帰って来た事からついさっきヒナの職業を知ったのではないかと言われて黒幕なのではないかと怪しまれる事になりました。しかし、『東京卍リベンジャーズ』の作中ではタケミチが現代に帰って来た瞬間にナオトの記憶が書き換わる事が分かっています。その為、ヒナの職業をついさっき知ったという事も不自然ではありません。この事ではナオトが黒幕であるとは言いにくいでしょう。

理由②半間修二の「車乗ってねーじゃん」のセリフ

『東京卍リベンジャーズ』の4巻第32話にて、ナオトが黒幕なのではないかと怪しまれる事になったシーンがあります。4回目のタイムリープ後はヒナが初めて生きている現代となりましたが、結局は稀咲鉄太に指示された千堂敦(アッくん)に車で衝突された事で死亡してしまいます。ヒナが乗っている車にアッくんが車で突っ込んだ事でヒナは死亡する事になりましたが、タケミチはこの時にトイレに行っていた事から死亡を回避しています。

タケミチがトイレから出ると現代の半間修二とすれ違いになります。この時に半間は『あれ?車乗ってねーじゃん』と発言しており、タケミチとヒナの2人をまとめて殺そうとしていた事が分かりました。ではなぜ半間はタケミチとヒナが車に乗っていた事を知ったのでしょうか?この場所にヒナとタケミチがいる事を知っているのはナオトだけであり、もしかするとナオトが半間に情報を流したのではないかと言われる事となりました。

しかし、確かにナオトが半間に情報を流したという事であれば納得出来るシーンとも言えますが、ただ単にナオトはタケミチとヒナを2人きりにする為に自分はすぐに退散したという事も考えられます。元々ナオトはタケミチをヒナの家に連れて来た時から早く帰りたさそうにしていました。そして、原作では無くアニメ『東京リベンジャーズ』の12話にてこのシーンの真相が明かされました。

アニメ版『東京リベンジャーズ』では、運転していたナオトに電話がかかって来た事で、ナオトとヒナが運転を交代するシーンがあります。このシーンによって、半間にタケミチとヒナの居場所の情報を提供したのがナオトではないという事が分かりました。アニメ版『東京リベンジャーズ』が放送されるまで長らくこのシーンによって黒幕説が浮上していたナオトでしたが、このシーンでの疑いは晴れたという事になります。

理由③ナオトだけが世界の改変後も記憶がある

ナオトが『東京リベンジャーズ』の黒幕だと言われている最大の理由と言うべき点は、タケミチ以外ではナオトだけが改変後の現代でも以前の記憶を持っているというところです。タケミチが過去で行動を起こす事によって現代が変わり、新しい世界線となってあらゆる事が変わります。もちろん以前までの世界線での出来事は無かった事になっているので、記憶を残している人物はタイムリープしているタケミチ以外いるはずがありません。

ところがナオトだけは以前までの記憶を持っており、それによってタケミチの現代での協力者としての役割を果たす事が出来ていました。記憶を持っているという事はタケミチをタイムリープさせて自分の考える世界線を目指す事も出来るわけで、確かに黒幕として暗躍していると考える事も出来ます。しかし、タケミチの9回目のタイムリープの後、タケミチとナオトがずっと目指していたヒナが生きている現代を手に入れています。

そしてこれ以降はナオトはトリガーでは無くなっています。タケミチは過去のマイキーに会う為に10回目のタイムリープをしようとナオトに握手をしましたが、ナオトはトリガーとして機能しませんでした。これはナオトが現代に満足しており、過去を変えたいと思わなかったからです。9回目のタイムリープ後の現代に満足しているという事はヒナを助けるという事が目的であり、最初からそのためだけに行動していたという事の証拠です。

この事から考察すると、ナオトが黒幕である可能性は薄いと言えるでしょう。そしてなぜナオトが記憶を持っているのかという事ですが、これはトリガーだったからだと推測出来ます。タイムリーパーもトリガーも詳細は分かっていない事が多いですが、ナオトがタケミチ以外でただ1人記憶を持っていたのは唯一のトリガーだったからだと考えられます。世界の改変後も記憶を持っているナオトですが黒幕である可能性は低いと言えるでしょう。

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東京リベンジャーズの黒幕は橘直人(ナオト)だとすると生じる矛盾

