東京リベンジャーズは矛盾だらけでおかしい?設定やタイムリープの条件・伏線も考察

『東京リベンジャーズ』は矛盾だらけでおかしい?設定やタイムリープの条件・伏線も考察していきます。タイムリープを題材にしたSFヤンキー漫画という今までにない世界観を持ち、2022年7月時点で6500万部を突破するほどの大人気漫画である『東京卍リベンジャーズ』ですが、おかしい設定が多く矛盾だらけというファンの感想・評価も少なくありません。しかし一方で、もしかすると何かの伏線ではないかとも考えられているので、今回は『東京リベンジャーズ』のおかしい点について徹底考察です。

東京リベンジャーズは矛盾だらけでおかしい?設定やタイムリープの条件・伏線も考察のイメージ

目次

  1. 東京リベンジャーズとは?
  2. 東京リベンジャーズは矛盾だらけでおかしい?設定を考察
  3. 東京リベンジャーズのタイムリープの条件や謎を考察
  4. 東京リベンジャーズの単行本裏表紙の未回収伏線
  5. 東京リベンジャーズのエンディングの未回収伏線
  6. 東京リベンジャーズの実写映画の伏線や続編
  7. 東京リベンジャーズに関する感想や評価
  8. 東京リベンジャーズの矛盾まとめ

東京リベンジャーズとは?

『東京リベンジャーズ』のおかしい設定や伏線について考察していく前に、まずは作品情報を解説していきます。タイムリープを題材にしたヤンキー漫画として若い層を中心に人気となっている『東京リベンジャーズ』の基本情報が分かる内容となっておりますので、ぜひチェックしてみて下さい!

東京卍リベンジャーズの概要

『東京卍リベンジャーズ』は略称『東リベ』で知られているタイムリープを題材にしたSFヤンキー漫画です。原作者は『新宿スワン』などで知られている和久井健で、『週刊少年マガジン』にて2017年から連載が開始されました。2022年7月時点で累計発行部数は6500万部、同年の4月時点で公式ツイッターは100万フォロワーに到達しています。『東京リベンジャーズ』のタイトルで2021年からはテレビアニメも放送されました。

東京卍リベンジャーズのあらすじ

2017年、26歳のフリーターである花垣武道は中学時代に彼女だった橘日向(通称:ヒナ)とその弟である直人が東京卍會の抗争に巻き込まれて死亡したという事をニュースで知ります。その翌日、武道は駅で何者かによって線路に突き落とされ、死んだと思った次の瞬間12年前の2005年にタイムリープしていました。人生の絶頂だった中学生の自分に戻っていた武道は、ヒナが死ぬ事になった原因を突き止めて現代を変える事になっていきます。

『東京卍リベンジャーズ』

東京リベンジャーズは矛盾だらけでおかしい?設定を考察

『東京卍リベンジャーズ』を読み進めていくと、おかしいと思える設定がいくつかあり、矛盾だらけと言われる事が少なくありません。ここでは『東京卍リベンジャーズ』の多くの読者がおかしいと感じてしまう設定を紹介し、どういうことなのかを考察していきます。大人気漫画である『東京卍リベンジャーズ』には果たしてどんなおかしい設定が存在しているのでしょうか?

矛盾①千堂敦がタケミチを線路に突き落としたこと

『東京卍リベンジャーズ』の1巻1話にてタケミチが線路に突き落とされてタイムリープを果たした事ですべてが始まります。そして、このタケミチを突き落とした犯人は『東京卍リベンジャーズ』の2巻8話にてアッくんこと千堂敦だった事が本人が語った事で明らかになりました。アッくんは長らくタケミチの敵役として君臨し続けていた稀咲鉄太の命令で家族を人質に取られていた事もありタケミチを突き落としたのだという事です。

しかし、ここで少しおかしい点が見受けられます。線路に突き落とされた時のタケミチはかなり派手に空中を飛んでいる事から、かなりの強さで背中を押されたはずです。このシーンの駅のホームを見てみるとかなりの人がおり、タケミチが空中を飛んでいる時も周りの人がタケミチを見ていました。しかし、押した方のアッくんはこれだけの目立った行動をとったにも関わらず捕まっていません。