『東京リベンジャーズ』の作中での半間のセリフ、世界の改変以前の記憶を持っているという点から橘直人(ナオト)の黒幕説について考察してきましたが、実際は可能性は低いという事が分かりました。ここではさらにナオトが黒幕ではないと考えられる点を解説していきます。『東京卍リベンジャーズ』の作中では黒幕ではないかと言われている人物が数人いますが、もしもナオトが黒幕だとすると生じる矛盾点がいくつか存在しています。

理由①ヒナを殺害する理由がない

ナオトがもしも黒幕だとすると、ヒナを殺害する理由ない事から矛盾点が発生します。現代から12年前の2005年に小学生だったナオトはタケミチに12年後に姉と共に死亡するという信じがたい事実を語られ、それを信じた事で必死に勉強して警察官となりました。タケミチの1回目のタイムリープ以降の現代では警察官としての情報収集能力を活かしてタケミチと共にヒナを救う為に何度もタイムリープの手助けをしていく事になります。

しかし、ヒナは8回目のタイムリープ後の現代まで何度も死亡しており、タケミチとナオトは苦難を味わっています。もしもナオトが黒幕だとするとヒナを殺す理由が無く、ヒナを救う為の今までの行動に矛盾が発生してしまいます。また、ヒナを現代で殺し続けていた黒幕は稀咲である事が分かっています。稀咲は現代でヒナにプロポーズして断られる度にヒナを殺してきており、ヒナの死亡の原因となった黒幕はナオトではありませんでした。

理由②稀咲鉄太に殺され死亡する

タケミチは8回目のタイムリープの際、天竺と黒川イザナの事を調べる為に一度現代に戻ってきています。その世界線での現代では東京卍會をイザナと稀咲が牛耳っており、タケミチとナオトは動きを悟られてしまいます。追手を差し向けられたタケミチは最終的に稀咲に撃たれそうになってしまいますが、それを庇ったナオトが代わりに撃たれて瀕死の状態となっていました。その後、タケミチも鶴蝶に撃たれて瀕死となります。

ナオトは死亡する直前に最後の握手と言ってタケミチに手を差し出しており、これによって9回目のタイムリープをする事になります。『東京卍リベンジャーズ』の15巻第134話で起こった出来事でしたが、もしもナオトが黒幕であるなら、このように自分が死亡する展開に持っていかないはずです。ナオトが黒幕だとするとこの死亡展開はかなり不自然であると考えられる事から、ナオトが黒幕である可能性は薄いと考察出来ます。

理由③トリガーの役割がなくなった

タケミチの9回目のタイムリープにて稀咲が死亡した事で、ついにヒナが生存している現代となりました。そしてそれ以降はタケミチがナオトと握手をしてもタイムリープをする事は出来なくなっています。これはナオトが過去を変えたいと強く思わなくなったからであり、ナオトの目的がヒナを救う事であった事を表しています。もしもナオトが黒幕で別の目的を持っているとしたら、またタケミチはタイムリープが出来たはずです。

これはナオトが黒幕では無くタケミチの完全な協力者だったという事を決定付けており、ナオトの黒幕説はこの出来事でかなり薄まったと言えます。様々な伏線が散りばめられており、完全な回収にはまだ至っていない『東京卍リベンジャーズ』なのでまだ完全にナオトの黒幕説が消えたとは言えませんが、ナオトが黒幕だとしたら多くの矛盾点が生まれるという事も事実です。

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東京リベンジャーズの橘直人(ナオト)のタイムリープごとの状況

タケミチがタイムリープする際は橘直人(ナオト)をトリガーとしており、ナオトは改変前の記憶も持っていた事から現代で活躍してきました。ここではそんなナオトのタイムリープごとの状況を解説していきます。タイムリープをする事でタケミチは過去でヒナを助けるために行動し、現代に戻って来るとナオトが改変された現代の状況を説明すると言うのが基本的な流れとなっています。

タイムリープ1回目の橘直人(ナオト)

元々の世界線での現代では姉のヒナと共に死亡してしまっていたナオトでしたが、12年前のタケミチのセリフによって運命が変わり、1回目のタイムリープ後の現代では警察官となって生存を果たしています。しかし、ナオトは警察官となってもヒナの死亡は食い止める事が出来ませんでした。ヒナは東京卍會の抗争に巻き込まれて死亡してしまった事から、ナオトはタイムリープから目覚めたタケミチにミッションを与えます。