もしかしたら見られていたとしても猛ダッシュで逃げて捕まる事を避けたとも考えられますが、アッくんは落ちたタケミチを警察になったナオトが救い出す場面をバッチリと確認しており、その場にしばらく滞在していた事が分かります。大騒ぎの元になってかなり目立っていたはずのアッくんが駅員にも警察にも捕まっていないというのはあまりにも不自然で、『東京卍リベンジャーズ』のおかしい点の1つとされています。

矛盾②12年前の元カノに命をかけるタケミチ

タケミチはヒナを助けるために何度もタイムリープを繰り返してヒナが死なない現代を作る為に奮闘していました。しかし、ヒナは12年も前に付き合っていた元カノです。タケミチは『東京卍リベンジャーズ』の1話にてヒナが死んだ事をニュースで知り、久しぶりに彼女の事を思い出したようでした。さらにタケミチはニュースを見た時もそこまで悲しんでいる様子は無く、少しだけ驚いていたという印象を受ける表情をしています。

初めてタイムリープをした時もヒナに会えるという事を考えたタケミチでしたが、ヒナの顔を忘れていたほどです。26年間生きてきて人生で唯一の彼女だったとしても、命の危険を冒してまで顔も忘れていた中学時代の元カノを助けたいと思うでしょうか?非常に素敵で素晴らしい事と言えますが、少し無理があるとも考えられるという事で『東京卍リベンジャーズ』のおかしい設定の1つに数えさせていただきます。

矛盾③稀咲鉄太の探索能力

現代の東京卍會が犯罪組織になった元凶である稀咲鉄太は、半端ではない探索能力を持っています。例えば、作中で稀咲が愛美愛主(メビウス)の長内信高を探し出して一緒に組むようになったというエピソードがあります。稀咲と組んだ事によって長内は愛美愛主の総長にまで上り詰めますが、この時に稀咲がなぜ長内を探し出せたのかというところが疑問が残る点です。当時の稀咲はまだ不良界には入っておらず、勉強ばかりしていました。

それに対して長内は愛美愛主のメンバーではありましたが、気に入らないヤツを片っ端から半殺しにしてきた事で孤立していき、一匹狼という状態です。不良の知り合いもいない稀咲が行動パターンの読めない長内を探し出せた事は少しおかしいと言えます。当時はまだスマホも存在せず、グーグルマップなども確認出来ません。まだ中学生である稀咲がこれほどまで半端ではない探索能力を持っているというのは矛盾点として挙げられます。

また、稀咲は作中で長内だけでなくパーちんや羽宮一虎、柴柚葉と居場所も特定して接触していました。神がかったこの稀咲の探索能力はどのようにして会得したのかという事はまだ明らかになっていません。まだガリ勉と呼ばれるほど勉強ばかりしていた頃なので、探索能力を培っている時間など無かったはず。元々探索能力に長けていたとしても、中学生には少し無理があるという事でおかしい点と言えるでしょう。

矛盾④稀咲鉄太の頭脳

稀咲は昔から頭が良く、神童と呼ばれてきました。稀咲は自分の頭脳を駆使して策略を立てる事でのし上がってきましたが、あまりにも天才過ぎるところが矛盾点です。稀咲はまだタケミチが改変していない現代において、『8・3抗争』にてドラケンを殺す事で東京卍會のナンバー2にのし上がっています。タケミチはこれを阻止する為にタイムリープしてドラケンの命を救う事に成功しますが、それでも現代の稀咲は東京卍會のナンバー2でした。

これはドラケンの殺害に失敗した稀咲が次の作戦として芭流覇羅を創設して場地圭介を殺してマイキーにも一虎を殺させる事でマイキーを闇落ちさせることによって成功を果たしています。これもタケミチが一虎の殺害を阻止した事で解決したかに思われましたが、それでも現代では稀咲が東京卍會を牛耳っていました。これは柴兄弟の関係性を利用して黒龍(ブラックドラゴン)ごと東京卍會を支配する事に成功したからです。

このように作戦に失敗しても即座に次の作戦を考えて実行に移し、現代では東京卍會のナンバー2となっています。しかし、いくら頭が良くて神童と呼ばれていたとしてもここまで思惑通りに不良達を動かせると言うのは神業すぎる芸当で、ただ1人の人間に出来るとは考えにくいと言えます。作中ではタケミチも同じように不振に想った事から稀咲がタイムリーパーであるという結論に行き着いていました。

しかし、稀咲がタイムリーパーではない事は本人の口からはっきりと語られています。もはやタイムリーパーだった方が納得できる話で、ではなぜ今まであれほどまでの作戦をぶっつけ本番で考えて実行に移す事が出来たのかという話になります。矛盾だらけと言われる事もある『東京卍リベンジャーズ』の中でも上位に食い込むほどのおかしい設定と言っても過言では無く、多くの読者が稀咲がタイムリーパーではなかった事に驚きました。

矛盾⑤稀咲鉄太のプロポーズの記憶のあるタケミチ

タケミチはタイムリープをして現代の改変を行う事で、現代に戻って来た時に12年間の間にあった出来事がフラッシュバックする事があります。しかし、『東京卍リベンジャーズ』の単行本21巻の第182話にて、タケミチが知るはずの無い現代での出来事がフラッシュバックした事がありました。それは現代にて稀咲がヒナにプロポーズしているシーンで、タケミチはこの場面に立ち会っていない為フラッシュバックするはずがありません。

このシーンはおかしい設定とされてきた一方で、何かしらの伏線なのではないかとファンによって考えられてきました。そして、2022年9月現在『東京卍リベンジャーズ』は二代目東京卍會と関東卍會の最終決戦が行われており、タケミチは新たな能力である『未来予知』に目覚めています。稀咲のプロポーズの現場を見れたのは未来予知の伏線だったと考えられます。タケミチはこのあたりから徐々に新たな能力に目覚め始めていたのでした。

矛盾⑥稀咲鉄太の最後の言葉の続き

タケミチは9回目のタイムリープで、ついに稀咲を追い詰める事に成功します。タケミチは稀咲をタイムリーパーだと思っており、逃げている稀咲に対して『稀咲を未来に帰させない!』と発言しますが、この言葉を聞いた稀咲は立ち止まって『オマエまだオレがタイムリーパーだと思ってんのか?』と返します。驚くタケミチに対して稀咲は『オレは…』と言いますが、次の瞬間稀咲はトラックに盛大に撥ねられてしまいました。

続きがかなり気になるところで稀咲は死亡してしまった事から、このセリフは重要な伏線であると考えられています。この死亡する直前の稀咲のセリフはタケミチ以外のもう1人のタイムリーパーとの関係を匂わせており、もしかすると稀咲の協力者だったという伏線とも考察されています。タイムリーパーが協力者であれば、今までの神がかり的な稀咲の作戦成功率にも納得がいくため、かなり可能性の高い考察と言えるでしょう。

重大な伏線であるはずの稀咲の最後のセリフの続きに関しては多くのファンによって考えられてきましたが、多くのファンの考察として『トリガー』が可能性が高いとされています。もう1人のタイムリーパーとトリガーである稀咲によって、タケミチの9回目までのタイムリープまでの事件が起こされてきたのではないでしょうか。今のところ稀咲のセリフの伏線は回収されていませんが、最終決戦中、もしくはその後に明らかになるはずです。

矛盾⑦ナオトだけ記憶を共有している

タケミチの1回目のタイムリープから、ナオトだけがタケミチと記憶を共有しています。何度もタイムリープをして現代を改変して来たタケミチですが、ナオトは改変前の出来事もすべて覚えているのです。他の人物は改変前の出来事は当然覚えておらず、タイムリーパーであるタケミチは覚えていても納得がいきますが、ナオトが覚えているというのはおかしい設定で都合が良すぎると言えます。

しかし、この設定も何かの伏線である可能性があり、ナオトが全てを覚えている理由としては『ナオトもタイムリーパー』『トリガーはタイムリーパーの記憶を共有出来る』『タケミチの能力の一部が移った』などの事が考えられます。もしもナオトがタイムリーパーであればタケミチと共に過去に戻って出来事を確認したという事になりますが、トリガーが記憶を共有できるという事であればかなりご都合的な設定と言えます。