1回目のタイムリープから帰還したタケミチにナオトが初めて託したミッションはヒナを救うという事で、これ以降は2人は協力関係となっていきます。ナオトは2日間にわたってタケミチに東京卍會の知識を詰め込み、2トップである佐野万次郎と稀咲鉄太に会って2人の出会いを阻止してほしいというミッションを託します。そしてトリガーが自分との握手であると説明したナオトはタケミチを12年前の過去に送り出すのでした。

タイムリープ2回目の橘直人(ナオト)

マイキーとドラケンに接触する事に成功し、友好関係を築いたタケミチが現代に戻ると、タイムリープは12年前の今日にしか戻れないという事と、過去に戻っている時の現代のタケミチの身体は仮死状態となっている事がナオトのセリフによって明らかになります。そして、1回目のタイムリープでマイキーの右腕であったドラケンが現代では死亡していた事が判明します。

ドラケンが死亡している事が現代の東京卍會が変わってしまった原因であると踏んだナオトは、タケミチにドラケンを救うというミッションを与えます。ドラケンの死因についてはナオトが調べ、内部抗争によって死亡した事が明らかになります。過去で仲の良かったマイキーとドラケンによる喧嘩だという事で、また過去に戻って調査する必要があると考えたタケミチは、再度ナオトをトリガーとして12年前に戻るのでした。

タイムリープ3回目の橘直人(ナオト)

3回目のタイムリープの時に東京卍會と愛美愛主(めびうす)が抗争する事を知ったタケミチは現代に戻り、12年前に愛美愛主の総長だった長内信高が現在どこにいるのかをナオトに調べてもらいます。ナオトとタケミチは長内が働いている工事現場に向かい、長内に東京卍會との抗争について問いただしました。ナオトはドラケンの死について長内に聞きますが、長内は愛美愛主と東京卍會の抗争はきっかけに過ぎなかったと答えます。

ナオトは東京卍會と愛美愛主との抗争は火種でしかなく、長内はただ利用されただけだと推理しました。そして愛美愛主との抗争がきっかけであるならばそれを止める事がドラケンの死を回避する方法だという事になり、ナオトはマイキーにこの事を伝えてほしいとタケミチに告げると手を差し出します。タケミチは愛美愛主との抗争を止める為に4回目のタイムリープに向かうのでした。

タイムリープ4回目の橘直人(ナオト)

タケミチの奮闘で『8・3抗争』でドラケンの死を回避する事に成功した事で、現代は大きく変わっていました。現代に戻って来たタケミチの携帯にはナオトの番号がなぜか登録されていませんでしたが、すぐにナオトから電話がかかってきました。ナオトはタケミチに現代が大きく変わった事とヒナが生きているという事を告げてきます。そして、ナオトとタケミチはすぐにヒナが住んでいる家へと向かいました。

しかし、いざ再会を果たしたタケミチとヒナはもじもじして中々会話が進みません。そこでナオトの提案でドライブをする事になります。ナオトに車を止めてもらったヒナはタケミチと散歩をしながら12年前のクリスマスにタケミチにフラれたという事実を述べます。衝撃の事実に焦ったタケミチは公衆トイレで気持ちを落ち着かせ、ヒナに告白する事を決意しますが、トイレを出ると現代の半間とすれ違います。

タケミチがヒナの乗っている車の場所へ戻るとアッくんがヒナの車に大型車で突っ込んでいました。ヒナの乗っている車が大爆発を起こし、結局はこの世界線でも死亡してしまったヒナの姿を見たタケミチは何度でもタイムリープを繰り返してヒナを助ける事を決意します。ナオトはヒナの葬式で泣きながら落ち込みましたが、タケミチの『東卍のトップになる』という言葉を聞いて再起しました。

その後、ナオトとタケミチは死刑囚となっているドラケンに会いに行き、稀咲が全ての黒幕である事を知ります。元を正す為には東京卍會のトップになるしかないと考えたタケミチは、まずパーちんが抜けて空いている参番隊隊長になる為に次のタイムリープをする事にします。メチャクチャな案に少し呆れたナオトでしたが、これまでのミッションを成功させてきたタケミチを信じて5回目のタイムリープへと送り出しました。