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東京リベンジャーズのタイムリープの条件や謎を考察

矛盾だらけの中で、重要な伏線も散りばめられている事が分かる『東京卍リベンジャーズ』ですが、ここからはタイムリープの謎について迫っていきます。物語の主軸でもあるタイムリープにはまだまだ謎が残っており、ただ単に現在と過去を自由に行き来できるというわけでは無いようです。タイムリープする条件についてはまだ能力者であるタケミチ本人も気づいていないところが多い為、ここでそれらの事を考察していきます。

考察①最初のタケミチのタイムリープ

タケミチはこれまでナオトをトリガーとして握手をする事で12年前の過去にタイムリープを繰り返してきました。しかし、タケミチが一番初めにタイムリープを果たした線路に落とされたシーンでは誰とも握手をしていません。つまり、トリガーを必要としていないのです。これは謎と言えますが、タイムリープをするためには必ずしもトリガーが必要と言うわけでは無いという事を証明している伏線であると考えられます。

しかし、もちろんタケミチはトリガーを必要としない他のタイムリープの発動条件をまだ分かっておらず、タイムリープしたい時には現在でも過去でもナオトに会いに行くしかありませんでした。なぜ初めのタイムリープがトリガー無しで発動したのかという事については、『死を覚悟した時だけは自分の力でタイムリープ出来る』という事も考えられますが、まだ作中では語られていない事から憶測の域を出ません。

考察②タケミチのタイムリープを見抜いた千堂敦

『東京卍リベンジャーズ』の2巻の第8話にて、初めてのタイムリープから現代に帰還したタケミチがアッくんに会いに行きます。この時にアッくんはタケミチを線路に突き落としたのは自分だと述べると同時に、『過去に戻れるんじゃないのか?』と聞いてきました。ずばりなセリフとなっていますが、タイムリープなど普通の人間に出来るわけは無いのでこのセリフがすぐに出るというのはあまりにも不自然です。

アッくんからすると、線路でタケミチを突き落とす計画は間違いなく誰にも知られていないという事から、事前にタケミチが落ちる事を知っていたかのような手際の良さでタケミチを助け出したナオトを見た事でタケミチがタイムリーパーなのではないかと考えたのでしょう。しかし、ナオトがタケミチを助けたという事だけでタイムリープの事を言い当てるというすごすぎる推理力に、アッくんが黒幕だという説もファンの間で流れました。

考察③タケミチがタイムリープ中の過去の自分

タケミチはタイムリープをする事で過去の自分になって自由に行動できるようになります。これは現代のタケミチの精神が過去の自分の身体に乗り移るという事になりますが、過去の自分の精神はどこに行っているのでしょうか?タイムリープしている間は現代のタケミチの肉体は眠った状態になっており、過去のタケミチの精神が入っているとは思えません。作中でもこの事は言及されていない為、過去のタケミチは完全に行方不明です。

タケミチが現代に戻ると過去のタケミチは普通に肉体に戻るようで、エマとカラオケに行っている事が分かるシーンもありました。しかし、現代と過去は同じ速度で時間が経過する為、過去のタケミチが肉体に戻るとしばらく日数が経っている状態となります。普通に考えると過去のタケミチは何が起きたのか分からず相当慌てそうなものですが、作中では過去のタケミチの描写が無く、謎となっています。

考察④タイムリープのトリガーになれる条件

『東京卍リベンジャーズ』の22巻の第197話にて、ナオトがタイムリーパーのトリガーになれる条件について考えを述べているシーンがあります。ナオトによると『過去を変えたいと強く思っていないとトリガーになれない』という事でした。確かに、9回目のタイムリープの時に稀咲が死亡した事でヒナが生きている現代となった事でナオトの過去を変えたいと思う気持ちが無くなり、握手をしてもトリガーとして機能しませんでした。

さらに、現代のマイキーが過去を変えたいと強く願って偶然タケミチと握手をした事でトリガーとして機能してタケミチは過去に戻っています。これらの事から、トリガーとなる為には『過去を変えたいと強く思う事』が条件であると考えられます。これはあくまでも仮説ではありますが、タイムリープをする為の1つの条件である事は間違いないと言えます。詳しい条件についてはこれからの物語の中で明かされる事になるはずです。

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東京リベンジャーズの単行本裏表紙の未回収伏線

タイムリープの条件の中にも矛盾だらけでおかしい設定がある一方で、伏線とも考えられている事が分かりました。多くの伏線が散りばめられている『東京リベンジャーズ』は表紙にも謎な部分が残っています。『東京リベンジャーズ』の単行本の表紙にはとある設定が存在しており、それによって多くのファンは考察を繰り返してきました。ここでは伏線ととれる『東京リベンジャーズ』の単行本の表紙について考察していきます。

考察①22巻の裏表紙

『東京リベンジャーズ』の公式ツイッターによると、単行本の裏表紙は『表紙のキャラのワンシーンを切り取ったものである』という発表があります。さらに公式ツイッターでは『たまに表紙に描かれていないキャラが写りこむ事もあるようです』とも書かれていました。そして伏線とされている『東京リベンジャーズ』の22巻の表紙に描かれているのはタケミチで、裏表紙に描かれているのはヒナとなっています。

この表紙は手を伸ばしているタケミチの周りを時間を思わせる描写で取り囲んでおり、まさにタイムリープしている最中といった印象を受けます。そして裏表紙のヒナもタケミチと同じように手を伸ばしてまるでタイムリープしているような描写です。これはヒナがもう1人のタイムリーパーである伏線ではないかと考察されています。しかし、まだ『東京リベンジャーズ』の作中ではまだもう1人のタイムリーパーは明かされていません。

もしも『東京リベンジャーズ』の単行本の裏表紙がヒナがタイムリーパーである伏線なのだとしたら、タイムリープをしていた動機が気になるところです。考察としては、タケミチを助ける為だった事が挙げられます。その仮説が正しいとすると、愛する者同士がお互いを助け合っていたという事になり素敵な事だと言えます。

考察②23巻の裏表紙

半間修二が描かれている『東京リベンジャーズ』の23巻の裏表紙も伏線を感じさせる描写となっています。『東京リベンジャーズ』の単行本は基本的に表紙に現代、裏表紙に過去の姿が描かれてきました。しかし23巻の単行本は表紙に2006年の半間、裏表紙に現代の半間が描かれており、今までとは逆となっています。このようなケースは過去に2度あり、それは単行本の20巻と21巻でした。

20巻では表紙に2006年の鶴蝶、裏表紙に現代の鶴蝶で、21巻では表紙に2006年の稀咲、裏表紙に現代の稀咲とマイキーが描かれています。20巻と21巻に描かれていたそれぞれのキャラはすでに作中で描かれていますが、23巻の裏表紙の半間だけまだ作中で描かれていないのです。また、23巻の裏表紙の半間は線路にいる事から、タイムリープに何かしらの関係があり、もしかすると黒幕である伏線なのではないかとも囁かれています。

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東京リベンジャーズのエンディングの未回収伏線

『東京リベンジャーズ』の伏線とも思える矛盾だらけでおかしい設定について解説してきましたが、アニメ版『東京リベンジャーズ』のEDにも伏線を感じさせる描写がありました。これについても2022年9月現在未回収の伏線となっていますので、解説も含めながら考察していきます。

考察①エンディングの描写

アニメ版『東京リベンジャーズ』の第1クールEDテーマは女性シンガーソングライターであるeill(エイル)による『ここで息をして』です。このED映像にて重大な伏線を感じさせるシーンがあります。歌の途中でヒナが水たまりに足を踏み入れた瞬間にタイムリープしているような描写があります。これはヒナがタイムリーパーである伏線で、トリガーは水を踏む事を表しているのではないかという考察が多くのファンによってされました。

考察②エンディングの歌詞

アニメ版『東京リベンジャーズ』の第1クールEDテーマ『ここで息をして』は歌詞にも伏線を思わせるものがあります。『隣を歩くだけでいいの』『お願いねえ叶わない未来なんてさ』『君以外はもう何もいらない』などで素敵な歌詞となっていますが、大事な人の為なら命を捨てても構わないような覚悟が感じられます。大事な人がタケミチだとすると、ヒナが何度も死んでいたのはタケミチを助けていたからではないかとも考えられます。

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東京リベンジャーズの実写映画の伏線や続編

漫画版やアニメ版だけでなく、ここからは実写映画『東京リベンジャーズ』の伏線についても考察していきます。北村匠海が主演を務めて2021年に公開され、興行収入45億円という大ヒットとなった実写映画『東京リベンジャーズ』にはどんな伏線が残されているのでしょうか?そしてもしも伏線が残されているとしたら続編に期待するところなので、実写映画『東京リベンジャーズ』の続編についてもここでご紹介です。

東京リベンジャーズの実写映画の伏線はある?