タイムリープ5回目の橘直人(ナオト)

稀咲についての情報を集めていたタケミチでしたが、不明な点が多かった事から一度現代へと戻ってきました。ナオトはタケミチに頼まれた事で再度ドラケンへの面会をセッティングします。そこでタケミチは芭流覇羅がマイキーの為に作られたチームだという事を知ります。ドラケンによると12年前に起こった『血のハロウィン』で芭流覇羅に乗っ取られた東京卍會は新しく生まれ変わり、それが現代の東京卍會になっているという事でした。

そして、『血のハロウィン』にて一虎が場地を殺し、その後にマイキーが一虎を殺して闇落ちしていったという衝撃の事実も明らかになります。今回のミッションは場地を助けてマイキーの闇落ちを避けるという事に決まり、ナオトはタケミチを送り出しました。そしてこの時のナオトは大変なミッションをこなし続けるタケミチに対して『実は君はすごい人なのかもですね』と素直な気持ちを述べていました。

タイムリープ6回目の橘直人(ナオト)

『血のハロウィン』にて死亡した場地に代わって壱番隊隊長となったタケミチは現代に戻ってきました。すると、タケミチは東京卍會の幹部となっていました。そして、幹部会にて稀咲に呼び出されたタケミチと千冬は眠剤入りの酒を飲まされた事で拘束されてしまいます。銃で足を撃たれたタケミチは千冬に東京卍會を託されますが、千冬はその直後に射殺されました。タケミチも殺されそうになりますが、そこに一虎が助けにやってきます。

一虎はナオトと協力関係になっており、待ち合わせ場所に向かいます。しかし、タケミチがナオトと再会を果たすと東京卍會の幹部として逮捕されてしまいました。そこでナオトは今回の世界線での現代についてタケミチに説明します。何度挑戦してもヒナを助けられない事で自暴自棄になりそうなタケミチでしたが、ナオトはそんなタケミチに感謝を述べ、それによって再起したタケミチはもう一度タイムリープする決意をするのでした。

タイムリープ7回目の橘直人(ナオト)

『聖夜決戦』で十代目黒龍(ブラックドラゴン)との戦いに東京卍會が勝利し、タケミチはみんなで集合写真を撮って現代に戻ってきました。しかし、ナオトの説明によってこの世界線の現代ではマイキーが東京卍會の主要メンバーを次々と殺害していっている事が明らかになります。ナオトとタケミチはタケミチの部屋で手がかりを捜索していると一通の手紙を見つけ、それがマイキーによってフィリピンから出されたものだと分かります。

フィリピンでいつかマイキーが言っていた場所に向かうとそこにはマイキーがいました。タケミチはマイキーが本当に東京卍會のメンバーを殺したとは信じられないでいましたが、マイキーの口からそれが事実だという事が語られます。マイキーは自分を殺してほしいとタケミチに言いますが、タケミチが拒否した事で喧嘩になります。そして押し倒されたタケミチは銃を突き付けられ、絶体絶命の状況となってしまいます。

そこを救ったのはナオトで、遠くからの銃撃によってマイキーは倒れました。マイキーはタケミチの手の中で息を引き取り、タケミチはヒナとマイキーを助ける為にその場でタイムリープするのでした。

タイムリープ8回目の橘直人(ナオト)

天竺との抗争が決まった東京卍會でしたが、タケミチは千冬に一度現代に戻るように勧められます。タケミチが現代に戻ると、黒龍と抗争があった教会にて柴大寿と再会し、その後は大寿が経営する飲食店にてイザナについての情報を教えてもらいます。しかしそんな中、乾青宗と九井一が襲撃してきます。大寿のおかげでその場を逃げる事に成功したタケミチでしたが、稀咲が現れて銃撃してきます。

ナオトは稀咲の銃撃からタケミチを庇った事で瀕死の状態となってしまいます。その後、タケミチも鶴蝶によって撃たれた事で瀕死となってしますが、ナオトは最後の力を振り絞ってタケミチをタイムリープさせ、トリガーとしての役割を果たしました。

タイムリープ9回目の橘直人(ナオト)

9回目のタイムリープで稀咲が死亡した事によってついにヒナが生きている現代を手に入れる事に成功します。東京卍會のメンバーも幸せな生活を送っており、完璧な現代に見えました。しかし、マイキーだけは梵天の首領となって闇落ちしている状態でした。タケミチは過去に戻って確認する為にナオトと握手しますが、過去に行く事が出来ません。ナオトの考察ではトリガーとなる為には過去を変えたいという強い思いが必要だという事です。

その後、タケミチはマイキーを探し出しますが銃弾を3発受けてしまいます。マイキーは屋上から飛び降りる事で自殺しようとしますが、タケミチは瀕死になりながらもマイキーの手を掴み、そしてマイキーの過去を変えたいという思いを受け取った事で今回はマイキーをトリガーとして10年前にタイムリープするのでした。

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東京リベンジャーズの橘直人(ナオト)の声優

逢坂良太のプロフィール

アニメ『東京リベンジャーズ』で橘直人(ナオト)の声を担当した声優は逢坂良太です。徳島県出身で1986年8月2日生まれの2022年9月現在36歳で、身長176センチ、血液型O型、事務所は『EARLY WING』に所属しています。高校の入学式の日に声優になりたいと思うようになり、高校卒業後に上京して専門学校にて2年間基礎を学んだという事です。その後、オーディションに合格した事で2010年に声優デビューを果たしました。

逢坂良太の主な出演作品や演じたキャラ

アニメ『東京リベンジャーズ』でナオトの声を担当した逢坂良太は『鬼滅の刃 遊郭編』に登場する妓夫太郎の担当声優として知られています。妓夫太郎は妹である堕姫と共に上弦の陸となっている強力な鬼で、過去に15人もの柱を葬ってきました。異形の鬼といった風貌をしていますが、これは人間時代と同じ容姿で、怖がられる事を利点としている事からそのままにしています。

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東京リベンジャーズの橘直人(ナオト)の実写映画キャスト

杉野遥亮のプロフィール

実写映画『東京リベンジャーズ』で橘直人(ナオト)を演じたキャストは杉野遥亮(すぎのようすけ)です。千葉県出身で1995年9月18日生まれの2022年9月現在26歳で、身長185センチ、血液型O型、事務所は『トップコート』に所属しています。2015年にFINEBOYS専属モデルオーディションに合格した事で芸能界入りを果たし、その後は俳優や歌手などマルチな活動を見せるようになっていきました。

杉野遥亮の主な出演作品や演じたキャラ

実写映画『東京リベンジャーズ』でナオト役を演じた杉野遥亮は2019年に公開された映画『羊とオオカミの恋と殺人』の主人公・黒須越郎のキャストとして知られています。黒須越郎は落ちこぼれの男性で、パニックになると気を失うか放火に走ってしまいます。

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東京リベンジャーズの橘直人(ナオト)に関する感想や評価

トリガーは『東京卍リベンジャーズ』の物語で重要な要素となっていますが、トリガーとなる人物は記憶を更新しなければならない事から負担が重そうだというファンの感想があります。トリガーとなっているナオトは何度もトリガーとしてタケミチを過去に送り出し、タケミチが現代に戻ってくるたびに以前の記憶を持ちながら新たな記憶を更新しています。頭の良いナオトだからこそ何度もトリガーとしての役割を果たせたと言えます。

『東京卍リベンジャーズ』のナオトはいい人であってほしいという思いから黒幕であってほしくないというファンの感想があります。『東京卍リベンジャーズ』の連載が始まった当初からナオトの黒幕説は言われ続けてきており、もう1人のタイムリーパーでもあるのではないかとも言われてきました。

『東京卍リベンジャーズ』のナオトがなぜ記憶を保持しているのかを疑問に持つファンは非常に多くいます。記憶の保持はトリガー補正という説が可能性が高いと言われていますが、『東京卍リベンジャーズ』の作中では未だ明らかになっていません。しかし、ナオトが記憶を保持しているおかげでタケミチと協力してヒナを救う事が出来ました。

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東京リベンジャーズの黒幕は橘直人(ナオト)説まとめ

『東京リベンジャーズ』の橘直人(ナオト)の黒幕説についてまとめてきましたが、改変前の現代の記憶を残しているとはいえ、可能性はかなり低いという事が分かりました。今回のナオトの黒幕説についての記事を読んだ後にもう一度、『東京リベンジャーズ』を1巻から読み返してみるというのはいかがでしょうか?

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