実写映画『東京リベンジャーズ』は原作の単行本1巻から5巻に該当する部分を元にして制作されました。しかし、映画の内容は原作に忠実と言うわけでは無く、いくつかの変更点が加えられています。そして、原作では重要キャラであった稀咲と半間が3分程度しか登場しないのです。そしてこのわずかな登場時間で稀咲は『種は蒔いた』と言うセリフを残しており、完全に伏線と考えられますが、未回収で映画が終了します。

これによって、実写映画『東京リベンジャーズ』の多くの視聴者は続編は必ずあるはずと考えました。伏線回収もそうですが、稀咲と半間の出番が少なくてかわいそうだという視聴者も少なくなく、続編では大活躍してほしいという意見が多くありました。

東京リベンジャーズの実写映画に続編はある?

実写映画『東京リベンジャーズ』の続編は2023年に制作が決定しています。タイトルは『東京リベンジャーズ2』で、2022年7月30日に制作発表がされました。主演の北村匠海をはじめ、多くの主要キャストの続投も決定しており、ツイッターなどのSNSで喜びのコメントを述べています。原作者である和久井健も興奮のコメントを述べ、『新キャストも楽しみ』という言葉も残していた事から新しい登場人物にも期待が集まっています。

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東京リベンジャーズに関する感想や評価

『東京リベンジャーズ』はキャラクターが良いというファンの感想があります。『東京リベンジャーズ』はマイキーやドラケンなどのイケメンキャラや、ヒナやエマなどのかわいいキャラが登場する事が魅力で、男女ともに人気となっている大きな理由となっています。主人公であるタケミチもそうですが、それを取り巻く周りのキャラ達の個性的な魅力も『東京リベンジャーズ』の物語を盛り上げてくれています。

『東京リベンジャーズ』の黒幕ともう1人のタイムリーパーが気になるファンの感想があります。非常に多くのファンがこの事について考察しており、ツイッター上で意見を交換し合っているようです。黒幕に関してはもしかするといないのではないかという意見もありますが、もう1人のタイムリーパーに関しては稀咲のセリフや最終決戦時の春千代のセリフによって存在が語られている事からまだまだファンによる考察は終わりません。

『東京リベンジャーズ』は矛盾だらけで酷いというファンの感想があります。作中で伏線が回収されない限りは伏線なのか単なる矛盾なのか分からない事から、読んでいて少し嫌気がさすという方もいるようです。大量の伏線も『東京リベンジャーズ』の魅力ですが、それによって読んでいて疲れるというファンも少なからずいます。惜しまれつつも『東京リベンジャーズ』が最終回を迎えれば、伏線なのか矛盾なのかがはっきりするはずです。

『東京リベンジャーズ』のキャラ達の設定を中学生から高校生にした方がしっくりくるというファンの感想があります。確かに、ドラケンやマイキーなどのをはじめとした主要キャラ達は中学生にしては大人びており、大人顔負けの喧嘩の腕前を持っています。さらにバイクにも乗り回す事から、高校生の設定だったほうがまだしっくり来たというファンは少なくありません。

『東京リベンジャーズ』が終わってしまうと寂しいというファンの感想があります。2022年9月現在、作中では二代目東京卍會と関東卍會による最終決戦となっており、物語の終わりが近づいていると感じさせます。これによって『東京リベンジャーズ』の大ファン達はすでに喪失感のようなものを感じているようです。

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東京リベンジャーズの矛盾まとめ

『東京リベンジャーズ』の矛盾だらけと言われているおかしい設定について考察してきましたが、矛盾は確かに多いながらももしかすると重要な伏線である可能性も高いという事が分かりました。しかし、矛盾なのか伏線なのかを考えながら読み進める事も『東京リベンジャーズ』の1つの楽しみ方と言えます。今回の記事を読んだ後にもう一度、『東京卍リベンジャーズ』を1巻から読み返してみるというのはいかがでしょうか?

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